JP2013069774A - プリント配線基板装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】硬化工程において、スルーホール12の開口縁部12A上で周方向に離れて位置する複数の検査用接触部22が形成する。これにより、スルーホール12の開口縁部12A上で周方向に沿ってその全周に検査用接触部22を形成する場合に比べ、スルーホール12の開口縁部12Aに対するクリームハンダ14の塗布量が相対的に少ないので、クリームハンダ14が、スルーホール12内に入りこみにくく、スルーホール12の開口縁部12Aに塗布したクリームハンダ14でスルーホール12が塞がれにくい。
【選択図】図6
Description
〔第1実施形態に係る製造方法によって製造されるプリント配線基板装置の全体構成〕
図11に示されるように、第1実施形態に係る製造方法によって製造されるプリント配線基板装置50は、プリント配線基板10と、このプリント配線基板10の表面10Aに実装される表面実装電子部品20と、このプリント配線基板10の裏面10Bに実装されるリード線付電子部品34と、を備えて構成されている。
(クリームハンダ塗布工程)
先ず、図1及び図2(A)(B)に示されるように、工程100は、クリームハンダ塗布工程とされている。そして、この工程100では、両面を貫通して導通させるスルーホール12を備えたプリント配線基板10の表面10Aに位置したスルーホール12の開口縁部12Aに対して、スルーホール12の周方向に離してクリームハンダ14を複数塗布する。別言すると、複数のクリームハンダ14は、互いに接触することが無いようにスルーホール12の開口縁部12Aに塗布される。
次に、図1に示されるように、工程100の後工程である工程200は、ハンダ印刷自動検査工程とされており、図示せぬカメラを用いてクリームハンダ14が規定どおりに塗布されているかを検査する。なお、ハンダ印刷自動検査工程は、省略してもよい。
次に、図1及び図4(A)(B)に示されるように、工程200の後工程である工程300は、表面実装電子部品実装工程とされており、工程100でパッド16に塗布されたクリームハンダ14上に表面実装電子部品20を置く(プリント配線基板10上に表面実装電子部品20を置く)。
次に、図1に示されるように、工程300の後工程である工程400は電子部品自動検査工程とされており、図示せぬカメラを用いて表面実装電子部品20が規定どおりに載せられているかを検査する。なお、電子部品自動検査工程は、省略してもよい。
次に、図1及び図5(A)(B)に示されるように、工程400の後工程である工程500は、クリームハンダ14を加熱冷却して硬化させる硬化工程とされており、工程100でパッド16に塗布されたクリームハンダ14を加熱冷却し硬化させて、工程300でパッド16のクリームハンダ14上に載せた表面実装電子部品20をプリント配線基板10に取り付ける。
次に、図1に示されるように、工程500の後工程である工程600は、ハンダ付け外観検査工程とされており、工程500で硬化されたクリームハンダ14の外観(ハンダの状態等)を目視、カメラ等で検査する。なお、ハンダ付け外観検査工程は、省略してもよい。
次に、図1、図7(A)(B)に示されるように、工程600の後工程である工程700は、電気回路の検査工程(FCT:ファンクション検査工程)である。そして、工程500でプリント配線基板10に取り付けられた表面実装電子部品20がプリント配線基板10上で正常に機能しているか否かを検査ピンの一例としてのプローブピン28を用いて検査する。
次に、図1、図9(A)(B)に示されるように、工程700の後工程である工程800は、リード線付電子部品実装工程とされている。そして、この工程800では、コネクタ等のリード線付電子部品34に設けられたリード線34Aをプリント配線基板10の裏面10Bからスルーホール12に挿入する。
次に、図1に示されるように、工程800の後工程である工程900は、プリント配線基板に金属表面の酸化物を遊離させる絶縁体であるフラックスを塗布する。
次に、図1、図10(A)(B)に示されるように、工程900の後工程である工程1000では、工程800でプリント配線基板10に挿入されたリード線付電子部品34のリード線34Aとスルーホール12とをハンダ付けする。
次に、図1に示されるように、工程1000の後工程である工程1100は、ハンダ付け外観検査工程とされており、工程1000でハンダ付けされた部位の外観(ハンダの付着具合等)を目視、カメラ等で検査する。なお、ハンダ付け外観検査工程は、省略してもよい。
次に、図1に示されるように、工程1100の後工程である工程1200は、後付部品組立工程とされており、ヒートシンク等の後付部品(図示省略)をプリント配線基板10にハンダ付け、ネジ締め等で取り付ける。なお、後付部品組立工程は、省略してもよい。
次に、図1に示されるように、工程1200の後工程である工程1300は、電気回路の検査工程(ICT:インサーキット検査工程)とされている。そして、工程500でプリント配線基板10に取り付けられた表面実装電子部品20及び工程1000でプリント配線基板10にハンダ付けされたリード線付電子部品34が、予め定められた位置に配置されているかをプリント配線基板10に電源を入れることなく抵抗等を用いて検査する。なお、インサーキット検査工程は、省略してもよい。
次に、図1、図11に示されるように、工程1300の後工程である工程1400は、最終外観検査とされており、プリント配線基板10に表面実装電子部品20、リード線付電子部品34及び後付部品が取り付けられたプリント配線基板装置50の外観損傷を目視、カメラ等で検査する。なお、最終外観検査は、省略してもよい。
以上説明したように、第1実施形態に係るプリント配線基板装置の製造方法によれば、硬化工程500において、スルーホール12の開口縁部12A上で周方向に離れて位置する複数の検査用接触部22が形成されるので、スルーホール12の開口縁部12A上で周方向に沿ってその全周に検査用接触部22を形成する場合に比べ、スルーホール12の開口縁部12Aに対するクリームハンダ14の塗布量が相対的に少ない。
次に、第2実施形態について説明する。
また、クラウン状のプローブピン28では、先端へ突出する凸部(接触部29)が、スルーホール12の開口縁部12A上、又は、その開口縁部12A上に形成された検査用接触部22に対して接触するようになっている。
但し、N≠L
以上説明したように、第2実施形態に係るプリント配線基板装置の製造方法によれば、プローブピン28が、スルーホール12の周方向へ等間隔に配置された複数の接触部29を有する場合でも、プローブピン28の複数の接触部29のうち、少なくとも1つが検査用接触部22に接触する。これにより、電気回路の検査工程700において検査不良が生じない。
12 スルーホール
12A 開口縁部
14 クリームハンダ
16 パッド
20 表面実装電子部品
22 検査用接触部
28 プローブピン(検査ピンの一例)
34 リード線付電子部品
34A リード線
50 プリント配線基板装置
α>|2π{(N−L)/NL}|但し、N≠Lを満たすプリント配線基板装置の製造方法である。
Claims (3)
- 両面を貫通して導通させるスルーホールを有するプリント配線基板の少なくとも一方の面に位置した前記スルーホールの開口縁部に対して前記スルーホールの周方向に離してクリームハンダを複数塗布すると共に、前記プリント配線基板の少なくとも一方の面に配置されたパッドに前記クリームハンダを塗布するクリームハンダ塗布工程と、
前記パッドに塗布された前記クリームハンダ上に表面実装電子部品を載せる表面実装電子部品実装工程と、
前記パッドに塗布された前記クリームハンダを硬化させて、前記表面実装電子部品を前記プリント配線基板に取り付けると共に、前記スルーホールの前記開口縁部に塗布された前記クリームハンダを硬化させて、前記スルーホールの前記開口縁部上で周方向に離れて位置する複数の検査用接触部を形成する硬化工程と、
電気回路検査用の検査ピンを前記検査用接触部に当て、前記プリント配線基板の検査をする検査工程と、
前記検査工程の後に、前記スルーホールに挿入するリード線が設けられたリード線付電子部品の前記リード線を前記スルーホールに挿入するリード線付電子部品実装工程と、
少なくとも前記スルーホールに挿入された前記リード線付電子部品の前記リード線および前記検査用接触部にフラックスを塗布するフラックス塗布工程と、
前記リード線付電子部品の前記リード線と前記スルーホールとをハンダ付けするハンダ付け工程と、
を含むプリント配線基板装置の製造方法。 - 前記クリームハンダ塗布工程は、複数の前記クリームハンダの全てについて、前記クリームハンダの一部が前記開口縁部から前記スルーホールの円中心側にはみ出すように塗布する請求項1に記載のプリント配線基板装置の製造方法。
- 前記検査工程における前記検査ピンは、前記スルーホールの周方向へ等間隔に配置された複数の接触部を有し、
前記硬化工程における前記検査用接触部は、前記スルーホールの周方向へ等間隔に円弧状に複数形成され、
前記スルーホールの円中心における前記検査用接触部の中心角をα、前記検査ピンの接触部の数をN、前記検査用接触部の数をLとしたとき、
α>|2π{(N−L)/NL}|
但し、N≠L
を満たす請求項1又は2に記載のプリント配線基板装置の製造方法。
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