JP2013068920A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニングブレードの当接に起因する横黒スジの発生を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ベルト10の画像形成時の回転動作が終了した後、中間転写ベルト10の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた中間転写ベルと10の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで中間転写ベルト10を回転させて停止させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、像担持体に形成したトナー像を記録材に転写する画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、感光体ドラム上に形成したトナー像を用紙等の記録材に転写する構成や、複数の感光体ドラム上に形成したトナー像を中間転写ベルトに一次転写した後に中間転写ベルト上のトナー像を記録材に二次転写する構成の画像形成装置が知られている。このような構成の画像形成装置において、転写後の感光体ドラムや中間転写ベルト(以下、これらを「像担持体」ともいう。)の表面に残留した残留トナーを除去するクリーニング方式として、像担持体の表面に対しカウンタ方向にウレタンゴム等からなる弾性状のクリーニングブレードを当接させるブレードクリーニング方式が知られている。
特許文献1には、クリーニングブレードのエッジに付着した紙粉やトナー塊等の付着物を除去する目的で、像担持体の画像形成時の正回転動作が終了した後、その像担持体を少なくとも2回以上、前記正回転方向とは逆方向に回転させ、その逆回転の動作の後、像担持体の回転を停止させて待機状態に入る画像形成装置が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような像担持体の逆回転動作を行うと、記録紙上に横黒スジが発生する場合がある。この横黒スジは、クリーニングブレードの先端エッジの当接するラインに沿った方向に延在したトナーと同じ色のスジであり、黒色の場合が多いため「横黒スジ」と呼ばれる。この横黒スジの発生原因としては次のようなものが考えられる。すなわち、画像形成を行っているときの像担持体の正回転時にクリーニングブレードをすり抜けたトナーがクリーニングブレードの腹に付着して溜まり、その腹に付着して溜まったトナーが像担持体の表面にのってしまうことが考えられる。
特に、上記記録材上の横黒スジは、クリーニングブレードを像担持体の上方に配置した場合に発生しやすい。例えば、クリーニングブレードを有するクリーニングユニットを、中間転写ベルト(像担持体)を有する中間転写ユニットの側方に設けると、画像形成装置の幅が大きくなってしまうなどの影響がある。そこで、上記クリーニングユニットを中間転写ユニットの上方に取り付けることにより、画像形成装置内のスペースを有効活用し、画像形成装置の幅を小さくすることができる。しかしながら、中間転写ユニットの上にクリーニングユニットを取り付けると、クリーニングブレードの腹に付着したトナーが中間転写ベルト上にのって横黒スジが発生しやすくなる。この中間転写ベルト上に発生した横黒スジが記録材に転写されてしまう。
また、上記横黒スジは、上記像担持体の逆回転を行わない場合も発生する可能性がある。すなわち、像担持体の画像形成時の正回転動作が終了し像担持体の回転を停止したとき、クリーニングブレードの腹に付着して溜まったトナーが像担持体の表面にのってしまうことにより上記横黒スジが発生する可能性がある。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、クリーニングブレードの当接に起因する記録材上の横黒スジの発生を防止することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、所定の回転方向に回転駆動された像担持体の表面に形成されたトナー像を記録材に転写した後、該像担持体にクリーニングブレードを当接させて該像担持体に残留したトナーを除去する画像形成装置であって、前記像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、該像担持体の回転が停止したときに前記クリーニングブレードが当接していた該像担持体の表面における被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで該像担持体を回転させて停止させるように制御する手段を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、像担持体の回転が停止したときにクリーニングブレードが当接していた像担持体の表面における被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで像担持体を回転させて停止させる。この像担持体の回転により、クリーニングブレードに付着しているトナーが上記像担持体の表面における被当接箇所に移って付着したとしても、その像担持体に移って付着したトナーを、次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動させることができる。従って、上記像担持体に移って付着したトナーが記録材に転写されることがなくなり、そのトナーによる記録材上の横黒スジの発生を防止することができる。以上のように、本発明によれば、クリーニングブレードの当接に起因する記録材上の横黒スジの発生を防止することができる、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図。 同カラー画像形成装置における中間転写ベルトの回転駆動制御を行う制御系の主要部の一構成例を示すブロック図。 同カラー画像形成装置における画像形成ジョブの終了時に回転駆動する中間転写ベルトの表面移動の説明図。 中間転写ベルトの非画像形成領域に対向するときの2次転写ローラの挙動を示す説明図。 中間転写ベルトの非画像形成領域に2次転写ローラが対向するときに印加される2次転写バイアスの一例を示すタイムチャート。 画像形成ジョブの終了時に実行する中間転写ベルトの逆回転後の正回転動作を行うか否かの判断を伴う制御の一例を示すフローチャート。 本実施形態に係るカラー画像形成装置における他の制御例における1次転写ローラの接離状態を示す説明図。(a)は中間転写ベルト上の横黒スジが1次転写部を通過していない横黒スジ非通過時の説明図。(b)は中間転写ベルト上の横黒スジが1次転写部を通過している横黒スジ通過時の説明図。 本実施形態に係るカラー画像形成装置における更に他の制御例における1次転写ローラへのバイアス印加状態を示す説明図。 本実施形態に係るカラー画像形成装置における更に他の制御例における2次転写ローラの接離状態を示す説明図。(a)は中間転写ベルト上の横黒スジが2次転写部を通過する前の説明図。(b)は中間転写ベルト上の横黒スジが2次転写部を通過しているときの説明図。(c)は中間転写ベルト上の横黒スジが2次転写部を通過した後の説明図。 本実施形態に係るカラー画像形成装置における更に他の制御例における2次転写ローラの回転状態及び横黒スジの移動状態を示す説明図。(a)は中間転写ベルト上の横黒スジが2次転写部に到達した状態の説明図。(b)は中間転写ベルトから横黒スジが移動した2次転写ローラが回転している状態の説明図。(c)は2次転写ローラから中間転写ベルトの表面に横黒スジが戻った状態の説明図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成図である。図1において、本実施形態に係るカラー画像形成装置は、像担持体としてのベルト状の中間転写体である中間転写ベルト10を有する中間転写ベルトユニット100と、4つの画像ステーションとを備えている。中間転写ベルト10は、複数の支持ローラ(駆動ローラ101及び従動ローラ102)に張架されるように支持され、その中間転写ベルト10の上部張架部に沿って各画像ステーションが並設されている。中間転写ベルト10の駆動する駆動ローラ101は、図示しない駆動装置のギヤ等の駆動伝達系を介して正逆回転可能な駆動モータに接続されている。図中の中間転写ベルト10、駆動ローラ101及び従動ローラの回転方向のうち、実線で示す回転方向R1は通常の画像形成動作時の回転方向(以下、必要に応じて「正回転方向」という。)であり、破線で示す回転方向R2は、正回転方向とは逆の回転方向(以下、必要に応じて「逆回転方向」という。)である。
各画像ステーションは、潜像担持体としての感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yをそれぞれ有し、その感光体ドラムの回りには、図示していない専用の帯電装置、現像装置及びクリーニング装置を有している。また、装置内の上部には、4つの画像ステーションそれぞれに補給されるトナーを収容するトナーボトル9Bk,9C,9M,9Yが配設されている。各トナーボトル9Bk,9C,9M,9Yには、図中左から黒(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーが充填されている。各トナーボトル9Bk,9C,9M,9Yから図示しない搬送経路を介して所定の補給量だけ各色の画像ステーションの現像装置に補給される。
上記構成のカラー画像形成装置における画像形成動作は、次のように行われる。図1中の一点鎖線で示すように、記録材としての転写紙2が給紙カセット1より給紙ローラ3で給送され、転写紙2の先端がレジストローラ対4まで到達すると図示しないセンサによって検知される。この検知信号でタイミングを取りながら、レジストローラ対4によって転写紙2を2次転写部材としての2次転写ローラ5と中間転写ベルト10とが対向している2次転写部(ニップ部)に搬送する。一方、あらかじめ各画像ステーションの帯電装置によって一様に帯電された感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yは、図示していない光書込み装置によりレーザ光にて露光走査され、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Y上に静電潜像が作られる。各静電潜像は、それぞれ各色の現像装置により現像され、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Y表面にイエロー、シアン、マゼンタ、黒のトナー像が形成される。次に、図示しない1次転写部材バイアス印加手段(電圧印加手段)としてのバイアス電源により1次転写部材としての1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yに所定の1次転写バイアス電圧が印加され、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Y上のトナー像が中間転写ベルト10上に順次転写されていく。各画像ステーションにおける各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト10の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト移動方向の上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト10上に形成されたトナー像は、2次転写部材としての2次転写ローラ5の対向位置まで搬送され、転写紙2に2次転写される。各色のトナー像が転写された転写紙2は、定着装置6に搬送されて熱定着され、図示していない排紙ローラで排紙される。なお、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Y上の残留トナーは、それぞれのクリーニング装置でクリーニングされ、その後、直流に交流成分のバイアスが重畳印加された帯電装置によって除電と同時に帯電され、次の作像(画像形成動作)工程に備える。また、中間転写ベルト10上の残留トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11のクリーニングブレード111等によってクリーニングされ、次の作像工程に備える。
本実施形態のカラー画像形成装置における中間転写ベルトクリーニング装置11は、そのケーシング110が下方に開口を有し、そのケーシング110の開口からクリーニングブレード111の先端が露出するように構成されている。つまり、中間転写ベルトクリーニング装置11は、複数の画像ステーションの右側方であって中間転写ベルトユニット100上方に位置するスペースに配設されている。これにより、カラー画像形成装置の幅方向(図1中の左右方向)のサイズを小さくすることができる。このように中間転写ベルトクリーニング装置11を配設した場合、クリーニングブレード111は、中間転写ベルト10の表面に上方から当接することになる。
なお、本実施形態では、無端状の中間転写ベルト10の内側のスペースにおいて、中間転写ベルト10を介してクリーニングブレード111の当接エッジと対向する位置に、対向ローラ103が設けられている。また、図1に示すように、中間転写ベルトクリーニング装置11には、中間転写ベルト10の表面を更にクリーニングするブラシ状のクリーニングローラを設けてもよい。
また、本実施形態において、2次転写ローラ5は、中間転写ベルト10を介して駆動ローラ102に対向するように配置され、中間転写ベルト10の表面に当接するように配置された回転可能な転写部材である。2次転写ローラ5には、図示しない2次転写部材バイアス印加手段(電圧印加手段)としてのバイアス電源から所定のバイアス(電圧)を印加することができる。また、2次転写ローラ5は、図示しない駆動手段としての接離機構により、駆動ローラ102に対向した状態で中間転写ベルト10の表面に当接する当接位置と、中間転写ベルト10の表面から離間した離間位置とを取り得るように構成されている。この2次転写ローラ5を当接位置と離間位置との間で移動させる接離動作は、例えば図示しない偏心カムやその駆動モータ等を用いて構成された駆動手段としての接離機構により行うことができる。
図2は、本実施形態に係るカラー画像形成装置における中間転写ベルトの回転駆動制御を行う制御系の主要部の一構成例を示すブロック図である。制御手段としての制御装置900は例えばCPU901、RAM902、ROM903、I/Oインターフェース904などで構成されている。また、制御装置900は、I/Oインターフェース904を介して、中間転写ベルトユニット100の駆動モータ等からなる駆動装置120、温度や湿度等の使用環境を検知する検知手段としての検知装置910、画像形成対象の画像データを処理する画像データ処理装置920、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yに所定のバイアス(電圧)を印加するバイアス電源950、2次転写ローラ5に所定のバイアス(電圧)を印加するバイアス電源930、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yに対して1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yを接離させる1次転写部材駆動手段としての接離機構960、及び中間転写ベルト10に対して2次転写ローラ5を接離させる2次転写部材駆動手段としての接離機構940等が接続されている。
上記接離機構940,960は特定の構成のものに限定されるものではない。
例えば、2次転写ローラの接離機構940は、2次転写ローラ5の回転軸の両端部を回転自在に支持し本体側の揺動軸を中心に揺動可能な揺動支持アームと、2次転写ローラ5が中間転写ベルト10に当接するように(2次転写ローラ5を当接位置に移動させるように)揺動支持アームを付勢するバネ等などからなる付勢手段と、2次転写ローラ5が中間転写ベルト10から離間するように(2次転写ローラ5を離間位置に移動させるように)揺動支持アームを揺動させるカムや回転駆動部等からなる駆動手段と、を用いて構成することができる。
また、1次転写ローラの接離機構960は、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yそれぞれの回転軸の両端部を回転自在に支持し感光体ドラムに対して進退移動可能な可動支持側板と、各1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yが中間転写ベルト10を介して感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yに当接するように(1次転写ローラを当接位置に移動させるように)可動支持側板を付勢するバネ等などからなる付勢手段と、各1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yが感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yから離間するように(1次転写ローラを離間位置に移動させるように)可動支持側板を移動させるカムや回転駆動部等からなる駆動手段と、を用いて構成することができる。ここで、1次転写ローラの接離機構960は、4つの1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yのうち黒色を除くカラートナー像形成用の1次転写ローラ8C、8M、8Yのみを感光体ドラム7C、7M、7Yに対して接離するように構成してもよい。また、1次転写ローラの接離機構960は、感光体ドラムに対して1次転写ローラの接離とともに中間転写ベルト10を接離させるように構成してもよい。この場合、中間転写ベルト10を感光体ドラムから離間させる手段は、例えば、中間転写ベルト10の外周面に当接可能に配設された支持ローラ又はコロ等のベルト当接部材を、上記1次転写ローラの可動支持側板に取り付け、可動支持側板の移動に伴って中間転写ベルト10が感光体ドラムに対して当接位置と離間位置とに移動するように構成してもよい。
制御装置900は、予め組み込まれた所定の制御プログラムを実行することにより、中間転写ベルト10の回転駆動、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yへ印加するバイアスの電圧又は電流、2次転写ローラ5へ印加するバイアスの電圧又は電流、及び中間転写ベルト10に対する1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yや2次転写ローラ5の接離などを制御することができる。1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yや2次転写ローラ5に印加するバイアスの制御は定電流制御でもよいし、定電圧制御であってもよい。また、これらの制御は、検知装置910の検知結果(例えば、温度や湿度の検知結果)や、画像データ処理装置920での演算結果(例えば、画像形成対象の画像の画像面積率の算出結果)に基づいて行うこともできる。
特に、制御装置900は、中間転写ベルト10の画像形成時の回転動作が終了した後、中間転写ベルト10を画像形成時とは逆回転方向に回転させ、その後、中間転写ベルト10を画像形成時と同じ正回転方向に回転させることにより、中間転写ベルト10の逆回転の停止時にクリーニングブレード111が当接していた中間転写ベルト10の表面における被当接箇所(被当接位置)が、次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで、中間転写ベルト10を回転させて停止させるように制御する手段としても機能する。
図3は、画像形成ジョブの終了時に回転駆動制御する中間転写ベルトの表面移動の説明図であり、図1のy軸プラス側の斜め方向(上方斜め方向)から見た図である。なお、図3中の矢印R1の方向は、通常の画像形成動作時の回転方向(正回転方向)であり、矢印R2の方向は、その正回転方向とは逆の回転方向(逆回転方向)である。本実施形態に係るカラー画像形成装置では、中間転写ベルト10の画像形成時の回転動作(図1中のR1で示す正回転方向の回転動作)が終了した後、中間転写ベルト10を画像形成時とは逆回転方向(図1中のR2で示す逆回転方向)に回転させる。その後、中間転写ベルト10の表面の残留トナーをクリーニングするためのクリーニングブレード111の先端エッジが前記逆回転の停止時に当接していた中間転写ベルト10の表面における被当接箇所(被当接位置)Aが、次回の画像形成ジョブ(JOB)でトナー画像が形成されない画像形成領域外(以下、「非画像形成領域」という。)の位置B(次回の画像形成ジョブ(JOB)でトナー画像が形成される画像形成領域Cの外側の位置B)までくるように、中間転写ベルト10を通常の画像形成時の回転方向と同じ正回転方向(図1中のR1で示す正回転方向)に回転させる。この正回転方向の回転動作を行うことにより、クリーニングブレード111が当接していた中間転写ベル10の表面における被当接箇所に発生した横黒スジが、転写紙2に転写されないようになる。従って、中間転写ベルト10の表面をクリーニングするクリーニングブレード111のエッジに付着した付着物を除去できるとともに、そのクリーニングブレード111の当接に起因する転写紙2上の横黒スジの発生を防止することができる。しかも、クリーニングブレード111を有する中間転写ベルトクリーニング装置11は、横黒スジの発生を防止するために中間転写ベルト10の長手方向である張架方向の側方に配置する必要がなく、画像形成装置の横幅方向(中間転写ベルト10の長手方向である張架方向)のサイズの小型化を図る上で有利な中間転写ベルト10の上方に設けておくことができる。
図4は、中間転写ベルトの非画像形成領域に対向するときの2次転写ローラの挙動を示す説明図である。前述のように中間転写ベルト10上の画像領域外すなわち非画像形成領域に横黒スジを移動させることで、その横黒スジは転写紙2上の画像には現れなくなる。しかしながら、中間転写ベルト10上の非画像形成領域にある横黒スジが2次転写ローラ5との対向位置に移動すると、転写紙2の裏汚れにつながる可能性がある。そこで、図4に示すように、2次転写ローラ5が中間転写ベルト10の非画像形成領域に対向するときには2次転写ローラ5を中間転写ベルト10から離間させるように2次転写ローラ5を接離駆動する。これにより、中間転写ベルト10の非画像形成領域に横黒スジが存在している場合でも、その横黒スジが2次転写ローラ5に移動することを抑制し、転写紙2の裏汚れを防止することができる。
図5は、中間転写ベルトの非画像形成領域に2次転写ローラが対向するときに印加される2次転写バイアスの一例を示すタイムチャートである。前述のように、中間転写ベルト10の非画像形成領域に2次転写ローラ5が対向すると2次転写ローラ5に横黒スジが移動して転写紙2の裏汚れを引き起こす可能性がある。その防止策として、上記図4の方法とは別に、又は、上記図4の方法と併せて、2次転写ローラに印加する2次転写バイアスを制御する方法がある。例えば、図5に示すように、中間転写ベルト10の画像形成領域に対応させて搬送されてきた転写紙2に2次転写ローラ5が対向している期間は、中間転写ベルト10の画像形成領域に形成されているトナー像の帯電極性とは逆極性(図示の例では負極性)の2次転写バイアスが2次転写ローラ5に印加される。一方、中間転写ベルト10の画像形成領域以外である非画像形成領域に2次転写ローラ5が対向している期間は、上記中間転写ベルト10上のトナーの帯電極性とは同じ極性(図示の例では正極性)の逆バイアスが2次転写ローラ5に印加される。これにより、中間転写ベルト10の非画像形成領域に横黒スジが存在している場合でも、その横黒スジが2次転写ローラ5に移動することを抑制し、転写紙2の裏汚れを防止することができる。
図6は、画像形成ジョブの終了時に実行する中間転写ベルトの逆回転動作後の正回転動作の制御の一例を示すフローチャートである。図6において、まず、上記構成のカラー画像形成装置に搭載されている検知装置910に備える温湿度センサの検知結果に基づいて温度及び湿度の環境を判断し(S101)、低温低湿環境でない場合(S101でno)は、そのまま終了させる。低温低湿環境である場合(S101でyes)、前回の画像形成ジョブ(JOB)で形成した画像の画像データに基づいて、その画像が高画像面積であったかどうかを判断する(S102)。高画像面積であった場合(S102でyes)は、次に、前回の画像形成ジョブ(JOB)が第1の基準枚数である20枚以上の連続通紙だったかどうか判断する(S103)。ここで、20枚以上の連続通紙であった場合(S103でyes)は中間転写ベルト10の正回転動作を行う(S104)。一方、20枚以上連続通紙でなかった場合(S103でno)は中間転写ベルト10の正回転動作を行わずに終了させる。
また、前回の画像形成ジョブ(JOB)で形成した画像が高画像面積でなかった場合(S102でno)は、その画像形成ジョブ(JOB)が第2の基準枚数(前記第1の基準枚数よりも多い枚数)である100枚以上の連続通紙だったかどうか判断する(S105)。ここで、100枚以上の連続通紙であった場合(S105でyes)は中間転写ベルト10の正回転動作を行い、100枚以上の連続通紙でなかった場合(S105でno)は中間転写ベルト10の正回転動作を行わずに終了させる。
以上のように、図6の制御例では、ユーザーの使用環境について場合分けを行い、条件に当てはまったときのみ上記正回転動作を実行する。
なお、上記図6の制御例におけるS101のステップでは、温度及び湿度の両方の検知結果に基づいて判断しているが、温度及び湿度のいずれかの検知結果に基づいて判断してもよい。
また、上記図6の制御例では、(A)低温低湿度環境であるという条件、(B)前回の画像形成ジョブ(JOB)で形成した画像が高画像面積であるという条件、及び、(C)前回の画像形成ジョブ(JOB)が第1の基準枚数(例えば20枚)以上の連続通紙であるという条件の3つの条件をすべて満たす場合に、上記正回転動作を実行している。上記実施形態では、これらの3つの条件(A)、(B)及び(C)の少なくとも一つの条件を満たす場合に、上記正回転動作を実行するように制御してもよい。
また、上記実施形態1において、(D)前回の画像形成ジョブ(JOB)が第2の基準枚数(例えば100枚)以上の連続通紙であるという条件を満たす場合には上記横黒スジが発生する可能性がより高いので、3つの条件(A)、(B)及び(C)にかかわらず上記正回転動作を実行するように制御してもよい。
次に、本実施形態に係るカラー画像形成装置において転写紙上の横黒スジを防止することができる他の制御例について説明する。
図7は、本実施形態に係るカラー画像形成装置における転写紙上の横黒スジを防止可能な他の制御例における1次転写ローラの接離状態を示す説明図である。図7(a)は中間転写ベルト10の逆回転方向の回転の終了時にクリーニングブレードが当接していた中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが1次転写部を通過していない横黒スジ非通過時の説明図である。図7(b)は中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが1次転写部を通過している横黒スジ通過時の説明図である。
本制御例では、中間転写ベルト10の逆回転方向に回転させた後に正回転方向(図中矢印R1方向)に回転させる際、図7(a)に示すように、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジが1次転写部を通過していない横黒スジ非通過時には、カラートナー像形成用の1次転写ローラ8C、8M、8Yを感光体ドラム7C、7M、7Yから離間させるように制御する。このように1次転写ローラ8C、8M、8Yを感光体ドラム7C、7M、7Yから離間させることにより、1次転写ローラが感光体ドラムに接触した状態で回転することによる1次転写ローラ及び感光体ドラムの劣化、摩耗、損傷などを抑制することができる。
一方、図7(b)に示すように、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジが1次転写部を通過している横黒スジ通過時には、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yを、中間転写ベルト10を介して黒及びカラーの感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yに当接させるように制御する。このように中間転写ベルト10を介して各1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yを感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yに当接させることにより、中間転写ベルト10上の横黒スジを構成するトナーのすべて又はその一部を感光体ドラム側に回収し、中間転写ベルト10上の横黒スジを消去したり、その横黒スジを薄くしたりすることができる。
なお、図7(a)の例では、横黒スジ非通過時に、カラートナー像形成用の1次転写ローラ8C、8M、8Yのみを感光体ドラム7C、7M、7Yから離間させるように制御しているが、すべての1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yをそれぞれ対応する感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yから離間させるように制御してもよい。
図8は、本実施形態に係るカラー画像形成装置における転写紙上の横黒スジを防止可能な更に他の制御例における1次転写ローラ及び2次転写ローラへのバイアス印加状態を示す説明図である。なお、図8中の1次転写部及び2次転写部それぞれに記載している矢印は、1次転写ローラ及び2次転写ローラに印加されているバイアスによってトナーが静電的に移動する向きを示している。
本制御例では、図8に示すように、中間転写ベルト10の逆回転方向に回転させた後に正回転方向(図中矢印R1方向)に回転させ、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジが1次転写部を通過している横黒スジ通過時には、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yを、中間転写ベルト10を介して黒及びカラーの感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yに当接させるように制御する。更に、横黒スジ通過時には、1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yに1次転写バイアスを印加するように制御することにより、中間転写ベルト10上の横黒スジを形成するトナーを帯電させる。この帯電は、横黒スジを形成する廃トナーに均一の電荷を持たせるために行う。
次に、中間転写ベルト10上の横黒スジが、2次転写ローラ5が対向している2次転写部を通過する横スジ通過時には、中間転写ベルト10上の横黒スジのトナーが2次転写ローラ5側に移動しない向きの電界を形成するように所定極性のバイアスを印加する。
以上のように、中間転写ベルト10上の横黒スジのトナーを1次転写部で帯電させるとともに、2次転写部では、その帯電した横黒スジのトナーが静電的に2次転写ローラ5側に移動しないようにすることにより、2次転写ローラ5に横黒スジが移動することによる転写紙2の裏汚れの発生を抑えることができる。
図9は、本実施形態に係るカラー画像形成装置における転写紙上の横黒スジを防止可能な更に他の制御例における2次転写ローラの接離状態を示す説明図である。図9(a)は中間転写ベルト10の逆回転方向の回転の終了時にクリーニングブレードが当接していた中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが2次転写部を通過する前の説明図である。図9(b)は中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが2次転写部を通過しているときの説明図である。図9(c)は中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが2次転写部を通過した後の説明図である。
本制御例では、中間転写ベルト10の逆回転方向に回転させた後に正回転方向(図中矢印R1方向)に回転させる際、図9(a)に示すように、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジが2次転写部を通過していない横黒スジ非通過時には、中間転写ベルト10に対して2次転写ローラ5を当接させるように制御する。
また、図9(b)に示すように、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジ20が2次転写部を通過している横黒スジ通過時には、2次転写ローラ5を中間転写ベルト10から離間させるように制御する。この離間制御により、中間転写ベルト10から2次転写ローラ5に横黒スジ20が移動することによる転写紙2の裏汚れの発生を抑えることができる。
その後、図9(c)に示すように、中間転写ベルト10の被当接箇所に生じた横黒スジ20が2次転写部を通過した横黒スジ通過後には、2次転写部で中間転写ベルト10上のトナー像を転写材2に転写できるよう中間転写ベルト10に対して2次転写ローラ5を当接させるように制御する。
図10は、本実施形態に係るカラー画像形成装置における転写紙上の横黒スジを防止可能な更に他の制御例における2次転写ローラの回転状態及び横黒スジの移動状態を示す説明図である。図10(a)は中間転写ベルト10の逆回転方向の回転の終了時にクリーニングブレードが当接していた中間転写ベルト10の表面の被当接箇所に生じた横黒スジが2次転写部に到達した状態の説明図である。図10(b)は中間転写ベルト10から横黒スジが移動した2次転写ローラ5が回転している状態の説明図である。図10(c)は2次転写ローラ5から中間転写ベルト10の表面に横黒スジが戻った状態の説明図である。
本制御例では、図10(a)に示すように中間転写ベルト10の表面の横黒スジ20が2次転写部に到達したとき、その横黒スジ20が図10(b)に示すように2次転写ローラ5側に移動してしまう場合がある。そこで、中間転写ベルト10の表面の横黒スジ20が2次転写部に到達した時点から2次転写ローラ5が1回転以上回転してから、図10(c)に示すように中間転写ベルト10上の画像部Iの画像(トナー像)を転写紙2に転写するように制御する。これにより、中間転写ベルト10から移動してしまった2次転写ローラ5上の横黒スジ20を中間転写ベルト10上に戻してから転写紙2を通過させることができるので、横黒スジによる転写紙2の裏汚れを防止することができる。
なお、上記実施形態では、像担持体としての中間転写ベルト10から転写紙2にトナー像を転写する中間転写方式の画像形成装置の場合について説明したが、本発明は、像担持体としての感光体ドラムから転写紙2にトナー像を直接転写する画像形成装置の場合にも同様に適用することができる。
また、上記実施形態では、画像形成ジョブ(JOB)の終了時に像担持体としての中間転写ベルト10の逆回転を実行する場合について説明したが、本発明は、中間転写ベルト10の逆回転を実行しない場合にも同様に適用することができる。この場合は、中間転写ベルト10の画像形成時の回転動作が終了した後、その中間転写ベルト10の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた中間転写ベルト10の表面における被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで中間転写ベルト10を画像形成時と同じ正回転方向に回転させて停止させるように制御する。
また、上記実施形態では、中間転写ベルト10の逆回転方向の回転動作や、その中間転写ベルト10の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた中間転写ベルト10の表面における被当接箇所を非画像形成領域に移動させる回転動作を、画像形成ジョブ(JOB)の終了時に行う場合について説明したが、それらの回転動作を画像形成ジョブ(JOB)における画像形成動作開始前に行ってもよい。例えば、画像形成ジョブ(JOB)の指令を受けてから、その画像形成ジョブ(JOB)の画像形成動作を開始するまでの間に、中間転写ベルト10の逆回転方向の回転動作と、その中間転写ベルト10の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた中間転写ベルト10の表面における被当接箇所を非画像形成領域に移動させる回転動作とを実行するように制御してもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
所定の回転方向に回転駆動された中間転写ベルト10などの像担持体の表面に形成されたトナー像を転写紙2などの記録材に転写した後、像担持体にクリーニングブレード111を当接させて像担持体に残留したトナーを除去する画像形成装置であって、像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、像担持体の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで像担持体を回転させて停止させるように制御する手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、上記像担持体の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで像担持体を回転させて停止させる。この像担持体の回転により、クリーニングブレード111に付着しているトナーが上記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所に移って付着したとしても、その像担持体に移って付着したトナーを、次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動させることができる。従って、像担持体に移って付着したトナーが記録材に転写されることがなくなり、そのトナーによる記録材上の横黒スジの発生を防止することができる。以上のように、クリーニングブレード111の当接に起因する記録材上の横黒スジの発生を防止することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、中間転写ベルト10などの像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、像担持体を画像形成時とは逆回転方向に回転させ、その後、像担持体の逆回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで像担持体を画像形成時と同じ正回転方向に回転させて停止させるように制御する。これによれば、上記実施形態について説明したように、中間転写ベルト10などの像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、その像担持体を画像形成時とは逆回転方向に回転させることにより、クリーニングブレード111のエッジに付着した付着物を除去できる。更に、上記像担持体の逆回転方向の回転動作の後、その逆回転の終了時にクリーニングブレード111が当接していた像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで像担持体を正回転方向に回転させて停止させる。この像担持体の正回転方向の回転により、像担持体の逆回転方向の回転の停止時にクリーニングブレード111に付着しているトナーが像担持体の表面に移って付着したとしても、その像担持体に移って付着したトナーを、次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動させることができる。従って、像担持体に移って付着したトナーが記録材に転写されることがなくなり、そのトナーによる横黒スジの発生を防止することができる。以上のように、本発明によれば、像担持体の表面をクリーニングするクリーニングブレード111のエッジに付着した付着物を除去できるとともに、そのクリーニングブレード111の当接に起因する横黒スジの発生を防止することができる。
(態様C)
上記態様A又は態様Bにおいて、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を、画像形成ジョブの終了動作時に行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、次回の画像形成ジョブ(JOB)におけるファーストプリントタイムを短くすることができる。
(態様D)
上記態様A乃至態様Cのいずれかの態様において、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を開始した後、その像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が非画像形成領域に最初に到達したときに、像担持体の回転動作を停止する。これによれば、上記実施形態について説明したように、中間転写ベルト10などの像担持体の空転の量をなるべく少なくし、中間転写ベルト10等の像担持体やクリーニングブレード111の不要な磨耗を少なくすることができる。
(態様E)
上記態様A乃至態様Dのいずれかの態様において、中間転写ベルト10などの像担持体の表面に対向するように配置され像担持体上のトナー像を転写紙2などの記録材に転写する2次転写ローラ5などの転写部材と、その転写部材にバイアスを印加するバイアス電源930などのバイアス印加手段と、像担持体と転写部材との間に記録材を挟持した状態で像担持体上のトナー像を記録材へ転写するときに転写部材に所定の転写バイアスを印加し、転写部材が像担持体の非画像形成領域に対向するときに転写部材に転写バイアスとは逆極性のバイアスを印加するように制御する制御装置900などの制御手段と、を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体の非画像形成領域に横黒スジがあった場合でも、その横黒スジによって2次転写ローラ5などの転写部材が汚れないようにすることができ、転写紙2などの記録材の裏汚れを防ぐことができる。
(態様F)
上記態様A乃至態様Dのいずれかの態様において、中間転写ベルト10などの像担持体の表面に直接又は記録材を介して当接する当接位置と該像担持体の表面又は該記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成された回転可能な2次転写ローラ5などの転写部材と、転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための接離機構940などの駆動手段と、像担持体上のトナー像を記録材へ転写するときに転写部材を前記当接位置に移動させ、転写部材が像担持体の非画像形成領域に対向するときに転写部材を前記離間位置に移動させるように制御する制御装置900などの制御手段と、を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、像担持体の非画像形成領域に横黒スジがあった場合でも、その横黒スジによって2次転写ローラ5などの転写部材が汚れないようにすることができ、転写紙2などの記録材の裏汚れを防ぐことができる。
(態様G)
上記態様A乃至態様Dのいずれかの態様において、感光体ドラム7Bk、7C、7M、7Yなどの潜像担持体と、潜像担持体上に潜像を形成する帯電装置や光書込み装置などの潜像形成手段と、潜像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する各色トナーや現像装置などの現像手段と、潜像担持体上のトナー像が転写される像担持体としての中間転写ベルト10などの中間転写体と、中間転写体を介して潜像担持体の表面に当接する当接位置と潜像担持体の表面から離間した離間位置とを取り得るように構成され潜像担持体上のトナー像を中間転写体に転写する1次転写ローラ8Bk、8C、8M、8Yなどの1次転写部材と、1次転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための接離機構960などの1次転写部材駆動手段と、1次転写部材にバイアスを印加するバイアス電源950などの1次転写部材バイアス印加手段と、中間転写体の表面に直接又は記録材を介して当接する当接位置と中間転写体の表面又は該記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成された回転駆動可能な2次転写ローラ5など2次転写部材と、2次転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための接離機構940などの2次転写部材駆動手段と、2次転写部材にバイアスを印加するバイアス電源930などの2次転写部材バイアス印加手段と、中間転写体の画像形成時の回転動作が終了した後、中間転写体の回転が停止したときにクリーニングブレード111が当接していた中間転写体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域まで移動させるように中間転写体の回転動作を行っているときには、1次転写部材を前記当接位置に移動させ、1次転写部材に所定の転写バイアスを印加し、且つ、中間転写体の表面における回転停止時の被当接箇所が、2次転写部材と中間転写体とが互いに対向している2次転写部を通過しているときには、中間転写体上のトナーが2次転写部材側に移動しない極性のバイアスを2次転写部材に印加するように制御する手段とを備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、中間転写体上の横黒スジのトナーを1次転写部で所定の極性に帯電させるとともに、2次転写部では、その帯電した横黒スジのトナーが静電的に2次転写部材側に移動しないようにすることにより、2次転写部材に横黒スジが移動することによる転写紙2などの記録材の裏汚れの発生をより確実に防止することができる。
(態様H)
上記態様A乃至態様Dのいずれかの態様において、中間転写ベルト10などの像担持体の表面に対向するように配置され像担持体上のトナー像を転写紙2などの記録材に転写する回転可能な2次転写ローラ5などの転写部材と、像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が、転写部材が対向している転写部を通過した後、転写部材が1回転以上回転してから、像担持体上のトナー像を記録材に転写するように制御する制御装置900などの制御手段とを備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、中間転写体から移動してしまった転写部材上の横黒スジを中間転写体上に戻してから記録材を通過させることができるので、横黒スジによる転写紙2の裏汚れを防止することができる。
(態様I)
上記態様A乃至態様Dのいずれかの態様において、中間転写ベルト10などの像担持体の表面に直接又は転写紙2などの記録材を介して当接する当接位置と像担持体の表面又は記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成され像担持体上のトナー像を記録材に転写する2次転写ローラ5などの転写部材と、転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための接離機構940などの駆動手段と、像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が、転写部材が対向している転写部を通過した後、転写部材を前記離間位置から前記当接位置に移動させるように制御する制御装置900などの制御手段とを備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、中間転写体から転写部材に横黒スジが移動することによる記録材の裏汚れの発生を防止することができる。
(態様J)
上記態様A乃至態様Iのいずれかの態様において、クリーニングブレード111は、中間転写ベルト10などの像担持体の表面に上方から当接するように配置されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置の横方向サイズの小型化を図りつつ、クリーニングブレード111を像担持体の表面に上方から当接する配置で特に発生しやすい横黒スジの発生を防止できる。
(態様K)
上記態様A乃至態様Jのいずれかの態様において、画像形成装置の使用環境を検知する検知手段と、その検知手段の検知結果に基づいて、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を行うか否かを決定する制御装置900などの制御手段と、を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置の使用環境の検知結果に基づいて上記横黒スジが発生する可能性が高い場合を判断し、そのような場合についてのみ上記像担持体に対するクリーニングブレード111の当接を伴う上記像担持体の回転動作を実行するので、中間転写ベルト10などの像担持体やクリーニングブレード111の不要な磨耗を少なくすることができる。
(態様L)
上記態様Kにおいて、前記検知手段は、使用環境として温度及び湿度の少なくとも一方を検知するものである。これによれば、上記実施形態について説明したように、上記中間転写ベルト10などの像担持体における横黒スジの発生に影響を与えやすい温度及び湿度の少なくとも一方を検知しているので、上記横黒スジが発生する可能性が高い場合をより正確に判断することができる。
(態様M)
上記態様A乃至態様Lのいずれかの態様において、画像形成装置の画像形成モードに基づいて、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を行うか否かを決定する手段を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置の画像形成モードに基づいて上記横黒スジが発生する可能性が高い場合を判断し、そのような場合についてのみ上記像担持体に対するクリーニングブレード111の当接を伴う上記像担持体の回転動作を実行するので、中間転写ベルト10などの像担持体やクリーニングブレード111の不要な磨耗を少なくすることができる。
(態様N)
上記態様Mにおいて、画像形成対象の画像の画像面積率を算出し、その算出結果に基づいて前記画像形成モードが設定されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、上記中間転写ベルト10などの像担持体における横黒スジの発生に影響を与えやすい画像面積率の算出結果に基づいて前記画像形成モードが設定されているので、上記横黒スジが発生する可能性が高い場合をより正確に判断することができる。
(態様O)
上記態様A乃至態様Nのいずれかの態様において、連続して画像形成が行われる転写紙2などの記録材の枚数に基づいて、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を行うか否かを決定する手段を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、連続して画像形成される記録材の枚数に基づいて上記横黒スジが発生する可能性が高い場合を判断し、そのような場合についてのみ上記像担持体に対するクリーニングブレード111の当接を伴う上記像担持体の回転動作を実行するので、中間転写ベルト10などの像担持体やクリーニングブレード111の不要な磨耗を少なくすることができる。
(態様P)
上記態様Oにおいて、前回の画像形成ジョブにおいて連続して画像形成が行われた転写紙2などの記録材の枚数を参照し、その枚数の参照結果に基づいて、中間転写ベルト10などの像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる像担持体の回転動作を行うか否かを決定する。これによれば、上記実施形態について説明したように、上記中間転写ベルト10などの像担持体における横黒スジの発生に影響を与えやすい前回の画像形成ジョブにおける連続して画像形成が行われた記録材の枚数を参照しているので、上記横黒スジが発生する可能性が高い場合をより正確に判断することができる。
2 転写紙
5 2次転写ローラ
7Bk、7C、7M、7Y 感光体ドラム
8Bk、8C、8M、8Y 1次転写ローラ
10 中間転写ベルト
11 中間転写ベルトクリーニング装置
20 横黒スジ
100 中間転写ベルトユニット
101 支持ローラ(駆動ローラ)
102 支持ローラ(従動ローラ)
111 クリーニングブレード
120 駆動装置
900 制御装置
930,950 バイアス電源
940,960 接離機構
特開2004−264553号公報

Claims (14)

  1. 所定の回転方向に回転駆動された像担持体の表面に形成されたトナー像を記録材に転写した後、該像担持体にクリーニングブレードを当接させて該像担持体に残留したトナーを除去する画像形成装置であって、
    前記像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、該像担持体の回転が停止したときに前記クリーニングブレードが当接していた該像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで該像担持体を回転させて停止させるように制御する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    前記像担持体の画像形成時の回転動作が終了した後、該像担持体を該画像形成時とは逆回転方向に回転させ、その後、該像担持体の逆回転が停止したときに前記クリーニングブレードが当接していた該像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が次回画像形成時に用いられない非画像形成領域に移動するまで該像担持体を該画像形成時と同じ正回転方向に回転させて停止させるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、
    前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる前記像担持体の回転動作を、画像形成ジョブの終了動作時に行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの画像形成装置において、
    前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる前記像担持体の回転動作を開始した後、該像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が該非画像形成領域に最初に到達したときに、該像担持体の回転動作を停止することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    前記像担持体の表面に対向するように配置され該像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写部材と、
    前記転写部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記像担持体と前記転写部材との間に記録材を挟持した状態で該像担持体上のトナー像を該記録材へ転写するときに該転写部材に所定の転写バイアスを印加し、該転写部材が前記像担持体の非画像形成領域に対向するときに該転写部材に該転写バイアスとは逆極性のバイアスを印加するように制御する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    前記像担持体の表面に直接又は記録材を介して当接する当接位置と該像担持体の表面又は該記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成された回転可能な転写部材と、
    前記転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための駆動手段と、
    前記像担持体上のトナー像を記録材へ転写するときに前記転写部材を前記当接位置に移動させ、該転写部材が前記像担持体の非画像形成領域に対向するときに該転写部材を前記離間位置に移動させるように制御する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    潜像担持体と、
    前記潜像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記潜像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記潜像担持体上のトナー像が転写される前記像担持体としての中間転写体と、
    前記中間転写体を介して前記潜像担持体の表面に当接する当接位置と該潜像担持体の表面から離間した離間位置とを取り得るように構成され該潜像担持体上のトナー像を該中間転写体に転写する1次転写部材と、
    前記1次転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための1次転写部材駆動手段と、
    前記1次転写部材にバイアスを印加する1次転写部材バイアス印加手段と、
    前記中間転写体の表面に直接又は記録材を介して当接する当接位置と該中間転写体の表面又は該記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成された回転駆動可能な2次転写部材と、
    前記2次転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための2次転写部材駆動手段と、
    前記2次転写部材にバイアスを印加する2次転写部材バイアス印加手段と、
    前記中間転写体の画像形成時の回転動作が終了した後、該中間転写体の回転が停止したときに前記クリーニングブレードが当接していた該中間転写体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域まで移動させるように該中間転写体の回転動作を行っているときには、前記1次転写部材を前記当接位置に移動させ、該1次転写部材に所定の転写バイアスを印加し、且つ、前記中間転写体の表面における回転停止時の被当接箇所が、前記2次転写部材と前記中間転写体とが互いに対向している2次転写部を通過しているときには、該中間転写体上のトナーが該2次転写部材側に移動しない極性のバイアスを該2次転写部材に印加するように制御する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    前記像担持体の表面に対向するように配置され前記像担持体上のトナー像を記録材に転写する回転可能な転写部材と、
    前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が、前記転写部材が対向している転写部を通過した後、該転写部材が1回転以上回転してから、該像担持体上のトナー像を前記記録材に転写するように制御する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至4のいずれかの画像形成装置において、
    前記像担持体の表面に直接又は記録材を介して当接する当接位置と該像担持体の表面又は該記録材から離間した離間位置とを取り得るように構成され前記像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写部材と、
    前記転写部材を前記当接位置と前記離間位置との間で移動させるための駆動手段と、
    前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所が、前記転写部材が対向している転写部を通過した後、該転写部材を前記離間位置から前記当接位置に移動させるように制御する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかの画像形成装置において、
    前記画像形成装置の使用環境を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる該像担持体の回転動作を行うか否かを決定する手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかの画像形成装置において、
    前記画像形成装置の画像形成モードに基づいて、前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる前記像担持体の回転動作を行うか否かを決定する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11の画像形成装置において、
    画像形成対象の画像の画像面積率を算出し、その算出結果に基づいて前記画像形成モードが設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれかの画像形成装置において、
    連続して画像形成が行われる記録材の枚数に基づいて、前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる前記像担持体の回転動作を行うか否かを決定する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13の画像形成装置において、
    前回の画像形成ジョブにおいて連続して画像形成が行われた記録材の枚数を参照し、その枚数の参照結果に基づいて、前記像担持体の表面における回転停止時の被当接箇所を前記非画像形成領域に移動させる前記像担持体の回転動作を行うか否かを決定することを特徴とする画像形成装置。
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