JP2013080296A - ポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラム - Google Patents

ポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】手振れ補正を煩雑な操作を必要とせず実行できるポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラムを提供する。
【解決手段】撮像制御部310が取得した投影画像から、画像処理部380の正方画角補正量算出部320が正方画角補正量を算出し、歪み量算出部330が歪み率を算出する。補正範囲決定部は350は、正方画角補正量と歪み率と履歴記憶部3710に記憶された基準位置Pの座標と、から基準位置Pにおいて画像が投影面上でどの程度引き延ばされているか算出して手振れ補正範囲を決定する。ポインタ位置決定部360は、通信制御部340が取得した指示座標が、手振れ補正範囲に含まれているか判別する。指示座標が手振れ補正範囲に含まれている場合は、当該指示座標の変化は手振れに起因する変化であるとの判断の元、ポインタ位置決定部360はポインタの位置を基準位置から更新しない。
【選択図】図3

Description

本発明は、ポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラムに関する。
スクリーンに投影された画面の部位をポインタデバイスで指示することによりポインタを操作して、PC等を操作する投影・操作システムが知られている。
このような投影・操作システムでは、手振れによってポインタが意図しない動作を示すことにより、ユーザの操作が阻害されてしまう場合がある。特許文献1は、手振れを補正してユーザの投影・操作システムの操作を補助する技術を開示している。
特許文献1の技術では、手振れ補正を実行するに先立って、所定のキャリブレーション操作を実行して補正パラメータを決定する。補正パラメータは、投影画像全体に適用される。
特開2008−65522号公報
特許文献1に記載の技術では、手振れ補正を実行するために予めキャリブレーションを実行してパラメータを取得しなくてはならず、操作が煩雑であるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、手振れ補正を煩雑な操作を必要とせず実行できるポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明に係るポインタ制御装置は、
投影面上に投影するための画像である投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する指示座標取得部と、
前記投影用画像上の基準位置を定める基準位置定義部と、
前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する投影態様取得部と、
前記基準位置定義部が定めた基準位置と、前記投影態様取得部が取得した投影態様と、に基づいて前記指示座標取得部が取得した指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める判別基準定義部と、
前記指示座標取得部が取得した指示座標が変化すると、前記判別基準定義部が定めた判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置定義部が定めた基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定めるポインタ位置制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、手振れ補正を煩雑な操作を必要とせず実行できるポインタ制御装置、プロジェクタ及びプログラムを提供できる。
本発明の実施形態1に係る画像投影システムの構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る画像投影システムによって投影される画像とポインタ制御の例を示す図であり、(a)は投影画像の画角が大きい場合、(b)は投影画像の画角が小さい場合、(c)は投影画像が歪んでいる場合、のポインタ制御の例をそれぞれ示す図である。 実施形態1に係るプロジェクタ及びポインタ制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るポインタ制御装置の物理構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るプロジェクタが1フレームに投影する画像を時系列で示す図である。 実施形態1に係る手振れ補正範囲決定処理に用いられる数値パラメータを説明するための図であり、(a)は基準補正範囲を、(b)は水平方向の歪みパラメータを、(c)は垂直方向の歪みパラメータを、(d)はポインタの位置及び投影画像の解像度を、説明するための図である。 実施形態1に係るポインタ制御装置が実行するポインタ制御処理のフローチャートである。 実施形態1に係るポインタ制御装置が実行する手振れ補正範囲決定処理のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るプロジェクタ及びプロジェクタに含まれるポインタ制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るプロジェクタが1フレームに投影する画像を時系列で示す図である。 実施形態2に係るポインタ制御装置が実行するポインタ制御処理のフローチャートである。 実施形態2に係るポインタ制御装置が実行する手振れ補正範囲決定処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態に係る画像投影システムを、図を参照しながら説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
本願の実施形態1に係る情報処理システム1を、図1を参照して説明する。画像投影システム1は、パーソナルコンピュータ(PC10)と、ポインタ制御装置30を含むプロジェクタ20と、スクリーン40と、ポインタデバイス50と、から構成される。
PC10は、プロジェクタ20がスクリーン40上に投影すべき画像をプロジェクタ20に出力する計算機である。実施形態1では、PC10はアナログRGB端子やHDMI(登録商標)端子等の画像出力端子を用いて画像を外部出力する機能を備えたノートパソコンである。
プロジェクタ20は、PC10が出力する画像をスクリーン40に投影する画像投影装置である。プロジェクタ20は、ポインタデバイス50から、ポインタデバイス50が投影画像上を指示する位置を示す位置情報と、ユーザがポインタデバイス50に対して行った操作についての情報(操作情報)と、を受信する。プロジェクタ20は、位置情報と投影画像の大きさ・形状とに基づいて内部のポインタ制御装置30が(手振れ補正して)定めたポインタの位置を、操作情報と合わせてPC10に伝達する。
スクリーン40は、プロジェクタ20が投影する光線を受け止めて画像を形成するための投影面として機能する幕である。
ポインタデバイス50は、スクリーン40上の投影画像上の部位を指示して、指示した部位の位置情報を取得する。位置情報とは、ポインタデバイス50が指示したスクリーン40上の位置に対応する、投影するための画像(投影用画像)上の指示座標(x、y)を示す情報である。ポインタデバイス50はボタン等の操作受付手段を備え、受け付けた操作の情報と、位置情報と、をプロジェクタ20に伝達する。操作受付手段が受け付ける操作の例として、例えばマウスの右クリックや左クリックに相当する操作がある。
ポインタデバイス50が指示座標を取得する方法は、ポインタデバイス50がスクリーン40上に赤外線レーザを照射し、カメラで赤外線レーザの位置を取得する等の既知の任意のスクリーン上の座標取得方法であってよいが、ここではポインタデバイス50が赤外線カメラを備え、プロジェクタ20が所定の間隔で投影する赤外線のグラデーション画像を撮影し、その強さから画像上の座標を取得するものとする。
プロジェクタ20がスクリーン40に投影する画像(投影用画像、画像PI1〜画像PI3)上で、ポインタ制御装置30がポインタをどのように制御されるかについて、図2を参照して説明する。
プロジェクタ20が、スクリーン40上に画像PI1を、歪み無く大きく投影した場合の手振れ補正の例を図2(a)に示す。
図2(a)では、ユーザはポインタデバイス50を用いてスクリーン40上の画像PI1の部位を指し示しており、その部位にポインタ(黒太矢印)が表示されている。ポインタデバイス50を持つユーザの手は、一定の幅でふるえている。
このとき、手振れによってポインタデバイス50がふるえることにより、ポインタが指し示す部位(指示位置)もある範囲で揺れ動く。ポインタ制御装置30は、所定の範囲での動きを手振れと判定し、その範囲での指示位置の変動をポインタの位置に反映させない。
PI1はスクリーン40上に大きく投影されているので、手振れによる指示位置のぶれが及ぶ範囲は、スクリーン40上の画像PI1に比して小さい。そのため、画像PI1上のアイコンや操作部位等を指し示す操作に手振れが与える影響は比較的小さい。そこで、ポインタ制御装置30は、手振れと判定する範囲(補正範囲、手振れ補正範囲)を、画像PI1の比較的小さい範囲(例えば部位A1の内部)に設定する。
プロジェクタ20が、スクリーン40上に画像PI2を、歪みなく小さく投影した場合の手振れ補正の例を図2(b)に示す。
ユーザが図2(a)と同じ位置から、同じ量の手振れと共にPI2上の部位を指し示したとする(図2(b))。このとき、手振れによる指示位置のぶれが及ぶ範囲は、画像PI2に占める割合は、図2(a)よりも大きいため、手振れが操作に与える影響も大きい。
そのため、ポインタ制御装置30は、補正範囲を、画像PI2上の比較的大きい範囲(例えば部位A2の内部)に設定する。即ち、画像PI1と画像PI2とが同じ解像度を持つ場合には、部位A2は部位A1よりも面積(ピクセル数)が大きくなる。
プロジェクタ20が、スクリーン40に対して斜めから画像PI3を投影した結果、スクリーン40上で画像PI3が歪んでいる場合の手振れ補正の例を、図2(c)に示す。
ユーザが図2(a)及び(b)と同じ位置から、同じ量の手振れと共にスクリーン40上の画像PI3上の部位を指し示したとする。このとき、手振れによる指示位置のぶれが及ぶ範囲(手振れが操作に及ぼす影響)は、その部位が画像PI3上のどの位置にあるかによって異なる。
図2(c)の例では、例えば部位A3の周辺では、歪みによって画像が大きく引きのばされているため、手振れによる指示位置のぶれが及ぶ範囲は相対的に小さく、手振れがユーザ操作に及ぼす影響も小さい。
一方、部位A4の周辺では、歪みによって画像が小さく縮小されてため、手振れによる指示位置のぶれがユーザ操作に及ぼす影響が部位A3の付近よりも大きくなる。
そこで、ポインタ制御装置30は、補正範囲を、部位A3のように画像PI3が歪みによって大きくのばされている部分では、画像PI3上の比較的小さい範囲(例えば部位A3の内部)に設定し、部位A4のように歪みによって縮小されている部分では、画像PI3上の比較的大きい範囲(例えば部位A4の内部)に設定する。
次に、プロジェクタ20の構成を、図3を参照して説明する。プロジェクタ20は、入力部200と、A/Dコンバータ210と、表示制御部220と、発光制御部230と、ランプユニット240と、投影デバイス250と、光学レンズユニット260と、通信部270と、撮像部280と、出力部290と、ポインタ制御装置30と、から構成される。
入力部200は、アナログRGB端子やHDMI(登録商標)端子等の画像信号入力端子から構成され、PC10が出力する画像信号を受け付ける。
入力部200は、受け付けた画像信号をA/Dコンバータ210に伝達する。
A/Dコンバータ210は、入力部200から伝達された画像信号をデジタルの画像情報に変換し、表示制御部220に伝達する。
表示制御部220は、制御用CPU(Central Processing Unit)、作業用領域として用いられるRAM(Random Access Memory)、制御プログラム及び制御パラメータ等を記憶するEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等から構成され、発光制御部230と投影デバイス250とを制御する。
表示制御部220は、A/Dコンバータ210から伝達された画像を、必要が有れば台形補正等の補正処理を施し、発光制御部230と投影デバイス250とを制御して投影画面に投影する。
発光制御部230は、表示制御部220から制御を受け、ランプユニット240を制御する制御回路である。
発光制御部230は、ランプユニット240に投影デバイス250が画像投影のために必要とするビーム(光線)を供給させる。
ランプユニット240は、発光制御部230から制御をうけて発光し、投影デバイス250にビームを供給する発光装置である。
投影デバイス250は、カラーホイール、DMD(Digital Micromirror Device)、等から構成されるプロジェクタの投影機能を担う装置であり、表示制御部220の制御に基づき、表示制御部220から伝達された画像を光線に変換し、光学レンズユニット260に伝達する。
なお、投影デバイス250は、上記構成に限らず、液晶パネルによって画像を投影する画像投影デバイス等の、既知の任意の画像投影デバイスであってよい。
光学レンズユニット260は、複数のレンズとレンズを所定の位置に移動させるモータとから構成される光学機器である。光学レンズユニット260は撮影デバイス250から伝達された光線をスクリーン40上に結像させる。
通信部270は、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Aria Network)、等の規格に準拠した通信デバイスである。通信部270は、ポインタデバイス50と通信して、ポインタデバイス50が指し示す位置を示す指示座標の情報と、操作情報とを順次受信する。通信部270は、受信した情報を順次ポインタ制御装置30の通信制御部340に伝達する。通信部270がポインタデバイス50と通信する方法は無線通信に限らず、USB(Universal Serial Bus)、パラレルポート等の有線の通信デバイスを用いて通信する構成も可能である。
撮像部280はレンズ、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)、等から構成され、スクリーン40上に投影された投影画像を撮影する撮像デバイスである。
撮像部280は、投影画像を撮影した撮像画像を、ポインタ制御装置30の撮像制御部310に伝達する。
出力部290は、LAN、USB、パラレルポート、等の規格に準拠した通信デバイスである。出力部290はポインタデバイス50が伝達するポインタデバイス50が指し示す投影画像上の部位を示す情報と、操作情報とをPC10に出力する。
ポインタ制御装置30は、物理的には、図4に示すように情報処理部301と、データ記憶部302と、プログラム記憶部303と、入出力部304と、内部バス307と、から構成される。
情報処理部301は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processing)、等から構成され、プログラム記憶部303に記憶されている制御プログラム308に従って、後述するポインタ制御装置30が実行する処理を実行する。
データ記憶部302は、RAM(Random Access Memory)等から構成され、情報処理部301の作業領域として用いられる。
プログラム記憶部303は、フラッシュメモリ、ハードディスク、等の不揮発性メモリから構成され、情報処理部301の動作を制御する制御プログラム308を記憶する。
なお、情報処理部301と、データ記憶部302と、プログラム記憶部303と、入出力部304と、は内部バス307によってそれぞれ接続され、情報の送信が可能である。
入出力部304は外部機器との情報の入出力を制御するI/O部である。
入出力部304は、プロジェクタ20の通信部270、撮像部280等から入力されるデータを取得して情報処理部301に伝達する。また、入出力部304はプロジェクタ20の出力部290、外部機器と通信して情報処理部301の演算結果を出力する。
ポインタ制御装置30は、上記物理構成により、図3に示すように撮像制御部310と、正方画角補正量算出部320と歪み量算出部330とを含む画像処理部380と、通信制御部340と、補正範囲決定部350と、ポインタ位置決定部360と、記憶部370と、として機能する。
撮像制御部310は、撮像部280を制御し、投影デバイス250が光学レンズユニット260を通してスクリーン40に投影した画像を撮影する。撮像制御部310は、撮影した画像を、画像処理部380に伝達する。
通信制御部340は、通信部270を制御し、ポインタデバイス50が伝達する位置情報(指示位置の座標)と、操作情報と、を取得する。通信制御部340は、取得した指示位置の座標と、操作情報と、をポインタ位置決定部360に伝達する。
ここで、プロジェクタ20が1フレーム期間にスクリーン40に投影する投影画像を、図5を参照して時系列で説明する。
プロジェクタ20は、1フレーム期間T(例えば1/60秒)において、まず画像表示期間Taに、PC10から取得した画像の赤色成分(画像IR)と、緑色成分(画像IG)と、青色成分(画像IB)と、の画像を順次投影する。画像表示期間Taで画像IRと画像IGと画像IBとを投影することにより、プロジェクタ20はPC10から取得した投影用画像をスクリーン40に投影する。
次に、プロジェクタ20は投影画像の形状・大きさを測定するための測距用画像(画像IDx及び画像IDy)を投影する(測距期間Tb)。測距期間Tbでは、まず横方向の距離を測るための画像IDxを投影し、縦方向の距離を測るための画像IDyを投影する。
画像IDxは一定間隔の縦縞模様、画像IDy一定間隔の横縞模様である。画像IDx及び画像IDyは、スクリーン40上の投影領域の大きさ・形状に対応する縞模様としてスクリーン40上に投影される。スクリーン40上で投影領域が台形に歪んでいると、画像IDx及び画像IDyも図6(b)及び図6(c)のように歪んで投影される。画像IDx及び画像IDyは任意の色の縞模様の画像であってよいが、ここでは赤外線画像であるとする。
次に、プロジェクタ20はポインタデバイス50が投影画像上で指示座標を取得するための画像(画像IPx及び画像IPy)を投影する(座標期間Tc)。画像IPxは、光度が投影用画像上で横のグラデーションになっており、ある部位の光度とその部位のx座標とが対応する。画像IPxは、光度が投影用画像上で縦のグラデーションになっており、ある部位の光度とその部位のy座標とが対応する。
ポインタデバイス50は、カメラを用いて画像IPxの光度と画像IPyの光度を取得して、自身が指し示している部位が投影画像上のどの部位にあたるか、そのx座標とy座標(指示座標)を取得する。
撮像制御部310は、撮像部280を用いて、画像IDxと画像IDyを撮影し、当該撮影画像を画像処理部380に伝達する。
通信制御部340は、画像IPxと画像IPyとの光度からポインタデバイス50が取得した指示座標の情報と、ユーザがポインタデバイス50に対して行った操作(右クリック、左クリック等)を示す操作情報と、を通信部270を用いて取得する。
図3に戻って説明を続ける。画像処理部380は、撮像制御部310から伝達された撮影画像から、画像IDxと画像IDyとの撮影画像を抽出する。そして、正方画角補正量算出部320と歪み量算出部330は、抽出した画像IDxと画像IDyの撮影画像から、手振れ補正の補正範囲を定めるパラメータ(補正パラメータ)を算出する。補正パラメータの内容及び補正パラメータを算出する処理については後述する。
画像処理部380は、算出した補正パラメータを補正範囲決定部350に伝達する。
補正範囲決定部350は、画像処理部380から伝達された補正パラメータと、記憶部370の履歴記憶部3710に記憶された基準位置の座標と、から手振れ補正範囲を決定する。
画像処理部380の各部が補正パラメータを算出し、補正範囲決定部350が手振れ補正範囲を決定する処理について、図6を参照して説明する。図6(a)は、所定の距離から所定の設定に基づきスクリーン40に歪み無く投影された基準投影画像BIである。基準投影画像BIを投影する設定を、基準投影設定と呼ぶ。基準投影画像BI上では、基準ゆがみ補正範囲SA(投影用画像上で縦Cbvピクセル、横Cbhピクセル、の大きさを持つ長方形)が図6(a)のように表示される。なお、基準ゆがみ補正範囲は、正方形であっても良い。
そして、プロジェクタ20が基準投影設定で画像を投影した場合、画像IDxの縦縞は、スクリーン40上で基準幅Hbをもつ縞として投影される。また、画像IDxの縦縞は、スクリーン40上で基準幅Vbをもつ縞として投影される。
基準ゆがみ補正範囲SAの縦の大きさCbv、横の大きさCbh,基準幅Hb,基準幅Vb、は後述する記憶部370の設定記憶部3720に定数として予め記憶されている。
基準投影設定以外の投影設定で、歪んで投影された場合の投影画面を図6(b)〜(d)に示す。このとき、画像IDxの縦縞は、スクリーン40上で最大幅Hlから最小幅Hsをもつ縞として投影される(図6(b))。また、画像IDyの横縞は、スクリーン40上で最大幅Vlから最小幅Vsをもつ縞として投影される(図6(c))。画像処理部380は、画像IDyから、原点O側の縞の幅(ここでは最小幅Vs)と原点からy軸上で+側に最も遠い縞の幅(ここでは最大幅Vl)を求める。また、画像IDxから、原点O側の縞の幅(ここでは最小幅Hs)と原点からx軸で+側に最も遠い縞の幅(ここでは最大幅Hl)と、を求める。なお、上記の最大幅Hl及び最小幅Hsは、投影画像上の(横方向の)中央部に位置する短冊状の領域において取得する。この短冊状の領域の幅は、領域内でのひずみの影響を無視しうる程度に小さいとする。最大幅Vlと最小幅Vsも、方向を変えて同様に取得するものとする。
正方画角補正量算出部320は、取得した最小幅Hsと基準幅Hbとから、水平の画角割合Zhを算出する。水平の画角割合Zhは、その画像全体が水平方向にどの程度引き延ばされているかを表す数値である。
水平の画角割合Zhは、例えば計算式(1)を用いて算出する。
Zh=Hs/Hb …(1)
正方画角補正量算出部320は、取得した最小幅Vsと基準幅Vbとから、垂直の画角割合Zvを算出する。垂直の画角割合Zhは、その画像全体が垂直方向にどの程度引き延ばされているかを表す数値である。
垂直の画角割合Zvは、例えば計算式(2)を用いて算出する。
Zv=Vs/Vb …(2)
なお、水平の画角割合Zhや垂直の画角割合Zvを求める方法は式(1)、(2)に限らず、例えばHs(Vs)をHb(Vb)の二乗で除算する、Hs(Vs)とHb(Vb)とを引数とする所定の参照テーブルを用いて決定する、Hl(Vl)をHb(Vb)で除算する、等の任意の方法を用いて求めても良い。
さらに、正方画角補正量算出部320は、算出した水平の画角割合Zhと標準補正量Cbhから水平の正方補正量C0hを、算出する。
水平の正方補正量C0hは、手振れ補正範囲の水平方向の大きさを決定するパラメータの一つであり、画像全体が横方向に引き延ばされている割合が大きいほど大きくなる。
水平の正方補正量C0hは、例えば式(3)を用いて算出することができる。
C0h=Cbh・Zh …(3)
同様に、算出した垂直の画角割合Zvと標準補正量Cbvとから、垂直の正方補正量C0vを式(4)を用いて算出できる。
C0v=Cbv・Zv …(4)
なお、水平の正方補正量C0hや垂直の正方補正量C0vを求める方法は式(3)、(4)に限らず、例えばCbh(Cbv)とZh(Zv)の二乗同士の乗算式や、Cbh(Cbv)とZh(Zv)とを引数とする所定の参照テーブルを用いて決定する、等の任意の方法を用いて求めても良い。
歪み量算出部330は、最大幅HI及び最小幅Hsとから、水平の歪み割合Khを算出する。水平の歪み割合Khは、画像がどの程度水平方向に歪んでいるか、その歪みの程度を示す係数である。ここでは、投影画像が歪みなく投影されている場合は1と等しく、原点O(ここでは左側)の部分が右側よりも画像が引き延ばされている場合に1より大きくなり、逆の場合は1より小さくなる係数である。
水平の歪み割合Khは例えば式(5)を用いて算出できる。
Kh=Hl/Hs …(5)
さらに、最大幅Vlと最小幅Vsとから、垂直の歪み割合Kvを式(6)を用いて算出する。垂直の歪み割合Kvは、原点O(ここでは下側)の部分が上側よりも画像が引き延ばされている場合に1より大きくなり、逆の場合は1より小さくなる係数である。
Kv=Vl/Vs …(6)
なお、水平の歪み割合Khや垂直の歪み割合Kvを求める方法は式(5)、(6)に限らず、例えばHl(Vl)をHs(Vs)の二乗で除算する式や、Hl(Vl)とHs(Vs)とを引数とする所定の参照テーブルを用いる、等の任意の方法を用いて求めても良い。
画像処理部380は、正方画角補正量算出部320が算出した水平の正方補正量C0hと垂直の正方補正量C0vと、歪み算出部330が算出した水平の歪み割合Khと垂直の歪み割合Kvと、を補正範囲決定部350に伝達する。
補正範囲決定部350は、画像処理部380から、水平の正方補正量C0hと垂直の正方補正量C0vと、水平の歪み割合Khと垂直の歪み割合Kvと、を伝達されると、さらに記憶部370の履歴記憶部3710に記憶された基準位置Pの座標(Px、Py)を取得する。ここでは、基準位置Pは現在のポインタの位置である。
図6(d)は、記憶部370の履歴記憶部3710に記憶された基準位置Pが座標(Px,Py)に位置する例を示している。ここで、画像PI4の解像度は水平方向にGhピクセル、垂直方向にGvピクセル、である。なお、Pxは基準位置P(t)が原点OからPxピクセル分x軸に方向にずれた位置にあること、Pyは基準位置Pが原点OからPyピクセル分y軸に方向にずれた位置にあること、をそれぞれ示す。
補正範囲決定部350は、式(7)を用いて水平方向の補正量Chを、式(8)を用いて垂直方向の補正量Cvを算出する。
Ch=C0h・Kh・(Px+Gh)/Gh …(7)
Cv=C0v・Kv・(Py+Gv)/Gv …(8)
なお、ここでは水平方向の補正量Ch及び垂直方向の補正量Cvを上記式(1)〜(8)で求めたが、Ch及びCvを算出する方法はこれに限られず、投影画面上で基準位置において投影用画像の一ピクセル(あるいは所定数のピクセル)が大きく引き延ばされているほど補正量Ch及び補正量Cvが小さくなるようなその他の算定方法を用いて補正量Cv及び補正量Chを求めても良い。
補正範囲決定部350は、投影用画像上の基準位置Pを中心とする横Chピクセル、縦Cvピクセルの領域を手振れ補正範囲(補正範囲)として定め、当該領域の情報をポインタ位置決定部360に伝達する。
図3にもどって説明を続ける。ポインタ位置決定部360は、通信制御部340から伝達された現在の指示座標と操作情報と、補正範囲決定部350から伝達された手振れ補正範囲と、に基づいて新たなポイント位置を定める。
そして、更新した座標をあらたな基準位置Pとして、記憶部370の履歴記憶部3710に記憶する。
ポインタ位置決定部360は、新たなポインタ位置の座標と、操作情報と、を出力部290を用いてPC10に伝達する。
記憶部370は、ポインタ制御装置30の記憶部370を除く各部がポインタ制御処理のために用いるプログラム及び情報を記憶する記憶装置である。記憶部370は、ポインタ制御装置30の記憶部370を除く各部からのコマンドに応答して、記憶する情報を供給する。
記憶部370は、ポインタ位置決定部360を始めとするポインタ制御装置30の記憶部370を除く各部の処理結果を記憶する。
記憶部370は、履歴記憶部3710と、設定記憶部3720と、を含む。
履歴記憶部3710は、基準位置Pの座標を含む、ポインタの座標の履歴を記憶する。設定記憶部3720は、基準ゆがみ補正範囲SAの縦の大きさCbv、横の大きさCbh,基準幅Hb,基準幅Vb、等のポインタ制御処理に必要な各種設定情報を記憶する。
次に、ポインタ制御装置30が実行するポインタ制御処理1について、図7を参照して説明する。
ポインタ制御装置30は、プロジェクタ20が投影画像を投影し、ポインタデバイス50から指示座標を伝達されると、図7のポインタ制御処理1を開始する。
ポインタ制御処理1では、まず撮像制御部310が撮像部280を用いて画像IDx及び画像IDyを撮影する。そして、画像処理部380が縞のパターンを抽出する(ステップS101)。
画像処理部380は、取得したパターンから画像IDxの縦縞の最大幅Hlと最小幅Hsと、画像IDyの最大幅Vlと最小幅Vsと、を取得する(ステップS102)。
ついで、正方画角補正量算出部320が、式(1)と式(2)とを用いて水平の画角割合Zhと垂直の画角割合Zvとを算出する(ステップS103)。
そして、歪み量算出部330が、式(5)と式(6)とを用いて、水平の歪み割合Khと垂直の歪み割合Kvとを算出する(ステップS104)。
次に、水平の画角割合Zhと垂直の画角割合Zvと、水平の歪み割合Khと垂直の歪み割合Kvと、を用いて手振れ補正範囲決定処理1を実行する(ステップS105)。
ステップS105で実行される手振れ補正範囲決定処理1を、図8を用いて説明する。手振れ補正範囲決定処理1では、まず正方画角補正量算出部320が式(3)を用いて水平の正方補正量C0hを、式(4)を用いて垂直の正方補正量C0vを、それぞれ算出する(ステップS201)。
次に、補正範囲決定部350は、記憶部370の履歴記憶部3710に記憶された基準位置Pの座標(Px、Py)を取得する(ステップS202)。
ステップS202で基準位置Pの座標を取得すると、補正範囲決定部350は、式(7)を用いて水平方向の補正量Chを、式(8)を用いて垂直方向の補正量Cvと、それぞれ算出する(ステップS203)。
補正範囲決定部350は、基準位置Pを中心とする横Chピクセル、縦Cvピクセルの領域を手振れ補正範囲の領域として定め(ステップS204)、手振れ補正範囲決定処理1を終了する。
図7に戻り、ステップS106では通信制御部340が現在の指示座標を取得する(ステップS106)。
そして、ポインタ位置決定部360は、現在の指示位置が手振れ補正範囲に含まれるか判別する(ステップS107)。
指示位置が手振れ補正範囲の領域内であると判別すると(ステップS107;YES)、その範囲の動きは手振れであるとの推測できるので、ポインタ位置を更新せず、基準位置をポインタ位置としてPC10に伝達し、処理はステップS101にもどる。
一方、指示位置が手振れ補正範囲の領域外であると判別すると(ステップS107;NO)、そのポインタデバイス50の動作は手振れではないとの推測のもと、新たな指示位置をポインタの位置とする(ステップS108)。
ステップS108では、更新したポインタの位置をあらたな基準位置Pとして、記憶部370の履歴記憶部3710に記憶する。また、新たなポインタ位置をPC10に伝達する。
そして、新たな基準位置を用いて処理をステップS101から繰り返す。
本実施形態のポインタ制御装置30によれば、上記処理によって直前のポインタ位置である基準位置から所定の範囲での指示位置の動きを手振れと判定し、ポインタ位置を補正することができる。また、手振れ補正と判定する範囲を、基準位置で投影用画像がどの程度引き延ばされているか、に応じて自動的に定めることが出来るため、実際の投影画像の大きさに基づいてユーザのニーズに合致した手振れ補正を実行することが出来る。そのため、ユーザがポインタデバイス50を用いて投影画像上で操作するに際し、使い勝手がよい。また、ユーザが自ら補正パラメータを設定する等の煩雑な操作をせずとも手振れ補正を実行できる。
また、本実施形態のポインタ制御装置30によれば、手振れ補正と判定する範囲を、従来台形補正に用いられている縞のパターンと、これを撮影する撮像部と、を用いて算出する正方画角と歪み率とを用いて自動的に定めることができる。そのため、ユーザは特別の手振れ設定処理等の煩雑な操作を実行する必要の無い、利便性の高い手振れ補正機能を提供できる。また、手振れ補正のための特別な画像処理を実行する必要がない。
また、従来の技術による手振れ補正では、キャリブレーションによって取得したパラメータを投影画像全体に適用するため、画面が歪んでいた場合などでも同一の補正パラメータを用いて手振れ補正を実行するため、部位によって補正パラメータを変える等の柔軟な手振れ補正が実現できなかった。そのため、パラメータをユーザ操作に基づいて定めても、部位によって手振れ補正のパラメータがユーザのニーズとずれてしまうという問題があった。本実施形態のポインタ制御装置30によれば、現在の基準位置においてどの程度画像が引き延ばされているか等を鑑みて算出されたパラメータを用いて手振れ補正が実行できるため、ユーザのニーズにあった手振れ補正が実現できる。
なお、上記実施形態1では、正方画角と歪み率とを、フレームごとに取得して逐一補正パラメータを算出した。実施形態1の変形例として、一度取得した補正パラメータを記憶部370に記憶し、フレーム毎に記憶した補正パラメータを用いて手振れ補正処理を実行する構成も可能である。
このとき、補正パラメータは、台形補正の設定の更新やリセットボタンの押下などのイベントに応答して再度算出するとしてもよい。
また、上記実施形態1では、歪み量算出部330は、水平方向の歪み割合Khと垂直方向の歪み割合Kvとを歪み量として算出し、補正範囲決定部350に伝達した。実施形態1の変形例として、歪み量算出部330は、画像IDxの原点側の縞(最も左側の縞)の幅Hllと、原点からx軸の+の方向に最も遠い縞(最も右側の縞)の幅Hlrと、の組み合わせを水平方向の歪み量として補正範囲決定部350に伝達しても良い。同様に、原点からy軸の+の方向に最も遠い縞(最も上側の縞)Vlhと、原点側の縞(最も下側の縞)の幅Vslの幅と、の組み合わせを垂直方向の歪み量として補正範囲決定部350に伝達する。
このとき、補正範囲決定部350は、例えば次の式(9)を用いて水平方向の補正量Chを算出する。
Figure 2013080296
式(9)の(Gh−Px)/Ghは、指示座標Pxが画像の原点O側(左側)にあるほど大きくなる係数、Hll/(Hll+Hlr)は画像の左側が引き伸ばされているほど大きくなる係数である。また、Px/Ghは指示座標Pxが画像の原点から+側(右側)にあるほど多くなる係数、Hlr/(Hll+Hlr)は、画像の右側が引き伸ばされているほど大きくなる係数である。
(Gh−Px)/Ghは、指示座標Pxが投影用画像でどの程度原点側にあるか、をあらわす任意の係数と置換可能である。例えば、(Gh−Px)/Gh等と置換することが出来る。
Px/Ghについても同様である。
また、Hll/(Hll+Hlr)は、投影用画像の原点側が引き伸ばされている程度を表す任意の係数と置換可能である。例えば、係数Hll/(Hll+Hlr)と置換することが出来る。
Hlr/(Hll+Hlr)についても同様である。
また、補正範囲決定部350は、例えば次の式(10)を用いて垂直方向のCvと算出する。
Figure 2013080296
式(9)の(Gv−Py)/Gvは、指示座標Pyが画像の原点O側(下側)にあるほど大きく成る係数、Hll/(Hll+Hlr)は画像の下側が引き伸ばされているほど大きくなる係数である。また、Px/Ghは指示座標Pxが画像の原点から+側(右側)にあるほど大きく成る係数、Hlr/(Hll+Hlr)は、画像の右側が引き伸ばされているほど大きくなる係数である。
式(10)についても、式(9)と同様に上記係数を置換することが出来る。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2に係る画像投影システム2は、プロジェクタ21が現在のポインタ位置(基準位置)を中心とした基準図形をスクリーン40上に投影し、当該スクリーン上の基準図形の大きさに基づいて、ポインタ制御装置31が手振れ補正範囲を決定する事を特徴とする。
実施形態2に係る画像投影システム2は、実施形態1に係る画像投影システム1と比して、プロジェクタが所定の期間、ポインタ位置を中心とする所定図形を投影し、かつポインタ制御装置31を含むプロジェクタ21であることが異なる。その他の構成は実施形態1に係る画像投影システム1と同じである。
実施形態2に係るプロジェクタ21及びポインタ制御装置31の構成を、図9を参照して説明する。
プロジェクタ21は、表示制御部(表示制御部221)の機能と、ポインタ制御装置(ポインタ制御装置31)の機能が異なる以外はプロジェクタ20(図2)と同じ構成を持つ。
表示制御部221は、ポインタ制御装置31のポインタ位置決定部361からの指示に基づいて、投影デバイス250にポインタ位置を中心とする所定画像(基準図形)を所定期間スクリーン40に投影させる。ここでは、基準図形は投影用画像上では20ピクセル×20ピクセルの正方形とする。
ここで、プロジェクタ21が1フレーム期間にスクリーン40に投影する投影画像を、図10を参照して時系列で説明する。
プロジェクタ21は、測距期間Tbに、現在のポインタ位置を中心とする20ピクセル×20ピクセルの正方形SBを含む測距画像IDを投影する。その他の投影画像は、プロジェクタ20が投影する画像(図5)と同様である。
次に、ポインタ制御装置31が実行するポインタ制御処理2について、図11を参照して説明する。
ポインタ制御装置31は、プロジェクタ21が投影画像を投影し、ポインタデバイス50から指示位置を伝達されると、図11のポインタ制御処理2を開始する。
ポインタ制御処理2では、まず現在のポインタの指示位置を中心として、基準図形SBとその配置を表示制御部221に伝達する。表示制御部221は、測距期間Tbに基準図形SBを含む画像IDを表示する(ステップS301)。
そして、撮像制御部310が撮像部280を用いて画像IDを撮影する。そして、画像処理部381が画像IDから基準図形SBを抽出(取得)する(ステップS302)。
画像処理部381は、抽出した基準図形SBの高さHと、幅Wを取得する(ステップS303)。
そして、画像処理部381は基準図形SBの高さHと、幅Wと、を用いて手振れ補正範囲決定処理2を実行する(ステップS304)。
ステップS304で実行される手振れ補正範囲決定処理2を、図12を用いて説明する。手振れ補正範囲決定処理2では、まず図8の手振れ補正範囲決定処理1のステップS202と同様に基準位置の座標を取得する(ステップS401)。
次に、補正量算出部321が、式(11)を用いて水平方向の補正量Chを、式(12)を用いて垂直方向の補正量Cvを算出する(ステップS402)。
Ch=CSw・W/SW …(11)
Cv=CSh・H/SH …(12)
ただし、SWは基準投影設定で投影された場合の基準図形の横幅、SHは基準投影設定で投影された場合の基準図形の高さである。
CSwは基準投影設定で投影された場合の手振れ補正範囲の幅(単位:ピクセル)、CShは基準投影設定で投影された場合の手振れ補正範囲の高さ(単位:ピクセル)である。CSw、CSh、SW、SH、の各数値は記憶部370の設定記憶部3720に記憶されている。
ステップS402で補正量を算出すると、実施形態1に係る手振れ補正範囲決定処理1のステップS204(図8)と同様に手振れ補正範囲を決定する(ステップS403)。
図11に戻って、ステップS304が終わると、実施形態1にポインタ制御処理1のステップS106〜ステップS108(図7)と同様に新たなポインタ位置を定める処理を実行する(ステップS305〜ステップS307)。
ポインタ制御処理2では、ステップS307で新たなポインタ位置を定め、基準位置を更新した後に、当該新たな基準位置を中心として基準図形を画像IDに配置し、当該画像IDを表示制御部221に伝達する(ステップS308)。そして、次のフレームでは当該新たな画像IDに基づき手振れ補正範囲を決定する。
実施形態2に記載のポインタ制御装置31によれば、縦縞と横縞とを取得して補正量を定める処理を行わずに補正量を決定し、手振れ補正を実現することが出来るため、必要となる処理用が少なくて済む。
(変形例)
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の実施形態は上記実施形態1乃至2に限定されず、下記のような変形が可能である。
例えば、上記実施形態1乃至2では、手振れ補正領域は長方形であったが、手振れ補正範囲は円形、楕円形、三角形、等であってもよい。
円形とした場合は、手振れ補正範囲の半径を水平方向の補正量Chと垂直方向の補正量Cvとの平均としてよい。
また、上記実施形態1乃至2では、補正範囲であった場合にポインタを移動しないとしたが、補正範囲内にあった場合は、移動速度を小さくする構成も可能である。このとき、基準位置は新たなポインタ位置で更新するとしても良いし、補正範囲にある期間は基準位置を更新しないとしても良い。
また、情報処理部301、データ記憶部302、プログラム記憶部303、入出力部304、等から構成されるポインタ制御装置30(ポインタ制御装置31)のための処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。たとえば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する情報端末を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで情報処理装置を構成してもよい。
また、ポインタ制御装置30(ポインタ制御装置31)の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。たとえば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
また、上記ポインタ制御装置30(ポインタ制御装置31)が実行する処理の一部を、ポインタ制御装置30(ポインタ制御装置31)とは独立したコンピュータを用いて実現しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
投影面上に投影するための画像である投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する指示座標取得部と、
前記投影用画像上の基準位置を定める基準位置定義部と、
前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する投影態様取得部と、
前記基準位置定義部が定めた基準位置と、前記投影態様取得部が取得した投影態様と、に基づいて前記指示座標取得部が取得した指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める判別基準定義部と、
前記指示座標取得部が取得した指示座標が変化すると、前記判別基準定義部が定めた判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置定義部が定めた基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定めるポインタ位置制御部と、
を備えることを特徴とするポインタ制御装置。
(付記2)
前記判別基準定義部は、前記投影態様取得部が取得した投影態様に基づき前記基準位置を含む手振れ領域を定義し、前記変化後の座標が当該手振れ領域に含まれる場合には当該指示座標の変化を手振れによるものとして前記判別基準を定める、
ことを特徴とする付記1に記載のポインタ制御装置。
(付記3)
前記投影態様取得部は、前記投影用画像を前記投影面に投影した投影画像の垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、当該投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、を前記投影態様として取得し、
前記判別基準定義部は、前記投影態様取得部が取得した垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、前記投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、に基づき前記投影用画像が前記基準位置において投影面でどの程度引き延ばされているか導出し、前記手振れ領域を、当該引き延ばされている程度が大きいほど前記投影用画像上で小さくし、小さいほど前記投影用画像上で大きくする、
ことを特徴とする付記2に記載のポインタ制御装置。
(付記4)
前記投影態様取得部は、所定の態様測定用図形に対応する、投影画像上の態様測定用図形の形状及び大きさを取得し、当該投影画像上の態様測定用図形の形状及び大きさに基づいて前記垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、前記投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、を導出することにより前記投影態様を取得する、
ことを特徴とする付記3に記載のポインタ制御装置。
(付記5)
前記投影態様取得部は、前記基準位置定義部が定めた基準位置を内部に含む投影用画像上の基準図形に対応する、前記投影画像上の領域の高さと幅との少なくとも何れか一方を前記投影態様として取得する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載のポインタ制御装置。
(付記6)
前記基準位置定義部は、前記ポインタ位置制御部が定めたポインタの位置の履歴に基づいて前記基準位置を定義する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか一つに記載のポインタ制御装置。
(付記7)
前記ポインタ位置制御部は、前記指示座標の変化が手振れによるものと判別すると、前記基準位置を新たなポインタの位置とし、前記変化が手振れによるもので無いと判別すると、当該変化後の指示位置を新たなポインタの位置とする、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか一つに記載のポインタ制御装置。
(付記8)
投影面上に投影するための画像である投影用画像を投影する投影部と、
前記投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する指示座標取得部と、
前記投影用画像上の基準位置を定める基準位置定義部と、
前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する投影態様取得部と、
前記基準位置定義部が定めた基準位置と、前記投影態様取得部が取得した投影態様と、に基づいて前記指示座標取得部が取得した指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める判別基準定義部と、
前記指示座標取得部が取得した指示座標が変化すると、前記判別基準定義部が定めた判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置定義部が定めた基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定めるポインタ位置制御部と、
を備えることを特徴とするプロジェクタ。
(付記9)
コンピュータに、
投影面上に投影するための画像である投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する処理、
前記投影用画像上の基準位置を定める処理、
前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する処理、
前記基準位置と、前記投影態様と、に基づいて前記指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める処理、
前記指示座標が変化すると、前記判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定める処理、
を実行させることを特徴とするプログラム。
1…画像投影システム、10…PC、20…プロジェクタ、21…プロジェクタ、30…ポインタ制御装置、31…ポインタ制御装置、40…スクリーン、50…ポインタデバイス、200…入力部、210…A/Dコンバータ、220…表示制御部、221…表示制御部、230…発光制御部、240…ランプユニット、250…投影デバイス、260…光学レンズユニット、270…通信部、280…撮像部、290…出力部、301…情報処理部、302…データ記憶部、303…プログラム記憶部、304…入出力部、307…内部バス308…制御プログラム、310…撮像制御部、320…正方画角補正量算出部、321…補正量算出部、330…歪み量算出部、340…通信制御部、350…補正範囲決定部、360…ポインタ位置決定部、370…記憶部、380…画像処理部、3710…履歴記憶部、3720…設定記憶部、PI1〜PI4…画像、A1〜A4…補正範囲、T…1フレーム期間、IB、IG、IR…画像、IDx、IDy、ID…(測距用)画像、IPx、IPy…座標測定用画像、SA…基準手振れ補正範囲、SB…基準図形、P…基準位置

Claims (9)

  1. 投影面上に投影するための画像である投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する指示座標取得部と、
    前記投影用画像上の基準位置を定める基準位置定義部と、
    前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する投影態様取得部と、
    前記基準位置定義部が定めた基準位置と、前記投影態様取得部が取得した投影態様と、に基づいて前記指示座標取得部が取得した指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める判別基準定義部と、
    前記指示座標取得部が取得した指示座標が変化すると、前記判別基準定義部が定めた判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置定義部が定めた基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定めるポインタ位置制御部と、
    を備えることを特徴とするポインタ制御装置。
  2. 前記判別基準定義部は、前記投影態様取得部が取得した投影態様に基づき前記基準位置を含む手振れ領域を定義し、前記変化後の座標が当該手振れ領域に含まれる場合には当該指示座標の変化を手振れによるものとして前記判別基準を定める、
    ことを特徴とする請求項1に記載のポインタ制御装置。
  3. 前記投影態様取得部は、前記投影用画像を前記投影面に投影した投影画像の垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、当該投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、を前記投影態様として取得し、
    前記判別基準定義部は、前記投影態様取得部が取得した垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、前記投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、に基づき前記投影用画像が前記基準位置において投影面でどの程度引き延ばされているか導出し、前記手振れ領域を、当該引き延ばされている程度が大きいほど前記投影用画像上で小さくし、小さいほど前記投影用画像上で大きくする、
    ことを特徴とする請求項2に記載のポインタ制御装置。
  4. 前記投影態様取得部は、所定の態様測定用図形に対応する、投影画像上の態様測定用図形の形状及び大きさを取得し、当該投影画像上の態様測定用図形の形状及び大きさに基づいて前記垂直方向の大きさと水平方向の大きさとの少なくとも何れか一方と、前記投影画像の水平方向の歪み率と垂直方向の歪み率との少なくとも何れか一方と、を導出することにより前記投影態様を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のポインタ制御装置。
  5. 前記投影態様取得部は、前記基準位置定義部が定めた基準位置を内部に含む投影用画像上の基準図形に対応する、前記投影画像上の領域の高さと幅との少なくとも何れか一方を前記投影態様として取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のポインタ制御装置。
  6. 前記基準位置定義部は、前記ポインタ位置制御部が定めたポインタの位置の履歴に基づいて前記基準位置を定義する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のポインタ制御装置。
  7. 前記ポインタ位置制御部は、前記指示座標の変化が手振れによるものと判別すると、前記基準位置を新たなポインタの位置とし、前記変化が手振れによるもので無いと判別すると、当該変化後の指示位置を新たなポインタの位置とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のポインタ制御装置。
  8. 投影面上に投影するための画像である投影用画像を投影する投影部と、
    前記投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する指示座標取得部と、
    前記投影用画像上の基準位置を定める基準位置定義部と、
    前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する投影態様取得部と、
    前記基準位置定義部が定めた基準位置と、前記投影態様取得部が取得した投影態様と、に基づいて前記指示座標取得部が取得した指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める判別基準定義部と、
    前記指示座標取得部が取得した指示座標が変化すると、前記判別基準定義部が定めた判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置定義部が定めた基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定めるポインタ位置制御部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  9. コンピュータに、
    投影面上に投影するための画像である投影用画像上の、ポインタデバイスが指示する位置を示す指示座標を順次取得する処理、
    前記投影用画像上の基準位置を定める処理、
    前記投影用画像が前記投影面に投影される態様である投影態様を取得する処理、
    前記基準位置と、前記投影態様と、に基づいて前記指示座標の変化が手振れによるものか否かを判別する判別基準を定める処理、
    前記指示座標が変化すると、前記判別基準を用いて当該変化が手振れによるものか否か判別し、当該判別結果と、前記基準位置と当該変化後の指示座標との少なくとも一つと、に基づいてポインタの位置を定める処理、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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