JP2013118934A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】おむつを装着する者が、夜間の暗所において、自力でおむつのウエスト開口部を認識し易く、おむつの背側部と腹側部とを履き違えて装着し難いパンツ型使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】本発明のパンツ型使い捨ておむつ1Aは、ウエスト開口部WOにウエスト弾性部材41が配され、腹側部A、背側部B及び股下部Cに区分されている。腹側部Aのウエスト弾性部材41aは、暗所において、ウエスト開口部WOの内側からウエスト弾性部材41aが見えるように、蓄光剤を含有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、子供用または大人用のパンツ型使い捨ておむつに関する。
パンツ型使い捨ておむつの交換は、昼夜を問わずに行われるものである。特に、夜間の暗所にてパンツ型使い捨ておむつを交換する際には、おむつを認識し難く、おむつの背側部と腹側部とを履き違える場合があった。このように履き違えてしまうと、おむつの性能を十分に発揮させることができず、例えば、漏れを発生する場合があった。
夜間の暗所にて使い捨ておむつを認識させ、着脱を手助けする技術として、例えば、特許文献1には、暗所で光る吸収性物品に関する技術が開示されており、特許文献2には、利便性を改善した使い捨て紙おむつに関する技術が開示されている。
特許文献1には、吸収性物品の備える脚部カフを構成するシート材、バックシートを構成するシート材、バックシートの外側表面に面する第二シート材に照光物質が含有されていることが記載されている。
また、特許文献2には、使い捨て紙おむつの備えるファスニングテープつまみ部の外面、フロンタルテープの外面、バックシートの外面に蓄光体を利用した暗所識別用標識が施されていることが記載されている。
特表2004−508144号公報 登録実用新案第3063069号公報
しかし、特許文献1に記載の吸収性物品及び特許文献2に記載の使い捨て紙おむつの何れも、おむつを装着する者の視点から開発されたものではなく、介護者又は保護者の視点から開発されたものであった。即ち、夜間の暗所において、介護者又は保護者が、おむつを認識し易く、おむつを着脱させ易くしたものであった。
したがって、本発明の課題は、おむつを装着する者が、夜間の暗所において、自力でおむつのウエスト開口部を認識し易く、おむつの背側部と腹側部とを履き違えて装着し難い使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、ウエスト開口部にウエスト弾性部材が配され、腹側部、背側部及び股下部に区分されたパンツ型使い捨ておむつであって、前記腹側部の前記ウエスト弾性部材は、暗所において、前記ウエスト開口部の内側から該ウエスト弾性部材が見えるように、蓄光剤を含有しているパンツ型使い捨ておむつを提供するものである。
本発明のパンツ型使い捨ておむつによれば、おむつを装着する者が、夜間の暗所において、自力でおむつのウエスト開口部を認識し易く、おむつの背側部と腹側部とを履き違えて装着し難い。
図1は、本発明の第1実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを展開して伸長した状態を吸収体側から見た一部切り欠き展開平面図である。 図3は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつのウエスト開口部を開口させた状態で開口部側から見た図である 図4は、本発明の第2実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図5は、図4に示すパンツ型使い捨ておむつを展開して伸長した状態を吸収体側から見た一部切り欠き展開平面図である。
以下、本発明の使い捨ておむつを、その好ましい第1実施形態に基づき、図1〜図3を参照しながら説明する。
第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1A(以下、「おむつ1A」ともいう。)は、ウエスト開口部WOにウエスト弾性部材41が配され、腹側部A、背側部B及び股下部Cに区分されたおむつである。
ここで、「ウエスト弾性部材41」とは、ウエスト開口部WOの開口縁から50mm以内の領域に配されており、且つウエスト開口部WOに沿う方向(図2においてはX方向)に配されている弾性部材を意味する。尚、ウエスト開口部WOに沿って配されていれば、連続して配されていてもよく、一部に配されていてもよい。
おむつ1Aは、図1,図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。
尚、各図中に示す「Y」方向は、おむつ1Aの縦方向であり、中心線CLに平行な方向であり、各図中に示す「X」方向は、おむつ1Aの横方向であり、中心線CLに垂直な方向である。以下、具体的に、おむつ1Aについて説明する。
おむつ1Aは、図2に示すように、液透過性の表面シート21と、液不透過性(撥水性も含む)の裏面シート22と、両シート21,22間に介在する吸収体23とを有する実質的に縦長の吸収性本体2、及び吸収性本体2の裏面シート22側に配され接着固定された外層体3を備えている。おむつ1Aは、図1,図2に示すように、その縦方向(Y方向)に、腹側部A、股下部C及び背側部Bに区分されている。おむつ1Aの腹側部Aは、装着時に、装着者の腹側に配される部位であり、背側部Bは、装着者の背側に配される部位であり、股下部Cは、装着者の股間部に配される部位である。
尚、本明細書において、「肌対向面」とは、吸収性本体2などの各部材の表裏両面のうち、装着時に装着者の肌側に配される面であり、「非肌対向面」とは、吸収性本体2などの各部材の表裏両面のうち、装着時に装着者の肌側とは反対側に向けられる面である。
外層体3は、図1,図2に示すように、吸収性本体2の外方全域に亘って延出しており、縦方向(Y方向)中央部において内方に括れている。おむつ1Aにおける外層体3の腹側部Aの両側縁部3a,3aの内面と背側部Bの両側縁部3b,3bの内面同士を互いに重ね合わせ、合掌状に融着して、一対のサイド接合部5,5を形成することにより、図1に示すように、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOを有するおむつ1Aが形成される。
外層体3は、図1,図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつの最外表面となる外層シート31及び外層シート31の内面側に配されている内層シート32から形成されている。外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の間には、図2に示すように、腹側部Aの両側縁部3a,3a間及び背側部Bの両側縁部3b,3b間に亘って複数本の弾性部材4が配されている。詳述すると、外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の間には、図2に示すように、弾性部材4であるウエスト弾性部材41、胴廻り弾性部材42及びレッグ弾性部材43が配されており、腹側部A及び背側部Bそれぞれには、ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)及び胴回り弾性領域(胴回りギャザー)が形成されており、一対のレッグ開口部LO,LOそれぞれに環状のレッグ弾性領域(レッグギャザー)が形成されている。
外層体3を構成する内層シート32としては、暗所において、後述する腹側部Aのウエスト弾性部材41aが透けて可視可能なように、その坪量が、5〜30g/m2、より好ましくは5〜12g/m2である不織布を用いることができる。
尚、外層体3を構成する外層シート31としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、外層シート31としては、(撥水性の)不織布を用いることができる。
外層シート31及び内層シート32としては、エアースルー不織布、ヒートロール不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布等からなる単層シート又は積層シートであることが好ましく、暗所において、後述する腹側部Aのウエスト弾性部材41aが透けて可視可能なように、スパンボンド不織布を用いることが特に好ましい。スパンボンド不織布の繊度は、強度にも優れ、低坪量化という観点から、0.5〜1.5dtexが好ましく、0.5〜1.1dtexであることがより好ましい。また、多層のスパンボンド不織布(スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド、スパンボンド−スパンボンド、スパンボンド−スパンボンド−スパンボンドなど)を用いる場合には、視認性の観点からスパンボンド−スパンボンド、スパンボンド−スパンボンド−スパンボンド系の多層スパンボンド不織布であることが好ましい。
パンツ型使い捨ておむつ1Aには、ウエスト開口部WOに沿って連続してウエスト弾性部材41が配されている。具体的には、ウエスト弾性部材41が、図2に示すように、吸収性本体2より縦方向(Y方向)外方に間欠的に配されており、外層体3の腹側部Aにおける両側縁部3a,3a間に亘って横方向(X方向)に伸長状態で固定された複数本の腹側部Aのウエスト弾性部材41aと、外層体3の背側部Bにおける両側縁部3b,3b間に亘って横方向(X方向)に伸長状態で固着された複数本の背側部Bのウエスト弾性部材41bとを備えている。このように複数本のウエスト弾性部材41a,41bが伸長状態で横方向(X方向)に固着されているので、ウエスト開口部WOに配されたウエスト弾性部材41a,41bの収縮により、ウエスト開口部WOにウエスト弾性領域(ウエストギャザー)が形成される。
尚、本実施形態のおむつ1Aにおいては、複数本の腹側部Aのウエスト弾性部材41aの何れもが、外層体3の腹側部Aにおける両側縁部3a,3a間に亘って連続しているが、横方向(X方向)に伸長状態で固定されていれば、両側縁部3a,3a間に亘って連続していなくてもよい。複数本の背側部Bのウエスト弾性部材41bについても同様である。
おむつ1Aには、胴廻り弾性部材42が配されている。胴回り弾性領域(胴回りギャザー)は、複数本の胴廻り弾性部材42を、図2に示すように、ウエスト弾性部材41と外層体3の括れとの間に縦方向(Y方向)に間欠的に配し、且つ外層体3の腹側部Aにおける両側縁部3a,3a及び背側部Bにおける両側縁部3b,3b間に亘って伸長状態で固着することにより形成されている。尚、本実施形態のおむつ1Aにおいては、腹側部A及び背側部Bそれぞれに配された複数本の胴回り部弾性部材42は、吸収性本体2と重なる領域において個々複数個に分断されている。このように分断された弾性部材には、もはや収縮力が発生しない状態となっている。
おむつ1Aには、レッグ開口部LOにレッグ弾性部材43が配されている。具体的には、複数本のレッグ弾性部材43が、おむつ1Aの腹側部Aにおいては、図2に示すように、腹側部Aの一方(図2の左側)の側縁部3aから腹側部Aの一方(図2の左側)の括れに沿って伸長状態で固着され、股下部Cを通って、腹側部Aの他方(図2の右側)の括れに沿って腹側部Aの他方(図2の右側)の側縁部3aに至るまで伸長状態で固着され、股下部Cの中央部(中心線CLに位置する部位)でカットされることにより左右に分割されて固定されている。同様に、おむつ1Aの背側部Bにおいては、複数本のレッグ弾性部材43が、図2に示すように、背側部Bの一方(図2の左側)の側縁部3bから背側部Bの一方(図2の左側)の括れに沿って伸長状態で固着され、股下部Cを通って、背側部Bの他方(図2の右側)の括れに沿って背側部Bの他方(図2の右側)の側縁部3bに至るまで伸長状態で固着され、股下部Cの中央部でカットされることにより左右に分割されて固定されている。このように複数本のレッグ弾性部材43が伸長状態で固着されているので、レッグ弾性部材43の収縮により、一対のレッグ開口部LO,LOそれぞれにレッグ弾性領域(レッグギャザー)が形成される。
本発明においては、腹側部Aのウエスト弾性部材41aは蓄光剤を含有しており、おむつ1Aにおいては、腹側部Aのウエスト弾性部材41aのみならずレッグ弾性部材43も蓄光剤を含有している。このことにより、上述のウエスト弾性部材の場合と同様に、ウエスト開口部からみたときに、暗所においても、レッグ弾性部材の位置が視認可能となっており、着用者が足を入れる方向を間違えにくい。
蓄光剤を含有するウエスト弾性部材41a及びレッグ弾性部材43としては、通常の押出機を用いて熱可塑性樹脂を溶融させた状態下に、以下に示す蓄光剤を添加して、製造した弾性部材や、天然ゴムを主原料とするものに、以下に示す蓄光剤を練り込んだ弾性部材等が挙げられる。細い糸状の弾性部材を製造しやすいという観点から、蓄光剤と溶媒を含んだ熱可塑性樹脂の溶液を用いて製造した弾性部材を用いることが好ましい。
熱可塑性樹脂としては、SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン),SIS(スチレン−イソプレン−スチレン)、SEBS(スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン),SEPS(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン)等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー(エチレン系のα−オレフィンエラストマー、エチレン・ブテン・オクテン等を共重合したプロピレン系エラストマー)、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。特にスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、又はそれらを組み合わせて用いることが、弾性部材の成形性、伸縮特性、コストの面で好ましい。
蓄光剤とは、太陽光や人工光などに含まれる紫外線や可視光といった所定の波長領域(第1波長領域)の励起光成分を吸収して、その励起光成分の照射後も所定の時間に亙って励起光成分より長波長である第2波長領域の燐光成分を放射するものである。蓄光剤としては、亜鉛、カドミウム、カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、イットリウム、ストロンチウムなどの金属酸化物、硫化物、又は珪酸塩若しくはタングステン酸塩などの無機塩が挙げられ、必要に応じてアルミニウム、マンガン、銀、銅、鉛、ビスマス、セリウム、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ジスプロシウム、テルビウム、ツリウム、イッテルビウム、塩素などの賦活剤が加えられる。
金属酸化物系、珪酸塩又はタングステン酸塩の無機塩系の蓄光剤としては、ZnO(賦活剤:Zn,発光色:白緑)、SrAl24(発光色:緑)、Sr4Al1425(発光色:青)、CaWO4(発光色:青緑)、MgWO4(発光色:青)、ZnSiO4(賦活剤:Mn、発光色:緑)等が挙げられる。
また、硫化物系の蓄光剤としては、CaS(賦活剤:Bi、発光色:紫)、ZnS(賦活剤:Ag,Cl、発光色:青)、ZnS(賦活剤:Cu,Al、発光色:緑)、ZnS(賦活剤:Mn、発光色:橙)、ZnS(賦活剤:Cu、発光色:黄緑)等が挙げられる。
蓄光剤を弾性部材4に含ませる方法としては、弾性部材4を構成する樹脂に練りこむ方法や印刷による方法がある。さらに、樹脂に練りこむ場合には、樹脂の形状として糸状にしたもの、フィルム状にしたものが挙げられる。
印刷による場合には、印刷速度や、乾燥能力の関係から多量の蓄光剤を含有させることが困難であり、フィルム状にした場合では、厚さが薄くなるため、単位面積あたりの蓄光剤の量が少なくなってしまったり、また、厚さが薄いことによって多量の蓄光剤を含有させると破断しやすくなってしまったりする場合がある。一方、樹脂に練りこむ場合には、糸状の弾性部材の単位面積あたりの蓄光剤の含有量をフィルムや印刷物に比べて高くすることが可能であるので、より認識されやすくなり、好ましい。単位面積あたりの蓄光剤の量Wは(W=体積×比重×添加量A/面積=厚み×面積×比重×添加量A/面積=厚み×比重×添加量A)として求められる。視認可能な面積を0.1mm角とすると単位面積あたりの蓄光剤の量Wは、暗所における認識のされやすさから、3×10-8g/0.01mm2以上、より好ましくは6×10-8g/0.01mm2以上であると良い。また、伸長時に弾性部材が破断しにくい点や、弾性伸縮時の残留歪が15%以下となるように60×10-8g/0.01mm2以下であることが望ましい。さらには、6×10-8〜30×10-8g/0.01mm2であることが好ましい。
蓄光剤を含有する弾性部材は、上述した熱可塑性樹脂の一種を単独で又は二種以上を組み合わせて、押出機に投入して溶融し、溶融状態下に上述した蓄光剤を投入して混合し、押出機により溶融紡糸して得られた溶融状態のストランドを直接延伸して製造する。また、蓄光剤はマスターバッチを用いてもよい。マスターバッチを用いることで顔料の分散性を上げたり、分散時間の短縮が可能となる。マスターバッチに用いる樹脂は弾性樹脂であっても非弾性樹脂であってもよく、特に糸ゴムを構成する主成分である弾性樹脂と同一の弾性樹脂であることが伸縮性を阻害しない点で好ましい。また、マスターバッチの製造として2軸押し出し固練機などで蛍光剤と溶融した樹脂とを固練りすることが好ましい。マスターバッチには蛍光剤の他に他の着色顔料を添加することが明るいところでも着色により認識できることから好ましい。マスターバッチにおける蛍光剤および着色剤の合計添加濃度は30〜70wt%であることが好ましい。糸ゴム中における着色剤の比率は蛍光剤に対して、30〜60wt%であることが明所と暗所の両方で視認できる点で好ましい。
さらに、蓄光剤を含有する弾性部材は、上述した熱可塑性樹脂の一種を単独で又は二種以上を組み合わせて、溶媒に溶解し、溶解状態下に上述した蓄光剤を投入して混合し、ノズルに溶液を送り込み、押出機により溶液を押し出して、乾燥させることで、製造することもできる。蓄光剤は樹脂の溶解前に投入することもできる。
このように製造された蓄光剤を含有する弾性部材は、単糸のサイズが、後述する熱可塑性樹脂を溶融して製造した弾性部材(蓄光剤を含有しない背側部Bのウエスト弾性部材41b及び胴廻り弾性部材42)よりも太く、100〜1200dtexであることが好ましく、100〜400dtexであることが更に好ましい。また、その際の蓄光剤の含有量は、単糸全体の重量に対する蓄光剤の質量%として、視認性を考慮して2質量%以上、また、2倍に伸ばして力を開放したときの残留歪が15%以下となるように20質量%以下であることが好ましく、伸張時に弾性部材が破断することのないように、2〜10質量%であることが好ましい。このような蓄光剤を含有する弾性部材を、前述のパンツ型使い捨ておむつの弾性部材として用いる場合、1.3〜4倍、特に1.8〜3倍の伸長倍率となるように配することが好ましい。
上述したように、おむつ1Aにおいては、腹側部Aのウエスト弾性部材41aのみならずレッグ弾性部材43も蓄光剤を含有しており、おむつを装着する者が、夜間の暗所において、足を通す入り口と出口とを誤認し難い観点から、腹側部Aのウエスト弾性部材41aとレッグ弾性部材43とは、暗所において、異なる色を呈するものであることが好ましい。識別のしやすさの観点から、例えば、ウエスト弾性部材41aとレッグ弾性部材43に、それぞれ青系又は緑系に発光する蓄光剤と、橙系に発光する蓄光剤の組み合わせを用いることが好ましい。
おむつ1Aにおいては、背側部Bのウエスト弾性部材41b及び胴廻り弾性部材42は蓄光剤を含有していない。
蓄光剤を含有しない背側部Bのウエスト弾性部材41b及び胴廻り弾性部材42としては、通常の押出機を用いて上述した熱可塑性樹脂を溶融し紡糸して製造された弾性部材や、天然ゴム等が挙げられる。前述の蓄光剤を含むものと同様の方法で製造できるという観点から、熱可塑性樹脂の溶媒を用いて製造した弾性部材を用いることが好ましい。
吸収性本体2は、図2に示すように、縦方向(Y方向)に長い長方形状の吸収体23を備え、吸収体23、矩形状の表面シート21及び矩形状の裏面シート22を一体化して縦長に形成されている。吸収性本体2の縦方向(Y方向)に沿う左右両側には、液抵抗性ないし撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス24,24が配され、各側方カフス24の自由端部の近傍には、側方カフス弾性部材(不図示)が伸張状態で配されており、おむつ着用時には、側方カフス弾性部材(不図示)が縮むことにより側方カフス24が起立する立体ギャザーが形成される。
本実施形態のおむつ1Aの形成材料について説明する。
吸収性本体2を構成する表面シート21、裏面シート22及び吸収体23、並びに側方カフス24としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート22としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができ、吸収体23としては、高吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成され、ティッシュペーパ(図示せず)によって被覆されているもの等を用いることができる。側方カフス24としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。
側方カフス弾性部材(不図示)としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、側方カフス弾性部材(不図示)としては、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の弾性部材を用いることができる。
表面シート21、裏面シート22、吸収体23、及び側方カフス24の固定には、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。外層体3を構成する外層シート31及び内層シート32の固定も同様である。
また、弾性部材4(ウエスト弾性部材41、胴廻り弾性部材42及びレッグ弾性部材43)は、外層シート31と内層シート32との間に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるホットメルト接着剤を用いて伸長状態で固定されている。
上述した本発明の本実施形態のおむつ1Aを使用した際の作用効果について説明する。
おむつ1Aは、図1に示すように、暗所において、ウエスト開口部WOの内側から該ウエスト弾性部材41aが見えるように、蓄光剤を含有している複数本の腹側部Aのウエスト弾性部材41aを備えている。具体的には、おむつ1Aは、図1に示すように、蓄光剤を含有する腹側部Aのウエスト弾性部材41aを複数本備えており、複数本の腹側部Aのウエスト弾性部材41aが、ウエスト開口部WOの開口縁から50mm以内の領域であって、吸収性本体2より縦方向(Y方向)外方の領域に、外層体3の腹側部Aにおける両側縁部3a,3a間に亘って横方向(X方向)に連続して配されている。また、外層体3を構成する内層シート32が不織布で構成されている。その為、腹側部Aのウエスト弾性部材41aは、暗所において、ウエスト開口部WOの内側から該ウエスト弾性部材41aが見えるように配されている。従って、おむつを装着する者が、夜間の暗所において、おむつ1Aのウエスト開口部WOを開口させると、図1に示すように、ウエスト開口部WOの内側からウエスト弾性部材41aが見えるので、おむつを装着する者が自力で足を通す入り口(ウエスト開口部WO)を認識し易く、ウエスト弾性部材41aを見ながらそのままおむつ1Aを引き上げると、自然におむつ1Aの腹側部Aとおむつの装着者の腹側とが対応するようになるため、おむつ1Aの背側部Bと腹側部Aとを履き違えて装着し難い。
また、おむつ1Aは、図1,図3に示すように、暗所において、ウエスト開口部WOの内側から見えるように、蓄光剤を含有している複数本のレッグ弾性部材43も備えている。具体的には、おむつ1Aは、図1,図3に示すように、蓄光剤を含有するレッグ弾性部材43を複数本備えており、複数本のレッグ弾性部材43が、一対のレッグ開口部LO,LOそれぞれ開口周縁に沿って連続して配されている。また、外層体3を構成する内層シート32が不織布で構成されている。その為、レッグ弾性部材43は、暗所において、ウエスト開口部WOの内側から該レッグ弾性部材43が見えるように配されている。従って、おむつを装着する者が、夜間の暗所において、おむつ1Aのウエスト開口部WOを開口させると、図1,図3に示すように、ウエスト開口部WOの内側からウエスト弾性部材41aが見えるのみならず、一対のレッグ開口部LO,LOに沿って配されたレッグ弾性部材43も見えるので、おむつを装着する者が自力で足を通す入り口(ウエスト開口部WO)と出口(レッグ開口部LO)を認識し易く、足をスムーズに通し易い。
次に、本発明のパンツ型使い捨ておむつを、その好ましい第2実施形態に基づき、図4,図5を参照しながら説明する。
第2実施形態の使い捨ておむつ1Bについては、第1実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1Aと異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aと同様であり、おむつ1Aの説明が適宜適用される。
おむつ1Bは、図4,図5に示すように、外層体3を備えておらず、縦長の長方形状の吸収性本体2が、腹側部A、股下部C及び背側部Bに亘って配されている。
おむつ1Bは、図4,図5に示すように、吸収性本体2の腹側部Aに、吸収性本体2の両側縁それぞれから横方向(X方向)外方に延出する矩形状の腹側部Aのサイドフラップ61を備え、吸収性本体2の背側部Bに、吸収性本体2の両側縁それぞれから横方向(X方向)外方に延出する矩形状の背側部Bのサイドフラップ62を備えている。
腹側部A及び背側部Bそれぞれのサイドフラップ61,62は、外側に配される矩形状の外層シート611,621と、外層シート611,621の内面側に配される内層シート612,622とから形成されている。外層シート611,621と内層シート612,622とは、同形同大に形成されている。
腹側部Aにおける外層シート611と内層シート612との間には、ウエスト開口部WOの開口縁から50mm以内の領域に複数本のウエスト弾性部材41aが縦方向(Y方向)に間欠的に配され、ウエスト開口部WOに沿う方向(図5においてはX方向)に伸長状態で固定されている。また、腹側部Aにおける外層シート611と内層シート612との間には、ウエスト弾性部材41aが配されている領域よりも股下部C寄りの領域に複数本の胴廻り弾性部材42が縦方向(Y方向)に間欠的に配され、図4,図5においてはX方向に伸長状態で固定されている。尚、おむつ1Bのウエスト弾性部材41aは、その短糸のサイズ(太さ)が、後述するおむつ1Bのウエスト弾性部材41bと同じである。
背側部Bにおける外層シート611と内層シート612との間には、ウエスト開口部WOの開口縁から50mm以内の領域に複数本のウエスト弾性部材41bが縦方向(Y方向)に間欠的に配され、ウエスト開口部WOに沿う方向(図5においてはX方向)に伸長状態で固定されている。また、背側部Bにおける外層シート611と内層シート612との間には、ウエスト弾性部材41bが配されている領域よりも股下部C寄りの領域に複数本の胴廻り弾性部材42が縦方向(Y方向)に間欠的に配され、図4,図5においてはX方向に伸長状態で固定されている。
おむつ1Bの吸収性本体2においては、表面シート21は、横方向(X方向)の長さが裏面シート22の横方向(X方向)の長さよりも短くなっており、吸収性本体2の縦方向(Y方向)に沿う両側部それぞれに、表面シート21を介して側方カフス24が配されている。各側方カフス24の横方向(X方向)の内方(中心線CL寄り)の端部は、自由端となっており、該自由端近傍には側方カフス弾性部材(不図示)が縦方向(Y方向)に伸長状態で配設固定されており、着用時には、その弾性部材の収縮力により立体ギャザーが形成される。
おむつ1Bの吸収性本体2の両側部それぞれにおいては、横方向(X方向)の外方に延出した側方カフス24と裏面シート22とが接合され、サイドフラップが形成されている。サイドフラップには、レッグ弾性部材43が長手方向(Y方向)に伸長状態で配設固定されており、着用時には、その弾性部材の収縮力により、レッグギャザーが形成される。
おむつ1Bにおいては、腹側部Aのウエスト弾性部材41aのみ蓄光剤を含有しており、レッグ弾性部材43、背側部Bのウエスト弾性部材41b及び胴廻り弾性部材42は蓄光剤を含有していない。
おむつ1Bにおいては、腹側部Aのサイドフラップ61,62の横方向(X方向)外方側の側縁部61a,62aの内面と背側部Bのサイドフラップ61,62の横方向(X方向)外方側の側縁部61b,62bの内面同士を互いに重ね合わせ、合掌状に融着して、一対のサイド接合部5,5を形成することにより、図4に示すように、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成される。
このように形成されたおむつ1Bのウエスト開口部WOにおいては、サイドフラップ61,62に「ウエスト弾性部材41」が配されているので、ウエスト開口部WOに沿って一部配されている。
第2実施形態のおむつ1Bの形成材料について説明する。第2実施形態のおむつ1Bについては、第1実施形態のおむつ1Aの形成材料と同様である。
上述した本発明の第2実施形態のおむつ1Bを使用した際の作用効果について説明する。
第2実施形態のおむつ1Bの効果については、第1実施形態のおむつ1Aの効果と異なる点について説明する。特に説明しない点は、おむつ1Aの効果と同様であり、おむつ1Aの効果の説明が適宜適用される。
おむつ1Bは、おむつ1Aと同じ装着圧にするためには胴回り全周に弾性部材がないため、ウエスト弾性部材41の単位面積あたりに使用されている弾性部材の比率を高くして伸縮強度を高める必要があり、おむつ1Bの単位面積あたりに使用できる蓄光剤の量がおむつ1Aに比べて多くなる。そのため、おむつ1Bでは、おむつ1Aよりも暗所での視認のしやすさが増す。
本発明のパンツ型使い捨ておむつは、上述の第1実施形態のおむつ1A、第2実施形態のおむつ1Bに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1実施形態のおむつ1A,第2実施形態のおむつ1Bにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、適宜組み合わせて実施できる。
例えば、上述の第1実施形態のおむつ1Aにおいては、外層体3を備えているが、外層体3を備えない形態であってもよい。具体的には、吸収性本体2の形状を、縦方向(Y方向)に長く、縦方向(Y方向)の両側縁が、縦方向(Y方向)の中央部において内方に括れた所謂砂時計形状とし、それに伴って、表面シート21及び裏面シート22も砂時計形状とする。そして、砂時計形状の表面シート21と裏面シート22との間に、腹側部Aのウエスト弾性部材41a、背側部Bのウエスト弾性部材41b、胴廻り弾性部材42及びレッグ弾性部材43を配し、腹側部Aのウエスト弾性部材41aにのみ蓄光剤を含有する弾性部材を用いてもよい。このように構成しても、表面シート21が不織布で構成されているので、ウエスト弾性部材41aが、暗所において、ウエスト開口部WOの内側から見えるようになる。
また、本発明のパンツ型使い捨ておむつは、幼児用のパンツ型使い捨ておむつであってもよく、大人用のパンツ型使い捨ておむつであってもよい。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
熱可塑性樹脂(クラレ製セプトン2004)を押出機に投入して溶融し、溶融状態下に蓄光剤i(ユーロピウム・ジスプロシウム賦活ストロンチウム・アルミネート、発光色:緑)、ii(ユーロピウム・ネオジム賦活カルシウム・アルミネート、発光色:青)を2重量%投入して混合し、押出機により溶融紡糸して得られた溶融状態のストランドを直接延伸して、蓄光剤を含有する弾性部材I、IIを製造した。坪量15g/m2の2枚の不織布(スパンボンド−スパンボンド積層不織布、以下SSともいう)に上記弾性部材Iを複数本、横方向(X方向)に伸張状態で固定してウエスト弾性領域(ウエストギャザー)、IIを複数本、横方向(X方向)に伸張状態で固定してレッグ弾性領域(レッグギャザー)として、Iを腹側部Aに、IIをレッグ部に配した図1,図2に示すパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔実施例2〕
実施例1において、IIをIに変えてレッグ部にもIの弾性部材を用いた以外は実施例1と同様にしてパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔実施例3〕
実施例1において、IIを用いずレッグ部には蓄光剤を含有しない弾性部材を用いた以外は実施例1と同様にしてパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔実施例4〕
実施例3において、iの蓄光剤を5重量%投入した以外は、実施例3と同様にしてパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔実施例5〕
実施例3において、iの蓄光剤を10重量%投入した以外は、実施例3と同様にしてパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔比較例1〕
バックシートの外側に蓄光剤が印刷されたキンバリー社製のベビー用パンツ型使い捨ておむつ(ハギース)を使用した。
〔比較例2〕
坪量15g/m2のSS不織布にオレンジ色に着色された非蓄光性の顔料を含むポリウレタン系の弾性糸(旭化成製)を複数本、横方向(X方向)に伸張状態で固定してウエスト弾性領域(ウエストギャザー)として腹側部Aに配したパンツ型使い捨ておむつを得た。
〔性能評価〕
実施例1〜5、比較例1,2で得られたパンツ型使い捨ておむつについて、比較例1の暗所での視認性を基準(3点)としたときの5段階の(5点に近づくほど暗所で優れた視認性を有している)官能評価を行い、各おむつ1枚について3名の平均値を、整数桁に四捨五入して求め、求められた官能評価の平均値が向上していれば○とし、平均値が変わらないもの、悪くなるものは×として表1に示した。
実施例1〜5、比較例1,2で得られたパンツ型使い捨ておむつを暗所に用意し、おむつを装着する者3名に装着させ、以下の基準に従って評価し、結果を表1に示した。
◎:おむつの背側部と腹側部を履き違えることなく、かつ、レッグ部に容易に足を通し正しく装着することができた。
○:足を通す部分が見えにくいが、おむつの背側部と腹側部を履き違えることなく正しく装着することができた。
△:おむつの背側部と腹側部を履き違えることもあるが、装着はできた。
×:背側部、腹側部、レッグ部の区別がつかず正しく装着できないことがあった。
Figure 2013118934
表1に示す結果から明らかなように、実施例1〜5の使い捨ておむつは、何れも、比較例1〜2の使い捨ておむつに比べて、暗所での視認性が高く、暗所での装着性が向上することが分かった。
1A,1B パンツ型使い捨ておむつ
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 側方カフス
3 外層体
3a 腹側部Aの側縁部
3b 背側部Bの側縁部
31 外層シート
32 内層シート
41 ウエスト弾性部材
41a 腹側部Aのウエスト弾性部材
41b 背側部Bのウエスト弾性部材
42 胴廻り弾性部材
43 レッグ弾性部材
5 サイド接合部
61,62 サイドフラップ
611,621 外層シート
612,622 内層シート

Claims (6)

  1. ウエスト開口部にウエスト弾性部材が配され、腹側部、背側部及び股下部に区分されたパンツ型使い捨ておむつであって、
    前記腹側部の前記ウエスト弾性部材は、暗所において、前記ウエスト開口部の内側から該ウエスト弾性部材が見えるように、蓄光剤を含有しているパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 前記パンツ型使い捨ておむつのレッグ開口部にレッグ弾性部材が配されており、
    前記レッグ弾性部材は、暗所において、前記レッグ開口部の内側から該レッグ弾性部材が見えるように、蓄光剤を含有している請求項1に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記ウエスト弾性部材と前記レッグ弾性部材とは、暗所において、異なる色を呈する請求項2に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記ウエスト弾性部材及び/又は前記レッグ弾性部材は、蓄光剤を2〜20質量%含有している請求項1〜3の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記ウエスト弾性部材及び/又は前記レッグ弾性部材が糸状である請求項1〜4の何れか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記ウエスト部の弾性部材は、腹側部及び背側部に配されており、腹側部のウエスト弾性部材にのみ蓄光剤を含有する請求項1〜5いずれか1項に記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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