JP2013064416A - 電動油圧アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】重量増加を招くことなく、電動油圧アクチュエータの重量アンバランスを無くす。
【解決手段】電動油圧アクチュエータ(EHA1)は、アクチュエータ本体(油圧アクチュエータ2)と、アクチュエータ本体に作動油を供給するように駆動する油圧ポンプ5と、油圧ポンプを駆動するように構成された電動モータ6と、を備える。油圧ポンプ及び電動モータはそれぞれ、アクチュエータ本体の外周囲を囲むように設けられていると共に、油圧ポンプ及び電動モータは、中心軸X方向に並んで配置されている。
【選択図】図1

Description

ここに開示する技術は、例えば航空機における各種のアクチュエータとして適用可能な電動油圧アクチュエータ(Electro Hydrostatic Actuator:EHA)に関する。
近年、航空機の燃費向上及び整備性等の観点から、従来の航空機に装備されていた油圧供給系統を廃止し、脚の揚降、舵面の操作、ブレーキ操作、及び脚ステアリング操作等のアクチュエータとしてEHAを搭載することが提案されている(例えば特許文献1参照)。EHAシステムは、シリンダ及びピストンを含んで構成された伸縮アクチュエータ、油圧ポンプ並びに電動モータを備えており、電動モータによって油圧ポンプを駆動することにより、外部から油圧の供給を受けることなく伸縮アクチュエータを動作させる。
特開2007−239974号公報
ところで、特許文献1に記載されているEHAは、油圧ポンプ及び電動モータが伸縮アクチュエータの側方に配置されている。特許文献1では、詳細な構成図は省略されているが、油圧ポンプ及び電動モータを側方に配置する場合は、例えば油圧アクチュエータのシリンダ外周面に取付フランジを設け、油圧ポンプ及び電動モータを、その取付フランジを介して油圧アクチュエータに対し固定することになる。
しかしながら伸縮アクチュエータと油圧ポンプ及び電動モータとを並設したEHAは、伸縮アクチュエータの中心軸に対して、油圧ポンプ及び電動モータがずれて配置されるため、EHA全体の重心位置が、中心軸から大きくずれることになる。
一方で、EHAは、その中心軸上に位置するピストンロッド端部の可動端、及び、シリンダ端部の固定端のそれぞれが、航空機の機体設備に対し取付固定される。そのため、重心位置が中心軸から大きくずれているEHAは、航空機の搭載に際し要求される振動条件を満足させるには極めて不利であり、振動条件を満足させるためには、取付フランジを大型化したり、その肉厚を分厚くしたりして、油圧ポンプや電動モータの取付強度を高めなければならない。しかしながらこうした対策は、EHAの重量の増加を招いてしまう。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、重量増加を招くことなく、電動油圧アクチュエータの重量アンバランスを無くすことにある。
ここに開示する電動油圧アクチュエータは、ピストン及びシリンダを有しかつ、中心軸方向に伸縮可能なアクチュエータ本体と、前記アクチュエータ本体に作動油を供給するように駆動する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動するように構成された電動モータと、を備え、前記油圧ポンプ及び電動モータはそれぞれ、前記アクチュエータ本体の外周囲を囲むように設けられていると共に、前記油圧ポンプ及び電動モータは、前記中心軸方向に並んで配置されている。
この構成によると、中心軸方向に伸縮可能なアクチュエータ本体に対し、油圧ポンプ及び電動モータはそれぞれ、アクチュエータ本体の外周囲を囲むように設けられている。つまり、油圧ポンプ及び電動モータはそれぞれ、アクチュエータ本体の中心軸を囲むように設けられているため、電動油圧アクチュエータ全体の重心位置は、中心軸上、又は、中心軸の近傍に位置するようになる。こうして、重量アンバランスが無くなる、又は、小さくなる結果、航空機に搭載する際に要求される振動条件を満足させやすくなる。
重量バランスを向上させることはまた、特許文献1に記載されているEHAのような、アクチュエータ本体の側方に油圧ポンプ及び電動モータを配置する構成において必要となる、取付フランジ等の大型化を不要にするから、電動油圧アクチュエータの軽量化に有利になる。さらに、油圧ポンプと電動モータとを中心軸方向に並んで配置することによって、電動油圧アクチュエータが小型化する。このこともまた、電動油圧アクチュエータの軽量化に有利になる。
前記電動モータは、前記アクチュエータ本体の外周に固定されたステータと、前記ステータよりも外周側に配置されかつ、前記中心軸周りに回転可能となるように前記アクチュエータ本体に支持されたロータと、を有し、前記油圧ポンプは、前記アクチュエータ本体の外周囲に、互いに等間隔を空けて配置された複数のピストンと、前記各ピストンを前記中心軸方向に往復動可能に保持しかつ、前記中心軸周りに回転可能となるように前記アクチュエータ本体に支持されたシリンダブロックと、前記アクチュエータ本体に対し一体的に設けられた斜板と、を有する斜板式ピストンポンプであり、前記電動モータの前記ロータと前記油圧ポンプの前記シリンダブロックとは、当該電動モータ及び油圧ポンプよりも径方向の外方位置に配置されたトルク伝達部材を介して互いに連結されている、としてもよい。
ここで、ロータを「中心軸周りに回転可能となるように」することには、中心軸を回転中心として回転可能にすることの他にも、ロータの回転中心が中心軸の近傍に位置し、ロータが、実質的に中心軸を回転中心として回転することも含む。同様に、シリンダブロックを「中心軸周りに回転可能となるように」することには、中心軸を回転中心として回転可能にすることの他にも、シリンダブロックの回転中心が中心軸の近傍に位置し、シリンダブロックが、実質的に中心軸を回転中心として回転することも含む。
前記の構成によると、電動モータのロータがアクチュエータ本体に支持されかつ、中心軸周りに回転するため、電動モータの駆動時の回転バランスが得られる。また、ロータに対してトルク伝達部材を介して連結されることによって回転駆動される油圧ポンプのシリンダブロックもまた、アクチュエータ本体の中心軸周りに回転可能となるようにアクチュエータ本体に支持されているため、偏心回転がない。これにより、電動油圧アクチュエータの振動防止に有利になる。
また、電動モータにおいて、アクチュエータ本体の外周に固定されたステータは、アクチュエータ本体の径よりも大きくなり、比較的大きな径が確保されるため、トルク確保に有利になる。一方で、ステータの外周囲に配置されるロータの肉厚(径方向の厚み)は、それほど分厚くする必要がないため、電動モータの最外径をできるだけ小さくすることが可能である。このことは、高トルクを確保しつつ、電動油圧アクチュエータの小型化を図ることが可能になる。
前記斜板は、前記中心軸方向に並んで配置された前記ピストンと前記電動ポンプとの間に配置され、前記油圧ポンプの吐出及び吸込のポートは、前記アクチュエータ本体において、前記中心軸方向に対し、前記斜板とは逆側の端部側に開口している、としてもよい。
油圧ポンプ(斜板式ピストンポンプ)の吐出及び吸込のポートが、前記アクチュエータ本体の端部に開口していることで、アクチュエータ本体と油圧ポンプとを実質的に同軸配置した前記の構成においても、これら吐出及び吸込のポートに接続されかつ、油圧回路を構成するための配管の取り回しが容易になるという利点が得られる。
以上説明したように、ここに開示する電動油圧アクチュエータは、中心軸方向に伸縮可能なアクチュエータ本体に対し、油圧ポンプ及び電動モータをそれぞれ、アクチュエータ本体の外周囲を囲むように設けかつ、油圧ポンプ及び電動モータを中心軸方向に並んで配置することにより、重量増大を招くことなく重量アンバランスが無くなる、又は、小さくなる。その結果、電動油圧アクチュエータを航空機に搭載する場合には、要求される振動条件を満足させやすくなる。
電動油圧アクチュエータの断面図である。 図1に示す電動油圧アクチュエータの油圧回路図である。 図1とは異なる構成の電動油圧アクチュエータの断面図である。
以下、電動油圧アクチュエータ(以下、EHAという)の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態の説明は例示である。図1は、EHA1の断面図であり、同図の(b)は、(a)における1b−1b断面図である。また、図2は、図1に示すEHA1の油圧回路構成の全体を示している。このEHA1は、油圧アクチュエータ2と、油圧回路4とを備えて構成されている。EHA1は、例えば、脚の揚降、舵面の操作、ブレーキ操作、及び脚ステアリング操作等のアクチュエータとして、航空機に搭載される。
油圧アクチュエータ2は、シリンダ21とピストン22とを備えていて、後述するように作動油が供給されることにより、中心軸X方向に伸縮する伸縮アクチュエータである。ピストン22は、シリンダ21内に収容されてシリンダ21内を往復移動するピストンヘッド23と、ピストンヘッド23に一体に結合されかつ、シリンダ21から突出するように配置されたピストンロッド24とを含んで構成されている。ピストンロッド24の先端は、可動端221として、図示は省略するが、航空機における機体設備の被取付部に取付固定される。一方、油圧アクチュエータ2において、中心軸X方向に対し、ピストンロッド24の可動端221とは逆側の端部となるシリンダ21の基端は、固定端211として、航空機における機体設備の被取付部に取付固定される。これにより、油圧アクチュエータ2は、その中心軸X上に位置する2つの端部(可動端221及び固定端211)において、機体設備に取付固定されることになる。
油圧アクチュエータ2のシリンダ21内は、ピストンヘッド23を挟んでヘッド側の第1室25とロッド側の第2室26とに区画されており、第1室25及び第2室26のそれぞれに、作動油が流入出するポート(第1ポート27及び第2ポート28)が設けられている。
油圧回路4は、図2にも示すように、油圧アクチュエータ2と油圧ポンプ5との間で閉じられた閉回路であり、油圧アクチュエータ2の第1ポート27と油圧ポンプ5の第1ポート51とを互いに接続する第1油路41と、油圧アクチュエータ2の第2ポート28と油圧ポンプ5の第2ポート52とを互いに接続する第2油路42とを含んでいる。
油圧回路4はまた、油圧ポンプ5に対して並列となるように、第1油路41と第2油路42との間に配設されたインバースシャトル弁44を含んでいる。インバースシャトル弁44は、第1油路41側に連通するポートと第2油路42側に連通するポートとの2つの流入ポート441、442と、油圧アクチュエータ2の第1室25と第2室26との合計容積の変動を吸収するためのリザーバ46に連通する1つの流出ポート443とを含んでおり、2つの流入ポート441、442の内で圧力の低い方のポートと流出ポート443とを互いに連通する機能を有している。尚、インバースシャトル弁44と第2室26との間には、流量を調整するための絞り414(図2にのみ図示する)が介設されている
油圧ポンプ5は、第1及び第2の2つのポート51、52を備えかつ、その吐出及び吸込方向が第1ポート51及び第2ポート52の間で切替可能なポンプである。油圧ポンプ5は、図1に示すように、斜板式ピストンポンプによって構成されている。但し、油圧ポンプ5の形式は、これに限定されるものではない。油圧ポンプ5の構成の詳細は、後述する。
油圧ポンプ5には、電動モータ6が連結されており、この電動モータ6が駆動することによって、油圧ポンプ5が駆動する(図1も参照)。電動モータ6の構成の詳細は、後述する。電動モータ6には、少なくとも電動モータ6の制御可能なコントローラ及びそのコントローラからの制御信号に応じて電動モータ6に給電を行うドライバ60(尚、以下においては単にドライバ60と呼ぶ)が電気的に接続されており(図2の破線参照)、電動モータ6は、ドライバ60によって給電されて駆動する。油圧ポンプ5の吐出及び吸込方向の切替は、電動モータ6の回転方向を反転することによって行われる。
油圧回路4にはまた、図1では図示を省略するフェイル回路が設けられている。このフェイル回路は、油圧アクチュエータ2の第1室25と第2室26とを互いに連通するように設けられた第4油路49及び第5油路410を含んでおり、第4油路49上には、ドライバ60によって制御される電磁弁411が介設されていると共に、第5油路410上には、それぞれ所定圧以上で開弁する第1リリーフ弁412及び第2リリーフ弁413が介設されている。第5油路410は、第1リリーフ弁412と第2リリーフ弁413との間で、リザーバ46に接続されている。
電磁弁411は、第1油路41、言い換えると油圧アクチュエータ2の第1室25に連通するポートと、第2油路42、言い換えると油圧アクチュエータ2の第2室26に連通するポートと、リザーバ46に連通するポートとを有する3ポート2位置の切換弁であり、油圧アクチュエータ2の第1室25、第2室26及びリザーバ46を互いに連通させない第1状態(図2に示す状態)と、第1室25、第2室26及びリザーバ46を互いに連通させる第2状態とに切り換わる。電磁弁411は、通常は第1状態にされる一方、緊急時(フェイル時)には第2状態にされることにより、油圧ポンプ5が非動作であっても油圧アクチュエータ2が伸長するように構成されている。
以上のように構成されたEHA1の基本的な動作は、以下の通りである。つまり、油圧アクチュエータ2を伸長するときには、油圧回路4の電磁弁411を、図2に示すように、第1状態に切り換えた状態で、ドライバ60を通じて電動モータ6を駆動することにより、第1ポート51から作動油が吐出するように油圧ポンプ5を駆動する。これによって、第1油路41及び第1ポート27を介して第1室25内に作動油が供給され、ピストン22が図1における左側へと移動をし、油圧アクチュエータ2が伸長する。
また、第1油路41を通じて作動油が供給されることに伴いインバースシャトル弁44は、第2油路42側とリザーバ46とを連通させるから(図2の状態を参照)、ピストン22の移動によって第2室26から排出された作動油は、第2油路42を通じて油圧ポンプ5の第2ポート52に戻る一方、油圧アクチュエータ2の第1室25と第2室26との容積差を補完するために、リザーバ26からインバースシャトル弁44及び絞り414を介して、油圧ポンプ5の第2ポート52に作動油が供給されるようになる。
逆に、油圧アクチュエータ2を収縮するときには、電磁弁411を第1状態にした状態で、電動モータ6の駆動により、第2ポート52から作動油が吐出するように油圧ポンプ5を駆動する。これによって、第2油路42及び第2ポート28を介して、第2室26に作動油が供給されることで、ピストン22が図1における右側へと移動をして、油圧アクチュエータ2が収縮する。
また、第2油路42を通じて作動油が供給されることに伴い、インバースシャトル弁は、図示は省略するが、第1油路41側とリザーバ46とを連通させるから、ピストン22の移動によって第1室25から排出された作動油は、一部は第1油路41を通じて油圧ポンプ5の第1ポート51に戻る一方、一部は、インバースシャトル弁44を介してリザーバ46に至るようになる。
そうしてこのEHA1は、図1に示すように、電動モータ6と油圧ポンプ5とが、油圧アクチュエータ2の外周囲を囲むように設けられていると共に、電動モータ6と油圧ポンプ5とが、油圧アクチュエータ2の中心軸X方向(図1の左右方向)に並んで配置されている。尚、以下の説明においては、その説明の便宜上、図1における左側を前側、右側を後側と呼ぶことにする。
シリンダ21の外周面における中心軸X方向の略中央位置には、斜板式ピストンポンプからなる油圧ポンプ5の斜板53が、シリンダ21の外周面から径方向の外方に立設するように、そのシリンダ21に対して一体的に設けられている。ステータ61とロータ62とを有する電動モータ6は、その斜板よりも前側に配設されている。
シリンダ21の外周面には、ロータ62を回転支持するためのベアリング支持体63が外嵌されており、電動モータ6のステータ61は、このベアリング支持体63を介して、シリンダ21の外周面に対し固定されている。
ベアリング支持体63は、ステータ61よりも径方向の外方側の位置で、一対のベアリング64、64を支持するように、ステータ61の前側(図1における左側)及び後側(図1における右側)のそれぞれにおいて、径方向の外方に向かって起立する起立壁631、632を有している。一対のベアリング64、64は、この前側の起立壁631と後側の起立壁632とのそれぞれの径方向外周端に対し、取付固定されている。
電動モータ6のロータ62は、中心軸X方向に間隔を空けて配置された一対のベアリング64、64の間で、ステータ61に対し、径方向に所定の隙間を空けて配置されている。このように、この電動モータ6は、径方向の内方側にステータ61が配置され、外方側にロータ62が配置された構成を有している。
ロータ62の外周側には、中心軸X方向の後方に向かって、斜板53よりも後側の位置まで延びる円筒状のトルク伝達部材65が配設されており、ロータ62とトルク伝達部材65とは一体的に回転可能となるように、互いに固定されている。そうして、この円筒状のトルク伝達部材65の内周面に、前述したベアリング64、64が内嵌しており、このことによって、ロータ62及びトルク伝達部材65は、油圧アクチュエータ2の中心軸Xを回転中心として回転可能となるように、油圧アクチュエータ2に支持されることになる。ここで、トルク伝達部材65は、電動モータ6のトルクを油圧ポンプ5に伝達し、油圧ポンプ5を駆動するための部材であり、前述したように電動モータ6の構成として、径方向の外方側にロータ62を配置する構成を採用することにより、中心軸X方向に延びるトルク伝達部材65を、最外径位置に配置することが可能になり、トルク伝達部材65の配置が容易になるという利点がある。
油圧ポンプ5は、前述の通り、斜板式のピストンポンプであり、シリンダ21の外周面を取り囲むように、互いに等間隔を空けて配置された複数のピストン54を有している。各ピストン54は、中心軸X方向に往復動するピストン本体541と、ピストン本体541と同軸に配置されたスプリング542と、ピストン本体541の前端(図1における左側の端部)に取り付けられて、斜板53上を摺動するピストンシュー543とを含んで構成されている。
複数のピストン54は、円環状のシリンダブロック55に保持されている。シリンダブロック55は、シリンダ21の外周面に対しベアリング56、56を介して取り付けられることにより、中心軸Xを回転中心として回転可能に構成されている。シリンダブロック55にはまた、前述したトルク伝達部材65が固定されており、これによって、電動モータ6を駆動したときには、そのモータトルクが、トルク伝達部材65を介してシリンダブロック55に伝達され、シリンダブロック55が中心軸Xを回転中心として回転するようになる。
シリンダブロック55の後側には、第1ポート51及び第2ポート52が形成されたバルブプレート57が配設されており、前述の通り、シリンダブロック55が中心軸Xを回転中心として回転することに伴い、各ピストン54がシリンダ21の外周囲を、中心軸Xを中心とした公転運動しながら、中心軸X方向に往復動することに伴い、第1ポート51、又は、第2ポート52から作動油が吐出されるようになる。
電動モータ6及び油圧ポンプ5はそれぞれ、シリンダ21に取付固定されたハウジング29内に収容されており、図例では、このハウジング29内に、第1油路41や第2油路42の一部が形成されている。
このように、このEHA1においては、電動モータ6と油圧ポンプ5とを、油圧アクチュエータ2の本体に対し、その外周囲を囲むように設けていると共に、油圧ポンプ5及び電動モータ6を中心軸方向に並んで配置している。これにより、EHA1全体の重心位置は、中心軸X上、又は、中心軸Xの近傍に位置するようになる。その結果、EHA1の重量アンバランスが無くなる、又は、小さくなる。このことは、EHA1を航空機おける各種のアクチュエータとして搭載したときに、要求される振動条件を満足させることが容易になる。
また、このように重量アンバランスがなく、しかも、電動モータ6及び油圧ポンプ5と、油圧アクチュエータ2とが一体的に設けられているため、EHA1を軽量化することが可能になる。このことは、EHA1の航空機の搭載に有利になる。
また、電動モータ6のロータ62を、油圧アクチュエータ2の中止軸Xが回転中心となるように回転可能にすることで、電動モータ6の駆動時に回転がバランスし、EHA1の振動防止に有利になる。同様に、油圧ポンプ5のシリンダブロック55も、中止軸Xが回転中心となるように回転可能であるため、油圧ポンプ5の駆動時の回転バランスが得られて、EHA1の振動防止に有利になる。
さらに、電動モータ6を、油圧アクチュエータ2の外周囲を囲むように設けることで、ステータ61の径はシリンダ21の外径よりも径よりも大きくなって、比較的大きな径が確保される。このことは、電動モータ6の高トルクの確保に有利になる一方、ロータ62の肉厚(径方向の厚み)は、それほど分厚くならないため、電動モータ6の最外径が比較的小さくなり、EHA1の小型化に有利になる。
加えて、電動モータ6の径方向の外方側にロータ62を配置する構成は、トルク伝達部材65を、径方向の最外方位置に配置することを可能にするから、トルク伝達部材65の配置が容易になり、結果として、EHA1の小型化及び軽量化に有利になる。
さらに、油圧ポンプ5の第1及び第2のポート51、52を、油圧アクチュエータ2の後方の端部側に開口させることで、油圧アクチュエータ2と油圧ポンプ5と同軸配置したEHA1においても、その配管の取り回しが容易になり、このこともまた、EHA1の小型化及び軽量化に有利になる。
次に、EHA10の変形例を説明する。図3は、リザーバ46を油圧アクチュエータ2の内部に設けたEHA10の断面図を示している。同図の(b)は、(a)における3b−3b断面図である。尚、図3のEHA10において、図1に示すEHA1に対応する構成については同じ符号を付している。
リザーバ内蔵型EHA10では、ピストンロッド220が中空に構成されており、この中空のピストンロッド220に、シリンダ21内において、中心軸Xと同軸配置でシリンダ21に対し固定されたスタンドパイプ71が内挿されている。このスタンドパイプ71の内部が、作動油を貯留するリザーバ46を構成し、スタンドパイプ71の後端部にリザーバ46に連通するポートが形成されている。尚、図3に例示するリザーバ内蔵型EHA10では、インバースシャトル弁44もまた、シリンダ21の後端部内に埋め込まれている。
スタンドパイプ71内には、リザーバ46を区画するフリーピストン72と、フリーピストン72を中止軸X方向に往復動可能となるように、弾性支持するコイルばね73とが、それぞれ内蔵されている。コイルばね73は、フリーピストン72を、リザーバ容積が減少する方向に付勢している。尚、図例では、コイルばね73を、中間部材74を間に挟んで2本を直列に配置して構成しているが、これに代えて、1本のコイルばねによって構成してもよい。
このようなリザーバ内蔵型EHA10は、リザーバ46を内蔵しているため、EHA1がさらに小型化し、EHA10の、機体設備への装着性を高めることが可能になる。
尚、図2に示す油圧回路4は例示であり、EHA1、10を構成する回路は、適宜の回路構成を採用することが可能である。
また、油圧ポンプ5は、斜板式のピストンポンプに限らず、例えば油圧アクチュエータ2の外周囲を囲むように配置されかつ、中心軸Xを中心として回転可能な構成を採用することが可能な回転式の油圧ポンプであれば、ここに開示する技術に適用することが可能である。
1 EHA(電動油圧アクチュエータ)
10 EHA(電動油圧アクチュエータ)
2 油圧アクチュエータ
5 油圧ポンプ(斜板式ピストンポンプ)
51 第1ポート(吐出及び吸込のポート)
52 第2ポート(吐出及び吸込のポート)
53 斜板
54 ピストン
55 シリンダブロック
6 電動モータ
61 ステータ
62 ロータ
65 トルク伝達部材

Claims (3)

  1. ピストン及びシリンダを有しかつ、中心軸方向に伸縮可能なアクチュエータ本体と、
    前記アクチュエータ本体に作動油を供給するように駆動する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプを駆動するように構成された電動モータと、を備え、
    前記油圧ポンプ及び電動モータはそれぞれ、前記アクチュエータ本体の外周囲を囲むように設けられていると共に、前記油圧ポンプ及び電動モータは、前記中心軸方向に並んで配置されている電動油圧アクチュエータ。
  2. 請求項1に記載の電動油圧アクチュエータにおいて、
    前記電動モータは、
    前記アクチュエータ本体の外周に固定されたステータと、
    前記ステータよりも外周側に配置されかつ、前記中心軸周りに回転可能となるように前記アクチュエータ本体に支持されたロータと、を有し、
    前記油圧ポンプは、
    前記アクチュエータ本体の外周囲に、互いに等間隔を空けて配置された複数のピストンと、
    前記各ピストンを前記中心軸方向に往復動可能に保持しかつ、前記中心軸周りに回転可能となるように前記アクチュエータ本体に支持されたシリンダブロックと、
    前記アクチュエータ本体に対し一体的に設けられた斜板と、を有する斜板式ピストンポンプであり、
    前記電動モータの前記ロータと前記油圧ポンプの前記シリンダブロックとは、当該電動モータ及び油圧ポンプよりも径方向の外方位置に配置されたトルク伝達部材を介して互いに連結されている電動油圧アクチュエータ。
  3. 請求項2に記載の電動油圧アクチュエータにおいて、
    前記斜板は、前記中心軸方向に並んで配置された前記ピストンと前記電動ポンプとの間に配置され、
    前記油圧ポンプの吐出及び吸込のポートは、前記アクチュエータ本体において、前記中心軸方向に対し、前記斜板とは逆側の端部側に開口している電動油圧アクチュエータ。
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