JP2013116416A - 遊技機 - Google Patents

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JP2013116416A JP2013058711A JP2013058711A JP2013116416A JP 2013116416 A JP2013116416 A JP 2013116416A JP 2013058711 A JP2013058711 A JP 2013058711A JP 2013058711 A JP2013058711 A JP 2013058711A JP 2013116416 A JP2013116416 A JP 2013116416A
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Keiichi Hayakawa
圭一 早川
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

【課題】非接触型のデータ送受信における外部ポートを保護することのできる遊
技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ機本体、遊技盤、機構盤、扉枠7等のパネル体を組み立て
て一体化するようにしたパチンコ遊技機において、前記遊技者が対面する扉枠7
前面であって上受け皿8の左方に携帯通信端末用の赤外線ポート27を設け、こ
の赤外線ポート27を遮蔽するように遮蔽板35を配置する。遮蔽板35は常時
は後退した位置にあって赤外線ポート27は非露出状態に遮蔽される。そしてデ
ータ通信可能になると遮蔽板35は進出して赤外線ポート27は露出されるよう
になっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機、パチロット、スロットマシン等の遊技機に関し、
特に携帯通信端末に対してデータの送信が可能な遊技機に関するものである。
例えばパチンコ遊技機のような遊技機では集客性を上げるために従来から様々
な遊技者の興趣を誘う手法を採用している。例えば、装飾用のランプを点滅させ
たり、ディスプレイの表示内容を変化させたり、効果音をスピーカから出力させ
たりといった遊技状態の変化を報知させるようにしている。
そして、近年では遊技状態の報知を携帯通信端末を介して遊技者に報知するサ
ービスを行う旨の技術(例えば特許文献1)が提案されている。特許文献1では
携帯端末3にアダプター4と充電台2を介して充電させるとともにこれらを介し
てデータ通信をさせるような構成となっている。データ内容としては例えばパチ
ンコ台やパチンコ店舗の情報が得られるというものである。
このような技術によれば遊技者は様々な遊技に関する情報を携帯通信端末から
入手できることとなっておもしろさが増すため集客性の向上に貢献することとな
る。
特開平10−179921号公報(段落番号0015〜0017、図3)
ところで、この特許文献1のような構成でデータのやりとりをさせる場合には
、上記のようにアダプター4や充電台2を介して有線的に接続するため、携帯通
信端末の形状の統一が必要となることからコストが嵩み実現性に欠けていた。そ
のため、携帯通信端末の形状の統一がなくともデータのやり取りが可能な通信手
段、例えば赤外線等を利用した光通信モジュールの外部ポートを介しての非接触
型のデータ送受信がより望ましいといえる。この場合では携帯通信端末側の外部
ポートとの間で赤外線等によるデータ送受信が可能なようにパチンコ遊技機側の
データの授受の行いやすい位置に外部ポートを設けることとなる。このような外
部ポートは一般に遊技者と対向するパチンコ遊技機の扉枠前面やパチンコ球の受
け皿周囲等の操作しやすい位置に配設されることとなる。
しかしながら、このような光通信モジュールの外部ポートをなんらの包囲手段
もなく完全に外部に露出させてしまうと故意あるいは過失で外部ポートが傷つけ
られて正確なデータの授受が不可能になってしまうおそれがある。一方、外部ポ
ートを完全に包囲してホルダー化を図り、ここに携帯通信端末をセットするとい
う一種のホルダー方式を採用すれば上記特許文献1のように種々の機種に合わせ
たホルダーを用意しなければならず、有線的に接続しなくともよいという非接触
型のメリットが生かされなくなってしまう。
更に、光通信モジュールの外部ポートをなんらの包囲手段もなく完全に外部に
露出させてしまうと第三者が自分の携帯通信端末をかざしてデータを盗んでしま
うという不正を働くおそれもある。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもので
ある。その目的とするところは、非接触型のデータ送受信における外部ポートを
保護することのできる遊技機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、機能のそれぞれ異
なるパネル体を組み立てて一体化するようにした遊技機であって、所定の遊技を
行う遊技面と操作部とを遊技者と対面する前面側に備えている遊技機において、
前記遊技者が対面する遊技面周囲の所定位置に携帯通信端末用の非接触型データ
通信部を配設し、常時は非露出状態にある同データ通信部を所定の条件で露出さ
せるようにしたことをその要旨とする。
請求項1の発明のような構成では、遊技者が対面する遊技面周囲の所定位置、
例えば扉枠やカバープレートの前面等に携帯通信端末用の非接触型データ通信部
を配設する。そして、所定の条件が成立することで常時は非露出状態にある同デ
ータ通信部が露出されて同データ通信部との間で同携帯通信端末は通信すること
ができる。所定の条件とは遊技機側で通信準備ができた場合や遊技者側の所定の
操作を行った場合が挙げられる。ここに「非露出状態にある」とはデータ非通信
状態とするために同データ通信部を格納部へ収納したり遮蔽部材によって遮蔽し
たりすることが例として挙げられる。また、「データ通信」とはデータを送信し
又は受信することをいう。
請求項1に記載の発明では、遊技機側に配設した非接触型
データ通信部がデータ非通信状態で露出されることがないため故意や過失によっ
て傷つけられたり汚されたりすることがなくなる。
以下、本発明をパチンコ遊技機に応用した実施の形態について図面に基づいて
説明する。まず、図1〜図3、図10及び図19に基づいて各実施の形態で共通
するパチンコ遊技機の概略を説明する。
パチンコ遊技機の支持枠体としての外枠1は上下左右の各枠板1a〜1dによ
って四角形に枠組みされた木製の枠体とされている。外枠1には遊技機本体とし
てのパチンコ機本体3が装着されている。パチンコ機本体3はパチンコ遊技機の
構造的な中核を形成するパネル状の構造体である。図3に示すように、パチンコ
機本体3を中心としてその他のパネル状の構造体がその前後方向に積層状に配置
されている。
パチンコ機本体3の上半身に形成された遊技盤取り付けスペース3aには遊技
盤5が嵌合されている。遊技盤5の前面は遊技面5aとされている。遊技盤5の
前方には扉枠7が配設されている。遊技盤5の中央には特別図柄表示装置6が配
設され、同表示装置6の下方位置裏面側には主基板9が配設されている。
扉枠7の上方位置にはガラス窓Gが嵌合されており、同ガラス窓Gの下方位置
にはパチンコ球受け皿としての上受け皿8が形成されている。遊技者は遊技状態
においてガラス窓Gを通して遊技盤5側の遊技面5aと対面することとなる。遊
技盤5の後方位置には機構盤10とが配設されている。機構盤10の直下には基
板プレート11が配設されている。基板プレート11には図示しない発射基板、
電源基板、払い出し基板の各ケースが搭載されている。
遊技盤5の下方位置にはカバープレート13が配設されている。カバープレー
ト13はパチンコ機本体3に対して固着されている。カバープレート13の裏面
にはパチンコ球発射機構14が配設されている。カバープレート13には前方に
突出形成した下受け皿15が形成されている。下受け皿15の右側方には操作ハ
ンドル17が取付けられている。
図1に示すように、パチンコ遊技機の遊技者側から見て左側面(つまり左枠板
1c)にはプリペイドカードユニット19が配設されている。
(実施の形態1)
実施の形態1は遮蔽板によって非接触型データ通信部を遮蔽する場合である。
。尚、以下の説明において左右とは図2における左右方向を言うものとする。
図2、図4〜図6に示すように、扉枠7裏面側であって上受け皿8の左方位置
には赤外線ユニット25が内蔵されている。赤外線ユニット25は携帯通信端末
Tとの間で赤外線通信を行う(本実施の形態ではパチンコ遊技機の遊技情報を携
帯通信端末Tに取り込む)ための通信装置である。赤外線ユニット25は主基板
9によって制御されている。赤外線ユニット25は非接触型データ通信部として
の赤外線ポート27、通信開始手段、報知手段としての送信要求ボタン28、携
帯通信端末検出手段としての光センサ29を備えている。
図4に示すように、赤外線ポート27は扉枠7の前面であって上受け皿8の左
方位置に配設されている。赤外線ポート27は携帯通信端末Tに対して遊技情報
等を赤外線信号として送受信するための発光デバイスである。赤外線ポート27
に隣接した右方位置には送信要求ボタン28が配設されている。送信要求ボタン
28は報知ランプを兼ねており、データが送信可能状態になると内蔵されたLE
Dが点灯して遊技者の同ボタン28の押下を促す。また、点灯状態や点滅状態等
の状態変化でデータの送信に関する状態を報知する。
赤外線ポート27にごく近接した下方位置には光センサ29が配設されている
。本実施の形態の光センサ29は光反射型フォトインタラプタが採用され、携帯
通信端末Tを同光センサ29の前方に配置させることでその有無を確認するよう
になっている。
図5及び図6に示すように、遮蔽ユニット30はユニット本体31及びギアド
モータ33から構成されている。ユニット本体31は遮蔽板35と前方延出部3
6から構成された平面形状略L字状のプラスチック製の幅広の板体とされている
。遮蔽板35は扉枠7への配設状態において前方延出部36の前端から左方(つ
まり外側)に片持ち状に張り出して配置される。本実施の形態では遮蔽板35部
分は半透明に、前方延出部36部分は不透明とされている。前方延出部36には
後方にはラックが形成されたラック部37が延設されている。扉枠7の前記赤外
線ポート27等の右方には上下方向に延出されたスリット39が形成されており
、前方延出部36は同スリット39に対して進退可能に挿入されている。前方延
出部36がスリット39に挿入された状態で遮蔽板35は図2のようにちょうど
赤外線ポート27、送信要求ボタン28及び光センサ29の前方に配置されるよ
うになっている。ラック部37に隣接する所定の位置には第1及び第2の磁気セ
ンサ40,41が配設されている。両磁気センサ40,41はそれぞれラック部
37に配設したドグ37aを検出することでユニット本体31の進出位置及び後
退位置を決定するものである。
ギアドモータ33は赤外線ユニット25の背後(奧側)に配設されている。ギ
アドモータ33の出力軸43には前記ラック部37のラックと噛合するギア44
が同出力軸43と一体回転可能に固着されている。
次に、本実施の形態1の電気的構成について図9に基づいて簡単に説明する。
尚、本発明と直接関係ない構成についての説明は省略する。
主基板9には赤外線ユニット25、送信要求ボタン28、光センサ29、ギア
ドモータ33、第1及び第2の磁気センサ40,41、スピーカ47が接続され
ている。
主基板9にはリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(R
AM)、中央処理装置(CPU)が配設されている。ROMはパチンコ遊技機の
制御プログラムや各種プログラムを実行するための初期データがあらかじめ記憶
されている。RAMは新たな入力データやCPUによる演算結果を一旦記憶する
。CPUはこれらメモリのプログラムやデータに基づいて演算処理を行う。
主基板9は所定の遊技の所定の遊技状態の終了に基づいて作成された送信デー
タが送信可能状態となった場合及び非送信状態となった場合にギアドモータ33
を駆動させてユニット本体31を進退させる。主基板9は第1及び第2の磁気セ
ンサ40,41からの検出信号に基づいてギアドモータ33の駆動を停止させユ
ニット本体31の進出及び後退の両位置を決定する。また、主基板9は送信要求
ボタン28及び光センサ29からの入力信号に基づいて送信要求ボタン28の発
光態様、赤外線ユニット25及びスピーカ47を制御する。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機において携帯通信端末Tへの赤外
線通信を利用したデータ送信をする際の手順について説明する。
データ非通信状態においては図6のようにユニット本体31は後退した待機位
置に配置されている。すなわち待機状態では赤外線ポート27、送信要求ボタン
28及び光センサ29は遮蔽板35によってごく近傍で遮蔽され、携帯通信端末
Tはもちろん、遊技者の指も隙間に挿入できなくなっている。
主基板9は遊技情報のデータが通信可能状態になった場合にギアドモータ33
を駆動させる。ここに、遊技情報のデータとは例えば通常大当たり回数、確変大
当たり回数や出球数等の遊技情報のデータが挙げられる。
ギアドモータ33が駆動されることでギア44は回転し、同ギア44と噛合さ
れたラック部37のラックによって回転力が前後方向のスライド運動に変換され
る。従って、前方延出部36は前方に向かって進出させられる。
ラック部37の前方移動に伴って第1の磁気センサ40がドグ37aを検出す
ると、この検出信号に基づいて主基板9はギアドモータ33を停止させる。その
結果前方延出部36は所定の進出位置で停止することとなる。そして、図5に示
すように遮蔽板35と扉枠7の間には携帯通信端末Tの通過を許容するだけの十
分な間隙が形成される。このように間隙が形成されることによって遊技者はデー
タ通信可能状態となったことがわかることとなる。同時に本実施の形態1では主
基板9は送信要求ボタン28を常時点灯させてデータ通信可能状態となったこと
を遊技者に報知するとともに同ボタン28を押下することを遊技者に促す。また
、同時に本実施の形態1では主基板9はスピーカ47にデータ通信可能状態とな
ったことを音声報知させる。
遊技者はデータ通信可能状態となったことを了解すると送信要求ボタン28を
押下する。この送信要求ボタン28を押下した後、遊技者は携帯通信端末Tを把
持して速やかに受信位置に配置させる。
図7(a)及び(b)に示すように、本実施の形態1の携帯通信端末Tは裏面
上部寄りに端末側赤外線ポート49が形成されている。遊技者は端末側赤外線ポ
ート39が赤外線ポート27側に向くように把持し、そして、図8に示すように
遮蔽板35の外方から携帯通信端末Tを遮蔽板35と扉枠7の隙間に挿入してデ
ータの受信操作を行う。
本実施の形態1では主基板9は光センサ29のON状態を検出することを前提
に赤外線ユニット25にデータ送信させることとなっている。すなわち、送信要
求ボタン28を押下しただけでは通信は開始せず、携帯通信端末Tがデータ受信
可能状態な所定位置に配設されたことを確認してデータ送信が開始されることと
なる。データ送信中においては送信要求ボタン28が点滅し、データ送信中であ
ることが遊技者に報知される。
データ送信が完了すると送信要求ボタン28が消灯されてデータ送信が完了し
たことが遊技者に報知される。これを目視した遊技者は携帯通信端末Tを受信位
置から取り出す。主基板9は遊技者の携帯通信端末Tの取り出しに応じて光セン
サ29から入力信号がOFF状態となり、このOFF状態に基づいて主基板9は
ギアドモータ33を逆駆動させる。ギア44は逆回転し、ラック部37は後方に
引き戻される。ラック部37の後方移動に伴って第2の磁気センサ41がドグ3
7aを検出すると、この検出信号に基づいて主基板9はギアドモータ33を停止
させる。すなわち、前方延出部36が後退してユニット本体31は再び図6の待
機状態となる。
尚、本実施の形態1では上記送信要求ボタン28の押下後、10秒以内に光セ
ンサ29の入力がない場合にはデータ送信の送信要求がキャンセルされることと
なっている。その場合には上記データの受信の完了と同様にユニット本体31は
再び図6の待機状態となる。従って、携帯通信端末Tへのデータの送信が不要で
あったり、遊技者が携帯通信端末Tを持っていない場合にはこの送信要求ボタン
28を押下することでデータ送信可能状態をキャンセルすることができる。
本実施の形態1ではキャンセルに伴って主基板9はスピーカ47からその旨の
音声報知をさせる。
このように構成することで本実施の形態1では次のような効果を奏する。
(1)赤外線ポート27はデータ非送信状態中には同様にユニット本体31が後
退位置(待機位置)にあって異物が入らないように遮蔽板35によって封塞され
ている。そのため故意や過失によって赤外線ポート27が傷つけられたりする可
能性はほとんどない。また、送信要求ボタン28や光センサ29といった構成も
同様に遮蔽されている。つまりデータ通信に関する機構がデータ非送信状態にお
いてはすべて遮蔽板35によって保護されることとなってデータ通信の確実性が
増すこととなる。
(2)例えば携帯通信端末Tをホルダーに落とし込むようなホルダー方式を採用
した場合では機種によって異なる赤外線ポートの位置に十分対応させられない場
合がある。
ところが、遮蔽板35は上下方向が開放されているため、自由に携帯通信端末
Tを通過させることができる。すなわち、機種の違いによる赤外線ポートの位置
に柔軟に対応できることとなる。
(3)「データ送信可能状態となると遮蔽板35が前方に張り出してくる」とい
うおもしろさが更なる遊技の興趣を盛り上げることとなる。
(4)送信要求ボタン28を押下しただけでは通信は開始せず、光センサ29に
よって携帯通信端末Tを確認した上でデータ送信が開始されるため、なんらかの
原因で送信要求ボタン28を押下した後で携帯通信端末Tを差し込まなかった場
合には送信データがキャンセルされるようになっているため第三者にデータを窃
取されることがない。
(5)遮蔽板35(遮蔽ユニット30)は操作ハンドル17とは反対側の遊技者
の左方に配置されている。そのため、遊技者は遊技中であっても左手でデータの
受信操作を行うことができることとなって便利である。その際に、送信要求ボタ
ン28を押下した後でも光センサ29による携帯通信端末Tの確認がなければ送
信は行われないため、遊技者は携帯通信端末Tを受信可能状態に操作する余裕が
ある。
(6)遮蔽板35(ユニット本体31)は外側が開放されているため携帯通信端
末Tを把持した遊技者は図8に示すように外方に広げた腕を上下させることで位
置あわせができる。つまりパチンコ遊技機の外方位置で受信操作ができることと
なって人間工学的に使い易い構造となっている。
(7)データ送信可能状態となると遮蔽板35が前方に進出してくるため、遊技
者において確実かつ迅速に携帯通信端末Tへのデータの取り込みが可能となった
ことが分かることになる。
(8)遮蔽板35は半透明であるため遮蔽板35を通して携帯通信端末Tの位置
がほぼ透けて見えるため携帯通信端末Tの位置合わせがしやすい。また、送信要
求ボタン28の点灯状態も遮蔽板35を通して見えるため送信要求ボタン28の
点灯情報が分かりやすくなっている。
(9)ギアドモータ33はギア44やラック部37のラックと噛んでいるため、
無理に遮蔽板35を引いてもギアドモータ33が駆動されていない限り容易にユ
ニット本体31を前方に引き出すよことはできないこととなっている。すなわち
、各ギアがしっかりと噛合されているため強制的に遮蔽状態が解除されることが
なく上記データ通信に関する機構が確実に守られることとなる。
(実施の形態2)
次に図3、図10〜図14に基づいて実施の形態2について説明する。実施の
形態2は格納部へ格納されている非接触型データ通信部をシャッタの開閉によっ
て露出及び遮蔽させる場合である。
図10〜図12に示すように、扉枠7には上受け皿8の左方位置に左右方向に
長い長方形の開口部51が形成されている。開口部51に面してシャッタ52が
配設されている。図12に示すように、シャッタ52は上部のシャッタ本体53
と、同シャッタ本体53の右寄りから下方に向かって延出されたラック部54と
から構成されている。図13に示すように、シャッタ本体53は開口部51の左
右位置において上下方向に渡って形成されたスライド溝55に嵌合されており、
同スライド溝55に沿って上下方向にスライド可能とされている。本実施の形態
2ではシャッタ52よりも奧側が格納部Hとされる。
図13に示すように、シャッタ52に隣接する位置にはギヤドモータ56が配
設されている。ギヤドモータ56の出力軸57には前記ラック部54と噛合する
ギア58が同出力軸57と一体回転可能に固着されている。
シャッタ52の背面には赤外線ユニット取り付けフレーム59が配設されてい
る。赤外線ユニット取り付けフレーム59の前面にはシャッタ52が開放された
場合の目隠しとなるスクリーン板60が形成されている。スクリーン板60の裏
面には実施の形態1と同機能の赤外線ユニット61が配設されている。赤外線ユ
ニット61は主基板9によって制御されている。赤外線ユニット61は非接触型
データ通信部としての赤外線ポート62、通信開始手段、報知手段としての送信
要求ボタン63、携帯通信端末検出手段としての光センサ65を備えている。赤
外線ポート62、送信要求ボタン63及び光センサ65はスクリーン板60の前
面に露出されている。
これら赤外線ポート62、送信要求ボタン63及び光センサ65の機能は上記
実施の形態1の赤外線ポート27、送信要求ボタン28及び光センサ29とそれ
ぞれ同機能であるため詳しい説明は省略する。
開口部51の下部位置であって扉枠7前面位置には通信状態報知手段としての
携帯通信端末用表示装置(以下、サブ表示部とする)66が配設されている。サ
ブ表示装置66は液晶ディスプレイ(LCD)よりなる表示部66aを備えてい
る。
次に、本実施の形態2の電気的構成について図14に基づいて簡単に説明する
。尚、本発明と直接関係ない構成についての説明は省略する。
主基板9にはスピーカ47、ギヤドモータ56、赤外線ユニット61、送信要
求ボタン63、光センサ65、サブ表示装置66、タイマ67が接続されている
主基板9にはリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(R
AM)、中央処理装置(CPU)が配設されている。ROMはパチンコ遊技機の
制御プログラムや各種プログラムを実行するための初期データがあらかじめ記憶
されている。RAMは新たな入力データやCPUによる演算結果を一旦記憶する
。CPUはこれらメモリのプログラムやデータに基づいて演算処理を行う。
主基板9は所定の遊技の所定の遊技状態の終了に基づいて作成された送信デー
タが送信可能状態となった場合及び非送信状態となった場合にギヤドモータ56
を駆動制御し、もってシャッタ52を上下方向にスライド移動させる。主基板9
はタイマ67によって予め設定された時間に基づいてギヤドモータ56の駆動時
間を制御し、もってシャッタ52の開閉位置を決定する。
また、主基板9は送信要求ボタン63及び光センサ65からの入力信号に基づ
いて送信要求ボタン63の発光態様、赤外線ユニット61及びスピーカ47を制
御する。
また、主基板9は遊技情報の送信に関する所定の状況をサブ表示装置66の表
示部66aに表示させる。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機において携帯通信端末Tへの赤外
線通信を利用したデータ送信をする際の手順について説明する。尚、本実施の形
態2でも上記実施の形態1と同様の図7(a)及び(b)の携帯通信端末Tを使
用する。
データ非通信状態においてはシャッタ52は図12の実線位置に配置される。
すなわち開口部51がシャッタ52に閉鎖された状態とされている。このように
シャッタ52に閉鎖された状態では赤外線ポート62、送信要求ボタン63及び
光センサ65は完全に格納部Hに格納されてしまっているため遊技者は目視すら
できない状態となっている。
主基板9は遊技情報のデータが通信可能状態になった場合にギヤドモータ56
を駆動させる。ここに、遊技情報のデータとは例えば通常大当たり回数、確変大
当たり回数や出球数等の遊技情報のデータが挙げられる。
ギヤドモータ56が駆動されることでギア58は回転し、同ギア58と噛合さ
れたラック部57のラックによって回転力が上下方向のスライド運動に変換され
る。従って、シャッタ52は下方にスライド移動させられる。
主基板9は設定された所定の時間でギヤドモータ56を駆動制御させ、その後
停止させる。これによってシャッタ52は図12の仮想線に示す位置まで下降し
て開口部51が開口状態とされ、格納部Hのスクリーン板60が露出される。ス
クリーン板60の前面には赤外線ポート62、送信要求ボタン63及び光センサ
65が露出されることとなる。シャッタ52の開放と同時に主基板9はスピーカ
47からデータ通信可能状態となった旨の音声報知をさせる。
同時に主基板9はサブ表示装置66の表示部66aに例えば「パチンコ機から
送信するデータがあります。携帯電話をご用意ください。」等の文字表示をさせ
る。
遊技者はデータ通信可能状態となったことを了解すると送信要求ボタン63を
押下する。この送信要求ボタン63を押下した後、遊技者は携帯通信端末Tを把
持して速やかに受信位置に配置させる。受信位置とは図10及び図11における
開口部51の前方位置となる。
本実施の形態2では主基板9は光センサ65のON状態を検出することを前提
に赤外線ユニット61にデータ送信させることとなっている。すなわち、送信要
求ボタン63を押下しただけでは通信は開始せず、携帯通信端末Tがデータ受信
可能状態な所定位置に配設されたことを確認してデータ送信が開始されることと
なる。光センサ65が携帯通信端末Tを検出すると表示部66aには例えば「携
帯電話がセットされました送信を開始します。」等の文字表示をさせる。データ
送信中においては送信要求ボタン63が点滅し、データ送信中であることが遊技
者に報知される。この時表示部66aには例えば「データ送信中です。」等の文
字表示をさせる。
データ送信が完了すると送信要求ボタン63が消灯されてデータ送信が完了し
たことが遊技者に報知される。同時に表示部66aには例えば「データ送信が完
了しました。」等の文字表示をさせる。送信要求ボタン63の消灯の着後に主基
板9は設定された所定の時間でギヤドモータ56を前記とは逆方向に回転するよ
うに駆動制御させ、その後停止させる。これによってシャッタ52は図12の実
線に示す位置まで再び上昇して開口部51が閉鎖状態とされる。
遊技者は送信要求ボタン63の消灯とこれに続くシャッタ52の閉鎖を確認し
て携帯通信端末Tの受信操作を終了することとなる。
尚、本実施の形態2では上記送信要求ボタン63の押下後、10秒以内に光セ
ンサ65の入力がない場合にはデータ送信の送信要求がキャンセルされることと
なっている。その場合には上記データの受信の完了と同様にシャッタ52は閉鎖
状態とされる。従って、携帯通信端末Tへのデータの送信が不要であったり、遊
技者が携帯通信端末Tを持っていない場合にはこの送信要求ボタン63を押下す
ることでデータ送信可能状態をキャンセルすることができる。
本実施の形態2ではキャンセルに伴って主基板9はスピーカ47からその旨の
音声報知をさせる。
このように構成することで本実施の形態2では次のような効果を奏する。
(1)赤外線ポート62はデータ非送信状態中には同様にシャッタ52が閉鎖さ
れて完全に格納部H内に格納されてしまう。そのため過失や故意によって赤外線
ポート62が傷つけられたりする可能性はまったくない。また、送信要求ボタン
63や光センサ65といった構成も同様に遮蔽されている。つまりデータ通信に
関する機構がデータ非送信状態においてはすべて格納部H内に格納されて保護さ
れることとなってデータ通信の確実性が増すこととなる。
(2)例えば携帯通信端末Tをホルダーに落とし込むようなホルダー方式を採用
した場合では機種によって異なる赤外線ポートの位置に十分対応させられない場
合がある。
ところが、実施の形態2ではシャッタ52が開放されることで開口部51前方
に携帯通信端末Tをかざすだけでよくなり機種の違いによる赤外線ポートの位置
に柔軟に対応できることとなる。
(3)送信要求ボタン63を押下しただけでは通信は開始せず、光センサ65に
よって携帯通信端末Tを確認した上でデータ送信が開始されるため、なんらかの
原因で送信要求ボタン63を押下した後で携帯通信端末Tを差し込まなかった場
合には送信データがキャンセルされるようになっているため第三者にデータを窃
取されることがない。
(4)データ送信可能状態となるとシャッタ52が開放されるため、遊技者にお
いて確実かつ迅速に携帯通信端末Tへのデータの取り込みが可能となったことが
分かることになる。併せてスピーカ47からその旨の報知もされるため確実にデ
ータ送信可能状態となったことを報知させることができる。
(5)ギアドモータ56はギア58がラック部54のラックと噛んでいるため、
無理にシャッタ52を手で下げようとしてもギアドモータ56が駆動されていな
い限り容易に下げることはできないこととなっている。すなわち、各ギアがしっ
かりと噛合されているため強制的に開口部51が開放されることがなく上記デー
タ通信に関する機構が確実に守られることとなる。
(実施の形態3)
次に図3、図10、15〜図18に基づいて実施の形態3について説明する。
実施の形態3は格納部へ格納されている非接触型データ通信部をドラムの回転に
よって露出及び格納させる場合である。
図10、図15〜図17に示すように、扉枠7には上受け皿8の左方位置に左
右方向に長い開口部51が形成されている。扉枠7内部には同開口部51に面し
てドラム70が配設されている。ドラム70と同開口部51との隙間はわずかで
あって指等の侵入は不可能となっている。図15及び図16に示すように、ドラ
ム70の内部には実施の形態1と同機能の赤外線ユニット71が配設されている
。赤外線ユニット71は主基板9によって制御されている。赤外線ユニット71
は非接触型データ通信部としての赤外線ポート72、通信開始手段、報知手段と
しての送信要求ボタン73、携帯通信端末検出手段としての光センサ75を備え
ている。赤外線ポート72、送信要求ボタン73及び光センサ75はドラム70
表面に露出されている。
これら赤外線ポート72、送信要求ボタン73及び光センサ75の機能は上記
実施の形態1の赤外線ポート27、送信要求ボタン28及び光センサ29とそれ
ぞれ同機能であるため詳しい説明は省略する。
ドラム70は開口部51の左右位置から後方に延出された取り付けフレーム7
7に対して支持軸78を介して回転可能に支持されている。支持軸78は取り付
けフレーム77に配設されたギヤドモータ79の出力軸81に一体回転可能に連
結されている。その結果、ギヤドモータ79が駆動されることでドラム70は回
転させられるようになっている。ギヤドモータ79にはロータリーエンコーダ8
0が併設されている。尚、本実施の形態3では開口部51の奧側の取り付けフレ
ーム77によって包囲された空間が格納部Hとされる。
開口部51の下部位置であって扉枠7前面位置には実施の形態2と同様の携帯
通信端末用表示装置(以下、サブ表示部とする)66が配設されている。
次に、本実施の形態3の電気的構成について図18に基づいて簡単に説明する
。尚、本発明と直接関係ない構成についての説明は省略する。
主基板9にはスピーカ47、サブ表示装置66、赤外線ユニット71、送信要
求ボタン73、光センサ75、ギヤドモータ79、ロータリーエンコーダ80が
接続されている。
主基板9にはリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(R
AM)、中央処理装置(CPU)が配設されている。ROMはパチンコ遊技機の
制御プログラムや各種プログラムを実行するための初期データがあらかじめ記憶
されている。RAMは新たな入力データやCPUによる演算結果を一旦記憶する
。CPUはこれらメモリのプログラムやデータに基づいて演算処理を行う。
主基板9は所定の遊技の所定の遊技状態の終了に基づいて作成された送信デー
タが送信可能状態となった場合及び非送信状態となった場合にギヤドモータ79
を駆動制御しドラム70を回転させる。主基板9はロータリーエンコーダ80に
よってギヤドモータ79の出力軸81の回転量を制御し、もってドラム70の停
止位置を決定する。
また、主基板9は送信要求ボタン73及び光センサ75からの入力信号に基づ
いて送信要求ボタン73の発光態様、赤外線ユニット71及びスピーカ47を制
御する。
また、主基板9は遊技情報の送信に関する所定の状況をサブ表示装置66の表
示部66aに表示させる。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機において携帯通信端末Tへの赤外
線通信を利用したデータ送信をする際の手順について説明する。尚、本実施の形
態3でも上記実施の形態1と同様の図7(a)及び(b)の携帯通信端末Tを使
用する。
データ非通信状態においてはドラム70は図16のように赤外線ポート72、
送信要求ボタン73及び光センサ75は格納部H奥側に向いて配置されることと
なり、遊技者側からはドラム70の表面が開口部51に露出されている。この状
態では遊技者は赤外線ポート72にアクセスできない。
主基板9は遊技情報のデータが通信可能状態になった場合にギヤドモータ79
を駆動させる。ここに、遊技情報のデータとは例えば通常大当たり回数、確変大
当たり回数や出球数等の遊技情報のデータが挙げられる。
ギヤドモータ79が駆動されることでドラム70は図15の矢印方向(つまり
前転する)に回転させられる。この時、ロータリーエンコーダ80によって所定
の回転量が検出され、主基板9は同回転量に基づいてドラム70が図17及び図
18に示すように赤外線ポート72、送信要求ボタン73及び光センサ75が正
面を向いた状態でギヤドモータ79の駆動を停止させる。この赤外線ポート72
等が正面を向いた状態で主基板9はスピーカ47からデータ通信可能状態となっ
た旨の音声報知をさせる。
同時に主基板9はサブ表示装置66の表示部66aに例えば「パチンコ機から
送信するデータがあります。携帯電話をご用意ください。」等の文字表示をさせ
る。
遊技者はデータ通信可能状態となったことを了解すると送信要求ボタン73を
押下する。この送信要求ボタン73を押下した後、遊技者は携帯通信端末Tを把
持して速やかに受信位置に配置させる。受信位置とは図10における開口部51
の前方位置となる。
本実施の形態3では主基板9は光センサ75のON状態を検出することを前提
に赤外線ユニット71にデータ送信させることとなっている。すなわち、送信要
求ボタン73を押下しただけでは通信は開始せず、携帯通信端末Tがデータ受信
可能状態な所定位置に配設されたことを確認してデータ送信が開始されることと
なる。光センサ75が携帯通信端末Tを検出すると表示部66aには例えば「携
帯電話がセットされました送信を開始します。」等の文字表示をさせる。データ
送信中においては送信要求ボタン73が点滅し、データ送信中であることが遊技
者に報知される。この時表示部66aには例えば「データ送信中です。」等の文
字表示をさせる。
データ送信が完了すると送信要求ボタン73が消灯されてデータ送信が完了し
たことが遊技者に報知される。同時に表示部66aには例えば「データ送信が完
了しました。」等の文字表示をさせる。送信要求ボタン73の消灯の着後に主基
板9は設定された所定の時間でギヤドモータ79を前記とは逆方向に回転するよ
うに駆動制御させる。この時、主基板9はロータリーエンコーダ80による初期
位置の検出に基づいて図16に示すように再びドラム70が赤外線ポート72、
送信要求ボタン73及び光センサ75が格納部H奥側に向いた状態でギヤドモー
タ79の駆動を停止させる。
遊技者は送信要求ボタン73の消灯と赤外線ポート72等が再び格納されるこ
とによって携帯通信端末Tの受信操作を終了することとなる。
尚、本実施の形態3でも上記送信要求ボタン73の押下後、10秒以内に光セ
ンサ75の入力がない場合にはデータ送信の送信要求がキャンセルされることと
なっている。その場合には上記データの受信の完了と同様にドラム70は回転し
て赤外線ポート72等が格納される。従って、携帯通信端末Tへのデータの送信
が不要であったり、遊技者が携帯通信端末Tを持っていない場合にはこの送信要
求ボタン73を押下することでデータ送信可能状態をキャンセルすることができ
る。
本実施の形態3ではキャンセルに伴って主基板9はスピーカ47からその旨の
音声報知をさせる。
このように構成することで本実施の形態3では次のような効果を奏する。
(1)赤外線ポート71はデータ非送信状態中には同様にドラム70の回転位置
が赤外線ポート72等が格納部H側を向いているため過失や故意によって赤外線
ポート62が傷つけられたりする可能性はまったくない。つまりデータ通信に関
する機構がデータ非送信状態においてはすべて格納部H内に格納されて保護され
ることとなってデータ通信の確実性が増すこととなる。
(2)例えば携帯通信端末Tをホルダーに落とし込むようなホルダー方式を採用
した場合では機種によって異なる赤外線ポートの位置に十分対応させられない場
合がある。
ところが、実施の形態3ではドラム70が回転して赤外線ポート72等が前面
に露出されるため開口部51前方に携帯通信端末Tをかざすだけでよくなり機種
の違いによる赤外線ポートの位置に柔軟に対応できることとなる。
(3)送信要求ボタン63を押下しただけでは通信は開始せず、光センサ75に
よって携帯通信端末Tを確認した上でデータ送信が開始されるため、なんらかの
原因で送信要求ボタン73を押下した後で携帯通信端末Tを差し込まなかった場
合には送信データがキャンセルされるようになっているため第三者にデータを窃
取されることがない。
(4)データ送信可能状態となるとドラム70が回転して赤外線ポート72等が
前面に露出されるため、遊技者において確実かつ迅速に携帯通信端末Tへのデー
タの取り込みが可能となったことが分かることになる。併せてスピーカ47から
その旨の報知もされるため確実にデータ送信可能状態となったことを報知させる
ことができる。
(5)ドラム70が回転するだけで赤外線ポート72等の露出状態と格納状態を
創出させることができ、上記実施の形態2のようなシャッタ52のような部材を
開口部51に併設する必要がない。
(6)ギアドモータ79はその内部のギア部の抵抗によって駆動されない限り容
易に出力軸81を回動させることはできないため、無理にドラム70を手で回そ
うとしても容易にはできないこととなっている。すなわち、上記データ通信に関
する機構が簡単に開口部51に露出されることがなくデータ通信に関する機構が
確実に守られることとなる。
(実施の形態4)
次に図3、図19〜図25に基づいて実施の形態4について説明する。実施の
形態4は格納部へ格納されている非接触型データ通信部を扉の倒伏及び起立によ
って露出及び遮蔽させる場合である。
図20〜図22に示すように、扉枠7には上受け皿8の左方位置に上下方向に
長い長方形の開口部85が形成されている。同開口部85に面して倒伏扉86が
配設されている。図21〜図23に示すように、倒伏扉86は跳ね橋状の構成部
材であって、起立状態で同開口部85を封塞するとともに倒伏状態で携帯通信端
末Tの載置台となる長方形形状の扉本体87を備えている。扉本体87の基部寄
り両縁には側壁部88が形成されている。側壁部88の後端部には鉤状に内側に
向かって屈曲した屈曲部89が形成されている。同側壁部88にはそれぞれ外方
に向いて突出した回動軸90が形成されている。倒伏扉86は開口部85の両側
に形成された軸受け体92(図21及び図22参照)に対して回動軸90によっ
て回動可能に支持されている。本実施の形態4では倒伏扉86よりも奧側が格納
部Hとされる。
倒伏扉86の背面には赤外線ユニット取り付けフレーム91が配設されている
。赤外線ユニット取り付けフレーム91の前面には倒伏扉86が倒伏された場合
の目隠しとなるスクリーン板94が形成されている。スクリーン板94の裏面に
は実施の形態1と同機能の赤外線ユニット93が配設されている。赤外線ユニッ
ト93は主基板9によって制御されている。赤外線ユニット93は非接触型デー
タ通信部としての赤外線ポート95及び携帯通信端末検出手段としての光センサ
96を備えている。赤外線ポート95及び光センサ96はスクリーン板94の前
面に露出されている。赤外線ポート95は図20に示すように倒伏扉86が倒伏
された状態で左右の側壁部88と略同じ高さに配置されている。光センサ96は
赤外線ポート95にごく隣接した下方位置に配置されている。
これら赤外線ポート95及び光センサ96の機能は上記実施の形態1の赤外線
ポート27及び光センサ29とそれぞれ同機能であるため詳しい説明は省略する
格納部Hの底板98上にはソレノイド99が配設されている。ソレノイド99
は励磁作用によって上下方向に進退するロッド100を備えている。図23に示
すようにソレノイド99のロッド100の先端は前記右側の側壁部88の上部寄
りに軸支されている。倒伏扉86はロッド100の進退によって回動させられ図
21の起立位置と図22の倒伏位置の2つの位置を取りうる。開口部85の右側
であって扉枠7前面位置には通信開始手段、報知手段としての送信要求ボタン1
01が配設されている。送信要求ボタン101の機能は上記実施の形態1の送信
要求ボタン28と同機能であるため詳しい説明は省略する。
次に、本実施の形態4の電気的構成について図25に基づいて簡単に説明する
。尚、本発明と直接関係ない構成についての説明は省略する。
主基板9にはスピーカ47、赤外線ユニット93、光センサ96、ソレノイド
99、送信要求ボタン101が接続されている。
主基板9にはリードオンリーメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(R
AM)、中央処理装置(CPU)が配設されている。ROMはパチンコ遊技機の
制御プログラムや各種プログラムを実行するための初期データがあらかじめ記憶
されている。RAMは新たな入力データやCPUによる演算結果を一旦記憶する
。CPUはこれらメモリのプログラムやデータに基づいて演算処理を行う。
主基板9は所定の遊技の所定の遊技状態の終了に基づいて作成された送信デー
タが送信可能状態となった場合及び非送信状態となった場合にソレノイド99を
駆動制御しロッド100を進退させる。
また、主基板9は送信要求ボタン101及び/又は光センサ96からの入力信
号に基づいて送信要求ボタン101の発光態様、赤外線ユニット93及びスピー
カ47を制御する。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機において携帯通信端末Tへの赤外
線通信を利用したデータ送信をする際の手順について説明する。
データ非通信状態においては図21のように倒伏扉86は起立した位置に配置
されている。すなわちソレノイド99のロッド100は後退した位置にある。こ
の起立状態では格納部Hは倒伏扉86によって閉鎖されているので遊技者は赤外
線ポート27及び光センサ29にアクセスできない。
主基板9は遊技情報のデータが通信可能状態になった場合にソレノイド99を
励磁駆動させる。ここに、遊技情報のデータとは例えば通常大当たり回数、確変
大当たり回数や出球数等の遊技情報のデータが挙げられる。
ソレノイド99が励磁されることでロッド100は進出し、図22に示すよう
に倒伏扉86は回動させられ前方に倒伏する。主基板9は同時にスピーカ47か
ら遊技情報のデータが通信可能状態になったことを音声報知させる。
倒伏扉86の倒伏によって開口部85が開放され格納部H内部が露出すること
となる。すなわち図20に示すように、スクリーン板94の赤外線ポート95が
露出する。遊技者は図22に示すように、携帯通信端末Tを扉本体87にセット
する。ここに、図24に示すように、本実施の形態4の携帯通信端末Tは底面に
端末側赤外線ポート103が形成されている。遊技者はこの底面の端末側赤外線
ポート103が赤外線ポート27側に向くように把持し扉本体87上にセットす
る。この時、屈曲部89によって所定以上の携帯通信端末Tの進出が阻止され赤
外線ポート95と端末側赤外線ポート103とは一定の間隔をおいて対向配置さ
れることとなる。
同時に本実施の形態4では送信要求ボタン101が常時点灯してデータ通信可
能状態となったことを遊技者に報知するとともに同ボタン101を押下すること
を遊技者に促す。
遊技者はデータ通信可能状態となったことを了解すると扉本体87上に携帯通
信端末Tをセットした後、送信要求ボタン101を押下する。あるいは、送信要
求ボタン101を先に押下した場合には10秒以内に扉本体87上に携帯通信端
末Tをセットする。
本実施の形態4では主基板9は光センサ96のON状態を検出することを前提
に赤外線ユニット93にデータ送信させることとなっている。すなわち、送信要
求ボタン101を押下しただけでは通信は開始せず、携帯通信端末Tが正しく扉
本体87上に配設されたことを確認してデータ送信が開始されることとなる。デ
ータ送信中においては送信要求ボタン101が点滅し、データ送信中であること
が遊技者に報知される。
データ送信が完了すると送信要求ボタン101が消灯されてデータ送信が完了
したことが遊技者に報知される。これを目視した遊技者は携帯通信端末Tを受信
位置から取り出す。主基板9は遊技者の携帯通信端末Tの取り出しに応じて光セ
ンサ96から入力信号がOFF状態となり、このOFF状態に基づいて主基板9
はソレノイド99を消磁制御させロッド100を後退させる(図21の状態)。
すなわち、倒伏扉86は倒伏と逆方向に回動して再び起立させられ格納部Hは閉
塞される。
尚、本実施の形態4では上記送信要求ボタン101の押下後、10秒以内に光
センサ96の入力がない場合にはデータ送信の送信要求がキャンセルされること
となっている。その場合には上記と同様倒伏扉86は倒伏と逆方向に回動して起
立させられて開口部85は閉塞されることとなる。従って、携帯通信端末Tへの
データの送信が不要であったり、遊技者が携帯通信端末Tを持っていない場合に
はこの送信要求ボタン28を押下することでデータ送信可能状態をキャンセルす
ることができる。
本実施の形態4ではキャンセルに伴って主基板9はスピーカ47からその旨の
音声報知をさせる。
また、本実施の形態4ではデータ送信完了後に所定時間以内に扉本体87上か
ら携帯通信端末Tを取り出さない場合(上記光センサ96のOFF状態を検出す
ることによる)には主基板9はスピーカ47からその旨の音声報知をさせる。
このように構成することで本実施の形態4では次のような効果を奏する。
(1)赤外線ポート95はデータ非送信状態中には倒伏扉86によって格納部H
が閉塞されているため故意や過失によって赤外線ポート95が傷つけられたりす
る可能性はほとんどない。つまりデータ通信に関する機構(特にインタフェース
)がデータ非送信状態において保護されることとなってデータ通信の確実性が増
すこととなる。
(2)倒伏扉86が倒伏して赤外線ポート95等が前面に露出されるため開口部
85の前方に携帯通信端末Tをかざす(実際には扉本体87上へのセット)だけ
でよくなり機種の違いによる赤外線ポートの位置に柔軟に対応できることとなる

(3)携帯通信端末Tは扉本体87の上へのセット状態において屈曲部89に当
接してそれ以上の進出が阻止されている。そのため、赤外線ポート95と端末側
赤外線ポート103とが一定の間隔をおいて対向配置されることとなって、機種
の違いによる端末側赤外線ポート103の位置のずれにも対応できることとなっ
ている。
(4)遊技者は携帯通信端末を自身の手で保持する必要がなく、極めてユーザー
フレンドリーな構成となる。また、シャッタ52自身がテーブルとなるわけであ
り、部材点数の点で低コスト化を図ることとなる。
(5)ソレノイド99はモータによる駆動よりも応答性がよく、ごく短い時間で
倒伏扉86を起立位置と倒伏位置の2つの姿勢に偏倚させることができる。また
、モータと異なりギアが噛んでいるわけではないため開けやすく、内部の格納部
H内部の点検も作業者が前面側から倒伏扉86を開放して行うことができるため
便利である。
(6)「データ送信可能状態となると倒伏扉86が倒伏する」というおもしろさ
が更なる遊技の興趣を盛り上げることとなる。
(7)送信要求ボタン101を押下しただけでは通信は開始せず、光センサ96
によって携帯通信端末Tを確認した上でデータ送信が開始されるため、なんらか
の原因で送信要求ボタン101を押下した後で携帯通信端末Tを差し込まなかっ
た場合には送信データがキャンセルされるようになっているため第三者にデータ
を窃取されることがない。
(8)データ送信可能状態となると倒伏扉86が倒伏するため、遊技者において
確実かつ迅速に携帯通信端末Tへのデータの取り込みが可能となったことが分か
ることになる。
(実施の形態5)
次に図3、図19〜図25に基づいて実施の形態5について説明する。上記各
実施の形態では遊技機からのデータを携帯通信端末T側が受信する場合について
説明したが、本実施の形態5では逆に携帯通信端末T側から遊技機側にデータを
送信する場合について説明する。尚、実施の形態5では機械的構成については実
施の形態4と同様であるため、実施の形態4と同じ図面を使用してそれらの説明
は省略する。また、電気的構成についても図25と同様である。
次に、このように構成されたパチンコ遊技機において携帯通信端末Tから遊技
機への赤外線通信を利用したデータ送信をする際の手順について図29のフロー
チャートに基づいて説明する。
データ非通信状態においては図21のように倒伏扉86は起立した位置に配置
されている。すなわちソレノイド99のロッド100は後退した位置にある。こ
の起立状態では格納部Hは倒伏扉86によって閉鎖されているので遊技者は赤外
線ポート27及び光センサ29にアクセスできない。
このような状況において主基板9はステップS1で遊技者からの送信要求ボタ
ン101を押下があるかどうかを判断する。ここで押下されたと判断すると主基
板9はステップS2においてソレノイド99を励磁駆動させる。ソレノイド99
が励磁されることでロッド100は進出し、図22に示すように倒伏扉86は回
動させられ前方に倒伏する。主基板9はステップS3においてスピーカ47から
遊技情報のデータが通信可能状態になったことを音声報知させる。主基板9はソ
レノイド99を励磁駆動させた後にステップS4において赤外線ユニット93を
受信可能に制御する。
倒伏扉86の倒伏によって開口部85が開放され格納部H内部が露出すること
となる。すなわち図20に示すように、スクリーン板94の赤外線ポート95が
露出する。遊技者は図22に示すように、携帯通信端末Tを扉本体87にセット
する。ここに、図24に示すように、本実施の形態5の携帯通信端末Tは底面に
端末側赤外線ポート103が形成されている。遊技者はこの底面の端末側赤外線
ポート103が赤外線ポート27側に向くように把持し扉本体87上にセットす
る。この時、屈曲部89によって所定以上の携帯通信端末Tの進出が阻止され赤
外線ポート95と端末側赤外線ポート103とは一定の間隔をおいて対向配置さ
れることとなる。
ここで、遊技者は所定の自身の携帯通信端末Tを操作して遊技機側に遊技者デ
ータを送信する。ここに、遊技者データとはその携帯通信端末T内に記憶された
データであって、例えば遊技機側がデータを送信する際の本人確認のためのID
データや、過去に同種の遊技機で遊技をしている場合に遊技機側から送信したバ
ックアップデータが挙げられる。バックアップデータによって前回の遊技で終了
した遊技状況を再現することが可能となり、一種のロールプレイングゲームのよ
うに有利な状況で遊技を再開することができるわけである。
主基板9はステップS5において光センサ96がONされたかどうか、つまり
携帯通信端末Tがセットされたかどうかを判断し、ON状態を検出すると主基板
9はステップS6において赤外線ユニット93にデータ受信を開始させる。すな
わち、送信要求ボタン101を押下しただけでは通信は開始せず、携帯通信端末
Tが正しく扉本体87上に配設されたことを確認してデータ受信が開始されるこ
ととなる。データ受信中においては送信要求ボタン101が点滅し、データ受信
中であることが遊技者に報知される。
一方、光センサ96がONされない場合ステップS7で一定時間が経過したか
どうかを判断し一定時間経過後に後述するステップS10に移行して終了する。
つまり、送信要求ボタン101を押下したものの実際に携帯通信端末Tがセット
されない場合は開口部85は再び閉じられることとなる。この場合には携帯通信
端末Tから遊技機へは遊技者データは送信されない。
データ受信が完了するとステップS8で送信要求ボタン101が消灯されてデ
ータ受信が完了したことが遊技者に報知される。これを目視した遊技者は携帯通
信端末Tを受信位置から取り出す。主基板9はステップS8で遊技者の携帯通信
端末Tの取り出しに応じて光センサ96から入力信号がOFFとなったかどうか
を判断し、OFF状態を検出するとステップS10でソレノイド99を消磁制御
させロッド100を後退させる(図21の状態)。すなわち、倒伏扉86は倒伏
と逆方向に回動して再び起立させられ格納部Hは閉塞される。
一方、ステップS9において光センサ96がOFFされない場合主基板9はス
テップS11で一定時間が経過したかどうかを判断し、一定時間経過後にステッ
プS12でスピーカ47からその旨の音声報知をさせる。音声報知の後にステッ
プS9に移行する。これによって、遊技者に携帯通信端末Tの取り忘れを報知す
る。
このようなルーチンで自身の遊技者データを遊技機に送信した後、遊技者は遊
技を開始し、状況に応じて上記実施の形態4のように遊技機側からデータの送信
を受けることとなる。
このように構成することで本実施の形態5では実施の形態4の(1)〜(6)
と同様の効果を奏する。また、以下のような独自の効果を奏する。
(1)送信要求ボタン101を押下することでソレノイド99が駆動されて開口
部85が開放され、この状態ですでに遊技者データの送信が可能となっている。
従って、直ちに遊技者がデータ送信できこととなり、迅速なデータ送信が可能と
なる。また、別途の操作をする必要がなくデータ送信における操作の面倒さが解
消される。
(2)送信要求ボタン101を押下してデータ送信の意志を示して倒伏扉86を
倒伏させても実際に携帯通信端末Tをセットしない場合には倒伏扉86が閉じて
しまうため、いたずらに格納部H内部が外に露出されたままにならない。
尚、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記各実施の形態ではデータ送信可能状態となるとスピーカで音声報知する
ようになっていたが、これに加えてその他の発光手段としての装飾ランプを点灯
・点滅させるようにしてもよい。
・上記各実施の形態における赤外線ポート27,62,72,95の位置は上
記に限定されることはない。従って、遮蔽板35の位置、開口部51,85の位
置も変更可能である。
・遮蔽板35の形状は上記では方形に構成されていたが、この形状に限定され
るものではない。
・遮蔽板35は上記実施の形態では半透明とされていたが、これは完全に透明
でも逆に不透明であっても構わない。また、前方延出部36も透明あるいは半透
明にすることは自由である。
・上記実施の形態1では遮蔽板35は上下方向に開放されていたが、配設場所
のスペースの制限に応じて開放方向が他の方向、例えば水平方向に開放されてい
ても構わない。
・上記実施の形態1の遮蔽板35に装飾ランプ等の装飾手段を施すようにして
もよい。
・上記実施の形態2のシャッタ52は上下方向ではなく左右方向にスライドす
るように構成してもよい。
・上記実施の形態3のドラム70は支持軸78が水平に配置されていたため、
赤外線ポート72等が前方に露出する際には前転するようになっていた。すなわ
前転及び後転するような構成とされていたが、支持軸78を垂直に配置させドラ
ム70を左右方向に回転させて赤外線ポート72等を露出させるように構成して
も構わない。
・上記各実施の形態では携帯通信端末検出手段として光センサ29,65,7
5,96が配設されていたが、これは必須的構成ではない。また、実施の形態1
では光センサ29を遮蔽板35に配設するようにしてもよい。
・上記各実施の形態の送信要求ボタン28,63,73,101は報知ランプ
を兼ねていたが、別途報知手段として報知ランプを用意するようにしても構わな
い。
・本発明は常時は非露出状態とされて通信不能とされており、これを露出させ
て携帯通信端末Tとの間で通信をするものである。この際に、内部のデータ通信
部(上記では赤外線ポート27,62,72や光センサ29,65,75,96
等)は非露出状態においても常時通信可能とするように構成されていてもよく、
上記実施の形態5のように常時は通信不能であって露出に伴って通信可能状態と
なるように構成されていてもどちらでもよい。
また、上記実施の形態5とは異なり、データ通信部を露出させてもそれだけで
はデータ通信部が通信可能とならないような構成としてもよい。
すなわち、上記実施の形態5では送信要求ボタン101を押下すれば遊技者デ
ータを送信できるように設定されており、開放手段と通信開始手段が一体化され
ていたが、これは別体で構成(つまり、上記実施の形態5で開放手段としての別
のボタン等を配設する)ようにしてもよい。この場合に他の開放手段、例えば近
接センサや赤外線センサ等の非接触型の開放手段に変更することも自由である。
このような構成では、別体の通信開始手段を操作しなければ開放手段を操作して
もデータ送信はできないため、遊技者にとって送信準備における余裕ができ、よ
り確実なデータ送信が可能となる。
・上記実施の形態5では遊技者が送信要求ボタン101を押下して倒伏扉86
を前倒させるようにしていたが、他の開放手段、例えば近接センサや赤外線セン
サ等の非接触型の開放手段を設け、これに携帯通信端末Tを接近させることで開
放させるようにしてもよい。
・上記実施の形態5では遊技者が送信要求ボタン101を積極的に押すことで
倒伏扉86が前倒してデータ通信に関する機構を露出させさせさせるようにして
いたが、実施の形態1〜3に応用するようにしてもよい。但し、実施の形態1〜
3では別途開放手段としてのボタン等を追加したり、保護されている送信要求ボ
タン28,63,73を外部に常時露出させる必要がある。
・上記各実施の形態ではデータ通信に関する機構とこれを遮蔽したり格納した
りする構造はすべて、扉枠7、つまり遊技機側に配設されていた。しかし、図2
8に示すように、外部装置としてのプリペイドカードユニット19に配設するよ
うにしてもよい。このような位置も遊技者と対面する操作しやすい位置であるた
めである。図28ではユニット19表面にデータ通信に関する機構が配設されて
いるが、上記実施の形態2〜5のように格納部Hに格納するようにしてもよい。
また、プリペイドカードユニット19の代わりに直接ノズルを介して上受け皿に
パチンコ球を供給するようになった球貸し機に配設するようにしてもよい。
・上記実施の形態では非接触型通信手段のうち光通信技術の赤外線を使用した
通信手段に応用した例を説明したが、その他の非接触型の通信手段に応用するこ
とも可能である。
・本発明は他の遊技機、例えばスロットマシンやパチンコ遊技機とスロットマ
シンとを融合させたいわゆるパチロットに応用するようにしてもよい。
例えば図26及び図27に示すようにスロットマシンやパチロットの前面11
0の所定位置(図上では左方)に上記各実施の形態を応用するようにしてもよい
。一例として上記実施の形態1を応用した場合を図示する。
前面110の所定位置に配設された遮蔽板35は上記と同様の作用で進退可能
とされている。遮蔽板35に遮蔽された位置には上記データ通信部としての赤外
線ポート27、送信要求ボタン28、光センサ29等が配設されている。
ここに、スロットマシンの基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情
報列を動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操
作手段(例えば上記図26では操作ボタン111)の操作に起因して識別情報の
動的表示が開始され、停止用操作手段(例えば上記図26ではストップボタン1
13)の操作に起因して、あるいは所定時間経過することにより、識別情報の動
的表示(例えば上記図26では画面114に現れる絵柄)が停止され、その停止
時の確定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な
特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備えたものが挙げられる。こ
の場合遊技媒体はコイン、メダル等が代表例として挙げられる。
また、パチロットの基本構成としては、複数の識別情報からなる識別情報列を
動的表示した後に識別情報を確定表示する可変表示手段を備え、始動用操作手段
(例えば上記図27では操作ボタン115)の操作に起因して識別情報の動的表
示が開始され、停止用操作手段(例えば上記図27ではストップボタン117)
の操作に起因して、あるいは所定時間経過することにより、識別情報の動的表示
(例えば上記図27では画面118に現れる絵柄)が停止され、その停止時の確
定識別情報が特定識別情報であることを必要条件として、遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させる特別遊技状態発生手段を備え、遊技媒体としては球を使用す
るとともに、前記識別情報の動的表示の開始に際しては所定数の球を必要とし、
特別遊技状態の発生に際しては多くの球が払い出されるように構成したものが挙
げられる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で変更して実施することは自由である
本発明の目的を達成するために上記実施の形態から把握できるその他の技術的
思想について下記に付記として説明する。
(1)前記データ通信部はデータ非通信状態では遮蔽板によって非露出状態に遮
蔽され、アクセス可能状態では同遮蔽板が移動して露出されることを特徴とする
請求項1に記載の遊技機。
これによって、遮蔽板はデータ通信可能状態において前記携帯通信端末の通過
許容位置に進出し、データ非通信状態において前記データ通信部の前面のごく近
傍まで後退することとなって、データ通信部の非使用時に遊技者の指も入らない
ように封塞されるためデータ通信部の保護となる。上記実施の形態1の遮蔽板3
5がこれに相当する。
(2)前記遮蔽板は遊技者の開放手段の操作によって受動的に移動するものであ
ることを特徴とする付記1に記載の遊技機。
これによって、遊技者側から遊技機にデータを送信したい場合に遊技者が開放
手段を操作することで可能となる。
(3)前記開放手段の操作後に所定時間内にデータ通信が開始されない場合には
遮蔽板は非露出状態に復帰することを特徴とする付記2に記載の遊技機。
これによって、実際にデータ通信が開始されない場合に不用意に露出されたま
まになってしまうことがない。
(4)前記データ通信部はデータ非通信状態では格納部に格納され、アクセス可
能状態ではデータ通信可能に外部に露出されることを特徴とする請求項1に記載
の遊技機。
これによって、データ非通信状態ではデータ通信部は格納部に格納されるため
、遊技者からアクセスすることはできない。一方、データ通信可能状態ではデー
タ通信可能に外部に露出されるため遊技者はデータ通信のためアクセスすること
が可能となる。従って、データ通信部の非使用時におけるデータ通信部の保護と
なる。
(5)前記格納部に格納された前記データ通信部は同格納部の開口部に面して配
設された扉の開放によって外部に露出されることを特徴とする付記4に記載の遊
技機。
これによって内部に格納されて遊技者がアクセスできない状態のデータ通信部
が、扉が開放されることで外部に露出されることとなり確実にデータ通信部を保
護することができる。扉は上記実施の形態2ではシャッタ52が相当する。
(6)前記扉は開放に伴って内部に格納されることを特徴とする付記5に記載の
遊技機。
これによって、扉が露出されることなく格納されるので、開放に伴っていたず
らされることがなくなる。
(7)前記扉は開放に伴って前方に倒伏して携帯通信端末が載置できることを特
徴とする請求項1若しくは付記5又は6のいずれかに記載の遊技機。
これによって、遊技者は携帯通信端末を自身の手で保持する必要がなく、極め
てユーザーフレンドリーな構成となる。また、扉自身がテーブルとなるわけであ
り、部材点数の点で低コスト化を図ることができる。上記実施の形態4の倒伏扉
86がこれに相当する。
(8)前記扉には前記データ通信部と前記携帯通信端末側のデータ通信部との所
定間隔を維持するための間隔保持手段が形成されていることを特徴とする付記7
の遊技機。
これによって両通信部間に間隔が設けられるため、種々の携帯通信端末の機種
が若干異なる通信部を有していても通信が可能となる。上記実施の形態では屈曲
部89がこれに相当する。
(9)データの授受処理が終了した前記携帯通信端末の取り出しを遊技者が忘れ
ないように報知する第2の報知手段が配設されていることを特徴とする付記7又
は8のいずれかに記載の遊技機。
このような構成では遊技者の携帯通信端末の取り出しを忘れてしまうことが少
なくなる。ここに第2の報知手段としては視覚を通じて報知する場合や聴覚を通
じて報知する場合がある。上記実施の形態ではスピーカ47が相当する。
(10)前記扉は遊技者の開放手段の操作によって受動的に移動するものである
ことを特徴とする付記5〜9のいずれかに記載の遊技機。
これによって、遊技者側から遊技機にデータを送信したい場合に遊技者が開放
手段を操作することで可能となる。
(11)前記開放手段の操作後に所定時間内にデータ通信が開始されない場合に
は扉は非露出状態に復帰することを特徴とする付記10に記載の遊技機。
これによって、実際にデータ通信が開始されない場合に不用意に露出されたま
まになってしまうことがない。
(12)前記格納部に格納された前記データ通信部は回転体に配設され、同デー
タ通信部はデータ非通信状態で同格納部側を向くとともに、同回転体の回転によ
って同格納部の開口部側を向いてデータ通信可能とされることを特徴とする付記
4に記載の遊技機。
これによって内部に格納されて遊技者がアクセスできない状態のデータ通信部
が、回転体が回転されることで外部に露出されることとなり確実にデータ通信部
を保護することができる。回転体とは上記実施の形態3ではドラム70が相当す
る。回転体の形状は上記実施の形態に限定されるものではない。
(13)前記回転体は遊技者の開放手段の操作によって受動的に回転して前記デ
ータ通信部が前記格納部の開口部側を向くものであることを特徴とする付記12
に記載の遊技機。
これによって、遊技者側から遊技機にデータを送信したい場合に遊技者が開放
手段を操作することで可能となる。
(14)前記開放手段の操作後に所定時間内にデータ通信が開始されない場合に
は前記回転体は前記データ通信部が前記格納部側に向いた原位置に復帰すること
を特徴とする付記13に記載の遊技機。
これによって、実際にデータ通信が開始されない場合に不用意に露出されたま
まになってしまうことがない。
(15)前記データ通信部には通信開始手段が隣接して配置されていることを特
徴とする付記1〜14のいずれかに記載の遊技機。
これによって遊技者の意志によって通信開始手段を操作してデータ通信が可能
となる。
(16)前記開放手段は前記通信開始手段と一体化されていることを特徴とする
付記15に記載の遊技機。
これによって開放手段を操作することがそのまま通信開始手段を操作すること
することすなり直ちに遊技者がデータ送信できることとなり、迅速なデータ送信
が可能となる。また、別途の操作をする必要がなくデータ送信における操作の面
倒さが解消される。
(17)前記開放手段は前記通信開始手段と別体化されていることを特徴とする
付記15に記載の遊技機。
これによって別体の通信開始手段を操作しなければ開放手段を操作してもデー
タ送信はできないため、遊技者にとって送信準備における余裕ができ、より確実
なデータ送信が可能となる。
(18)前記通信開始手段はデータ非通信状態で非露出とされることを特徴とす
る付記15又は17に記載の遊技機。
これによってデータ通信に関する入出力部材が非露出状態において近接した位
置に配置された遮蔽板によって保護されることとなってデータ通信の確実性が増
すこととなる。
(19)前記開放手段は前記通信開始手段と一体化されていることを特徴とする
付記18に記載の遊技機。
これによって開放手段を操作することがそのまま通信開始手段を操作すること
することすなり直ちに遊技者がデータ送信できることとなり、迅速なデータ送信
が可能となる。また、別途の操作をする必要がなくデータ送信における操作の面
倒さが解消される。
(20)前記データ通信部には携帯通信端末の有無を検出するための検出手段が
隣接して配置され、同検出手段もデータ非通信状態で非露出とされることを特徴
とする付記1〜19のいずれかに記載の遊技機。
これによって検出手段が遮蔽板によって保護されることとなり、結果としてデ
ータ通信の確実性が増すこととなる。
(21)前記データ通信部にはデータ通信に関する状態を報知する報知手段が隣
接して配置され、同報知手段もデータ非通信状態で非露出とされることを特徴と
する付記1〜20のいずれかに記載の遊技機。
これによってデータ通信に関する入出力部材が遮蔽板によって保護されること
となってデータ通信の確実性が増すこととなる。
(22)前記報知手段は発光手段の発光形態の変化でその旨を報知するものであ
ることを特徴とする付記21に記載の遊技機。
これによって遊技者にとってデータ通信に関する状態がわかりやすくなってい
る。
(23)前記報知手段は前記通信開始手段と一体化されていることを特徴とする
付記21又は22に記載の遊技機。
これによって部材点数が減る。特に遮蔽板によって遮蔽するということからス
ペース的にこの付近に余裕のないところ非常に効率的となる。
(24)前記データ通信部は遊技機に付属した外部機器に配設されていることを
特徴とする請求項1又は付記1〜23のいずれかに記載した遊技機。
上記実施の形態ではプリペイドカードユニット19や球貸し機がこれに相当す
る。
(25)前記データ通信部は遊技面のパチンコ球受け皿よりも左方に配置される
ことを特徴とする請求項1若しくは付記1〜24のいずれかに記載の遊技機。
このように構成すれば遊技者は右手で遊技を継続して行いながら携帯通信端末
を左手で扱うことができため便利である。特に、操作ハンドルが右側にあるパチ
ンコ遊技機では有利である。
これによって、データ通信部の非使用時に完全にデータ通信部にアクセスでき
ないため、データ通信部の保護となる。
(26)通信データの通信状況に応じて音声報知する音声報知手段が併設されて
いることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜25のいずれかに記載の遊技機
これによって遊技者はより確実に通信データの通信状況を把握することができ
ることとなる。
(27)通信データの通信状況に応じて視覚を通じて報知する視覚報知手段が配
設されていることを特徴とする請求項1若しくは付記1〜26のいずれかに記載
の遊技機。
このような構成では特に遊技者は目視してデータの授受状況を理解できるため
、周囲がうるさくても確実に通信データの通信状況を把握することができること
となる。
本発明の実施の形態1のパチンコ遊技機の斜視図。 同じパチンコ遊技機の正面図。 各実施の形態のパチンコ遊技機の概略分解側面図。 実施の形態1におけるパチンコ遊技機の遮蔽板付近の構造を説明する部分拡大斜視図。 実施の形態1のパチンコ遊技機の遮蔽板付近の構造を説明する概略断面図。 実施の形態1のパチンコ遊技機の遮蔽板付近の構造を説明する概略断面図。 (a)及び(b)は携帯通信端末の斜視図。 実施の形態1のパチンコ遊技機でのデータ通信の仕方を説明する説明図。 実施の形態1の電気的構成を説明するブロック図。 本発明の実施の形態2及び3のパチンコ遊技機の斜視図。 実施の形態2の開口部近辺の部分正面図。 実施の形態2のシャッタの作用を説明する説明図であって(a)は閉塞状態、(b)は開放状態。 実施の形態2の開口部近辺の構造を説明する概略断面図。 実施の形態2の電気的構成を説明するブロック図。 実施の形態3のドラムの作用を説明する説明図。 実施の形態3の開口部近辺の構造を説明する概略断面図。 実施の形態3のパチンコ遊技機の開口部近辺の構造を説明する概略断面図。 実施の形態3の電気的構成を説明するブロック図。 本発明の実施の形態4及び5のパチンコ遊技機の斜視図。 実施の形態4及び5の倒伏扉近辺の部分正面図。 実施の形態4及び5の倒伏扉近辺の構造を説明する概略断面図。 実施の形態4及び5の倒伏扉の使用方法を説明する概略断面図。 実施の形態4及び5の倒伏扉の斜視図。 実施の形態4及び5に使用する携帯通信端末の斜視図。 実施の形態4及び5の電気的構成を説明するブロック図。 本発明をスロットマシンに具現化した正面図。 本発明をパチロットに具現化した正面図。 本発明の他の実施の形態のパチンコ遊技機の斜視図。 実施の形態5のフローチャート。
7…扉枠、35…遮蔽板、52…シャッタ、70…ドラム、
86…倒伏扉、31,62,72,95…データ通信部としての赤外線ポート、
T…携帯通信端末。

Claims (1)

  1. 機能のそれぞれ異なるパネル体を組み立てて一体化するようにした遊技機であ
    って、所定の遊技を行う遊技面と操作部とを遊技者と対面する前面側に備えてい
    る遊技機において、
    前記遊技者が対面する遊技面周囲の所定位置に携帯通信端末用の非接触型デー
    タ通信部を配設し、常時は非露出状態にある同データ通信部を所定の条件で露出
    させるようにしたことを特徴とする遊技機。
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