JP2019058052A - 作業用台船 - Google Patents

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Nobuyuki Hosokawa
岡部泰典
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Abstract

【課題】汎用性の高い作業用台船向けの電力制御システムを構築することが可能になる。【解決手段】本発明に関わる作業用台船向けの電力制御システムはMPU101と蓄電池104を内包する蓄電池システム103を含んで構成される。MPU101は作業負荷Aへ電力を供給する発動機である。MPU101が使い切れなかった電力を蓄電池104に充電する為のシステムが蓄電池システム103である。蓄電池システム103は、MPU101からの入力電圧を降圧し、蓄電池104に充電する。【選択図】図2

Description

本発明は浚渫などに用いる作業用台船の電力制御方法、特に主機の発電制御に関する。
作業用台船は、浚渫や水底地盤の改良などの際、各種機器の足場として用いるものである。作業用台船は推進用の動力機関を持たず、タグボートなどによって押し引きすることで移動する。その移動手法からも明らかなとおり、作業用台船は主に港湾やその近海での活動が主になる。従って、作業用台船は静粛性が求められる場合も多々ある。
なおここで言う作業用台船は、非自航船はもちろん、帆走可能な自航船も含む。推進機関を有する自航船であっても良いが、後述するMPU、APUは推進機関ないしはその関連機器を兼ねることはない。また、ここに言う非自航船は船舶安全法施行規則第2条第2項第3号で規定される「推進機関または帆走を有しない船舶」をいい、自航船はこれに含まれないものと定義する。
作業用台船はピンローラジャッキやクレーン、浚渫用グラブなど該台船の作業目的に応じて複数の装置を搭載する場合が多い。
通常、作業用台船は自身に搭載する発動機によって発電し、その電力で各種装置を動作させる。従って、作業時と非作業時では作業用台船で必要になる電力は大きく変化する。
一例として、ある作業用台船を上げる。この作業用台船では作業用機器使用時に最大約400KWの入力が必要になる。一方で、作業を行わない場合には最大60KWの入力が必要になる。
このような大きい電力変化に対応するために、これまでは主発動機(Main Power Unit:MPU)と補助発動機(Auxiliary Power Unit:APU)の二種類の発動機を台船上に載せるのが一般的である。
作業用台船のMPUとしては、一般的にはディーゼルエンジンが用いられている。そしてMPUを動かすことで発電を行い、作業用機器使用時の最大必要電力を発電する。
一方、作業用台船のAPUは作業用機器の使用、非使用に関わらず必要な電力を供給する。長期にわたる作業においては従事する作業員の居住施設用設備(例:エアコン、室内灯、給食設備)などにも電力は必要になる。これらが必要とする電力の発電には発動機が必要になることは言うまでもない。
しかし、このような目的の発電でMPUを動かすと上記のように大半の電力を捨てるようなことも多い。またMPUとは別に小型の発動機を配置すれば、夜間の騒音低減などで好ましい場合も多い。そこで一般的には作業用台船上にAPUが配置される。
上記のようにAPUはMPUと比較すると小型低出力の発動機であることがほとんどである。そしてどのような発動機であっても最大効率で動くパワーバンドが存在し、其々のパワーバンドで各発動機を動かすことが燃費の面で好ましい。
このようにMPUとAPUという二つの発動機を用いて作業用台船の電力システムを構築するのが一般的である。そしてこれらの使い分けに技術者の苦労が垣間見られる。
従来の技術としては、特開2013−057303(引用文献1)があげられる。引用文献1は、風力、波力、潮力併用発電装置に関するものである。引用文献1には船上に風力による圧縮空気を貯蔵するタンクと、タンクに貯蔵された圧縮空気によって回転するターボファン及びそのターボファンの回転力で発電される発電機と、タンクの内圧が一定以上の場合に駆動される小型発電機が記載されている。
特開2013−057303公開公報
しかし、引用文献1記載の技術では、タンク内圧を制御の判断手段として使用する為、実質的に風力発電にしか適用できず汎用性に欠ける。
また、引用文献1記載の技術では発電側の都合での切り替えであり、電力消費側の都合は反映されていない。
本発明は、発電方式に寄らずより汎用性の高い電力制御を可能にする方法を提供するものである。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明に関わる代表的な作業用台船は、作業負荷とこの作業負荷を動作させるための作業用電力を供給するMPUと、更に蓄電池を備える蓄電池システムを含み、この蓄電池は作業負荷に出力し、MPUは、自身の発電量のうち作業用電力を超える発電量を前記蓄電池システムに出力することを特徴とする。
この作業用台船において、MPUの出力は前記作業負荷の最大値未満であることを特徴としてもよい。
この作業用台船において、蓄電池システムはMPUからの出力を降圧することを特徴としてもよい。
この作業用台船において、さらに昇圧器を含み、蓄電池システムの出力を前記昇圧器が直流交流変換及び昇圧することを特徴としてもよい。
この作業用台船において、さらに昇圧器を含み、前記蓄電池の出力を前記昇圧器が昇圧することを特徴としてもよい。
この作業用台船において、昇圧器の出力を前記作業用負荷に入力することを特徴としてもよい。
この作業用台船において、蓄電池システムは更にAPUの接続も可能であることを特徴としてもよい。
この作業用台船において、充電池の出力を昇圧器あるいは定常負荷に入力することを特徴としてもよい。
これらの作業用台船において、充電池の出力を昇圧器及び定常負荷に入力することを特徴としてもよい。
この作業用台船において、蓄電池は複数の二次電池を直列に接続した物であることを特徴としてもよい。
この作業用台船において、蓄電池は着脱可能であることを特徴としてもよい。
本明細書記載の発明によって、汎用性の高い作業用台船向けの電力制御システムを構築することが可能になる。
また本明細書記載の発明によって、燃料消費・排気ガス・騒音の低減を図ることが可能になり、環境に優しいシステムを構築することが可能になる。
また本明細書記載の発明によって、発電機の消耗部品代、交換や状況把握に関わる人件費などメンテナンス費用を軽減することが可能になる。
従来の作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。 本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。 本発明の第2の実施の形態における本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。 本発明の第2の実施の形態における本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例を表す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は、従来の作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。一方、図2は、本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。
まず図1を用いて、従来の技術について説明する。
従来は、MPU901とAPU902がそれぞれ独立して図示しない作業用台船上に配置されていた。
MPU901は、クレーン、油圧ポンプ、清水冷却ポンプ、海水冷却ポンプと言った作業用機器(作業負荷A)へ電力を供給する発動機である。
電力容量を考えずに作業を行うためには、MPU901に接続されている作業負荷Aを同時に最大出力で使用した場合でも十分な発電容量がMPU901には求められる。そして、これら作業用機器はAPU902に接続される船内空調や照明といった定常負荷Bなどと比べると極めて大きな電力が必要になる。これらに対応すべく、MPU901はAP902と比べて発電容量の大きな発動機が用いられる。
一方、APU902は、照明や空調機器、サニタリーポンプといった船内環境を快適に維持するための機器(定常負荷B)に電力を供給する発動機である。これらは作業中か否かに関わらず常時使用されるものがほとんどである。従って、このAPU902は常時動作することとなる。
図1に示す通り、従来はMPU901とAPU902は別の電力系統を持っている。作業負荷Aの為に、MPU901は最大電圧を220Vなどの高圧にする必要が多い。一方でAPU902は、日本国内では最大電圧を100Vにする場合がほとんどである。最大電圧を100Vにした方が船内に持ち込める機器に制限が掛からないためである。
このような構成をとると、電力系統をシンプルに構成できるといったメリットもあるが、デメリットも多い。その最たるものは、最大出力でMPU901を動作させると捨てる電力が多いことである。
既述の通り、MPU901に接続された船内の機器全てを同時に最大出力で動かしても余裕があるようにMPU901の最大出力を定めれば、機器操作者は快適に船内の機器を使用することが可能になる。しかし裏を返せば「船内の機器全てを同時に最大出力で動かす」というレアな状況を想定して電力系統を設計していることになるため、MPU901を常時最大出力で動かせば相応の電力を使わずにグランドに流すことになる。
また、MPU901に何を使うかによって効率(=燃費)が左右される。船舶でよく用いられるディーゼルエンジンは高圧下の拡散燃焼速度が遅いという欠点があるため大容積エンジンは低回転に限られる。従って、2台以上のディーゼルエンジンを必要とする場合も考えられる。
これに対し、ガスタービンエンジンは低速回転時と高速回転時の燃料消費率の差が少ない特徴がある。このためMPU901にガスタービンエンジンを用いると最大回転数の時に高燃費を達成することが可能になる。裏を返せば最大回転数を発揮することがほとんどなければ、MPU901にガスタービンエンジンを利用することは燃費を悪化させるだけであまり好ましいとは言えない。
結果として、設計時に想定した使用形態と実際のユーザの使用形態に齟齬が生じていた場合には効率は悪化することとなる。
本発明は、これらの解消を目的としている。これより図2を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。
本発明の第1の実施の形態においては、MPU101と蓄電池104を含む蓄電池システム103、昇圧器105を含んで構成される。なお、本実施の形態では説明を簡略化する為、定常負荷Bについては考慮しないものとする。
MPU101は、従来例のMPU901と同じように作業負荷Aへ電力を供給する発動機である。MPU101とMPU901の異なる点とすれば、MPU101を動作させるときには常にパワーバンドで動かすことを想定する点にある。
ただしMPU101をパワーバンドで動かすが、MPU101に接続されている機器を同時に最大出力で使用することができるように設計していない。本実施の形態では、蓄電池104によるアシストを考えている為である。
またMPU101は交流をそのまま出力するか、直流に変換して出力するかはここでは特定しない。接続する作業負荷Aが交流・直流のどちらを求めるかで決定すればよい。ただし、蓄電池システム103等で適宜変換を要することは言うまでもない。
蓄電池システム103は、MPU101が使い切れなかった電力を蓄電池104に貯める為のシステムである。この際、蓄電池104への充電の為、MPU101の出力電圧を降圧、昇圧させることも処理の一つに含まれる。また充電池104への充電の際には直流にする必要があるため、ここでAC/DC変換するようにしても良い。
作業負荷Aで使い切れない余った電力を蓄電池104で用いるようにすることで、作業負荷Aの変動に伴うMPU101の回転数を変動する機会が減ることからMPU101をパワーバンドで使い続けることが可能になり、結果として低燃費を実現できる。
蓄電池システム103には、蓄電池104の容量を変更できるように挿抜可能にする。これにより作業負荷Aに合った容量設計をするために蓄電池104の容量の増減が任意で可能になる。これにより蓄電池104のスケーラビリティを確保する。
充電池104は、蓄電池システム103に送られてきたMPU101からの電力を充電するための蓄電池である。主にリチウムイオン電池を想定するが、この限りではない。
昇圧器105は、充電池104の出力電圧(公称電圧)を昇圧する昇圧器である。二次電池の電圧では作業負荷Aの使用には耐えられない場合が往々にしてあるため、ここで昇圧する。なお、必要な場合には昇圧器105の動作電力としてMPU101の出力を用いるのも考慮すべきであろう(図3はそのように記載)。また充電池104は直流電源であるので、作業負荷Aが交流を必要とするときはここでDC/AC変換をしても良い。
本実施の形態では、以下のような動作をする。
MPU101は、「常に」パワーバンドで動作させる。上述の通り、本実施の形態に関わるMPU101はパワーバンドで動作させても、作業負荷Aの最大値を供給できない。
よって作業負荷Aが小さい場合であっても、MPU101はパワーバンドで動作させる。極端なことを言えば、作業負荷Aが0であってもPU101は動作させる。そして、MPU101の余剰電力は蓄電池システム103を経由して蓄電池104に充電される。
MPU101が作業負荷Aに十分な電力供給ができない場合、蓄電池104から電力が作業負荷Aに対して供給される。この際、蓄電池104側の電圧が高ければ高いほど作業負荷Aに対して電力が供給しやすくなるので、公称電圧の高いリチウムイオン二次電池が良い。但し、それでも3.7Vあたりが限界であるため、二次電池の直列接続だけでなく昇圧は考慮せねばならないであろう。
そこで昇圧器105が必要となる。昇圧器105は充電池104の電圧を昇圧する為のトランス等である。昇圧器105の前段の処理として蓄電池システム103及び蓄電池104の出力を直流から交流に変換し、後段の処理として電圧を上げ作業負荷Aに対して出力する。その際、整流器106等により逆流の防止措置を取るべきであろう。
整流器106は、定常負荷AやMPU101からの出力が昇圧器105に流れないようにする素子である。これが正常に機能するためには昇圧器105で十分に電圧をあげ、絶えず昇圧器105から定常負荷Aに電流が流れるようにする必要がある。
また昇圧器105による昇圧の際に電力が必要になる可能性があるが、その際にはMPU101からの電力を使用する。
なお、MPU101からの出力及び昇圧器105の出力が作業負荷Aの動作に余る場合には、その時初めて作業負荷Aに送られた電力をグランドに流すこととなる。
このように、蓄電池104によってMPU101のアシストを行うことで、MPU101の最大出力を「船内の機器全てを同時に最大出力で動かしても余裕がある」程度まで大きくする必要はなくなり、非自航船の船上設備の原価を低下させることが可能になる。
さらに、蓄電池104のスケーラビリティを確保することで、作業用台船の大きさ、作業負荷Aに関わらず同一の蓄電池システム103を利用することが可能になる。結果として、作業用台船の大小にかかわらず同一のシステムを採用することが可能になる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について図を用いて説明する。
本実施の形態では、MPU201とAPU202に分けてそれぞれで役割を分担する点に特徴がある。
図3は、本発明の第2の実施の形態における本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。
本実施の形態に関わる発電システムでは、MPU201、APU202、蓄電池システム203、蓄電池204、昇圧器205、整流器206を含んで構成される。
本実施の形態では、APU202を用意することで、蓄電池204に蓄えられた電力量に関わらず、作業負荷Aへの電力供給のアシストを確実に行えるようにすることが特徴である。
MPU201、蓄電池204、昇圧器205、整流器206は第1の実施の形態のそれらと同様であるので説明は省略する。
APU202は、補助用の発電機である。本実施の形態ではAPU202はピーク電源として弾力性を持った運用を行う必要がある。従って、基本ベースバンドが広い発動機を用いることが求められるが、必ずしもこれに拘るものではない。
蓄電池システム203は、同103と異なり、MPU201だけでなくAPU202も接続できるようになっている。そしてこれらの発電機から送られてくる電力を充電池204や昇圧器205に送る。
このようにすることで蓄電池204に十分充電されていない場合であっても作業負荷Aへの電力供給のアシストを確実に行うことができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態における本発明の前提になる作業用台船の発電システムの構成を表す概念図である。
本図のシステムは基本的には第2の実施の形態同様である。但し、蓄電池システム303、蓄電池304からの出力が定常負荷Bに出力される点が相違する。
定常負荷Bは既述の通り、照明や空調機器、サニタリーポンプといった船内環境を快適に維持するための機器及びそれが消費する電力である。
蓄電池304だけでは、その充電量によっては定常負荷Bも維持できない可能性が高い。しかし、APU302があれば、機器設計の範囲内であれば定常負荷Bへの電力の供給を行いながら恒常的に作業負荷Aへの電力アシストが可能になる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記ではMPUをパワーバンドで動かすことを想定した。これはMPUの燃費が悪化することを避けるためである。しかし、パワーバンドから外れた状態でMPUを動かした場合に蓄電池に充電したものも本発明の射程に含まれる。
また図5のように、蓄電池404の出力を定常負荷Bに、蓄電池システム403の出力を昇圧器405経由で作業負荷Aにそれぞれ出力するように、出力先を分けてしまうことも本発明の射程に含まれる。図5は本発明の第3の実施の形態の変形例を表す概念図である。もちろん逆(蓄電池404の出力を作業負荷Aに蓄電池システム403の出力を定常負荷B)であっても問題はない。
また、図上では昇圧器の動作電圧をMPU101等から供給を受けていた。しかし、APUが存在する場合には、APUから供給を受けるようにしても良い。また、必要とする動作電圧が低い場合には図上の蓄電池から供給を受けても良い。
本発明は浚渫などに用いる作業用台船、及び作業用台船で用いられる電源の構成に関するものである。
101、201、301、401、901 MPU、
202、302、402、902 APU、
103、203、303、403 蓄電池システム、
104、204、304、404 蓄電池、
105、205、305、405 昇圧器、
106、206、306、406 整流器、
A 作業負荷、
B 定常負荷。

Claims (11)

  1. 作業負荷と前記作業負荷を動作させるための作業用電力を供給するMPUと、を含む作業用台船であって、
    更に蓄電池を備える蓄電池システムを含み、
    前記蓄電池は前記作業負荷に出力し、
    前記MPUは、自身の発電量のうち前記作業用電力を超える発電量を前記蓄電池システムに出力することを特徴とする作業用台船。
  2. 請求項1記載の作業用台船において、
    前記MPUの出力は前記作業負荷の最大値未満であることを特徴とする作業用台船。
  3. 請求項1記載の作業用台船において、
    前記蓄電池システムは前記MPUからの出力を降圧することを特徴とする作業用台船。
  4. 請求項1記載の作業用台船において、
    さらに昇圧器を含み、前記蓄電池システムの出力を前記昇圧器が直流交流変換及び昇圧することを特徴とする作業用台船。
  5. 請求項1記載の作業用台船において、
    さらに昇圧器を含み、前記蓄電池の出力を前記昇圧器が昇圧することを特徴とする作業用台船。
  6. 請求項4又は5記載の作業用台船において、
    前記昇圧器の出力を前記作業用負荷に入力することを特徴とする作業用台船。
  7. 請求項1乃至6記載の作業用台船において、
    前記蓄電池システムは更にAPUの接続も可能であることを特徴とする作業用台船。
  8. 請求項1乃至7記載の作業用台船において、
    前記充電池の出力を昇圧器あるいは定常負荷に入力することを特徴とする作業用台船。
  9. 請求項1乃至7記載の作業用台船において、
    前記充電池の出力を昇圧器及び定常負荷に入力することを特徴とする作業用台船。
  10. 請求項1記載の作業用台船において、
    前記蓄電池は複数の二次電池を直列に接続した物であることを特徴とする作業用台船。
  11. 請求項10記載の作業用台船において、
    前記蓄電池は着脱可能であることを特徴とする作業用台船。
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