JP2013087835A - デュアルクラッチ式自動変速機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デュアルクラッチ式自動変速機1は、奇数変速段を成立させる第一シフト機構70a,70cおよび偶数変速段を成立させる第二シフト機構70b,70dを動作させるとともに、変速指令が送出されると第一クラッチ31および第二クラッチ32の係合状態を切り換えて変速指令に応じた変速制御を実行する変速制御装置80を備える。変速制御装置80は、変速指令が送出された際に、当該変速指令による要求変速段と現在変速している現在変速段との段差を算出し、段差が偶数段である場合には待機時間Pwだけ変速制御の実行を待機する。
【選択図】図3
Description
(変速機1の構成)
本実施形態における変速機1の構成について、図1を参照して説明する。変速機1は、車両に搭載されるデュアルクラッチ式の自動変速機である。変速機1は、図示しないケースに回転可能に支持された回転軸である第一入力軸11、第二入力軸12、第一副軸21、第二副軸22と、エンジン2の回転駆動力を回転軸に伝達するデュアルクラッチ30と、回転軸に回転可能に支持され前進または後進の変速段を構成する複数の変速ギヤ41〜46,51〜56,61〜64と、奇数変速段を選択的に成立させる第一シフト機構70a,70cと、偶数変速段を選択的に成立させる第二シフト機構70b,70dと、変速制御装置80と、各種センサ91,92を備える。上記のケースは、複数の軸受けにより各軸を支承するとともに、上記の複数のギヤおよび第一、第二シフト機構70a〜70dに含まれる摺動部に供給する潤滑油を収容している。
変速制御装置80による変速制御について図2を参照して説明する。上述したように、変速機1の変速制御装置80は、デュアルクラッチ30、第一シフト機構70a,70c、および第二シフト機構70b,70dを制御することにより、ECU3が変速マップデータに基づいて送出した変速指令に応じた変速制御を実行している。また、変速マップデータは、図2に示すように、アクセル開度と車速との関係を表した線である変速線L1〜L5を有している。変速マップデータとしては、アップシフト用のものとダウンシフト用のものがある。さらに、変速予定の変速段を予め成立させるプレシフトについても同様に、アッププレシフト用のものとダウンプレシフト用のものがある。ここでは、ダウンシフト用の変速線を有する変速マップデータを参照して、ダウンシフトの変速制御を実行する場合を例示して説明する。
変速制御装置80による待機制御について、図2〜図4を参照して説明する。ここでは、図3に示すように、第6速段から第2速段にダウン変速する場合を例示する。また、変速制御装置80は、図4に示すような処理を実行する制御プログラムを、短期間(例えば、6[ms])毎に呼出すことにより、ダウン変速制御を行っている。先ず、第6速段で走行中に、運転者によりアクセルが踏み込まれるとアクセル開度が上昇し、図3に示すように、時刻t1において第5速段を要求する変速指令が送出される。
上述したデュアルクラッチ式の変速機1によると、現在変速段と要求変速段の段差が偶数段である場合に、待機時間Pwだけ変速制御の実行を待機する待機制御を行うものとした。そして、待機制御中に変速指令がさらに送出され段差が奇数段となると、変速制御装置80は、両系統の変速機構における変速制御を実行することが可能となる。これにより、複数回に亘って送出された変速指令に対して1回の変速制御で最終的な要求変速段へシフトすることになる。よって、同系統の変速制御の回数を低減することができるので、変速が遅延することを防止することができるとともに、クラッチの負荷を軽減することが可能となる。
本実施形態において、変速制御装置80による待機制御として、第5速段から第3速段にダウン変速する場合を例示した。これに対して、第4速段から第2速段にダウン変速する場合のように、偶数段の段差を有する変速指令が送出されている場合には、同様の待機制御を実行することが可能である。また、本実施形態において、待機時間Pwについては、次指令時間Pnに余裕時間を加算して設定した。これに対して、予め設定された一定時間に設定したり、或いはアクセル開度またはその変化速度から算出したりする構成としてもよい。
11:第一入力軸、 12:第二入力軸
21:第一副軸、 22:第二副軸
30:デュアルクラッチ、 31:第一クラッチ、 32:第二クラッチ
41〜46:変速段の駆動ギヤ
51〜56:変速段の従動ギヤ、 52a:小径ギヤ
61,62:最終減速ギヤ、 63:後進ギヤ、 64:リングギヤ
65:パーキングギヤ
70a,70c:第一シフト機構、 70b、70d:第二シフト機構
71:ハブ、 72:スリーブ
80:変速制御装置
91:車速センサ、 92:アクセル開度センサ
Claims (3)
- 同心に配置された第一入力軸および第二入力軸と、
原動機の回転駆動力を前記第一入力軸に伝達する第一クラッチと回転駆動力を前記第二入力軸に伝達する第二クラッチとを有するデュアルクラッチと、
前記第一入力軸に伝達された回転駆動力を変速して奇数変速段を成立させる第一シフト機構、および前記第二入力軸に伝達された回転駆動力を変速して偶数変速段を成立させる第二シフト機構と、
前記第一シフト機構および前記第二シフト機構を動作させるとともに、変速指令が送出されると前記第一クラッチおよび前記第二クラッチの係合状態を切り換えて前記変速指令に応じた変速制御を実行する変速制御装置と、を備え、
前記変速制御装置は、前記変速指令が送出された際に、当該変速指令による要求変速段と現在変速している現在変速段との段差を算出し、前記段差が偶数段である場合には待機時間だけ前記変速制御の実行を待機するデュアルクラッチ式自動変速機。 - 請求項1において、
前記変速制御装置は、前記変速指令の送出時における車両速度およびアクセル開度の変化速度に基づいて現在から次回の変速指令が送出されるまでの時間を算出し、算出された当該時間以上となるように前記待機時間を設定するデュアルクラッチ式自動変速機。 - 請求項1または2において、
前記変速制御装置は、前記変速指令が送出された際に、算出した前記段差が偶数段であり、且つ前記変速指令の送出時におけるアクセル開度が予め設定された閾値より小さい場合には前記変速制御の実行を待機させるデュアルクラッチ式自動変速機。
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