JP2013069413A - 非常用照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】床面からの高さに関わらず床面の照度を所定照度とすることが可能な非常用照明器具を提供する。
【解決手段】少なくとも半導体発光素子8を有する光源部1と、蓄電池部2と、商用電源からの給電時に蓄電池部2を充電する充電部6と、商用電源の停電時に蓄電池部2を電源として光源部1を点灯制御する点灯制御部3と、床面からの高さ情報を入力する入力部7とを備える。点灯制御部3は、入力部7により入力された高さ情報に基づいて、床面の照度が少なくとも所定照度となるように光源部1への供給電流を可変である。
【選択図】図1

Description

本発明は、非常用照明器具に関するものである。
従来から、商用電源からの給電時に蓄電池を充電し、商用電源の停電時に蓄電池を非常用の電源として光源を点灯させる非常用照明器具が知られている。
この種の非常用照明器具は、一般的に、光源としてハロゲンランプや蛍光ランプを用いており、蓄電池から光源に電力を供給するとき、特に蓄電池から光源への供給電流を制御することなく、蓄電池から光源に通電して光源を点灯させている。
また、従来から、光源として発光素子(発光ダイオード)を用いた非常用照明器具が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示された非常用照明器具は、図5に示すように、直列に接続された複数の発光ダイオード50と、バッテリ51と、複数の発光ダイオード50を点灯制御する点灯ユニット52と、器具の周囲温度を検知する周囲温度検知手段53とを有している。なお、周囲温度検知手段53は、器具の周囲温度に基づいて、複数の発光ダイオード50の光出力を間接的に判断して検知する光出力検知手段54としての機能を有している。
点灯ユニット52は、商用電源からの電力供給時にバッテリ51を充電し、商用電源からの電力遮断時にバッテリ51を電源として複数の発光ダイオード50を点灯させる充放電回路を備えている。また、点灯ユニット52は、周囲温度検知手段53の検知に基づいて、複数の発光ダイオード50の光出力が予め決められた光出力となるように複数の発光ダイオード50への点灯電流を制御する。
特開2006−210238号公報
ところで、非常用照明器具は、商用電源の停電時に、蓄電池により光源を所定時間(例えば、30分間)点灯させ、器具直下から所定半径内の床面の水平面照度が1ルクス以上となるように規定されており(社団法人日本照明器具工業会規格「非常用照明器具技術基準(JIL5501)」)、非常用照明器具の設置基準として、設置間隔を、上述の規定を満足するように設定しなければならない。
また、非常用照明器具の設置間隔は、設置場所の床面からの高さにより異なるので、設置場所の高さに応じて設定する必要があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、床面からの高さに関わらず床面の照度を所定照度とすることが可能な非常用照明器具を提供することにある。
本発明の非常用照明器具は、少なくとも半導体発光素子を有する光源部と、蓄電池部と、商用電源からの給電時に前記蓄電池部を充電する充電部と、前記商用電源の停電時に前記蓄電池部を電源として前記光源部を点灯制御する点灯制御部と、床面からの高さ情報を入力する入力部とを備え、前記点灯制御部は、前記入力部により入力された前記高さ情報に基づいて、前記床面の照度が少なくとも所定照度となるように前記光源部への供給電流を可変であることを特徴とする。
この非常用照明器具において、前記点灯制御部は、前記蓄電池部の容量に基づいて、前記停電時に前記光源部を少なくとも所定時間点灯させるように前記光源部への前記供給電流を制限することが好ましい。
この非常用照明器具において、前記点灯制御部は、前記入力部により入力された前記高さ情報に基づいて、前記蓄電池部の容量を調整するように前記充電部から前記蓄電池部への充電電流を可変であることが好ましい。
本発明の非常用照明器具においては、床面からの高さに関わらず床面の照度を所定照度とすることが可能となる。
実施形態1の非常用照明器具に関し、(a)は概略構成図、(b)は光源部の正面図である。 同上の非常用照明器具の使用例を説明する説明図である。 同上の非常用照明器具の回路構成図である。 同上の非常用照明器具において、供給電流を可変する方法を説明する説明図である。 従来例の非常用照明器具のブロック図である。
(実施形態1)
以下、本実施形態の非常用照明器具について、図1〜図4を参照しながら説明する。
本実施形態の非常用照明器具20は、非常灯などの照明器具であって、例えば、造営材(図2では、天井材)40に埋め込み配置されるものである。
非常用照明器具20は、少なくともLED8を有する光源部1と、LED8から放射された光を出射する出射部11を有し光源部1を保持する器具本体10と、蓄電池部2とを有している。なお、本実施形態の非常用照明器具20では、LED8が半導体発光素子を構成している。
また、非常用照明器具20は、商用電源からの給電時に蓄電池部2を充電する充電部6と、商用電源の停電時に蓄電池部2を電源として光源部1を点灯制御する点灯制御部3と、設置場所の床面30(図2参照)からの高さ情報を入力する入力部7とを有している。なお、本実施形態では、上述の高さ情報として、床面30から造営材40の一面40a(図2参照)までの高さ情報を用いて説明するが、これに限らず、例えば、床面30から非常用照明器具20までの高さ情報などを用いてもよい。
光源部1は、上述のLED8と、このLED8が実装される配線基板9とを有している。なお、光源部1は、LED8のみで構成してもよい。
LED8としては、例えば、青色光を放射するLEDチップ(以下、青色LEDチップと称する)と、青色LEDチップから放射された青色光により励起されてブロードな黄色光を放射する黄色蛍光体からなる蛍光体とを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いることができる。このようなLED8は、例えば、1個ないし複数個の青色LEDチップ(図示せず)と、この青色LEDチップが実装された実装基板8aと、青色LEDチップを覆い黄色蛍光体を含有した第1の透光性材料(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなど)からなる色変換部(図示せず)と、青色LEDチップおよび色変換部を封止した第2の透光性材料(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなど)からなるドーム状の封止部8bとを有している。なお、LED8の蛍光体は、黄色蛍光体に限らず、例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体とを用いてもよい。また、LED8は、紫〜近紫外線を放射するLEDチップと、赤色蛍光体、緑色蛍光体および青色蛍光体とを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いてもよい。さらに、LED8は、赤色光を放射するLEDチップと緑色光を放射するLEDチップと青色LEDチップとを組み合わせて白色光を得る白色LEDを用いてもよい。
配線基板9は、例えば、ガラスエポキシ樹脂などからなる絶縁性基材に適宜の導体パターン(図示せず)が形成されたプリント配線板により形成されており、平面視において円形状に形成されている(図1(b)参照)。なお、本実施形態では、配線基板9としてプリント配線板を用いているが、これに限らず、例えば、金属ベースプリント配線板、セラミック基板などを用いてもよい。また、本実施形態では、配線基板9の外周形状を、平面視において円形状としているが、これに限らず、例えば、多角形状などであってもよい。
また、配線基板9におけるLED8の実装側(図1(a)では、下側)には、LED8と電気的に接続可能な一対の端子部(図示せず)が、上記導体パターンの一部により形成されている。ここにおいて、LED8は、アノード電極が一対の端子部の一方に電気的に接続され、カソード電極が他方に電気的に接続されている。
また、配線基板9におけるLED8の実装側には、LED8および各端子部以外の部位の大部分を覆う白色のレジスト層などからなる反射層(図示せず)が形成されている。これにより、本実施形態の非常用照明器具20では、LED8から放射された光が配線基板9に吸収されるのを抑制することが可能となる。
また、配線基板9には、点灯制御部3から導出された一対の配線12a,12bを電気的に接続可能な接続部(図示せず)が設けられている。
器具本体10は、合成樹脂材料(例えば、ポリブチレンテレフタレートなど)や金属材料(例えば、アルミニウム、ステンレスなど)で構成することができる。
また、器具本体10は、下面開口した有底筒状(本実施形態では、有底円筒状)の本体部10aと、本体部10aの開口側(図1(a)では、下側)に配置された板状(本実施形態では、円板状)の保持体10bとを有している。なお、本実施形態の非常用照明器具20では、器具本体10の内部に、蓄電池部2、点灯制御部3および入力部7の各々が配置されている。
保持体10bの平面視における中央部には、光源部1の配線基板9の外周形状と略同じ形状に形成された開口孔(図示せず)が設けられている。また、保持体10bは、上記開口孔に下方から挿入された光源部1の配線基板9を保持することが可能となっている。ここにおいて、本実施形態では、保持体10bが光源部1の配線基板9を保持する構造として、例えば、配線基板9の外周端に、この配線基板9を保持体10bに保持させるための保持片(図示せず)を設け、保持体10bの上記開口孔の内周端に、配線基板9の上記保持片を保持する保持部(図示せず)を設けているが、保持体10bが光源部1の配線基板9を保持する構造は、これに限るものではない。
出射部11は、透光性材料(例えば、アクリル樹脂、ガラスなど)により形成されている。また、出射部11は、光源部1の配線基板9が保持体10bに保持された状態において、配線基板9におけるLED8の実装側を覆うようにして保持体10bに取り付けられている。なお、出射部11は、例えば、LED8から放射される光の配光を制御可能なレンズとしての機能を有するようにしてもよい。
また、器具本体10の本体部10aの底壁には、商用電源からの電源線13を挿通する電源線挿通孔(図示せず)が貫設されている。ここにおいて、点灯制御部3は、上記電源線挿通孔に挿通された電源線13を、着脱自在に電気的に接続可能な端子台(図示せず)を備えている。
また、器具本体10の外周面には、この器具本体10を造営材40に形成された埋込孔40b(図2参照)に下方から挿入して造営材40の一面40aに保持体10bを当接させた状態で器具本体10を造営材40に固定するための固定金具(図示せず)が設けられている。これにより、本実施形態の非常用照明器具20は、造営材40に埋め込み配置することが可能となる。
蓄電池部2は、複数の蓄電池15(図3参照)を電気的に直列接続して構成することができる。蓄電池15としては、例えば、リチウムイオン電池を採用することができるが、特に限定するものではない。なお、本実施形態の非常用照明器具20では、複数の蓄電池15の電気的な接続関係を、直列接続としているが、これに限らず、例えば、並列接続としてもよいし、直列接続と並列接続とを組み合わせた接続としてもよい。また、本実施形態では、蓄電池部2を複数の蓄電池15で構成しているが、蓄電池部2を1つの蓄電池15で構成してもよい。ここにおいて、本実施形態の非常用照明器具20では、想定される設置場所の高さに応じて蓄電池部2の容量が異なる様々な種類の非常用照明器具20を予め用意しておき、設置場所の高さに応じて適宜選択するようにしてもよい。つまり、設置場所の高さが低い場合は、蓄電池部2の容量が小さな非常用照明器具20を採用し、設置場所の高さが高い場合は、蓄電池部2の容量が大きな非常用照明器具20を採用すればよい。これにより、本実施形態の非常用照明器具20では、設置場所の高さが低い場合に蓄電池部2の小型化や低コスト化を図ることが可能となり、設置場所の高さが高い場合に蓄電池部2の長寿命化を図ることが可能となる。
また、蓄電池部2は、一対の電線16a,16bを介して充電部6と電気的に接続されている。
点灯制御部3は、光源部1のLED8を点灯させる点灯部4(図3参照)と、充電部6および点灯部4を制御する制御部5(図3参照)とを備えている。なお、制御部5は、上記端子台と電気的に接続されている。
点灯部4は、例えば、図3に示すように、バイポーラ型のトランジスタであるスイッチング素子Q1と、インダクタL1と、ダイオードD1とを有する降圧チョッパ回路で構成することができる。本実施形態の非常用照明器具20では、スイッチング素子Q1のコレクタが蓄電池部2のプラス側に接続され、ベースが制御部5と電気的に接続されて、エミッタがインダクタL1の一端側に接続されている。また、本実施形態では、ダイオードD1のカソード側がスイッチング素子Q1のエミッタとインダクタL1の一端側との接続点に接続され、ダイオードD1のアノード側が蓄電池部2のマイナス側と光源部1のLED8のカソード側との接続点に接続されている。さらに、本実施形態では、インダクタL1の他端側が、光源部1のLED8のアノード側に接続されている。なお、図3では、充電部6を省略している。
制御部5は、例えば、マイクロコンピュータに適宜のプログラムを搭載することにより構成することができる。なお、制御部5は、入力部7により入力された上述の高さ情報を記憶する記憶部(図示せず)を備えている。
また、制御部5は、商用電源から上記端子台を介して電力が供給されると、充電部6が蓄電池部2を充電するように充電部6を制御する。これにより、本実施形態の非常用照明器具20では、商用電源からの給電時に、充電部6が蓄電池部2を充電することが可能となる。
ここで、制御部5は、商用電源から上記端子台を介して供給される電力の低下により商用電源の停電を検出する停電検出部(図示せず)を備えている。また、制御部5は、上記停電検出部により商用電源の停電を検出すると、充電部6による蓄電池部2の充電を停止させた後に、点灯部4が蓄電池部2を電源として光源部1のLED8を点灯させるように点灯部4を制御する。具合的に説明すると、制御部5は、上記停電検出部により商用電源の停電を検出すると、点灯部4のスイッチング素子Q1をオンオフするための制御信号を点灯部4へ出力する。ここにおいて、点灯部4は、制御部5から出力された制御信号に基づいて、光源部1のLED8を点灯させる。これにより、本実施形態の非常用照明器具20では、商用電源の停電時に、蓄電池部2を非常用の電源として光源部1のLED8を点灯させることが可能となる。
制御信号は、図4に示すように、周期T0の矩形波電圧信号からなるPWM信号であり、周期T0において、電圧がV1であるオン期間T1と、電圧が0であるオフ期間T2とで構成されている。つまり、制御部5は、制御信号の周期T0に対するオン期間T1の割合T1/T0(オンデューティ比)を変化させることによって、光源部1のLED8の光出力の大きさを変化させることが可能となる。要するに、制御部5は、点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を調整することが可能となっている。なお、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を調整する方法として、制御信号のオンデューティ比を変化させる方法を用いているが、特に限定するものではない。
入力部7は、一対の接続線17a,17bを介して点灯制御部3の制御部5と電気的に接続されている。
また、入力部7は、例えば、制御部5の上記記憶部に予め設定された複数の高さ情報のうち1つの高さ情報を選択可能なディップスイッチからなる選択部(図示せず)を有している。この選択部は、器具本体10の本体部10aの側壁から露出するように配置されている。本実施形態の非常用照明器具20では、入力部7の選択部を、器具本体10の本体部10aの側壁から露出するように配置しているが、器具本体10の保持体10bから露出するように配置してもよい。また、本実施形態では、入力部7が、上述のような選択部を有するようにしているが、これに限らず、例えば、施工者などが上述の高さ情報を直接入力するための数字キー(図示せず)や、施工者などが上述の高さ情報を入力するための外部端末(図示せず)に接続された接続ケーブル(図示せず)を着脱自在に接続可能なコネクタ部(図示せず)、リモコンなどの無線信号を受信可能な受信部(図示せず)、非常用照明器具20から床面30までの高さ(距離)を測定可能な距離センサ(図示せず)などを有するようにしてもよい。
ところで、本実施形態の非常用照明器具20では、制御部5が、入力部7に入力された上述の高さ情報に基づいて、器具本体10の鉛直下方から所定半径A1(図2参照)内の床面30の照度(水平面照度)が少なくとも所定照度(例えば、1ルクス)となるように、点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を調整することが可能となっている。要するに、点灯制御部3は、入力部7により入力された上述の高さ情報に基づいて、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を可変することが可能となっている。具体的に説明すると、制御部5は、上記記憶部に予め設定された基準となる高さ情報よりも入力部7により入力された上述の高さ情報が大きい場合に、制御信号のオンデューティ比が大きくなるように変化させることによって、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を大きくすることができる。また、制御部5は、上記記憶部に予め設定された基準となる高さ情報よりも入力部7により入力された上述の高さ情報が小さい場合に、制御信号のオンデューティ比が小さくなるように変化させることによって、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を小さくすることができる。したがって、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3が、入力部7により入力された上述の高さ情報に基づいて、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を可変することが可能となる。
また、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3の動作を点検する点検スイッチ(図示せず)と、蓄電池部2の充電状態を表示する発光素子を有する充電モニタ(図示せず)とを備えることが望ましい。ここで、点検スイッチおよび充電モニタの各々は、点灯制御部3の制御部5と電気的に接続されている。また、制御部5は、充電部6を介して蓄電池部2の容量を検出することが可能となっている。また、点検スイッチおよび充電モニタの各々は、器具本体10の保持体10bから露出するように配置される。
以上説明した本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3が、入力部7に入力された上述の高さ情報に基づいて、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を可変できるので、床面30からの高さに関わらず床面30の照度を上記所定照度とすることが可能となる。また、本実施形態の非常用照明器具20では、床面30からの高さに関わらず床面30の照度を上記所定照度とすることができるので、非常用照明器具20の設置間隔を容易に設定することが可能となる。さらに、本実施形態の非常用照明器具20では、制御部5の上記記憶部に予め設定された基準となる高さ情報よりも入力部7により入力された上述の高さ情報が小さい場合、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を小さくすることができるので、商用電源の停電時における蓄電池部2の放電時間を長くすることが可能となり、より長い停電時間であっても光源部1のLED8の点灯を維持させることが可能となる。
(実施形態2)
本実施形態の非常用照明器具20の構成は実施形態1と同じであり、床面30からの高さに関わらず商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも所定時間点灯させるように光源部1への供給電流I1を制限する点が実施形態1と相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
ところで、非常用照明器具は、蓄電池を規定の充電時間(例えば、48時間)充電した後に、商用電源からの電力を遮断して蓄電池により光源を点灯させ、上記所定時間後(例えば、37分後ないし75分後)の蓄電池の放電電圧が、放電基準電圧以上であることが規定されている(社団法人日本照明器具工業会規格「非常用照明器具技術基準(JIL5501)」)。
しかしながら、実施形態1の非常用照明器具20では、設置場所の高さが高い場合に、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を大きくするので、蓄電池部2の放電電流が大きくなり、上述の規定を満足することが難しくなる場合が生じることが考えられる。
この課題に対して、点灯制御部3は、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも上記所定時間点灯させるように光源部1への供給電流I1を制限する。具体的に説明すると、制御部5は、蓄電池部2の容量に基づいて、点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を調整する。ここで、制御部5の上記記憶部には、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも上記所定時間点灯させるようにするための第1の閾値が予め記憶されている。つまり、制御部5は、例えば、蓄電池部2の容量が第1の閾値以下である場合に、商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも上記所定時間点灯させるように点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を小さくする。
したがって、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3が、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも上記所定時間点灯させるように光源部1への供給電流I1を制限するので、床面30からの高さに関わらず商用電源の停電時に光源部1のLED8を少なくとも上記所定時間点灯させることが可能となる。
また、点灯制御部3は、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるように光源部1への供給電流I1を制限することが好ましい。具体的に説明すると、制御部5は、蓄電池部2の容量に基づいて、点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を調整する。ここで、制御部5の上記記憶部には、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるようにするための第2の閾値が予め記憶されている。つまり、制御部5は、例えば、蓄電池部2の容量が第2の閾値以下である場合に、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるように点灯部4から光源部1のLED8に流れる供給電流I1を小さくする。
したがって、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3が、蓄電池部2の容量に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるように光源部1への供給電流I1を制限するので、床面30からの高さに関わらず上述の規定を満足することが可能となる。
ここにおいて、本実施形態の非常用照明器具20では、光源部1への供給電流I1を制限することにより床面30の照度が1ルクス以上を満足できない設置場所の場合、床面30の照度が1ルクス以上を満足するように、複数の非常用照明器具20を用いて各非常用照明器具20の設置間隔をそれぞれ設定すればよい。
(実施形態3)
本実施形態の非常用照明器具20の構成は実施形態2と同じであり、蓄電池部2の容量を調整するように充電部6から蓄電池部2への充電電流を可変する点が実施形態2と相違する。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
ところで、実施形態2で説明したように、非常用照明器具は、蓄電池を上記充電時間充電した後に、商用電源からの電力を遮断して蓄電池により光源を点灯させ、上記所定時間後の蓄電池の放電電圧が、放電基準電圧以上であることが規定されている(社団法人日本照明器具工業会規格「非常用照明器具技術基準(JIL5501)」)。本実施形態の非常用照明器具20では、実施形態1と同様に、例えば、設置場所の高さが低い場合、床面30の照度が少なくとも上記所定照度となるように光源部1への供給電流I1を小さくすることができるので、蓄電池部2の放電電流を小さくすることが可能となり、蓄電池部2の容量は、上述の規定を満足する容量であればよい。
ここで、点灯制御部3は、入力部7に入力された上述の高さ情報に基づいて、蓄電池部2の容量を調整するように充電部6から蓄電池部2への充電電流を可変する。具体的に説明すると、制御部5は、制御部5の上記記憶部に予め設定された基準となる高さ情報よりも入力部7により入力された上述の高さ情報が小さい場合に、蓄電池部2の容量が少なくなるように充電部6から蓄電池部2への充電電流を小さくする。また、制御部5は、制御部5の上記記憶部に予め設定された基準となる高さ情報よりも入力部7により入力された上述の高さ情報が大きい場合に、蓄電池部2の容量が多くなるように充電部6から蓄電池部2への充電電流を大きくする。ここにおいて、本実施形態の非常用照明器具20では、充電部6から蓄電池部2への充電電流を可変する方法として、例えば、矩形波電圧信号からなるPWM信号のオンディーティ比を変化させる方法を用いているが、特に限定するものではない。
したがって、本実施形態の非常用照明器具20では、点灯制御部3が、入力部7により入力された上述の高さ情報に基づいて蓄電池部2の容量を調整するように充電部6から蓄電池部2への充電電流を可変できるので、床面30からの高さに応じて蓄電池部2の容量を調整することが可能となる。
また、点灯制御部3は、入力部7に入力された上述の高さ情報に基づいて、充電部6から蓄電池部2への充電電流を制限することが好ましい。具体的に説明すると、制御部5は、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるように充電部6から蓄電池部2への充電電流を調整する。ここで、制御部5の上記記憶部には、入力部7に入力された上述の高さ情報に基づいて、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるようにするための第3の閾値が予め記憶されている。つまり、制御部5は、例えば、入力部7に入力された上述の高さ情報が第3の閾値以下である場合に、商用電源の停電時に光源部1のLED8を上記所定時間点灯させた後の蓄電池部2の放電電圧が上述の放電基準電圧以上となるように充電部6から蓄電池部2への充電電流を大きくする。したがって、本実施形態の非常用照明器具20では、床面30からの高さに関わらず、蓄電池部2の容量が上述の規定を満足するように過不足なく充電部6から蓄電池部2への充電電流を調整することが可能となる。また、本実施形態の非常用照明器具20では、床面30からの高さに関わらず、蓄電池部2の容量が上述の規定を満足するように過不足なく充電部6から蓄電池部2への充電電流を調整することができるので、充電部6からの発熱を抑制することが可能となり、器具本体10内の温度上昇を抑制することができ、蓄電池部2の長寿命化を図ることが可能となる。さらに、本実施形態の非常用照明器具20では、床面30からの高さに関わらず、蓄電池部2の容量が上述の規定を満足するように過不足なく充電部6から蓄電池部2への充電電流を調整することができるので、非常用照明器具20の消費電力化を図ることが可能となる。
1 光源部
2 蓄電池部
3 点灯制御部
6 充電部
7 入力部
8 LED(半導体発光素子)
20 非常用照明器具
30 床面
I1 供給電流

Claims (3)

  1. 少なくとも半導体発光素子を有する光源部と、蓄電池部と、商用電源からの給電時に前記蓄電池部を充電する充電部と、前記商用電源の停電時に前記蓄電池部を電源として前記光源部を点灯制御する点灯制御部と、床面からの高さ情報を入力する入力部とを備え、前記点灯制御部は、前記入力部により入力された前記高さ情報に基づいて、前記床面の照度が少なくとも所定照度となるように前記光源部への供給電流を可変であることを特徴とする非常用照明器具。
  2. 前記点灯制御部は、前記蓄電池部の容量に基づいて、前記停電時に前記光源部を少なくとも所定時間点灯させるように前記光源部への前記供給電流を制限することを特徴とする請求項1記載の非常用照明器具。
  3. 前記点灯制御部は、前記入力部により入力された前記高さ情報に基づいて、前記蓄電池部の容量を調整するように前記充電部から前記蓄電池部への充電電流を可変であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の非常用照明器具。
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