JP2013108983A - ジャンプ表示機構用の状態変化インディケータ - Google Patents

ジャンプ表示機構用の状態変化インディケータ Download PDF

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Abstract


【課題】2つの安定状態の間の遷移の表示を行う状態表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の状態表示装置1が有する状態変化表示装置2は、前記駆動要素7により、弾性復帰手段19に抗して間接的かつ断続的に駆動される。前記状態表示装置1は、前記駆動要素7により駆動される駆動ピニオン9を具備する。前記駆動ピニオン9は、星形歯車10を断続的に駆動してその回転運動を制御し、かつ瞬時表示機構30の前記弾性復帰手段19による前記星形歯車10に抗するジャンパー26に抗して、制御する。前記ジャンパー26は、レバー13のビーク14により形成され、前記ビーク14が前記星形歯車10の2つの隣り合う歯間スペース12の間を通過する毎に、前記状態変化表示装置2の回転運動と戻り運動を制御する。前記ジャンパー26の制御は、前記歯間スペース12の間にある歯11により行われ、前記レバー13は、前記ビーク14の第1支持アーム15と、前記状態変化表示装置2の第2支持アーム16を有する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、時計又はムーブメントの駆動要素により駆動される所定量のジャンプを行う瞬時(ほぼ瞬時を含む)表示機構を具備した機械式状態変化表示装置に関する。本発明の装置は、所定量の大きさの2つの表示状態の間の遷移の表示を行うために、状態変化表示インディケータを有する。このインディケータ(以下、表示装置とも称する)は、補助的な状態変化の表示に対し所定量の表示領域近傍に可動するよう配置される。更に前記インディケータは、装置が具備する弾性復帰手段に抗して、前記駆動要素により間接的かつ断続的に駆動される。
本発明は、時計又はムーブメントの駆動要素(例えば、機械式状態変化表示装置)により駆動される所定量の大きさのジャンプを行う瞬時(ほぼ瞬時を含む)表示機構に関する。
本発明は、状態表示装置の機械的変化を含む、所定量の大きさのジャンプを行う瞬時表示機構を含む時計のムーブメントに関する。
スイス特許第691833A5号明細書
本発明は、ムーブメント又は瞬時(ほぼ瞬時を含む)表示機構を具備する時計又は科学装置の分野に関する。
本発明は、時計又は科学装置の分野に関し、特に瞬時(ほぼ瞬時を含む)表示機構を具備する時計又は科学装置に関する。
時計又は科学装置用の瞬時表示機構は、開口内に第1の所定量の一つの値を示す。
この値は、メカニズム又は信号により制御される周期的なジャンプを行う個別の値でありかつ変化する。
この様な大きさの表示は、ジャンプあるいは他の手段に基づき、別の大きさの表示(例えば、文字板に面した指針の位置)より補助される。特許文献1は、ジャンプする「時」表示と連続的に動く「分」表示を具備したディスプレイ・モジュールを具備する。その機構は、キャノン・ピニオンにより駆動される。このジャンプする「時」表示は、開口から見える時間ディスクに記された数字で表示される。連続進行する「分」表示は、ディスプレイ・モジュールの中心から外れた位置に指針で表示される。この指針は、180度未満のアーク形状のグラデーションとの組み合わせである。
一般的に、第1の大きさの期間(例、時)は、他の表示に関連する期間(例、分)よりも長い。この為、ユーザは、他の表示(例、分)で、「時」表示のジャンプの瞬間から、不明瞭さを回避できる程度十分離れている(即ち、ジャンプする時間ではない)ことが認識できた時に、第1の大きさの正確な値(例、時)を見ることができる。
ユーザは、「分」のインディケータの位置により、「時」の変化のジャンプの瞬間に関し、「時」のジャンプの瞬間が十分離れているか否かを示す。例えば、ユーザは、11時05分、更には又11時45分をも容易に決定することができる。
この様な状況は、ジャンプの瞬間が近づくにつれてより手が込んでくる。これは、ユーザは、ジャンプが進行中なのか、ジャンプが既に完了したかについて知る術を持っていないからである。ユーザは、進行する「時」ディスプレイの瞬時のジャンプを見ることはないからである。
例えば、ユーザが、「時」の表示が「12」で、「分」の表示が「0」であることを見た場合、ユーザは、実際の時間は昼間(ジャンプが起こった直後)なのか、あるいは12時59分(午後1時のジャンプの直前)であのるかを知ることはできない。この問題を解決する為の、ジャンプが既に行われたのか進行中なのかを瞬時に決定できるような簡単なソリューションは存在しない。
本発明は、瞬時表示機構の表示を見た時に、ユーザがジャンプが既に行われたのか、あるいはジャンプが進行中なのかを確信できるような機構を提供する。
特に本発明は、「時」表示がジャンプする時計の場合のソリューションを提案する。
本発明は請求項1に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
ムーブメント(100)又は時計(1000)の駆動要素(7)により駆動される所定の大きさのジャンプにより、2つの安定状態の間の遷移の表示を行う瞬時表示機構(30)を形成する状態表示装置(1)において、
前記状態表示装置(1)は、状態変化表示装置(2)を有し、
前記状態変化表示装置(2)は、補助状態表示装置(3)の近傍で可動状態で配置され、
前記状態変化表示装置(2)は、前記駆動要素(7)により、前記状態表示装置(1)が有する弾性復帰手段(19)に抗して間接的かつ断続的に駆動され、
前記状態表示装置(1)は、前記駆動要素(7)により直接的又は間接的に駆動される駆動ピニオン(9)を具備し、
前記駆動ピニオン(9)は、星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動を制御し、かつ瞬時表示機構(30)の前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)に抗して、制御し、
前記ジャンパー(26)は、レバー(13)のビーク(14)により形成され、
前記ジャンパー(26)は、前記ビーク(14)が前記星形歯車(10)の2つの隣り合う歯間スペース(12)の間を通過する毎に、前記状態変化表示装置(2)の回転運動と戻り運動を制御し、
前記ジャンパー(26)の制御は、前記歯間スペース(12)の間にある歯(11)により行われ、
前記レバー(13)は、前記ビーク(14)の第1支持アーム(15)と、前記状態変化表示装置(2)の第2支持アーム(16)を有する。
本発明は請求項2に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記第1支持アーム(15)と第2支持アーム(16)を構成するレバー(13)は、一体で形成され、回転軸(D4)を中心に回転し、前記歯間スペース(12)に前記ビーク(14)が停止することに対応する安定位置に戻り、
前記ビーク(14)は、前記弾性復帰手段(19)の動作により、前記星形歯車(10)の2つの歯(11)により、支持され、
前記レバー(13)は、前記駆動要素(7)により駆動される前記駆動ピニオン(9)の動作により、回転軸(D3)を中心とする前記星形歯車(10)の回転運動により、前記安定位置から離れる。
本発明は請求項3に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記レバー(13)は、駆動可能であり、
前記ビーク(14)の第1支持アーム(15)は、前記歯間スペース(12)内の前記ビーク(14)の停止位置に対応する平衡位置の安定位置に、戻り、
前記ビーク(14)は、前記星形歯車(10)の2つの歯(11)により、前記弾性復帰手段(19)の動作により、支持され
前記レバー(13)は、前記駆動要素(7)により駆動される前記駆動ピニオン(9)の動作による前記星形歯車(10)の回転運動により、前記安定位置から離れる方向に移動し、
前記第1支持アーム(15)の回転運動は、前記第1支持アーム(15)一体に形成された第2支持アーム(16)を回転駆動し、これにより、前記状態変化表示装置(2)の第3支持アーム(17)が駆動される。
本発明は、請求項4に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記レバー(13)の第2アームは、ラック(40)を有し、
前記ラック(40)は、前記状態変化表示装置(2)の支持ピニオン(41)を相互作用しながら回転させる。
本発明は、請求項5に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記状態変化表示装置(2)は、指針(42)又はディスクを有し、
前記指針(42)又はディスクは、ガイドマーク(43)により形成される補助状態表示装置(3)に対し回転可能である。
本発明は、請求項6に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記機械式状態変化表示装置は、ムーブメント(100)のキャノン・ピニオンにより形成される駆動要素(7)により駆動される時間表示用の瞬時表示機構(30)用の状態表示装置(1)であり、
前記状態表示装置(1)は、駆動ピニオン(9)を有し、
前記駆動ピニオン(9)は、前記駆動要素(7)に噛み合う分歯車(8)と相互作用しながら回転し、これにより前記星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動とジャンプを制御し、
前記駆動ピニオン(9)による制御は、前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)の動作により行われ、これにより、前記瞬時表示機構(30)の時間の各ジャンプを活性化する。
本発明は、請求項13に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
ムーブメント(100)又は時計(1000)の駆動要素(7)により駆動される所定の大きさのジャンプを実行する瞬時表示機構(30)において、
前記瞬時表示機構(30)は、請求項1記載の機械式状態変化表示装置を有し、
前記機械式状態変化表示装置は、前記瞬時表示機構(30)の各ジャンプ対し前記状態変化表示装置(2)の回転運動の繰り返しに従ってジャンプを実行する。
本発明は、請求項14に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
前記瞬時表示機構(30)は、時間表示用の瞬時表示機構(30)であり、請求項7記載の機械式状態変化表示装置を有する。
本発明は、請求項16に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
請求項10の状態表示装置(1)を更に有し、
前記状態変化表示装置(2)の順方向の回転は、前記補助状態表示装置(3)に前記第1セクタ(2A)を少なくとも部分的に表示し、これは前記瞬時表示機構(30)がジャンプをする前に行われ、
前記状態変化表示装置(2)の戻り回転運動は、前記第2セクタ2Bを前記補助状態表示装置(3)に表示し、
前記瞬時表示機構(30)が動かされ、それ自身のジャンプを終える。
本発明は、請求項17に記載のとうりである。即ち本発明によれば、
請求項13記載の瞬時表示機構(30)と、
請求項1記載の状態表示装置(1)と、
前記状態表示装置(1)は、前記状態表示装置(1)を駆動する駆動要素(7)を具備する。
本発明の一実施例による機械的な状態変化表示装置を具備した時計の正面図であり、瞬時表示機構の第1実施例、特に時間表示がジャンプする機構である。図1では、時計は、12時30分を示しており、時間を表す数字12がウィンドウの開口内に表れ、分を表す表示が文字板に面した指針により行われる。時間ウィンドウの下にある開口によりフラグが見えるようになり、図の示した瞬間は明るい色で均一に見えている。 時計が12時53分を表し、時間表示のジャンプが行われる直前である。これはフラグで示され、このフラグにより開口には、明るい色の第1セクタと暗い色の第2セクタの両方が見える。 13時00分を表し、開口はフラグの暗い色の第2セクタで完全に占められ、これは、時間表示のジャンプがまだ行われていない状態を表す。従って、時間表示は、依然として12時を示している。 13時04分を表し、開口はフラグの明るい色の第1セクタで占められ、これは時間表示のジャンプが既に行われたことを示している。 レバーの第2アームの端部に固定されたフラグの部分正面図であり、このフラグはスプリングにより戻される。レバーの第2アームは、星形歯車で静止位置にあり、この星形歯車は、星形駆動ピニオンを介してキャノン・ピニオンから間接的に駆動され、これは図1の表示に対応する。 図5に類似する図で、図2の表示に対応する。ジャンプが起こる直前で、レバーの第2アームは、スペースと星形歯車の歯の端部との間の中間地点に押し戻されている。 図6に類似する構成で、図3の表示に対応する。ジャンプは進行中で、レバーの第2アームは、星形歯車の歯の端部に押し戻されている。 図5と同一の位置にある機構を示す、時間ディスクを具備し、ウィンドウ内にそれが表示される。時間ディスクは、切り欠きを有し、フラグがそこを通して見える。 本発明の第2実施例の機構の詳細図で、同図において、フラグを搭載したレバーの第1アームが駆動される。 本発明の他の変形例を示す。 図5に類似する本発明の第3実施例を示す。
本発明は、時計又は科学装置に関し、特に、瞬時のジャンプ表示機構を具備した時計又は科学装置に関する。
より具体的には、本発明は、ジャンプする時間表示機能を具備した時計に応用され、当業者は、他の類似の機構にも容易に応用できる。
本発明は、ムーブメント60又は時計1000の駆動要素7により駆動される所定量のジャンプによろ瞬時表示機構30を具備した機械式状態変化表示装置に関する。
この状態表示装置1の目的は、ジャンプの前後に、所定量の大きさの2つの安定状態の間の遷移の表示を行うことである。この表示により、ユーザは、ジャンプが未だなのか、ジャンプが進行中であるのか、ジャンプが既に行われたかの表示を見ることができる。そして、この状態は、ジャンプが行われない(次のジャンプに備える)状態に戻る。
所定量の2つの安定状態の間の遷移を表示するために、状態表示装置1は、状態変化表示装置2を有する。状態変化表示装置2は、補助状態表示装置3の補助的な変化に関し、所定量の表示領域近傍で、変化する。状態変化表示装置2は、駆動要素7により、状態表示装置1が有する弾性復帰手段19の力に逆らって、間接的かつ断続的に駆動される。
本発明によれば、状態表示装置1は、駆動ピニオン9を有する。この駆動ピニオン9は、駆動要素7により直接的又は間接的に駆動される。駆動ピニオン9は、星形歯車10を断続的に駆動し、星形歯車10の回転運動を制御し、そして瞬時表示機構30の各ジャンプを制御する。これは、弾性復帰手段19により、星形歯車10に加えられる力に抗するジャンパー26に抗して行われる。
ジャンパー26は、レバー13のビーク(鳥のくちばしの形状をしている部品)14により形成される。ビーク14が、状態変化表示装置2の回転運動と復帰運動とを制御する。復帰運動は、ビーク14が星形歯車10の2つの隣り合った歯間スペース12の間を通過する毎に、状態変化表示装置2が元の位置に戻る運動である。この回転運動と復帰運動は、歯間スペースの間に配置された歯11により行われる。
レバー13は、ビーク14を有する第1支持アーム15と状態変化表示装置2の第2支持アーム16とを有する。第2支持アームは、状態変化表示装置2の動き関節機構の手段のより制御するものでもよい。これに関しては図9,10に示す。
図1−8の第1の実施例において、レバー13は、1つの部品から構成され、回転軸D4を中心に回転し、歯間スペース12のビーク14の停止位置に対応する平衡位置である安定位置に戻る(入る)。前記ビーク14は、弾性復帰手段19の動作により、星形歯車10の2つの隣り合った歯11(の間)により保持される。弾性復帰手段19は、スプリングで形成される。
レバー13は、星形歯車10の回転軸D3を中心とした回転運動により、その平衡状態から離れる方向に移動する。これは、駆動要素7により駆動される駆動ピニオン9の動作により行われる。
図9の第2実施例においては、レバー13が駆動されると、ビーク14の第1支持アーム15は、歯間スペース12の間で停止する位置に対応する安定位置に戻り、弾性復帰手段19の動作により、星形歯車10の2つの連続する2つの歯11により維持される。
駆動要素7により駆動される駆動ピニオン9の動作により星形歯車10が更に回転すると、レバー13はその安定状態から離れる方向に移動する(次の歯11に乗り上げる)。第1支持アーム15の回転により、第1支持アーム15と一体に形成された第2支持アーム16が回転駆動され、そして、フラグである状態変化表示装置2を搭載する第3支持アーム17を回転させる、あるいは状態変化表示装置2を構成するフラグを回転移動させる。
図10に示す第3実施例においては、レバー13の第2アームはラック40を有する。このラック40は状態変化表示装置2の支持ピニオン41を回転させる。この実施例においては、この状態変化表示装置2は指針42又はディスク等を有する。指針42がガイドマーク43により形成された補助状態表示装置3に対し相対移動する。ガイドマーク43は時計の文字板上に配置される。このガイドマーク43により、現在の安定状態は、ジャンプの前であるか後であるか、識別できるようになる。かくして、状態変化表示装置2の位置により、ユーザにジャンプの開始前か、ジャンプの完了かを、視覚的に見せることができる。ラック40と支持ピニオン41のこれらの動きを組み合わせることにより、ガイドマーク43に面する指針42の往復回転運動を起こさせる。
この配置により、状態表示装置1の配置場所を、大文字板の空いた領域に移すことができるようになる。例えば、時間表示が、時計の大文字板の6時の位置に中心を有する小文字板上で行われ、この時計の大文字板上の少しの部分しか占有しない場合には、状態表示装置1は、大文字板の上の方向に移動させることもできる。
本発明の一実施例においては、本発明の装置は、瞬時表示機構30の状態表示装置1を有する。この瞬時表示機構30は、ムーブメント100のキャノン・ピニオンにより形成された駆動要素7により駆動される。状態表示装置1は、駆動ピニオン9を有する。駆動ピニオン9は、駆動要素7に噛み合う分歯車8と相互に連動して回転し、星形歯車10を断続的に駆動して、星形歯車10の断続的な回転運動と、このジャンパー26の動作による星形歯車10のジャンプ駆動(即ちビーク14のジャンプ動作)を制御する。このジャンパー26は、弾性復帰手段19により星形歯車10に当たるよう配置され、瞬時表示機構30の時間表示のジャンプを活性化する。
この実施例において、星形歯車10のジャンプ駆動の間、駆動ピニオン9と星形歯車10の手段により、駆動要素7は(星形をしている)時歯車22を周期的に駆動する。この時歯車22は、スプリング21により力が蓄えられているジャンパー20により保持されている。この時歯車22は、時間である1−12の数字が刻印されている時ディスク5を駆動する。この時ディスク5は、時間表示と同数(12個)のフラグ用開口6を有する。各フラグ用開口6は、補助状態表示装置3の位置に重なる。これにより状態変化表示装置2の表示が形成される。
図3に示すように、分の表示は、時計1000が有する大文字板の6時の位置にある小文字板上で指針23の手段により行われる。指針23は、透明又は中空であり、この為、開口25と補助状態表示装置3の中身が、指針23が文字板の12時の位置に来た時でも、読める。
他の実施例(図示せず)においては、本発明の装置は、ムーブメント100のキャノン・ピニオンにより形成された駆動要素7により駆動される日付けを表示する瞬時表示機構30用の状態表示装置1である。上記したように、状態表示装置1は、駆動ピニオン9を有する。駆動ピニオン9は、駆動要素7と間接的又は直接的に噛み合う日付け歯車と、相互作用しながら回転して、星形歯車10を断続的に駆動して、星形歯車10の回転運動と星形歯車10のジャンプを制御する。これは、弾性復帰手段19により、星形歯車10に抗して配置されたジャンパー26の動作により行い、瞬時表示機構30の日付けのジャンプを駆動する。
星形歯車10のジャンプの間、駆動ピニオン9と星形歯車10の手段により、キャノン・ピニオンである駆動要素7は、ジャンパーにより保持されている日付け星形歯車を周期的に駆動する。この日付け星形歯車は日付けディスク60を駆動する。この日付けディスク60は、時間表示位置と同数のフラグ用開口6を有する。各フラグ用開口6は、補助状態表示装置3と重なり合うように配置される。この補助状態表示装置3により、状態変化表示装置2の表示が可能となる。
図1―8の第1実施例において、状態変化表示装置2はフラグを有する。同図の実施例においては、フラグである状態変化表示装置2は、第1セクタ2Aと第2セクタ2Bとを有する。第1セクタ2Aは遷移(ジャンプ)が進行中であることを表し、第2セクタ2Bは遷移(ジャンプ)が進行中ではなく安定した位置にあることを示す。この実施例においては、補助状態表示装置3の変化は、開口内に示される。
図5において、状態変化フラグである状態変化表示装置2は、レバー13の第2支持アーム16の端部にあるインディケータ・ブレード18に固定されている。レバー13の第1支持アーム15は、星形歯車10の静止位置に嵌まり込んでいる。この星形歯車10は、駆動要素7により間接的に駆動される。この駆動要素7は、駆動ピニオン9の駆動ピニオンを介して駆動要素を構成する。
レバ−13には、スプリングである弾性復帰手段19により、予め力(バイアス)がかけられている。
図6、7に示すように、レバー13はフラグである状態変化表示装置2を制御する。この状態変化表示装置2は、図5―8の第1実施例においては、レバー13の第2支持アーム16のレベルで、その端部の一方と一体に形成され、以下の(A)と(B)のセクタを補助状態表示装置3に向かい合うよう配置されている。
(A)少なくとも部分的に第1セクタ2A:
第1セクタ2Aは、ビーク14が星形歯車10の1本の歯11により支持されている時には、遷移が進行中であることを示す。
(B)第2セクタ2Bのみ:
第2セクタ2Bは、ビーク14が歯間スペース12で停止し、星形歯車10の2つの隣り合う歯11により支持される毎に安定状態の表示を示す。
図2、3は、第一の場合を示す、図2において、第1セクタ2Aの一部と第2セクタ2Bの一部の両方が、開口3から見ることができる。図3において、ジャンプの直前の不均衡位置に対応し、第1セクタ2Aのみが開口3から見える。
図1、4は、平衡の第2の安定状態を示す。この状態では、第2セクタ2Bのみが開口3から見える。
図5−8の実施例において、レバー13は、1つの部品から構成され、回転軸D4を中心に回転し、歯間スペース12のビーク14の停止位置に対応する平衡位置である安定位置に戻る(入る)。この位置では、前記ビーク14は、弾性復帰手段19の動作により、星形歯車10の2つの隣り合った歯11(の間)により保持される。弾性復帰手段19は、スプリングで形成される。
レバー13は、星形歯車10の回転軸D3を中心とした回転運動により、その平衡状態から離れる方向に移動する。これは、駆動要素7により駆動される駆動ピニオン9の動作により行われる。
図9の第2実施例においては、レバー13が駆動されると、ビーク14の第1支持アーム15は、歯間スペース12の間で停止する位置に対応する安定位置に戻り、弾性復帰手段19の動作により、星形歯車10の2つの連続する2つの歯11により維持される。
ジャンパ26を構成するビーク14は、星形歯車10のジャンプの開始時期の情報を収集する。
レバー13は、軸D4の周囲を回転し、駆動要素7により駆動される駆動ピニオン9の動作により星形歯車10が更に回転すると、その安定状態から離れる方向に移動する(次の歯11に乗り上げる)。第1支持アーム15の回転により、第1支持アーム15と一体に形成された第2支持アーム16が回転駆動され、そして、フラグ2を搭載する第3支持アーム17を回転させる。
レバー13とインディケータ・ブレード18を搭載する第3支持アーム17とは、別々の面にある。他の実施例においては、これらは同一の面にあってもよい。図に示した場合には、スタッド31は、インディケータ・ブレード18を高い位置に保持しそのストロークを制限する。他の実施例においては、ブリッジ又はプレートで、同一の機能を達成することもできる。インディケータ・ブレード18は、軸D5(スタッド32)を中心に回転し、他の実施例(図示せず)は、ジュエリー(stone-set)でもよい。
図9Aは、前の実施例に対しより単純化した他の変形例を示す。
本発明の一実施例においては、状態表示装置1は、ブリッジを有する自動機構を更に有する。このブリッジ上で駆動ピニオン9が回転する。この駆動ピニオン9は、駆動要素7により直接的又は間接的に駆動される。このブリッジはレバー13を搭載する。
駆動ピニオン9は、星形歯車10を断続的に駆動して、星形歯車10の回転運動を制御し、瞬時表示機構30の各ジャンプを、弾性復帰手段19により星形歯車10に抗して加えられたジャンパー26に抗して、制御する。ジャンパー26は、レバー13のビーク14により形成され、ビーク14が星形歯車10の2つの隣り合う歯間スペース12の間を通過する毎に、状態変化表示装置2の回転運動と復帰運動を制御する。これは、2つの歯間スペース12の間にある歯11により行われる。レバー13は、ビーク14の第1支持アーム15と、状態変化表示装置2の第2支持アーム16とを有し、状態変化表示装置2の動きを制御する。
より一般的には、本発明は、ムーブメント100又は時計1000の駆動要素7により駆動される瞬時表示機構30に関する。状態表示装置1は、瞬時表示機構30の各ジャンプに対し、状態変化表示装置2の回転運動を再現するよう、ジャンプを行う。
第1実施例において、状態変化表示装置2の順方向の回転運動は、少なくとも部分的に第1セクタ2Aを表す。第1セクタ2Aは、瞬時表示機構30がジャンプする前で、補助状態表示装置3における遷移(ジャンプ)が進行中であることを示す。フラグである状態変化表示装置2の戻り回転運動は、第2セクタ2Bを表す。この第2セクタ2Bは、安定状態の表示を示す。この表示は、瞬時表示機構30が動いた後で、状態変化を示す開口である補助状態表示装置3において遷移が進行中であることを表すものではない。
図に示す実施例においては、瞬時表示機構30が開示されている。
瞬時表示機構30がフラグ2を有する第1実施例において、状態変化表示装置2の順方向の回転運動は、少なくとも部分的に第1セクタ2Aを表す。第1セクタ2Aは、瞬時表示機構30がジャンプする前で、補助状態表示装置3における遷移(ジャンプ)が進行中であることを示す。
フラグである状態変化表示装置2の戻り回転運動は、第2セクタ2Bを表す。この第2セクタ2Bは、安定状態の表示を示す。この表示は、瞬時表示機構30が動きジャンプを完了した後でのみ、状態変化を示す開口である補助状態表示装置3において遷移が進行中であることを表すものではない。
本発明は、瞬時表示機構30又は状態表示装置1を駆動する駆動要素7を有する時計のムーブメント100に関する。
本発明は、瞬時表示機構30又は状態表示装置1を駆動する駆動要素7を有する時計1000に関する。
上記したように、本発明により従来の問題点を解決できる。本発明の装置は、必要な構成要素の数が少ないために、既存の時計に容易に挿入できる更なる機構となる。必要によっては、図9の第2実施例のレバーの変形例により、ムーブメントの込み合った領域を活用でき、これにより、レバーとフラグを隣接する要素とは干渉せずに、最良な方法で組み立てることができる。
ジャンプが示される大きさのディスプレイ・ディスクの変形例は、時間あるいは日付けであるが、これはフラグ用開口6内に更なるスロットの切り込みを入れることにより行うこともできる。
第1実施例において、文字板のメインの表示の変更は、ウィンドウ25近傍にフラグ開口である補助状態表示装置3を切り抜くことにより行うこともできる。これにより、大きさの開口を形成することができる。補助状態表示装置3を挿入することにより、メインの表示をアニメーションにすることもでき、フラグの部分を解釈することが容易になるため、ユーザの使用に信頼性が与えることができる。
ここに開示した機構を用いてあらゆる種類のジャンプを表示することができる。
時間又は日付けのジャンプが、好ましい応用例であるが、別の応用例、例えば日にちから昼間又は夜間への移行がある場合には、ジャンプを瞬時に行うこともできる。
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
1 状態表示装置
2 状態変化表示装置
3 補助状態表示装置
5 時ディスク
6 フラグ用開口
7 駆動要素
8 分歯車
9 駆動ピニオン
10 星形歯車
12 歯間スペース
13 レバー
14 ビーク
15 第1支持アーム
17 第3アーム
18 インディケータ・ブレード
19 弾性復帰手段
21 スプリング
22 時歯車
23 指針
26 ジャンパー
30 瞬時表示機構
40 ラック
41 支持ピニオン
42 指針
43 ガイドマーク
60 ムーブメント
100 ムーブメント
1000 時計

Claims (18)

  1. ムーブメント(100)又は時計(1000)の駆動要素(7)により駆動される所定の大きさのジャンプにより、2つの安定状態の間の遷移の表示を行う瞬時表示機構(30)を形成する状態表示装置(1)において、
    前記状態表示装置(1)は、状態変化表示装置(2)を有し、
    前記状態変化表示装置(2)は、補助状態表示装置(3)の近傍で可動状態で配置され、
    前記状態変化表示装置(2)は、前記駆動要素(7)により、前記状態表示装置(1)が有する弾性復帰手段(19)に抗して間接的かつ断続的に駆動され、
    前記状態表示装置(1)は、前記駆動要素(7)により直接的又は間接的に駆動される駆動ピニオン(9)を具備し、
    前記駆動ピニオン(9)は、星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動を制御し、かつ瞬時表示機構(30)の前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)に抗して、制御し、
    前記ジャンパー(26)は、レバー(13)のビーク(14)により形成され、
    前記ジャンパー(26)は、前記ビーク(14)が前記星形歯車(10)の2つの隣り合う歯間スペース(12)の間を通過する毎に、前記状態変化表示装置(2)の回転運動と戻り運動を制御し、
    前記ジャンパー(26)の制御は、前記歯間スペース(12)の間にある歯(11)により行われ、
    前記レバー(13)は、前記ビーク(14)の第1支持アーム(15)と、前記状態変化表示装置(2)の第2支持アーム(16)を有する
    ことを特徴とする機械式状態変化表示装置。
  2. 前記第1支持アーム(15)と第2支持アーム(16)を構成するレバー(13)は、一体で形成され、回転軸(D4)を中心に回転し、前記歯間スペース(12)に前記ビーク(14)が停止することに対応する安定位置に戻り、
    前記ビーク(14)は、前記弾性復帰手段(19)の動作により、前記星形歯車(10)の2つの歯(11)により、支持され、
    前記レバー(13)は、前記駆動要素(7)により駆動される前記駆動ピニオン(9)の動作により、回転軸(D3)を中心とする前記星形歯車(10)の回転運動により、前記安定位置から離れる
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  3. 前記レバー(13)は、駆動可能であり、
    前記ビーク(14)の第1支持アーム(15)は、前記歯間スペース(12)内の前記ビーク(14)の停止位置に対応する平衡位置の安定位置に、戻り、
    前記ビーク(14)は、前記星形歯車(10)の2つの歯(11)により、前記弾性復帰手段(19)の動作により、支持され
    前記レバー(13)は、前記駆動要素(7)により駆動される前記駆動ピニオン(9)の動作による前記星形歯車(10)の回転運動により、前記安定位置から離れる方向に移動し、
    前記第1支持アーム(15)の回転運動は、前記第1支持アーム(15)一体に形成された第2支持アーム(16)を回転駆動し、これにより、前記状態変化表示装置(2)の第3支持アーム(17)が駆動される
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  4. 前記レバー(13)の第2アームは、ラック(40)を有し、
    前記ラック(40)は、前記状態変化表示装置(2)の支持ピニオン(41)を相互作用しながら回転させる
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  5. 前記状態変化表示装置(2)は、指針(42)又はディスクを有し、
    前記指針(42)又はディスクは、ガイドマーク(43)により形成される補助状態表示装置(3)に対し回転可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の機械式状態変化表示装置。
  6. 前記機械式状態変化表示装置は、ムーブメント(100)のキャノン・ピニオンにより形成される駆動要素(7)により駆動される時間表示用の瞬時表示機構(30)用の状態表示装置(1)であり、
    前記状態表示装置(1)は、駆動ピニオン(9)を有し、
    前記駆動ピニオン(9)は、前記駆動要素(7)に噛み合う分歯車(8)と相互作用しながら回転し、これにより前記星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動とジャンプを制御し、
    前記駆動ピニオン(9)による制御は、前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)の動作により行われ、これにより、前記瞬時表示機構(30)の時間の各ジャンプを活性化する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  7. 前記星形歯車(10)のジャンプの間、前記駆動ピニオン(9)と星形歯車(10)の手段により、前記駆動要素(7)は、スプリング(21)により貯蔵されたジャンパー(20)により保持される時間星形歯車(22)と時間ディスク(5)とを駆動し、
    前記時ディスク(5)は、時間表示位置と同数のフラグ用開口(6)を有し、
    前記各フラグ用開口(6)は、前記補助状態表示装置(3)と重なり合う位置に移動して、前記状態変化表示装置(2)の表示をフラグで形成する
    ことを特徴とする請求項6記載の機械式状態変化表示装置。
  8. 前記機械式状態変化表示装置は、ムーブメント(100)のキャノン・ピニオンにより形成される駆動要素(7)により駆動される日付表示用の瞬時表示機構(30)用の状態表示装置(1)であり、
    前記状態表示装置(1)は、駆動ピニオン(9)を有し、
    前記駆動ピニオン(9)は、前記駆動要素(7)に噛み合う日付歯車と相互作用しながら回転し、これにより前記星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動とジャンプを制御し、
    前記駆動ピニオン(9)による制御は、前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)の動作により行われ、これにより、前記瞬時表示機構(30)の時間の各ジャンプを活性化する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  9. 前記星形歯車(10)のジャンプの間、前記駆動ピニオン(9)と星形歯車(10)の手段により、前記駆動要素(7)は、スプリング(21)により貯蔵されたジャンパー(20)により保持される日付星形歯車と日付ディスク(60)とを駆動し、
    前記時ディスク(5)は、日付表示位置と同数のフラグ用開口(6)を有し、
    前記各フラグ用開口(6)は、前記補助状態表示装置(3)と重なり合う位置に移動して、前記状態変化表示装置(2)の表示をフラグで形成する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  10. 前記状態変化表示(2)は、状態変化表示フラグを有し、
    前記状態変化表示フラグは、状態変化表示用開口により形成された前記補助状態表示装置(3)に対し回転可能であり、
    前記状態変化表示フラグは、遷移が進行中であることを示す第1セクタ(2A)と、安定状態の表示を示す第2セクタ(2B)とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  11. 前記レバー(13)は、前記状態変化表示フラグを制御し、
    前記ビーク(14)が前記星形歯車(10)の歯(11)により支持されている時に、前記第1セクタ(2A)が、前記補助状態表示装置(3)に向かい合い、
    前記ビーク(14)が歯間スペース(12)により支持されている時に、前記第2セクタ(2B)が、前記補助状態表示装置(3)に面する
    ことを特徴とする請求項10記載の機械式状態変化表示装置。
  12. 前記レバー(13)駆動ピニオン(9)とを支持するブリッジとを更に有し、
    前記状態表示装置(1)は、前記駆動要素(7)により直接的又は間接的に駆動される駆動ピニオン(9)を具備し、
    前記駆動ピニオン(9)は、星形歯車(10)を断続的に駆動して、前記星形歯車(10)の回転運動を制御し、かつ瞬時表示機構(30)の前記弾性復帰手段(19)による前記星形歯車(10)に抗するジャンパー(26)に抗して、制御し、
    前記ジャンパー(26)は、レバー(13)のビーク(14)により形成され、
    前記ジャンパー(26)は、前記ビーク(14)が前記星形歯車(10)の2つの隣り合う歯間スペース(12)の間を通過する毎に、前記状態変化表示装置(2)の回転運動と戻り運動を制御し、
    前記ジャンパー(26)の制御は、前記歯間スペース(12)の間にある歯(11)により行われ、
    前記レバー(13)は、前記ビーク(14)の第1支持アーム(15)と、前記状態変化表示装置(2)の第2支持アーム(16)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の機械式状態変化表示装置。
  13. ムーブメント(100)又は時計(1000)の駆動要素(7)により駆動される所定の大きさのジャンプを実行する瞬時表示機構(30)において、
    前記瞬時表示機構(30)は、請求項1記載の機械式状態変化表示装置を有し、
    前記機械式状態変化表示装置は、前記瞬時表示機構(30)の各ジャンプ対し前記状態変化表示装置(2)の回転運動の繰り返しに従ってジャンプを実行する
    ことを特徴とする瞬時表示機構。
  14. 前記瞬時表示機構(30)は、時間表示用の瞬時表示機構(30)であり、請求項7記載の機械式状態変化表示装置を有する
    ことを特徴とする請求項13記載の瞬時表示機構。
  15. 前記瞬時表示機構(30)は、日付表示用の瞬時表示機構(30)であり、請求項9記載の機械式状態変化表示装置を有する
    ことを特徴とする請求項14記載の瞬時表示機構。
  16. 請求項10の状態表示装置(1)を更に有し、
    前記状態変化表示装置(2)の順方向の回転は、前記補助状態表示装置(3)に前記第1セクタ(2A)を少なくとも部分的に表示し、これは前記瞬時表示機構(30)がジャンプをする前に行われ、
    前記状態変化表示装置(2)の戻り回転運動は、前記第2セクタ2Bを前記補助状態表示装置(3)に表示し、
    前記瞬時表示機構(30)が動かされ、それ自身のジャンプを終える
    ことを特徴とする請求項13記載の瞬時表示機構。
  17. 請求項13記載の瞬時表示機構(30)と、
    請求項1記載の状態表示装置(1)と、
    前記状態表示装置(1)は、前記状態表示装置(1)を駆動する駆動要素(7)を具備する
    ことを特徴とする時計のムーブメント。
  18. 請求項13記載の瞬時表示機構(30)と、
    請求項1記載の状態表示装置(1)と、
    前記状態表示装置(1)を駆動する駆動要素(7)
    を更に有する
    ことを特徴とする請求項13又は17記載の時計のムーブメントを含む時計。
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