JP2013107408A5 - 液体吐出ヘッド - Google Patents
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Description
本発明は、インクを吐出する記録ヘッドなどの液体吐出ヘッドに関し、詳しくは、吐出エネルギー発生素子を配置した個々の室に液体を供給するための流路の構成および上記素子を駆動するための配線に関するものである。
本発明の目的は、基板上において上述した種々の制約を受けずに圧力室や流路などを高密度に配置でき、それによってリフィル周波数の向上を可能とする液体吐出ヘッドを提供することである。
そのために本発明では、液体を吐出する複数の吐出口を備える部材と、液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する複数の素子が第1の方向に配列される第1の素子列及び第2の素子列と、前記素子に液体を供給するための、貫通口からなる複数の供給口が前記第1の方向に配列される供給口列と、を備える基板と、を備える液体吐出ヘッドであって、前記第1の方向と交差する第2の方向に関して、前記第1の素子列、前記供給口列、前記第2の素子列はこの順に配されており、前記第2の素子列に含まれる前記素子に接続され、前記素子を駆動するための配線が、前記供給口列に含まれる前記供給口同士の間を通って、前記第1の素子列側まで延在していることを特徴とする。
Claims (7)
- 液体を吐出する複数の吐出口を備える部材と、
液体を吐出するために利用されるエネルギーを発生する複数の素子が第1の方向に配列される第1の素子列及び第2の素子列と、前記素子に液体を供給するための、貫通口からなる複数の供給口が前記第1の方向に配列される供給口列と、を備える基板と、
を備える液体吐出ヘッドであって、
前記第1の方向と交差する第2の方向に関して、前記第1の素子列、前記供給口列、前記第2の素子列はこの順に配されており、
前記第2の素子列に含まれる前記素子に接続され、前記素子を駆動するための配線が、前記供給口列に含まれる前記供給口同士の間を通って、前記第1の素子列側まで延在していることを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記基板には電極が形成されており、
前記配線は前記第1の素子列に含まれる前記素子の間を通って前記電極と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。 - 前記基板には、前記第2の素子列に対して前記第1の供給口列が配される側とは反対側に、前記第1の方向に沿って形成される第2の供給口列が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記基板には、前記基板内に形成される多層化された配線を接続するためのスルーホールが形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記スルーホールは前記第2の供給口列に含まれる前記供給口同士の間に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記スルーホールが形成される位置に対応する基板上には流路壁が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記第2の素子列には、前記第1の供給口列および前記第2の供給口列から液体が供給されることを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
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