JP5715407B2 - ショックレスリリーフ弁 - Google Patents
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Description
図1、2を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るショックレスリリーフ弁2を備えた油圧モータ100について説明する。
ショックレスリリーフ弁2は、第1負荷通路51と第2負荷通路52との間に設けられる弁であって、第1負荷通路51と第2負荷通路52との圧力差が所定圧となったら、第1負荷通路51と第2負荷通路52とを連通させて油圧の高い通路(高圧通路)側から低い通路(低圧通路)側へ油を流すように形成された両方向に作動する弁である。
なお、第1負荷通路51が油圧の高い通路(高圧通路)、第2負荷通路52が油圧の低い通路(低圧通路)となる場合もあるし、逆に、第2負荷通路52が油圧の高い通路(高圧通路)、第1負荷通路51が油圧の低い通路(低圧通路)となる場合もある。
次に、図2に回路図として示すように、ショックレスリリーフ弁2を構成する第1連通弁8は、両方向に作動する連通弁であって、第1負荷通路51と第2負荷通路52との間を遮断したり連通させたりする第1弁体10と、第1弁体10を開弁方向に付勢する第1負荷通路51の圧(圧油)が導入される第1室11と、第1弁体10を閉弁方向に付勢する第1負荷通路51の圧(圧油)が導入される第2室12と、第2室12と第1負荷通路51との間の通路41に配置された第1絞り13と、第1弁体10を閉弁方向に付勢する第1バネ15と、を有する弁である。なお、第1連通弁8の構造自体は、新規なものではないのでその構造図を省略している(第2連通弁6についても同様)。
また、第2連通弁6は、両方向に作動する連通弁であって、第1負荷通路51と第2負荷通路52との間を遮断したり連通させたりする第2弁体19と、第2弁体19を開弁方向に付勢する第2負荷通路52の圧(圧油)が導入される第3室20と、第2弁体19を閉弁方向に付勢する第2負荷通路52の圧(圧油)が導入される第4室21と、第4室21と第2負荷通路52との間の通路42に配置された第3絞り22と、第2弁体19を閉弁方向に付勢する第2バネ23と、を有する弁である。
アキュムレータ7は、ピストン16と、ピストン16を収容するシリンダ室(17、18)とからなる。シリンダ室(17、18)は、ピストン16により、第1シリンダ室17と第2シリンダ室18とに区画されている。
ここで、第1シリンダ室17は、第1連通弁8の第2室12に接続されており、第2室12と第1シリンダ室17との間の通路43には絞り14が配置されている。また、第1シリンダ室17は、通路45および逆止弁30を介して第1負荷通路51に接続されている。この逆止弁30は、第1シリンダ室17から第1負荷通路51への方向を順方向(第1シリンダ室17から第1負荷通路51への圧油の流れを許容する)弁である。
ピストン16には、第1シリンダ室17と第2シリンダ室18とを接続するための通路24が形成されており、この通路24に第2絞り25が配置されている。通路24は、本発明における遅延通路に相当する。通路24は、第1シリンダ室17を第2負荷通路52に接続するとともに、第2シリンダ室18を第1負荷通路51に接続する通路である。
第1負荷通路51の圧が第2負荷通路52の圧よりも高い場合、すなわち、第1負荷通路51が圧の高い通路(高圧通路)である場合、第1シリンダ室17へ入った油は、通路24(第2絞り25)を経由して第2負荷通路52へ抜ける。逆に、第2負荷通路52の圧が第1負荷通路51の圧よりも高い場合、すなわち、第2負荷通路52が圧の高い通路(高圧通路)である場合、第2シリンダ室18へ入った油は、通路24(第2絞り25)を経由して第1負荷通路51へ抜ける。
また、油圧モータ100は、低速モードと高速モードとのいずれかにその運転状態を切り換えるための速度可変機構を備えており、この速度可変機構は、傾転シリンダ35と、高低速切換弁4(2速切換弁)と、シャトル弁5とから構成される。
次に、油圧モータ100の作動について説明する。ここで、油圧モータ100に接続される方向切換弁101は、3位置弁であり、油圧モータ機構1を正回転(または逆回転)させるときは第1切換位置101aとされ、油圧モータ機構1を逆回転(または正回転)させるときは第2切換位置101cとされ、油圧モータ機構1を停止させるときは中立位置101bとされる。
方向切換弁101を中立位置101bから第1切換位置101aに切り換えると、ポンプ104からの圧油が第2負荷通路52を介して油圧モータ機構1に供給されるとともに、カウンターバランス弁3が中立位置3bから第1切換位置3aに切り換わる。カウンターバランス弁3が第1切換位置3aに切り換わると、通路53を介して油圧モータ機構1の圧力室へも圧油が供給され、これにより油圧モータ機構1のブレーキ32(パーキングブレーキ)が解除される。一方、カウンターバランス弁3が第1切換位置3aに切り換わると、油圧モータ機構1から吐出した圧油は、第1負荷通路51、カウンターバランス弁3、および方向切換弁101を経由してタンク102へ排出される。これら一連の作動により、油圧モータ機構1は、所定の回転数で回転する。このとき、第1負荷通路51の圧のほうが、第2負荷通路52の圧よりも高いので、図3の上側の図に示したように、ピストン16は、第1シリンダ室17側の端で姿勢保持した状態となる(状態A)。
次に、油圧モータ機構1を停止させる場合の作動について説明する。方向切換弁101を第1切換位置101aから中立位置101bに戻すと、ポンプ104はタンク102と連通した状態となり、ポンプ104から吐出する油の圧力が下がる。これにより、カウンターバランス弁3は、第1切換位置3aから中立位置3bに戻る。一方で、油圧モータ機構1は慣性で回転し続けようとする。カウンターバランス弁3が中立位置3bに戻ると、第1負荷通路51と方向切換弁101との間が遮断されるため、慣性で回転し続けようとする油圧モータ機構1から吐出した圧油は、タンク102に戻ることができず、第1負荷通路51は高圧通路となる。これに対して、第2負荷通路52は低圧通路となる。
別の観点では、従来と同等のショックレス時間でよい場合には、シリンダ室(17、18)の容量を小さくでき、その結果、ショックレスリリーフ弁2を小型化することができる。
なお、第1シリンダ室17と第2シリンダ室18とを接続する通路24および第2絞り25をピストン16ではなく、本体9を加工して本体9自体に設けてもよい。
また、第1シリンダ室17と第2シリンダ室18とを通路24(第2絞り25)で接続する必要は必ずしもなく、第1シリンダ室17と第2負荷通路52との間、および第2シリンダ室18と第1負荷通路51との間を、それぞれ、絞り付きの通路で直接接続してもよい。なお、これらの通路および絞りは、本体9を加工して本体9自体に設けることになる。
また、変形例に係るショックレスリリーフ弁2を備えた油圧モータ101を図5に示したように、ショックレスリリーフ弁2を構成する第1連通弁34、第2連通弁33は、両方向に作動する連通弁ではなく、片方向にのみ作動する連通弁であってもよい。
2:ショックレスリリーフ弁
3:カウンターバランス弁
6:第2連通弁
7:アキュムレータ
8:第1連通弁
9:本体
10:第1弁体
11:第1室
12:第2室
13:第1絞り
15:第1バネ
16:ピストン
17:第1シリンダ室
18:第2シリンダ室
19:第2弁体
20:第3室
21:第4室
22:第3絞り
23:第2バネ
24:通路(遅延通路)
25:第2絞り
51:第1負荷通路(高圧通路)
52:第2負荷通路(低圧通路)
100:油圧モータ
101:方向切換弁
Claims (3)
- 本体に形成された第1負荷通路と第2負荷通路との間を遮断したり連通させたりする第1弁体と、
前記第1弁体を開弁方向に付勢する前記第1負荷通路の圧が導入される第1室と、
前記第1弁体を閉弁方向に付勢する前記第1負荷通路の圧が導入される第2室と、
前記第2室と前記第1負荷通路との間の通路に配置された第1絞りと、
前記第1弁体を閉弁方向に付勢する第1バネと、
前記第2室に接続されピストンにより区画された第1シリンダ室と、
前記第1シリンダ室を前記第1負荷通路に接続する第1通路と、
前記第1通路に設けられ、前記第1シリンダ室から前記第1負荷通路への圧油の流れを許容する第1逆止弁と、
前記第1負荷通路と前記第2負荷通路との間を遮断したり連通させたりする第2弁体と、
前記第2弁体を開弁方向に付勢する前記第2負荷通路の圧が導入される第3室と、
前記第2弁体を閉弁方向に付勢する前記第2負荷通路の圧が導入される第4室と、
前記第4室と前記第2負荷通路との間の通路に配置された第3絞りと、
前記第2弁体を閉弁方向に付勢する第2バネと、
前記第4室に接続され、前記ピストンにより前記第1シリンダ室とは区画された第2シリンダ室と、
前記第2シリンダ室を前記第2負荷通路に接続する第2通路と、
前記第2通路に設けられ、前記第2シリンダ室から前記第2負荷通路への圧油の流れを許容する第2逆止弁と、
を備えたショックレスリリーフ弁において、
前記第1シリンダ室を前記第2負荷通路に接続する遅延通路を有し、
前記遅延通路に第2絞りが配置されていることを特徴とする、ショックレスリリーフ弁。 - 請求項1に記載のショックレスリリーフ弁において、
前記第1シリンダ室と前記第2シリンダ室とが前記遅延通路で接続されていることを特徴とする、ショックレスリリーフ弁。 - 請求項2に記載のショックレスリリーフ弁において、
前記遅延通路および前記第2絞りが前記ピストンに形成されていることを特徴とする、ショックレスリリーフ弁。
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