JP2013116271A - 美顔器 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮下の奥にある筋肉のマッサージも行うことができる美顔器を提供する。
【解決手段】一端側にヘッド部(8)を有し、他端側を基端とする第1アーム(2)と、一端側に凸部(11)が形成され、他端側を基端として第1アームの基端と互いに回動自在に連結される第2アーム(3)とを備え、ヘッド部は、顔の肌表面から超音波による刺激または電気による電気的刺激を与える刺激体(9a,9b)と、刺激体を振動させて生体組織に機械的刺激を与える振動部(27)とを有し、刺激体は、ヘッド部と、使用時に口内に入れられる第2アームの一端側とが当接されるときに凸部と対向する位置にある。
【選択図】図2

Description

本発明は、美顔器に係り、詳しくはハンディタイプの美顔器に関する。
一般に、所定の大きさの電圧パルスを与える電気的刺激や、モータを作動させて振動を加える機械的刺激を人体の筋肉に与えることによって筋肉を強制的に運動させてほぐし、血行を促進して新陳代謝を高めるようなマッサージ器が開発されている。このようなマッサージ器の作用を人間の顔にある筋肉に与えるものが美顔器として数多く開発されている。このような美顔器は、上記と同様の効果に加えて、たるみを低減して肌に張りを持たせるという効果等も期待されている。
そのような美顔器として、例えばLED光を照射すると共にローラ型の電極から所定の電圧パルスを肌に与えて、老廃物の排泄、メラニンの生成の抑制、及び肌の新陳代謝を高めるものや(特許文献1参照)、皮下の筋肉に電気的刺激を与えたことによる筋肉収縮後の弛緩期間中に振動等の機械的刺激を与えることにより、皮下の筋肉を効果的に鍛えて新陳代謝を高めるもの(特許文献2参照)等が知られている。
特開2009−95416号公報 特許第3736023号公報
しかしながら、上記特許文献では、いずれも顔の肌表面から電圧パルス等の電気的刺激や、モータからの機械的刺激を与えるものであり、この場合は皮下にある筋肉にしか電気的刺激や機械的刺激が伝達されず、皮下の奥の方にある筋肉、例えば口内側にある筋肉にはこのような刺激が伝達されにくいという問題がある。従って、このような美顔器では皮下の奥の方にある筋肉をほぐして血行を促進したり、新陳代謝を高めたりすることは困難であった。
本発明は、上述した課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、皮下の奥にある筋肉のマッサージも行うことができる美顔器を提供することにある。
上記の目的を達成するべく、請求項1の美顔器は、一端側にヘッド部を有し、他端側を基端とする第1アームと、一端側に凸部が形成され、他端側を基端として前記第1アームの基端と互いに回動可能に連結される第2アームとを備え、前記第2アームの前記一端側は、使用時に使用者の口内に挿入され、前記ヘッド部は、使用者の顔の肌表面を介して生体組織に超音波による機械的刺激または電気による電気的刺激を与える刺激体と、前記刺激体を振動させて生体組織に機械的刺激を与える振動部と、を有し、前記刺激体は、前記ヘッド部と前記第2アームの一端側とが当接されるときに前記凸部と対向する位置にあることを特徴とする。
請求項2の美顔器は、請求項1の美顔器において、前記刺激体は、前記第1アームの長手方向に所定長さ離間して配置された少なくとも一対の電極であり、前記凸部は、前記ヘッド部と前記第2アームの一端側とが当接されるときに、前記少なくとも一対の電極の間に嵌挿するように形成されることを特徴とする。
請求項3の美顔器は、請求項2の美顔器において、前記電極は、ローラからなることを特徴とする。
請求項4の美顔器は、請求項1乃至3のいずれかの美顔器において、前記第2アームは、その略中間位置に向かって前記第1アームから離間する方向に湾曲していることを特徴とする。
請求項1の美顔器によれば、顔の肌表面に当接されるヘッド部に形成された刺激体と、当該刺激体の裏側に相当する口内に入れられる第2アームの先端側に形成された凸部とで生体組織を挟み込み、電気的刺激または超音波による機械的刺激を与える。
従って、口周りや頬等の顔の皮下にある筋肉のみならず、従来の美顔器では電気的刺激が届きにくかった顔の皮下の奥にある筋肉に対しても、第1アーム及び第2アームからの圧迫によって電気的刺激または超音波による機械的刺激を与えて筋肉運動を行わせることができる。そのため、筋肉がほぐれてリンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることによって、皮下の筋肉の保水力が向上して筋肉の弾性力が増し、より張りのある肌にすることができる。
また、肌及び皮下の筋肉等を振動させる機械的刺激を与えるので、この機械的刺激によって筋肉がマッサージされ、電気的刺激または超音波の機械的刺激による筋肉疲労を和らげることができる。
請求項2の美顔器によれば、凸部はヘッド部に設けられた一対の電極の間に嵌挿するように形成されるので、第1アーム及び第2アームから力を加えることによって肌表面から見るとそれぞれ異なる位置に力がかかるため、使用者が電極及び凸部からの圧迫により感じる痛みを低減することができる。
また、口周りや頬等の筋肉や脂肪等が一対の電極と凸部との間に挟み込まれるので、ヘッド部及び凸部で挟み込んだ部位に力を加えながら移動させる場合でも、電極と凸部との嵌挿がずれることなく滑らかに移動させることができる。
さらに、一対の電極が当接される肌表面と、当該一対の電極の裏側に相当する口内に入れられる凸部との間に挟み込まれる生体組織の密着性を向上させることができる。
請求項3の美顔器によれば、電極はローラであるので、ヘッド部及び凸部で挟持してその挟持箇所を移動させるとローラが回転して肌をマッサージすることができ、肌の血行を促進して肌の新陳代謝を向上させることができる。
また、ローラが回転しながら肌表面を移動させることにより、第1アームからの力が加わっても肌を傷めることなく皮下組織や筋肉へ超音波による機械的刺激または電気的刺激を与えることができる。
請求項4の美顔器によれば、第2アームはその略中間位置に向かって外方に湾曲しているので、挟持部位以外を第1アーム及び第2アームで挟み込む虞はなく、使用者に不快感を与えることのない美顔器を得ることができる。
本発明に係る美顔器の概略構成を表す斜視図である。 本発明に係る美顔器の側面図である。 図1のIII-III線に沿う断面図である。 本発明に係る美顔器の回路図を表すブロック図である。 (A)は美顔器がLOモードの時に、図4に示す電極に印加される電圧パルスのタイミングチャートであり、(B)は美顔器がHIモードの時に、図4に示す電極に印加される電圧パルスのタイミングチャートである。 本発明に係る美顔器の使い方を示す模式図である。 本発明の実施形態の変形例に係る美顔器の側面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る美顔器の概略構成図である。図1に示すように美顔器1は、第1アーム2、及び第2アーム3を備えている。第1アーム2の基端及び第2アーム3の基端は回動部4で互いに回動可能に連結され、第1アーム2及び第2アーム3は回動部4を回転軸としてそれぞれの先端側が離間及び接近する方向に回動可能に構成される。第2アーム3は、基端側から略中央に向かって外方、即ち第1アーム2から離間する方向に湾曲するように形成されている。このように構成されることで、第1アーム2及び第2アーム3はユーザの手に持ちやすく、握りやすい形状となる。第1アーム2及び第2アーム3は、電気絶縁性を有する合成樹脂で構成されている。
第1アーム2の背面側には、長手方向略中央部にスイッチ5が嵌挿されており、スイッチ5から所定長さ離間した位置に表示部6が設けられている。ボタン5は電気絶縁性を有する樹脂で構成されており、例えばゴムや合成樹脂等で構成される。
表示部6は発光素子を備えており、後述するコントローラからの指令に応じて発光素子を発光させる。発光素子として、例えばLED等を用いるようにしてもよい。発光素子の発光色は単色としてもよいし、美顔器1の作動モードに応じて発光色が変わるように複数の発光色としてもよい。
第1アーム2の基端側には電池カバー7が取り外し可能に設けられており、電池カバー7の内側には後述するように電池が嵌め込まれている。美顔器1は、電池を嵌め込むことにより作動可能な状態となる。本実施形態の美顔器1は電源コードを有しないため持ち運びに便利であり、旅行等に携帯することにも適している。
図2に美顔器1の側面図を示す。第1アーム2のヘッド部8には、肌に接する一対の電極(刺激体)9a、9bが第1アーム2の長手方向に所定長さ離間して設けられている。電極9a、9bはローラ型の電極であり、ヘッド部8の幅方向の回転軸回りに回転可能にそれぞれ軸支されている。
第2アーム3は基端側から略中央に向かって外方に湾曲するように形成されている。第2アーム3の先端部10は、口内に入れやすいように第2アーム3の基端側に比べて厚さが薄くなるように形成されている。先端部10は、口内に入れて使用する場合に先端部10で口内の皮膚を傷つけないようにその周縁が曲線状に形成されると共に、外方へ反るように形成されている。先端部10には、当該先端部10を第1アーム2のヘッド部8に当接させたときに一対の電極9a、9bの間に嵌挿するように凸部11が形成されている。
図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。第1アーム2は上ケース20及び下ケース21が互いに係合して構成される。回動部4は第1アーム2の基端4aと第2アーム3の基端4bとを嵌合した状態で、ピン部材4cで第1アーム2の基端4a及び第2アーム3の基端4bを互いに回動可能に連結する。このような構成とすることにより、第1アーム2及び第2アーム3は所定の角度範囲で離間及び接近することが可能である。なお、本実施形態では第1アーム2及び第2アーム3の開度は最大で約180度である。
上ケース20にはスイッチ5及び表示部6が嵌挿されており、スイッチ5の押圧操作が後述するコントローラに入力される。第1アーム2内には下ケース21に支持された基板22が備えられており、基板22には第1アーム2に収納された電池23、23と電気的に接続する端子(図示せず)、コントローラ24、及び表示駆動部25が配設されている。コントローラ24は、表示駆動部25、駆動部26、及びモータを用いた振動発生部(振動部、以下モータという)27と電気的に接続されている。
表示駆動部25は表示部6と電気的に接続されており、コントローラ24の指令信号に基づいて表示部6のON/OFF、及び美顔器1の作動モードに応じて表示部6の発光色の変更を行う。
駆動部26はモータ27及び電極9a、9bに電気的に接続されており、コントローラ24からの指令信号に基づいて作動し、電極9a、9b及び電極9a、9bを収納するローラヘッド部28の外壁に設けられたモータ27に通電する。モータ27は駆動部26から通電されると振動し、その振動がローラヘッド部28を介して電極9a、9bに伝達される。モータ27が発する振動の大きさは特に規定しないが、ユーザが不快に感じない程度に体感できる大きさであるのが好ましい。
ローラヘッド部28はローラ型の電極9a、9bの回転を妨げないように、図示しないが例えばゴムや合成樹脂等のシール部材等によって気密にシールされている。このような構成とすることによりローラヘッド部28内の防水性が確保され、電極9a、9bがショートすることを防止する。電極9aは回転軸29a、電極9bは回転軸29bにそれぞれ軸支されており、図示しないが回転軸29a、29bはローラヘッド部28内に支持されている。
図4は、本実施形態に係る美顔器1の回路図を表すブロック図である。コントローラ24にはスイッチ5、表示駆動部25、及び駆動部26が接続されており、駆動部26は電極9a、9b間に所定の大きさの電圧パルスを印加するパルス駆動部30、及びモータ27に通電するモータ駆動部31を備えている。
コントローラ24はスイッチ5からの指令信号に基づいて、美顔器1の作動状態、即ち作動モード及び作動終了を判断する。コントローラ24は、判断した作動モードに応じてパルス駆動部30及びモータ駆動部31を作動させると共に、表示駆動部25に指令信号を送信する。コントローラ24にスイッチ5からの信号が入力されると、コントローラ24は経過時間の測定を行う。表示駆動部25はコントローラ24からの指令信号に基づいて表示部6の点灯または非点灯を開始する。なお、コントローラ24が行う経過時間の測定は、スイッチ5からの信号が入力される度に経過時間が0にリセットされる。
パルス駆動部30は、コントローラ24からの指令信号に基づいて、所定の周波数で所定の大きさの電圧パルスを発生させて電極9a、9bに印加する。所定の周波数とは筋肉の収縮運動を行うことのできる周波数であり、美顔器1に設定されている作動モードによって周波数も変動する。
モータ駆動部31は、コントローラ24からの指令信号に基づいて、間欠または連続してモータ27を駆動するように通電する。モータ27が発する振動が皮下組織及び筋肉に伝達されると、皮下組織や筋肉が振動してほぐされて血行やリンパの流れが促進される。
本実施形態の美顔器1には、作動モードとしてLOモードとHIモードとが設定されている。LOモードではパルス駆動部30から電気的刺激として電極9a、9bに所定の大きさの微小な電圧パルスを印加する、即ち電極9a、9bが当接する肌に微弱電流を流すと共に、モータ駆動部31からモータ27へ間欠的に電流を流して電極9a、9bを間欠的に振動させる(機械的刺激)。このLOモードで与えられる電気的刺激、即ち微弱電流を流すことによるマッサージ効果によってリンパの流れや血行が促進され、新陳代謝を向上させることができる。
一方、HIモードではパルス駆動部30から筋肉の収縮運動をすることができる所定の大きさの電圧パルス(電気的刺激)を電極9a、9bに印加すると共に、モータ駆動部31からモータ27へ電流を流してモータ27を連続して振動させる。このHIモードで与えられる電気的刺激、即ち電圧パルスを所定の周期で印加することによって筋肉に電気的刺激が伝達されて筋肉の収縮運動を強制的に行わせることで、血行が促進されて新陳代謝を向上させることができる。
詳しくは、図5に基づいて説明する。図5(A)は、美顔器1がLOモードの時に電極9a、9bに印加される電圧パルスのタイミングチャートであり、図5(B)は、美顔器1がHIモードの時に電極9a、9bに印加される電圧パルスのタイミングチャートである。
美顔器1がLOモードの時には、パルス駆動部30は、例えば100Hzの周波数で作動する。従って、パルス間隔T1は10msecとなる。LOモードでは、パルス駆動部30は95Hz〜105Hzの低周波で作動するのが好ましい。パルス幅d1は100μsecとしているがこれに限られず、人体に効果的な影響を与える範囲から選択される。
美顔器1がHIモードの時には、パルス駆動部30は、例えば10Hzの周波数で作動する。従って、パルス間隔T2は100msecとなる。HIモードでは、パルス駆動部30は9.5Hz〜10.5Hzの低周波で作動するのが好ましい。この周波数範囲であれば、1度電圧パルスによる電気的刺激が与えられてから次の電圧パルスによる電気的刺激が筋肉に与えられるまでに筋肉が収縮して弛緩することができ、効果的な筋肉運動を行うことができる。パルス幅d2は100μsecとしているがこれに限られず、人体に効果的な影響を与える範囲から選択される。なお、LOモードのパルス電圧V1よりもHIモードのパルス電圧V2は大きく設定される。
このように構成された美顔器1の作用について説明する。図6は美顔器1の使い方を模式的に表した図であり、この図に基づいて以下に説明する。スイッチ5が操作されることによって、スイッチ5からの信号がコントローラ24に入力される。コントローラ24はスイッチ5からの信号に基づいて作動モードを判断し、表示駆動部25に作動モードに応じた指令信号を送信すると共にパルス駆動部30及びモータ駆動部31に通電する。また、コントローラ24にスイッチ5からの信号が入力されると、コントローラ24は経過時間の測定を開始する。
ユーザによって第1アーム2の電極9a、9bを肌表面に当接されると共に第2アーム3の先端部10は口内に入れられ、ユーザが第1アーム2及び第2アーム3を握る事で、頬の肌表面と、当該肌表面の裏側に相当する口内との間にある生体組織が第1アーム2及び第2アーム3によって挟み込まれて押圧される。
詳しくは、第1アーム2のヘッド部8に設けられた電極9a、9bと、電極9a、9bの間に嵌挿するように形成された凸部11とで頬や口周りの部位を挟み込むことによって顔の所定の部位が押圧されて周囲より薄くなる。第1アーム2及び第2アーム3で挟み込まれた部位の筋肉や皮下組織には、電極9a、9bからの電気的刺激に加えてモータからの振動が電極9a、9bを介して与えられる。図6に示すように、美顔器1は第1アーム2及び第2アーム3で挟み込む部位を矢印の方向にずらしていくように利用することで、電気的刺激及びモータの振動による機械的刺激を与えることができる。このとき、ローラ型の電極9a、9bによって、肌表面を滑らかに移動させることができる。
コントローラ24は、スイッチ5からの信号が入力されてから所定時間が経過すると、自動的に美顔器1の電源をOFFにする。
このように本実施形態では、第1アーム2に形成された電極9a、9bと第2アーム3に形成された凸部11とで、肌表面と口内とから所定の部位を挟み込みながら電気的刺激及び振動を与える。従って、挟み込まれた部位は周囲より薄くなり、肌表面下にある筋肉のみならず、肌表面からの電気的刺激が届きにくい口内側にある皮下組織や筋肉にも電気的刺激及び振動が与えられるので、皮下のリンパの流れや肌表面下及び口内側の筋肉の血行を促進して新陳代謝を向上させることができ、肌のたるみをより低減して張りを持たせることができる。
また、電極9a、9bからの電気的刺激と合わせてモータ27から振動を与えることによって電気的刺激を与えられた筋肉をマッサージするので、筋肉疲労を和らげることができる。
また、凸部11は電極9a、9bの間に嵌挿するように形成されているので、頬や口周りの部位を挟み込むようにしてもユーザに痛み等の不快感を与えにくく、美顔器1の使用感を向上させることができる。さらに、目的とする部位を確実に挟み込むことができるので、肌表面から与えられる電気的刺激及び振動を口内側にある組織や筋肉にも伝達させやすくすることができる。
さらに、電極9a、9bが当接される肌表面と、電極9a、9bが当接される裏側に相当する口内に入れられる凸部11との間に挟み込まれる生体組織との密着性を向上させることができる。
そして、第2アーム3は外方に湾曲するように形成されているので、第1アーム2のヘッド部8に設けられた電極9a、9bを肌表面に当接し、口内に入れた凸部11を電極9と挟み込むことで目的とする部位のみを挟持し、その部位の周辺まで挟み込んでしまうことを防止することができる。また、このような形状とすることで第2アーム3の先端部10に力を加えやすく、使い勝手のよい美顔器を得ることができる。
<美顔器の変形例>
上記実施形態の変形例について以下に説明する。この変形例では、第2アーム3の先端部10に複数の凸部を設けた点が異なっており、その他の構成については共通しているので説明を省略する。
図7は、美顔器101の変形例の概略構成を表す側面図である。第2アーム103の先端部110には、電極9a、9bの間に嵌挿するように形成された凸部11と、ローラヘッド部面140に当接するように形成された第2凸部111aと、第3凸部111bとが形成されている。先端部110の凸部11と第2凸部111aとの間には、電極9aと嵌合するように第1凹部141aが形成されている。先端部110の凸部11と第3凸部111bとの間には、電極9bと嵌合するように第2凹部141bが形成されている。
このように、さらに第2凸部111a、第3凸部111bを形成することによって、第1アーム2及び第2アーム103で顔のより広い部位を押圧することができるので、より広い部位に電気的刺激及び振動を与えて血行を促進したり、新陳代謝を高めることができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、電気的刺激として所定の大きさの電圧パルスを電極9a、9bに印加するようにしているが、電圧パルスの代わりに超音波による機械的刺激を与えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第1アーム2及び第2アーム3で頬や口周りの所定の部位を挟み込むようにしているが、第1アーム2のみを利用することも可能である。例えば、美顔器1を目元に用いる場合には、第1アーム2に設けられた電極9a、9bを目元の所定部位に当接して電気的刺激及び振動を与えるようにすることができる。第1アーム2及び第2アーム3は回動部4によって所定の角度で回動することができ、上記実施形態では最大で約180度回動可能であるので、第1アーム2のみを利用して目元等にも利用することができる。
また、上記変形例では、第1凸部111a、第2凸部111bがローラヘッド部面140に当接し、電極9aに嵌合するように第1凹部141a、電極9bに嵌合するように第2凹部141bがそれぞれ形成されているが、第1凸部111a、第2凸部111bとローラヘッド部面140との間が所定の間隔離間するように形成されてもよい。また、電極9aと第1凹部141a及び電極9bと第2凹部141bの間も所定の間隔離間するように形成されてもよい。このように形成されることで、肌表面及び口内から頬や口周りの部位を挟み込むようにしても、ユーザに与える痛みなどの不快感を低減させることができる。
また、上記実施形態では電源として電池を使用しているが、充電池を電源とするようにしてもよい。
1 美顔器
9a、9b 電極(刺激体)
11 凸部
24 コントローラ
27 モータ(振動部)
30 パルス駆動部
31 モータ駆動部

Claims (4)

  1. 一端側にヘッド部を有し、他端側を基端とする第1アームと、
    一端側に凸部が形成され、他端側を基端として前記第1アームの基端と互いに回動可能に連結される第2アームとを備え、
    前記第2アームの前記一端側は、使用時に使用者の口内に挿入され、
    前記ヘッド部は、
    使用者の顔の肌表面を介して生体組織に超音波による機械的刺激または電気による電気的刺激を与える刺激体と、
    前記刺激体を振動させて生体組織に機械的刺激を与える振動部と、を有し、
    前記刺激体は、前記ヘッド部と前記第2アームの一端側とが当接されるときに前記凸部と対向する位置にあることを特徴とする美顔器。
  2. 前記刺激体は、前記第1アームの長手方向に所定長さ離間して配置された少なくとも一対の電極であり、
    前記凸部は、前記ヘッド部と前記第2アームの一端側とが当接されるときに、前記少なくとも一対の電極の間に嵌挿するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の美顔器。
  3. 前記電極は、ローラからなることを特徴とする請求項2に記載の美顔器。
  4. 前記第2アームは、その略中間位置に向かって前記第1アームから離間する方向に湾曲していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の美顔器。
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