JP2013115093A - モノリシック集積回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モノリシック集積回路100は、半導体層6と絶縁分離部4とダイオード16を備えている。絶縁分離部4は、平面視したときに、半導体層6の一部である島領域8を周囲から絶縁している。ダイオード16は、島領域8に形成されている。ダイオード16は、第1導電型の中央領域14と第2導電型の環状領域10を有している。中央領域14と環状領域10は、半導体層6の表層に形成されている。平面視したときに、環状領域10は、中央領域14の周囲を一巡している。島領域8には、半導体層6を貫通する貫通部18が形成されている。貫通部18は、中央領域14に囲まれている。モノリシック集積回路100では、絶縁分離部4を画定するトレンチと貫通部18を画定するトレンチが、同一の製造工程で作製される。
【選択図】図2
Description
(特徴1)中央領域は、平面視したときに、長手方向を有して直線に伸びている直線部と、直線部の端部に設けられている曲線部を有する。
(特徴2)環状領域は、トラック形状である。
(特徴3)モノリシック集積回路の製造方法は、半導体層に不純物をイオン注入するイオン注入工程と、半導体層を貫通するトレンチを形成するトレンチ形成工程を備える。イオン注入工程では、ダイオードを構成する不純物と、ダイオードとは異なる他の回路素子を構成する不純物を同時にイオン注入する。イオン注入工程は、第1導電型の中央領域と、中央領域を一巡する第2導電型の環状領域によってダイオードが形成されるように実施する。トレンチ形成工程では、ダイオードを他の回路素子から絶縁分離する絶縁分離部を画定するためのトレンチと、平面視したときに中央領域に囲まれている貫通部を画定するためのトレンチを、同時に形成する。
(特徴4)貫通部は、中央領域を構成する不純物のピーク部分の少なくとも一部を削るように形成される。
図1及び図2を参照し、モノリシック集積回路100について説明する。なお、図1は、モノリシック集積回路100から電極、保護膜等を除去した形態を示している。図2に示すように、モノリシック集積回路100は、基板30と絶縁層28と活性層6が積層したSOI基板2を利用して形成されている。活性層6が、半導体層の一例に相当する。一例では、活性層6と基板30の材料には単結晶シリコンが用いられており、絶縁層28の材料には酸化シリコン(SiO2)が用いられている。活性層6は、耐圧500V以上を実現するために、厚みが約10〜20μmに設定されている。絶縁層28は、耐圧500V以上を実現するために、その厚みが約3μm以上に設定されている。
図5及び図6に示すように、モノリシック集積回路200では、3つの貫通部218a,218b及び218cが、長手方向に伸びている。貫通部218a〜218cはいずれも、カソード領域214に囲まれている。貫通部218aと218bの間、及び、貫通部218bと218cの間には、活性層6及びカソード領域214が介在している。
図7に示すように、モノリシック集積回路300では、平面視したときに、複数の貫通部318が、長手方向に並んでいる。このような形態であっても、貫通部318を画定するためのトレンチの幅を、絶縁分離部4を画定するためのトレンチの幅よりも短くすることができる。なお、図7では貫通部318の形状が矩形であるが、貫通部の形状は多角形であってもよいし、円であってもよい。
図8に、エピタキシャル基板2aを用いて形成されたモノリシック集積回路100aを示す。エピタキシャル基板2aは、p−型の半導体下層30a上に半導体上層6aがエピタキシャル成長して形成される。半導体下層30aと半導体上層6aの間にpn接合が形成されている。半導体下層30aは、接地電圧に固定されている。モノリシック集積回路100aでも、ダイオード16が形成されている島領域8が、絶縁分離部4aによって、IGBT領域9から絶縁分離されている。絶縁分離部4aと貫通部18aは、半導体上層6aの表面から裏面まで貫通し、半導体下層30a内にまで達している。絶縁分離部4aと貫通部18aは、同時に形成に形成される。本明細書で開示される技術は、エピタキシャル基板を用いて形成されるモノリシック集積回路にも有用である。
図9に示すモデル50を用いて、ダイオードの逆回復特性についてシミュレーションを行った。モデル50では、カソード領域52とアノード領域60が、シリコン58の表層に設けられている。カソード領域52の幅Lcは9μmである。絶縁トレンチ54が、カソード領域52のアノード領域60側端部から距離Lt離れた場所に形成されている。モデル50では、カソード領域52のうちの絶縁トレンチ54よりもアノード領域60側の部分だけが、ダイオードに順方向電流が流れているときに、ドリフト領域に電子を導入する。シミュレーションでは、距離Ltを2μm,4μm,6μm,9μmと変化させ、逆回復特性の変化を計算した。距離Ltが9μmの場合、絶縁トレンチ54は、カソード領域52に接触しない。
6:半導体層
8:島領域
10:環状領域
14:中央領域
16:ダイオード
18:貫通部
100:モノリシック集積回路
Claims (2)
- モノリシック集積回路であって、
半導体層と、
平面視したときに、前記半導体層の一部である島領域を周囲から絶縁する絶縁分離部と、
前記島領域に形成されているダイオードと、を備えており、
前記ダイオードは、
前記半導体層の表層に形成されている第1導電型の中央領域と、
平面視したときに、前記中央領域の周囲を一巡しており、前記半導体層の表層に形成されている第2導電型の環状領域と、を有しており、
前記島領域に、前記半導体層を貫通する貫通部が形成されており、
前記貫通部は、平面視したときに、前記中央領域に囲まれており、
前記絶縁分離部を画定するトレンチと前記貫通部を画定するトレンチが、同一の製造工程で作製されるモノリシック集積回路。 - 前記中央領域が、n型のカソード領域であり、
前記環状領域が、p型のアノード領域である請求項1に記載のモノリシック集積回路。
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