JP2013101753A - 同軸ケーブル用プラグコネクタおよび同軸ケーブルの加工方法 - Google Patents
同軸ケーブル用プラグコネクタおよび同軸ケーブルの加工方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】プラグコネクタ10は、同軸ケーブルCの中心導体C1に接触する信号コンタクト20と、接触端子部22を露出させ、信号コンタクト10を保持するハウジング30と、ハウジング30の周囲面を保持し、外部導体C5と接触する外部導体接触部45が設けられたグランドコンタクト40とを備えている。このプラグコネクタ10には、外皮絶縁体C4と外部導体C3と内部絶縁体C2とを略同位置にて除去して中心導体C1を露出させ、外皮絶縁体C4の端面から所定幅残して除去して外部導体C3を露出させた同軸ケーブルCを接続している。グランドコンタクト40の外部導体接触部45の板厚面により外部導体C3に接触させているため、外部導体C3の露出が少なくてよい。
【選択図】図6
Description
また、本発明は、加工が容易で良好な特性インピーダンスが得られる同軸ケーブルの加工方法を提供することを目的とする。
図1および図2に示すようにプラグコネクタ10は、同軸ケーブルCの先端に装着される。プラグコネクタ10は、図3および図4に示すリセプタクルコネクタ100に嵌合することで、同軸ケーブルCからの信号をプリント配線基板Pへ伝達する。
同軸ケーブルCは、図5に示すように撚線による中心導体C1、中心導体C1を被覆する内部絶縁体C2、網線による外部導体C3、外部導体C3を被覆する外皮絶縁体C4から形成されている。なお、図5(A)は、同軸ケーブルCの構成を説明するための図であり、プラグコネクタ10には同図(B)に示す同軸ケーブルが接続されている。
図8に示すように、信号コンタクト20は、帯状の金属板材を中心部で折り曲げた略V字状に形成された信号コンタクト本体21と、リセプタクルコネクタ100の信号コンタクト120(図3参照)に接触する接触端子部22とにより形成されている。
接触端子部22は、固定部211の両側の側辺から突出した一対の金属片をリセプタクルコネクタ100側に折り曲げて形成されている。
シェル部41は、環状嵌合部44に一部が繋がっており、環状嵌合部44の蓋となるものである。
第2の折曲挟持部43は、第1の折曲挟持部42の先側に設けられており、第1の折曲挟持部42に繋がる第2連結部431と、第2連結部431の両側の側辺から折り曲げられ、同軸ケーブルCを挟持する第2クランプ部432とから形成されている。
図3および図11から図14に示すように、リセプタクルコネクタ100は、プリント配線基板Pに実装される。リセプタクルコネクタ100は、プラグコネクタ10のグランドコンタクト40が嵌合するグランドコンタクト110と、プラグコネクタ10の信号コンタクト20が嵌合する信号コンタクト120と、絶縁体により形成されたハウジング130とを備えている。
または、刃先同士を突き合わせると中心導体C1の外径に相当する円形の孔ができる2枚の切断刃により外皮絶縁体C4から切り込みを入れ、切断刃を同軸ケーブルCの先端方向へ移動させることで、皮が剥けるようにして、中心導体C1を露出させることができる。
以下、この幅W1の外皮絶縁体C4を絶縁帯C5と称す。また、幅W2の外部導体C3をコンタクト帯C6と称す。
この外皮絶縁体C4の除去は、外部導体C3まで達しない出力のレーザー照射により、幅W2に位置する外皮絶縁体C4の両端を周方向に切断して外皮絶縁体C4を剥がす。
まず、図6および図7に示すように、中心導体C1を信号コンタクト20の固定部211に載置すると共に、絶縁帯C5をハウジング30の支持部313に載置する。そうすることで、外皮絶縁体C4が剥け外部導体C3が露出したコンタクト帯C6が外部導体接触部45の当接部452と接触する。
また、例えば、図3(A)に示す段階的に被覆を剥がした同軸ケーブルにおいては、外部導体C3を剥がして内部絶縁体C2を露出させるときに、外部導体C3の切断残りが発生して中心導体C1と接触するおそれがある。また、外部導体C3を剥がすために刃先を深く入れると内部絶縁体C2まで切り込んでしまうおそれがある。これは、極細の同軸ケーブルでは一層心配される。しかし、内部絶縁体C2と外部導体C3と外皮絶縁体C4とを同位置で除去することにより、内部絶縁体C2を切断するまで刃先を深く入れることで、外部導体C3を確実に切断することができるので、きれいな端面を形成することができる。
また、当接部452の板厚面と接触するに十分な幅W2が確保できればよいので、外部導体C3の露出面積を小さくすることができる。従って、特性インピーダンスを改善することができる。
20 信号コンタクト
21 信号コンタクト本体
211 固定部
212 可動部
22 接触端子部
30 ハウジング
31 ハウジング本体
311 貫通孔
312 収納部
313 支持部
314 係止部
32 折曲当接部
40 グランドコンタクト
41 シェル部
42 第1の折曲挟持部
421 第1連結部
422 第1クランプ部
43 第2の折曲挟持部
431 第2連結部
432 第2クランプ部
44 環状嵌合部
441 切欠部
442 周壁部
443 開口部
45 外部導体接触部
451 立壁部
452 当接部
100 リセプタクルコネクタ
110 グランドコンタクト
111 グランド接続部
120 信号コンタクト
121 信号接続部
130 ハウジング
C 同軸ケーブル
C1 中心導体
C2 内部絶縁体
C3 外部導体
C4 外皮絶縁体
C5 絶縁帯
C6 コンタクト帯
P プリント配線基板
W1,W2 幅
Claims (5)
- 接触端子部が設けられ、同軸ケーブルの中心導体に接触する信号コンタクトと、
前記接触端子部を露出させた状態で前記信号コンタクトを保持するハウジングと、
前記ハウジングの周囲面を保持し、前記中心導体を被覆した内部絶縁体の周囲に設けられ、外皮絶縁体を除去して露出させた外部導体と接触する外部導体接触部が設けられたグランドコンタクトとを備え、リセプタクルコネクタに嵌合する同軸ケーブル用プラグコネクタであって、
前記グランドコンタクトには、コンタクト本体から突出させ、折曲げた金属片が前記外部導体接触部として設けられ、該外部導体接触部の板厚面により前記外部導体に接触していることを特徴とする同軸ケーブル用プラグコネクタ。 - 前記外部導体接触部は、前記外部導体の外周面に沿って切り欠かれていることで前記外部導体と接触する板厚面が形成されている請求項1記載の同軸ケーブル用プラグコネクタ。
- 前記外部導体接触部は、それぞれが前記外部導体に接触する一対の金属片により形成されている請求項2記載の同軸ケーブル用プラグコネクタ。
- 前記外部導体接触部が接触した状態の前記同軸ケーブルを、前記外部導体接触部の外側から挟持する折曲挟持部が設けられている請求項1から3のいずれかの項に記載の同軸ケーブル用プラグコネクタ。
- 接触端子部が設けられ、同軸ケーブルの中心導体に接触する信号コンタクトと、
前記接触端子部を露出させた状態で前記信号コンタクトを保持するハウジングと、
前記ハウジングの周囲面を保持し、前記中心導体を被覆した内部絶縁体の周囲に設けられ、外皮絶縁体を除去して露出させた外部導体と接触する外部導体接触部が設けられたグランドコンタクトとを備え、リセプタクルコネクタに嵌合する同軸ケーブル用プラグコネクタを同軸ケーブルに装着するための加工方法において、
前記信号コンタクトと接触させるために、前記同軸ケーブルの端部で、前記外皮絶縁体と前記外部導体と前記内部絶縁体とを略同位置にて除去して前記中心導体を露出させ、
前記グランドコンタクトのコンタクト本体から突出させて設けられた折曲げた金属片である前記外部導体接触部の板厚面を、前記外部導体に接触させるために、前記中心導体を露出させたことでできた前記外皮絶縁体の端面から前記外皮絶縁体を所定幅残して除去し、前記外部導体を露出させることを特徴とする同軸ケーブルの加工方法。
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KR20190081692A (ko) * | 2017-12-29 | 2019-07-09 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 고전압 케이블의 차폐접지부 및 그 제조방법 |
CN113258322A (zh) * | 2020-02-10 | 2021-08-13 | 广濑电机株式会社 | 同轴电连接器及其制造方法 |
US11967789B2 (en) | 2019-02-04 | 2024-04-23 | I-Pex Inc. | Coaxial electrical connector with clamping feature for connecting to a cable |
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