JP2013070711A - ベルト型使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエストベルト4を構成する2つのシート層間41,42にウエスト伸縮材44を配置してフィット性を向上させつつも,2つのシート層間にクッション機能を果たす空間Sを形成することにより,ウエストベルトが着用者の肌に対して与える刺激を低下させるという知見に基づく。着用者の肌に接するシート部とウエスト伸縮材の間に,さらにクッション形成シート部43を配置し,着用者の肌に接するシート部とクッション形成シート部を間欠的に接合することで,クッション機能を果たす空間を形成する。
【選択図】図4
Description
具体的に本発明は,以下の構成を有する。
本発明の使い捨ておむつは,前身頃1と,後身頃2と,前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3を有する。
また,前身頃1又は後身頃2いずれか一方の両側方には,ウエストベルト(4)が延在している。
このため,本発明の使い捨ておむつは,ウエストベルト4を着用者のウエスト周りに取り付け,前身頃1又は後身頃2いずれか他方を,ウエストベルト4に結合することにより装着することができるようになっている。
また,ウエストベルト4は,着用者の肌に当接する内側シート部41と,内側シート部41の肌非当接面側に位置する外側シート部42を有している。
さらに,内側シート41と外側シート部42の間には,クッション形成シート部43が配置されている。
この外側シート部42とクッション形成シート部43の間には,ウエストベルト4のウエスト周り端縁に沿う方向に,複数のウエスト伸縮材44が,伸長状態で固定されている。
そして,クッション形成シート43は,内側シート部41の内向面に対し,ウエストベルト4のウエスト周り端縁に沿う方向に,接合部と非接合部が連続するよう間欠的に接合されている。
さらに,ウエストベルト4に空間を形成することで,ウエストベルト全体の通気性が向上するため,ウエストベルト4が着用者の肌に長時間接している場合であっても,着用者の肌が蒸れにくくなる。
帯状ウエストベルト4aは,ウエストベルトを着用者の背部又は腹部にあてがった状態で,ウエストベルトの両端部同士を結合させることにより,着用者の腰周りに取付けられる。従って,帯状ウエストベルト4aは,着用者の腹周りの身体的特性に合わせて,その装着位置や締め付けの強さを細かく調節することができる。また,帯状ウエストベルト4aは,着用者が寝たままであっても使い捨ておむつの交換が可能であるため,おむつの交換作業が容易になるという利点がある。
環状ウエストベルト4bは,着用者の頭部と両腕部を通って腰周りに取付けられるか,着用者の両脚部を通って腰周りに取付けられる。
本発明の環状ウエストベルト4bには伸縮性があり,ウエストベルトの締め付け具合を調整しなくても,ある程度の寸法変化に対応できるため,予め環状にすることができる。環状ウエストベルト4bは,立ったまま片足ずつ上げてウエストベルトを履くことができる者であれば,上述した帯状ウエストベルト4aのようにウエストベルト位置を合わせる作業が不要であるため,おつむの交換作業がスムーズになるという利点がある。
そして,この腹部区域5には,環状ウエストベルト4bを,ウエスト周り端縁から股下部3側の端縁に至るまで切断可能な,切断誘導部51が形成されていることが好ましい。
調節シート52は,その一端部が,腹部区域5の肌非当接面側に接合されている。
この調節シート52の一端部を腹部区域5に接合する調節シート接合部53は,切断誘導部51に沿う方向に,切断誘導部51に隣接して設けられている
そして,調節シート52は,その他端部に,調節シート52を腹部区域5の肌非当接面側に係合するための第1の係合手段54を有することが好ましい。
すなわち,環状ウエストベルト4bの状態を微調整するためには,まず,切断誘導部51に沿って環状ウエストベルト4bを破断させる。そして,調節シート52を摘持し,第1の係合手段54が設けられた先端部(他端部)を取り付ける位置を調節することにより,環状ウエストベルト4bの締め付け力や取り付け位置を微調整することが可能である。
また,環状ウエストベルト4bに切断誘導部51と調節シート52を設けることにより,ウエストベルトが環状であっても切断誘導部51沿って破断して,着用者の腹回りに合わせて装着位置や締め付けの強さを微調整することができるため,例えば立ったまま片足ずつ上げて環状のウエストベルトを履くことができない者であっても,対応可能になる。
また,環状ウエストベルト4bが,第1の係合手段54と第2の係合手段55を両方持つ場合,腹回りのベルトの寸法は,第1の係合手段54の係合位置によって調整される。そして,第2の係合手段55を調節シート52の内向面に係合することにより,環状ウエストベルト55の腹部区域5における第1の係合手段54の係合位置と第2の係合手段55の間の領域が,自由に動き回らないように固定することができる。また,この際,第1の係合手段54と第2の係合手段55の係合位置を調節することにより,その間の領域におけるウエスト伸縮材44の伸長状態を調節することができる。例えば,第1の係合手段54と第2の係合手段55の間隔を調節し,ウエスト伸縮材44がやや弛緩した状態でとなるように,固定することで,クッション形成シート43によって形成される空間がより広がり易くなり,環状ウエストベルト4bの腹部に当たる箇所の柔らかさが向上し,快適に着用することができるようになる。
なお,本願明細書において,「使い捨ておむつの前後方向」というときは,使い捨ておむつの前身頃と後身頃を結ぶ方向(図1における上下方向)を意味する。また,「使い捨ておむつの左右方向」というときは,前後方向と直交する方向(図1における左右方向)を意味する。
図1は,本発明の第1の実施形態に係るベルト型使い捨ておむつ100の展開図である。本発明の第1の実施形態は,ウエストベルト4として,帯状ウエストベルト4aが用いられたベルト型の使い捨ておむつである。帯状ウエストベルト4aとは,ウエストベルトが,使い捨ておむつの前身頃又は後身頃の両側縁から左右方向外側に向かって延在しており,ウエストベルトの両端部が,予め接合された状態にないものを意味する。帯状ウエストベルト4aは,ウエストベルトを着用者の背部又は腹部にあてがった状態で,ウエストベルトの両端部同士を結合させることにより,着用者の腰周りに取付けられる。
なお,本願明細書において,単にウエストベルト4というときは,帯状ウエストベルト4aであるか環状ウエストベルト4bであるかを限定せずに説明しているものとする。
例えば,着用者は,立ったまま使い捨ておむつを交換することはできるが,腰が曲がっており背部側から交換したほうが着用者にも交換者にも楽なような場合に,ウエストベルト4を後身頃2側に設けることにより,比較的スムーズにウエストベルト4を着用者の腰周りに巻きつけることができるようになる。また,その場合,たとえば補助パッドを交換する際も着用者の背部側から作業を行うことができ,着用者と交換者の負担を軽減することができる。
と固定するファスニング機構としては,フック材(雄部材)とループ材(雌部材)の機械的結合により固定を行う面状ファスナー用いることが特に好ましい。面状ファスナーとしては,例えば,表面に多数の突起(鉤状,きのこ状等)が形成されたフック材と,表面にループ状の繊維が配置されたループ材との組み合わせにより構成される公知のものを採用できる。
次に,図3〜図6を参照して,ウエストベルト4の構造について説明する。本発明の使い捨ておむつのウエストベルトには,いわゆるフルート構造が採用されている。フルート構造とは,ウエストベルトを構成するシート層間に空間を形成し,ウエストベルトの柔軟性とクッション性を向上させるための構造である。以下,具体的に説明する。
図3に示されるように,ウエストベルト4は,アウターシート20を有している。アウターシート10は,肌当接面側に折り返されて,当該折返部40aが,ウエストベルト4のウエスト周り端縁となる。アウターシート10は,折返線40aを基準として,肌当接面側に位置する内側シート部41と,肌非当接面側に位置する外側シート部42を有している。
また,液不透過性材料の例は,ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルムである。特に,液不透過性材料としては,微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。
図3に示されるように,内側シート部41と外側シート部42の層間には,クッション形成シート部43が位置している。クッション形成シート部43は,内側シート41の内向面と間欠的に接合され,内側シート41との間に空間を形成するためのものである。この点については後述する。
図3に示されるように,外側シート部42とクッション形成シート部43の間には,複数のウエスト伸縮材44が配置されている。ウエスト伸縮材44は,図1に示されるように,ウエストベルト4のウエスト周り端縁に沿う方向に延びている。ウエスト伸縮材44は,外側シート部42とクッション形成シート部43の間に挟まれるようにして伸長状態で固定されている。
図4は,ウエストベルト4のフルート構造を説明するために,ウエストベルト4の一部を抽出して描画した概略図である。図4においては,図中上側が肌当接面側であり,図中下側が肌非当接面側となっている。先述したとおり,ウエストベルト4では,肌当接面側から順に,内側シート部41,クッション形成シート部43,ウエスト伸縮材44,及び外側シート部42が,配置されている。
また,各接合部43はドット状に形成されており,複数の接合部43が前身頃1と後身頃3を繋ぐ方向(前後方向)に列をなして形成されている。
接合部43は,ウエスト周り端縁に沿う方向における間欠性を維持しつつ,内側シート部41とクッション形成シート部43を全体的に,接合するものであることが好ましい。また,接合部43は,ウエストベルト4のウエスト周り端縁から股下部側端縁に至るまで,形成されていることが好ましい。
図6は,クッション形成シート43と内側シート部41の間の接合部431の形態の例を概略的に示した図である。図6(a)に示す形態では,一定個数(図6(a)では7個)のドット状接合部431Aが,使い捨ておむつの前後方向に向かって一列に並び,接合部群431Bを形成している。複数の接合部群431Bは,左右方向及び前後方向に,一定間隔空けて間欠的に形成されている。図6(a)に示す例では,ドット状接合部431Aの集合である接合部群431Bを前後方向に配向しているため,着用者のウエスト周りの曲線的な形状におむつを追従させ易く,フィット性と着用感に優れている。さらに,接合部群431Bが円形状のドット状接合部431Aの集合体として形成されているため,触感が柔らかくなり,接合部431Aが肌に当たったとしても,着用者は痛みを感じにくくなっている。
次に,図7を用いて,吸収性本体30の構造について説明する。図7は,図1のC−Cの線分において,吸収性本体30を切断した状態の例を示す断面図である。図7に示されるように,吸収性本体30は,吸収体32と,トップシート33と,バックシート34と,カバーシート35と,サイドシート36と,立体ギャザー伸縮材37を基本構成としている。
吸収体32は,尿などの液体を吸収し,吸収した液体を保持するための部材である。吸収体32は,液透過性のトップシート33と,液不透過性のバックシート34の間に配置される。吸収体32は,トップシート33を透過した液体を吸収する機能を有し,吸収性材料により構成される。
トップシート33は,着用者の股下部の肌に直接接し,尿などの液体を吸収体32へ透過させるための部材である。このため,トップシート33は,柔軟性が高い液透過性材料で構成される。また,トップシート33は,吸収体32の肌当接面側を被覆するように配置される。
バックシート34は,トップシート33を透過し吸収体32に吸収された液体が,おむつの外側へ漏出することを防止するための部材である。このため,バックシート34は,液不透過性材料によって構成される。そして,バックシート34は,吸収体32の底面からの液漏れを防止するため,吸収体32を肌非当接面側から被覆する。
カバーシート35は,バックシート34を補強し,かつ,その手触りを良くするための部材である。カバーシート35は,バックシート34の肌当接面側に貼り合わせられる。カバーシート35を構成する材料としては,織布や不織布が用いられる。特に,カバーシート35を構成する材料として,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステルのような熱可塑性樹脂からなる不織布又は湿式不織布を用いることが好ましい。
サイドシート36は,吸収体32の両側縁部に沿って,トップシート33の表面側と,カバーシート35の表面側に接合され,立体ギャザーを形成するための部材である。サイドシート36は,吸収体32に内部側の先端縁が折り返されて,折返した部分に立体ギャザー伸縮材37が伸長状態で固定される。これにより,立体ギャザー伸縮材37の収縮力を利用して,サイドシート36の吸収体内部側の先端縁が起立し第1の立体ギャザー36aが形成される。一方,サイドシート36の吸収体外側の先端部分と,カバーシート35の間にも立体ギャザー伸縮材37が伸長状態で固定されている。これにより,立体ギャザー伸縮材37の収縮力を利用して,サイドシート36の吸収体外側の先端縁が起立し第2の立体ギャザー36bが形成される。第1の立体ギャザー36a及び第2の立体ギャザー36bは,吸収体32の両側縁部に沿って起立し,着用者が排泄した尿の横漏れを防止する。
次に,図8〜図10を参照して,本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るベルト型の使い捨ておむつは,環状ウエストベルト4bを備える。環状ウエストベルト4bとは,後身頃又は前身頃の両側側縁から延在した帯状のウエストベルトが,一箇所又は二箇所以上の接着部位において予め接合され,環状となったものを意味する。環状ウエストベルト4bは,着用者の頭部と両腕部を通って腰周りに取付けられるか,着用者の両脚部を通って腰周りに取付けられる。
上述した通り,ウエストベルトにはウエスト伸縮材が配置され伸縮性を有しており,ウエストベルトの締め付け具合を調整しなくても,ある程度の寸法変化に対応できるため,予め環状に形成することができる。環状ウエストベルト4bは,立ったまま片足ずつ上げてウエストベルトを履くことができる者であれば,上述した帯状ウエストベルト4aのようにウエストベルト位置を合わせなくても良いため,おつむの交換作業がスムーズになるという利点がある。
そこで,本発明の第2の実施形態は,環状ウエストベルト4bに,切断誘導部51と調節シート53を設けることにより,ベルトの締め付け力や取り付け位置を微調整するこができるように構成した。
まず,環状ウエストベルト4bの調整作業を行うに際し,まず,切断誘導部51に沿って,環状ウエストベルト4bを破断させる。すると,図10に示されるように,環状ウエストベルト4bの一部が破断する。
このように,環状ウエストベルト4bの一部が破断した状態において,調節シート52の先端部を摘持し,調節シート52の先端部に設けられた第1の係合手段54を貼り合わせる位置を調節する。この調節シート52第1の係合手段54を張り合わせる位置によってウエストベルトの締め付け力や取り付け位置を微調整することが可能である。
また,調節シート52の張り合わせ位置を調節する際に,腹部区域5の肌非当接面に設けられた第2の係合手段55を利用することもできる。例えば,第2の係合手段55を利用して,一旦,第2の係合手段55を介して調節シート52と腹部区域5を貼りあわせ,調節シート52を仮止めし,その後,調節シート52の第1の係合手段54を利用して,調節シート52の貼り付け位置を決定することとしてもよい。
図11は,環状ウエストベルト4bの断面形状の例を示している。図11に示された環状ウエストベルト4bは,腹部区域5に設けられた一箇所の接着部57において,帯状のウエストベルトを接着し,環状をなしたものである。この腹部区域5に設けられた接着部57は,切断誘導部51としても機能する。すなわち,接着部57においては,接着されたシート層が,剥離可能に接着されており,この接着部57においてシート層を剥離することにより,環状ウエストベルト4bを破断させることができるようになっている。接着部57は,粘着性の弱いホットメルト接着剤やその他流動性のある接着剤を用いた接着方法により接着されてもよいし,ヒートシールのような熱溶着や超音波溶着によって接着されていてもよい。
2 後身頃
3 股下部
4 ウエストベルト
4a 帯状ウエストベルト
4b 環状ウエストベルト
5 腹部区域
6 背部区域
40 アウターシート
40a 折返線
41 内側シート部
42 外側シート部
43 クッション形成シート部
431 接合部
432 非接合部
44 ウエスト伸縮材
45 ベルト係合手段
51 切断誘導部
52 調節シート
53 調節シート接合部
54 第1の係合手段
55 第2の係合手段
56 摘み部
57 接着部
30 吸収性本体
31 本体係合手段
32 吸収体
33 トップシート
34 バックシート
35 カバーシート
36 サイドシート
36a 第1の立体ギャザー
36b 第2の立体ギャザー
37 立体ギャザー伸縮材
100 使い捨ておむつ
S 空間
Claims (9)
- 前身頃(1)と,後身頃(2)と,前記前身頃(1)と前記後身頃(2)の間に位置する股下部(3)を有し,
前記前身頃(1)又は前記後身頃(2)いずれか一方の両側方に延在するウエストベルト(4)を備え,
前記ウエストベルト(4)を着用者のウエスト周りに取り付け,前記前身頃(1)又は前記後身頃(2)いずれか他方を,前記ウエストベルト(4)に結合することにより装着される使い捨ておむつであって,
前記ウエストベルト(4)は,着用者の肌に当接する内側シート部(41)と,前記内側シート部(41)の肌非当接面側に位置する外側シート部(42)を有し,
前記内側シート(41)と前記外側シート部(42)の間には,クッション形成シート部(43)が配置され,
前記外側シート部(42)と前記クッション形成シート部(43)の間には,前記ウエストベルト(4)のウエスト周り端縁に沿う方向に,複数のウエスト伸縮材(44)が,伸長状態で固定されており,
前記クッション形成シート(43)は,前記内側シート部(41)の内向面に対し,前記ウエストベルト(4)のウエスト周り端縁に沿う方向に,接合部と非接合部が連続するように,間欠的に接合されている
使い捨ておむつ。
- 前記内側シート部(41)は,前記外側シート部(42)に相当するアウターシート(40)を,肌当接面側に折り返すことにより形成されたものである
請求項1に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ウエストベルト(4)は,前記股下部(3)側の端縁の少なくとも一部が,前記股下部(3)が存在する方向に向かって膨出する円弧状となっており,
前記複数のウエスト伸縮材(44)の少なくとも一部は,前記股下部(3)側の端縁の円弧に沿う方向に湾曲して,前記外側シート部(42)と前記クッション形成シート部(43)の間に固定されている
請求項1又は請求項2に記載の使い捨ておむつ。
- 前記ウエストベルトは(4)は,前記前身頃(1)又は前記後身頃(2)いずれか一方の両側方に延在する帯状のウエストベルト(4a)である
請求項1から請求項3のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
- 前記ウエストベルト(4)は,予め環状に形成された環状ウエストベルト(4b)である
請求項1から請求項3のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
- 前記環状ウエストベルト(4b)は,着用者の腹部側に位置する腹部区域(5)と,着用者の背部側に位置する背部区域(6)に区分され,
前記腹部区域(5)には,前記環状ウエストベルト(4b)を,前記ウエスト周り端縁から前記股下部(3)側の端縁に至るまで切断可能な,切断誘導部(51)が形成されている
請求項5に記載の使い捨ておむつ。
- 前記腹部区域(5)の肌非当接面側には,調節シート(52)が設けられ,
前記調節シート(52)は,その一端部が,前記腹部区域(5)の肌非当接面側に接合されており,
前記調節シート(52)の一端部を前記腹部区域(5)に接合する調節シート接合部(53)は,前記切断誘導部(51)に沿う方向に,前記切断誘導部(51)に隣接して設けられており,
前記調節シート(52)は,その他端部に,前記調節シート(52)を前記腹部区域(5)の肌非当接面側に係合するための第1の係合手段(54)を有する
請求項6に記載の使い捨ておむつ。
- 前記腹部区域(5)の肌非当接面側には,前記腹部区域(5)の肌非当接面側を前記調節シート(52)の内向面に係合するための第2の係合手段(55)が設けられている
請求項7に記載の使い捨ておむつ。
- 前記調節シート(52)の他端部には,前記調節シート(52)の外側に向かって突起した摘み部(56)が設けられている
請求項7又は請求項8に記載の使い捨ておむつ。
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