JP2013071810A - クレーンおよび浚渫船 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇降装置(クレーン)100は、グラブバケット14を昇降させる。昇降装置100は、グラブバケット14に接続された支持ワイヤ102を巻き上げ、ないし繰り出すことでグラブバケット14を昇降させる支持ウインチ116と、支持ウインチ116がグラブバケット14を上昇させる際、グラブバケット14に接続された開閉ワイヤ104を巻き上げることでグラブバケット14を閉状態とする開閉ウインチ118と、支持ウインチ116がグラブバケット14を上昇させる際、支持ウインチ116および開閉ウインチ118に電力を供給し、支持ウインチ116がグラブバケット14を下降させる際、支持ウインチ116で発電された電力をバッテリに蓄電する電源装置124と、を備える。
【選択図】図1
Description
ジブ110の一端は旋回台106に起伏可能に取り付けられる。ジブ110の他端には起伏ワイヤ112の一端が取り付けられる。ジブ110の他端にはジブ先シーブ122が回転可能に取り付けられる。支持ワイヤ102および開閉ワイヤ104はジブ先シーブ122によって中継される。
起伏ワイヤ112、支持ワイヤ102および開閉ワイヤ104はそれぞれ中継フレーム120によって中継される。
エンジン発電機126は船体12内に収納され、電源装置124に交流の電力を供給する。
第1制動ユニット146は、開閉インバータ144から入力される回生電力の電圧を調整し、第1抵抗器134に入力する。このようにして、巻き下げモードにおいて開閉モータ132で発電された回生電力は、第1抵抗器134によってジュール熱として散逸される。
図3は、昇降装置100の各モータの電力の変化を示すタイムチャートである。時刻t1の前、グラブバケット14は海底に着くまで巻き下げられており、開状態とされている。時刻t1において、グラブバケット14を閉じるための制御が行われる閉動作期間TP4が開始される。この閉動作期間TP4中、電源装置124はエンジン発電機126から供給される電力を使用して開閉モータ132に電力を供給する。開閉ドラム118aは開閉ワイヤ104を巻き上げていく。開閉ドラム118aが開閉ワイヤ104を所定量巻き上げると、グラブバケット14は浚われた海底の土砂を内側に保持して閉状態となる。
定速期間TP2において、支持モータ136の消費電力のうちの所定の割合はエンジン発電機126から供給される電力160で賄われ、残りはバッテリ142から供給される電力158で賄われる。定速期間TP2において、開閉モータ132の消費電力は全てエンジン発電機126から供給される電力160で賄われる。
加速期間TP1において支持モータ136の消費電力の所定の割合(例えば50%)をエンジン発電機126から供給した場合、加速期間TP1においてエンジン発電機136が負担すべき支持モータ136の消費電力の最大値はX4となる。この場合、エンジン発電機136が最低限必要とする容量はX2+X4となる。X2+X4は、X2又はX1+X3よりも大きな値となる。
本実施の形態では、加速期間TP1において支持モータ136の消費電力の全てをバッテリ142から供給することで、上述の通り、エンジン発電機126の容量をX2又はX1+X3のいずれか大きい方に対応できる程度とすればよいものとすることができる。すなわち、加速期間TP1において支持モータ136の消費電力の所定の割合エンジン発電機126から供給する場合と比較して、エンジン発電機126の容量を小さくすることができ、エンジン発電機126を小型化することができる。
旋回減速期間TP9において、旋回モータ138で発電された回生電力はバッテリ142に蓄電される。
Claims (6)
- グラブバケットを昇降させるクレーンであって、
前記グラブバケットに接続された第1ワイヤを巻き上げ、ないし繰り出すことで前記グラブバケットを昇降させる第1ウインチと、
前記第1ウインチが前記グラブバケットを上昇させる際、前記グラブバケットに接続された第2ワイヤを巻き上げることで前記グラブバケットを閉状態とする第2ウインチと、
前記第1ウインチが前記グラブバケットを上昇させる際、前記第1ウインチおよび前記第2ウインチに電力を供給し、前記第1ウインチが前記グラブバケットを下降させる際、前記第1ウインチで発電された電力を二次電池に蓄電する電源装置と、を備えることを特徴とするクレーン。 - 前記電源装置は、前記第1ウインチが前記グラブバケットを下降させる際、前記第2ウインチで発電された電力を前記二次電池に回生せず熱として散逸せしめることを特徴とする請求項1に記載のクレーン。
- 前記電源装置は、前記第1ウインチが前記グラブバケットを上昇させる際、第1期間において前記二次電池から前記第1ウインチに電力を供給し、前記第1期間以降の第2期間において前記二次電池から前記第1ウインチへの電力の供給を開始して前記二次電池および発電機の両方から前記第1ウインチに電力を供給することを特徴とする請求項1または2に記載のクレーン。
- 前記第1ウインチおよび前記第2ウインチのうちの少なくともひとつが取り付けられる装置本体を移動させる移動機構をさらに備え、
前記電源装置は、前記移動機構が前記装置本体の移動を開始するときに前記移動機構に電力を供給し、前記移動機構が前記装置本体の移動を停止するときに前記移動機構で発電された電力を前記二次電池に蓄電することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のクレーン。 - グラブバケットと、
前記グラブバケットを昇降させるクレーンと、を備える浚渫船であって、
前記クレーンは、
前記グラブバケットに接続された第1ワイヤを巻き上げ、ないし繰り出すことで前記グラブバケットを昇降させる第1ウインチと、
前記第1ウインチが前記グラブバケットを上昇させる際、前記グラブバケットに接続された第2ワイヤを巻き上げることで前記グラブバケットを閉状態とする第2ウインチと、
前記第1ウインチが前記グラブバケットを上昇させる際、前記第1ウインチおよび前記第2ウインチに電力を供給し、前記第1ウインチが前記グラブバケットを下降させる際、前記第1ウインチで発電された電力を二次電池に蓄電する電源装置と、を備えることを特徴とする浚渫船。 - 被昇降体を有するクレーンであって、
前記被昇降体に接続された第1ワイヤを巻き上げ、ないし繰り出すことで前記被昇降体を昇降させる第1ウインチと、
前記第1ウインチが前記被昇降体を上昇させる際、前記第1ウインチに電力を供給し、前記第1ウインチが前記被昇降体を下降させる際、前記第1ウインチで発電された電力を二次電池に蓄電する電源装置と、を備えることを特徴とするクレーン。
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