JP2013108224A - 壁掛便器の取付構造及び壁掛便器 - Google Patents
壁掛便器の取付構造及び壁掛便器 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】後ろ壁面に固定され垂直方向に延在する縦部材と、前記後ろ壁面から離れた位置で前記床面に固定され垂直方向に延在する支持部材と、水平方向に延在し、一端が前記縦部材に固定され、他端が前記支持部材に固定される連結部材と、を備え、便器本体を前記支持部材に固定して前記便器本体を前記床面から浮かせた状態で支持することを特徴とする壁掛便器の取付構造が提供される。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載される取り付け構造においては、壁内部の構造柱である管柱に対して壁内面側から左右の固定具をねじ具等により固定し、この左右の固定具に補強バーを架け渡すように固定している。そして、この補強バーに便器本体を固定している。
図14(a)〜(b)は、後ろ壁面の変形について例示する模式的斜視図である。
図14(a)では、床面FLから立ち上がる壁面BWが横方向に変形した例、図14(b)では、床面FLから立ち上がる後ろ壁面BWが縦方向に変形した例を表している。
図14(a)に表したように、「横方向の変形」とは、後ろ壁面BWが縦軸Oyの周りに湾曲する変形のことをいう。
図14(b)に表したように、「縦方向の変形」とは、後ろ壁面BWが横軸Oxの周りに湾曲する変形のことをいう。
また、補強バーの固定具を管柱に固定する必要があり、後ろ壁の構造によって施工上の制約を受けることになる。
図1は、第1の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図2は、第1の実施形態に係る取付構造体を例示する模式的斜視図である。
図3は、第1の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的正面図である。
図4は、第1の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を適用した壁掛便器を例示する模式的斜視図である。
本実施形態では、2本の縦部材10が所定の間隔で略平行に設けられている。
本実施形態では、2本の縦部材10及び2本の支持部材20に対応して2本の連結部材30が設けられている。
図5は、第2の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図6は、第2の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を適用した壁掛便器を例示する模式的斜視図である。
横部材40は、水平方向に延在する例えばL型の部材である。横部材40には、例えば縦部材10と同じ材料が用いられる。
また、横部材40は、縦部材10の上端部10aよりも下側の中間部分に設けられていてもよい。
図7は、第3の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図8は、第3の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を適用した壁掛便器を例示する模式的斜視図である。
縦部材10の長さは長いほど、縦部材10に対して加わった前方向きの力を分散して、後ろ壁面BWが反ることを効果的に抑制することができる。
これにより、後ろ壁の構造によらず壁掛け式の便器本体100をしっかりと固定でき、利用者が着座した際の便器本体100の沈み込みを抑制して安心して利用してもらうことができるようになる。
また、横部材40が設けられている場合には、キャビネット300の天板301を支える部材としても利用することができる。また、横部材40の長さを短くすると(例えば、2本の縦部材10の間隔と同等の長さ)、キャビネット300の扉305を開け際に横部材40が見えることを防止できる。
図9は、第4の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図10(a)〜(b)は、第4の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式図である。図10(a)には正面図、図10(b)には側面図が表されている。
縦部材10の上端部10aは、2本の横部材40のうち上側の横部材40と接続される。一方、縦部材10の下端部10bは、2本の横部材40のうち下側の横部材40と接続される。
また、縦部材10の下端部10bを床面FLにまで達しないようにすることで、縦部材10及び下側の横部材40を後ろ壁面BWに固定する作業が行いやすくなるというメリットもある。
図12は、第5の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図12に表したように、第5の実施形態に係る壁掛便器の取付構造においては、図1に表し第1の実施形態に係る壁掛便器の取付構造よりも幅の広い縦部材11を備えている点で相違する。
図13は、第6の実施形態に係る壁掛便器の取付構造を例示する模式的斜視図である。
図13に表したように、第6の実施形態に係る壁掛便器の取付構造は、図1に表し第1の実施形態に係る壁掛便器の取付構造に、斜め部材50をさらに備えた構成である。
斜め部材50は、2本の縦部材10の間に設けられた斜めに延在する例えば角型材(中空または中実)である。斜め部材50には、例えば縦部材10と同じ材料が用いられる。
また、実施形態では、2本の縦部材10を用いる例を説明したが、3本以上の縦部材10を用いてもよい。例えば、実施形態で説明した2本の縦部材10の間に他の縦部材10を設けたり、2本の縦部材10よりも外側に他の縦部材10を設けるようにしてもよい。
また、縦部材10、支持部材20、連結部材30、横部材40及び斜め部材50は角型材に限定されず、U字型やL字型など他の断面形状の部材であっても適用可能である。
さらにまた、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (5)
- 後ろ壁面に固定され垂直方向に延在する縦部材と、
前記後ろ壁面から離れた位置で前記床面に固定され垂直方向に延在する支持部材と、
水平方向に延在し、一端が前記縦部材に固定され、他端が前記支持部材に固定される連結部材と、
を備え、
便器本体を前記支持部材に固定して前記便器本体を前記床面から浮かせた状態で支持することを特徴とする壁掛便器の取付構造。 - 前記後ろ壁面に固定され水平方向に延在し、前記縦部材と連結される横部材をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の壁掛便器の取付構造。
- 前記後ろ壁面に向かってみたとき、前記連結部材及び前記支持部材の水平方向の位置は前記縦部材の水平方向の位置と合っていることを特徴とする請求項1または2に記載の壁掛便器の取付構造。
- 前記縦部材は、前記後ろ壁面に複数箇所で固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の壁掛便器の取付構造。
- 便器本体と、
後ろ壁面に固定され垂直方向に延在する縦部材と、
前記後ろ壁面から離れた位置で前記床面に固定され垂直方向に延在し、前記便器本体を前記床面から浮かせた状態で支持するための支持部材と、
水平方向に延在し、一端が前記縦部材に固定され、他端が前記支持部材に固定される連結部材と、
を備え、
前記便器本体に加わった下向きの力が、前記支持部材及び前記連結部材を介して前記縦部材に対して前方向きの力として伝わった際に、前記後ろ壁面の変形を抑制することを特徴とする壁掛便器。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015001077A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-01-05 | Toto株式会社 | 便器の取付構造 |
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JPH05302352A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-16 | Toto Ltd | 洋風便器装置 |
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-
2011
- 2011-11-17 JP JP2011251645A patent/JP6048635B2/ja active Active
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