JP2013121064A - 広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法 - Google Patents

広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
アンプ部の利得を容易に調整することができ、入力レベルが小さい信号にも対応可能な広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法を提供する。
【解決手段】
本発明の広帯域アンプ10は、調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分ける信号振分手段20と、n個の帯域とそれぞれ対応付けられ、印加された制御電圧に基づいて振分けられた調整用信号を増幅して電圧信号を出力するn個のアナログアンプ31〜3nと、基準電圧値を保持し、出力された電圧信号を基準電圧値に一致させるための電圧値を生成し、制御電圧としてアナログアンプ31〜3nに印加する電圧印加手段40と、n個のアナログアンプ31〜3nから出力された電圧信号を合成して出力する出力手段50と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力レベルが小さい広周波数帯域の信号に対応可能な、広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法に関する。
広周波数帯域信号を扱う通信回路は、アナログアンプまたはデジタルアンプを配置し、入力した信号を増幅した後、増幅した信号に対して各種の処理を施すことが望ましい。しかし、広周波数帯域信号を扱う通信回路にLNA (Low Noise Amplifier)等のアナログアンプを配置する場合、アナログアンプは入力レベルが小さい信号にも対応できるものの、利得の周波数変動やピーキングに起因する共振等により、広帯域にわたって利得を一定に保つことは困難である。一方、広周波数帯域信号を扱う通信回路にデジタルアンプを配置する場合、広帯域にわたって利得を一定に保てるものの、クロックパルスによるデジタルノイズやD/A (digital to analog converter) 、A/Dによる量子化ノイズ等により、入力レベルが小さい信号に対応することは困難である。
そこで、広周波数帯域信号を扱う通信回路に、複数のアンプを直列または並列に配置し、扱う信号を帯域ごとに分担して増幅することが提案されている。例えば、特許文献1には、帯域分割された音声信号を複数の利得制御アンプで増幅する音声処理装置が開示されている。また、特許文献2には、IF(中間周波数:intermediate frequency)帯域を3分割して、3つのAGCアンプでそれぞれ増幅した後で合成するデジタルCATV(ケーブルテレビ:Cable television)用のQAM(直角位相振幅変調: quadrature amplitude modulation?)受信機が開示されている。
特許文献1の音声処理装置は、隣接する帯域の信号を減算処理することにより、対象帯域内の信号を適切に処理する。一方、特許文献2のQAM受信機は、一つのAGCアンプを基準にして、残りの2つのAGCアンプの利得を調整することにより、3つのAGCアンプから出力された信号の出力パワーを等しくする。
特開2000‐022473号公報 特開2003‐198981号公報
しかし、特許文献1の音声処理装置および特許文献2のQAM受信機はいずれも、入力した被増幅信号を用いて減算処理または利得調整する。この場合、入力した被増幅信号の入力パワーの変化等に応じて逐次調整を行う必要があり、調整処理の負荷が高い。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、アンプ部の利得を容易に調整することができ、入力レベルが小さい信号にも対応可能な広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る広帯域アンプは、調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分ける信号振分手段と、n個の帯域とそれぞれ対応付けられ、印加された制御電圧に基づいて振分けられた調整用信号を増幅して電圧信号を出力するn個のアナログアンプと、基準電圧値を保持し、出力された電圧信号を基準電圧値に一致させるための電圧値を生成し、制御電圧としてアナログアンプに印加する電圧印加手段と、n個のアナログアンプから出力された電圧信号を合成して出力する出力手段と、を備える。
上記目的を達成するために本発明に係る広帯域信号通信回路は、上記の広帯域アンプと、電圧印加手段へ基準電圧値を出力する制御手段と、を備え、電圧印加手段は出力された電圧信号を制御手段から出力された基準電圧値に一致させるための制御電圧を生成する。
上記目的を達成するために本発明に係る増幅方法は、調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分け、n個の帯域ごとに、印加された制御電圧に基づいて振分けられた調整用信号を増幅して電圧信号として出力し、出力された電圧信号を基準電圧値に一致させるための制御電圧を生成して印加し、n個の帯域ごとに出力された電圧信号を合成して出力する。
本発明によれば、アンプ部の利得を容易に調整することができ、入力レベルが小さい信号にも対応できる、広帯域アンプ、広帯域信号通信回路および増幅方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る広帯域アンプ10のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る別の広帯域アンプ10Bのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る広帯域信号通信回路90のブロック図である。 一般的なアナログアンプの周波数特性である。 本発明の第2の実施形態に係る広帯域信号通信回路100の構成図である。 本発明の第2の実施形態において、VCO400が接続されている時に入力端子200からアンプ部501〜50nへ出力される信号の出力特性である。 本発明の第2の実施形態に係る広帯域信号通信回路100の動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る別の広帯域信号通信回路100Bの構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る広帯域信号通信回路100Cの構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る広帯域信号通信回路100Cの、(a)入力した信号の周波数特性、(b)出力した信号の周波数特性である。 本発明の第3の実施形態に係る別の広帯域信号通信回路100Dの構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る別の広帯域信号通信回路100Dの、(a)入力した信号の周波数特性、(b)出力した信号の周波数特性である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態について説明する。本実施形態に係る広帯域アンプのブロック図を図1に示す。図1において、本実施形態に係る広帯域アンプ10は、信号振分手段20、n個のアナログアンプ31〜3n、電圧印加手段40および出力手段50を備える。
信号振分手段20は、調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分ける。本実施形態において、調整用信号は、所定の出力パワーを有し、中心周波数がn個の帯域内の値に順次変化する信号である。
n個のアナログアンプ31〜3nは、上述のn個の帯域にそれぞれ対応し、対応する帯域内において平坦な利得を有するアンプである。n個のアナログアンプ31〜3nはそれぞれ、信号振分手段20によって振り分けられた調整用信号を、後述する電圧印加手段40から印加された制御電圧に基づいて増幅し、電圧信号として出力手段50へ出力する。
例えば、アナログアンプ32は帯域2に対応し、帯域2内において平坦な利得を有する。そして、アナログアンプ32は、中心周波数が帯域2に含まれる調整用信号が入力した場合、入力した調整用信号を電圧印加手段40から印加された制御電圧に基づいて増幅し、電圧信号を出力手段50へ出力する。
電圧印加手段40は、基準電圧値を保持している。電圧印加手段40は、n個のアナログアンプ31〜3nから出力された電圧信号を順次監視し、監視しているアナログアンプから出力された電圧信号を保持している基準電圧値と一致させるための制御電圧を生成し、生成した制御電圧を監視しているアナログアンプに印加する。なお、電圧印加手段40は1つに限らず、2〜nの電圧印加手段を配置することもできる。
出力手段50は、n個のアナログアンプ31〜3nから出力されたn個の電圧信号を合成し、広帯域アンプ10からの出力電圧として外部へ出力する。
本実施形態に係る広帯域アンプ10は、アナログアンプを用いているため、入力レベルが小さい信号にも対応することができる。また、広帯域アンプ10は、予め基準電圧値を保持した電圧印加手段40を備え、電圧印加手段40が保持している基準電圧値を用いてアナログアンプ31〜3nをフィードバック制御するため、アナログアンプ31〜3nの利得を容易に調整することができる。以上のように、本実施形態に係る広帯域アンプ10は、アナログアンプ31〜3nの利得を容易に調整することができ、入力レベルが小さい信号にも対応できる。
なお、上述の広帯域アンプ10に、調整用信号を生成して信号振分手段20に出力する信号生成手段と、外部から信号を受け付けて被増幅信号として信号振分手段20へ出力する入力手段を備えることもできる。この場合、信号生成手段と入力手段とを切り替える切替手段をさらに配置することが望ましい。信号生成手段、入力手段および切替手段を備える広帯域アンプの構成図を図2に示す。
図2に示した広帯域アンプ10Bにおいて、信号生成手段60Bは、調整用信号(所定の出力パワーを有し、中心周波数がn個の帯域内の値に順次変化する信号)を生成して信号振分手段20Bに出力する。入力手段70Bは、外部から信号を受け付けて被増幅信号として信号振分手段20Bへ出力する。切替手段80Bは、信号生成手段60Bおよび入力手段70Bのどちらか一方を選択して信号振分手段20Bと接続する。電圧印加手段40Bは、信号生成手段60Bから入力手段70Bへ切り替わったとき、その時、出力した制御電圧を固定値として記憶し、記憶した制御電圧をアナログアンプ31〜3nに印加する。なお、n個のアナログアンプ31B〜3nBおよび出力手段50Bは、図1に示した広帯域アンプ10のそれらと同様に機能する。
図2に示した広帯域アンプ10Bは、n個のアナログアンプ31B〜3nBから出力された電圧信号が、電圧印加手段40Bが保持している基準電圧値と一致していない時、切替手段80Bを用いて信号生成手段60Bと信号振分手段20Bとを接続する。この場合、信号生成手段60Bによって生成された調整用信号が信号振分手段20に入力し、電圧印加手段40Bが入力した電圧信号と保持している基準電圧値とを用いてアナログアンプ31B〜3nBをフィードバック制御する。
一方、広帯域アンプ10Bは、n個のアナログアンプ31B〜3nBから出力された電圧信号が電圧印加手段40Bが保持している基準電圧値と一致した場合、切替手段80Bを用いて入力手段70Bと信号振分手段20Bとを接続すると共に、電圧印加手段40Bに制御電圧を固定値として記憶させる。そして、入力手段70Bが受け付けた被増幅信号を信号振分手段20Bが中心周波数に応じてアナログアンプ31B〜3nBへ振分け、アナログアンプ31B〜3nBは電圧印加手段40Bから印加される固定値としての制御電圧に基づいて被増幅信号を増幅し、出力手段50Bへ出力する。そして、出力手段50Bは、n個のアナログアンプ31B〜3nBから出力されたn個の電圧信号を合成し、広帯域アンプ10Bからの出力電圧として外部へ出力する。
上述の広帯域アンプ10Bは、被増幅信号が入力する前に、電圧印加手段40Bが保持している基準電圧値を用いてアナログアンプ31B〜3nBをフィードバック制御することから、入力した被増幅信号を初期段階から最適に増幅することができる。
なお、上述の広帯域アンプ10、10Bと制御手段とを組み合わせることにより、様々な広帯域信号通信回路を構成することができる。広帯域信号通信回路のブロック図を図3に示す。図3において、広帯域信号通信回路90は、広帯域アンプ91および制御手段92を備える。制御手段92が広帯域アンプ91の図示しないn個のアナログアンプの基準電圧値をそれぞれ最適な値に設定することにより、広帯域信号通信回路90をEQL(equalizer)として機能させることができる。一方、制御手段92が広帯域アンプ91のn個のアナログアンプを個別にON/OFFすることにより、広帯域信号通信回路90をLPF(Low-pass-filter)、BPF(Band-pass-filter)、HPF(High-pass-filter)または複数のアンプとして機能させることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。広帯域な周波数帯を使用するUWB通信等のシングルパルス方式やOFDM方式を適用する場合、通信装置の送受信部の増幅部やフィルタ部に、入力レベルが小さい信号にも対応できるLNA(Low Noise Amplifier)等のアナログアンプが配置される。図4に、一般的なアナログアンプの周波数特性の一例を示す。
図4に示すように、一般的なアナログアンプの周波数特性は、高周波数側で利得が少しずつ落ちるため、広帯域の信号が入力した場合、低周波数側の信号の出力パワーと比較して、高周波数側の信号の出力パワーが小さくなる。高周波数側での利得減少の他、共振等による利得の変動やアナログアンプの個体バラツキによる周波数特性の違い等により、信号の品質が劣化する。
そこで、本実施形態においては、ターゲットとする周波数帯域をn個に分割し、分割したn個の周波数帯域ごとにアンプ部を配置し、n個のアンプ部の利得をそれぞれ所望のレベルに調整することにより、信号の品質が劣化することを抑制する。
図5に、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100の構成図を示す。図5において、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100は、入力端子200、スイッチ300、VCO(電圧制御発信器:Voltage Control Oscillator)400、n個のアンプ部501〜50n、制御回路600、抵抗700および出力端子800を備える。
入力端子200は、外部から入力した信号をn個のアンプ部501〜50nへ出力する。
スイッチ300は、広帯域信号通信回路100のキャリブレーション開始時にONになり、キャリブレーション終了時にONからOFFへ切り替わる。スイッチ300の一方の端子は入力端子200の出力に、他方の端子はVCO400に接続されている。スイッチ300がONになることにより、VCO400からの出力がn個のアンプ部501〜50nへ入力する。一方、スイッチ300がOFFになることにより、VCO400との接続が切断され、入力端子200からの出力がn個のアンプ部501〜50nへ入力する。
VCO400は、後述する制御回路600から制御電圧値611〜61nが印加されることにより、一定の出力パワーを有し、中心周波数が周波数帯域1〜n内に含まれる信号を順次生成し、アンプ部501〜50nへ出力する。VCO400から出力される信号の出力特性を図6に示す。図6に示すように、VCO400は、一定の出力パワーを有し、中心周波数が周波数帯域1〜n内に含まれる信号を順次生成して出力する。
n個のアンプ部501〜50nは、それぞれ異なる周波数帯域1〜nの信号を増幅し、電流信号として出力する。例えば、アンプ部50k(k=1、2、…、n)は、入力端子200から入力した信号のうち、中心周波数が周波数帯域kに含まれる信号kを増幅する。図5に示すように、n個のアンプ部501〜50nはそれぞれ、BPF(Band Pass Filter)511〜51n、負帰還回路521〜52nおよびV/I(Voltage to Current Converter)531〜53nを備える。以下、アンプ部50kの各構成要素について詳細に説明する。なお、その他のアンプ部も同様に構成されている。
BPF51kは、入力端子200から入力した信号から中心周波数が周波数帯域kに含まれる信号のみを取り出して負帰還回路52kへ出力する。
負帰還回路52kは、広帯域信号通信回路100のキャリブレーション実施時に、BPF51kから入力した信号と、後述する制御回路600から入力した基準電圧値62kと、を用いてVGA54kのコントロール端子に印加する電圧値を調整する。さらに、負帰還回路52kは、キャリブレーション終了後に、入力した信号を増幅し、電圧信号をV/I53kへ出力する。図5に示すように、負帰還回路52kは、VGA(Voltage Control Gain Amplifier)54k、平滑化回路55k、負帰還アンプ56kおよび電圧記憶回路57kを備える。
VGA54kは、周波数帯域kにおける利得が平坦なアンプである。VGA54kは、コントロール端子に印加された電圧値によって駆動され、BPF51kから入力した中心周波数が周波数帯域kの信号を増幅し、電圧値を出力する。VGA54kから出力した電圧値は、負帰還回路52kからの電圧信号としてV/I53kへ出力される。
平滑化回路55kは、VGA54kの出力端に接続され、VGA54kから出力された電圧値を監視する。そして、平滑化回路55kは、VGA54kから出力された電圧値を平滑化し、平均電圧値(DC電圧)として負帰還アンプ56kへ出力する。平滑化回路55kは、コンデンサ等によって構成することができる。
負帰還アンプ56kは、一方の入力端子に平滑化回路55kから出力された平均電圧値が、他方の入力端子に制御回路600から入力した基準電圧値62kが入力する。負帰還アンプ56kは、基準電圧値62kが入力している時、平滑化回路55kから入力した平均電圧値を、制御回路600から入力した基準電圧値62kに調整する(負帰還をかける)ための調整電圧値を生成し、電圧記憶回路57kへ出力する。一方、負帰還アンプ56kは、基準電圧値62kが入力していない場合、平滑化回路55kから入力した平均電圧値をそのまま電圧記憶回路57kへ出力する。
電圧記憶回路57kは、負帰還アンプ56kへ入力した基準電圧値62kおよび平均電圧値を監視し、負帰還アンプ56kに基準電圧値62kが入力している時、負帰還アンプ56kから入力した調整電圧値をそのままVGA54kのコントロール端子へ印加する。さらに、電圧記憶回路57kは、負帰還アンプ56kに入力した基準電圧値62kと平均電圧値とが一致した場合、負帰還アンプ56kから入力した調整電圧値を調整済電圧値として記憶すると共に、制御回路600へ基準電圧値62kと平均電圧値とが一致したことを示す報知信号を出力する。電圧記憶回路57kは、報知信号を出力した後、記憶した調整済電圧値をVGA54kのコントロール端子へ印加する。電圧記憶回路57kは、調整済電圧値を保持できる電圧印加回路であれば良く、例えば、CPUを用いたA/D回路またはD/A回路によって構成することができる。
V/I53kは、VGA54kの出力端に接続され、VGA54kから出力された電圧値、すなわち、負帰還回路52kからの電圧信号を電流に変換し、アンプ部50kからの電流信号として出力する。
制御回路600は、広帯域信号通信回路100のキャリブレーション開始時に、スイッチ300をONする。そして、制御回路600は、VCO400から出力される信号の発振周波数をn個の周波数帯域1〜nの各中心周波数に変化させるための制御電圧値611〜61nを生成してVCO400へ順次印加する。また、制御回路600は、印加した制御電圧値611〜61nによって指定される周波数帯域1〜nに対応する負帰還回路521〜52nへ、所定の基準電圧値621〜62nを出力する。
制御回路600は、基準電圧値を出力している負帰還回路から報知信号が入力した時、この周波数帯域のキャリブレーションが終了したと判断し、キャリブレーションを行っていた負帰還回路への基準電圧値の出力を停止し、次の周波数帯域のキャリブレーションを開始する。すなわち、制御回路600は、中心周波数が次の周波数帯域に含まれる信号を生成させるための制御電圧値を生成してVCO400へ印加すると共に、対応する負帰還回路へ所定の基準電圧値の出力を開始する。そして、制御回路600は、全ての負帰還回路521〜52nから報知信号が入力した時、広帯域信号通信回路100のキャリブレーションが終了したと判断し、スイッチ300をONからOFFに切り替える。
抵抗700は、図5に示すように、一端がn個のアンプ部501〜50nの出力端に接続され、他端が接地されている。抵抗700は、n個のアンプ部501〜50nからの電流信号を電圧信号に一括変換し、出力端子800へ出力する。アンプ部501〜50nの出力端を抵抗700にまとめて接続し、アンプ部501〜50nから出力された電流信号を抵抗700において電圧信号に一括変換することにより、アンプ部501〜50nから出力した電流信号を無駄なく電圧信号に変換することができる。
出力端子800は、抵抗700によって一括変換された電圧信号を、広帯域信号通信回路100からの出力信号として外部へ出力する。
次に、広帯域信号通信回路100が3つのアンプ部501、502、503を備え、ターゲットとする周波数帯域を3個の周波数帯域1〜3に分割する場合の、広帯域信号通信回路100の動作について説明する。3つのアンプ部501、502、503を備えた広帯域信号通信回路100を図7に示す。
3つのアンプ部501、502、503を備えた広帯域信号通信回路100をキャリブレーションする場合、まず、制御回路600はスイッチ300をONする。そして、制御回路600は、中心周波数が周波数帯域1内に含まれる信号を出力させるための制御電圧値611を生成してVCO400へ印加すると共に、周波数帯域1に対応付けられた基準電圧値621をアンプ部501の負帰還アンプ561へ出力する。
VCO400は、制御回路600から制御電圧値611が印加されることにより、中心周波数が周波数帯域1内に含まれ、出力パワーが所定の大きさに調整された信号を、アンプ部501〜503へ出力する。
アンプ部501〜503へ入力した中心周波数が周波数帯域1内に含まれる信号は、各アンプ部501〜503のBPF511〜513へ入力する。そして、中心周波数が周波数帯域1内に含まれる信号は、BPF511のみ通過し、負帰還回路521へ入力する。
負帰還回路521は、制御回路600から基準電圧値621が入力している場合、入力端子200から入力した信号と、制御回路600から入力した基準電圧値621とを用いて、図示しないVGA541へ印加する電圧値を調整する。具体的には、VGA541が、負帰還回路521に入力した中心周波数が周波数帯域1内に含まれる信号を増幅し、電圧値を出力する。平滑化回路551は、VGA541から出力された電圧値を平滑化し、平均電圧値(DC電圧)として負帰還アンプ561へ出力する。負帰還アンプ561は、平滑化回路551から入力した平均電圧値を、制御回路600から入力した基準電圧値621に調整するための調整電圧値を生成し、電圧記憶回路571へ出力する。そして、電圧記憶回路571は、負帰還アンプ561から入力した調整電圧値をそのままVGA541のコントロール端子に印加する。
そして、負帰還アンプ561へ入力した基準電圧値621と平均電圧値とが一致した時、電圧記憶回路571は、負帰還アンプ561から入力した調整電圧値を調整済電圧値として記憶すると共に、制御回路600へ一致したことを示す報知信号を出力する。その後、電圧記憶回路571は、記憶した調整済電圧値をVGA541へ印加する。
一方、制御回路600は、アンプ部501の電圧記憶回路571から報知信号が入力した場合、周波数帯域1のキャリブレーションを終了し、その次の周波数帯域2のキャリブレーションを開始する。すなわち、制御回路600は、中心周波数が周波数帯域2に含まれる信号を出力するための制御電圧値612を生成してVCO400へ印加し、周波数帯域2に対応付けられた基準電圧値622をアンプ部502の負帰還アンプ562へ出力する。
VCO400は、制御回路600から制御電圧値612が印加されることにより、中心周波数が周波数帯域2内に含まれ、出力パワーが所定の大きさに調整された出力信号を、アンプ部501〜503へ出力させる。そして、中心周波数が周波数帯域2内に含まれる信号は、BPF512のみ通過し、負帰還回路522へ入力する。
負帰還回路522は、BPF512から入力した信号と、制御回路600から入力した基準電圧値622とを用いて、VGA542へ印加する電圧値を調整し、調整終了後、制御回路600へ一致したことを示す報知信号を出力する。
制御回路600は、アンプ部502の負帰還回路522(電圧記憶回路572)から報知信号が入力した場合、周波数帯域2のキャリブレーションを終了し、周波数帯域3のキャリブレーションを開始する。そして、制御回路600は、全ての負帰還回路521〜523から報知信号が入力した場合、広帯域信号通信回路100のキャリブレーションが終了したと判断し、スイッチ300をONからOFFに切り替える。
次に、キャリブレーションが終了した広帯域信号通信回路100の動作について図7を用いて説明する。図7において、入力端子200から入力した信号は、アンプ部501〜503に入力する。入力した信号は、アンプ部501〜503のBPF511〜513により、中心周波数に応じてアンプ部501〜503のいずれかに振り分けられる。振り分けられた信号は、負帰還回路521〜523に入力し、負帰還回路521〜523において調整済電圧値に基づいて増幅され、電圧信号としてV/I531〜533へ出力される。V/I531〜533は、負帰還回路521〜523からの電圧信号を電流に変換し、アンプ部501〜503からの電流信号として出力する。
アンプ部501〜503からの電流信号は、抵抗700において電圧信号に一括変換され、広帯域信号通信回路100からの出力信号として出力端子800から外部へ出力される。
以上のように、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100は、制御電圧値611〜61nを用いてVCO400の出力周波数をn個のアンプ部501〜50nの対応帯域となるように順次調整すると共に、基準電圧値621〜62nを用いてn個のアンプ部501〜50nのVGA541〜54nの利得を所望のレベルに調整する。これにより、広帯域信号通信回路100は、全体として必要な周波数帯域内で一定の利得を保つことができる一つの広帯域アンプとして動作することができる。
ここで、n個のアンプ部501〜50nの出力端子を全て抵抗700に接続することにより、n個のアンプ部501〜50nからの電流信号は、抵抗700において電圧信号に一括変換される。これにより、各周波数帯域間の境界部分の電流信号も喪失されることなく、出力端子800から出力させることができる。さらに、n個のアンプ部501〜50nからの出力を全て合成することにより、n個のアンプ部501〜50nの個体ばらつき等による影響を最低限にすることができる。
また、上述の利得調整は、例えば、電源が投入された直後の、信号入力前のキャリブレーション動作として実施されるため、初期段階から広帯域に出力パワーが一定の広帯域アンプとして動作する。従って、パケット通信等による間欠的な送受信信号を扱う通信に適用することができる。
なお、通信周波数帯域内の信号が広帯域信号通信回路100に間欠的に入力する場合、上述の広帯域信号通信回路100からスイッチ300およびVCO400を削除することもできる。スイッチおよびVCOを削除した広帯域信号通信回路の構成図を図8に示す。
図8に示した広帯域信号通信回路100Bにおいて、各周波数帯域内のアンプ部501B〜50nBは所定の基準電圧値621B〜62nBに基づいて断続的に調整される。基準電圧値621B〜62nBを全て同じにすることにより、必要な周波数帯域内において出力パワーが一定となる。アンプ部501B〜50nBの調整を被増幅信号の信号レベルではなく、所定の基準電圧値621B〜62nBを用いて行うことから、この場合も、容易にアンプ部501B〜50nBの調整を実施することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について説明する。本実施形態では、図5に示した第2の実施形態の広帯域信号通信回路100を様々に機能させる。本実施形態に係る広帯域信号通信回路は、入力した信号の周波数特性を補正し、必要な周波数帯域において出力パワーが平坦な信号を出力する。本実施形態に係る広帯域信号通信回路の構成図を図9に示す。図9において、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100Cは、入力端子200C、スイッチ300C、VCO400C、5個のアンプ部503C、504C、505C、506C、507C、制御回路600C、抵抗700Cおよび出力端子800Cを備え、必要な周波数帯域を周波数帯域3C〜7Cに5分割する。
広帯域信号通信回路100Cにおいて、図10(a)に示すような、周波数帯域1C〜8Cの広がりを持ち、高周波数帯側(周波数帯域5C〜8C)の入力パワーが低周波数帯側(周波数帯域1C〜4C)の入力パワーと比較して小さくなっている信号を、周波数帯域3C〜7Cの出力パワーが平坦な信号として出力する場合について説明する。
まず、広帯域信号通信回路100Cは、周波数帯域3C〜7Cの出力パワーを平坦にする制御電圧値613C〜617Cを設定する。そして、広帯域信号通信回路100Cは、スイッチ300CをONし、アンプ部503C〜507Cへ入力させる信号の中心周波数を順次変化させるための制御電圧値613C〜617CをVCO400Cへ印加すると共に、対応するアンプ部503C〜507Cへ制御電圧値613C〜617Cを出力する。
VCO400Cは、制御電圧値613C〜617Cに基づいて入力信号の中心周波数を周波数帯域3C〜7Cの中心周波数へ変化させ、アンプ部503C〜507Cは、負帰還回路523C〜527Cの利得を制御電圧値613C〜617Cを用いて調整する。
これにより、広帯域信号通信回路100Cに入力した信号は、図10(b)に示すように、高周波数帯側の周波数帯域5C〜7Cの出力パワーが低周波数帯側の周波数帯域3C、4Cの出力パワーまで増幅される。一方、広帯域信号通信回路100Cに入力した周波数帯域1C、2C、8Cの信号は、BPF513C〜517Cを通過できないことから、図10(b)に示すように、シャットダウンされる。そして、V/I543C〜547Cにおいて電流に変換されたアンプ部503C〜507Cからの電流信号が、抵抗700Cにおいて電圧に一括変換されることにより、出力端子800Cから図10(b)に示す周波数帯域3C〜7Cの出力パワーが平坦な信号が出力される。
一方、広帯域信号通信回路に、例えば、8個のアンプ部を配置し、必要な周波数帯域に合わせて、不要なアンプ部を停止させることもできる。この時の広帯域信号通信回路の構成図を図11に示す。
図11において、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100Dは、入力端子200D、スイッチ300D、VCO400D、8個のアンプ部501D〜508D、制御回路600D、抵抗700Dおよび出力端子800Dを備え、必要な周波数帯域を周波数帯域1D〜8Dに8分割する。
そして、8個のアンプ部501D〜508Dから連続する周波数帯域に対応するアンプ部を選択することにより、広帯域信号通信回路100DをLPF(Low-pass-filter)、BPF(Band-pass-filter)またはHPF(High-pass-filter)として機能させることができる。さらに、8個のアンプ部501D〜508Dから離れた周波数帯域に対応する複数のアンプ部を選択することにより、広帯域信号通信回路100Dを複数のアンプとして機能させることもできる。
例えば、周波数帯域3Dと周波数帯域6Dのみにトーン信号がある場合、広帯域信号通信回路100Dは、周波数帯域3Dに対応するアンプ部503Dと、周波数帯域6Dに対応するアンプ部506Dのみを稼働させ、周波数帯域6Dの信号の出力パワーを周波数帯域3Dの信号の出力パワーと同レベルまで増幅する。そして、周波数帯域3D、6D以外の周波数帯域の信号をシャットダウンする。
上述の広帯域信号通信回路100Dに、図12(a)に示した信号が入力した時に、広帯域信号通信回路100Dから出力される信号を図12(b)に示す。広帯域信号通信回路100Dは、アンプ部503Dと、アンプ部506Dとを稼働させることにより、2つのアンプとして機能する。
本実施形態に係る広帯域信号通信回路100Dは、不要なアンプ部を停止させることにより省電力化ができると共に、トーン信号の周波数帯域が変更された場合に、容易に対応することができる。
なお、本実施形態に係る広帯域信号通信回路100Dは、8個のアンプ部501D〜508Dを個々に利得調整することにより、周波数帯域内において出力パワーを変えることができ、EQL(equalizer)として機能することもできる。
以上のように、上述の実施形態に係る広帯域信号通信回路は、周波数帯域内の利得を一定に保つことにより、広帯域な周波数特性を有するアンプとして機能する。また、該広帯域信号通信回路は、任意に帯域内の周波数特性を変更することにより、LPF、BPFまたはHPFや、通信経路の周波数による減衰量の違いを補正するEQLとして機能する。
本願発明の広帯域信号通信回路は、無線通信におけるデータ信号および有線によるデータ通信に用いる広帯域信号通信回路に適用することができる。また、本願発明の広帯域信号通信回路は、広帯域な周波数帯を使用するシングルパルス方式やOFDM方式、UWB、パケット通信等に適用することができる。さらに、本願発明の広帯域信号通信回路は、アナログ増幅器を使用しているため量子化ノイズがなく、従って、LNAとしても使用することも出来る。
なお、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
10、10B 広帯域アンプ
20、20B 信号振分手段
31〜3n、31B〜3nB アナログアンプ
40、40B 電圧印加手段
50、50B 出力手段
60B 信号生成手段
70B 入力手段
80B 切替手段
90 広帯域信号通信回路
91 広帯域アンプ
92 制御手段
100 広帯域信号通信回路
200 入力端子
300 スイッチ
400 VCO
501〜50n アンプ部
511〜51n BPF
521〜52n 負帰還回路
531〜53n V/I
541〜54n VGA
551〜55n 平滑化回路
561〜56n 負帰還アンプ
571〜57n 電圧記憶回路
600 制御回路
700 抵抗
800 出力端子

Claims (10)

  1. 調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分ける信号振分手段と、
    前記n個の帯域とそれぞれ対応付けられ、印加された制御電圧に基づいて前記振分けられた調整用信号を増幅して電圧信号を出力するn個のアナログアンプと、
    基準電圧値を保持し、前記出力された電圧信号を前記基準電圧値に一致させるための電圧値を生成し、前記制御電圧として前記アナログアンプに印加する電圧印加手段と、
    前記n個のアナログアンプから出力された電圧信号を合成して出力する出力手段と、
    を備える広帯域アンプ。
  2. 前記信号振分手段の前段に配置され、周波数が前記n個の帯域内の値に順次変化し、所定の出力パワーを有する信号を生成し、前記調整用信号として出力する信号生成手段をさらに備える請求項1記載の広帯域アンプ。
  3. 前記信号振分手段の前段に配置され、外部から信号を受け付けて被増幅信号として出力する入力手段と、
    前記出力された電圧信号と前記基準電圧値とが一致していない時、前記信号生成手段と前記信号振分手段とを接続し、前記出力された電圧信号と前記基準電圧値とが一致した時、前記入力手段と前記信号振分手段とを接続する切替手段と、
    をさらに備え、
    前記信号振分手段は、前記入力手段と接続されている時、前記出力された被増幅信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分ける、請求項2記載の広帯域アンプ。
  4. 前記電圧印加手段は、前記出力された電圧信号が前記基準電圧値と一致した時、前記印加した制御電圧を記憶し、該記憶した制御電圧を前記アナログアンプに印加する、請求項3記載の広帯域アンプ。
  5. 前記信号振分手段の前段に配置され、外部から間欠的に入力する広帯域信号を受け付け、該間欠的に入力する広帯域信号を前記調整用信号として出力する入力手段をさらに備える請求項1記載の広帯域アンプ。
  6. 前記n個のアナログアンプの後段にそれぞれ配置され、前記出力された電圧信号を電流信号に変換してそれぞれ出力するn個の変換手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記n個の変換手段から出力された電流信号を電圧信号に一括変換する抵抗素子を備える、請求項1乃至5のいずれか1項記載の広帯域アンプ。
  7. 前記アナログアンプは、対応付けられた帯域内の利得が平坦である、請求項1乃至6のいずれか1項記載の広帯域アンプ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項記載の広帯域アンプと、
    前記電圧印加手段へ前記基準電圧値を出力する制御手段と、
    を備え、
    前記電圧印加手段は、前記出力された電圧信号を前記制御手段から出力された基準電圧値に一致させるための前記制御電圧を生成する、広帯域信号通信回路。
  9. 該広帯域信号通信回路はフィルタ回路またはイコライザーである、請求項8記載の広帯域信号通信回路。
  10. 調整用信号をそれぞれ異なるn個の帯域に振分け、
    前記n個の帯域ごとに、印加された制御電圧に基づいて前記振分けられた調整用信号を増幅して電圧信号として出力し、
    前記出力された電圧信号を基準電圧値に一致させるための前記制御電圧を生成して印加し、
    前記n個の帯域ごとに出力された電圧信号を合成して出力する、
    増幅方法。
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