JP2013122500A - 長尺積層フィルムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】長尺フィルムである基材フィルムの塗布面に発生するシワを抑制して、均一な塗布層を有する長尺積層フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】第1ガイドロールと第2ガイドロールとで走行する長尺フィルムを支持させ、ニップロール対とガイドロールとで長尺フィルムの幅方向両端フィルム部を挟みながら長尺フィルムを走行させ、塗料を塗布し塗布層を形成する。このニップロール対に対向配置されるガイドロールの両端部の外周径が、この両端部以外である中間部の外周径よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺フィルムに塗布層を積層した長尺積層フィルムの製造方法に関する。
従来、長尺フィルムの裏面より2本のガイドロールに支持された間を前記長尺フィルムの表面に塗布ヘッドを押し付け、塗料を塗布して、塗布層を形成することを特徴とする長尺積層フィルムの製造方法が知られている。その際、二本のガイドロール間にシワが入ると塗布層の厚みムラになるためにストライプ状の外観不良が発生することが知られている(特許文献1)。この問題を解決するために、ガイドロールの両端にニップロールをフィルム走行方向にたいして平行でない外側向きに角度を持たせて配置し、フィルム幅方向に張力を付加しながら塗布することが提案されている(特許文献1)。
特許第3080720号広報
しかしながら、上記特許文献1では、長尺フィルムとガイドロールとの摩擦が大きい場合には、効果的にシワの発生を抑制することができない。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたものであって、長尺フィルムである基材フィルムの塗布面に発生するシワを抑制して、均一な塗布層を有する長尺積層フィルムの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、長尺フィルムと、当該長尺フィルに積層される塗布層を有する長尺積層フィルムの製造方法であって、前記長尺フィルムの前記塗布層が積層される塗布面と異なる支持面を、第1ガイドロールと、当該第1ガイドロールよりも当該長尺フィルム走行方向の下流側に配置される第2ガイドロールとで支持させた状態において、当該第1ガイドロールと当該第2ガイドロールとの間に配置された塗布ヘッドを、走行している当該長尺フィルムの当該塗布面に押し付けて塗料を塗布して当該塗布層を形成する塗布層形成工程を含み、
前記塗布層形成工程は、
前記第1ガイドロールに対して対向配置され、かつ前記長尺フィルムの塗布面に当接される第1ロールおよび第2ロールを有する上流側ニップロール対と、当該第1ガイドロールとで、当該長尺フィルムの幅方向両端フィルム部を挟み、かつ当該長尺フィルムに対しフィルム幅を広げる方向の力を与えながら当該長尺フィルムを走行させつつ前記塗料を塗布する構成であって、
前記上流側ニップロール対を構成する第1ロールの回転軸と第2ロールの回転軸との交差位置が、当該上流側ニップロール対の位置よりも前記長尺フィルムの走行方向下流側にあり、かつ前記上流側ニップロール対とともに前記長尺フィルムの両端フィルム部を挟む、前記第1ガイドロールの両端部の外周径が、当該両端部以外である中間部の外周径よりも大きいこと、および/または、
前記第2ガイドロールに対して対向配置され、かつ前記長尺フィルムの塗布面に当接される第3ロールおよび第4ロールを有する上流側ニップロール対と、当該第2ガイドロールとで、前記塗布層を避けるように当該長尺フィルムの幅方向両端フィルム部を挟み、かつ当該長尺フィルムに対しフィルム幅を広げる方向の力を与えながら当該長尺フィルムを走行させつつ前記塗料を塗布する構成であって、
前記下流側ニップロール対を構成する第3ロールの回転軸と第4ロールの回転軸との交差位置が、当該下流側ニップロール対の位置よりも前記長尺フィルムの走行方向下流側にあり、かつ前記下流側ニップロール対とともに前記長尺フィルムの両端フィルム部を挟む、前記第2ガイドロールの両端部の外周径が、当該両端部以外である中間部の外周径よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、第1ロールと第2ロールとがフィルム走行方向に向かってハの字状に広がるように配置される上流側ニップロール対によって、および/または、第3ロールと第4ロールとがフィルム走行方向に向かってハの字状に配置される下流側ニップロール対によって、走行している長尺フィルムに対しフィルム幅を広げる方向の力を付与する。そして、第1、第2ガイドロールの両端部の外周径(直径)をそれ以外の中間部の外周径(直径)よりも大きくして段差のあるガイドロールとしたことで、ガイドロール中間部(小さい外周径)とこれに接する長尺フィルムとの摩擦力を低下させ、かつ、ガイドロール両端部(大きい外周径)とそれぞれのニップロール対との締め付け圧(ニップ圧、挟み込み圧)を増加させてシワの発生を効果的に抑制できる。これによって、均一な塗布層を有する長尺積層フィルムを製造できる。
また、上記発明において、少なくとも、下流側ニップロールが第2ガイドロールに対向配置されていることが好ましい。塗布位置よりも走行方向下流側で、長尺フィルムに対しその幅方向外側に張力をかけることでシワを抑制できる。
また、上記発明において、 前記第1ガイドロールおよび/または第2ガイドロールの前記両端部の外周の直径と当該両端部以外である中間部の外周の直径との比(両端部直径:中間部直径)が100.025:100〜125:100であることが好ましい。両端部直径:中間部直径=100.025:100〜125:100の範囲とすることで、長尺フィルムとの摩擦力を十分に低減してシワ抑制効果を発揮し、また、長尺フィルムの撓みを抑制して塗布ムラを効果的に抑制できる。
また、上記発明において、前記第1ガイドロールの回転軸と前記第1ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ1)および前記第1ガイドロールの回転軸と前記第2ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ2)が、1°〜10°であり、および/または、前記第2ガイドロールの回転軸と前記第3ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ3)および前記第2ガイドロールの回転軸とおよび第4ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ4)が、1°〜10°であることが好ましい。交差する角度(θ1〜θ4)が1°より小さくまたは10°より大きいとフィルム幅を広げる方向の力が充分に付与されない。
また、上記発明において、前記上流側ニップロール対が、前記長尺フィルムと前記第1ガイドロールとに同時に接し、および/または、
前記下流側ニップロール対が、前記長尺フィルムと前記第2ガイドロールとに同時に接することが好ましい。この構成により、フィルム幅を広げる方向に力が均一にかけやすくなるため好ましい。
また、上記発明の一実施形態において、前記第1ロール、第2ロール、第3ロールおよび第4ロールの外周面が、エラストマー樹脂であることが好ましい。長尺フィルムの材質、表面状態に応じて、各ロールの外周面の材料を設定できるが、長尺フィルムがプラスチックフィルムである場合、各ロールの外周面としては摩擦力の観点からエラストマー樹脂がより好ましい。
また、上記発明の一実施形態において、前記長尺フィルムが、シクロオレフィン系樹脂であることが好ましい。
また、上記発明の一実施形態において、前記塗料が、リオトロピック液晶性塗料であることが好ましい。リオトロピック液晶性塗料を塗布して得られる光学フィルムでは、光学特性の観点から極力塗布ムラが無いことが求められる。本発明の製造方法によれば、塗布ムラを抑えることができるため、このような光学フィルムの製造に好適である。
また、本発明では、厚み5μm〜50μm程度の薄い長尺フィルムも使用できる。また、本発明では、粘度の低い(例えば50mPa・s以下の)塗料でも使用できる。
本発明の製造方法の概略図 下流側ニップロール対と第2ガイドロールについて説明するための概略図 長尺積層フィルムの模式図 上流側ニップロール対と第1ガイドロールについて説明するための概略図 上流側ニップロール対と第1ガイドロールについて説明するための概略図
本発明の長尺積層フィルム製造方法を図1〜5を参照して説明する。図1、2は、本発明の長尺積層フィルムの製造方法の一例である。本発明の長尺積層フィルムの製造方法は、以下の塗布層形成工程を含む。
長尺フィルム11が、フィルム走行方向15の上流側の第1ガイドロール12と、下流側の第2ガイドロール13に支持されながら、走行方向15に走行(搬送)している。図示していないが、長尺フィルム11を走行させるためのフィードロール、巻き取りロール等の搬送手段が備わっている。図1において長尺フィルム11の上面が、塗布層21が形成される塗布面11aであり、その下面が、各ガイドロールで一定の張力を掛けた状態(例えば、少なくとも塗布ヘッド20で塗布面11aに塗料を塗布できる程度)で支持される支持面11bである。
第1ガイドロール12は、直径が通常20mm〜80mmの円柱形状である。
図2に示すように、第2ガイドロール13は、両端部13bと中間部13cの直径が異なる断面円形状である。第2ガイドロール13の両端部13bの外周の直径D1が、両端部13b以外である中間部13cの外周の直径D2よりも大きい。両端部13bと中間部13cとの繋ぎ部は、図2に示すように段差で構成されていてもよく、傾斜して構成されていてもよい。また、中間部13cは、円柱の長さ方向で一定の外周径(直径)の円柱形状が好ましいが、外周径が変化していてもよい(例えばクラウンロールが挙げられる)。例えば、中間部13cの直径D2が40mmである場合に、両端部13bの直径D1が40.01mm〜50mmの範囲である(両端部直径D1:中間部直径D2=100.025:100〜125:100)ことが好ましく、直径D1が40.05mm〜45.71mmの範囲である(両端部直径D1:中間部直径D2=100.125:100〜114.275:100)ことがより好ましく、直径D1が40.1mm〜43.24mmの範囲である(両端部直径D1:中間部直径D2=100.25:100〜108.1:100)ことがさらに好ましい。このように数値範囲が狭まるほど、シワ抑制効果が大きくなり好ましい。
図1において、第2ガイドロール13の両端部に、第3ロール16および第4ロール17を有する下流側ニップロール対が長尺フィルム11を挟んで対向配置されている。第3ロール16および第4ロール17は塗布層21を避けるように塗布面11bの幅方向両端フィルム部11cを挟んでいる。
第3ロール16と第4ロール17とが一対になって、フィルム走行方向に向かってハの字状に広がるように配置される。第3ロール16の回転軸16aと第4ロール17の回転軸17aとの交差位置である交点18が、下流側ニップロール対(第2ガイドロール13の回転軸13aライン)の位置よりも長尺フィルム11の走行方向下流側にある。第3ロール16および第4ロール17と第2ガイドロール13の回転周速度を等しく設定することで、第3ロール16、第4ロール17のそれぞれの回転軸16a、17aが、走行方向15と直交していないため、長尺フィルム11には走行方向15の力だけでなく、フィルム幅方向の力19も加わる。フィルム幅方向の力19は、長尺フィルム11の幅を広げるように働く。これによって、走行している長尺フィルム11に対しフィルム幅を広げる方向の力19を付与している。
また、第2ガイドロール13の回転軸13aと、第3ロール16の回転軸16aとの交差する角度(θ3)および回転軸13aと第4ロール17の回転軸17aと交差する角度(θ4)が、1°〜10°であることが好ましい。交差する角度(θ3、θ4)が1°より小さくおよび10°より大きいと上述した効果が薄れる。交差する角度(θ3、θ4)は、3°〜8°がより好ましく、4°〜6°がさらに好ましい。θ3とθ4は、同じ角度であることが好ましいが、長尺フィルムの状態、走行させる状態、各種条件等に応じて異なる角度に設定してもよい。
塗布ヘッド20は、第1ガイドロール12と当該第2ガイドロール13との間に配置されている。塗布ヘッド20は、フィルム走行方向15に走行している長尺フィルム11の塗布面11aに押し付けられながら塗料21を塗布し塗布層21を形成する。以上の工程によれば、第2ガイドロール13の中間部13c(小さい外周径)とこれに接する長尺フィルムとの摩擦力を低下させ、かつ、両端部13b(大きい外周径)と下流側ニップロール対(16,17)との締め付け圧(ニップ圧、挟み込み圧)を増加させて、効果的にシワの発生を抑制した状態で塗料21を塗布できる。よって、均一な塗布層22が形成させた長尺フィルム11の積層体として、好適に長尺積層フィルム23を製造できる。
上記製造方法では、下流側ニップロール対(16,17)を用いていたが、本発明はこれに制限されず、第1ガイドロール12に対向配置される上流側ニップロール対をさらに用いていてもよく、この上流側ニップロール対のみを用いてもよい。図4、5に示す上流側ニップロール対(41、42)の構成は、下流側ニップロール対(16,17)と同様に構成できる。上流側ニップロール対(41、42)を構成する第1ロール41の回転軸41aと第2ロール42の回転軸42aとの交差位置(交点43)が、上流側ニップロール対(第1ガイドロール12の回転軸ライン12a)の位置よりも長尺フィルム11の走行方向15下流側に構成される。そして、上流側ニップロール対(41、42)とともに長尺フィルム11の両端フィルム部11cを挟む、円柱形状の第1ガイドロール12の両端部12bの直径D3が、その両端部12b以外である中間部12cの直径D4よりも大きい構成である。例えば、中間部12bの直径D4が40mmである場合に、両端部12cの直径D3が40.01mm〜50mmの範囲である(両端部直径D3:中間部直径D4=100.025:100〜125:100)ことが好ましく、直径D3が40.05mm〜45.71mmの範囲である(両端部直径D3:中間部直径D4=100.125:100〜114.275:100)ことがより好ましく、直径D3が40.1mm〜43.24mmの範囲である(両端部直径D3:中間部直径D4=100.25:100〜108.1:100)ことがさらに好ましい。さらに、第1ガイドロール12の回転軸12aと第1ロール41の回転軸41aとが交差する角度(θ1)および回転軸12aと第2ロール42の回転軸42aとのに交差する角度(θ2)が、1°〜10°に構成されることが好ましい。
本発明の長尺積層フィルム製造方法は、上記内容に加えて、他の工程を付加してもよい。他の工程としては、例えば、長尺フィルムを親水化処理(例、コロナ処理)する工程、長尺フィルムを配向処理(例、ラビング処理)する工程、塗布層を乾燥させる工程などがある。
(長尺フィルム)
長尺フィルム11は、長尺方向の長さがフィルムの幅より十分に大きいフィルムである。長さは、好ましくは、幅の10倍以上である。長尺フィルム11の長さは、好ましくは、300m以上である。
長尺フィルム11の厚みは、シワを抑制する効果が高い観点から150μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましく、50μm以下であることがさらに好ましい。長尺フィルム11の厚みの下限は特に制限されないが、通常5μm以上である。本発明によれば、従来、シワが生じやすく使用することが難しかった、厚み5μm〜50μm程度の薄い長尺フィルム11でも使用できる。
長尺フィルム11は透明であるものが好ましい。例えば、波長590nm(黄色〜橙色)での透過率が、80%以上のものが好ましい。
長尺フィルム11を形成する材料は、特に制限はないが、例えば、ポリエステル系樹脂、セルロース系樹脂、シクロオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂などが挙げられ、特にシクロオレフィン系樹脂であることが好ましい。
長尺フィルム11は、単層フィルムでもよいし、単層フィルム上に、ポリイミドやポリビニルアルコールなどの高分子膜が塗布された複層フィルムでもよい。
長尺フィルム11に付与する走行方向15の張力は、走行を安定させるため、フィルム幅1mあたり、50N〜200Nであることが好ましい。
(第1、第2ガイドロール)
既に説明しているが、第1ガイドロール12および第2ガイドロール13は、長尺フィルム11の走行時に、長尺フィルム11の支持面11bを支持する。第1ガイドロール12および第2ガイドロール13(両端部13b)の直径は、通常20mm〜40mmである。第1ガイドロール12および第2ガイドロール13の材料は、例えば、アルミニウム、鉄、ステンレス、炭素複合材、ゴム、ニッケル、クロムなどである。
第1ガイドロール12と第2ガイドロール13との軸間距離は、塗布ヘッド20の大きさや第1ガイドロール12および第2ガイドロール13の直径によって適宜決定されるが、好ましくは、20mm〜1,000mmである。
第1ガイドロール12と第2ガイドロール13は、駆動源に接続された駆動ロールでもよいし、長尺フィルム11の走行に伴って受動的に回転する、フリーロールでもよい。
また、第1ガイドロール12に対し、上流側ニップロール対が対向配置される場合、既に説明した図4,5に示す第1ガイドロール12の構成が可能である。また、図1、2で示す下流側ニップロール対および第2ガイドロール13を使用している状態において、かつ上流側ニップロール対を使用する場合に、第1ガイドロール12を図4、5に示す構成とは別にでき、例えば、両端部と中間部が同じ外周径のものでもよく、長尺フィルムと接触する部分のガイドロールの外周径が同じ(実質的に同じ)円柱形状でもよい。
(下流側ニップロール対)
下流側ニップロール対を構成する第3ロール16、第4ロール17は、第2ガイドロール13との間に、長尺フィルム11の幅方向の両端部11cを挟みながら、長尺フィルム11を走行させるのに用いられる。第3ロール16、第4ロール17はハの字形に配置され、各々の回転軸16a、17aが、長尺フィルム11の走行方向15の下流側の交点18で交差する。
第3ロール16、第4ロール17と第2ガイドロール13の回転周速度は等しいが、第3ロール16、第4ロール17の回転軸16a、17aが、走行方向15と直交していないため、長尺フィルム11には、走行方向15の力だけでなく、幅方向の力19も加わる。幅方向の力19は、長尺フィルム11の幅を広げる方向の力である。
走行中の長尺フィルム11に、幅方向の力19が加わるので、第2ガイドロール13の上流側および下流側において発生していたシワが伸ばされてシワが解消される。すなわち、第2ガイドロール13と第3ロール16、第4ロール17の間を通過することで、ニップロール周辺のシワが解消され、その結果、長尺フィルム11のシワがほとんど発生しなくなる。この状態で、長尺フィルム11に塗料14を塗布すると、厚みにバラツキの無い塗布層22が得られ、縞状のムラが見られなくなる。
第3ロール16、第4ロール17の直径dは、通常10mm〜50mmである。第3ロール16、第4ロール17は、図1に示すように、長尺フィルム11と第2ガイドロール13の両方に、同時に接することが好ましい。その観点から、第3ロール16、第4ロール17の幅wはある程度広い必要があり、好ましくは、10mm〜50mmである。
第3ロール16、第4ロール17の外周面(第3ロール16、第4ロール17が、長尺フィルム11および第2ガイドロール13と接する面)は、特に制限はないが、スチレンゴムやウレタンゴムのようなエラストマー樹脂であることが好ましい。
(上流側ニップロール対)
上流側ニップロール対が使用される場合は、既に説明した図4,5に示す上流側ニップロール対(41、42)の構成が可能である。かかる場合、上述の第3ロール16の構成を第1ロール41の構成に適用でき、かつ第4ロール17の構成を第2ロール42の構成に適用できる。
(塗布ヘッド)
本発明に用いられる塗布ヘッド20は、長尺フィルム11に押し付けられながら、長尺フィルム11の表面11aに塗料21を塗布して、塗布層22を形成する。
塗布ヘッド20は、塗布層22を形成できるものであれば、特に制限はなく、グラビアヘッド、ダイヘッド、ワイヤーバーなどが用いられる。
本発明に用いられる塗料21の粘度は、回転式粘度計で、剪断速度100s−1における測定粘度が、好ましくは、50mPa・s〜5,000mPa・sである。
本発明によれば、従来、シワの凹凸に対して流動しやすく、使用が難しかった、粘度の低い(例えば50mPa・s以下の)塗料21も使用できる。
塗布ヘッド20の押し込み量は、塗布ヘッド20を押し込まない状態の長尺フィルム11の位置を基準にして、0mmを超え、50mm以下が好ましい。
(リオトロピック液晶性塗料)
リオトロピック液晶性塗料は、リオトロピック液晶化合物と溶媒とを含む溶液からなる。リオトロピック液晶化合物は、溶媒に溶解させるときの濃度を変えることにより、等方相から液晶相への相転移を起こす液晶化合物のことを意味する。等方相状態にあるリオトロピック液晶化合物を含む液体をラビング処理面等に塗布することによって、リオトロピック液晶化合物を一方向に配向させることができる。そして、配向したリオトロピック液晶化合物によって光学異方膜が形成される。
本発明におけるリオトロピック液晶化合物としては、上記性質を示すものであれば特に制限されるものではなく、例えば、アゾ系化合物、アントラキノン系化合物、ペリレン系化合物、キノフタロン系化合物、ナフトキノン系化合物、又はメロシアニン系化合物等を用いることができる。なお、リオトロピック液晶化合物としては、一般的な方法によって合成されたものを用いることができ、また、市販されているものを用いることもできる。
前記溶液に含まれる前記溶媒としては、リオトロピック液晶化合物を等方相状態又は液晶相状態にするものであれば特に限定されるものではないが、例えば、水、アルコール類、セロソルブ類、又はこれらの複数種を混合した混合溶媒等を用いることができる。
前記溶液は、添加剤を含有していてもよい。添加剤としては、例えば、界面活性剤、酸化防止剤、配向助剤等を用いることができる。
(塗布層)
本発明の製造方法により得られる塗布層は、特に制限はないが、好ましくは、リオトロピック液晶化合物と溶媒とを含む溶液または分散液を、長尺フィルム表面に、層状に展開したものである。塗布層のウェット厚みは、好ましくは、1μm〜10μmである。
一般に、リオトロピック液晶化合物を含む塗布層は、実用的な光学特性を得るため、薄く均一でなければならない。そのためには、塗料を低粘度にする必要がある。しかし、低粘度の塗料は、長尺フィルムのシワの影響で塗布ムラができやすい。そのため従来の製造方法では、均一な塗布層を形成することが困難であった。
本発明の製造方法によれば、長尺フィルムのシワが効果的に抑制できるため、低粘度の塗料を薄く均一に塗布することができる。それによって、薄く均一な塗布層が得られる。
塗布層がリオトロピック液晶化合物を含む場合、リオトロピック液晶化合物の含有量は、塗布層の総重量に対して、好ましくは、0.1重量%〜10重量%である。
リオトロピック液晶化合物としては、例えば、アゾ系化合物、アントラキノン系化合物、ペリレン系化合物、キノフタロン系化合物、ナフトキノン系化合物、メロシアニン系化合物などが挙げられる。このようなリオトロピック液晶化合物は、可視光領域(波長380nm〜780nm)で吸収二色性を示す。そのため、このようなリオトロピック液晶化合物を含む塗布層は、偏光子として用いることができる。
(長尺積層フィルム)
図3に示すように、本発明の製造方法により得られる長尺積層フィルム23は、長尺フィルム11と、その表面に形成された塗布層22とを備える。長尺積層フィルム23の総厚みは、好ましくは、10μm〜300μmである。
(実施例)
4−ニトロアニリンと8−アミノ−2−ナフタレンスルホン酸とを、常法(細田豊著「理論製造 染料化学 第5版」昭和43年7月15日技報堂発行、135頁〜152頁)に従って、ジアゾ化およびカップリング反応させて、モノアゾ化合物を得た。
このモノアゾ化合物を、同様に上記常法によりジアゾ化し、さらに1−アミノ−8−ナフトール−2,4−ジスルホン酸リチウム塩とカップリング反応させて、下記構造式(1)のアゾ化合物を含む粗生成物を得た。これを、塩化リチウムで塩析することにより、下記構造式(1)のアゾ化合物を得た。
このアゾ化合物を少量採取し、水に溶解して偏光顕微鏡で観察したところ、20重量%で、ネマチック液晶相を示した。
このアゾ化合物をイオン交換水に溶解させ、5重量%の水溶液を調整し、塗布液(塗料21に相当する)とした。
<実施例1>
図1、2に示す製造方法を用いて実施する。第2ガイドロール13は、長手方向中間部13cの直径が40.0mm、その両端部13bの直径が40.4mmとした。下流側ニップロール対を構成する第3ロール16、第4ロール17のそれぞれの直径dは20mmで、その幅wは20mmである。第2ガイドロール13の回転軸13aと第3ロール16および第4ロール17のそれぞれの回転軸16a、17aとで形成される角度(θ3、θ4)を5°となるように第3ロール16、第4ロール17を設置した。第1ガイドロール12の直径は、30mmである。長尺フィルム11として、フィルム幅440mm、厚み40μmのシクロオレフィン系ポリマーフィルム(日本ゼオン社製、商品名「ゼオノア」)を用いた。この長尺フィルム11に付与する走行方向15の張力は、フィルム幅1mあたり100Nに設定した。塗布時における長尺フィルム11の走行方向15の走行速度は、2m/minである。
上記で製造したリオトロピック液晶性の塗布液(固形分濃度が5%、剪断速度1000s−1における見かけ粘度が1.3mPa・s)を、乾燥後の塗布層の膜厚が0.3μmとなるように、上記シクロオレフィン系ポリマーフィルムに塗布ヘッド10を用いて塗布速度が2m/minで塗布した。なお、上記見かけ粘度の測定は、測定サンプルの液体を0.1cc採取し、回転式粘度計(HAKKE社製RS1)を用い、剪断速度10s−1〜2,000s−1の範囲の粘度を測定した結果に基づいている。
<比較例1>
上記実施例1において、上記下流側ニップロール対(16,17)を用いないこと以外、実施例1と同様の条件で塗布した。
<比較例2>
上記実施例1において、上記第2ガイドロールの替わりに、段差のない直径40.0mmの第2ガイドロールを用いたこと以外、実施例1と同様の条件で塗布した。
<実施例2>
上記実施例1において、上記第2ガイドロールの替わりに、中間部13cの直径が40.0mm、両端部13bの直径が40.8mmとした第2ガイドロールを用いたこと以外、実施例1と同様の条件で塗布した。
<比較例3>
上記実施例2において、上記下流側ニップロール対(16,17)を用いないこと以外、実施例2と同様の条件で塗布した。
<実施例3>
上記実施例1において、上記第2ガイドロールの替わりに、中間部13cの直径が40.0mm、両端部13bの直径が43mmとした第2ガイドロールを用いたこと以外、実施例1と同様の条件で塗布した。
<実施例4>
上記実施例1において、上記第2ガイドロールの替わりに、中間部13cの直径が40.0mm、両端部13bの直径が40.1mmとした第2ガイドロールを用いたこと以外、実施例1と同様の条件で塗布した。
上記実施例および比較例からそれぞれ得られた長尺積層フィルム23の塗布層の表面状態を評価した。評価は、輝度10,000cd/mのバックライト(電通産業社製フラットイルミネータ)の上に長尺積層フィルム23を載置し目視観察を行った。
<評価結果>
評価結果を表1に示す。表1に示すとおり、実施例1〜4で得られた長尺積層フィルムは、塗布層の表面にストライプ状のムラは観察されず、塗布面の状態はいずれも良好であった。一方、比較例1、2、3で得られた長尺積層フィルムの塗布層の表面には、ストライプ状のムラが観察された。
11 長尺フィルム
11a 長尺フィルムの塗布面(表面)
11b 長尺フィルムの支持面(裏面)
11c 長尺フィルムの幅方向両端部
12 第1ガイドロール
13 第2ガイドロール
13a 第2ガイドロールの回転軸
13b 両端部
13c 中間部
15 走行方向
16 第3ロール
16a 第3ロールの回転軸
17 第4ロール
17a 第4ロールの回転軸
18 交点
19 長尺フィルムに加わる幅方向の力
20 塗布ヘッド
21 塗料
22 塗布層
23 長尺積層フィルム

Claims (7)

  1. 長尺フィルムと、当該長尺フィルに積層される塗布層を有する長尺積層フィルムの製造方法であって、
    前記長尺フィルムの前記塗布層が積層される塗布面と異なる支持面を、第1ガイドロールと、当該第1ガイドロールよりも当該長尺フィルム走行方向の下流側に配置される第2ガイドロールとで支持させた状態において、当該第1ガイドロールと当該第2ガイドロールとの間に配置された塗布ヘッドを、走行している当該長尺フィルムの当該塗布面に押し付けて塗料を塗布して当該塗布層を形成する塗布層形成工程を含み、
    前記塗布層形成工程は、
    前記第1ガイドロールに対して対向配置され、かつ前記長尺フィルムの塗布面に当接される第1ロールおよび第2ロールを有する上流側ニップロール対と、当該第1ガイドロールとで、当該長尺フィルムの幅方向両端フィルム部を挟み、かつ当該長尺フィルムに対しフィルム幅を広げる方向の力を与えながら当該長尺フィルムを走行させつつ前記塗料を塗布する構成であって、
    前記上流側ニップロール対を構成する第1ロールの回転軸と第2ロールの回転軸との交差位置が、当該上流側ニップロール対の位置よりも前記長尺フィルムの走行方向下流側にあり、かつ
    前記上流側ニップロール対とともに前記長尺フィルムの両端フィルム部を挟む、前記第1ガイドロールの両端部の外周径が、当該両端部以外である中間部の外周径よりも大きいこと、および/または、
    前記第2ガイドロールに対して対向配置され、かつ前記長尺フィルムの塗布面に当接される第3ロールおよび第4ロールを有する上流側ニップロール対と、当該第2ガイドロールとで、前記塗布層を避けるように当該長尺フィルムの幅方向両端フィルム部を挟み、かつ当該長尺フィルムに対しフィルム幅を広げる方向の力を与えながら当該長尺フィルムを走行させつつ前記塗料を塗布する構成であって、
    前記下流側ニップロール対を構成する第3ロールの回転軸と第4ロールの回転軸との交差位置が、当該下流側ニップロール対の位置よりも前記長尺フィルムの走行方向下流側にあり、かつ
    前記下流側ニップロール対とともに前記長尺フィルムの両端フィルム部を挟む、前記第2ガイドロールの両端部の外周径が、当該両端部以外である中間部の外周径よりも大きいことを特徴とする長尺積層フィルムの製造方法。
  2. 前記第1ガイドロールおよび/または第2ガイドロールの前記両端部の外周の直径と当該両端部以外である中間部の外周の直径との比(両端部直径:中間部直径)が100.025:100〜125:100であることを特徴とする請求項1に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
  3. 前記第1ガイドロールの回転軸と前記第1ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ1)および前記第1ガイドロールの回転軸と前記第2ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ2)が、1°〜10°であり、および/または、
    前記第2ガイドロールの回転軸と前記第3ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ3)および前記第2ガイドロールの回転軸とおよび第4ロールの回転軸との鋭角に交差する角度(θ4)が、1°〜10°であることを特徴とする請求1または2に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
  4. 前記上流側ニップロール対が、前記長尺フィルムと前記第1ガイドロールとに同時に接し、および/または、
    前記下流側ニップロール対が、前記長尺フィルムと前記第2ガイドロールとに同時に接することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
  5. 前記第1ロール、第2ロール、第3および第4ロールの外周面が、エラストマー樹脂であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
  6. 前記長尺フィルムが、シクロオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
  7. 前記塗料が、リオトロピック液晶性塗料であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の長尺積層フィルムの製造方法。
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