JP2013123562A - 遊技情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】出玉単位毎に振分けた分布グラフを遊技場管理者にとって管理し易い形式で出力することができる遊技情報管理システムを提供する。
【解決手段】出玉単位毎に大当りを振分けて大当り数の分布グラフを出力する場合に、予め設定された出玉範囲における平均出玉等により出力順を並替えした。これにより、ラウンド数の振分け等により大当り中の獲得価値が振分けられる遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、似通った出玉分布を示す遊技機に関わる出玉分布を容易に比較可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技機で発生した大当りを振分けることにより大当り数の分布を示すグラフ出力を行う遊技情報管理システムに関する。
パチンコ機等の遊技機が設置される遊技場を管理する場合、大当り中の出玉を管理することは非常に重要である。そして、近年、大当り中の単位遊技であるラウンド数や大入賞口の開放時間等を大当りの抽選結果等によって振分け、発生した大当りに応じて理論上の出玉数を異なるようにした遊技機が出回り始めていることから、大当りを出玉等によりグループ化し、そのグループ単位で出玉を管理する必要がある(特許文献1の図7等参照)。
特開2006−95229号公報(図7等)
一方、グループ単位で平均出玉を管理することは勿論重要だが、それ以外に、例えば出玉単位毎に振分けた大当り数の分布グラフを機種別等で作成して一覧表示するような出玉管理も重要となる。
しかしながら、上記のような構成の場合、発生した大当りに応じた出玉の振分けは遊技機毎に異なることから、予め設定された機種の番号順等で単純に分布グラフを羅列すると、出玉の似通った遊技機を互いに見比べることが難しく管理し難いという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、出玉単位毎に振分けた分布グラフを遊技場管理者にとって管理し易い形式で出力することができる遊技情報管理システムを提供することにある。
本発明は、遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報であって、入賞に応じて遊技者に付与された遊技価値であるセーフ、或いは前記セーフと遊技者が消費した遊技価値であるアウトとの差を表す獲得価値を、大当りが発生した期間である大当り期間において特定し、その特定した獲得価値である大当り獲得価値を管理する遊技情報管理手段と、前記大当り期間を示す遊技情報である大当り期間情報、及び前記大当り獲得価値の少なくとも一方である第1振分情報が、当該第1振分情報に対して予め複数設定される第1範囲のいずれに属するのかにより、発生した大当りを振分ける第1振分手段と、前記大当り期間情報、及び前記大当り獲得価値の少なくとも一方である第2振分情報と、当該第2振分情報に対して予め設定される第2範囲とを比較することにより、発生した大当りを振分ける第2振分手段と、前記第1振分手段により振分けられた大当りを対象として発生した大当り数を前記第1範囲単位で特定し、その大当り数の分布を示すグラフ出力を、遊技機、或いは遊技機種別に行う出力手段と、前記遊技情報管理手段により管理される大当り獲得価値、前記第1振分手段により振分けられた大当り数、及び前記第2範囲の少なくとも1つにより特定される遊技情報である並替情報を特定する並替情報特定手段と、前記出力手段によりグラフ出力される遊技機、或いは遊技機種の順序を前記並替情報により並替える並替手段と、を備え、前記出力手段は、前記並替手段により並替えられた順序により前記グラフ出力を行うものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技情報管理システムにおいて、
前記並替情報は、前記大当り獲得価値の平均値、最小値、最大値、及び前記第1振分手段により振分けられた大当り数が最大となる前記第1範囲に対応する前記大当り獲得価値の少なくとも1つであって、前記第2振分情報が前記第2範囲に属する大当りに対応した遊技情報であってもよい(請求項2)。
請求項1または2記載の遊技情報管理システムにおいて、
前記出力手段は、遊技機種別に前記グラフ出力を行い、前記第2範囲は、遊技機種別に設定される機種別第2範囲と、複数の機種に共通して設定される共通第2範囲とに区分けされて設定され、前記並替情報は、前記大当り獲得価値の平均値、最小値、最大値、及び前記第1振分手段により振分けられた大当り数が最大となる前記第1範囲に対応する前記大当り獲得価値の少なくとも1つであって、前記第2振分情報が前記共通第2範囲に属する大当りを対象とした遊技情報であってもよい(請求項3)。
請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技情報管理システムにおいて、 前記並替情報は、前記第2範囲の最小値、最大値、及び中央値の少なくとも1つであってもよい(請求項4)。
請求項1または2記載の遊技情報管理システムにおいて、
前記第2範囲は、複数設定され、前記第2振分手段は、前記第2範囲の最小値、最大値、或いは中央値が最小となる最小第2範囲に前記第2振分情報が属する大当りである最小大当りを振分け、前記並替手段は、前記最小大当りの発生有無により遊技機種の順序を並替えるようにしてもよい(請求項5)。
請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技情報管理システムにおいて、
前記出力手段は、前記グラフ出力を行う場合に、前記第2振分情報が前記第2範囲に属する大当り数を示すグラフ出力と、属しない大当り数を示すグラフ出力とを異なる態様で出力するようにしてもよい(請求項6)。
請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技情報管理システムにおいて、
前記出力手段により前記グラフ出力が遊技機種単位で出力された場合に、遊技機種別に区分けされたグラフ出力の特定個所を選択する選択手段を備え、前記出力手段は、前記選択手段により前記特定個所が選択された場合に、当該特定個所に関連付けられた遊技機種と、当該遊技機種と並んで出力されていると共に、当該遊技機種よりも上位に出力されている遊技機種である上位機種、及び当該特定個所に関連付けられた遊技機種よりも下位に出力されている遊技機種である下位機種の少なくとも一方の遊技機種とについて、予め設定される遊技機のスペックにより特定される前記大当り獲得価値に対応したスペック情報である想定獲得情報を比較可能に出力するようにしてもよい(請求項7)。
請求項1の発明によれば、並替情報により並替えられた上でグラフ出力されるため、ラウンド数の振分け等により大当り中の獲得価値が振分けられる遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、似通った出玉分布を示す遊技機に関わる出玉分布を容易に比較可能となる。
請求項2の発明によれば、並替情報が第2範囲に属する大当りに対応した遊技情報であるため、振分けられた大当りに注目した上で、似通った出玉分布を容易に比較可能となる。
請求項3の発明によれば、共通の出玉範囲により並替えるので、例えば大当り中の獲得価値が近似する範囲で複数の範囲に分散されるような機種の出玉分布を検討する場合に、一方の範囲は機種別第2範囲により並替え、他方の範囲は共通第2範囲により並替えることで双方の第2範囲に対応した出玉分布を容易に比較可能となる。
請求項4の発明によれば、設定者が想定する大当り中の獲得価値の振分態様に対応させて第2範囲が設定される場合に、その想定する大当り中の獲得価値により出玉分布が並替えられるようになり、似通った出玉分布を容易に比較可能となる。
請求項5の発明によれば、最小大当りの発生頻度を考慮した上で出玉分布を比較する場合に、効果的な出力が可能となる。
請求項6の発明によれば、設定者が想定する大当り中の獲得価値の振分態様に対応させて第2範囲が設定される場合に、第2範囲に関わる想定が、実際の遊技状況に合っていたかを容易に把握出来る。
請求項7の発明によれば、大当り中の獲得価値の振分は遊技機種別に異なるため、スペックが遊技者にとって有利であるが調整を不利にした機種と、スペックが遊技者にとって不利であるが調整を有利にした機種とで、似通った出玉分布になる虞があるが、想定獲得情報を表示することでスペックを考慮した上で出玉分布を比較可能となる。
本発明の一実施形態における遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示す図 出玉分布設定を示す図 機種設定を示す図 遊技履歴を示す図 大当り素データ(機種Aの営業情報)を示す図 大当り集計データ(機種A)を示す図 機種別出玉分布の表示例を示す図 「出玉1」を昇順に並替えした場合のグラフの表示例を示す図 「突確」を降順、「出玉1」を昇順に並替えした例を示す図8相当図 「共通」を降順に並替えした例を示す図8相当図 各台出玉分布の表示例を示す図 大当り履歴を抽出して表示した場合のグラフの表示例を示す図 本発明の変形例を示す図10相当図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は遊技場用管理システムの全体構成を概略的に示している。遊技場には遊技機(パチンコ機)1に対応して貸出機2が設置されている。2台の遊技機1及び2台の貸出機2は1台の中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して遊技場内の管理室に設置された管理装置5(遊技情報管理手段、第1振分手段、第2振分手段、出力手段、並替情報特定手段、並替手段、選択手段に相当)に接続されている。LAN4には島端計数機(図示せず)やPOS端末(図示せず)も接続されている。尚、図1では省略しているが、数百台の遊技機1が管理装置5の管理対象となる。本実施形態では上記したように遊技機としてパチンコ機を想定していることから、遊技媒体(遊技価値)としてパチンコ玉を想定している。
遊技機1は、発射装置を構成する操作ハンドル6を有すると共に、盤面7に、普図入賞口8、第1始動口9、第2始動口10、液晶表示部(役物)11、入賞口12、大入賞口13等を有する。
遊技機1は以下の動作を行う。尚、以下の動作は一の機種について説明したものであり、機種によって動作は異なるものの、抽選結果に応じて大当りのラウンド数を振分けることは共通している。
(1)操作ハンドル6が操作されたことにより盤面7に発射された玉が第1始動口9又は第2始動口10に入賞(始動入賞)することに応じて大当り抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を液晶表示部11にて実行し、その結果に応じて大当りを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)第1始動口9は入賞率が変動しない所謂ヘソタイプの入賞口である一方、第2始動口10は普図抽選によって入賞率が変動する所謂電チュータイプの入賞口である。
(3)大当り抽選の当選確率(大当り確率)は1/300、大当りのうち大当り後に確変状態(確変)となる大当りの割合は66.6%(2/3)であり、大当りが発生すると対応するラウンド数(R)に応じた分だけ大入賞口13を開放する。尚、1Rの上限入賞数(上限数)は8個、上限開放時間は30秒であり、上限数又は上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。
(4)大当りに対応するRは2R、8R、15Rがあり、その振分割合は10%、40%、50%である。
(5)確変中は大当り確率が1/30に向上すると共に、始動口10への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回大当りまで継続するため、大当り後に通常状態(通常)となる大当り(通常大当り)が発生するまで継続し、通常大当りが発生した場合は通常状態へと戻る。尚、いずれも一の機種の例示で、機種により上述したスペックは異なる。また、出玉の振分はラウンド数や上限入賞数以外に上限開放時間等により振分けられる場合もある。
貸出機2は、CPUからなる制御部、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、RAM、ROMからなる記憶部、信号を送受信するためのインターフェースからなる送受信部等を有する所謂CRサンドとして構成されており、遊技者が貨幣を投入するための貨幣投入口14、遊技情報等を表示すると共に遊技者からの操作入力を受付けるタッチパネル式の液晶表示部15、遊技機1に玉を払出す払出ノズル16、遊技者を識別可能な会員ID(遊技者ID)等が記録されている会員カードを遊技者が投入するためのカード挿入口17、このカード挿入口17に挿入されている会員カードを排出するために遊技者が操作するカード排出釦18等を有する。
貸出機2では、遊技者が貨幣(対価)を貨幣投入口14に投入すると、投入した貨幣に応じた数の玉が払出ノズル16から遊技機1の受皿20に払出される。遊技者が会員カード17をカード挿入口17に挿入すると、会員カード17に記録されている会員ID等が読取装置(図示せず)により読取られ、会員カード17を所有する遊技者毎に集計された遊技データ等が液晶表示部15に表示可能となる。
遊技機側からは以下の遊技信号が出力される。
・アウト信号=使用玉を回収するアウトBOXから出力される使用媒体数(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
・セーフ信号=遊技機1から出力される払出媒体数(セーフ)を特定可能な信号。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。
・始動信号=遊技機1から出力される始動入賞により変動(作動)する液晶表示部11におけるスタート(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので、信号入力に応じて図柄変動を特定する。尚、始動口9,10に入賞したことを示す信号としても良い。
・大当り信号=遊技機1から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号受信中を大当り中として特定する。
・特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。始動口10の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号受信中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも受信していない期間を通常状態として特定する。
さて、遊技機1はラウンド数の振分により大当り中の出玉を振分けるように構成されていることから、このような遊技機1の振分特性を把握するには、例えば出玉により大当りを特定した上で大当り回数の分布グラフを出力すれば、出玉の分布状況の把握が容易となる。
しかしながら、ただ単に分布グラフを羅列するだけでは遊技機1のスペックにより期待出来る出玉が大きく異なる遊技機1を並べて出力することがあり、この場合に出玉が近似する遊技機1を比較することが難しくなる。
このような事情から、本発明はグラフ化する出玉分布の出力を工夫したことを特徴とするもので、そのために、管理装置5に出玉分布設定及び機種設定が可能となっている。
図2は出玉分布設定を示しており、次の各項目が設定されている。
・出玉対象=「出玉」の対象とする遊技情報で、セーフと差玉(セーフ−アウト(獲得価値に相当))から選択し、選択された方が「出玉」となる。
・出玉単位=出玉分布の際の出玉単位で、出玉分布の1マスに対応した範囲(第1範囲に相当)となる。図2のように40を設定すれば1〜40、41〜80、……が同範囲に属することになる。
・大当り単位=出玉分布の際の大当り単位で、出玉分布の1マスに対応した範囲となる。図2のように10を設定すれば1〜10、11〜20、……が同範囲に属することになる。
・出玉範囲外=図3の機種設定における出玉範囲1,2のいずれにも属しない出玉分布を識別出力する場合は「識別」、識別しないが出力対象とする場合は「出力」、出力対象としない場合は「無」を設定する。
・突確範囲=出玉を得る目的ではなく確変に移行することを目的として発生する大当りである所謂突確大当り(最小大当りに相当)に対応した出玉範囲。
・共通範囲=全機種に共通した出玉範囲(共通第2範囲に相当)。
図3は機種別に設定した機種設定を示しており、次の各項目が設定されている。
・台番範囲=機種に属する台番範囲。
・出玉範囲=機種のスペック等を考慮した大当り時の出玉範囲で、2つの出玉範囲1,2(第2範囲、機種別第2範囲に相当)が設定可能であり、大当りの発生頻度や出玉等を考慮して設定する。この場合、重複した範囲も設定可能である。また、全ての大当りに対応した範囲を設ける必要は無い。尚、出玉範囲を3つ以上設定可能としても良い。
・賞球、入賞、R=機種のスペックで大当り中に開放する大入賞口13の賞球数と、ラウンド終了条件となる入賞数と、発生し得るラウンド数で、これらの値により各ラウンド数に対応したスペック上の出玉であるスペック出玉を計算する。つまり、スペック出玉は出玉がセーフならR×賞球数×入賞数、出玉が差玉ならR×入賞×(賞球−1)となり、ラウンド終了条件となる入賞数分の入賞が得られた場合の大当り中のセーフ、又は全ての打込玉が大入賞口13に入賞した上でラウンド終了条件となる入賞数分の入賞が得られた場合の差玉を示す。尚、スペックから想定される出玉を設定出来れば良いので、出玉範囲に対応した予想出玉をそのまま設定しても良い。
管理装置5は、遊技信号により遊技情報を特定して遊技履歴、大当り履歴等の遊技情報を管理する。
図4は遊技履歴を示しており、次の各項目が設定されている。
・S=始動信号により特定される大当りが発生するまでのスタート(図柄変動数)。
・T1アウト=大当り中のアウト。尚、アウトとはアウト信号により特定される遊技機1にて消費した遊技媒体数(消費価値)。
・T1セーフ=大当り中のセーフ。尚、セーフとはセーフ信号により特定される遊技機1への入賞により付与(払出)した遊技媒体数(入賞付与価値)。
・T1Y=大当り中の差玉(セーフ−アウト(大当り獲得価値、第1振分情報、第2振分情報に相当))。
・振分=出玉により振分けた大当り区分。出玉が第1又は第2範囲に属すれば「1」又は「2」、いずれにも属しなければ「他」。
・第1範囲、第2範囲、全体=「第1範囲」「第2範囲」は、「振分」の通り振分けられた大当りを対象とした各項目の平均と合計で、「全体」は全ての大当りを対象とした平均と合計。尚、「振分」は大当りの発生回数を示す。
図5は大当り素データ(機種Aの営業情報)を示し、図6は大当り集計データ(機種A)を示しており、次の各項目が設定されている。
・大当り=大当り信号により特定される大当り数。尚、「全体」「第1」「第2」は以下の項目も含めて図4と同様。
・T1セーフ、T1アウト=大当り中のセーフとアウト。
・平均T1Y、平均T1セーフ、平均T1アウト=各値の平均値。尚、平均T1Yは(T1セーフ−T1アウト)÷大当り、平均T1セーフはT1セーフ÷大当り、平均T1アウトはT1アウト÷大当りにより特定。
尚、図5の「平均」は遊技機平均、図6の「平均」は機種単位の平均値(図5の「合計」の対応値)である。
管理装置5は、遊技場管理者により集計操作が行われた場合は、遊技機別に管理する図4〜6に基づき機種別に出玉単位(40玉毎)で大当り数を集計し、その分布を示すことで大当り中の出玉分布を表示する。
図7は機種別出玉分布の表示例である。「TOP」釦20は図2や図3を設定する設定画面等へも移行可能なタイトル画面へと戻り、「次画面」釦21は表示出来ない機種がある場合に表示され、押下に応じて次の機種(例えば機種F)が表示対象となる。尚、前の機種があれば図示しない「前画面」釦を表示する。「各台」釦22は後述する各台出玉分布表示画面へと移行し、「表示」釦23は以下の抽出条件を選択した上で押下することで画面表示を更新し、「印字」釦24は同様に印字する釦である。
開始日付と終了日付により抽出対象期間を指定可能で、図4に示す遊技履歴の記憶期間内にて選択可能である。尚、遊技履歴の記憶期間は例えば30日である。
対象機種は図3にて設定された機種に対応した複数の釦25が設けられ、釦25の押下に応じてON /OFFが切替わり、ONの場合には水色(図中に左斜線で示す)に着色され、出玉分布の出力対象となる。
対象機種エリアには出玉分布を並替えする条件(並替情報に相当)に対応した複数の並替釦が設けられている。並替釦としては、「突確」釦26、「出玉1」釦27、「出玉2」釦28、「共通」釦29、「台数」釦30が設けられており、「表示」釦に関わりなく、押下に応じて出玉分布が以下の通り並替えする。
「突確」釦26は出玉が図3の「突確範囲」に属する大当りである突確の有無に応じた並替釦である。押下により有無に応じた並替えが「無」→「降順」→「昇順」と切替わり、「突確」釦26の表示色が「無」は無色(図7の斜線無)、「降順」は水色(図7の左斜線)、「昇順」は緑色で表示される。尚、「降順」の場合は突確が発生した機種を上位とし、「昇順」の場合は突確が発生していない機種を上位として並替えする。
「出玉1」釦27及び「出玉2」釦28は図3の「出玉範囲1」「出玉範囲2」に属する出玉の平均値、「共通」釦29は図2の「共通範囲」に属する出玉の平均値、「台数」釦30は機種別の台数に応じた並替釦である。各々押下に応じて「突確」釦26同様に表示色が切替わり、平均値の降順又は昇順に並替えする。
図7において対象期間や対象機種が選択された場合に、その対象となる期間及び遊技機1における各大当りの出玉(セーフ又は差玉)が図2にて設定した出玉単位のいずれに属するかを、図4〜6により特定して大当りを振分、出玉単位毎の大当り数を集計して、グラフ出力する。尚、大当り数は10回を表示単位として設定しているが、図7ではスペースの都合から1つの出玉単位のマスの上限を6つとしているので、51回以上大当りがあった場合は6つのマスを表示している。
マスの下方には図2の出玉範囲が示されており、出玉範囲1は水色(図7に左斜線で示す)、出玉範囲2は緑色(図7に右斜線で示す)に着色され、「488」等の数値は、該当機種の該当出玉範囲における出玉の平均値を表示している。また、機種名の下方の「502」等の数値は、該当機種の図2の「共通範囲」における出玉の平均値を表示している。
尚、マスの着色はいずれかの出玉範囲に属するマスについては黄色(図7に左斜線で示す)、それ以外は赤色(図7に左斜線と右斜線を交差して示す)に着色されており、図2の「出玉範囲外」を「出力」とすれば赤色ではなく黄色で出力し、「無」とすればいずれかの出玉範囲に属するマスのみを出力対象として属しないマスは出力しない。
管理装置5は、並替釦26〜30に対する操作に応じて図7に示す機種出玉分布を並替えする。
図8〜10は並替釦26〜30により出玉分布を並替えた場合のグラフのみの表示例である。尚、図7では画面上に最大表示数である5機種を表示したが、図8〜10では説明のために選択されている全機種(6機種)を対象として表示している。
図8は「出玉1」を昇順に並替えした例で、出玉平均値により並替えすることで、機種相互の出玉状況の比較が容易となる。例えば、機種Bと機種Dとは遊技場管理者の認識は出玉範囲1の出玉がほぼ同じになるとして同一の出玉範囲を設定していたが、図8を参照すると機種Dに比べて機種Bは出玉平均値が多く、出玉分布もバラついていることから、出玉調整として機種Bは甘くないか又は機種Dは辛くないか、或いは機種Bの出玉調整が台毎にバラついていないか等を推測出来るようになる。
図9は「突確」を降順、「出玉1」を昇順に並替えした例で、突確の有無により並替えすることで、出玉範囲1が同等の遊技機1において、突確の発生頻度が高いか低いかを容易に把握出来るようになる。例えば、機種Eと機種Fであれば、出玉範囲1と、その発生状況は近似するが、突確の発生頻度は機種Fの方が倍以上に多く、その分、出玉範囲2の発生頻度が高いという機種特性を容易に把握することが出来る。また、機種Eは機種Fと同等の出玉が期待出来、機種Fと同等の出玉範囲を設定すべきであるが、出玉範囲2があるため下限を少し多めに設定している。しかしながら、機種Fだけでなく機種Eもその下限よりも少ない出玉の大当りが発生している一方、出玉範囲2の上限と出玉範囲1の上限との間に1つの出玉範囲分の差があることから、双方の出玉範囲を設定し直しても良いことが把握出来る。
更に機種Fは突確の出玉分布にマイナスが多く、機種C等の他機種と比べて突確により持玉が減少するイメージを遊技者が持つ虞がある等を容易に把握出来る。
尚、並替釦26〜30の配置順、つまり左から右に配置された優先順で並替えするようになっているが、押下の順序によって優先順位を定めても良い。即ち、「無」以外が選択された並替釦の操作順を記憶しておき、その操作順の古い順又は新しい順に優先順位を定めても良い。
図10は「共通」を降順に並替えした例であり、図2の共通範囲の平均出玉により並替えすることで、機種単位の出玉範囲に関わらず共通の出玉範囲により区分けして出玉分布を比較出来る。即ち、機種Eのように近似する出玉範囲が複数ある場合、出玉範囲については図8や図9のように「出玉1」や「出玉2」により区分けして並替え出来るので機種間の比較が容易となるが、出玉範囲2については出玉範囲が近似する機種間でしか比較が出来ず、比較候補が無い場合が生じ得る。しかしながら、図10によれば、機種Eの出玉範囲2を、その範囲が近似する機種Bや機種Dの出玉範囲1と比較することが容易となる。この場合、スペックによる違いを考慮すればより正確に出玉分布を把握可能となる。
出玉分布では、図10に示すように、各機種の上半分の任意の箇所の押下により該当機種とその上の機種、下半分の任意の箇所の押下により、該当機種とその下の機種とのスペック出玉をポップアップ表示する。尚、スペック出玉の代わりに図2の入賞、賞球、Rや予想出玉等をポップアップ表示しても良い。これらは想定獲得情報に相当する。
管理装置5は、「各台」釦22の押下に応じて出力対象を機種単位から遊技機単位とし、対象期間や対象台等が選択された場合に、図7同様に大当りを振分、出玉分布をグラフ出力すると共に、該当遊技機1が属する機種について図3にて設定される出玉範囲における平均出玉をグラフ出力する。
図11は各台出玉分布の表示例である。図7同様に図4に基づき出玉分布を台単位で集計している。
各台の出玉分布に表示される左側の「大当り」「平均出玉」は、各々出玉範囲単位での各台の大当り数、平均出玉を表しており、「機種平均」はその遊技機1が属する機種の平均出玉を表し、「出玉差」は各台の平均出玉と機種平均出玉との差を表している。
出玉分布では図7同様に出玉範囲に属するのか(黄色表示(図7に左斜線で示す領域))否か(赤色表示(図7に右斜線で示す領域))と、各台の平均出玉が属する出玉単位(例えば1番台の第1出玉範囲なら平均TY514が属する出玉単位480〜519)に属する(緑色表示(図7に縦線と横線を交差して示す領域))かにより識別表示し、更に機種平均(488、1420)が属する出玉単位(480〜519、1420〜1459)を橙(図7に破線で示す領域)にて識別表示している。
上方の釦については図7同様で「機種別」釦31のみ図7への移行釦となる。また開始日付と終了日付も同様である。
対象機種は機種を選択可能で、選択されている機種を表示する釦を選択すると機種選択ウインドウが表示され、機種を選択可能となる。尚、対象台番を選択すれば同様に台選択ウインドウが表示され対象となる遊技機1を選択可能となる。
「出玉1」釦27、「出玉2」釦28は図7同様に出玉範囲による並替釦で、「大当り」釦32、「大当り1」釦33、「大当り2」釦34は、各々合計大当り数、出玉範囲1の大当り数、出玉範囲2の大当り数にて出玉分布を並替えする釦である。
図12は図11にて出玉範囲1に属するマスを例えばマウスで選択した際に、その対応する大当り履歴を抽出してポップアップ表示した場合のグラフの表示例である。この大当り履歴は各出玉範囲に属する(グラフをなす)マスを選択した際に、その出玉範囲に属する大当りの大当り履歴を対応する大当り履歴として抽出して表示するものだが、例えば「突確」に対応するようにいずれの出玉範囲に属しないマスを選択した場合には、その隣合う全てのマスを対象として大当りを抽出し、大当り履歴を出力しても良い。例えば2番台の「突確」に対応したマスを選択すると「−40〜120」の範囲に属する6つのマスを対象とする等。尚、平均出玉を算出する際に、上記のように大当りをグループ分けし、そのグループ単位で平均出玉を算出しても良い。また、選択するマスを間接的に選択するべく、そのマスが属する出玉範囲や出玉単位のいずれかの箇所(空き部分等)を選択しても良い。
ポップアップ表示の「回数」は大当り履歴中の何回目の大当りであるかであり、状態、時刻、出玉(T1Y)は図4に準じている。また、「平均」はその遊技機1の平均出玉(1番台であれば514)が属する出玉単位(1番台であれば480〜520)に、出玉が属しているかを識別表示するために設けられ、属していれば「○」となる。
図11,12より、機種Aの出玉範囲1を450〜650と設定していることから、出玉範囲1と各台の出玉分布とを比較すると、2番台が最も平均的な出玉調整がされていると考えられるが、平均T1Yと各台の出玉分布とを比較すると、2番台は他台と比較して多めの出玉調整がなされていることを把握出来る。
即ち、出玉範囲1と各台の出玉分布とを比較するだけでは、2番台以外の遊技機1の出玉調整を高めに設定する必要があると判断する虞があるが、機種平均と比較することで、2番台の出玉が多く、1,5番台が平均的であり、他台はもう少し出玉を多めにする調整が必要であると判断出来る様になる。
また、3番台をみると、平均値が出玉範囲1の下限に近似する値であるばかりか、下限を下回る出玉の大当りがあることを容易に把握出来、出玉範囲1の設定を見直すべきであることを把握出来る。
更に、マスを選択すると大当り履歴が表示されることで、対応する大当りがどのような状況で発生したのか、或いは「平均」に属する大当りがどのように発生したのか等を把握した上で、出玉分布を把握出来る。
尚、図7〜12は並替えした上で印字出力することも可能である。
このような実施形態によれば、次のような効果を奏することが出来る。
出玉単位毎に大当りを振分けて大当り数の分布グラフを出力する場合に、予め設定された出玉範囲における平均出玉等により出力順を並替えするにしたので、ラウンド数の振分け等により大当り中の獲得価値が振分けられる遊技機の遊技情報を管理対象とした場合であっても、似通った出玉分布を示す遊技機に関わる出玉分布を容易に比較可能となる。
出玉範囲における出玉の平均値によりグラフを並替えするようにしたので、振分けられた特定の大当りに注目した上で、似通った出玉分布を容易に比較可能となる。
複数の機種に共通する出玉範囲における出玉の平均値によりグラフを並替えるようにしたので、例えば大当り中の獲得価値が近似する範囲で複数の範囲に分散されるような機種の出玉分布を検討する場合に、一方の範囲は機種別の出玉範囲2により並替え、他方の範囲は全機種に共通した出玉範囲により並替えることで双方の出玉範囲に対応した出玉分布を容易に比較可能となる。
突確大当りの発生有無によりグラフを並替えるようにしたので、突確大当りの発生頻度を考慮した上で出玉分布を比較する場合に、効果的な出力が可能となる。
グラフ出力する場合に、出玉範囲1,2に属するか否かにより表示色を異ならせて表示するようにしたので、出玉範囲1,2に関わる想定が、実際の遊技状況に合っていたかを容易に把握出来る。
出玉範囲1,2に属するマスを選択した際に、その対応する大当り履歴を抽出して表示するようにしたので、スペックを考慮した上で出玉分布を比較可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
出玉分布のグラフ表示は例えば図13に示すような折れ線グラフのような棒グラフ以外のグラフを採用しても良い。
突確範囲を全機種共通で設定したが機種別に設定しても良い。また、共通範囲は全機種共通にしなくとも、複数の機種に共通すれば任意の機種のみを対象としても良い。
出玉単位や出玉範囲による大当りの振分を出玉により振分けたが、大当りの発生期間(長さ)により大当りを振分けるようにしても良い。また、例えば突確か否かは大当りの発生期間により振分、それ以外の大当りは出玉により振分ける等、両者を複合させて大当りを振分けても良い。
第1振分情報と第2振分情報とを兼用したが、第1振分情報を出玉として第1範囲(出玉単位)のいずれに属するかにより振分、第2振分情報を大当りの発生期間として第2範囲(出玉範囲)のいずれに属するかにより振分ける等、異なる遊技情報を採用しても良い。
図4〜6等の管理情報を複数の遊技場から受信して集計し、その集計した結果により出玉範囲に応じた平均出玉等を特定して、その機種の平均出玉として図11等に出力しても良い。
並替えする場合、該当出玉範囲における平均出玉を例示したが、該当出玉範囲における最大出玉や最低出玉、或いは該当出玉範囲における最も大当り数が多かった出玉単位により並替えしても良い。また、出玉範囲自体の最大値や最小値、或いは中央値((最大値+最小値)÷2)を採用しても良い。
図12にて「突確」に対応するマスを選択した場合に隣合う全てのマスを対象として大当り履歴を抽出したが、これは選択されたマス(箇所)に隣接するマスに関連付けされた出玉単位に対応する大当り数が予め設定される基準数(1)に達していないかを判定し、達していればその隣のマスについて同様に判定する処理を達しなくなるまで繰返すということを意味するので、例えば大当り数が5回未満等、基準数を任意に設定出来るようにしても良い。尚、マス同士が直接隣接していなくとも、マスに属する出玉単位に属する他のマスに、他(隣)の出玉単位に属するマスが隣接すれば、両者のマスが隣接すると判定すれば良い。また、出玉範囲1に属する場合に、この処理を実行しても良い。
図2等の設定は遊技場管理者が任意に設定しても良いし、予め管理装置の製造メーカにて設定しておいても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定するようにしても良い。
対象となる遊技機としては、例示したパチンコ遊技機以外のパチンコ遊技機等、どのような遊技機を対象としても良い。また、遊技機内にて遊技媒体を循環させ、ポイントを付与することで収支が変動するような所謂封入式を対象としても勿論良く、この場合も考慮し、玉等の遊技媒体とポイントとを包含する遊技価値という表現を採用した。
例示した全ての遊技情報について遊技信号から直接的、或いは間接的に特定する等どのように特定しても良い。例えば大当り中の獲得価値とは大当り信号の出力中の出玉だけでなく、大当り信号の出力停止後に設けられる所謂遅延タイマの作動期間における出玉を含む遊技信号により間接的に特定出来る大当り中の獲得価値も含む。また、実施形態上の数値や項目等は全て例示であり、どのような数値や項目等を採用しても良く、例示した各構成をどのように組合わせたり、採用しなかったりしても良い。更に、管理装置5が行う情報処理の一部を中継装置3等にて行う構成としても良い。
図面中、1は遊技機、5は管理装置(遊技情報管理手段、第1振分手段、第2振分手段、出力手段、並替情報特定手段、並替手段、選択手段)である。

Claims (7)

  1. 遊技者が遊技する遊技機側から出力される遊技信号により特定される遊技情報であって、入賞に応じて遊技者に付与された遊技価値であるセーフ、或いは前記セーフと遊技者が消費した遊技価値であるアウトとの差を表す獲得価値を、大当りが発生した期間である大当り期間において特定し、その特定した獲得価値である大当り獲得価値を管理する遊技情報管理手段と、
    前記大当り期間を示す遊技情報である大当り期間情報、及び前記大当り獲得価値の少なくとも一方である第1振分情報が、当該第1振分情報に対して予め複数設定される第1範囲のいずれに属するのかにより、発生した大当りを振分ける第1振分手段と、
    前記大当り期間情報、及び前記大当り獲得価値の少なくとも一方である第2振分情報と、当該第2振分情報に対して予め設定される第2範囲とを比較することにより、発生した大当りを振分ける第2振分手段と、
    前記第1振分手段により振分けられた大当りを対象として発生した大当り数を前記第1範囲単位で特定し、その大当り数の分布を示すグラフ出力を、遊技機、或いは遊技機種別に行う出力手段と、
    前記遊技情報管理手段により管理される大当り獲得価値、前記第1振分手段により振分けられた大当り数、及び前記第2範囲の少なくとも1つにより特定される遊技情報である並替情報を特定する並替情報特定手段と、
    前記出力手段によりグラフ出力される遊技機、或いは遊技機種の順序を前記並替情報により並替える並替手段と、を備え、
    前記出力手段は、前記並替手段により並替えられた順序により前記グラフ出力を行うことを特徴とする遊技情報管理システム。
  2. 前記並替情報は、前記大当り獲得価値の平均値、最小値、最大値、及び前記第1振分手段により振分けられた大当り数が最大となる前記第1範囲に対応する前記大当り獲得価値の少なくとも1つであって、前記第2振分情報が前記第2範囲に属する大当りに対応した遊技情報であることを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理システム。
  3. 前記出力手段は、遊技機種別に前記グラフ出力を行い、
    前記第2範囲は、遊技機種別に設定される機種別第2範囲と、複数の機種に共通して設定される共通第2範囲とに区分けされて設定され、
    前記並替情報は、前記大当り獲得価値の平均値、最小値、最大値、及び前記第1振分手段により振分けられた大当り数が最大となる前記第1範囲に対応する前記大当り獲得価値の少なくとも1つであって、前記第2振分情報が前記共通第2範囲に属する大当りを対象とした遊技情報であることを特徴とする請求項1または2記載の遊技情報管理システム。
  4. 前記並替情報は、前記第2範囲の最小値、最大値、及び中央値の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技情報管理システム。
  5. 前記第2範囲は、複数設定され、
    前記第2振分手段は、前記第2範囲の最小値、最大値、或いは中央値が最小となる最小第2範囲に前記第2振分情報が属する大当りである最小大当りを振分け、
    前記並替手段は、前記最小大当りの発生有無により遊技機種の順序を並替えることを特徴とする請求項1または2記載の遊技情報管理システム。
  6. 前記出力手段は、前記グラフ出力を行う場合に、前記第2振分情報が前記第2範囲に属する大当り数を示すグラフ出力と、属しない大当り数を示すグラフ出力とを異なる態様で出力することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技情報管理システム。
  7. 前記出力手段により前記グラフ出力が遊技機種単位で出力された場合に、遊技機種別に区分けされたグラフ出力の特定個所を選択する選択手段を備え、
    前記出力手段は、前記選択手段により前記特定個所が選択された場合に、当該特定個所に関連付けられた遊技機種と、当該遊技機種と並んで出力されていると共に、当該遊技機種よりも上位に出力されている遊技機種である上位機種、及び当該特定個所に関連付けられた遊技機種よりも下位に出力されている遊技機種である下位機種の少なくとも一方の遊技機種とについて、予め設定される遊技機のスペックにより特定される前記大当り獲得価値に対応したスペック情報である想定獲得情報を比較可能に出力することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の遊技情報管理システム。
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