JP6112643B1 - 歯ブラシ兼用美顔器 - Google Patents

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Abstract

【課題】口の中の皮膚(粘膜)に直接的に手動でマッサージ、又は機械的に超音波や振動、電気的な刺激を与える美顔器と歯ブラシ兼用美顔器を提供する。【解決手段】美顔器1は、把持部20と、把持部20に着脱可能であり、当接部11が設けられたヘッド部10と、から構成され、ヘッド部10の当接部11は、弾性部材から構成されることを特徴とする。また、把持部20は、ヘッド部10から超音波を放射する超音波発生手段を備えてもよいし、ヘッド部10を所定の振動数で振動させる駆動部を備えてもよい。さらに、把持部は、ヘッド部10に所定の周波数の電気パルスを発生させる電気回路を備えてもよい。また、歯ブラシ兼用美顔器2は、美顔器1のヘッド部10を、歯ブラシ用のヘッド部30に取り換え可能である。【選択図】図1

Description

本発明は美顔器及び歯ブラシ兼用美顔器に関する。より詳しくは、口の中に入れて使用する美顔器及び歯ブラシ兼用美顔器に関する。
近年、数多くのハンディタイプの美顔器が開発されている。特に超音波を使用する美顔器は、非常に細かな振動を肌の奥深くまで与えることができ、その超音波によるマッサージ効果で、血行が促進され、リンパ液の流れが良くなるという効果が確認されている。また、それにより、肌の新陳代謝を活発化し、老廃物の排出を促すという効果も知られている。他にも、振動により美容液を肌の奥まで浸透させる効果や毛穴の詰まりを浮き上がらせる効果、顔の筋肉を鍛えてほうれい線を目立たなくする効果など様々な効果が確認されている。
超音波美顔器として、例えば特許文献1には、2枚のキール板の間に弾性振動板を挟持し、この一対のキール板の両面に超音波振動子を張り付けて、弾性振動板を上下方向に振動させる超音波美顔器が開示されている。この超音波美顔器を肌表面に当てると、弾性振動板は肌に対して叩くように振動し、肌の古くなった角質の除去や角栓の除去等を行なうことができるとされている。
また、特許文献2には、顔の肌表面に当接されるヘッド部を有した第1アームと、その第1アームの基端と互いに回動可能に連結される第2アームを備えた美顔器が開示されている。この第2アームは口内に入れられて使用され、第1アーム及び第2アームにより、生体組織を挟み込み、圧迫することによって電気的刺激または超音波による機械的刺激を与え、筋肉運動を行わせる。それにより、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができるとされている。
特開2006−238933号公報 特開2013−116271号公報
特許文献1及び2では、肌の表面に当て、超音波による刺激を与える美顔器である。上記に掲げていない美顔器であっても、肌の表面から刺激を与えるものがよく知られている。しかし、口の中の皮膚(粘膜)に直接的に超音波や振動を与える美顔器は開発されていない。
顔の肌表面に振動を与えるだけでなく、口の中の皮膚に直接的に手動でマッサージ、又は機械的に超音波や振動、電気的な刺激を与えることによって、より効果的に顔の筋肉が鍛えられて、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できる。また、口の中の皮膚に刺激を与えることにより、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させる効果も期待できる。従って、口の中の皮膚に直接的に超音波等の刺激を与える美顔器が望まれる。さらに、美顔器としてだけではなく、美顔器のヘッド部を歯ブラシのヘッド部に替えることにより、歯ブラシとしても使用できることが望まれる。
本発明は、上記課題に鑑み、口の中の皮膚に直接的に手動でマッサージ、又は機械的に超音波や振動、電気的な刺激を与える美顔器及び歯ブラシ兼用美顔器を提供することを目的とする。
上記課題の解決のため、本発明の歯ブラシ兼用美顔器は、把持部と、前記把持部に着脱可能であり、当接部が設けられたヘッド部と、から構成され、前記ヘッド部を口の中に入れて口腔内の皮膚に前記当接部を当てて使用する歯ブラシ兼用美顔器であって、前記ヘッド部の前記当接部は、複数の球体の弾性部材から構成され、前記球体は、直径が1cm〜4cmであって、前記ヘッド部は、歯ブラシ用のヘッド部に取り換え可能である
また、本発明の歯ブラシ兼用美顔器は、把持部と、前記把持部に着脱可能であり、当接部が設けられたヘッド部と、から構成され、前記ヘッド部を口の中に入れて口腔内の皮膚に前記当接部を当てて使用する歯ブラシ兼用美顔器であって、前記ヘッド部の前記当接部は、回転させて使用する複数の円柱形の弾性部材から構成され、前記円柱形は、直径が1cm〜2cm、高さが1cm〜4cmであって、前記ヘッド部は、歯ブラシ用のヘッド部に取り換え可能である。
また、前記歯ブラシ兼用美顔器の前記把持部は、前記ヘッド部から超音波を放射する超音波発生手段を備えることができる。
さらに、前記歯ブラシ兼用美顔器の前記把持部は、前記ヘッド部を所定の振動数で振動させる駆動部を備えてもよい。
また、前記歯ブラシ兼用美顔器の前記把持部は、前記ヘッド部に所定の周波数の電気パルスを発生させる電気回路を備えることができる。
前記歯ブラシ兼用美顔器の前記ヘッド部の前記当接部には、トルマリンを練り込んだ材質を用いることができる。
本発明によれば、口の中の皮膚に直接的に手動でマッサージ、又は機械的に超音波や振動、電気的な刺激を与える美顔器を提供することができるため、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができる。また、美顔器としてだけではなく、歯ブラシとしても使用することができるため便利である。
本発明の第1の実施形態に係る美顔器を示す模式図であり、(A)は把持部にヘッド部が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部からヘッド部が取り外された状態を示す。 本発明の第1の実施形態に係る美顔器のヘッド部の変形例を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る美顔器の使い方を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る美顔器を示す模式図であり、(A)は把持部にヘッド部が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部からヘッド部が取り外された状態を示す。 本発明の第2の実施形態に係る美顔器の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る美顔器のヘッド部を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る美顔器のヘッド部の変形例を示す模式図である。 本発明の歯ブラシ兼用美顔器の一例を示す模式図であり、(A)は把持部に歯ブラシ用のヘッド部が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部から歯ブラシ用のヘッド部が取り外された状態を示す。
以下、本発明の実施の形態(以下実施例と記す)を、図面に基づいて説明する。以下の図において、共通する部分には同一の符号を付しており、同一符号の部分に対して重複した説明を省略する。なお、以下に説明する実施例では、ヘッド部が球状又は円筒状の美顔器を例に挙げて説明するが、本発明に係る美顔器はこれに限らず、あらゆる形状のヘッド部に適用できるものである。
[美顔器の全体構成]
先ず、本発明の第1の実施例に係る美顔器1について説明する。美顔器1は、把持部20と、把持部20に着脱可能であり、当接部11が設けられたヘッド部10と、から構成される。図1は、第1の実施例に係る美顔器1を示す模式図であり、(A)は把持部20にヘッド部10が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部20からヘッド部10が取り外された状態を示す。使用者が美顔器1を使用する際には、把持部20にヘッド部10を取り付けた状態で使用する。ヘッド部10は口の中に入れて使用するため、清潔に保たれていることが必要であり、把持部20から取り外し、交換することができるように構成されている。
把持部20にヘッド部10を取り付ける方法は、既存の電動歯ブラシのブラシ部と把持部の取り付け方法のように、ヘッド部10の挿入口12に把持部20のネック23を挿入する。固定方法は、例えば、把持部20のネック23に小さい凸部を設け(図示せず)、ヘッド部10の挿入口12の内面に凸部と嵌合する凹部(図示せず)を設けて、ヘッド部10を回転させながら把持部20に嵌合させて固定する。把持部20にヘッド部10を取り付ける方法は、ヘッド部10が取り外し可能であり、安定して固定できれば、いかなる方法を用いてもよい。
[把持部20]
把持部20は、既存の歯ブラシの柄の様に、棒状で持ちやすい形態であれば、いかなるものでもよい。把持部20は大量生産できるよう、例えば合成樹脂を使用し、射出成型機で製造してもよい。熱で溶かした樹脂を把持部の型に流し込み、冷却させることで、同時に複数本の柄を製造することができる。把持部20に、機械的な刺激を与える超音波発生手段や振動発生手段を持たない場合には、把持部20はこのように容易に製造できる。
[ヘッド部10]
図1に示すように、ヘッド部10はその先端に当接部11を備えており、把持部20のネック23が挿入口12から当接部11まで挿入して固定できるよう、中空の構造となっている。
本実施例では、図1に示すように当接部11は球形をしているが、当接部11の形は口腔内の皮膚を傷つけない形状であれば、いかなる形状であってもよい。また、当接部11は、口腔内の皮膚を傷つけないように、ゴムや合成樹脂等の弾性部材で構成され、球の大きさは、直径が1cm〜4cm程度である。
当接部11のゴムや合成樹脂等には、トルマリンを練り込んだ材質を用いてもよい。トルマリンを練り込んだ材質から放射されるマイナスイオンと、手動のマッサージにより、効果的に頬の筋肉のケアができる。
図2は、図1の変形例で、球形が2つ連なった当接部11を有するヘッド部10を示す模式図である。このように、球の大きさにも依るが、このように球形が2つ連なった当接部11にすることにより、口腔内の皮膚に接触する面積が大きくなり、よりマッサージ効果が期待でき、頬の筋肉が鍛えられる。本実施例では、球形が1つ又は2つ連なった当接部11について説明したが、当接部11は球形が3つ以上連なった形状であってもよい。
[使用方法]
以上のように構成された美顔器1の使い方について説明する。図3は美顔器1の使い方を模式的に表した図である。ユーザが把持部20を持ち、ヘッド部10の当接部11を口の中に入れて、口腔内の皮膚に当接部11を当てて、マッサージする。それにより、頬の筋肉が内側からほぐされ、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができる。また、マッサージ効果により頬の筋肉がほぐされ、顔の筋肉が鍛えられ、ほうれい線を目立たなくする効果も期待できる。さらに、口腔内が乾燥している使用者に対しては、だ液の分泌を促すという効果も期待できる。
次に、本発明の第2の実施例に係る美顔器1について説明する。本発明の第2の実施例では、把持部20に、機械的な刺激を与える超音波発生手段を有する美顔器1である。図4は第2の実施例に係る美顔器を示す模式図であり、(A)は把持部にヘッド部が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部からヘッド部が取り外された状態を示す。また、図5は、本発明の第2の実施例に係る美顔器の構成を示すブロック図である。第2の実施例の全体構成は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
[把持部20]
図5に示すように、把持部20は、入力部21と、表示部22と、電源23と、制御部24と、高周波発振器25と圧電変換器26から構成される。超音波発生手段は、高周波発振器25と圧電変換器26で構成される。この超音波発生用の圧電変換器26は、図4に示すように、ネック23の先端に埋設し、可能な限りヘッド部10の当接部11内又は当接部11に近い位置に配置する。従って、ネック23が挿入されたヘッド部10から超音波が放射される。
さらに、ヘッド部10を所定の振動数で振動させる駆動部27を備えてもよいし、ヘッド部10に所定の周波数の電気パルスを発生させる電気回路28を備える構成としてもよい。なお、把持部20に電気回路28を備える構成とした場合には、ヘッド部10に一対の電極(図示せず)が、導電性樹脂で構成される。
入力部21は、例えばボタンであり、オンとオフの切り替えができ、オンのときに電源23から制御部24や高周波発振器25、駆動部27、電気回路28などに電力が供給される。入力部21は、いかなる形態でもよいが、本実施例では図4に示すように、1つの円形のボタンであり、合成樹脂等で構成される。本実施例では、入力部21のボタンを押すと電源23が起動し、制御部24を介して高周波発振器25が起動する。また、再度、入力部21のボタンを押すと、制御部24を介して高周波発振器25が停止し、電源23が停止する。高周波発振器25から複数の種類のモードを選択できるような構成とした場合には複数の入力部21(ボタン)を付けてもよい。例えば、振動数に応じて、ノーマル、ソフト、マッサージなどのボタンを付けてもよい。
また、駆動部27や電気回路28を備える構成とした場合には、入力部21のボタンを押すと、電源23が起動し、制御部24を介して駆動部27や電気回路28が起動し、所定の振動数や所定の周波数の電気パルスを発生させる。この場合においても、例えば、振動数や電気パルスの周波数を切り替えることができるように、複数のボタンを付けてもよい。また、再度、入力部21のボタンを押すと、制御部24を介して駆動部27や電気回路28が停止し、電源23が停止する。
駆動部27や電気回路28を備える構成とした場合には、入力部21は、高周波発振器25を起動させるボタンと、駆動部27を起動させるボタンと、電気回路28を起動させるボタンをそれぞれ別に備えることが好ましい。更に、前述した駆動部27の複数の種類の振動を選択できるようなボタンや電気パルスの周波数を切り替えることができるボタンを付けてもよい。
表示部22は必須の構成ではないが、設けられていることが好ましい。表示部22はいかなる形態でもよいが、本実施例では、図4に示すように、1つの円形の表示部22が設けられており、電源23の充電状態を示す。例えば、電源23が充電池の場合、充電量が充分な場合には点灯し、充電量が少なくなると点滅し、充電量がなくなると消灯するように表示することができる。他にも、高周波発振器25の振動を複数選択できるような構成とした場合には、それを表示する表示部を設けてもよいし、電気回路28からの電気パルスの周波数を切り替えることができるようにした場合には、それを表示する表示部を設けてもよい。
電源23は、制御部24や高周波発振器25、駆動部27、電気回路28に電力を供給する。電源23は把持部20の本体に収納される電池又は外部から供給される電源でもよい(図示せず)。電源23が電池の場合は、乾電池又はリチウムイオン電池でもよいし、充電式電池でもよく、いかなる電池でもよい。
制御部24は、高周波発振器25や駆動部27、電気回路28の動作に使用するメモリと、その他動作に必要な回路を有しており、把持部20の各構成部および全体に対する制御、さらには色々な演算や処理を行う。本実施例では、特に駆動部27や電気回路28の動作を制御する。
高周波発振器25は、制御部24からの信号を受けると発振を開始し、高周波電流をネック23の先端に埋設されている圧電変換器26に供給する。圧電変換器26は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部10の当接部11から超音波を放射する。超音波の周波数は1.0〜2.0MHz程度とする。ヘッド部10の当接部11から放射された超音波が、口腔内の皮膚に伝達されると、頬の筋肉が内側から(口の中から)ほぐされ、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができる。
駆動部27は、制御部24からの信号に基づき、所定の振動数で振動するように駆動する。駆動部27は、例えば電動モータであり、回転軸に取り付けた偏心錘が高速で偏心回転し、把持部20を高速で微振動させる。その微振動がヘッド部10に伝わり、当接部11が口腔内の皮膚に当接して振動が伝わり、マッサージ効果により頬の筋肉がほぐされ、顔の筋肉が鍛えられる。それにより、ほうれい線を目立たなくする効果が期待できる。
電気回路28は、制御部24からの信号に基づき、ヘッド部10の一対の電極に所定の電気パルス(例えば200〜50000Hz)を印加する。この電気パルスは微小であり、一対の電極が当接する口腔内の皮膚に微弱電流を流す。この微弱電流を流すことによって、マッサージ効果が得られ、リンパの流れや血行が促進される。
[ヘッド部10]
実施例1の図1、2で説明したものと同様の形状、材料で構成される。本実施例においても当接部11のゴムや合成樹脂等には、トルマリンを練り込んだ材質を用いてもよい。トルマリンを練り込んだ材質から放射されるマイナスイオンと、上記の超音波や振動の相乗効果によって、より効果的に頬の筋肉のケアができる。なお、把持部20に電気回路28を備える構成とした場合には、ヘッド部10の当接部11に一対の電極(図示せず)が、導電性樹脂で設けられる。
[使用方法]
実施例1の場合と同様に、美顔器1の使い方について説明する。ユーザは、把持部20を持ち、ヘッド部10の当接部11を口の中に入れて、把持部20の入力部21のボタンが押すと、高周波発振器25が、制御部24からの信号を受けて発振を開始し、高周波電流をネック23の先端に埋設されている圧電変換器26に供給する。圧電変換器26は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部10の当接部11から超音波を放射する。
ユーザがヘッド部10の当接部11を口腔内の皮膚に当てることにより、口腔内の皮膚に超音波が与えられる。更に、駆動部27や電気回路28が備えられている場合には、それらの振動や微弱電流が口腔内の皮膚に伝達されると、頬の筋肉が内側からほぐされ、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させることができる。実施例1の場合と同様に、マッサージ効果により頬の筋肉がほぐされ、顔の筋肉が鍛えられ、ほうれい線を目立たなくする効果や、だ液の分泌を促すという効果も期待できる。
ある程度の時間が経過した後、ユーザは再度、把持部20の入力部21のボタンが押して、高周波発振器25の発振を停止し、電源23がオフになる。所定の時間が経過した後
に自動的に高周波発振器25の発振が停止するように、制御部24で制御してもよい。
次に、本発明の第3の実施例に係る美顔器1について説明する。図6は、第3の実施例に係る美顔器のヘッド部を示す模式図であり、図7は、図6のヘッド部の変形例を示す模式図である。
第3の実施例のヘッド部10の当接部11以外の構成や使用方法は、実施例1、2と同様であるため、説明を省略する。図6に示すように本実施例では、ヘッド部10の当接部11'は、ローラー形(円柱形)であり、実施例1、2と同様に、口腔内の皮膚を傷つけないように、ゴムや合成樹脂等の弾性部材で構成されている。このゴムや合成樹脂等には、トルマリンを練り込んだ材質を用いてもよい。当接部11'の大きさは、例えば、直径1cm〜2cm、高さが1cm〜4cmの円柱である。
前述のように、超音波は、高周波発振器25と圧電変換器26により発生し、超音波発生用の圧電変換器26は、ネック23の先端に埋設されている。圧電変換器26は、ヘッド部10の当接部11'内に配置されることが好ましいが、本実施例では当接部11'がヘッド部10の本体と離れて接続部13を介して設置されるため、当接部11'内には配置できず、ヘッド部10の本体の先端部(当接部11'付近)に配置される(図示せず)。
ヘッド部10の当接部11'がローラー形であることにより、容易に回転させることができ、口腔内の皮膚に当接させやすくなる。従って、頬の筋肉を内側から容易にほぐすことができ、リンパの流れや血行を促進させ、頬の筋肉も鍛えやすくなる。更に、図7に示すように、ローラー形の当接部11'を、接続部13を介して2つ連ねた形態としてもよい。それにより、口腔内の皮膚に接触する面積が大きくなり、よりマッサージ効果が期待できる。本実施例では、ローラーが1つ又は2つ連なった当接部11'について説明したが、当接部11'はローラーが3つ以上連なった形状であってもよい。
以上説明してきた実施例では、把持部に超音波発生手段を設けた美顔器(更に駆動部と電気パルスを発生させる電気回路を含む美顔器)と、設けない美顔器の例を説明してきたが、本発明はこれに限定されない。例えば把持部に駆動部のみを備える美顔器、把持部に駆動部と電気パルスを発生させる電気回路を備える美顔器、把持部に電気パルスを発生させる電気回路のみを備える美顔器も本発明の範囲である。図5で説明したブロック図において、例えば把持部に駆動部のみを備える美顔器のブロック図は、超音波発生手段(高周波発振器25と圧電変換器26)や電気回路28を除いた構成になる。また、いずれの構成においても、図1、2、6、7で示したような形状のヘッド部を使用することができ、ヘッド部の当接部にトルマリンを練り込んだ材質を用いることができる。
上記で説明したいずれの美顔器においても、口の中の皮膚に直接的に手動でマッサージ、又は機械的に超音波で刺激を与える超音波発生手段を備えていることで、口腔内の皮膚に刺激を与えることができ、それにより、リンパの流れや血行を促進し、新陳代謝を向上させる効果も期待できる。
また、把持部は、ヘッド部を所定の振動数で振動させる駆動部を備えることができるため、より効果的に口腔内の皮膚を直接マッサージすることができ、頬の筋肉を鍛えることができる。さらに把持部は、ヘッド部に所定の周波数の電気パルスを発生させる電気回路を備えることにより、口腔内の皮膚に微弱電流を流すことができる。これにより、頬の皮膚の血行が促進される。
[歯ブラシ兼用美顔器]
次に本発明の歯ブラシ兼用美顔器について図8を用いて説明する。図8は、本発明の歯ブラシ兼用美顔器の一例を示す模式図であり、(A)は把持部に歯ブラシ用のヘッド部が取り付けられた状態を示し、(B)は把持部から歯ブラシ用のヘッド部が取り外された状態を示す。
図8に示すように、本発明の歯ブラシ兼用美顔器2は、前述した美顔器1のヘッド部10を、歯ブラシ用のヘッド部30に取り換えることができる。歯ブラシ用ヘッド部30は、電動歯ブラシで使用されている替ブラシのヘッド部のような構造であり、美顔器1のヘッド部10と同様に、把持部20に取り付け又は取り外しができる。図8に示すように、歯ブラシ用ヘッド部30はその先端の片側に数十本ごとに束ねられた繊維が複数植えつけられたブラシ部31を備えている。また、美顔器1の場合と同様に、把持部20のネック23を挿入口32からブラシ部31まで挿入して固定できるよう中空の構造となっている。
本実施例では、図8に示すようにブラシ部31の毛の太さと形状は、一般的な太さで平切り状であるが、極細毛などを使用してもよく、形状は山切り状や360度歯ブラシのように特殊な形状でもよい。毛の材質は、ナイロン等の化学合成フィラメントを使用するが、天然毛(豚毛など)を使用してもよい。歯ブラシ用のヘッド部30の柄の材質には、ポリエステル樹脂等の合成樹脂が使用される。
本実施例では、実施例2で説明した機械的な刺激を与える超音波発生手段を有する美顔器1と同様に、把持部20に超音波発生手段を設けている。超音波発生手段の構成は実施例2と同様であるため、説明を省略する。超音波発生手段を有することで、把持部20を手動で動かさなくても、超音波の力でより細かい部分まで歯を清掃できる。さらに、把持部20には、駆動部と電気パルスを発生させる電気回路を含んでもよい。
本発明の歯ブラシ兼用美顔器2は、本実施例に限定されず、把持部20に超音波発生手段を設けていない実施例1のような把持部20を使用してもよい。また、把持部に駆動部のみを備える歯ブラシ兼用美顔器2、把持部に駆動部と電気パルスを発生させる電気回路を備える歯ブラシ兼用美顔器2、把持部に電気パルスを発生させる電気回路のみを備える
歯ブラシ兼用美顔器2も本発明の範囲である。
以上、説明したように本発明の歯ブラシ兼用美顔器は、美顔器としてだけではなく、歯ブラシとしても使用することができるため便利である。また、歯ブラシと美顔器を例えば洗面台に置く場合、2個分のスペースを必要とするが、歯ブラシ兼用美顔器は1個分のスペースで足りるため置く場所に困ることなく、美顔器と歯ブラシの両方が使いやすくなる。
なお、上述した実施例の美顔器と歯ブラシ兼用美顔器は一例であり、その構成は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
1 美顔器
2 歯ブラシ兼用美顔器
10 ヘッド部
11 当接部
11' 当接部
12 挿入口
13 接続部
20 把持部
21 入力部
22 表示部
23 ネック
30 歯ブラシ用のヘッド部
31 ブラシ部
32 挿入口

Claims (6)

  1. 把持部と、前記把持部に着脱可能であり、当接部が設けられたヘッド部と、から構成され、前記ヘッド部を口の中に入れて口腔内の皮膚に前記当接部を当てて使用する歯ブラシ兼用美顔器であって、
    前記ヘッド部の前記当接部は、複数の球体の弾性部材から構成され、
    前記球体は、直径が1cm〜4cmであって、
    前記ヘッド部は、歯ブラシ用のヘッド部に取り換え可能であることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
  2. 把持部と、前記把持部に着脱可能であり、当接部が設けられたヘッド部と、から構成され、前記ヘッド部を口の中に入れて口腔内の皮膚に前記当接部を当てて使用する歯ブラシ兼用美顔器であって、
    前記ヘッド部の前記当接部は、回転させて使用する複数の円柱形の弾性部材から構成され、
    前記円柱形は、直径が1cm〜2cm、高さが1cm〜4cmであって、
    前記ヘッド部は、歯ブラシ用のヘッド部に取り換え可能であることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
  3. 請求項1又は2に記載の歯ブラシ兼用美顔器であって、前記把持部は、前記ヘッド部から超音波を放射する超音波発生手段を備えることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の歯ブラシ兼用美顔器であって、前記把持部は、前記ヘッド部を所定の振動数で振動させる駆動部を備えることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の歯ブラシ兼用美顔器であって、前記把持部は、前記ヘッド部に所定の周波数の電気パルスを発生させる電気回路を備えることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の歯ブラシ兼用美顔器あって、前記ヘッド部の前記当接部にトルマリンを練り込んだ材質を用いることを特徴とする歯ブラシ兼用美顔器
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