JPH07319616A - 位置入力方法およびそれを用いた会議支援システム - Google Patents

位置入力方法およびそれを用いた会議支援システム

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JPH07319616A
JPH07319616A JP13653594A JP13653594A JPH07319616A JP H07319616 A JPH07319616 A JP H07319616A JP 13653594 A JP13653594 A JP 13653594A JP 13653594 A JP13653594 A JP 13653594A JP H07319616 A JPH07319616 A JP H07319616A
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cursor
screen
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pointer
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Application number
JP13653594A
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English (en)
Inventor
Shiyunsuke Akifuji
俊介 秋藤
Yoshitsugu Tokuda
圭世 徳田
Masanori Tamano
真紀 玉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面から離れた場所からでも、利用者の手の
揺れなどを防止し、利用者の意図する画面上の位置を正
確に入力できる位置入力方法及びそれを用いた会議支援
システムを提供する。 【構成】 利用者2が表示装置のスクリーンに向けてレ
ーザポインタを発光させたとき、該スクリーンにおける
レーザ光線の輝点の位置を検出し、処理装置は輝点の位
置の時系列に対して予め設定した周波数以上の高周波成
分を除去し、得た時系列の位置に利用者の指示した位置
を表す図形であるカーソルを表示する。これにより手振
れの高周波成分をのぞくことが出来、利用者の意図する
位置が正確に入力できる。図は横軸はスクリーンの水平
方向の座標、縦軸は垂直方向の座標であり、上記処理を
行なうと、処理を行なわない場合に比較して、輝点の座
標が纏まっていることが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大画面ディスプレイの
前で、複数の発言者が画面に写った図や表、文章を指し
ながら会議を行う状況において利用される大画面ディス
プレイ用の位置入力方法およびそれを用いた会議支援シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】人とコンピュータ間のマンマシンインタ
フェースのために様々な方法や装置が考案されてきた。
その一つとして大画面ディスプレイの前で、利用者が画
面に写った資料などを指しながらプレゼンテーションや
会議を行う状況において、メニューの選択などを行うた
めにディスプレイ上の特定位置を指定する各種手法があ
る。従来のディスプレイ上の位置を指定するための装置
として、例えば、特開平4−84191に記載されてい
る背面投射型表示装置が知られている。この装置では、
透過型スクリーンと前記透過型スクリーンの背面に映像
光を投射する投射光学系により構成される背面投射型表
示装置において、前記透過型スクリーンに赤外光を水平
および垂直方向に順次走査して投射する赤外光投射手段
と、赤外光の検出を行う赤外線センサとが、前記透過型
スクリーンの背後に設けられており、前記赤外光投射手
段の照射状況および前記赤外線センサの赤外光の検出状
況を示す信号をそれぞれ入力し、赤外線センサにて赤外
光が検出されると、前記赤外光投射手段により現在赤外
線が投射されている前記透過型スクリーンの所定個所へ
の指示入力が合ったものとみなす制御装置を有する。ま
た、手に特別な位置検出装置を装着しないでもよいディ
スプレイ上の位置を指定するためのの一つの方法とし
て、例えば、電子情報通信学会技術研究報告(ヒューマ
ンコミュニケーション第91巻、第165号、第7頁か
ら第14頁)に記載されている非接触指示方法が知られ
ている。この方法は、2台のTVカメラで捉えた画像を
二値化処理して、手の部分を抽出し、画面をスクリーン
の方向に走査し、最もスクリーンに近い連続物体の先端
の画素を指先の候補とし、TVカメラの位置情報を用い
て、2枚の画像から得られた候補画素の位置から、その
3次元位置を決定し、各画面内での手の大きさを求め、
得られた候補画素に対し、例えば、人差指の太さおよび
指先から第一関節までの長さの如き既知の特徴量を用い
て、円弧状に探索を行い、指先であるかどうかの判定を
行い、指示動作の前に、キャリブレーションによって、
空間上の「仮想投射中心」を推定し、この点と指先の位
置によって指示方向を求めるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスプレイの画面が
人間の身長より大である場合、意図する位置を入力する
ために利用者が画面に接触した状況にあることは困難で
あり、必然的に利用者は画面から離れることとなる。こ
のような状況では、接触していないため上述の背面投射
型表示装置における位置を指定するライトペンや非接触
指示方法における手の指などは不安定な状態にあり、手
の揺れにより、利用者が意図する位置を正確に入力する
ことが困難であるであるが、上述の背面投射型表示装置
および非接触指示方法では、手の揺れにより、利用者が
意図する位置とは異なる個所を指定する間違いを防止す
る手段または方法についてなにも記載されてない。本発
明の目的は、大画面ディスプレイを用い、利用者と画面
が離れている場合においても、利用者の意図する位置が
正確に入力できる位置入力方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記位置入力方法を用い、大画面
ディスプレイに適用できる会議支援システムを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表示装置に図形と文字で構成する資料を
表示し、利用者が表示装置の画面に向けて方向性のある
電磁波を発射させたとき、該画面における電磁波のポイ
ンタの位置を検出し、利用者の指示した位置を表す図形
であるカーソルを表示する位置入力方法であって、検出
したポインタの位置の時系列に対して、予め設定した範
囲の変位を取り除く処理を行い、該処理の結果得られた
時系列の位置に、利用者の指示した位置を表す図形であ
るカーソルを表示するようにしている。また、予め設定
した範囲の変位を取り除く処理として、予め設定した周
波数以上の高周波成分を除去する処理を行うようにして
いる。また、表示装置に図形と文字で構成する資料を表
示し、利用者が表示装置の画面に向けて方向性のある電
磁波を発射させたとき、該画面における電磁波のポイン
タの位置を検出し、利用者の指示した位置を表す図形で
あるカーソルを表示する位置入力方法であって、検出し
たポインタの位置が既に表示されているカーソルの位置
から予め設定した距離以上移動した場合だけ、該検出し
たポインタの位置にカーソルを移動し表示するようにし
ている。また、前記電磁波をレーザ光線としている。ま
た、前記レーザ光線が可視領域外のレーザ光線としてい
る。また、前記レーザ光線を可視領域のレーザ光線にす
ると共に前記カーソルの色を該レーザ光線と同色にして
いる。また、前記レーザ光線およびカーソルの色を赤色
としている。また、前記カーソルを囲む長方形の縦と横
が表示画面の縦、または横の1/15から1/40の範
囲であるようにしている。また、前記カーソルの形状が
画面の水平方向と垂直方法と直交しない矢印であるある
ようにしている。また、前記カーソルの矢印の矢部分が
斜め上方を向いているようにしている。さらに、会議支
援システムは、表示装置と、画像を入力する画像入力手
段と、請求項1乃至請求項10のいずれかの請求項記載
の位置入力方法によりカーソルを表示する手段と、該カ
ーソルと前記画像入力手段から得た画像とを合成し重ね
て前記表示装置に表示する手段を備えるようにしてい
る。また、会議支援システムは、第1の操作命令に応じ
て少なくともカーソルを画面に表示する手段と、第2の
操作命令に応じてカーソルの移動に従って画面に線を描
く手段と、第3の操作命令に応じて前記操作命令2によ
り表示画面中に描かれた図形の一部をカーソルの移動に
従って消去する手段と、第4の操作命令に応じて前記操
作命令2により表示画面中に描かれた図形の全部を消去
する手段と、前記操作命令1乃至4のいずれかが選択さ
れたとき該選択された操作命令の種類によってカーソル
の形状および/または色を変化させる手段を備える処理
装置を備えるようにしている。また、前記処理装置は、
第5の操作命令に応じて表示画面上に表示された図形を
第5の操作命令に応じて記憶する手段と、該記憶された
図形を第6の操作命令に応じて表示画面上に表示する手
段を備えるようにしている。また、前記処理装置は、前
記各操作命令を図形または文字で表した項目から構成す
るメニューを前記表示装置の画面の下部に表示する手段
と、該メニューのいずれかの項目に前記ポインタが位置
することを検出したとき該項目に対応する操作命令を発
行する手段を備えるようにしている。また、前記処理装
置は、前記各操作命令を図形または文字で表した項目か
ら構成するメニューを前記表示装置の画面の下部に表示
する手段と、該表示されたメニューの範囲内にポインタ
が位置するとき、メニューを構成する各項目を一定時間
間隔で順次点滅し、ポインタの発光が停止したときに点
滅していた項目に対応する操作命令を発行する手段を備
えるようにしている。また、前記処理装置は、前記第1
の操作命令以外の操作命令が予め設定した時間を超えて
実行されないとき、該前記操作命令に代えて前記第1の
操作命令を発行する手段を備えるようにしている。ま
た、前記処理装置は、第6の操作命令に応じて、ポイン
タが発光し画面上に位置するとき画面上にカーソルを表
示し、ポインタの移動に従ってカーソルを移動し、ポイ
ンタが消灯したとき、直前のカーソル位置を記憶し、カ
ーソルを消去し、再びポインタが発光したとき、カーソ
ルを表示し、ポインタの移動に従ってカーソルを移動
し、再びポインタが消灯したとき、直前のカーソルの位
置を記憶し、記憶した2個のカーソル位置を対角線上の
2頂点とする長方形を求め、該長方形の内部の色を、該
長方形の外部と異なる色に着色し、前記画像入力手段か
ら得た画像に重ねて表示する手段を備えるようにしてい
る。
【0005】
【作用】利用者が表示装置の画面に向けてレーザポイン
タを発光させたとき、該画面におけるレーザ光線の輝点
の位置を検出し、レーザ光線の輝点の位置の時系列に対
して予め設定した周波数以上の高周波成分を除去し、得
た時系列の位置に利用者の指示した位置を表す図形であ
るカーソルを表示するようにしているため、手振れの高
周波成分をのぞくことが出来、利用者の意図する位置が
正確に入力できる。また、レーザ光線の輝点の位置が予
め設定した距離以上移動した場合だけ、新たな検出位置
にカーソルを表示し、輝点の移動距離が予め設定した距
離未満の場合は、前回得た位置にカーソルを表示するよ
うにしているため、手振れの小さな揺れを除去すること
が出来、利用者の意図する位置が正確に入力できる。ま
た、利用者が使用などを指し示すカーソルとして、レー
ザポインタの小さな輝点に代えて、スクリーンの縦、ま
たは横の1/15から1/40の縦と横の大きさの図形
を使用しているため、表示するためのスクリーンが大き
くなった場合や、会議の参加者がスクリーンから遠ざか
った場合においても、見やすいカーソルを表示すること
が出来る。また、矢印のカーソルを斜め上方に向けてい
るので、鉛直またはこれに直行する水平方向に配置され
ることが多い文と方向が一致する可能性が少なく、より
カーソルを目立たせることができ、利用者の指示個所を
明確にできる。また、レーザポインタの輝点の移動によ
って書画カメラから入力した画像を汚さずに、重ねて自
由に図形や文字を書くこと、消すこと、およびその結果
を、書画カメラからの画像と合わせて蓄えることができ
る。また、メニュー領域をスクリーン下部に設けている
ため、利用者以外のものに取って意識する範囲外にな
り、資料などと混同され、邪魔になることがない。ま
た、画面の表示状態を変更する操作コマンドと、該操作
コマンドを表す文字列を並べたメニューを記憶し、表示
画面にメニューを表示し、ポインタがメニューを指し示
したとき、メニューを構成する各項目を一定時間間隔で
順次点滅し、レーザ光線の発光が停止したときに点滅し
ていたメニューに対応する操作コマンドを実行するよう
にしているため、利用者は各種コマンドを自由に選択で
き、かつレーザポインタで正確にメニュー項目を指し示
す必要がない。また、一定時間が経過後は、会議などで
行われる各種操作の中である個所の場所を単に示す動作
に対応する「カーソル表示」に切り替わるようにしてい
るため、利用者がメニュー項目を選択する手の動きを少
なくすることが出来る。また、利用者が表示された資料
の一部分を強調したい場合に、メニュー項目として「赤
書き込み」または「青書き込み」を選択し、該当する個
所の付近にレーザポインタの輝点を移動させ、線分を書
くようにしていたが、資料の一部分を仮想的に覆い、そ
の場所の下を強調するようにしているため、利用者が表
示された資料の一部分を強調したい場合に、書画カメラ
18から入力した資料の一部分を仮想的に覆い、その場
所の下を強調することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本実施例の会議支援システムは、投射型
大画面ディスプレイのスクリーンの背後に設置したビデ
オカメラでレーザポインタの輝点の位置を検出し、その
位置に対応するスクリーン上の場所にレーザの輝点より
大きな見やすいカーソルを表示し、またレーザポインタ
の動きにしたがってスクリーンに表示される資料などを
変更する各種操作を対話的に行なうことを特徴とする。
図1は本発明の一実施例のフローチャートであり、図2
は本発明を実行するための会議支援支援システムの構成
例を示す図であり、図3、図4、図5A、図5B、図5
Cはぞれぞれ以下で説明するカーソル表示処理とコマン
ド処理のフローチャートである。
【0007】図2において、2はこの会議支援システム
の操作を行なう利用者であり、4は、赤色可視光線を発
光するレーザポインタであり、6は、スクリーンであ
り、8は、スクリーン6に移ったレーザポインタ4の輝
点であり、10は、スクリーン6を撮影する白黒TVカ
メラであり、12は、白黒TVカメラ10から入力した
画像信号から最も輝度の高い点の座標を求める座標検出
装置であり、14は、カーソルの位置と形状と、選択さ
れた操作命令の種類と、前回のカーソルの位置とを記憶
する記憶装置であり、16は、座標検出装置12から入
力した座標と、記憶装置14に記憶した情報を比較し、
以下に述べる処理を行ない、画面信号を出力する処理装
置であり、18は、紙などに描かれた文字や図形を撮影
し、画像信号に変換する書画カメラであり、20は、書
画カメラ18から入力した画像信号と処理装置16から
入力した画像信号(処理装置内に記憶されている)を合
成する画像合成装置であり、22は、処理装置16から
画像記憶命令にしたがって画像合成装置20で合成した
画像を記憶する画像記憶装置であり、24は、画像合成
装置20で合成した画像をスクリーン6に投影する投影
装置であり、26は、以下の処理によってスクリーンに
投影されたカーソルである。
【0008】以下、図1のフローチャートに従い、実施
例の動作を説明する。処理が開始する(ステップ10
0)と、選択したメニュー項目を「カーソル表示」と
し、カーソルの形状を図8に示す矢印とし(ステップ1
02)、次に処理装置16は、メニュー領域602の画
面信号を出力し(ステップ104)、書画カメラ18
は、紙に描かれた図形や文字を撮影し、画像信号に変換
し、画像合成装置20は、処理装置16と書画カメラ1
8とから入力した画像信号を合成し、投影装置24は、
スクリーン6に画像を投影する(ステップ106)。こ
こで、ステップ104で処理装置16が出力する画像信
号を図6に示す。図6において、600は図形や文字を
書き込む白色の書き込み領域であり、602は、メニュ
ーの範囲を示すメニュー領域であり、604から616
はそれぞれ以下に説明する処理で選択される「カーソル
表示」604、「赤書き込み」606、「青書き込み」
608、「部分消去」610、「全面消去」612、
「画面記憶」614、「再描画」616の各メニュー項
目を表す図形であり、いまメニュー項目として「カーソ
ル表示」が選択されているので、メニュー項目を表す図
形604が反転している。
【0009】また、書画カメラ18が撮影し、出力した
画像信号を図7に示す。図7において、700は、書画
カメラ18から入力した画像信号の周囲であり、702
と704はそれぞれ、入力した文字と図形の画像であ
る。また、図8において800は、形状が画面の水平方
向と垂直方向と直行しないで斜め上方を向いた矢印型の
赤色のカーソルであり、矢印を囲む長方形の大きさは、
大きさはスクリーン6の縦方向の1/30から1/15
の範囲または、横方向の1/20から1/40である。
一般に読みやすい文字の目に張る角度は、画面の大きさ
と画面までの距離に依存せず、0.46度といわれてい
る(樋渡涓二著、ヒトと機械はどう対話するか、101
頁から102頁、講談社)。また、注目している画像で
ある中心画像の目に張る角度である画角と達成時間の関
係を確かめる実験結果から、中心画像の画角が12度以
上あれば、文字を読み、その並びを記憶するような作業
には支障がないとされている(河野隆志、視点適応型表
示の検討、第9回ヒューマン・インタフェース・シンポ
ジュム、593頁から598頁、計測自動制御情報学
会)。実施例では、表示装置の画面が中心画像であるか
ら、画面に対して操作しようとする利用者は最低でも画
角12度の位置にいることが予想され、その場合ではカ
ーソルが画面の高さ、または幅の小さい値に対して、少
なくとも0.46/12、つまり、1/26以上の大き
さであるば、その意味をひとめで識別できる。一方、デ
ィスプレイの分解能は縦、または横方向が480、64
0、1024、1280などの離散的な値であり、現状
のコンピュータが2進数を用いているので、処理の効率
化の観点からカーソルを描くために用いるパタンの縦、
横ともに2の階乗、つまり一辺が8、16、32、64
が望ましい。1/26の近傍では、最大32/480、
つまり1/15であり、最小でも16/640と32/
1280、つまり1/40の範囲が識別容易なカーソル
の縦と横の大きさである。以下、図8のようにカーソル
を表す図形の大きさは、図8の大きさと同じである。次
に白黒TVカメラ10は、スクリーン6の全体の画像を
入力し、座標検出装置12は、利用者2がレーザポイン
タ4を発光させ、そのレーザ光線がスクリーン6に投影
した輝点8のスクリーンにおける座標値を求め(ステッ
プ108)、処理装置16は、光度が予め設定した光度
より大である輝点が存在しなかった場合はステップ10
4へ戻り、輝点が存在した場合はステップ112へ進む
メニュー処理を行なう(ステップ110)。
【0010】以下、メニュー処理の手順を図3を用いて
説明する。メニュー処理が開始する(ステップ300)
と、メニューが選択されたか否かを判定し(ステップ3
02)、メニューが選択されなかった場合は、ステップ
308へ進み、メニュー処理を終了し、メニューが選択
された場合はステップ304へ進む。ここで、メニュー
座標が選択されたか否かの判定は、レーザポインタ2が
スクリーン6に投じた輝点8が、スクリーン6の各メニ
ュー項目の図形の内部に有るとき、そのメニュー項目が
選択されたとし、いずれのメニュー項目の図形の内部に
ないときは、選択されなかったとする。ステップ304
へ進んだときは、カーソルの図形をメニュー項目に対応
する図形に変更し(ステップ304)、選択されたメニ
ュー項目に変更し(ステップ306)、処理を終了する
(ステップ308)。
【0011】次にステップ114(図1)でカーソル表
示の処理を行なう。以下、ステップ114で行なうカー
ソル表示の処理を図4を用いて説明する。カーソル処理
が開始する(ステップ400)と、前回のカーソルが表
示されていた場合はステップ404へ進み、表示されて
いなかった場合は、ステップ410へ進む(ステップ4
02)。ステップ404に進んだときは、前回のカーソ
ル位置との差を求め、得た差と予め設定した値を比較し
(ステップ406)、得た差が予め設定した値よりも大
であるときは、ステップ408へ進み、大でないときは
ステップ412へ進み、カーソル処理を終了する。ステ
ップ408へ進んだ場合は、書き込み領域600に表示
したカーソルを消去しステップ410へ進む。ステップ
410では、座標検出装置12で得た輝点の位置を新た
なカーソル位置とし、この位置にカーソルを表示し、ス
テップ412へ進み、カーソル処理を終了する。
【0012】次にステップ116(図1)でコマンド実
行の処理を行なう。以下、図5A、図5B、図5Cとを
用いてステップ116で行なうコマンド実行の処理を説
明する。処理が開始すると(ステップ500)、ステッ
プ306で変更されたメニュー項目が「カーソル表示」
であったときは、ステップ528へ進み、コマンド実行
処理を終了し、「カーソル表示」でないときは、ステッ
プ504へ進む(ステップ502)。ステップ504へ
進んだときは、ステップ306(図3)で変更されたメ
ニュー項目が「赤書き込み」であったときは、ステップ
505へ進み、「赤書き込み」でないときは、ステップ
508へ進む。ステップ505へ進んだときは、前回の
カーソルが表示されていたか否かを判定し、前回カーソ
ルが表示されていなかったときはステップ528へ進
み、そうでないときは、前回のカーソルの位置とステッ
プ104で検出したカーソルの位置とを赤色の直線で結
んだ画像信号を発生させ(ステップ506)、ステップ
528へ進み、コマンド実行処理を終了する。ステップ
508へ進んだときは、ステップ306で変更されたメ
ニュー項目が「青書き込み」であったときは、ステップ
509へ進み、「青書き込み」でないときは、ステップ
512へ進む。ステップ509へ進んだときは、前回の
カーソルが表示されていたか否かを判定し、前回カーソ
ルが表示されていなかったときはステップ528へ進
み、そうでないときは、前回のカーソルの位置とステッ
プ104で検出したカーソルの位置とを青色の直線で結
んだ画像信号を発生させ(ステップ510)、ステップ
528へ進み、コマンド実行処理を終了する。
【0013】ステップ512へ進んだときは、ステップ
306で変更されたメニュー項目が「部分消去」であっ
たときは、ステップ514へ進み、「部分消去」でない
ときは、ステップ516へ進む。ステップ514へ進ん
だときは、書き込み領域600上でステップ104で検
出したカーソルの位置を中心に予め設定した内部が白色
の正方形を描き、ステップ528へ進み、コマンド実行
処理を終了する。ステップ516へ進んだときは、ステ
ップ306で変更されたメニュー項目が「全面消去」で
あったときは、ステップ518へ進み、「全面消去」で
ないときは、ステップ520へ進む。ステップ518へ
進んだときは、書き込み領域600のすべてを白色で塗
りつぶし、ステップ519へ進み、メニュー項目を「全
面消去」とし、ステップ528へ進み、コマンド実行処
理を終了する。ステップ520へ進んだときは、ステッ
プ306で変更されたメニュー項目が「画面記憶」であ
ったときは、ステップ522へ進み、「画面記憶」でな
いときは、ステップ524へ進む。ステップ522へ進
んだときは、書き込み領域600に描かれた図形と、書
画カメラ18から入力した画像を、それぞれ記憶し、画
像記憶装置22に蓄え、ステップ519へ進む。ステッ
プ524へ進んだときは、ステップ306で変更された
メニュー項目が「再描画」であったときは、ステップ5
26へ進み、「再描画」でないときは、ステップ528
へ進む。ステップ526へ進んだときは、記憶装置22
に蓄えた直前の書き込み領域600に描かれた図形と、
書画カメラ18から入力した画像とを画像合成装置20
へ出力し、ステップ519へ進む。
【0014】ここでは、ステップ100で処理が開始
し、ステップ102でメニュー項目を「カーソル表示」
とし、カーソル形状を「矢印」とし、ステップ104で
メニュー領域を描画し、ステップ106でステップ10
4で出力した画像と、書画カメラ18から入力した画像
を合成し、投影装置24は、スクリーン6に画像を投影
したとする。このときステップ106で画像合成装置2
0が合成し、出力した画像信号を画像を図9に示す。図
9において、600から616と702と704は、そ
れぞれ図6と図7の600から616と702と704
である。次に、ステップ108で輝点が存在しなかった
とし、ステップ104へ戻り、再び、ステップ104で
メニュー領域を描画し、ステップ106でステップ10
4で出力した画像と、書画カメラ18から入力した画像
を合成し、投影装置24は、スクリーン6に図9に示す
画像を投影する。
【0015】次に、利用者2がレーザポインタ4の電源
スイッチをいれてレーザを発光させ、それがスクリーン
6に投影したとする。このときのスクリーン6の様子を
図10に示す。図10において、600から616は図
6の600から616であり、700から704は図7
の700から704であり、1000はレーザポインタ
4の輝点である。ここで、ステップ108で輝点の座標
値が得られたとし、ステップ110でステップ112へ
進み、メニュー処理を行なう。ここでは、ステップ30
2で輝点が各メニュー項目の図形の内部になかったと
し、ステップ308へ進み、メニュー処理を終了し、ス
テップ114のカーソル処理へ進む。カーソル処理で
は、これまでにカーソルが表示されていなかったので、
ステップ402からステップ410へ進み、座標検出装
置12で得た輝点の位置を新たなカーソル位置とし、書
き込み領域600にカーソルを表示し、ステップ412
へ進み、カーソル処理を終了し、ステップ116へ進
む。
【0016】この時の書き込み領域600の様子を図1
1に示す。図11において、600は図6の600であ
り、1100は図10の輝点1000に対応する書き込
み領域の点であり、1102は、「矢印」型で赤色のカ
ーソルである。ここでは、メニュー項目は「カーソル表
示」であったので、ステップ500でコマンド実行処理
が開始され、ステップ502へ進み、次にステップ52
8へ進み、処理を終了し、再びステップ104へ戻る。
ステップ104でメニュー領域が描画され、ステップ1
06でステップ104で出力した画像と、書画カメラ1
8から入力した画像を合成し、投影装置24は、スクリ
ーン6に画像を投影する。このときステップ106で画
像合成装置20が合成し、出力した画像信号を画像を図
12に示す。図12において、600から616と70
2と704は、それぞれ図6と図7の600から616
と702と704であり、1000は図10の輝点10
00であり、1102は図11のカーソル1102であ
る。
【0017】次に、利用者2がレーザポインタ4を右に
移動したとする。このときのスクリーン6の様子を図1
3に示す。図13において、600から616は図6の
600から616であり、700から704は図7の7
00から704であり、1000は前回のレーザポイン
タ4の輝点であり、1102は図11のカーソル110
2であり、1300は新たなレーザポインタ4の輝点で
ある。輝点は1000から1300へ移動しているが、
図では前回の輝点も表示している。ここで、ステップ1
08で輝点の座標値が得られたとし、ステップ110で
ステップ112へ進み、メニュー処理を行なう。ここで
は、ステップ302で輝点が各メニュー項目の図形の内
部になかったとし、ステップ308へ進み、メニュー処
理を終了し、ステップ114のカーソル処理へ進む。カ
ーソル処理では、ステップ402で前回カーソルが表示
されていたので、ステップ404へ進み、前回のカーソ
ル1102との差を求め、ステップ406でこの差が、
予め設定した値以下であったとし、ステップ412へ進
み、カーソル処理を終了し、ステップ116へ進む。こ
の時、カーソルは消去もされず、新たに描画もされなか
ったので書き込み領域600の様子は図11と同じであ
る。ここでは、メニュー項目は「カーソル表示」であっ
たので、ステップ500でコマンド実行処理が開始さ
れ、ステップ502へ進み、次にステップ528へ進
み、処理を終了し、再びステップ104へ戻る。
【0018】ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このときス
テップ106で画像合成装置20が合成し、出力した画
像信号を画像を図14に示す。図14において、600
から616と702と704は、それぞれ図6と図7の
600から616と702と704であり、1102は
図11のカーソル1102であり、1300は図13の
輝点1300である。
【0019】次に、利用者2がレーザポインタ4を左に
移動したとする。このときのスクリーン6の様子を図1
5に示す。図15において、600から616は図6の
600から616であり、700から704は図7の7
00から704であり、1300は前回のレーザポイン
タ4の輝点であり、1102は図11のカーソル110
2であり、1500は新たなレーザポインタ4の輝点で
ある。ここで、ステップ108で輝点の座標値が得られ
たとし、ステップ110でステップ112へ進み、メニ
ュー処理を行なう。ここでは、ステップ302で輝点が
各メニュー項目の図形の内部になかったとし、ステップ
308へ進み、メニュー処理を終了し、ステップ114
のカーソル処理へ進む。カーソル処理では、ステップ4
02で前回カーソルが表示されていたので、ステップ4
04へ進み、前回のカーソル1102との差を求め、ス
テップ406でこの差が、予め設定した値以下であった
とし、ステップ412へ進み、カーソル処理を終了し、
ステップ116へ進む。この時、カーソルは消去もされ
ず、新たに描画もされなかったので書き込み領域600
の様子は図11と同じである。ここでは、メニュー項目
は「カーソル表示」であったので、ステップ500でコ
マンド実行処理が開始され、ステップ502へ進み、次
にステップ528へ進み、処理を終了し、再びステップ
104へ戻る。
【0020】ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このときス
テップ106で画像合成装置20が合成し、出力した画
像信号を画像を図16に示す。図16において、600
から616と702と704は、それぞれ図6と図7の
600から616と702と704であり、1102は
図11のカーソル1102であり、1500は図15の
輝点1500である。
【0021】次に、利用者2が再びレーザポインタ4を
左に移動したとする。このときのスクリーン6の様子を
図17に示す。図17において、600から616は図
6の600から616であり、700から704は図7
の700から704であり、1500は図15に示した
前回のレーザポインタ4の輝点であり、1102は図1
1のカーソル1102であり、1700は新たなレーザ
ポインタ4の輝点である。ここで、ステップ108で輝
点の座標値が得られたとし、ステップ110でステップ
112へ進み、メニュー処理を行なう。ここでは、ステ
ップ302で輝点が各メニュー項目の図形の内部になか
ったとし、ステップ308へ進み、メニュー処理を終了
し、ステップ114のカーソル処理へ進む。
【0022】カーソル処理では、ステップ402で前回
カーソルが表示されていたので、ステップ404へ進
み、前回のカーソル1102との差を求め、ステップ4
06でこの差が、予め設定した値より大であったし、ス
テップ408へ進み、書き込み領域600のカーソルを
消去し、ステップ410でステップ108で得た座標値
に新たな「矢印」のカーソルを描画し、412へ進み、
カーソル処理を終了し、ステップ116へ進む。この時
の書き込み領域600の様子を図18に示す。図18に
おいて、600は図6の600であり、1800は図1
7の輝点1700に対応する書き込み領域の点であり、
1802は、「矢印」型で赤色のカーソルである。次
に、ここでは、メニュー項目は「カーソル表示」であっ
たので、ステップ500でコマンド実行処理が開始さ
れ、ステップ502へ進み、次にステップ528へ進
み、処理を終了し、再びステップ104へ戻る。
【0023】ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このときス
テップ106で画像合成装置20が合成し、出力した画
像信号を画像を図19に示す。図19において、600
から616と702と704は、それぞれ図6と図7の
600から616と702と704であり、1700は
図17の輝点1700であり、1800は図18のカー
ソル1800である。
【0024】次に、利用者2が一旦レーザポインタ4の
発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始し、
図20に示すように、レーザポインタ4から放射される
レーザ光線をスクリーン下段に表示したメニュー領域の
左から2番目の図形の内部に投影したとする。図20に
おいて、600から616と702と704は、それぞ
れ図6と図7の600から616と702と704であ
り、2000は輝点2000である。このとき、ステッ
プ108で輝点の座標値が得られたとし、ステップ11
0でステップ112へ進み、メニュー処理を行なう。こ
こでは、ステップ302で輝点がメニュー項目の図形の
内部にあるのでステップ304へ進み、カーソルの図形
を左から2番目のメニュー項目に対応する図形に変更
し、ステップ306で、選択されたメニュー項目である
「赤色書き込み」に変更し、308で処理を終了する。
ここで、変更されたカーソルを図21に示す。また、ス
テップ306で、変更されたメニュー領域602を図2
2に示す。図21において、2100は、「鉛筆」を現
した赤色の図形である。図22において、602は図6
のメニュー領域602であり、606から616は、図
6の606から616であり、2204と2206は図
6の604と606を反転した図形である。次にステッ
プ114でカーソル表示の処理を行なう。カーソル処理
では、レーザポインタの発光が止まっていたので、これ
までにカーソルが表示されておらず、従ってステップ4
02からステップ410へ進み、座標検出装置12で得
た輝点の位置を新たなカーソル位置とし、書き込み領域
600にカーソルを表示し、ステップ412へ進み、カ
ーソル処理を終了し、ステップ116へ進む。この時、
カーソルの位置が書き込み領域外にあるので、書き込み
領域600には何も描かれない。次に、メニュー項目は
「赤書き込み」であったので、ステップ500でコマン
ド実行処理が開始され、ステップ502へ進み、次にス
テップ504へ進み、ステップ505へ進み、前回のカ
ーソルがなかったので、ステップ528へ進み、処理を
終了し、再びステップ104へ戻る。
【0025】ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このときス
テップ106で画像合成装置20が合成し、出力した画
像信号を画像を図23に示す。図23において、600
と602と608から616と702と704は、それ
ぞれ図6と図7の600と602と608から616と
702と704であり、2204と2206は図22の
2204と2206である。
【0026】次に、利用者2が一旦レーザポインタ4の
発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始し、
図24に示すように、レーザポインタ4から放射される
レーザ光線をスクリーン上段の書き込み領域に対応する
部分に投影したとする。図24において、600と60
2と608から616と702と704は、それぞれ図
6と図7の600と602と608から616と702
と704であり、2204と2206は図22の220
4と2206であり、2400はレーザポインタ4の輝
点である。ここで、ステップ108で輝点の座標値が得
られたとし、ステップ110でステップ112へ進み、
メニュー処理を行なう。ここでは、ステップ302で輝
点が各メニュー項目の図形の内部になかったとし、ステ
ップ308へ進み、メニュー処理を終了し、ステップ1
14のカーソル処理へ進む。
【0027】カーソル処理では、再びレーザポインタ4
の発光が一旦停止しているので、カーソルが表示されて
おらず、ステップ402からステップ410へ進み、座
標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソル位置
とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、ステッ
プ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステップ11
6へ進む。この時の書き込み領域600の様子を図25
に示す。図25において、600と602と608から
616と702と704は、それぞれ図6と図7の60
0と602と608から616と702と704であ
り、2204と2206は図22の2204と2206
であり、2400は図24のレーザポインタ4の輝点で
あり、2500は、「鉛筆」型で赤色のカーソルであ
る。ここでは、メニュー項目は「赤書き込み」であった
ので、ステップ500でコマンド実行処理が開始され、
ステップ502へ進み、次にステップ504へ進み、ス
テップ505へ進み、前回のカーソルがなかったので、
ステップ528へ進み、処理を終了し、再びステップ1
04へ戻る。ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このとき書
き込み領域600には何も描かれなかったのでステップ
106で画像合成装置20が合成し、出力した画像信号
を画像は図25と同じである。
【0028】次に、利用者2がレーザポインタ4を右に
移動したとする。このときのスクリーン6の様子を図2
6に示す。図26において、600と602と608か
ら616と702と704は、それぞれ図6と図7の6
00と602と608から616と702と704であ
り、2204と2206は図22の2204と2206
であり、2400は図24のレーザポインタ4の輝点で
あり、2500は、図25の「鉛筆」型で赤色のカーソ
ルであり、2600は移動後のレーザポインタの輝点で
ある。ここで、ステップ108で輝点の座標値が得られ
たとし、ステップ110でステップ112へ進み、メニ
ュー処理を行なう。ここでは、ステップ302で輝点が
各メニュー項目の図形の内部になかったとし、ステップ
308へ進み、メニュー処理を終了し、ステップ114
のカーソル処理へ進む。カーソル処理では、ステップ4
02で前回カーソルが表示されていたので、ステップ4
04へ進み、前回のカーソル2500との差を求め、ス
テップ406でこの差が、予め設定した値より大であっ
たとし、ステップ408へ進み、書き込み領域600の
カーソルを消去し、ステップ410でステップ108で
得た座標値に新たな「鉛筆型」のカーソルを描画し、4
12へ進み、カーソル処理を終了し、ステップ116へ
進む。この時の書き込み領域600の様子を図27に示
す。 図27において、600は図6の600であり、
2400と2600はそれぞれ図24と図26のレーザ
ポインタ4の輝点であり、2700は、図25の「鉛
筆」型で赤色のカーソルである。
【0029】次に、ステップ500でコマンド実行処理
が開始され、ステップ502へ進み、ここでは、メニュ
ー項目は「赤書き込み」であったので、ステップ504
からステップ505へ進み、続いてステップ505で、
前回、カーソルが表示されていたので、ステップ506
へ進み、前回のカーソル位置と今回のカーソル位置を赤
色の線分で結ぶ。このときの書き込み領域600の様子
を図28に示す。図28において、2400と2600
はそれぞれ図24と図26の輝点2400と2600で
あり、2700は図27の「鉛筆」型のカーソルであ
り、2800はステップ506の結果、描かれた赤色の
線分である。次にステップ528へ進み、処理を終了
し、再びステップ104へ戻る。
【0030】ステップ104でメニュー領域が描画さ
れ、ステップ106でステップ104で出力した画像
と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影装
置24は、スクリーン6に画像を投影する。このときス
テップ106で画像合成装置20が合成し、出力した画
像信号を画像を図29に示す。図29において、600
と602と608から616と702と704は、それ
ぞれ図6と図7の600と602と608から616と
702と704であり、2204と2206は図22の
2204と2206であり、2400と2600はそれ
ぞれ図24と図26のレーザポインタ4の輝点2400
と2600であり、2700は、図27の「鉛筆」型で
赤色のカーソルであり、2800は図28の赤色の線分
である。
【0031】次に、利用者2が一旦レーザポインタ4の
発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始し、
図30に示すように、レーザポインタ4から放射される
レーザ光線をスクリーン下段に表示したメニュー領域の
左から4番目の図形の内部に投影したとする。図30に
おいて、600と602と608から616と702と
704は、それぞれ図6と図7の600と602と60
8から616と702と704であり、2204と22
06は図22の2204と2206であり、2400と
2600はそれぞれ図24と図26のレーザポインタ4
の輝点2400と2600であり、2800は図28の
赤色の線分であり、3000は新たに利用者2がスクリ
ーン6に投影したレーザポインタ4の輝点である。この
とき、ステップ108で輝点の座標値が得られたとし、
ステップ110でステップ112へ進み、メニュー処理
を行なう。ここでは、ステップ302で輝点がメニュー
項目の図形の内部にあるのでステップ304へ進み、カ
ーソルの図形を左から4番目のメニュー項目に対応する
図形に変更し、ステップ306で、選択されたメニュー
項目である「部分消去」に変更し、308で処理を終了
する。ここで、変更されたカーソルを図31に示す。ま
た、ステップ306で、変更されたメニュー領域602
を図32に示す。図31において、3100は、「消し
ゴム」を現した黒色の図形である。図32において、6
00と602、606と608、612から616はぞ
れぞれ図6の600と602、606と608、612
から616であり、2204は図22のメニュー項目の
図形2204であり、3210は、メニュー項目の図形
610を反転した図形である。
【0032】次にステップ110でカーソル表示の処理
を行なう。カーソル処理では、レーザポインタの発光が
止まっていたので、これまでにカーソルが表示されてお
らず、従ってステップ402からステップ410へ進
み、座標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソ
ル位置とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、
ステップ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステッ
プ116へ進む。この時、カーソルの位置が書き込み領
域外にあるので、書き込み領域600には何も描かれな
い。次に、メニュー項目は「部分消去」であったので、
ステップ500でコマンド実行処理が開始され、ステッ
プ502へ進み、次にステップ504、508、512
を通ってステップ514へ進み、書き込み領域600に
ステップ108で得たカーソルの座標値を中心に予め設
定した半径の内部が白色の円を描き、ステップ528へ
進み、コマンド実行処理を終了し、ステップ104へ戻
る。このとき、カーソル位置はメニュー領域に有り、書
き込み領域にないので書き込み領域600は変化しな
い。ステップ104でメニュー領域が描画され、ステッ
プ106でステップ104で出力した画像と、書画カメ
ラ18から入力した画像を合成し、投影装置24は、ス
クリーン6に画像を投影する。このときステップ106
で画像合成装置20が合成し、出力した画像信号を画像
を図33に示す。図33において、600と602、6
06と608、612から616はぞれぞれ図6の60
0と602、606と608、612から616であ
り、2204は図22のメニュー項目の図形2204で
あり、3210は、図32のメニュー項目の図形610
を反転した図形3210であり、702と704は図7
の702と704であり、2400、2600、280
0はそれぞれ図24、図26、図28の2400、26
00、2800であり、3000はレーザポインタ4の
輝点である。
【0033】次に、利用者2が一旦レーザポインタ4の
発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始し、
図34に示すように、レーザポインタ4から放射される
レーザ光線をスクリーン上段の書き込み領域に対応する
部分に投影したとする。図34において、600と60
2、606と608、612から616はぞれぞれ図6
の600と602、606と608、612から616
であり、2204は図22のメニュー項目の図形220
4であり、3210は、図32のメニュー項目の図形6
10を反転した図形3210であり、702と704は
図7の702と704であり、2400と2600はそ
れぞれ図24と図26の2400と2600であり、2
800は図28の赤色の線分2800であり、3400
はレーザポインタ4の輝点である。ここで、ステップ1
08で輝点の座標値が得られたとし、ステップ110で
ステップ112へ進み、メニュー処理を行なう。ここで
は、ステップ302で輝点が各メニュー項目の図形の内
部になかったとし、ステップ308へ進み、メニュー処
理を終了し、ステップ114のカーソル処理へ進む。
【0034】カーソル処理では、再びレーザポインタ4
の発光が一旦停止しているので、カーソルが表示されて
おらず、ステップ402からステップ410へ進み、座
標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソル位置
とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、ステッ
プ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステップ11
6へ進む。この時の書き込み領域600の様子を図35
に示す。図35において、3500は、レーザポインタ
4の輝点3400に対応する点であり、3502は、図
31の「消しゴム」型のカーソル3100であり、24
00と2600はそれぞれ図24と図26のレーザポイ
ンタの輝点2400と2600であり、2800は図2
8の赤色の線分2800であり、3400は図34のレ
ーザポインタ4の輝点である。ここでは、メニュー項目
は「部分消去」であったので、ステップ500でコマン
ド実行処理が開始され、ステップ502へ進み、次にス
テップ504へ進み、ステップ508から512へ進
み、メニュー項目が「部分消去」であったのでステップ
514へ進み、書き込み領域600にステップ108で
得たカーソルの座標値を中心に予め設定した半径の内部
が白色の円を描き、ステップ528へ進み、処理を終了
し、再びステップ104へ戻る。この時の書き込み領域
の様子を図36に示す。図36において、2400と2
600と2800はそれぞれ図24、図26、図28の
2400と2600と2800であり、3600はステ
ップ514で描かれた内部が白色の円であり、3602
と3604は、円3600によって分断された線分28
00の一部分の線分である。
【0035】次に、ステップ104でメニュー領域が描
画され、ステップ106でステップ104で出力した画
像と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影
装置24は、スクリーン6に画像を投影する。このとき
ステップ106で画像合成装置20が合成し、出力した
画像信号を画像を図37に示す。図37において、60
0と602、606と608、612から616はぞれ
ぞれ図6の600と602、606と608、612か
ら616であり、2204は図22のメニュー項目の図
形2204であり、3210は、図32のメニュー項目
の図形610を反転した図形3210であり、702と
704は図7の702と704であり、2400と26
00はそれぞれ図24、図26のレーザポインタの輝点
2400と2600であり、3602と3604は、図
36の線分3602と3604である。
【0036】次に、利用者2が一旦レーザポインタ4の
発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始し、
図38に示すように、レーザポインタ4から放射される
レーザ光線をスクリーン下段のメニュー領域の左から5
番目の図形の内部に投影したとする。図38において、
600と602、606と608、612から616は
ぞれぞれ図6の600と602、606と608、61
2から616であり、2204は図22のメニュー項目
の図形2204であり、3210は、図32のメニュー
項目の図形610を反転した図形3210であり、70
2と704は図7の702と704であり、2400と
2600はそれぞれ図24、図26のレーザポインタの
輝点2400と2600であり、3602と3604は
図36の線分3602と3604である。このとき、ス
テップ108で輝点の座標値が得られたとし、ステップ
110でステップ112へ進み、メニュー処理を行な
う。ここでは、ステップ302で輝点がメニュー項目の
図形の内部にあるのでステップ304へ進み、カーソル
の図形を左から5番目のメニュー項目に対応する図形に
変更し、ステップ306で、選択されたメニュー項目で
ある「全面消去」に変更し、308で処理を終了する。
ここで、変更されたカーソルを図39に示す。また、ス
テップ306で、変更されたメニュー領域602を図4
0に示す。図39において、3900は、「全面消去」
を表した黒色の図形である。図40において、602は
図6のメニュー領域602であり、2204は図22の
メニュー項目の図形2204であり、606から61
0、614と616はぞれぞれ図6の606から61
0、614と16であり、4012は、図6のメニュー
項目の図形612を反転した図形である。次にステップ
110でカーソル表示の処理を行なう。カーソル処理で
は、レーザポインタの発光が止まっていたので、これま
でにカーソルが表示されておらず、従ってステップ40
2からステップ410へ進み、座標検出装置12で得た
輝点の位置を新たなカーソル位置とし、書き込み領域6
00にカーソルを表示し、ステップ412へ進み、カー
ソル処理を終了し、ステップ116へ進む。この時、カ
ーソルの位置が書き込み領域外にあるので、書き込み領
域600には何も描かれない。次に、ステップ500で
コマンド実行処理が開始され、メニュー項目は「全面消
去」であったので、ステップ502へ進み、次にステッ
プ504、508、512を通ってステップ516へ進
み、書き込み領域600の全体を白色で塗りつぶし、ス
テップ519へ進み、メニュー項目を「カーソル表示」
とし、ステップ528へ進み、コマンド実行処理を終了
し、ステップ104へ戻る。このときの、書き込み領域
600の様子を図41Aに示す。図41Aにおいて、6
00は図6の600である。
【0037】次に、ステップ104でメニュー領域が描
画され、ステップ106でステップ104で出力した画
像と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影
装置24は、スクリーン6に画像を投影する。このとき
ステップ106で画像合成装置20が合成し、出力した
画像信号を図41Bに示す。図41Bにおいて600か
ら616は図6の600から616であり、702と7
04は図7の702の704である。図41Bは、メニ
ュー項目が「カーソル表示」であり、書き込み領域に何
も描かれておらず、書画カメラ18から入力した画像は
図7と同じであるので、図9と同じになる。次に、利用
者2が一旦レーザポインタ4の発光を中止し、再びレー
ザポインタ4の発光を開始し、図41Cに示すように、
レーザポインタ4から放射されるレーザ光線をスクリー
ン下段に表示したメニュー領域の左から2番目の図形の
内部に投影したとする。図41Cにおいて、600から
616と702と704は、それぞれ図6と図7の60
0から616と702と704であり、4100はレー
ザポインタ4の輝点である。再びレーザポインタ4の発
光を開始し、図42Aに示すように、レーザポインタ4
から放射されるレーザ光線をスクリーン上段の書き込み
領域に対応する部分に投影したとする。このとき、ステ
ップ108で輝点の座標値が得られたとし、ステップ1
10でステップ112へ進み、メニュー処理を行い、ス
テップ302で輝点がメニュー項目の図形の内部にある
のでステップ304へ進み、カーソルの図形を左から2
番目のメニュー項目に対応する図形に変更し、ステップ
306で、選択されたメニュー項目である「赤色書き込
み」に変更し、308で処理を終了する。ここで、変更
されたカーソルは上述のように図21に示すものと同じ
であり、また、ステップ306で、変更されたメニュー
領域602も図22と同じである。次にステップ114
でカーソル表示の処理を行なう。カーソル処理では、レ
ーザポインタの発光が止まっていたので、これまでにカ
ーソルが表示されておらず、従ってステップ402から
ステップ410へ進み、座標検出装置12で得た輝点の
位置を新たなカーソル位置とし、書き込み領域600に
カーソルを表示し、ステップ412へ進み、カーソル処
理を終了し、ステップ116へ進む。この時、カーソル
の位置が書き込み領域外にあるので、書き込み領域60
0には何も描かれない。
【0038】次に、メニュー項目は「赤書き込み」であ
ったので、ステップ500でコマンド実行処理が開始さ
れ、ステップ502へ進み、次にステップ504へ進
み、ステップ505へ進み、前回のカーソルがなかった
ので、ステップ528へ進み、処理を終了し、再びステ
ップ104へ戻る。ステップ104でメニュー領域が描
画され、ステップ106でステップ104で出力した画
像と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投影
装置24は、スクリーン6に画像を投影する。次に、利
用者2が一旦レーザポインタ4の発光を中止し、再びレ
ーザポインタ4の発光を開始し、図42Aに示すよう
に、レーザポインタ4から放射されるレーザ光線をスク
リーン上段の書き込み領域に対応する部分に投影したと
する。図42Aにおいて、600と602と608から
616と702と704は、それぞれ図6と図7の60
0と602と608から616と702と704であ
り、2204と2206は図22の2204と2206
であり、4200はレーザポインタ4の輝点である。こ
こで、ステップ108で輝点の座標値が得られたとし、
ステップ110でステップ112へ進み、メニュー処理
を行なう。ここでは、ステップ302で輝点が各メニュ
ー項目の図形の内部になかったとし、ステップ308へ
進み、メニュー処理を終了し、ステップ114のカーソ
ル処理へ進む。
【0039】カーソル処理では、再びレーザポインタ4
の発光が一旦停止しているので、カーソルが表示されて
おらず、ステップ402からステップ410へ進み、座
標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソル位置
とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、ステッ
プ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステップ11
6へ進む。この時の書き込み領域600には、図25と
同様に「鉛筆」型で赤色のカーソルが、レーザポインタ
の輝点位置に表示される。ここでは、メニュー項目は
「赤書き込み」であったので、ステップ500でコマン
ド実行処理が開始され、ステップ502へ進み、次にス
テップ504へ進み、ステップ505へ進み、前回のカ
ーソルがなかったので、ステップ528へ進み、処理を
終了し、再びステップ104へ戻る。ステップ104で
メニュー領域が描画され、ステップ106でステップ1
04で出力した画像と、書画カメラ18から入力した画
像を合成し、投影装置24は、スクリーン6に画像を投
影する。このとき書き込み領域600には何も描かれな
かったのでステップ106で画像合成装置20が合成
し、出力した画像信号を画像は図25と同様である。
【0040】次に、利用者2がレーザポインタ4を右に
移動したとし、ステップ108で輝点の座標値が得られ
たとし、ステップ110でステップ112へ進み、メニ
ュー処理を行なう。
【0041】ここでは、ステップ302で輝点が各メニ
ュー項目の図形の内部になかったとし、ステップ308
へ進み、メニュー処理を終了し、ステップ114のカー
ソル処理へ進む。カーソル処理では、ステップ402で
前回カーソルが表示されていたので、ステップ404へ
進み、前回のカーソル位置との差を求め、ステップ40
6でこの差が、予め設定した値より大であったとし、ス
テップ408へ進み、書き込み領域600のカーソルを
消去し、ステップ410でステップ108で得た座標値
に新たな「鉛筆型」のカーソルを描画し、412へ進
み、カーソル処理を終了し、ステップ116へ進む。次
に、ステップ500でコマンド実行処理が開始され、ス
テップ502へ進み、ここでは、メニュー項目は「赤書
き込み」であったので、ステップ504からステップ5
05へ進み、続いてステップ505で、前回、カーソル
が表示されていたので、ステップ506へ進み、前回の
カーソル位置と今回のカーソル位置を赤色の線分で結
ぶ。このときの書き込み領域600の様子を図42Bに
示す。図42Bにおいて、600は図6の600であ
り、4202は、上記の結果描かれた赤色の線分であ
る。次にステップ528へ進み、処理を終了し、再びス
テップ104へ戻る。ステップ104でメニュー領域が
描画され、ステップ106でステップ104で出力した
画像と、書画カメラ18から入力した画像を合成し、投
影装置24は、スクリーン6に画像を投影する。
【0042】ここで、利用者2がレーザポインタ4を移
動し、上記のステップ104から116までの処理を繰
返し、レーザポインタの輝点を検出し、その位置に対応
する点を赤色の線分で結んだとする。このときの書き込
み領域600の様子を図42Cに示す。図42Cにおい
て、600は、図6の600であり、4202は図42
Bの線分4202であり、4204から4214は、そ
れぞれ赤色の線分である。再び、ステップ104でメニ
ュー領域が描画され、ステップ106でステップ104
で出力した画像と、書画カメラ18から入力した画像を
合成し、投影装置24は、スクリーン6に画像を投影す
る。このときステップ106で画像合成装置20が合成
し、出力した画像を図42Dに示す。図42Dにおい
て、600から616と702と704は、それぞれ図
6と図7の600から616と702と704であり、
4230は、図42Cの線分4202から4214から
構成された図形である。
【0043】次に、利用者2が、一旦レーザポインタ4
の発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光を開始
し、図42Eに示すように、レーザポインタ4から放射
されるレーザ光線をスクリーン下段に表示したメニュー
領域の左から6番目の図形の内部に投影したとする。図
42Eにおいて、600から616と702と704
は、それぞれ図6と図7の600から616と702と
704であり、4230は図42Dの4230であり、
4240はレーザポインタ4の輝点である。次に、ステ
ップ108で輝点の座標値が得られたとし、ステップ1
10でステップ112へ進み、メニュー処理を行なう。
ここでは、ステップ302で輝点がメニュー項目の図形
の内部にあるのでステップ304へ進み、カーソルの図
形を左から6番目のメニュー項目に対応する図形に変更
し、ステップ306で、選択されたメニュー項目である
「画面記憶」に変更し、308で処理を終了する。ここ
で、変更されたカーソルを図43に示す。また、ステッ
プ306で、変更されたメニュー領域602を図44に
示す。図43において、4300は、「画面記憶」を表
した図形である。図44において、602、606から
612、616はぞれぞれ図6の602、606と61
2、616であり、2204は図22のメニュー項目の
図形2204であり、4414は、メニュー項目の図形
614を反転した図形である。
【0044】次にステップ110でカーソル表示の処理
を行なう。カーソル処理では、レーザポインタの発光が
止まっていたので、これまでにカーソルが表示されてお
らず、従ってステップ402からステップ410へ進
み、座標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソ
ル位置とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、
ステップ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステッ
プ116へ進む。この時、カーソルの位置が書き込み領
域外にあるので、書き込み領域600には何も描かれな
い。次に、ステップ500でコマンド実行処理が開始さ
れ、メニュー項目は「画面記憶」であったので、ステッ
プ502、ステップ504、508、512、516を
通ってステップ520へ進み、書き込み領域に描かれた
図形4230と、書画カメラから入力した図形702と
704を合成した図形を記憶装置22に記憶し、ステッ
プ519へ進み、メニュー項目を「カーソル表示」と
し、ステップ528へ進み、コマンド実行処理を終了
し、ステップ104へ戻る。次に、ステップ104でメ
ニュー領域が描画され、ステップ106でステップ10
4で出力した画像と、書画カメラ18から入力した画像
を合成し、投影装置24は、スクリーン6に画像を投影
する。このときステップ106で画像合成装置20が合
成し、出力した画像信号を画像は、メニュー項目が「カ
ーソル表示」であり、書き込み領域は、変化していない
ので、図41Bと同じである。
【0045】次に利用者2が、利用者2が一旦レーザポ
インタ4の発光を中止し、再びレーザポインタ4の発光
を開始し、図38に示すように、レーザポインタ4から
放射されるレーザ光線をスクリーン下段のメニュー領域
の左から5番目の図形の内部に投影したとし、上述の処
理を行ない、書き込み領域600を全面を白色で塗つぶ
したとする。ことのきのスクリーン6の様子は図6と同
様であり、メニュー項目を表す図形以外は何も表示され
ていない。
【0046】次に、図45に示すように、利用者2が、
レーザポインタ4から放射されるレーザ光線をスクリー
ン下段のメニュー領域の右端の図形の内部に投影したと
する。図45において、600から616は図6の60
0から616であり、4500はレーザポインタ4の輝
点である。このとき、ステップ108で輝点の座標値が
得られたとし、ステップ110でステップ112へ進
み、メニュー処理を行なう。ここでは、ステップ302
で輝点がメニュー項目の図形の内部にあるのでステップ
304へ進み、カーソルの図形を右端のメニュー項目に
対応する図形に変更し、ステップ306で、選択された
メニュー項目である「再描画」に変更し、308で処理
を終了する。ここで、変更されたカーソルを図46に示
す。また、ステップ306で、変更されたメニュー領域
602を図47に示す。図46において、4600は、
「再描画」を表した黒色の図形である。図47におい
て、602、606から614はぞれぞれ図6の60
2、606から614であり、2204は図22のメニ
ュー項目の図形2204であり、4716は、メニュー
項目の図形616を反転した図形である。
【0047】次にステップ110でカーソル表示の処理
を行なう。カーソル処理では、レーザポインタの発光が
止まっていたので、これまでにカーソルが表示されてお
らず、従ってステップ402からステップ410へ進
み、座標検出装置12で得た輝点の位置を新たなカーソ
ル位置とし、書き込み領域600にカーソルを表示し、
ステップ412へ進み、カーソル処理を終了し、ステッ
プ116へ進む。この時、カーソルの位置が書き込み領
域外にあるので、書き込み領域600には何も描かれな
い。次に、ステップ500でコマンド実行処理が開始さ
れ、メニュー項目は「再描画」であったので、ステップ
502、ステップ504、508、512、516、5
20を通ってステップ524へ進み、記憶装置22に記
憶した図形を再び書き込み領域600に描き、ステップ
519へ進み、メニュー項目を「カーソル表示」とし、
ステップ528へ進み、コマンド実行処理を終了し、ス
テップ104へ戻る。このときの、書き込み領域の様子
を、図48Aに示す。図48Aにおいて、600は図6
の600であり、4802から4806はそれぞれ図4
2Dの702、4230、704である。次に、ステッ
プ104でメニュー領域が描画され、ステップ105で
106でステップ104で出力した画像と、書画カメラ
18から入力した画像を合成し、投影装置24は、スク
リーン6に画像を投影する。このときステップ106で
画像合成装置20が合成し、出力した画像の様子を図4
8Bに示す。図48Bにおいて、600から616は図
6の600から616であり、4802から4806は
それぞれ図42Dの702、4230、704である。
先に書き込み領域を白色で塗りつぶし、ステップ524
で記憶した図形をそのまま再現したので、外観が図42
と等しくなる。本実施例では、以上の処理を繰り返す。
【0048】この実施例によると、利用者が使用するカ
ーソルとして、レーザポインタの小さな輝点に代えてス
クリーンの大きさの1/15から1/40の大きさの大
きさの図形を使用することができるので、表示するため
のスクリーンが大きくなった場合や、会議の参加者がス
クリーンから遠ざかった場合においても、見やすいカー
ソルを表示することが出来る。また、レーザ光線の輝点
の位置が予め設定した距離以上移動した場合だけ、カー
ソルを移動し、輝点の移動距離が予め設定した距離未満
の場合は、前回得た位置にカーソルを表示するので、利
用者の手が細かく揺れるために生じるカーソルの揺れを
少なくすることができ、視覚的疲労を減少できる。さら
に、発光するレーザ光線の色とカーソルの色を同色系の
赤色としたので、カーソルを用いている場合には、レー
ザ光線の輝点の振れがあっても目立たず、より一層、会
議参加者の視覚的疲労を減少させることが出来る。さら
に、本実施例では、レーザポインタの輝点の移動によっ
て書画カメラから入力した画像を汚さずに、重ねて自由
に図形や文字を書くこと、消すこと、およびその結果
を、書画カメラからの画像と合わせて蓄えることがで
き、会議などに好適である。また、資料などので用いら
れる文は、鉛直またはこれに直行する水平方向に配置さ
れることが多いが、本実施例の矢印のカーソルは、斜め
上方を向いているので、これらの文と方向が一致する可
能性が少なく、よりカーソルを目立たせることができ、
利用者の指示個所を明確にできる。また、本実施例で
は、メニュー領域をスクリーン下部に設けたので、利用
者以外のものに取って意識する範囲外になり、資料など
と混同され、邪魔になることがない。さらに、本実施例
では、書き込む線の色の種類を赤色と青色の2種類設け
たので、書き込みの種類、例えば重要度などに応じて、
線の色を選択できる。本実施例では、赤色と青色の2種
類だけを設けたが、色の種類はこれに限定されないこと
は言うまでもない。さらに、本実施例ではレーザポイン
タの輝点の位置を検出する白黒TVカメラを利用者から
見てスクリーンの裏側に設けたので、利用者の影によ
り、レーザポインタの輝点が検出出来なくなることを防
ぐことが出来る。上述の実施例では、メニュー項目の
「再描画」を表す図形をレーザポインタで選択する以前
に、利用者がメニュー項目の「全面消去」を表す図形を
レーザポインタで選択し、書き込み領域600を白色で
塗りつぶしたが、ステップ526を実行する以前にステ
ップ518と同じ処理を実行し、かつ、ステップ106
で書画カメラ18からの画像と書き込み領域600を合
成し、表示する処理を中断するようにしても良い。記憶
した画像を再度、表示する場合は、それまで表示してあ
った画像を消去する場合が多く、上述のようにした場
合、利用者の行う操作の回数を2回から1回に減じるこ
とができる。
【0049】また、上述の実施例では、ステップ114
でカーソル表示で予め設定した値以上にレーザポインタ
4の輝点8が移動したとき、カーソルを消去し、新たな
輝点の位置にカーソルを表示するようにしたが、複数の
輝点の座標値に低周波成分だけを残すフィルタリング処
理を行ない、得た座標値にカーソルを表示するようにし
ても良い。上述の実施例と異なる処理はレーザポインタ
4がスクリーン6の上に投影する輝点が移動したときの
カーソルの位置を求めるカーソル処理の部分だけなの
で、以下この部分だけを図49を用いて説明する。ここ
では、低周波成分だけを残すフィルタリングの方法とし
て、FIR型デジタルフィルタを用いるとする。
【0050】処理が開始する(ステップ4900)と、
前回までに連続して9回以上カーソルが表示されたいた
か否かを判定し(ステップ4902)、表示されていな
かった場合は、ステップ4912へ進み、輝点の位置に
対応する書き込み領域600の場所にカーソルを表示
し、表示されていた場合は、ステップ4904へ進む。
ステップ4904で用いるFIR型フィルタの処理方法
とカットオフ周波数fcutのときのフィルタ係数の求
め方は、例えば、中村尚五著、ビギナーズデジタルフィ
ルタ、東京電機大学出版局、46頁から47頁、及び7
6頁から77頁に記述されているように、入力した値の
時系列に係数を乗じることによって得られる。フィルタ
リング処理に用いる数式を数1〜数4に示す。数1と数
2においてXnとYnは、それぞれn番目の出力の値、
つまり、表示するカーソルの水平方向と垂直方向の座標
値であり、位置xn−kとyn−kは、それぞれn−k
番目の入力の値、つまり輝点の水平方向と垂直方向の座
標値であり、MはFIR型フィルタの処理に用いる時系
列の個数から1を減じ、2で除した値であり、hL(k
−M)は、各入力値に乗じるk−M番目の係数である。
Mは整数である必要があるので、2M+1は必ず奇数で
ある。
【0051】
【数1】
【0052】
【数2】
【0053】各係数は、サンプリング周波数をfs、カ
ットオフ周波数をfcutとしたとき、数3と数4によ
って求めることが出来る。
【0054】
【数3】
【0055】
【数4】
【0056】ここでは、M=4とし、処理に用いる輝点
の座標値の個数は9個となり、サンプリング周波数をf
sを30Hzとし、カットオフ周波数を1.0Hzとす
ると、数3から wc=2π/30=0.20944 となり、これを数4に代入し、9個の各係数hL(i)
を求めると以下に示すようになる。 hL(−4)=0.059138 hL(−3)=0.062366 hL(−2)=0.064734 hL(−1)=0.066180 hL( 0)=0.066667 hL( 1)=0.066180 hL( 2)=0.064734 hL( 3)=0.062366 hL( 4)=0.059138 となる。
【0057】ステップ4904は、輝点の水平方向の座
標値と垂直方向の座標値のそれぞれについて数1と数2
を適用し、出力値を求め、求めた出力値を各係数hL
合計である、0.571503で除した値をカーソルの
座標とし、上述の実施例と同様な処理でスクリーン6に
カーソルを表示する。例えば、いま利用者2がレーザポ
インタ4を可能な限り静止させた場合にステップ108
で検出した輝点の座標値の時系列とステップ4904の
処理を行った結果を表1に示し、その値を図50に示
す。
【0058】
【表1】
【0059】表1において、xnとyxは、n番目の輝
点の座標値であり、XnとYnは、上述のフィルタリン
グ処理を行った結果得た、n番目のカーソルの座標であ
る。FIR型フィルタの処理方法では、n番目の出力値
はn番目の入力値からn−2M番目の入力値を用いて計
算しているが、本来、n−M番目の入力に対応してお
り、出力は入力に比較してMだけ遅れる。従って表1で
は、比較しやすいように表をずらしてある。例えばX8
とY8に対応する輝点の座標はx4、y4である。図5
0において、横軸はスクリーン6の水平方向の座標であ
り、縦軸は垂直方向の座標である。図50に示すように
ステップ4904の処理を行うと、処理を行わない場合
に比較して、輝点の座標が纏まっていることが判る。次
に、ステップ4906に進み、上述の実施例の408と
同様にカーソルを消去し、ステップ4904で得た座標
値に対応する書き込み領域600の場所にカーソルを表
示し(ステップ4908)、ステップ4910へ進み、
処理を終了する。
【0060】本実施例によると、利用者2の無意識の手
振れによってレーザポインタ4の輝点がスクリーン6上
で揺れ動いた場合でも、カーソルの揺れを少なくするこ
とが出来、また、利用者2が、意識的にレーザポインタ
4の輝点を移動した場合は、それに応じてカーソルは、
利用者2が指示したい個所に移動するので、利用者以外
の者が指示している場所を確定しやすい。また、上述の
実施例では、レーザポインタとして赤色可視光レーザ光
線を発生するものを用いたが、これを可視光以外のレー
ザ光線を発生するものに代えても良い。この場合は、利
用者の手振れによりスクリーンに投影する輝点が人間に
は見えないので、手振れによる輝点の振れを感じること
がなく、画面が見やすくなる。
【0061】上述の実施例ではステップ112のメニュ
ー処理において各メニュー項目を表す図形内にレーザポ
インタ4の輝点が存在したとき、そのメニュー項目が選
択されたとしたが、全てのメニュー項目の図形を含め、
メニュー領域の範囲602の内部にレーザポインタ4の
輝点が存在したとき、左から順にメニュー項目の図形の
点滅を行い、レーザポインタの輝点がメニュー領域の範
囲内に存在しなくなったときに点滅していたメニュー項
目が選択されるようにしてもよい。この場合のメニュー
処理の処理フローを図51を用いて説明する。処理が開
始する(ステップ5100)と、輝点がメニュー領域6
02にあるか否かを判定し、なかった場合はステップ5
116へ進み、処理を終了し、あった場合は、順次点滅
するメニューを示す点滅メニューが「カーソル表示」で
あるとし(ステップ5104)、点滅メニューに示され
たメニューの項目に対応するメニューの図形の輝度の明
暗を周期的に変化させ、メニュー項目の図形を点滅させ
(ステップ5106)、輝点がスクリーン6上に存在し
ているか否かを判定し、存在していた場合は、点滅メニ
ューをすぐ右となりのメニュー項目に変え、再び、ステ
ップ5108へ進み、輝点がスクリーン6上に存在して
いなかった場合は、カーソルを点滅メニューに示された
メニュー項目に対応する図形に変え(ステップ511
2)、メニュー項目を点滅メニューに示されたメニュー
項目に変更し(ステップ5114)、ステップ5116
で処理を終了する。上述の実施例では、レーザポインタ
の輝点の振れがメニュー項目の図形の高さ、または幅と
等しいような場合において、メニュー項目を表す図形を
指し示すことは困難であることを解決できる。
【0062】また、上述の実施例では、「カーソル表
示」、「赤書き込み」、「青書き込み」、「部分消去」
では他のメニュー項目を選択するまでは、同じメニュー
項目が選択されたとしていたが、一定時間が経過後は、
「カーソル表示」になるようにしてもよい。この場合の
実施例を図52を用いて説明する。処理が開始する(ス
テップ5200)と、ステップ102と同様に、カーソ
ル形状を図9に示す矢印とし、選択したメニュー項目を
「カーソル表示」とし、加えてメニューの変化しなかっ
た時間を計測する変数tを0とする。次にステップ52
04から5210の処理を行うが、これらはステップ1
04から110と同様である。ステップ5210で光度
が予め設定した光度より大である輝点が存在したとき
は、ステップ5212へ進み、存在しなかったときはス
テップ5204へ戻る。ステップ5212へ進んだ場合
は、ステップ5212から5216の処理を行い、ステ
ップ5218へ進む。ここで、ステップ5212から5
216の処理はステップ112から116と同様であ
る。ステップ5218では、メニュー項目が、前回のス
テップ5208から5216までの処理の過程で変化し
たか否かを判定し、変化した場合は、変数tを0とし、
ステップ5204へ進み、変化しなかった場合、つまり
同じメニュー項目が続いた場合は、ステップ5222へ
進み、変数tを1だけ増加させ、変数tが予め設定した
値Tより大であるときは、ステップ5202へ戻り、カ
ーソル形状を図9に示す矢印とし、選択したメニュー項
目を「カーソル表示」とし、T医かの場合は、ステップ
5204へ戻る。例えばTを100とした場合、「赤書
き込み」、「青書き込み」、「部分消去」を選択した
後、上述のステップ5204から5224までを100
回を超えて実行すると、「カーソル表示」を選択した場
合と等しくなる。会議などで行われる各種操作の中で
は、ある個所の場所を単に示すことが多く、「カーソル
表示」が利用される回数が他の操作より多いので、この
ようにした場合、利用者がメニュー項目を選択する手の
動きを少なくすることが出来る。
【0063】上述の実施例では、利用者が表示された資
料の一部分を強調したい場合に、メニュー項目として
「赤書き込み」または「青書き込み」を選択し、該当す
る個所の付近にレーザポインタの輝点を移動させ、線分
を書くようにしていたが、以下のように、資料の一部分
を仮想的に覆い、その場所の下を強調するようにしても
良い。この場合の実施例を図53から図62を用いて説
明する。この処理は、ステップ116で行われるコマン
ド実行の一部分においてステップ508から510だけ
をステップ5300から5302に変えたものであり、
従ってそれ以外の処理は上述と同じである。以下、メニ
ュー項目が「強調シート」であった場合について説明す
る。
【0064】メニュー領域を図55に示すような状態で
あったとし、左から3番目の「強調シート」に対応する
メニュー項目の図形の内部にレーザポインタ4の輝点が
あったとし、ステップ100からのステップ114まで
の処理を経て、ステップ116でステップ500から5
02、504を経て、5300へ至ったとする。図55
において、602と606、610から616は図6の
ぞれぞれであり、2204を図22の2204であり、
5508は、「強調シート」を表すメニュー項目の図形
である。ここで、ステップ5300においてメニュー項
目が、「強調シート」である場合はステップ5302へ
進み、そうでない場合はステップ512進み、上述の実
施例と同様な処理を行う。
【0065】ステップ5302へ進んだときは、強調シ
ート処理を行う。この処理を図54を用いて説明する。
処理が開始される(ステップ5400)と、輝点がスク
リーン6上に存在しているか否かを判定し(ステップ5
402)、存在した場合はステップ5404へ進み、輝
点を中心として透明で有色、例えば黄色の予め設定され
た大きさの長方形を書き込み領域600に表示し、ステ
ップ5402へ戻り、輝点が存在しなくなるまで、ステ
ップ5402と5404を繰り返す。存在しなくなった
場合は、ステップ5406へ進み、輝点が再び現れるま
でステップ5406を繰り返す。ここで、黄色の長方形
を書き込み領域600に表示する場合は、以前に表示し
た黄色の長方形は消され、常に1個の長方形のみが存在
するものとする。輝点が再び現れるた場合、長方形の4
個の頂点のうち、左上の頂点が不動で輝点が長方形の右
下の頂点と一致するように長方形の大きさを変化させる
(ステップ5408)。次に、輝点がスクリーン6上に
存在しているか否かを判定し(ステップ5410)、再
び輝点がスクリーン6上に存在しなくなくまでステップ
5408から5410の処理を繰り返す。
【0066】上述の処理が行えあれるよう様子を図56
から図62に示す。図56から図62において5600
は図6の書き込み領域600である。いま、ステップ5
400が開始される以前に利用者2がレーザポインタ4
の輝点をスクリーン6上に投影し、その輝点に対応する
点を5602であったとする。ステップ5400で処理
が開始すると、ステップ5402で輝点が存在するか否
かを判定、存在するので、ステップ5404へ進み、図
57に示すような黄色の長方形を書き込み領域5600
に表示する。図57において、5700は上述の長方形
である。次に、ステップ5402へ戻り、レーザポイン
タ4が移動し、その輝点が図58に示すように移動した
とする。図58において5602は図56の輝点560
2であり、5800と5802は輝点と黄色の長方形で
ある。レーザポインタが発光したまま移動したので、ス
テップ5402から5404を繰返し、長方形を移動す
る。
【0067】次に、利用者2がレーザポインタ4を一端
消したとし、ステップ5402から5406へ進んだと
する。このときの書き込み領域600の様子を図59に
示す。図59において5802は図58の長方形580
2である。次に、再び利用者2がレーザポインタ4の輝
点をスクリーン6上に投影したとする。このときの書き
込み領域の様子を図60に示す。図60において600
0は新たな輝点に対応する点である。すると、ステップ
5406で再び輝点が存在するようになったので、ステ
ップ5408へ進み、長方形の4個の頂点のうち、左上
の頂点が不動で点6000が長方形の右下の頂点と一致
するように長方形の大きさを変化させる。このときの様
子を図61に示す。図61において、5802は図58
の長方形、6000は図60の点6000、6100
は、ステップ5408で表示された長方形である。次
に、ステップ5410へ進み、次に、輝点がスクリーン
6上に存在しているか否かを判定し、再び輝点がスクリ
ーン6上に存在しなくなくまでステップ5408から5
410の処理を繰り返す。いま、再び利用者2がレーザ
ポインタ4を一旦消したとし、ステップ5410から5
412へ進み、処理を終了したとする。このときの書き
込み領域600の様子を図62に示す。図62において
5802は図58の長方形5802であり、6100は
上述の処理の結果得た黄色の長方形である。上述の実施
例によると、利用者が表示された資料の一部分を強調し
たい場合に、書画カメラ18から入力した資料の一部分
を仮想的に覆い、その場所の下を強調することができ
る。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、利用者と画面との距離
に関係なく、利用者が見やすい適当な大きさのカーソル
を表示でき、ポインタを操作する利用者の無意識な移動
のために生じるカーソルの無意味な変化を無くすことが
でき、カーソルを用いて容易に表示内容を変更する操作
を入力できる。また、ポインタを操作する利用者の手が
細かく揺れるために生じるカーソルの揺れを防止するこ
とができ、意図する以外の場所を指し示すことが無く、
また視覚的疲労を減少できる。また、電磁波としてレー
ザ光線を用い、発光するレーザ光線の色とカーソルの色
を同色系の赤色としたので、カーソルを用いている場合
には、レーザ光線の輝点の振れがあっても目立たず、よ
り一層、会議参加者の視覚的疲労を減少させることが出
来る。また、カーソルとして、スクリーンの縦、または
横の1/15から1/40の縦と横の大きさの図形を使
用するので、表示するためのスクリーンが大きくなった
場合や、会議の参加者がスクリーンから遠ざかった場合
においても、見やすいカーソルを表示することが出来
る。また、矢印のカーソルは、斜め上方を向いているの
で、鉛直またはこれに直行する水平方向に配置されるこ
とが多い文と方向が一致する可能性が少なく、よりカー
ソルを目立たせることができ、利用者の指示個所を明確
にすることができる。また、ポインタの輝点の移動によ
って書画カメラから入力した画像を汚さずに、重ねて自
由に図形や文字を書くこと、消すこと、およびその結果
を、書画カメラからの画像と合わせて蓄えることがで
き、会議などに好適である。また、メニュー領域をスク
リーン下部に設けたので、利用者以外のものに取って意
識する範囲外になり、資料などと混同され、邪魔になる
ことを防止できる。また、利用者はポインタで正確にメ
ニュー項目を指し示さなくても各種コマンドを自由に選
択することができる。また、一定時間が経過後は、操作
コマンドが「カーソル表示」に切り替わるようにしたの
で、利用者がメニュー項目を選択する手の動きを少なく
することが出来る。また、資料の一部分を仮想的に覆
い、その場所の下を強調するようにしたので、利用者が
表示された資料の一部分を強調したい場合に、書画カメ
ラ18から入力した資料の一部分を仮想的に覆い、その
場所の下を強調することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフローチャートである。
【図2】本発明を適用する装置の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1のメニュー処理のフローチャートを示す図
である。
【図4】図1のカーソル処理のフローチャートを示す図
である。
【図5A】図1のコマンド処理のフローチャートを示す
図である。
【図5B】図5Aに続くコマンド処理のフローチャート
を示す図である。
【図5C】図5Bに続くコマンド処理のフローチャート
を示す図である。
【図6】図1の画面表示で出力される画像信号を示す図
である。
【図7】書画カメラが撮影し、出力した画像信号を示す
図である。
【図8】矢印型のカーソルを示す図である。
【図9】合成装置が出力した画像を示す図である。
【図10】レーザポインタを投影した場合のスクリーン
の様子を示す図である。
【図11】書き込み領域の様子を示す図である。
【図12】合成装置が出力した画像を示す図である。
【図13】利用者がレーザポインタを右に移動したとき
のスクリーンの様子を示す図である。
【図14】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図15】利用者がレーザポインタを左に移動したとき
のスクリーンの様子を示す図である。
【図16】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図17】利用者が再びレーザポインタを左に移動した
ときのスクリーンの様子を示す図である。
【図18】書き込み領域の様子を示す図である。
【図19】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図20】利用者がレーザポインタでスクリーン下段に
表示したメニュー領域の左から2番目の図形の内部に投
影した様子を示す図である。
【図21】変更された「鉛筆」型で赤色のカーソルを示
す図である。
【図22】変更されたメニュー領域を示す図である。
【図23】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図24】利用者がレーザポインタから放射されるレー
ザ光線をスクリーン上段の書き込み領域に対応する部分
に投影した場合の書き込み領域の様子を示す図である。
【図25】「鉛筆」型で赤色のカーソルの表示された画
像を示す図である。
【図26】利用者がレーザポインタを右に移動したとき
のスクリーンの様子を示す図である。
【図27】書き込み領域の様子を示す図である。
【図28】直線が引かれた書き込み領域の様子を示す図
である。
【図29】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図30】利用者がレーザポインタから放射されるレー
ザ光線をスクリーン下段に表示したメニュー領域の左か
ら4番目の図形の内部に投影した様子を示す図である。
【図31】変更された「部分消去」のカーソルを示す図
である。
【図32】変更されたメニュー領域を示す図である。
【図33】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図34】利用者がレーザポインタから放射されるレー
ザ光線をスクリーン上段の書き込み領域に対応する部分
に投影した様子を示す図である。
【図35】「部分消去」のカーソルが表示された書き込
み領域の様子を示す図である。
【図36】書き込み領域の様子を示す図である。
【図37】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図38】利用者がレーザポインタから放射されるレー
ザ光線をスクリーン下段のメニュー領域の左から5番目
の図形の内部に投影した様子を示す図である。
【図39】変更された「全面消去」のカーソルを示す図
である。
【図40】変更されたメニュー領域を示す図である。
【図41A】書き込み領域の様子を示す図である。
【図41B】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図41C】利用者がレーザポインタでスクリーン下段
に表示したメニュー領域の左から2番目の図形の内部に
投影した様子を示す図である。
【図42A】レーザポインタを投影した場合のスクリー
ンの様子を示す図である。
【図42B】前回のカーソル位置と今回のカーソル位置
を赤線で結んだときの書き込み領域の様子を示す図であ
る。
【図42C】順次レーザポインタを移動して赤色の図形
の描かれた書き込み領域の様子を示す図である。
【図42D】画像合成装置が出力した画像を示す図であ
る。
【図42E】利用者が、レーザポインタから放射される
レーザ光線をスクリーン下段のメニュー領域の左から6
番目の図形の内部に投影した様子を示す図である。
【図43】「画面記憶」のカーソルを表した図形であ
る。
【図44】メニュー領域を示す図である。
【図45】利用者が、レーザポインタから放射されるレ
ーザ光線をスクリーン下段のメニュー領域の右端の図形
の内部に投影した様子を示す図である。
【図46】「再描画」のカーソルを表した黒色の図形で
ある。
【図47】メニュー領域602を示す図である。
【図48A】書き込み領域の様子を示す図である。
【図48B】画像合成装置が出力した画像の様子を示す
図である。
【図49】他のカーソル処理のフローチャートを示す図
である。
【図50】フィルタリング処理の効果を示す図である。
【図51】他のメニュー処理のフローチャートを示す図
である。
【図52】本発明の他の実施例のフローチャートを示す
図である。
【図53】他のコマンド処理のフローチャートを示す図
である。
【図54】強調シートの処理のフローチャートを示す図
である。
【図55】メニュー領域の様子を示す図である。
【図56】書き込み領域の様子を示す図である。
【図57】黄色の長方形を表示した書き込み領域の様子
を示す図である。
【図58】移動した黄色の長方形を表示した書き込み領
域の様子を示す図である。
【図59】図58でレーザポインタが消されたときの書
き込み領域の様子を示す図である。
【図60】図59で新たにレーザポインタが投影された
ときの書き込み領域の様子を示す図である。
【図61】拡大された黄色の長方形を表示した書き込み
領域の様子を示す図である。
【図62】図61でレーザポインタが消されたときの書
き込み領域の様子を示す図である。
【符号の説明】
2 会議支援システムの操作を行なう利用者 4 赤色可視光線を発光するレーザポインタ 6 スクリーン 8 輝点 10 白黒TVカメラ 12 座標検出装置 14 記憶装置 16 処理装置 18 書画カメラ 20 画像合成装置 22 画像記憶装置 24 投影装置 26 カーソル 600 書き込み領域 602 メニュー領域 604 「カーソル表示」のメニュー項目を表す図形 606 「赤書き込み」のメニュー項目を表す図形 608 「青書き込み」のメニュー項目を表す図形 610 「部分消去」のメニュー項目を表す図形 612 「全面消去」のメニュー項目を表す図形 614 「画面記憶」のメニュー項目を表す図形 616 「再描画」のメニュー項目を表す図形 2204 604を反転した図形 2206 606を反転した図形 3210 610を反転した図形 4414 図形614を反転した図形 4716 図形616を反転した図形 5508 「強調シート」を表すメニュー項目の図形

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置に図形と文字で構成する資料を
    表示し、利用者が表示装置の画面に向けて方向性のある
    電磁波を発射させたとき、該画面における電磁波のポイ
    ンタの位置を検出し、利用者の指示した位置を表す図形
    であるカーソルを表示する位置入力方法であって、検出
    したポインタの位置の時系列に対して、予め設定した範
    囲の変位を取り除く処理を行い、該処理の結果得られた
    時系列の位置に、利用者の指示した位置を表す図形であ
    るカーソルを表示することを特徴とする位置入力方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置入力方法において、
    予め設定した範囲の変位を取り除く処理として、予め設
    定した周波数以上の高周波成分を除去する処理を行うこ
    とを特徴とする位置入力方法。
  3. 【請求項3】 表示装置に図形と文字で構成する資料を
    表示し、利用者が表示装置の画面に向けて方向性のある
    電磁波を発射させたとき、該画面における電磁波のポイ
    ンタの位置を検出し、利用者の指示した位置を表す図形
    であるカーソルを表示する位置入力方法であって、検出
    したポインタの位置が既に表示されているカーソルの位
    置から予め設定した距離以上移動した場合だけ、該検出
    したポインタの位置にカーソルを移動し表示することを
    特徴とする位置入力方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかの請求
    項記載の位置入力方法において、前記電磁波はレーザ光
    線であることを特徴とする位置入力方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の位置入力方法において、
    前記レーザ光線が可視領域外のレーザ光線であることを
    特徴とする位置入力方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の位置入力方法において、
    前記レーザ光線を可視領域のレーザ光線にすると共に前
    記カーソルの色を該レーザ光線と同色にすることを特徴
    とする位置入力方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の位置入力方法において、
    前記レーザ光線およびカーソルの色を赤色とすることを
    特徴とする位置入力方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかの請求
    項記載の位置入力方法において、前記カーソルを囲む長
    方形の縦と横が表示画面の縦、または横の1/15から
    1/40の範囲であることを特徴とする位置入力方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかの請求
    項記載の位置入力方法において、前記カーソルの形状が
    画面の水平方向と垂直方向と直交しない矢印であること
    を特徴とする位置入力方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の位置入力方法におい
    て、前記カーソルの矢印の矢部分が斜め上方を向いてい
    ることを特徴とする位置入力方法。
  11. 【請求項11】 表示装置と、画像を入力する画像入力
    手段と、請求項1乃至請求項10のいずれかの請求項記
    載の位置入力方法によりカーソルを表示する手段と、該
    カーソルと前記画像入力手段から得た画像とを合成し重
    ねて前記表示装置に表示する手段を備えることを特徴と
    する会議支援システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の会議支援システムに
    おいて、 第1の操作命令に応じて少なくともカーソルを画面に表
    示する手段と、第2の操作命令に応じてカーソルの移動
    に従って画面に線を描く手段と、第3の操作命令に応じ
    て前記操作命令2により表示画面中に描かれた図形の一
    部をカーソルの移動に従って消去する手段と、第4の操
    作命令に応じて前記操作命令2により表示画面中に描か
    れた図形の全部を消去する手段と、前記操作命令1乃至
    4のいずれかが選択されたとき該選択された操作命令の
    種類によってカーソルの形状および/または色を変化さ
    せる手段を備える処理装置を備えることを特徴とする会
    議支援システム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の会議支援システムに
    おいて、 前記処理装置は、第5の操作命令に応じて表示画面上に
    表示された図形を第5の操作命令に応じて記憶する手段
    と、該記憶された図形を第6の操作命令に応じて表示画
    面上に表示する手段を備えることを特徴とする会議支援
    システム。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13記載の会
    議支援システムにおいて、 前記処理装置は、前記各操作命令を図形または文字で表
    した項目から構成するメニューを前記表示装置の画面の
    下部に表示する手段と、該メニューのいずれかの項目に
    前記ポインタが位置することを検出したとき該項目に対
    応する操作命令を発行する手段を備えることを特徴とす
    る会議支援システム。
  15. 【請求項15】 請求項12または請求項13記載の会
    議支援システムにおいて、 前記処理装置は、前記各操作命令を図形または文字で表
    した項目から構成するメニューを前記表示装置の画面の
    下部に表示する手段と、該表示されたメニューの範囲内
    にポインタが位置するとき、メニューを構成する各項目
    を一定時間間隔で順次点滅し、ポインタの発光が停止し
    たときに点滅していた項目に対応する操作命令を発行す
    る手段を備えることを特徴とする会議支援システム。
  16. 【請求項16】 請求項12乃至請求項15のいずれか
    の請求項記載の会議支援システムにおいて、 前記処理装置は、前記第1の操作命令以外の操作命令が
    予め設定した時間を超えて実行されないとき、該前記操
    作命令に代えて前記第1の操作命令を発行する手段を備
    えることを特徴とする会議支援システム。
  17. 【請求項17】 請求項12乃至請求項16のいずれか
    の請求項記載の会議支援システムにおいて、 前記処理装置は、第6の操作命令に応じて、ポインタが
    発光し画面上に位置するとき画面上にカーソルを表示
    し、ポインタの移動に従ってカーソルを移動し、ポイン
    タが消灯したとき、直前のカーソル位置を記憶し、カー
    ソルを消去し、再びポインタが発光したとき、カーソル
    を表示し、ポインタの移動に従ってカーソルを移動し、
    再びポインタが消灯したとき、直前のカーソルの位置を
    記憶し、記憶した2個のカーソル位置を対角線上の2頂
    点とする長方形を求め、該長方形の内部の色を、該長方
    形の外部と異なる色に着色し、前記画像入力手段から得
    た画像に重ねて表示する手段を備えることを特徴とする
    会議支援システム。
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