JP2013097173A - 並列光伝送システムおよびこれに用いる光ファイバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ファイバとして、クラッド部11断面内の上記50μmの範囲内に単一モード伝送用の4個のコア部12を配置した正方格子状に配列した断面構造を有する4コアファイバを用いるとともに、汎用の多モード光ファイバのコア径と同等の50μmの直径または一辺の長さを有する端面構造を備えた入力素子および出力素子をそれぞれ備えた送信機および受信機を用いた。
【選択図】図4
Description
(2)1/2・Λ+4・2≒50 (1)
により、概ね30μm以下に設定されることが好ましい。
図5は、実施例1で用いた光ファイバのコア部の断面構造(屈折率分布)を示す図面である。実施例1におけるコア部12は、クラッド部11に対する比屈折率差がΔで半径がa1である第1コア領域と、クラッド部11に対する比屈折率差がΔ1で前記第1コア領域を含む半径がaである第2コア領域とで形成される。
Ra≡a1/a (2)
RΔ≡Δ1/Δ (3)
と定義する。
図8は、実施例2で用いた光ファイバのコア部の断面構造(屈折率分布)を示す図面である。実施例2におけるコア部12は、クラッド部11に対する比屈折率差がΔで半径がa1である第1コア領域と、屈折率が前記クラッド部11と同一で前記第1コア領域を含む半径がa2である第2コア領域と、前記クラッド部に対する比屈折率差がΔ1で前記第1コア領域および第2コア領域を含む半径がaである第3コア領域とで形成される。
Ra1≡a1/a (4)
Ra2≡a2/a (5)
RΔ≡Δ1/Δ (6)
と定義する。
実施例3では、実施例2の図8に示した屈折率分布を有する本発明の光ファイバにおいて、実効遮断波長を800nm以下に低減する技術について説明する。ここで、従来の多モード光ファイバを用いた光通信システムでは、波長800nm帯を信号光として適用することが一般的である。このため、当該波長において単一モード伝送を可能とする光ファイバを実現することにより、モード雑音の累積を著しく低減することが可能となり、好ましい。
実施例4では、実施例1、2、および3で説明した4コア光ファイバに関し、各コア部の伝送特性を阻害することなく、曲げ損失特性を改善する技術について説明する。
Claims (7)
- 直径が125±1μmで屈折率が均一なクラッド内に4個のコア部を中心間距離が30μm以下の等間隔となるように正方格子状に配列した断面構造を有する4コア光ファイバと、
波長800nmもしくは波長1260〜1625nmの変調信号光を生成して前記4コア光ファイバに入力する送信機と、
前記4コア光ファイバから出力される前記変調信号光を受光して復調する受信機とにより構成され、
前記送信機から前記4コア光ファイバへの入力が50μm以上の直径または一辺の長さを有する端面を介して4コア一括に行われ、かつ前記4コア光ファイバから前記受信機への出力が50μm以上の直径または一辺の長さを有する端面を介して4コア一括で行われる
ことを特徴とする並列光伝送システム。 - 直径が125±1μmで屈折率が均一なクラッド内に4個のコア部を中心間距離が30μm以下の等間隔となるように正方格子状に配列した断面構造を有する4コア光ファイバと、
波長800nmもしくは波長1260〜1625nmの変調信号光を生成して前記4コア光ファイバに入力する送信機と、
前記4コア光ファイバから出力される前記変調信号光を受光して復調する受信機とにより構成され、
前記送信機から前記4コア光ファイバへの入力が25μm以下の直径または一辺の長さを有し、それぞれが正方格子状に密接して配列された4個の端面を介して4コア個別に行われ、かつ前記4コア光ファイバから前記受信機への出力が50μm以上の直径または一辺の長さを有する端面を介して4コア一括で行われる
ことを特徴とする並列光伝送システム。 - 直径が125±1μmで屈折率が均一なクラッド内に4個のコア部を中心間距離が30μm以下の等間隔となるように正方格子状に配列した断面構造を有する4コア光ファイバと、
波長800nmもしくは波長1260〜1625nmの変調信号光を生成して前記4コア光ファイバに入力する送信機と、
前記4コア光ファイバから出力される前記変調信号光を受光して復調する受信機とにより構成され、
前記送信機から前記4コア光ファイバへの入力が25μm以下の直径または一辺の長さを有し、それぞれが正方格子状に密接して配列された4個の端面を介して4コア個別に行われ、かつ前記4コア光ファイバから前記受信機への出力が25μm以下の直径または一辺の長さを有し、それぞれが正方格子状に密接して配列された4個の端面を介して4コア個別に行われる
ことを特徴とする並列光伝送システム。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の並列光伝送システムに用いる4コア光ファイバであって、
各コア部は、クラッド部に対する比屈折率差がΔで半径がa1の第1コア領域と、クラッド部に対する比屈折率差がΔ1で前記第1コア領域を含む半径がaの第2コア領域とを有し、
前記コア半径aを4.0〜9.6μmの範囲、前記比屈折率差Δを0.40〜0.63%の範囲、前記半径の比Ra=a1/aを0.43〜0.54の範囲、前記比屈折率差の比RΔ=Δ1/Δを−0.1〜−0.7の範囲にそれぞれ設定した
ことを特徴とする4コア光ファイバ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の並列光伝送システムに用いる4コア光ファイバであって、
各コア部は、クラッド部に対する比屈折率差がΔで半径がa1の第1コア領域と、屈折率が前記クラッド部と同一で前記第1コア領域を含む半径がa2の第2コア領域と、クラッド部に対する比屈折率差がΔ1で前記第1コア領域および第2コア領域を含む半径がaの第3コア領域とを有し、
前記コア半径aを5.4〜9.9μmの範囲、前記比屈折率差Δを0.30〜0.47%の範囲、前記半径の比Ra1=a1/aを0.36〜0.86の範囲、前記半径の比Ra2=a2/aを0.52〜0.90の範囲、前記比屈折率差の比RΔ=Δ1/Δを−0.33〜−1.00の範囲にそれぞれ設定した
ことを特徴とする4コア光ファイバ。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の並列光伝送システムに用いる4コア光ファイバであって、
各コア部は、クラッド部に対する比屈折率差がΔで半径がa1の第1コア領域と、屈折率が前記クラッド部と同一で前記第1コア領域を含む半径がa2の第2コア領域と、クラッド部に対する比屈折率差がΔ1で前記第1コア領域および第2コア領域を含む半径がaの第3コア領域とを有し、
前記コア半径aを4.8〜9.4μmの範囲、前記比屈折率差Δを0.30〜0.42%の範囲、前記半径の比Ra1=a1/aを0.20〜0.57の範囲、前記半径の比Ra2=a2/aを0.40〜0.56の範囲、前記比屈折率差の比RΔ=Δ1/Δを−0.61〜−1.00の範囲にそれぞれ設定した
ことを特徴とする4コア光ファイバ。 - 請求項4乃至6のいずれかに記載の4コア光ファイバにおいて、
クラッド部の中心からの半径がコア間距離Λの(2)1/2/2倍に8〜12μmを加えた長さである円周に外接するように配置された、クラッド部に対する比屈折率差が−0.2%以下で厚みが1〜5μmの環状の低屈折領域、もしくは前記円周に外接するように等間隔に配置された、直径が1〜5μmで少なくとも10個以上の空孔部を有する
ことを特徴とする4コア光ファイバ。
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