JP5622211B2 - ハイブリッド式荷役装置 - Google Patents
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Description
この開示されているコンテナキャリアは、複数の車輪により支持されたフレーム(車両本体)と、このフレームの上部からワイヤを介して昇降自在に吊り下げられ、コンテナを連結するスプレッダ装置を備え、フレームに、ワイヤの巻き取りドラムとこのドラムを回転駆動する巻上げ用モータ(荷役用モータ)を設け、また左右の前記車輪をそれぞれ駆動する走行用モータを設け、これら走行用モータを正逆駆動することにより、コンテナキャリアを前進・後退し、また左右の各走行用モータの回転数を変えることにより、コンテナキャリアを左行・右行し、また巻上げ用モータを駆動することにより、スプレッダ装置を昇降している。またフレーム上に、エンジン室を設け、このエンジン室の内部に、エンジンとこのエンジンに連結された発電機を設け、発電機からこれら走行用モータと巻上げ用モータへ給電している。
このクレーン装置は、走行用モータ(走行機)と巻上げ用モータ(巻上機)へ電力を供給する設備として、エンジン発電機およびバッテリ(蓄電装置)を備え、バッテリの充電電流、放電電流を制御できる昇降圧チョッパ回路付きDC/DCコンバータからなる充放電装置を備えている。この充放電装置を制御することにより、走行用モータまたは巻上げ用モータが電動動作によりエネルギーを必要とする場合には、発電機およびバッテリをハイブリッド制御してエネルギーを供給し、回生動作によりエネルギーが回生される場合には、回生動作によるエネルギーをバッテリへ充電させている。このように、電動動作によりエネルギーが必要なとき、バッテリからエネルギーを供給することにより、発電機からのエネルギーの供給量を抑え、エンジンの燃料消費を抑えている。またクレーン装置に制動抵抗器を備え、走行用モータの減速時または巻上げ用モータの巻下時の回生エネルギーを、バッテリに充電し、バッテリに充電できないときにこの制動抵抗器にて消費するようにしている。
前記蓄電装置と前記昇降装置と前記走行装置に接続された直流母線と、前記発電機により発生された交流電圧を任意の直流電圧に変換して前記直流母線へ出力するコンバータを備え、
前記昇降装置により吊り荷の巻上げを行うとき、または前記走行装置により走行の加速を行うとき、前記エンジンの回転数を待機回転数から連続して上昇させて前記発電機の出力電力を増加させるとともに、
前記コンバータにより、前記直流母線へ出力する直流電圧を前記蓄電装置の電圧に一致させて制御することにより、前記発電機よりコンバータを介して出力電力を増加させながら前記昇降装置または前記走行装置へ給電し、不足の電力を前記蓄電装置より給電するようにし、
前記昇降装置により吊り荷の巻下げを行うとき、または前記走行装置により減速を行うとき、前記コンバータにより、前記直流母線へ出力される直流電圧を前記蓄電装置の電圧より高く制御することにより、前記昇降装置および前記走行装置で得られる回生電力を前記蓄電装置に充電するようにしたことを特徴とするものである。
すなわち、コンバータにより、直流母線へ出力される直流電圧を、蓄電装置の電圧より高く制御すると、蓄電装置から昇降装置と走行装置へ給電できなくなり(放電ができなくなり)、逆に蓄電装置は、発電機よりコンバータを介して充電される。このとき、発電機からのみ、昇降装置と前記走行装置へ給電される。
またコンバータによって、従来のような充放電装置が不要となり、さらにコンバータは、電流の向きを変える機能は不要であり、電圧の調整機能があればよく、回路構成が簡易となり、コストの低減を期待できる。
そして、昇降装置により吊り荷の巻上げを行うとき、または走行装置により走行の加速を行うとき、エンジンは待機回転数より上昇される。発電機の電圧と出力電力は、エンジンの回転数が低いときは低く、エンジンの回転数が高くなると上昇する。そして、コンバータにより、直流母線へ出力される直流電圧を蓄電装置の電圧に合わせて制御されると、発電機出力が、増加しながら昇降装置または走行装置へ給電される。このように、必要なときのみエンジンの回転数が上昇される。
巻上げと加速に際して、発電機の出力電力では不足する電力は、蓄電装置より給電(放電)される。
また、吊り荷の巻下げまたは減速により発生する回生電力は、コンバータより直流母線へ出力される直流電圧より電圧が低い蓄電装置に給電され、蓄電装置が充電される。
そして、走行に必要な電力に合わせて、エンジンの回転数を保持して、発電機よりコンバータを介して走行装置へ給電する。
図1は本発明の実施の形態におけるコンテナキャリア(ハイブリッド式荷役装置の一例)の側面図である。コンテナキャリア11は、コンテナ(吊り荷の一例)Cを吊り下げて運搬し、移載、あるいは段積するキャリアであり、主に埠頭などのコンテナヤードにおいて使用される。
図1において、12はコンテナキャリア11の車体フレーム(車両本体)であり、車体フレーム12は、その中央部にコンテナCを収納しうる空間を形成するように、前進方向(矢視P方向)に向かって左側部と右側部に、前後に延びる左右一対の下部フレーム13を有し、左右一対の下部フレーム13の上面に、左右一対の前方縦フレーム14と左右一対の中央縦フレーム15、さらにそれらの縦フレーム14,15より短い左右一対の後方縦フレーム16が立設されている。
ここで、前方とは、コンテナキャリア11が前進方向(矢視P方向)に走行する場合、後述する運転室24がコンテナキャリア11の後方に位置している方向である。
さらに、天井部には前方縦フレーム14の左右並びに、中央縦フレーム15の左右をそれぞれ連結する前方横渡部材21、中央横渡部材22を設けて門型構造としている。
また左右の後方縦フレーム16の上端部には平面視でほぼU字状の後方張出し部材23を連結し、その上面に運転室24を右側に偏心して固設し、後方張出し部材23の周囲には手摺り部材25を立設している。
なお、運転室昇降用梯子として、左側部の中央縦フレーム15に沿って垂直方向に第1梯子26を設け、その第1梯子26の上端部と手摺り部材25の前端部との間に手摺り付き第2梯子27を設けている。
前記左右一対の下部フレーム13の下部にはそれぞれ、前方部に、第1車輪31と第2車輪32と第3車輪33が前方から順に配設され、後方部に、第3車輪33から後方に離れて第4車輪34が配設されている。なお、本実施の形態において第3車輪33が駆動輪で、その他の各車輪は被駆動輪である。また左右一対の下部フレーム13上にそれぞれ、これら第3車輪33をそれぞれ駆動するための走行用モータ35が設けられている。これら走行用モータ35が正逆駆動されることにより、コンテナキャリア11は前進・後退される。
前記前方縦フレーム14の左右内側並びに、中央縦フレーム15の左右内側の空間には、4本のワイヤ(吊り荷を支持する索体)37(図2)に吊設されてコンテナCを昇降可能に吊り上げるスプレッダ装置38を配設している。なお、図1において、一点鎖線で示すコンテナCは、45フィートコンテナを地上に3段積み重ね、4段目のコンテナCをスプレッダ装置38によって吊り上げている状態を示している。
また、中央縦フレーム15には、その後方位置に水平な状態で、スプレッダ装置38の駆動機構を支持する支持枠40が配設されている。
前記運転室24に、ステアリング・ハンドルなど走行・荷役・コンテナCの連結に必要な操作装置29(図3)が配設され、乗員による操作装置29の操作により走行用モータ35が駆動されて走行が行われ、荷役用モータ46が駆動されてコンテナCの昇降が行われ、連結具によりコンテナCのスプレッダ装置38への連結・離脱が行われる。
左側の下部フレーム13上には、下方側部材18の下方位置で、且つ後方位置にエンジン室(図示せず)が設けられ、このエンジン室の内部に、図3に示す、エンジン49とこのエンジンに連結された発電機50が設けられている。
また右側の下部フレーム13上には、下方側部材18の下方位置で、且つ前方位置に、ハイブリッド盤51が配設され、後方位置に、制御盤52が配設されている。
バッテリ53は、図3に示すように、単電池であるリチウムイオンセル(リチウムイオン二次電池)を複数直列に接続して形成された単組電池、およびセルコントローラからなる複数の電池モジュール66と、各電池モジュール66を制御するバッテリコントローラ67とから構成されている。また複数の電池モジュール66は、直列に接続されている。
前記セルコントローラは、各リチウムイオンセルの電圧や温度などのセル状態を測定、監視する機能と、判断機能(過充電検出機能、過熱検出機能)と、バッテリコントローラ67との通信機能を有している。
またバッテリコントローラ67は、各セルコントローラから受信したセル状態により故障を確認するとともに、各電池モジュール66の電圧制御機能を有し、またバッテリ電圧、充電量を監視、解析し、コントローラ61へ出力している。
発電機50とバッテリ53によりハイブリッドが構成されている。
図3に示すように、発電機50により発生した交流電圧は、コンバータ54により直流電圧に変換・昇圧され、この直流電圧が直流母線(直流電圧母線)70に印加される。この直流母線70に、荷役用インバータ57、2台の走行用インバータ56、制動ユニット60の投入・遮断スイッチ58、およびバッテリ53が接続されている。
前記コンバータ54は、上述したように、発電機50の出力電圧を直流電圧に変換・昇圧して直流母線70ヘ出力する機能を有しており、この機能を実現するため、3相全波整流回路、昇圧回路、およびこれら回路のコントローラ(コンバータ・コントローラ)から構成されている。
また(バッテリ)充電モード(単独給電モード)のときは、コンバータ54の出力電圧をバッテリ電圧より高く制御する。すると電圧が高いコンバータ54(発電機50)からのみ電力が、負荷(インバータ56,57)とバッテリ53へ供給される。
上記コントローラ61には、図3に示すように、次の信号・データが入力される。
・運転室24の操作装置29の荷役指令または走行指令の信号(走行用前進スイッチ、後進スイッチ、停止スイッチの操作信号、および荷役用巻上スイッチ、巻下スイッチ、ブレーキスイッチの操作信号)
・バッテリコントローラ67より出力されるバッテリ電圧、充電量、故障データ
・エンジンコントローラ49Aより出力されるエンジン回転数
・コンバータ・コントローラ54Aより出力されるコンバータ54の出力電流
・各走行用モータ35のパルスジェネレータ63のパルス信号
・荷役用モータ46のパルスジェネレータ64のパルス信号
またコントローラ61より、次の信号・データが出力される。
・荷役用インバータ57と2台の走行用インバータ56への指令信号
・エンジンコントローラ49Aへの回転数指令および回転数保持指令
・コンバータ・コントローラ54Aへの発電機電圧の増幅率
・投入・遮断スイッチ58への投入指令または遮断指令
・ブレーキ48のオン指令またはオフ指令
図4に示すように、2台の走行用モータ35のパルスジェネレータ63のパルス信号をそれぞれカウントすることにより、左右の第3車輪(駆動輪)33の走行速度をそれぞれ検出し、これら第3車輪33の速度の平均値をとることでコンテナキャリア11の走行速度を検出し、さらにコンテナキャリア11の走行速度を微分することによりコンテナキャリア11の加速度を検出し、このコンテナキャリア11の加速度が、プラスであることによりコンテナキャリア11が加速中であることを検出して加速検出信号を出力し、またコンテナキャリア11の加速度が、マイナスであることによりコンテナキャリア11が減速中であることを検出し、減速検出信号を出力している。
作業者は、操作装置29の上昇スイッチをオンとする。すると、スプレッダ装置38が上限位置ではないことを条件に、巻上指令が荷役用インバータ57へ出力され、荷役用インバータ57は、4本のワイヤ37をドラム45へ巻き取る方向へ、ドラム45に連結された荷役用モータ46を駆動し、スプレッダ装置38を上昇させる。
このとき、荷役用モータ46に大きな電力を必要とすることにより、「給電指令{(バッテリ)放電指令}」がコンバータ・コントローラ54Aへ出力され、同時に、定格回転数(1800rpm)指令がエンジンコントローラ49Aへ出力される。
作業者は、操作装置29の下降スイッチをオンとする。すると、スプレッダ装置38が下限位置ではないことを条件に、巻下指令が荷役用インバータ57へ出力され、荷役用インバータ57は、4本のワイヤ37をドラム45から引き出す方向へ、ドラム45に連結された荷役用モータ46を駆動し、スプレッダ装置38を下降させる。
このとき、「(バッテリ)充電指令」がコンバータ・コントローラ54Aへ出力され、同時に、待機回転数(1000rpm)指令がエンジンコントローラ49Aへ出力される。
なお、バッテリ53の充電量が、上限となっているときは充電を中止し、投入・遮断スイッチ58を投入して制動抵抗器59によって回生エネルギーを消費する。
そして、作業者は、コンテナCの降ろしを確認すると、操作装置29のブレーキスイッチをオンとする。これにより、荷役用モータ46のブレーキ48が駆動され、ワイヤ37の移動はロックされ、スプレッダ装置38の下降はロックされる。また上記巻下指令はオフとなり、荷役用インバータ57は荷役用モータ46の駆動を停止する。
作業者は、走行方向に応じて、操作装置29の前進または後進スイッチをオンとする。すると、前進指令または後進指令が走行用インバータ56へ出力され、走行用インバータ56は、走行方向に応じて走行用モータ35を駆動し、走行用モータ35の回転数を上昇させることにより、コンテナキャリア11を加速させる。
このとき、走行用モータ35に大きな電力を必要とすることにより、「給電指令{(バッテリ)放電指令}」がコンバータ・コントローラ54Aへ出力され、同時に、定格回転数(1800rpm)指令がエンジンコントローラ49Aへ出力される。
作業者は、コンテナキャリア11を停止するとき、操作装置29の走行用停止スイッチをオンとする。すると、停止指令が走行用インバータ56へ出力され、走行用インバータ56は、走行用モータ35の駆動を停止し、走行用モータ35の回転数を下降することにより、コンテナキャリア11を減速させる。
このとき、「(バッテリ)充電指令」がコンバータ・コントローラ54Aへ出力され、同時に、待機回転数(1000rpm)指令がエンジンコントローラ49Aへ出力される。
なお、バッテリ53の充電量が、上限となっているときは充電を中止し、投入・遮断スイッチ58を投入して制動抵抗器59にて回生エネルギーを消費する。
29 操作装置
35 走行用モータ
38 スプレッダ装置
45 ドラム
46 荷役用モータ
48 プレーキ
49 エンジン
49A エンジンコントローラ
50 発電機
51 ハイブリッド盤
52 制御盤
53 バッテリ
54 コンバータ
54A コンバータ・コントローラ
56 走行用インバータ
57 荷役用インバータ
58 投入・遮断スイッチ
59 制動抵抗器
61 コントローラ
67 バッテリコントローラ
Claims (4)
- エンジンにて駆動される発電機により発生される電力と蓄電装置に蓄電された電力によって、昇降装置を使用して吊り荷の巻上げ・巻下げを行い、走行装置を使用して走行して荷役作業を実行するハイブリッド式荷役装置であって、
前記蓄電装置と前記昇降装置と前記走行装置に接続された直流母線と、前記発電機により発生された交流電圧を任意の直流電圧に変換して前記直流母線へ出力するコンバータを備え、
前記昇降装置により吊り荷の巻上げを行うとき、または前記走行装置により走行の加速を行うとき、前記エンジンの回転数を待機回転数から連続して上昇させて前記発電機の出力電力を増加させるとともに、
前記コンバータにより、前記直流母線へ出力する直流電圧を前記蓄電装置の電圧に一致させて制御することにより、前記発電機よりコンバータを介して出力電力を増加させながら前記昇降装置または前記走行装置へ給電し、不足の電力を前記蓄電装置より給電するようにし、
前記昇降装置により吊り荷の巻下げを行うとき、または前記走行装置により減速を行うとき、前記コンバータにより、前記直流母線へ出力される直流電圧を前記蓄電装置の電圧より高く制御することにより、前記昇降装置および前記走行装置で得られる回生電力を前記蓄電装置に充電するようにしたことを特徴とするハイブリッド式荷役装置。 - 前記走行装置による加速が終了して走行速度が一定となると、前記コンバータにより前記直流母線へ出力される直流電圧を前記蓄電装置の電圧より高く制御して、前記蓄電装置より走行装置への給電を停止し、
走行に必要な電力に合わせて、前記エンジンの回転数を保持して、前記発電機よりコンバータを介して前記走行装置へ給電することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド式荷役装置。 - 前記昇降装置による吊り荷の巻上げ速度が一定となると、前記コンバータにより、必要な電力から一部の電力を除いた電力に合わせて、前記エンジンの回転数を保持して、前記発電機よりコンバータを介して前記昇降装置へ給電し、前記一部の電力を前記蓄電装置より昇降装置へ給電することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド式荷役装置。
- 前記直流母線に接続・離脱自在に制動抵抗器を設け、
前記蓄電装置の充電量が所定充電量を超えると、前記制動抵抗器を前記直流母線に接続することを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド式荷役装置。
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