JP2011200458A - 口腔内マッサージ用アタッチメントおよび口腔用装置 - Google Patents

口腔内マッサージ用アタッチメントおよび口腔用装置 Download PDF

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良彦 氏家
Tomohiro Kunida
智裕 国田
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季久 岸本
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Abstract

【課題】マッサージにともない口腔内を痛めるおそれを低減することのできる口腔内マッサージ用アタッチメント、および口腔用装置を提供する。
【解決手段】この口腔内マッサージ用アタッチメントは、往復振動を付与して口腔内をマッサージする装置本体に取り付けられるものであり、口腔内のマッサージ対象部位に作用するマッサージ部30を含めて構成される。マッサージ部30は、口腔内のマッサージ対象部位と接触する面である接触面35の裏側に内部空間33が設けられていることにより中空構造の部位として形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、往復振動を付与して口腔内をマッサージする口腔用装置の本体である装置本体に取り付けられるものであり、口腔内のマッサージ対象部位に作用するマッサージ部を含む口腔内マッサージ用アタッチメント、および同アタッチメントを備える口腔用装置に関する。
口腔用装置としての歯茎マッサージ装置として例えば特許文献1に記載のものが知られている。
図8に示すように、この装置のヘッド部120は、歯茎に接触するブラシ部121と、空気層が封止されたクッション部122とを備えている。この装置によれば歯茎にブラシ部121を押し当てたとき、クッション部122が弾性的に変形する。これにより歯茎への押圧力を低減する。
特開2008−138631号公報
ところで、口腔内の歯茎、口腔内の頬部、舌部、および唇部は、粘膜で覆われている。このため、ブラシ部で押し当ててマッサージすると、口腔内を痛めるおそれがある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マッサージにともない口腔内を痛めるおそれを低減することのできる口腔内マッサージ用アタッチメント、および口腔用装置を提供することにある。
本発明の口腔内マッサージ用アタッチメントは、往復振動を付与して口腔内をマッサージする口腔用装置の本体である装置本体に取り付けられるものであり、口腔内のマッサージ対象部位に作用するマッサージ部を含み、このマッサージ部は、口腔内のマッサージ対象部位と接触する面である接触面の裏側に空間が設けられていることにより中空構造の部位として形成されていることを特徴としている。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記マッサージ部のうちの前記接触面とは反対側の面を内側面としたとき、前記内側面に囲まれる前記空間には前記装置本体に取り付けられる取付部が設けられ、この取付部と前記マッサージ部とが接続部により互いに接続されることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記接続部が当該アタッチメントの往復振動の方向に延びていることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記マッサージ部の上端部には前記空間を外部に向けて開口する上端開口部が設けられ、前記マッサージ部の下端部には前記空間を外部に向けて開口する下端開口部が設けられて、前記取付部と前記内側面との間には前記上端開口部から前記下端開口部までにわたり前記空間が連続して形成されることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記取付部の中心線に直交する前記マッサージ部の断面の形状が略円形状となるように前記マッサージ部が形成されていることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、当該アタッチメントの往復振動の方向において前記装置本体側に位置する前記マッサージ部の端部を下端部とし、前記装置本体とは反対側に位置する前記マッサージ部の端部を上端部としたとき、前記上端部の中程が丸みを帯びて突出するように設けられていることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記接触面には凸部または凹部または凹凸部が設けられていることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記マッサージ部が低弾性材料により形成されていることが好ましい。
この口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、前記低弾性材料として熱可塑性エラストマーが用いられていることが好ましい。
本発明の口腔内マッサージ装置は、上記の口腔内マッサージ用アタッチメントが装置本体に取り付けられていることを特徴としている。
この口腔内マッサージ装置において、前記装置本体は、口腔内に付与する振動の振幅を周期的に変更することができる電動歯ブラシ本体であることが好ましい。
本発明によれば、マッサージにともない口腔内を痛めるおそれを低減することのできる口腔内マッサージ用アタッチメント、および口腔用装置を提供することができる。
本発明の一実施形態について、口腔内マッサージ装置の構造を模式的に示す模式図。 同実施形態の口腔内マッサージ用アタッチメントのヘッド部の構造について、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は(b)の矢印Aの断面図。 同実施形態の口腔内マッサージ装置の振幅パターンの一例を示す波形図。 同実施形態の口腔内マッサージ用アタッチメントのヘッド部の第1変形例について、(a)は平面図、(b)は側面図。 同実施形態の口腔内マッサージ用アタッチメントのヘッド部の第2変形例について、(a)は平面図、(b)は側面図。 同実施形態の口腔内マッサージ用アタッチメントのヘッド部の第3変形例について、(a)は平面図、(b)は(a)の矢印Bの断面図。 同実施形態の口腔内マッサージ用アタッチメントのヘッド部の第4変形例について、(a)は平面図、(b)は(a)の矢印Cの断面図。 従来の口腔内マッサージ装置のヘッド部を模式的に示す模式図。
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1に口腔内マッサージ装置の全体構成を示す。
口腔内マッサージ装置1は、口腔内マッサージ用アタッチメント10と、同アタッチメントに振動を与える装置本体50とを含む。装置本体50としては電動歯ブラシ本体が用いられる。以降では、口腔内マッサージ装置1の長手方向において、口腔内マッサージ用アタッチメント10がある側を上側とし、装置本体50がある側を下側とする。
装置本体50は、口腔内マッサージ用アタッチメント10を動かす動力を形成する駆動部51と、駆動部51に電力を供給する電力部55と、これらを内部に収容するハウジング60とを含めて構成されている。
駆動部51は、口腔内マッサージ用アタッチメント10が固定される駆動軸51aと、駆動軸51aを同軸方向に往復振動するモータ52と、振動パターンにより同モータ52を駆動させる駆動回路部53とを含む。口腔内マッサージ用アタッチメント10は、駆動軸51aへの取り付けおよび同駆動軸51aからの取り外しができる。
電力部55は所定電圧以下の電力を供給する蓄電池または充電池により構成されている。蓄電池または充電池は、ハウジング60において、軸方向に対して口腔内マッサージ用アタッチメント10とは反対側に配置されている。
ハウジング60の上面部61には駆動軸51aが挿通する挿通穴が設けられている。ハウジング60の側面部62には、駆動回路部53への電力の供給および遮断を切り替えるスイッチ54が設けられている。駆動軸51aに口腔内マッサージ用アタッチメント10を取り付けたとき、同アタッチメント10の下端面43とハウジング60の上面部61との間に隙間が形成される。
口腔内マッサージ用アタッチメント10は、口腔内をマッサージするヘッド部20と、ヘッド部20を支持する支持部40とを含む。支持部40は、先端方向に向けて先細りに形成されている。支持部40の先端には、ヘッド部20が装着される固定部41が設けられている。
ヘッド部20は固定部41から取り外しできるように構成されている。支持部40において先端とは反対側の基端には、駆動軸51aを嵌めるための嵌合部42が設けられている。
図2に示すように、ヘッド部20は、支持部40の固定部41に取り付けられる取付部24と、口腔内のマッサージ対象部位に押し付けるマッサージ部30とを含む。マッサージ部30および取付部24は、低弾性率であるエラストマーにより一体に形成されている。エラストマーとしては例えば硬度が40度のものが採用される。
取付部24は、固定部41が挿入される縦長の有底穴24aを有する。有底穴24aの径は固定部41の径よりも小さい。ヘッド部20を固定部41に取り付けるとき有底穴24aが拡大することにより、ヘッド部20が固定部41に対して密着した状態で固定される。
ヘッド部20の全体は、上端部21と、下端部22と、上端部21および下端部22の間の中間部23とに区分される。上端部21は半球状に形成されている。下端部22は軸方向に対して略垂直な平坦面に形成されている。中間部23は円柱状に形成されている。
マッサージ部30は中空構造を有する部位として構成されている。すなわち、マッサージ部30は、口腔内のマッサージ対象部位と接触する接触面35を有する外周部31と、外周部31の内側面34と取付部24とを接続する接続部32とを備えている。
外周部31は、取付部24の中心線に直交するマッサージ部30の断面の形状が略円形状となるように形成されている。接続部32は、取付部24に対して放射状に4つ設けられている。各接続部32は周方向において略等間隔に設けられている。周方向において隣り合う接続部32同士のなす角度は略90度となる。マッサージ部30内の空間は、4つの接続部32により4つの内部空間33に区画されている。すなわち、1つの内部空間33は、接続部32と取付部24と外周部31とに囲まれている。
各内部空間33は、ヘッド部20の上方および下方に向けて開口した貫通穴として形成されている。すなわち、ヘッド部20の上端部21には、各内部空間33に対応して上端開口部21aおよび下端開口部22aが設けられている。内部空間33の大きさは綿棒が入る大きさとされている。
内部空間33は外周部31および接続部32の変形を許容する。すなわち、ヘッド部20において内部空間33の部分に樹脂が充填されているときには外周部31の変形が制限されるが、内部空間33が形成されていることにより外周部31および取付部24の変形が許容される。
外周部31の接触面35には、複数の突起37から構成される凸部36が設けられている。凸部36は、6個の半球状の突起37により構成されている。各突起37は、軸方向に等間隔に3列、周方向に2列に並べられている。凸部36は、外周部31の周方向において隣接する接続部32の間に設けられている。
以下にヘッド部20の各部位の大きさの関係を説明する。
ヘッド部20の軸方向の長さはヘッド部20の直径よりも大きい。半球状の上端部21の半径はヘッド部20の半径以上の長さとされている。具体的には、軸方向におけるヘッド部20の長さは20〜30mm、ヘッド部20の直径は15〜20mmとされている。また、上端部21の半径は15〜25mm、外周部31の肉厚は、すなわち接触面35と内側面34との間の厚さは1〜2mm、接続部32の肉厚は1〜1.5mmとされている。取付部24の肉厚は1.5〜2mmとされている。1個の突起37の大きさとして、直径は2〜4mm、表面からの高さは0.5〜1mm、突起37同士の間隔は3〜7mmにされる。
図3を参照して口腔内マッサージ装置1の動作を説明する。
口腔内マッサージ用アタッチメント10は、所定の振幅および所定の振動数で軸方向に振動する。同図に示されるように、振動パターンは、振幅の大きさが0.7mmに設定される振動と、振幅の大きさが1.4mmに設定される振動とが交互に繰り返すものとして与えられている。前者の駆動時間と後者の駆動時間は略同じ時間にされている。振動の周波数は120〜350Hzの所定の値にされる。駆動軸51aの振動は、スイッチ54がオンされることにより開始する。スイッチ54がオフされたときに駆動軸51aの振動が停止する。
次に、口腔内マッサージ装置1の使用方法および動作について説明する。
口腔内マッサージ用アタッチメント10を装置本体50に取り付けて、装置本体50のスイッチ54をオンにして同アタッチメントを振動させる。次いで、口腔内にヘッド部20を挿入してマッサージまたはストレッチの対象部位にマッサージ部30を押し当てる。
例えば、頬部をストレッチするときは、マッサージ部30のうち凸部36が形成されていない部分を頬部に押し当てて頬部を伸ばす。ヘッド部20が頬部に押し当てられたとき、接続部32および外周部31が変形する。またヘッド部20を形成する材質の弾性力により適度に頬部に押圧力が与えられる。また装置本体50の振動がヘッド部20を頬部に与えられる。
歯茎をマッサージするときは、マッサージ部30のうち凸部36が形成されている部分を歯茎に押し当てる。このときヘッド部20は、ヘッド部20をストレッチするときと同様に変形する。このとき装置本体50の振動がヘッド部20の突起37および接触面35を介して歯茎に与えられる。
本実施形態によれば以下の作用効果を奏することができる。
(1)ヘッド部20のマッサージ部30は、接触面35の裏側に空間が設けられていることにより中空構造の部位として形成されている。この構成により、内部空間33を歪ませてマッサージ部30が変形するため、口腔内をマッサージまたはストレッチ(以下、「マッサージ等」)するときに適度な弾力をマッサージ対象部位に与えることができる。
(2)口腔内マッサージ用アタッチメント10は、外周部31の内側面34に囲まれる空間には、装置本体が取り付けられる取付部24が設けられ、この取付部24とマッサージ部30とが接続部32により互いに接続されている。この構成により、外周部31の内側に空間を形成するため中空構造を容易に形成することができる。また、接続部32の高さを変更することにより外周部31と取付部24との間隔を変更することができるため、ヘッド部20の変形の度合いすなわち口腔に与える弾力感を容易に変更することができる。
(3)ヘッド部20において、接続部32が口腔内マッサージ用アタッチメント10の往復振動の方向に延びている。この構成により、接続部32の軸方向の変形量は、同軸方向に対して垂直な方向に延びるように接続部32を設けたもの(以下、垂直延伸型のもの)と比較して、小さくなる。このため、垂直延伸型のものと比較して、軸方向の変形量を小さくすることができる。
(4)マッサージ部30の上端部21には、内部空間33を外部に向けて開口する上端開口部21aが設けられている。また、マッサージ部30の下端部22には内部空間33を外部に向けて開口する下端開口部22aが設けられている。また、取付部24と内側面34との間には、上端開口部21aから下端開口部22aまでにわたり内部空間33が連続して形成されている。
この構成により、マッサージ部30において内部空間33は貫通穴として形成されているため、口腔から分泌される分泌液や水がヘッド部20内に溜まることを抑制することができる。これにより、ヘッド部20内に体液や水が溜まることによる汚れ発生を抑制することができる。また、ヘッド部20を洗浄するとき洗浄水を内部空間33内に一方向に流すことができるため内部空間33内の汚れを効率的に落とすことができる。
(5)ヘッド部20において、取付部24の中心線に直交するマッサージ部30の断面の形状が略円形状となるようにマッサージ部30が形成されている。この構成により、口腔内をマッサージ等するときや歯茎をマッサージするときに当該対象部位にマッサージ部30を押し当てるためにヘッド部20の方向性を定める必要がない。すなわち、マッサージ部30において360度のいかなる方向からでもマッサージ部30をマッサージ対象部位に押し当てることができる。
(6)ヘッド部20は、上端部21において口腔内マッサージ用アタッチメント10の往復振動の方向に突出するとともに、上端部21の中程が丸みを帯びるように形成されている。この構成により、マッサージ部30の上端部21が突出するため口腔の奥部にマッサージ部30を置くことができる。これにより、口腔の奥部をマッサージ等することができる。また、上端部21が丸み帯びた形状とされて角張った箇所が少ない構造となっているため口腔と上端部21との引っかかりを少なくし、口腔に傷がつくことを抑制することができる。
(7)マッサージ部30の接触面35には凸部36が設けられている。この構成により、凸部36が設けられたマッサージ部30を歯茎に押し当てて歯茎をマッサージすることで適度な刺激を歯茎に与えることができるため、歯茎の血行を促進することができる。
(8)マッサージ部30は低弾性材料により形成されている。この構成により、マッサージ部30が適度な硬度で構成されるため、弾力感のある刺激を与えて口腔内をマッサージすることができる。
(9)ヘッド部20はエラストマーにより形成されている。エラストマーの比重はシリコンゴムよりも軽いため、シリコンゴムによりヘッド部20を形成したものに比べて、全体の質量を小さくすることができる。これにより、シリコンゴムでヘッド部20を形成した場合と比較して、口腔内マッサージ用アタッチメント10を振動させるときの消費電力量を小さくすることができる。またエラストマーの材料を比重により選択することによりヘッド部20の質量を調整することができる。
(10)マッサージ部30の内部空間33は綿棒が入り込める大きさに設定されている。この構成により、ヘッド部20を掃除するとき綿棒を当該内部空間33に挿入することができるためヘッド部20の内側部分を効率的に清掃することができる。
(11)口腔内マッサージ装置1において、口腔内に付与する振動の振幅を周期的に変更する。この構成によれば、口腔内マッサージ用アタッチメント10の振動が自動的に変化するため、内頬等の口腔内や歯茎に与えられる振動に対する慣れを抑制することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記実施形態にて例示した態様に限られるものではなく、これを例えば以下に示すように変更して実施することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記実施形態では、振幅0.7mmの駆動と振幅1.4mmの駆動とを周期的に繰り返すパターンにより口腔内マッサージ用アタッチメント10を駆動しているが、口腔内マッサージ用アタッチメント10の振動方法はこれに限定されない。例えば、振幅幅の変動を正弦波としてもよい。また振幅幅は実施形態の値に限定されない。なお、振幅幅は0.5〜1.7mmの値に設定することが好ましい。
・上記実施形態では、ヘッド部20を形成する低弾性材料としてエラストマーを用いているが、材料はこれに限定されない。例えば、エラストマーに代わるものとしてシリコンゴムを採用することができる。
・シリコンゴムやエラストマーの代わりとして、口腔内に傷を発生させない樹脂であり、かつ頬部に当てたときに適度に変形する材料であれば、ヘッド部20を形成するものとして採用することができる。
・上記実施形態では、凸部36は突起37が6個で構成される例を示したが、凸部36の構成はこれに限定されない。例えば、図4に示すように、駆動軸51aの振動方向に一列に突起37を並べ、これら突起37をヘッド部20の周方向に沿って延びた形状とすることができる。この構成によれば、突起37の軸方向の振動により押圧する箇所が面状に広がる。
・また、図5に示すように、7個以上の突起37を設けることにより凸部36を構成してもよい。ここでは、接触面35に対して垂直な方向の突起37の長さを突起37の断面の直径よりも大きくしている。これにより、当該突起37を頬部に押し当ててマッサージを行うときに当該突起37が揺れ動く。この構成によれば、マッサージ等する箇所に多数の刺激を与えることができる。また突起37が揺れ動くため、マッサージ対象部位に適度な刺激を与えることができる。
・上記実施形態では、外周部31において周方向に4つに区画される部分のうちその一つに凸部36を設けているが、凸部36を設ける範囲はこれに限定されない。例えば、外周部31の周方向において半分にわたる部分に凸部36を設けることができる。外周部31の周方向の全部にわたって設けることもできる。また、外周部31の軸方向において上端部21付近にのみ凸部36を設けることができる。
・上記実施形態では、歯茎または頬部に刺激を与えるものとして接触面35に突起37を設けているが、刺激を与えるものの構成はこのような突起物に限定されるものではない。例えば、凸部36の代わりとして、接触面35に複数の有底穴24aから構成される凹部を設けたり、山部と谷部が連続した凹凸部を設けたりすることができる。
・上記実施形態では、接触面35に凸部36を設ける構成としているが、図6に示されるように、凸部36を省略して、接触面35を全周にわたって平坦にすることもできる。
・上記実施形態では、取付部24と外周部31との間に接続部32を4つ設けているが、この接続部32の個数は4つに限定されない。接続部32は1個以上であれば外周部31を取付部24に対して固定することができる。また、接続部32の個数を変更することで、外周部31の撓み度合いを変更することもできる。
・上記実施形態では、外周部31と、外周部31内の空間内に配置される取付部24との間の空間に接続部32を設けているが、外周部31の下端部と取付部24の下端部とを接続部32により接続することもできる。また、外周部31の上端部と取付部24の上端部とを接続部32により接続することもできる。この構成の場合は、外周部31内の空間内の接続部32を省略することができる。
・上記実施形態では、接続部32と取付部24と外周部31とにより囲われた内部空間33は、ヘッドの上方および下方に向けて開口した貫通穴として構成しているが、図7に示されるように、ヘッドの上端部21を閉鎖する構成とすることもできる。この構成により、内部空間33は上端部21で接続部32により支持されるため、マッサージ部30の弾力性を増大することができる。また、上端部21を半球状とすることにより、当該部分で頬部をマッサージすることもできる。
・上記実施形態では、取付部24とマッサージ部30との間を接続部32により4つの内部空間33に区分しているが、この内のいくつかの内部空間33をエラストマーにより満たすものとすることができる。エラストマーがある部分は変形が小さい。このため、1つのヘッドにおいて、変形が大きい部分と、変形が小さい部分とを設けることができるため、使用者の好みにより、マッサージに使用するマッサージ部30の硬さの選択性を与えることができる。
・上記実施形態では、ヘッド部20の各寸法は上記サイズに限定されない。また、ヘッド部20の各長さの関係は上記関係に限定されるものでもない。例えば、ヘッド部20の軸方向の長さをヘッド部20の直径よりも小さくすることもできる。
・上記実施形態では、マッサージ部30および取付部24は一体形成しているが、取付部24とマッサージ部30とを別部材により形成し、両者を組み立ててヘッド部20を形成することができる。取付部24を硬度の高い材質で形成する場合は、取付部24と固定部41との締結構造をねじ式に変更することができる。
・上記実施形態では、口腔内マッサージ用アタッチメント10は、電動歯ブラシ用の装置本体50に装着するものとして構成されている。しかし、口腔内マッサージ用アタッチメント10は、口腔内マッサージ専用の装置本体に装着するものとしてもよい。
1…口腔内マッサージ装置(口腔用装置)、10…口腔内マッサージ用アタッチメント、20…ヘッド部、21…上端部、21a…上端開口部、22…下端部、22a…下端開口部、24…取付部、30…マッサージ部、31…外周部、32…接続部、33…内部空間、34…内側面、35…接触面、36…凸部、37…突起、50…装置本体。

Claims (11)

  1. 往復振動を付与して口腔内をマッサージする口腔用装置の本体である装置本体に取り付けられるものであり、口腔内のマッサージ対象部位に作用するマッサージ部を含む口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記マッサージ部は、口腔内のマッサージ対象部位と接触する面である接触面の裏側に空間が設けられていることにより中空構造の部位として形成されている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  2. 請求項1に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記マッサージ部のうちの前記接触面とは反対側の面を内側面としたとき、前記内側面に囲まれる前記空間には前記装置本体に取り付けられる取付部が設けられ、この取付部と前記マッサージ部とが接続部により互いに接続される
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  3. 請求項2に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記接続部が当該アタッチメントの往復振動の方向に延びている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  4. 請求項2または3に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記マッサージ部の上端部には前記空間を外部に向けて開口する上端開口部が設けられ、前記マッサージ部の下端部には前記空間を外部に向けて開口する下端開口部が設けられ、前記取付部と前記内側面との間には前記上端開口部から前記下端開口部までにわたり前記空間が連続して形成されている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記取付部の中心線に直交する前記マッサージ部の断面の形状が略円形状となるように前記マッサージ部が形成されている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    当該アタッチメントの往復振動の方向において前記装置本体側に位置する前記マッサージ部の端部を下端部とし、前記装置本体とは反対側に位置する前記マッサージ部の端部を上端部としたとき、前記上端部の中程が丸みを帯びて突出している
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記接触面には凸部または凹部または凹凸部が設けられている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記マッサージ部が低弾性材料により形成されている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  9. 請求項8に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントにおいて、
    前記低弾性材料として熱可塑性エラストマーが用いられている
    ことを特徴とする口腔内マッサージ用アタッチメント。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の口腔内マッサージ用アタッチメントが装置本体に取り付けられた口腔用装置。
  11. 請求項10に記載の口腔用装置において、
    前記装置本体は、口腔内に付与する振動の振幅を周期的に変更することができる電動歯ブラシ本体である
    ことを特徴とする口腔用装置。
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