JP2013116134A - 医療用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】雄ルアーを安定的に接続できる医療用コネクタを提供する。
【解決手段】医療用コネクタ100は、ハウジング200と弾性シール部材300とを有するニードルレスコネクタであり、ハウジング200の一方端には、シリンジ500などの雄ルアー501を接続可能な開口部201を備え、他方端には、ロックリング付の雄型ルアーコネクタ202を備えている。雄ルアー501は、開口部201を閉塞する弾性シール部材300のスリット304を強制開放して接続され、雄ルアー501の先端外周は、ハウジング200に形成した雄ルアー固定部224に嵌合される。雄ルアー501が雄ルアー固定部224に嵌合することで、医療用コネクタ100に対する雄ルアー501の接続状態が安定化する。
【選択図】図4

Description

本発明は、一方端に雄ルアーを接続可能な開口部を有した、医療用コネクタに関する。
従来、医療用コネクタとして、一方端に雄ルアーを接続可能な開口部を有し、他方端にロックリング付の雄型ルアーコネクタを備えると共に、前記開口部を閉塞し、雄ルアーの抜き差しによって開閉するスリットが形成された弾性シール部材を備えた、医療用コネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−523782号公報
しかし、従来の医療用コネクタでは、雄ルアーを開口部に接続したときに、雄ルアーは、弾性シール部材を介して開口部の内周に嵌合し、ハウジングに直接嵌合する構造ではない。このため、例えば、医療用コネクタと雄ルアーとを相対的に曲げる方向の力が加わったときに、係る力によって弾性シール部材が変形して雄ルアーが医療用コネクタに対して曲がり、接続状態が不安定になってしまう可能性があった。
そこで、本発明の目的は、雄ルアーを安定的に接続できる医療用コネクタを提供することを目的とする。
そのため、本発明に係る医療用コネクタは、一方端に雄ルアーを接続可能な開口部を有したハウジングと、前記開口部を閉塞する弾性シール部材であって、雄ルアーの抜き差しによって開閉するスリットが形成され、雄ルアーの接続によって前記スリットが開くことで雄ルアーの内部空間と前記ハウジング内の液体通路とを連通させる弾性シール部材と、を備え、前記開口部に接続した雄ルアーの先端外周が嵌合する雄ルアー固定部を、前記ハウジングに設けた。
本発明に係る医療用コネクタによると、ハウジングの一方端に設けた開口部に雄ルアーを接続すると、当該雄ルアーの先端外周がハウジングに設けた雄ルアー固定部に嵌合して保持されるので、雄ルアーを安定的に接続できる。
本発明に係る医療用コネクタの実施形態を示す側面断面図である。 実施形態の医療用コネクタを構成するハウジングを示す分解図であり、(A)は第1ハウジング部材の断面図、(B)は第2ハウジング部材の断面図である。 実施形態の医療用コネクタを構成する弾性シール部材を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面断面図、(C)は下面図、(D)は上面図である。 実施形態の医療用コネクタにシリンジの雄ルアーを接続した状態を示す医療用コネクタ及びシリンジの断面図である。 実施形態の医療用コネクタにおいてハウジングの開口部にピンを用いて弾性シール部材の閉塞部を固定する方法の第1例を示す図であり、(A)は医療用コネクタの上面図、(B)はハウジングの開口部を示す断面図である。 実施形態の医療用コネクタにおいてハウジングの開口部にピンを用いて弾性シール部材の閉塞部を固定する方法の第2例を示す図であり、(A)は医療用コネクタの上面図、(B)はハウジングの開口部を示す断面図である。 実施形態の医療用コネクタにおいてハウジングの開口部にピンを用いて弾性シール部材の閉塞部を固定する方法の第3例を示す図であり、(A)は医療用コネクタの上面図、(B)はハウジングの開口部を示す断面図である。
以下、本発明に係る医療用コネクタの実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態の医療用コネクタ100の側面断面図である。
医療用コネクタ100は、円筒状のハウジング200と弾性シール部材300とを有するニードルレスコネクタであり、ハウジング200の軸方向の一方端には、雄ルアーを接続可能な開口部201を備え、軸方向の他方端には、ロックリング付の雄型ルアーコネクタ202を備えている。
医療用コネクタ100の開口部201には、シリンジなどの雄ルアーが接続され、また、雄型ルアーコネクタ202には、例えば、人体に留置されるカテーテルなどの液体移送用チューブの一端が接続され、医療用コネクタ100を介して輸液や採血などが行われる。
弾性シール部材300は、雄ルアーを開口部201に接続したときに、雄ルアーの内部空間とハウジング200内の液体通路とを連通させ、医療用コネクタ100を介した液体移送を可能とする一方、開口部201から雄ルアーを取り外すと、ハウジング200内の液体通路を閉塞する状態に弾性復帰する弁部材である。
ハウジング200は、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリカーボネートなどの合成樹脂製で、図2に示すように、開口部201を形成する第1ハウジング部材210と、ロックリング付の雄型ルアーコネクタ202を備えた第2ハウジング部材220との2部品で形成される。
第1ハウジング部材210は、両端開放の筒状に形成され、一方端の開口内周が開口部201をなし、他方端側は、第2ハウジング部材220側と嵌合する連結部211を形成する。
開口部201は、ISOに規定される雄ルアーの径及びテーパに基づき、その内径及びテーパが決定されている。また、開口部201の外周側には、接続される雄ルアーがロックリング付である場合に、ロックリングが螺合する雄ねじ212を形成してある。
また、連結部211は、第2ハウジング部材220側に向けて開放され第2ハウジング部材220側の開口端縁が差し込まれる環状の溝213を備え、かつ、溝213を形成する外周壁214の内側の面(溝213の外周側の面)には、第2ハウジング部材220側に設けた突起部215が嵌合する溝216を全周にわたって凹陥形成してあり、突起部215が溝216に嵌合することで、第1ハウジング部材210と第2ハウジング部材220とを連結位置に係止するようにしてある。
溝213を形成する外周壁214は、同じく溝213を形成する内周壁217に比べ、第2ハウジング部材220側に向けてより長く形成されている。また、内周壁217の内径は、開口部201の内径よりも大きく、第1ハウジング部材210の内部は、第2ハウジング部材220側ほど内径が大きくなるように形成されている。
一方、第2ハウジング部材220は、両端開放筒状の本体部221と、本体部221の内部を、開口部201側と雄型ルアーコネクタ202側とに隔成する隔壁部222とを一体的に有する。隔壁部222の反開口部201側の端面222aには、雄型ルアーコネクタ202の雄ルアー202aを立設してあり、雄ルアー202aの中空部202bは、隔壁部222を貫通して第1ハウジング部材210の内部空間に連通する。
本体部221の雄ルアー202aを囲む周壁221aの内側には、周壁221aを、ロックリングとして機能させる雌ねじ223を形成してある。
また、隔壁部222の開口部201側の端面222bには、開口部201に接続した雄ルアーの先端外周が嵌合する有底筒状の雄ルアー固定部224を、端面222bを底部として一体的に形成してある。
一方、弾性シール部材300は、シリコンゴム、ウレタンゴム、天然ゴム、ブチルゴムなどの弾性材料で形成され、図3に示すように、開口部201を覆って閉塞する円盤状の閉塞部301と、雄ルアー固定部224の外周に嵌合するフランジ部302と、閉塞部301とフランジ部302とを連結する板状の中間部303とを一体的に備える。
フランジ部302は、第2ハウジング部材220の雄ルアー固定部224の外周に嵌合する有底筒状の基部302aと、この基部302aの開放端縁に接続され、径方向の外側に向けて延びる鍔状部302bとからなる。
また、閉塞部301の上面から、基部302a(フランジ部302)の底面にわたってスリット304を形成してあり、スリット304は、一端が閉塞部301の上面に開放し、他端が基部302a(フランジ部302)の底面に開放するように、略同一幅で連続的に設けられている。
スリット304は、中間部303の長手方向に沿って形成され、かつ、開口部201に接続する雄ルアーのサイズ(ISO規格に準拠)に基づき、雄ルアーが弾性シール部材300を弾性変形させつつスリット304を強制開放して貫通できる幅に設定してある。
そして、閉塞部301の下面周縁部を、開口部201の先端面に密着させて固定すると共に、フランジ部302の鍔状部302bを、第1ハウジング部材210の内周壁217の先端面と、第2ハウジング部材220の隔壁部222の端面222bとの間に挟み込んで固定することで、弾性シール部材300は、上下端をそれぞれ固定されてハウジング200に対して取り付けられる。
開口部201に雄ルアーを接続していない状態では、スリット304が密着して閉じていることで、開口部201が閉塞され、医療用コネクタ100を介した液体の移送は遮断される。これにより、例えば、雄型ルアーコネクタ202にカテーテルを接続させている場合であっても、当該カテーテルからの液体(例えば血液など)の流出は阻止される。
一方、図4は、医療用コネクタ100の開口部201にシリンジ500の雄ルアー501を接続した状態を示す。
開口部201に雄ルアー501を接続する場合、雄ルアー501の先端を、開口部201を覆う弾性シール部材300のスリット304に押し込むようにすると、弾性シール部材300が弾性変形してスリット304が強制的に押し広げられ、雄ルアー501がスリット304内に嵌挿される。
そして、雄ルアー501の先端が、隔壁部222の端面222b(雄ルアー固定部224の底面)に突き当たる位置付近にまでスリット304内に押し込まれると、雄ルアー501の先端は雄ルアー固定部224に嵌合し、また、スリット304が全域にわたって強制開放される。この状態で、接続した雄ルアー501の中空部内と、ハウジング200内の空間(液体移送路)とが連通し、結果、雄型ルアーコネクタ202に接続したカテーテルなどと、開口部201に接続した雄ルアー501とが医療用コネクタ100を介して連通し、輸液や採血などが可能な状態になる。
雄ルアー501を取り外す場合には、雄ルアー501の退避した部分の弾性シール部材300が弾性復帰することで、スリット304が雄型ルアーコネクタ202側から徐々に密着し、最終的に雄ルアー501が取り外されると、閉塞部301の上面までスリット304が密着した初期状態に戻る。
ここで、開口部201に対してシリンジなどの雄ルアー501を接続した状態では、雄ルアー501の外周にスリット304の内壁が密着し、雄ルアー501の外周とスリット304の内壁との隙間を介して液体が漏れ出ることを阻止する。
また、雄ルアー501を接続した場合に、雄ルアー501の先端外周が第2ハウジング部材220の雄ルアー固定部224に嵌合するから、雄ルアー501の医療用コネクタ100に対する接続状態が安定化する。
即ち、医療用コネクタ100が雄ルアー固定部224を備えない場合、接続した雄ルアー501の先端は、周囲が弾性シール部材300で囲まれるものの、剛体(弾性シール部材300に対して変形が少ない部材)であるハウジング200と径方向において直接に接することがない。
このため、医療用コネクタ100と雄ルアー501との軸を相対的に傾ける方向の力が加わった場合に、開口部201の開口端縁を支点として、雄ルアー501の先端が揺動してしまい、この揺動に伴って、雄ルアー501と弾性シール部材300との間に隙間が発生したり、抜く方向の力が雄ルアー501に加わったりする可能性がある。
これに対し、本実施形態の医療用コネクタ100では、接続した雄ルアー501の先端は、剛体である第2ハウジング部材220の雄ルアー固定部224に嵌合し、位置決めされるから、雄ルアー501が揺動することを防止でき、揺動に伴って雄ルアー501と弾性シール部材300との間に隙間が発生したり、抜く方向の力が雄ルアー501に加わることなどを抑制でき、医療用コネクタ100に対する雄ルアー501の接続状態を安定化できる。
また、本実施形態の医療用コネクタ100では、雄ルアー固定部224の外周に、弾性シール部材300のフランジ部302が嵌合し、スリット304が、雄ルアー固定部224とフランジ部302とで囲まれる空間に開放されるから、弾性シール部材300が、雄ルアー501を雄ルアー固定部224に向けて案内するガイド部として機能し、雄ルアー501の雄ルアー固定部224への嵌合を容易かつ確実に行える。
更に、弾性シール部材300のフランジ部302を、第1ハウジング部材210と第2ハウジング部材220とで挟み込んで固定するので、フランジ部302の固定を容易に行える。
また、弾性シール部材300が雄ルアー501に押されて変形し、ハウジング100の内部に押し込まれてしまうことを、第2ハウジング部材220に固定されるフランジ部302が支えとなって抑制でき、また、雄ルアー501を取り外すときに、雄ルアー501に引きずられて弾性シール部材300が開口部201側に位置ずれしてしまうことを、第2ハウジング部材220に固定されるフランジ部302によって阻止できる。
ここで、雄ルアー501を接続するときに、弾性シール部材300が雄ルアー501に押されて変形し、閉塞部301と開口部201との接合部に大きな負荷が加わるが、弾性シール材300とハウジング200との間で接着剤による接合を用いることができれば、充分な接合強度を確保することが可能である。
しかし、スリット304に対する雄ルアー501の滑りをよくするため、予めシリコンオイルなどの潤滑油を塗布した弾性シール部材300を用いて医療用コネクタ100を組み立てる場合、閉塞部301を開口部201に対して接着剤を用いて接着することが難しくなる場合がある。
そこで、開口部201に対する閉塞部301の接合方法として、シリコンオイルの塗布に影響を受けない、樹脂製のピンを用いて接合する方法を用いることができる。
図5に示した例は、ハウジング200の軸方向と平行に延びるピン700を、開口部201の環状の先端面に略等間隔で複数立設する一方、弾性シール部材300の閉塞部301の周縁に、ピン700に位置合わせしてピン700が挿通可能な複数の貫通孔309を形成してある。
そして、ハウジング200に対して弾性シール部材300を取り付けるときに、貫通孔309にピン700を嵌挿させるようにし、弾性シール部材300の閉塞部301を貫通したピン700が、閉塞部301の表面から飛び出るようにする。
次いで、閉塞部301の表面から飛び出したピン700の先端を、熱又は超音波によって溶融させる(熱かしめ又は超音波かしめ)ことで、貫通孔309の径よりも大きな径を有し、かつ、閉塞部301に密着する頭部701を形成する。
頭部701は、弾性シール部材300の閉塞部301をハウジング200の開口部201の先端面に押し付け、閉塞部301の周縁は、ピン700を配置した複数個所で、頭部701と開口部201の先端面との間に挟み込まれて、開口部201の先端面に対して密着した状態で固定される。
また、図6に示した例は、予め頭部711を一体的に備えたピン710を複数用意する一方、弾性シール部材300の閉塞部301の周縁に、ピン710が挿通可能な複数の貫通孔309を略等間隔で形成し、更に、貫通孔309に位置合わせして、開口部201の先端面に、ピン710が圧入される複数の嵌合孔712を形成してある。
そして、閉塞部301の貫通孔309に挿通させたピン710の先端を、開口部201の先端面に形成してある嵌合孔712に圧入することで、ピン710をハウジング200側に固定する。これにより、閉塞部301の周縁は、嵌合孔712を配置した複数個所で、ピン710の頭部711と開口部201の先端面との間に挟み込まれて、開口部201の先端面に対して密着した状態で固定される。
また、図7に示した例は、平板リング状であって、ハウジング200の開口部201の先端面に対応する径に形成した固定用リング730の下面に、複数のピン731を立設し、また、開口部201の先端面にピン731を嵌挿するための嵌挿孔732を、ピン731の配置に合わせて設けてある。
そして、固定用リング730のピン731を、閉塞部301の貫通孔309に挿通させ、更に、閉塞部301の下面から突出するピン731の先端を、ハウジング200の開口部201に設けた嵌挿孔732に嵌挿させる。
次いで、固定用リング730を開口部201に向けて押し付けながら、固定用リング730に超音波振動を加えることで、ピン731と嵌挿孔732との間に摩擦熱を発生させてピン731を嵌挿孔732に対して溶着し、ピン731の先端側を開口部201の先端面に固定することで、固定用リング730(ピン731の頭部)と開口部201の先端面との間に閉塞部301の全周縁を挟み込んで、開口部201の先端面に対して密着した状態で閉塞部301を固定する。
上記のように、ハウジング200の開口部201の先端面に一端を固定した複数のピンを、弾性シール部材300の閉塞部301の周縁に貫通させ、ピンの他端の頭部によって、弾性シール部材300の閉塞部301をハウジング200の開口部201の先端面に押し付けるようにして、弾性シール部材300の閉塞部301を開口部201に固定するようにする。そして、このような接合方法であれば、弾性シール部材300に潤滑油が塗布されていても、弾性シール部材300の閉塞部301を開口部201に対して充分な強度で固定できる。
尚、上記のピンを用いた接合方法は、雄ルアー固定部224の有無とは無関係に、医療用コネクタ100に採用できることは明らかである。また、弾性シール部材300に潤滑油が塗布されていない場合に、接着剤による固定とピンを用いた固定とを併用することも可能である。
また、接着剤を用いた固定及び/又はピンを用いた固定において、閉塞部301の裏面側に、ハウジング200の開口部201が嵌合する溝を環状に設けることによって、弾性シール部材300の固定強度をより増大させることができる。
また、ピンを用いて弾性シール部材300の閉塞部301をハウジング200の開口部201に固定する場合、閉塞部301に設けた貫通孔309と、開口部201に設けた孔とを位置合わせすることが必要で、そのために、開口部201に対する閉塞部301の取り付け角度を位置決めするための位置決め部を設けることが好ましい。
この位置決め部は、例えば、開口部201の先端面に設けた突起(凸部)と、閉塞部301の裏面に設けた凹部とが、開口部201と閉塞部301とを既定の角度位置に組み付けたときに嵌合し、閉塞部301の裏面が開口部201の先端面に密着する一方、既定の角度位置からずれた角度に取り付けたときには、閉塞部301の裏面が開口部201の先端面に設けた突起に乗り上げ、閉塞部301の裏面が開口部201の先端面に密着しないようにすることで、既定の角度位置に組み付けられていないことが容易に判断できるようにする。
尚、開口部201の先端面に設けた凹部と、閉塞部301の裏面に設けた凸部とを嵌合させて、位置決めを行わせることができ、位置決めの構造として公知の種々の構造を適用できる。
100…医療用コネクタ、200…ハウジング、201…開口部、202…雄型ルアーコネクタ、210…第1ハウジング部材、220…第2ハウジング部材、222…隔壁部、224…雄ルアー固定部、300…弾性シール部材、301…閉塞部、302…フランジ部、303…中間部、304…スリット、700,710,731…ピン、701,711…頭部、730…固定用リング

Claims (6)

  1. 一方端に雄ルアーを接続可能な開口部を有したハウジングと、
    前記開口部を閉塞する弾性シール部材であって、雄ルアーの抜き差しによって開閉するスリットが形成され、雄ルアーの接続によって前記スリットが開くことで雄ルアーの内部空間と前記ハウジング内の液体通路とを連通させる弾性シール部材と、
    を備え、
    前記開口部に接続した雄ルアーの先端外周が嵌合する雄ルアー固定部を、前記ハウジングに設けた、医療用コネクタ。
  2. 前記雄ルアー固定部が筒状に形成され、
    前記弾性シール部材が、前記雄ルアー固定部の外周に嵌合するフランジ部を備える、請求項1記載の医療用コネクタ。
  3. 前記ハウジングが、一方端側の第1ハウジング部材と他方端側の第2ハウジング部材とで形成され、前記弾性シール部材のフランジ部が、前記第1ハウジング部材と前記第2ハウジング部材との間に挟まれて保持される、請求項2記載の医療用コネクタ。
  4. 前記ハウジングが、他方端側に雄型ルアーコネクタを有し、
    前記第2ハウジング部材が、前記ハウジング内を一方端側と他方端側とに隔成する隔壁を有し、
    前記隔壁の他方端側に、前記雄型ルアーコネクタの雄ルアーを一体的に設け、前記隔壁の一方端側に前記雄ルアー固定部としての有底筒状部を一体的に設けた、請求項3記載の医療用コネクタ。
  5. 前記弾性シール部材が、前記開口部を覆う閉塞部と、前記フランジ部と、前記閉塞部と前記フランジ部とを連結する中間部とからなり、前記スリットが、前記閉塞部、前記中間部、前記フランジ部にわたって延設されて両端に開放する、請求項2〜4のいずれか1つに記載の医療用コネクタ。
  6. 前記ハウジングの開口部の先端面に一端を固定した複数のピンを、前記弾性シール部材の閉塞部の周縁に貫通させ、前記ピンの他端の頭部によって、前記弾性シール部材の閉塞部を前記ハウジングの開口部の先端面に押し付ける、請求項5記載の医療用コネクタ。
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