JP2013094209A - 電気掃除機用吸込具及びこれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具及びこれを用いた電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】第2吸込具の上方先端に設けたブラシ体の植毛に付着した塵埃を容易に除去できる電気掃除機用吸込具を提供する。
【解決手段】底面に設けた吸込口23より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具11と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する先端吸気口16を有すると共に、上方から前記第1吸込具11に着脱自在に装着され、先端吸気口16の上方先端に、植毛21を有したブラシ体18を配した第2吸込具10で構成され、第2吸込具10を第1吸込具11に装着したときに、ブラシ体18の根元から先端にかけて吸引風が流れる第二の通路36を設けたもので、ブラシ体18に付着している塵埃を掃除中に掃除機本体(図示せず)に吸込み、ブラシ体18を使用した後に塵埃の除去を収納状態で行うことができ、清潔でお手入れの手間がいらなく、使い勝手の良い電気掃除機用吸込具を提供することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1吸込具と、第1吸込具に着脱自在に装着される第2吸込具からなる電気掃除機用吸込具と電気掃除機に関するものである。
従来のこのような電気掃除機用吸込具として、通常の床面掃除用の第1吸込具と、家具と家具の間などの狭い場所を掃除する時に使用されると共に、第1吸込具に上方から着脱自在に装着される第2吸込具から構成され、第1吸込具の底面には、走行用の回転自在のローラーと、横長で被掃除面から塵埃を吸引するための第1の吸込口が配され、上面には、第2吸込具を収納する第2吸込具収納部が設けられ、第2吸込具の底面には、縦長で塵埃を吸引するための第2の吸込み口が設けられ、第2吸込具の後端に、電気掃除機本体に連通接続された延長管に接続される接続パイプが左右、上下に回動自在に設けられ、第2吸込具を、第1吸込具に装着した時に、第1の吸込口と第2の吸込口が連通するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
通常の床面の掃除の時は、延長管に接続された第2吸込具を第1吸込具に装着して、延長管を前後、左右に操作して、第1吸込具を、床面上で移動させながら掃除を行う。
そして、家具と家具の間の狭い所を掃除する時は、第1吸込具に設けた操作レバーを踏み込んで、第1吸込具と第2吸込具との係止を解除し、第2吸込具を延長管に接続したまま、第1吸込具から外して、直ちに第2吸込具で家具と家具の間の狭いところの掃除を行うことができるようになっている。
第2吸込具での掃除を終えた後、第2吸込具を延長管に接続したままで、第2吸込具を、第1吸込具に設けた第2吸込具収納部に押し込むと、第2吸込具が第1吸込具に係止され、再び通常の床面清掃ができるようになっている。
また、第2吸込具を第1吸込具に設けた第2吸込具収納部に押し込む時に、第1吸込具のローラーを回転させないようにして、被掃除面上での移動を規制するようにして、第2吸込具の収納性をよくしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特許第3882771号公報 特開2008−148909号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に開示されたような従来の電気掃除機用吸込具の構成では、第1吸込具が入らない家具と家具の間の狭いところに溜まった塵埃を吸込力により捕集することはできるが、堆積してこびりついた塵埃、また、目地に入り込んだ塵埃を除去することができず、第2吸込具に、ブラシ体を設け、堆積してこびりついた塵埃、また、目地に入り込んだ塵埃を除去するようにしたが、ブラシ体の植毛には、綿埃等の繊維質の塵埃が植毛と植毛の間に入り込み、使用者が叩く等で取り除くしかできなかった。
このため、繊維質の塵埃が付着したまま、第2吸込具を第1吸込具に装着して、次回使用する時まで収納されていて不潔であった。また、掃除作業中に、植毛に付着した塵埃が
電気掃除機で吸引されればよいが、他のところに付着したり、別のところに擦り付けたりして不潔であるいう課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、第1吸込具が入らない家具と家具の間の狭い所に堆積してこびりついた塵埃、また、目地に入り込んだ塵埃を除去するために第2吸込具にブラシ体を設け、この第2吸込具のブラシ体を第1吸込具に収納し、ブラシ体についた塵埃を除去し、性能、使用性のよい電気掃除機用吸込具及び、電気掃除機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機用吸込具は、底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する先端吸気口を有すると共に、上方から前記第1吸込具に着脱自在に装着され、前記先端吸気口の上方先端に、植毛を有したブラシ体を配した第2吸込具で構成され、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記ブラシ体の根元から先端にかけて吸引風が流れる第二の通路を設けたもので、ブラシ体に付着している塵埃を掃除中に掃除機本体に吸込み、ブラシ体を使用した後に塵埃の除去を収納状態で行うことができ、清潔でお手入れの手間がいらなく、使い勝手の良い電気掃除機用吸込具を提供することができる。
また、本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えたもので、吸引力によりブラシ体についた塵埃を除去することができ性能がよく、使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
本発明の電気掃除機用吸込具及び電気掃除機は、先端吸気口の上方先端に植毛を有したブラシ体を配した第2吸込具を第1吸込具に装着して、前記ブラシ体の根元から先端にかけて吸引風が流れる第二の通路を設けることにより、吸引風によりブラシ体についた塵埃を除去することができ、次に使うときも初期の状態で、性能がよく、使い勝手のよいものである。
本発明の実施の形態1における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す斜視図 同電気掃除機用吸込具の第1吸込具に対する第2吸込具の着脱を説明する斜視図 同第2吸込具の側面図 同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図 本発明の実施の形態2における電気掃除機用吸込具の第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図 (a)本発明の実施の形態3における電気掃除機用吸込具の第1吸込具に第2吸込具を装着する前の状態を示す断面図、(b)同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図
第1の発明は、底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する先端吸気口を有すると共に、上方から前記第1吸込具に着脱自在に装着され、前記先端吸気口の上方先端に、植毛を有したブラシ体を配した第2吸込具で構成され、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記ブラシ体の根元から先端にかけて吸引風が流れる第二の通路を設けたもので、ブラシ体に付着してい
る塵埃を掃除中に掃除機本体に吸込み、ブラシ体を使用した後に塵埃の除去を収納状態で行うことができ、清潔でお手入れの手間がいらなく、使い勝手の良い電気掃除機用吸込具を提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第1吸込具は、塵埃を掻き上げる植毛を有する回転ブラシを備え、第2吸込具を前記第1吸込具に装着すると、ブラシ体が、前記回転ブラシの植毛に当たるようにしたもので、ブラシ体に付着した塵埃を掃除中に回転ブラシにより除去し、ブラシ体を使用した後に塵埃の除去を収納状態で行うことができ、清潔でお手入れの手間がいらなく、使い勝手をよくすることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の第2吸込具を第1吸込具に装着するとブラシ体を覆うフタを前記第1吸込具に開閉自在に設け、前記フタの開閉を、前記第2吸込具の前記第1吸込具への装着動作に連動させたもので、第2吸込具を第1吸込具に装着すると、ブラシ体がフタにより自動的に覆われるので見栄えが良く、かつ、ブラシ体に付着した塵埃を掃除中に回転ブラシにより除去し、ブラシ体を使用した後に塵埃の除去を収納状態で行うことができ、清潔でお手入れの手間がいらなく、使い勝手をよくすることができる。
第4の発明に係る電気掃除機は、電動送風機を内蔵した掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えたもので、吸引力によりブラシ体についた塵埃を除去することができ性能がよく、使い勝手のよい電気掃除機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における電気掃除機用吸込具について、図1から図4を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機の全体構成を示す斜視図、図2は、同電気掃除機用吸込具の第1吸込具に対する第2吸込具の着脱を説明する斜視図、図3は、同第2吸込具の側面図、図4は、同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図である。
図1において、電気掃除機1は、掃除機本体7と、一端が、ホース継ぎ手5を介して掃除機本体7に接続され、他端に手元ハンドル4を有するホース6と、ホース6の手元ハンドル4に接続される延長管2とを備え、延長管2の上流側端部には、本実施の形態における電気掃除機用吸込具3(以下「吸込具3」という)が接続されている。
吸込具3は、図2から図4に示すように、前記延長管2に連結するための連結管9に回動連結部8を介して吸気ヘッド31が接続された第2吸込具10と、第2吸込具10が上方から着脱自在に装着される第1吸込具11から構成されている。また、第2吸込具10の先端吸気口16の先端上部に、植毛21を有したブラシ体18を設けている。
第1吸込具11に対する第2吸込具10の着脱は、第1吸込具11に設けられた操作レバー13を押し下げることにより、第2吸込具10を把持する保持具12の把持状態が解放されて、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができ、第2吸込具10を用いて、家具と家具の狭い場所の掃除ができ、保持具12内に、第2吸込具10を載せて軽く押圧することにより、第2吸込具10は、第1吸込具11に装着され、第1吸込具11を用いて床などの被掃除面の掃除を効率よく行うことができる。
上記第2吸込具10は、図3に示すように、第1吸込具11への装着方向面となる下側面には、起毛布(起毛体)14が貼着され、また、下面吸気口15が開口し、それぞれの脇にも起毛布14が貼着されている。また、先端側には、第1吸込具11の吸込口23に連通する先端吸気口16が開口している。
第2吸込具10には、第1吸込具11に設けられた回転ブラシ20を回転駆動する電動機(図示せず)に給電接続するための左右一対の給電接点17が設けられ、掃除機本体7からの配線リードセン(図示せず)が、ホース6、手元ハンドル4、延長管2にそれぞれ配され、延長管2に第2吸込具10の連結管9を連結すると、連結管9に設けられた給電部19が、延長管2の先端配線(図示せず)に電気的に接続され、給電部19から、第2吸込具10内を配線して前記給電接点17に配線接続されている。
上記起毛布14は、シート面上に細かい毛を密集起毛させたもので、下面吸気口15の両側を閉鎖して、下面吸気口15からの吸塵能力を向上させ、第2吸込具10の動きに応じて被掃除面の凹部の塵埃を掻き出し、掃除面の塵埃を下面吸気口15に導き、掃除面を拭く作用効果を発揮すると共に、家具や掃除面を傷つけないバンパーの作用も有するものである。この第2吸込具10に適用するのに起毛布14が最も望ましいものであるが、同形状のブラシ、フェルト等を用いることもできる。
上記第1吸込具11は、図4に内部構造を示すように、所謂パワーノズルとして構成され、ブラシやブレードなどを回転軸に取り付けた回転ブラシ20を、電動機(図示せず)によって回転駆動し、絨毯等から塵埃を掻き出す機能を備えている。前記電動機(図示せず)への給電は、第2吸込具10が第1吸込具11に装着されることにより、第2吸込具10に配設された一対の給電接点17が、第1吸込具11に配設された一対の受電接点22に摺動接触することによりなされる。
ここで第2吸込具10を、第1吸込具11から取り外すと、給電接点17から受電接点22が離れ、電動機への電源の供給がなくなり回転ブラシ20の回転が停止する。再度、第2吸込具10を第1吸込具11に取り付けると電動機への電源が供給され、回転ブラシ20は回転を開始する。このように、第2吸込具10を第1吸込具11から取り外す動作で回転ブラシ20の回転が止まるので、次の動作にスムーズに移行でき、また取り外した第1吸込具11の回転ブラシ20で被掃除面を傷つけることもない。
また、第2吸込具10に設けた給電接点17と、第1吸込具11に設けた受電接点22は、上記回動連結部8より前方の第2吸込具10が回動しない位置に取り付けているので両接点の電気的接続は確実にでき、耐久性の向上が図れる。
第1吸込具11は、回転ブラシ20を収容した横長の吸込口23を形成した幅広の吸込部24と、その中央部分から後方に突出する走行部25とを設けて、平面形状がTの字状に形成され、図2に示すように、上面側に走行部25の後方端から吸込部24にかけて第2吸込具収納凹部26が形成されている。第2吸込具収納凹部26内の前方側には、前記吸込口23に連通する連通口27が開口されており、第2吸込具収納凹部26に第2吸込具10を装着すると、第2吸込具10に形成された先端吸気口16と前記連通口27との間が連通し、掃除機本体7への空気流路が形成される。
図4は、第1吸込具11に第2吸込具10を装着した状態を示す断面図で、第1吸込具11に第2吸込具10が装着されると、第2吸込具収納凹部26内の先端吸気口16と吸込口23から連通管9に至る空気流路を形成する。
また、第2吸込具10の下面吸気口15は、第2吸込具収納凹部26の底面によって塞
がれるので、第2吸込具10を第1吸込具11に装着した状態では、吸込口23からの吸気のみとなり、第1吸込具11の吸塵能力が損なわれることはない。
図2に示すように、第1吸込具11に形成された第2吸込具収納凹部26は、第2吸込具10の高さ方向寸法と略同等の深さに形成されており、これに第2吸込具10を収容すると、図3及び図4に示すように、第1吸込具11の上面から第2吸込具10が少し出るのみで、家具の下に空いた空間などに容易に挿入できる扁平な第1吸込具11に構成することができる。また、第1吸込具11の高さは、図4に示すように第2吸込具収納凹部26の両側にローラー30を配設したことによっても高さ減少の効果が得られている。
第1吸込具11に設けられた操作レバー13を下方に押し下げる(足先で踏む)と、第2吸込具10を第1吸込具11から離脱させることができる。また、下面吸気口15は、開放状態になるので、先端吸気口16の下方と複数の下面吸気口15から連結管9に至る空気流路が形成され、第2吸込具10による集塵性能が得られる。
また、ブラシ体18は、第2吸込具10の先端吸気口16の上方先端に設けられているが、第1吸込具11に収納されると、植毛21が、第1吸込具11内部に挿入された状態になる。この装着した状態では、第2吸込具10と第1吸込具11の間に、空気取り入れ口A35ができ、また、回転ブラシ20の上部の壁に空気取り入れ口B34があるため、その間に第二の通路36が構成される。
これにより、掃除中は、吸引風が床面から回転ブラシ20により掻き出された塵埃を、連通口27、先端吸気口16を通り運ぶのと、もう一つ空気取り入れ口A35から入り、空気取り入れ口B34の第二の通路36を流れ、回転ブラシ20、連通口27、先端吸気口16と流れる吸引風により、ブラシ体18に付着した塵埃を除去する。この吸引風は、ブラシ体18の植毛21の根元から、先端にかけて流れ、また、ブラシ体18の植毛21は第二の通路36内で壁面から離れて存在して、吸引風により植毛21が震動して塵埃を除去することができる。
以上のように本実施の形態によれば、ブラシ体18の植毛21を、第2吸込具10の先端吸気口16の上方先端に設け、第1吸込具11の内部で、空気取り入れ口A35、空気取り入れ口B34で構成された第二の通路36内に配することで、ブラシ体18の植毛21に付着した塵埃を、掃除中に掃除機本体7の吸引力で、植毛21を振動させ除去することができ、清潔で、性能がよく、使い勝手のよい電気掃除機用吸込具を提供することができる。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2における電気掃除機用吸込具について、図5を用いて説明する。図5は、本実施の形態における電気掃除機用吸込具の第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図である。なお、上記実施の形態1における電気掃除機用吸込具と同じ部品、構成については、同一符号を付与して、その説明を割愛する。
本実施の形態における電気掃除機用吸込具は、図5に示すように、第2吸込具10の先端吸気口16の上方先端に設けられたブラシ体18の植毛21が、第二の通路36内から空気取り入れ口B34を通り、回転ブラシ20に当たる構成としたものである。このとき、第1吸込具11と第2吸込具10の間に形成された空気取り入れ口A35を通して、吸引風が掃除機本体7に流れるようになっている。
第2吸込具10の先端吸気口16の上方先端に設けられたブラシ体18の植毛21が、第1吸込具11に装着されると、ブラシ体18の植毛21は、回転ブラシ20を配した上
面に設けられた空気取り入れ口B34から回転ブラシ20側へ突出し、回転ブラシ20の植毛20aが植毛21に当たり、植毛21を震動させ、植毛21に付着していた塵埃をおとし、第二の通路36を構成している空気取り入れ口A35から空気取り入れ口B34に向けて流れる吸引風により掃除機本体7に塵埃が吸引される。
以上のように本実施の形態における吸込具3では、ブラシ体18の植毛21を、第2吸込具10の先端吸気口16の上方先端に設け、第1吸込具11の内部で、空気取り入れ口A35、空気取り入れ口B34で構成された第二の通路36内に配し、さらに、回転ブラシ20により、植毛21を叩くことで、吸引風で震動するだけでなく、回転ブラシ20によっても震動させられ、ブラシ体18の植毛21に付着した塵埃を掃除中に掃除機本体7の吸引力で確実に除去することができ、清潔で、性能がよく、使い勝手のよい電気掃除機用吸込具を提供することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3における電気掃除機用吸込具について、図6を用いて説明する。図6(a)は、本実施の形態における電気掃除機用吸込具の第1吸込具に第2吸込具を装着する前の状態を示す断面図、図6(b)は、同第1吸込具に第2吸込具を装着した状態を示す断面図である。なお、上記実施の形態1、2における電気掃除機用吸込具と同じ部品、構成については、同一符号を付与して、その説明を割愛する。
図6(a)において、第2吸込具10の先端吸気口16の先端上部には、植毛21を有したブラシ体18が設けられている。第1吸込具11には、回動軸33を中心に回転するフタ37を設け、フタ37には、クランク39が取り付けられるようにクランク保持部A40がある。
クランク39の他端は、ボタン41のクランク保持部B(図示せず)に取り付けられている。ボタン41は、回転ブラシ20の上壁にバネ28に付勢されて突出した状態となっている。ボタン41が上下動することにより、クランク39が、ボタン41の動きに連動して動きフタ37を回動軸33中心に回動させるようになっている。回転ブラシ20の上壁には空気取り入れ口B34が設けられている。
図6(b)に示すように、第1吸込具11に第2吸込具10を装着すると、第2吸込具10の先端吸気口16の先端上部に設けた植毛21を有したブラシ体18により、ボタン41が押され、クランク39が動き、フタ37を動かしてブラシ体18が外から見えないように覆っている。また、第1吸込具11と第2吸込具10の間に、空気取り入れ口A35ができ、掃除機本体7の吸引風を空気取り入れ口A35から空気取り入れ口B34に流す第二の通路36を構成し、また、ブラシ体18の植毛21を、空気取り入れ口B34を通して回転ブラシ20に当てるようにしている。
以上のように、本実施の形態における電気掃除機用吸込具によれば、第1吸込具11に第2吸込具10を装着すると、その装着動作に連動して、ブラシ体18により、ボタン41が押され、クランク39が動き、フタ37を動かしてブラシ体18が外から見えないように覆い、かつ、ブラシ体18の植毛21は、回転ブラシ20に当たり、空気取り入れ口A35から空気取り入れ口B34に流す第二の通路36も構成されるため、フタ37を開閉させることにより、使用者が装着するときに、ブラシ体18の植毛21を簡単に第1吸込具11に装着させることができ、また、ブラシ体18の植毛21に付着した塵埃を、吸引風で震動するだけでなく、回転ブラシ20によっても震動させられ、掃除中に掃除機本体7の吸引力で除去することができ、清潔で、性能がよく、使い勝手のよい電気掃除機用吸込具を提供することができる。
以上のように、本発明に係る電気掃除機用吸込具及び電気掃除機は、先端吸気口の上方先端に植毛を有したブラシ体を配した第2吸込具を前記第1吸込具に装着した状態で電気掃除機を運転中に、ブラシ体についた塵埃を除去することができ、次に使うときも初期の状態で、性能がよく、使い勝手のよいもので、一般家庭用の電気掃除機のみならず、産業用の電気掃除機にも広範囲に利用することができる。
3 電気掃除機用吸込具(吸込具)
7 掃除機本体
10 第2吸込具
11 第1吸込具
16 先端吸気口
18 ブラシ体
20a、21 植毛
23 吸込口
36 第二の通路
41 ボタン

Claims (4)

  1. 底面に設けた吸込口より被掃除面上の塵埃を吸引する第1吸込具と、同じく被掃除面上の塵埃を吸引する先端吸気口を有すると共に、上方から前記第1吸込具に着脱自在に装着され、前記先端吸気口の上方先端に、植毛を有したブラシ体を配した第2吸込具で構成され、前記第2吸込具を前記第1吸込具に装着したときに、前記ブラシ体の根元から先端にかけて吸引風が流れる第二の通路を設けた電気掃除機用吸込具。
  2. 第1吸込具は、塵埃を掻き上げる植毛を有する回転ブラシを備え、第2吸込具を前記第1吸込具に装着すると、ブラシ体が、前記回転ブラシの植毛に当たるようにした請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 第2吸込具を第1吸込具に装着するとブラシ体を覆うフタを前記第1吸込具に開閉自在に設け、前記フタの開閉を、前記第2吸込具の前記第1吸込具への装着動作に連動させた請求項1又は2に記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 電動送風機を内蔵した掃除機本体と、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具と、前記掃除機本体と前記電気掃除機用吸込具とを連通するホースを備えた電気掃除機。
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