JP2013103541A - チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 - Google Patents
チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013103541A JP2013103541A JP2011247032A JP2011247032A JP2013103541A JP 2013103541 A JP2013103541 A JP 2013103541A JP 2011247032 A JP2011247032 A JP 2011247032A JP 2011247032 A JP2011247032 A JP 2011247032A JP 2013103541 A JP2013103541 A JP 2013103541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- child seat
- bicycle
- child
- handle
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
【解決手段】チャイルドシート本体は、頭部支持部,背部支持部,臀部支持部、脚部支持部とからなり、衝撃吸収装置33は、前記臀部支持部の両側から略上方へ伸びたの衝撃吸収用の板ばね部と、これらの板ばね部の先端部であって、前記本体よりも外方へ突出して自転車横転時に地面に接する保護突起物とからなり、このチャイルドシート本体を、前輪13と後輪14を軸架支持し、かつ、中間部にサドル16とペダル17を取り付けた自転車の本体フレーム12の前端部であって、ハンドル軸18の後方に座席スペースをもって取り付ける。
【選択図】図1
Description
自転車は、一般的に車輪の直径が27インチ程度のものが多い。このような大きな車輪の場合、特に後部荷台にチャイルドシートを取り付けたものでは、チャイルドシートの重心が高くなるため、チャイルドシートに乗っている子供の頭部高さが1.2〜1.3mにもなって自転車が横転すると極めて危険である。
チャイルドシートをハンドルバーに取り付ける場合に、重心を低くするために、前輪を小さくしたものが知られている(特許文献1)。
より具体的には、チャイルドシート本体は、頭部支持部,背部支持部,臀部支持部、脚部支持部とからなり、衝撃吸収装置は、前記臀部支持部の両側から略上方へ伸びた衝撃吸収用の板ばね部と、これらの板ばね部の先端部であって、前記本体よりも外方へ突出して自転車横転時に地面に接する保護突起物とからなることを特徴とする。
チャイルドシートの重心をできるだけ低くするために、前輪は、直径が14〜16インチで、後輪は、直径が16〜20インチの小径自転車とし、ハンドルバーは、チャイルドシートに乗せた子供の視界の邪魔にならず、かつ、チャイルドシートの座席スペースをとるために前記ハンドル軸の連結部から上方へV字状に折曲し、このV字状の上端部でへ字状に折曲し、このへ字状の端部にハンドルを設けたことを特徴とする。
前記チャイルドシート本体は、頭部支持部,背部支持部,臀部支持部、脚部支持部とからなり、衝撃吸収装置は、前記臀部支持部の両側から略上方へ伸びたの衝撃吸収用の板ばね部と、これらの板ばね部の先端部であって、前記本体よりも外方へ突出して自転車横転時に地面に接する保護突起物とからなる。
2本の衝撃吸収用の板ばね部の内側に子供用ハンドルを設けることが好ましい。
ハンドル軸の上端に連結したハンドルバーは、チャイルドシートに乗せた子供の視界の邪魔にならず、かつ、チャイルドシートの座席スペースをとるために前記ハンドル軸の連結部から上方へV字状に折曲し、このV字状の上端部でへ字状に折曲し、このへ字状の端部にハンドルを設ける。
前輪は、直径が14〜16インチで、後輪は、直径が16〜20インチの小径自転車で、本体フレームには、バッテリとペダルを取り付け、後輪には、変速ギア付きのモータを有する電動自転車とすることもできる。
以下の例では、補助動力のある電動自転車の場合を説明するが、必ずしもこれに限られるものではなく、補助動力のない一般的な自転車であっても本発明は利用できる。
図1において、11は、電動自転車であり、10は、この電動自転車11の前部に取り付けられるチャイルドシートである。
まず、前記電動自転車11について説明すると、例えば、前輪13には、直径14〜16インチ程度、後輪14には、14〜20インチ程度の小径の車輪が使用される。しかし、これは一例であってこれに限られるものではないが、特に、前輪13は、電動自転車11の前部に取り付けられるチャイルドシート10の重心を可能な限り低くするとともに、段差での安定した走行のために14インチ程度のものが用いられる。
前記ハンドル軸18は、できるだけ下端部で本体フレーム12の前端部に回転自在に取り付けられている。この本体フレーム12は、カーボン繊維やガラス繊維などのFRPを材料として軽量化が図られているが、アルミニウムなどの軽金属であってもよい。この本体フレーム12は、断面が縦方向に長い管状に形成されている。この本体フレーム12は、後輪14の回転軸方向に傾斜して伸びており、この後輪14の後端部の両側に設けた後輪支持枠26によって後輪14が回転自在に支持されている。
前記後輪14の上部には、後部荷台23が3角トラス24によって十分な機械的強度を有するように本体フレーム12に取り付けられている。
チャイルドシート10は、略全てがカーボン繊維やガラス繊維のFRPを材料として軽量化が図られている。このチャイルドシート10は、3歳児以下又は身長100cm以下の子供34を対象としているため、垂直部分が約50cmで、水平部分が約25cmで、幅が約10cm程度の略L字状の1枚の上部支持板35と、水平部分が約15cmで、下向き傾斜部分が約25cmで、幅が約10cm程度の略へ字状の2枚の下部支持板36とで骨格を形成している。前記上部支持板35の上端部には、幅が約10cmで両端が子供34の頭部を保護するように前方に湾曲している頭部支持部29が略水平に取り付けられている。前記上部支持板35の垂直部分における頭部支持部29の下には、幅が約10cmで両端が子供34の上半身を保護するように肩幅程度で前方に湾曲している複数枚の背部支持部30が互いに隙間をもって略水平に取り付けられている。前記上部支持板35の水平部分の両側に前記下部支持板36の水平部分を配置し、この水平部分に、幅が約10cmで両端が子供34の臀部を保護するような幅で上方に湾曲している複数枚の臀部支持部31が互いに隙間をもって略水平に取り付けられている。前記両側の下部支持板36の下向き傾斜部分には、それぞれ子供34の脚部を保護するような幅で上方に湾曲している複数枚の脚部支持部32が互いに隙間をもって設けられている。前記下部支持板36の先端部は、子供34のかかとを保護するように上方に湾曲している。前記頭部支持部29、複数枚の背部支持部30、複数枚の臀部支持部31、複数枚の脚部支持部32は、それぞれの間に隙間をもたせて風通しを良くしている。しかし、連続した一枚の板の成型品であってもよい。
以上のようにしてチャイルドシート本体を構成している。
チャイルドシート10を取り付けたら子供34を乗せる。このとき、子供34の両脚は、ハンドル軸18を挟むようにしてそれぞれの脚部支持部32に乗せる。子供34には、ヘルメット41を被せ、シートベルト42で固定する。シートベルト42は、両肩から股まで伸ばして掛ける方法、いずれか一方の肩から反対側の腰部まで伸ばして掛ける方法、腰部分だけにかける方法などいずれであってもよいが、頭部だけはできるだけ前方へ傾かないようにすることが望ましい。
このように電動自転車11が横転した図2、図3において、衝撃吸収装置33の保護突起物39が真っ先に地面28に衝突する。すると、保護突起物39で受けた衝撃は、板ばね部37の弾性で吸収され、子供34には、大きな衝撃は与えられなくて済む。
なお、図2では、ハンドル15とペダル17も地面28に接し、図3では、前輪13も地面28に接しているように記載されているが、ハンドル15、ペダル17、前輪13は、回転する構造物であるから、衝撃を受けると逃げてしまい衝撃吸収の役目はほとんどなく、衝撃吸収装置33が確実に衝撃を吸収する。また、チャイルドシート10の頭部支持部29,背部支持部30,13前輪脚部支持部32は、湾曲しており、かつ、ヘルメット41を被り、シートベルト42で固定しているので、子供34は外に投げ出されるような事はない。
Claims (7)
- 自転車用のチャイルドシートであって、このチャイルドシート本体に、この本体の両側から外方へ突出して自転車横転時に地面に接してチャイルドシートへの衝撃を吸収する衝撃吸収装置を設けたことを特徴とするチャイルドシート。
- チャイルドシート本体は、頭部支持部,背部支持部,臀部支持部、脚部支持部とからなり、衝撃吸収装置は、前記臀部支持部の両側から略上方へ伸びたの衝撃吸収用の板ばね部と、これらの板ばね部の先端部であって、前記本体よりも外方へ突出して自転車横転時に地面に接する保護突起物とからなることを特徴とする請求項1記載のチャイルドシート。
- 2本の衝撃吸収用の板ばね部の内側に子供用ハンドルを設けたことを特徴とする請求項2記載のチャイルドシート。
- 衝撃吸収装置は、油圧ダンパーからなることを特徴とする請求項1記載のチャイルドシート。
- 両端部で前輪と後輪を軸架支持し、かつ、中間部にサドルとペダルを取り付けた略直線的な本体フレームを有する自転車であって、前記本体フレームは、その先端部に前記前輪のハンドル軸の下端部を回転可能に連結し、この本体フレームの前端上面部に、前記ハンドル軸の後方に座席スペースをもって請求項1,2、3又は4記載のチャイルドシート本体を取り付けるようにしたことを特徴とするチャイルドシートの自転車への取り付け装置。
- ハンドル軸の上端に、ハンドルバーを連結し、このハンドルバーは、チャイルドシートに乗せた子供の視界の邪魔にならず、かつ、チャイルドシートの座席スペースをとるために前記ハンドル軸の連結部から上方へV字状に折曲し、このV字状の上端部でへ字状に折曲し、このへ字状の端部にハンドルを設けたことを特徴とする請求項5記載のチャイルドシートの自転車への取り付け装置。
- 前輪は、直径が14〜16インチで、後輪は、直径が16〜20インチの小径自転車で、本体フレームには、バッテリとペダルを取り付け、後輪には、変速ギア付きのモータを有する電動自転車からなることを特徴とする請求項5又は6記載のチャイルドシートの自転車への取り付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011247032A JP5808228B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011247032A JP5808228B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013103541A true JP2013103541A (ja) | 2013-05-30 |
JP5808228B2 JP5808228B2 (ja) | 2015-11-10 |
Family
ID=48623448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011247032A Expired - Fee Related JP5808228B2 (ja) | 2011-11-11 | 2011-11-11 | チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5808228B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111959650A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-20 | 上海宝骑儿童用品有限公司 | 电动自行车用后置式儿童座椅结构 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063652A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車用チャイルドシート、及び自転車 |
JP2002120782A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電動補助自転車 |
US7044541B1 (en) * | 2003-10-10 | 2006-05-16 | Che Eissinger | Child's bicycle seat |
JP3143788U (ja) * | 2008-05-07 | 2008-08-07 | 泰彦 徳永 | 幼児用座席を装着する自転車 |
JP3156232U (ja) * | 2009-05-01 | 2009-12-24 | 英雄 池尻 | 自転車の幼児シートに付ける衝撃緩衝材。 |
JP2009298286A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Osami Ikeda | 自転車用子供乗せ台、及び、子供乗せ台付き自転車 |
JP2010162943A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Masutoshi Aoyama | 走行安定二輪車 |
JP2010179823A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Ogk Co Ltd | 自転車用幼児同乗座席 |
-
2011
- 2011-11-11 JP JP2011247032A patent/JP5808228B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001063652A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自転車用チャイルドシート、及び自転車 |
JP2002120782A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-23 | Honda Motor Co Ltd | 電動補助自転車 |
US7044541B1 (en) * | 2003-10-10 | 2006-05-16 | Che Eissinger | Child's bicycle seat |
JP3143788U (ja) * | 2008-05-07 | 2008-08-07 | 泰彦 徳永 | 幼児用座席を装着する自転車 |
JP2009298286A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Osami Ikeda | 自転車用子供乗せ台、及び、子供乗せ台付き自転車 |
JP2010162943A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Masutoshi Aoyama | 走行安定二輪車 |
JP2010179823A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Ogk Co Ltd | 自転車用幼児同乗座席 |
JP3156232U (ja) * | 2009-05-01 | 2009-12-24 | 英雄 池尻 | 自転車の幼児シートに付ける衝撃緩衝材。 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111959650A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-20 | 上海宝骑儿童用品有限公司 | 电动自行车用后置式儿童座椅结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5808228B2 (ja) | 2015-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5076600A (en) | Bicycle trailer | |
US20070024023A1 (en) | Folding bicycle | |
US7819414B2 (en) | Special needs adaptive tricycle | |
JP2012201290A (ja) | 小型車両のフレーム構造 | |
US4470610A (en) | Children's safety pull toy | |
US6247714B1 (en) | Recumbent cycle with improved suspension | |
US7188849B2 (en) | Child transport vehicle and carrier adapted therefor | |
US3961810A (en) | Bicycle safety and conversion wheel | |
JP5808228B2 (ja) | チャイルドシート及びこのチャイルドシートの自転車への取り付け装置 | |
KR200418329Y1 (ko) | 킥보드의 쿠션장치 | |
US20030052471A1 (en) | Three-wheeled scooter apparatus | |
WO2009070035A2 (en) | Riding apparatus and usage thereof | |
JP2004001653A (ja) | 自転車用サドル及び自転車用運転者支持構造 | |
KR200427359Y1 (ko) | 방향성 캐스터가 구비된 자전거 | |
KR101305315B1 (ko) | 차량의 틸팅 및 조향장치 | |
JP4257930B1 (ja) | 三輪自転車 | |
KR200407911Y1 (ko) | 킥보드의 발판쿠션장치 | |
KR101339460B1 (ko) | 완충수단이 구비된 직립형 3륜 이동장치 | |
US9610997B1 (en) | Kneel push cycle apparatus | |
CN219339611U (zh) | 一种双驱动的电动自行车 | |
JP3239652U (ja) | スクータ | |
CN201626515U (zh) | 车辆转向装置 | |
KR200454652Y1 (ko) | 스윙 보드 | |
JP2018131190A (ja) | 自転車の安全装置 | |
CN209956143U (zh) | 防后翻儿童健身玩具车 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141211 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150223 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150908 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5808228 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |