JP2013057373A - デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置 - Google Patents

デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013057373A
JP2013057373A JP2011196407A JP2011196407A JP2013057373A JP 2013057373 A JP2013057373 A JP 2013057373A JP 2011196407 A JP2011196407 A JP 2011196407A JP 2011196407 A JP2011196407 A JP 2011196407A JP 2013057373 A JP2013057373 A JP 2013057373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
clutch
clutches
gear
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011196407A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5580268B2 (ja
Inventor
Toshio Mizuno
年雄 水野
Atsushi Kumazawa
厚 熊沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mercedes Benz Group AG
Original Assignee
Daimler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daimler AG filed Critical Daimler AG
Priority to JP2011196407A priority Critical patent/JP5580268B2/ja
Priority to PCT/JP2012/072732 priority patent/WO2013035784A1/ja
Publication of JP2013057373A publication Critical patent/JP2013057373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5580268B2 publication Critical patent/JP5580268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/68Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings
    • F16H61/684Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings without interruption of drive
    • F16H61/688Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for stepped gearings without interruption of drive with two inputs, e.g. selection of one of two torque-flow paths by clutches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/0437Smoothing ratio shift by using electrical signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/18Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the position of the accelerator pedal
    • F16H2059/183Rate of change of accelerator position, i.e. pedal or throttle change gradient
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/48Inputs being a function of acceleration

Abstract

【課題】変速中にアクセル踏み増しがなされても両クラッチの断接状態をショックなく円滑に逆転でき、もって良好な変速フィーリングを実現できるデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】クラッチC1,C2の断接状態を逆転させる変速中においてエンジン制御で適用される要求トルクに基づき両クラッチトルクを制御する一方、変速中にアクセルが踏み増しされたとき、要求トルクのステップ的な増加に対して遅れをもって追従する実エンジントルクの立ち上がりに近似して増加するように要求トルクをフィルタ回路29でなまし処理し、処理後の要求トルクに基づきクラッチトルクを制御する。
【選択図】図3

Description

本発明はデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置に係り、詳しくは変速時に両クラッチの断接状態をショックなく円滑に逆転可能な制御装置に関する。
例えばトラックやバスなどに用いられる所謂平行軸式の変速機には、運転操作の簡略化を目的として変速操作及びクラッチ断接操作をアクチュエータにより自動化したものがある。この種の自動変速機はトルクコンバータを備えないことから大きな駆動力の伝達に適するという特徴がある反面、変速時にクラッチ遮断により動力伝達が一時的に中断されるため変速フィーリングの点で改善の余地があった。
このような並行軸式の自動変速機の不具合を解決すべく、所謂デュアルクラッチ式自動変速機が実用化されている。このデュアルクラッチ式自動変速機は、エンジンなどの走行動力源に対して、第1クラッチを介して複数の奇数変速段からなる第1歯車機構を連結すると共に、第2クラッチを介して複数の偶数変速段からなる第2歯車機構を連結し、これらの2系統の駆動経路を選択的に介してエンジンからの駆動力を駆動輪側に伝達し得るように構成されている。
例えば、第1クラッチの接続により第1歯車機構の何れかの奇数変速段を介してエンジンからの駆動力を駆動輪側に伝達しているときには、車両の加減速状況などから何れかの偶数変速段を次変速段として予測して、第2歯車機構を次変速段に切り換えている(以下、この変速段の切換をプリセレクトという)。そして、次変速段への変速タイミングに至った時点で両クラッチの断接状態を逆転させることにより、動力伝達を中断することなく次変速段への変速を完了している(このときが実際の変速時に相当するため、以下、変速という)。このような変速時のクラッチ断接状態の逆転は、例えば一方のクラッチを切断側に操作しながら他方のクラッチを接続側に操作することにより行われる。双方のクラッチ操作は適切に連携させる必要があり、連携が不適切な場合には、それぞれのクラッチを介して伝達されるトルク(以下、クラッチトルクという)が適切に制御されずに、ショック発生やトルク抜けなどの変速フィーリングを悪化させる要因になる。
変速時のクラッチ制御に関する技術として、特許文献1に記載されたものが提案されている。当該特許文献1の技術では、クラッチトルクをエンジン回転速度に基づき制御しているが、コーストダウン時の変速中にアクセル踏み増しが行われると、エンジン回転速度の上昇に呼応してクラッチトルクが増加側に制御されるため、クラッチが急接されて変速ショックを生じてしまう。そこで、コーストダウン変速中にアクセル踏み増しがなされたときには、アクセル踏み増し無しの場合よりも解放側クラッチ容量の減少勾配を小さく設定してエンジン回転速度の上昇、ひいてはクラッチの急接を抑制して変速ショックの防止を図っている。
一方、エンジン回転速度を指標としてクラッチトルクを制御する特許文献1の技術とは別に、エンジントルクを指標とする技術も実施されている。指標としてエンジントルクを用いるのは、両クラッチがエンジンからのトルクを分担して伝達しており、この点についてはクラッチ断接状態の逆転によりトルク分担が変化する変速中でも相違ないことを鑑みたものである。
図5は従来技術におけるT/M−ECUへの実エンジントルク及び要求トルクの入力状況を示す制御ブロック図である。クラッチ制御を含めた変速機の制御を司るT/M−ECU12には、エンジン制御のE/G―ECU11側から情報として実エンジントルクと運転者の要求トルクとが入力されている。指標として実際のエンジントルクを用いることもできるが、変速中には現変速段から次変速段への切換に応じたエンジン回転制御により実エンジントルクは増減することから、これを指標にすると不適切なクラッチ制御により車両挙動がギクシャクしてしまう。そこで、T/M−ECU12側で実行する変速制御やクラッチ制御には基本的に実エンジントルクを用いる一方、変速中に限っては、エンジン制御側で目標値として取り扱われている運転者の要求トルクをエンジントルクと見なし、この要求トルクに基づきクラッチトルクを制御している。従って、例えば変速中にアクセルが踏み増しされると、要求トルクの増加に応じて双方のクラッチトルクが増加側に制御されてクラッチ滑りの抑制が図られる。
特開2009−127792号公報
ところが、エンジン制御の応答性に起因して、要求トルクに対して実エンジントルクに一時的な追従遅れが生じる。図6のタイムチャートは、このときの要求トルク及び実エンジントルクの増加状態を示しており、破線で示す要求トルクのステップ的な増加に対して実線で示す実エンジントルクが追従せず、両者間に過渡的に大きな差が生じていることが判る。
このような状況では実エンジントルク、換言すれば両クラッチを介して実際に伝達されているトルクが低いにも拘わらず、それよりも高い要求トルクに基づきクラッチトルクが制御されることになる。結果として、クラッチの滑りの抑制のためにそれぞれのクラッチトルクがステップ的に増加方向に設定されて、両クラッチが共に接続方向に急速に制御されることによりショックを発生するという問題があった。
言うまでもなく、エンジン回転速度を指標としてクラッチトルクを制御する特許文献1の技術では以上の不具合は解決できないことは明らかである。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、変速中にアクセル踏み増しがなされても両クラッチの断接状態をショックなく円滑に逆転でき、もって良好な変速フィーリングを実現することができるデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数の変速段からなる一対の歯車機構をそれぞれクラッチを介して走行動力源側と接続し、一方のクラッチを接続して対応する一方の歯車機構の変速段を介した動力伝達中に他方の歯車機構を予め次変速段に切り換えるプリセレクトを実行し、プリセレクト後に両クラッチの断接状態を逆転させて次変速段への切換を完了するデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置において、クラッチの断接状態を逆転させる変速中に、走行動力源の制御に適用される運転者の要求トルクに基づき両クラッチの伝達トルクをそれぞれ制御して、切断側のクラッチの伝達トルクを連続的に低下させ、接続側のクラッチの伝達トルクを連続的に増加させると共に、変速中のアクセル踏み増しによる要求トルクの増加に応じて、クラッチ滑りを防止すべく両クラッチの伝達トルクを増加方向に制御する変速中クラッチ制御手段と、アクセル踏み増しによる要求トルクの増加に対して遅れをもって追従する走行動力源の実トルクの立ち上がり特性と近似するように、要求トルクをなまし処理するフィルタ手段とを備え、変速中クラッチ制御手段が、フィルタ手段によるなまし処理後の要求トルクに基づき両クラッチの伝達トルクを制御するものである。
請求項2の発明は、請求項1において、フィルタ手段が、走行動力源の実トルクの立ち上がり特性が複数のトルク領域毎に異なるとき、各トルク領域での立ち上がり特性に対応して順次要求トルクをなまし処理するものである。
以上説明したように請求項1の発明のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置によれば、クラッチの断接状態を逆転させる変速中にアクセル踏み増しがなされたときの走行動力源の実トルクの立ち上がり特性と近似するように、運転者の要求トルクをフィルタ手段によりなまし処理し、処理後の要求トルクに基づき両クラッチの伝達トルクを制御して断接状態を逆転させるようにした。
従って、変速中において要求トルクに対して実エンジントルクが追従遅れを生じている期間であっても、両クラッチを介して実際に伝達されているトルクに対して略一致するなまし処理後の要求トルクに基づきクラッチの伝達トルクが制御される。このため、それぞれの伝達トルクは過剰な要求トルクに基づき増加方向にステップ的に制御されることなく、なまし処理後の要求トルクの増加と対応するように緩やかに増加方向に制御される。よって、クラッチの急接によるショックを防止した上で、変速中のアクセル踏み増しに起因するクラッチ滑りを抑制して円滑に変速を完了でき、良好な変速フィーリングを実現することができる。
請求項2の発明のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置によれば、請求項1に加えて、実トルクの立ち上がり特性が複数のトルク領域毎に異なるときに、各トルク領域での立ち上がり特性に対応して順次要求トルクをなまし処理するようにした。従って、このような実エンジントルクの立ち上がり特性でも、両クラッチトルクを適切に制御することができる。
実施形態のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置を示す全体構成図である。 実施形態のT/M−ECUへの実エンジントルク及び要求トルクの入力状況を示す制御ブロック図である。 第1実施形態のアクセル踏み増し時の要求トルクのフィルタ処理状況を示すタイムチャートである。 第2実施形態のアクセル踏み増し時の要求トルクのフィルタ処理状況を示すタイムチャートである。 従来技術のT/M−ECUへの実エンジントルク及び要求トルクの入力状況を示す制御ブロック図である。 従来技術のアクセル踏み増し時のクラッチトルクの制御状況を示すタイムチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明を具体化したデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置の第1実施形態を説明する。
図1は本実施形態のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置を示す全体構成図である。車両には走行動力源としてディーゼルエンジン(以下、エンジンという)1が搭載されている。エンジン1は、加圧ポンプによりコモンレールに蓄圧した高圧燃料を各気筒の燃料噴射弁に供給し、各燃料噴射弁の開弁に伴って筒内に噴射する所謂コモンレール式機関として構成されている。
エンジン1の出力軸1aは車両後方(図の右方)に突出し、自動変速機(以下、単に変速機という)2の入力軸2aに接続されている。変速機2は前進6段(1速段〜6速段)及び後退1段を備えており、エンジン1の動力は入力軸2aを介して変速機2に入力された後に、変速段に応じて変速されて出力軸2bから図示しない駆動輪側に伝達されるようになっている。
言うまでもないが、変速機2の変速段は上記に限ることなく任意に変更可能である。
変速機2は、所謂デュアルクラッチ式変速機として構成されている。当該デュアルクラッチ式変速機の詳細は、例えば特開2009−035168号公報などに記載されているため、本実施形態では概略説明にとどめる。このため、図1では変速機2を実際の機構とは異なる模式的な表現で示しており、以下の説明でも変速機2の構成及び作動状態を概念的に述べる。
周知のようにデュアルクラッチ式変速機は、奇数変速段と偶数変速段とを相互に独立した動力伝達系として設け、何れか一方で動力伝達しているときに他方を次に予測される次変速段に予め切り換えておくことで、動力伝達を中断することなく次変速段への切換を完了するシステムである。
即ち、図1に示すように、変速機2の入力軸2aにはクラッチC1を介して奇数変速段(1,3,5速段)からなる歯車機構G1が接続されると共に、同じくクラッチC2を介して偶数変速段(2,4,6速段)からなる歯車機構G2が接続され、これらの歯車機構G1,G2の出力側は上記した共通の出力軸2bに連結されている。
これにより変速機2は、相互に独立したクラッチC1及び歯車機構G1からなる動力伝達系とクラッチC2及び歯車機構G2からなる動力伝達系とを備えている。
ここで、変速機2内のスペース効率化のために両クラッチC1,C2は、奇数変速段側のクラッチC1を内周側とし、偶数変速段側のクラッチC2を外周側とした内外2重に配設されている。そこで、以下の説明では、奇数変速段側のクラッチC1をインナクラッチと称し、偶数変速段側のクラッチC2をアウタクラッチと称する。
インナクラッチC1及びアウタクラッチC2にはそれぞれ油圧シリンダ3が接続され、両油圧シリンダ3は電磁弁4が介装された油路5を介して油圧供給源6に接続されている。電磁弁4の開弁時には油圧供給源6から油路5を介して油圧シリンダ3に作動油が供給され、油圧シリンダ3が作動して対応するクラッチC1,C2が接続状態から切断状態に切り換えられる。一方、電磁弁4が閉弁すると、作動油の供給中止により油圧シリンダ3が作動しなくなることから、クラッチC1,C2は図示しないプレッシャスプリングにより切断状態から接続状態に切り換えられる。
なお、クラッチC1,C2のシステムはこれに限ることはなく,例えば駆動方式に関して油圧駆動に変えてエア駆動を採用してもよい。
また、変速機2の奇数変速段の歯車機構G1及び偶数変速段の歯車機構G2にはそれぞれギヤシフトユニット7が設けられている。図示はしないがギヤシフトユニット7は、歯車機構G1,G2内の各変速段に対応するシフトフォークを作動させる複数の油圧シリンダ、及び各油圧シリンダを作動させる複数の電磁弁を内蔵している。ギヤシフトユニット7は油路8を介して上記した油圧供給源6と接続されており、各電磁弁の開閉に応じて油圧供給源6からの作動油が対応する油圧シリンダに供給され、その油圧シリンダが作動してシフトフォークを切換操作すると、切換操作に応じて対応する歯車機構G1,G2の変速段が切り換えられる。
本実施形態の車両はトラックであるため2速発進を前提としており、車両の加減速時には2速段以上で各変速段がシフトアップ側或いはシフトダウン側に順次切り換えられる。この変速時において、基本的にインナクラッチC1及びアウタクラッチC2の断接状態は常に逆方向に切り換えられる。このため、一方のクラッチC1,C2の接続により対応する歯車機構G1,G2の何れかの変速段が達成されて動力伝達されているときには、他方のクラッチC1,C2が切断されることで対応する歯車機構G1,G2では何れの変速段も動力伝達していない状態にある。よって、他方の歯車機構G1,G2では、事前に次変速段(現在の変速段に隣接する高ギヤ側または低ギヤ側の変速段)に切り換えるプリセレクトが可能になり、その後に変速タイミングに至ると、インナクラッチC1及びアウタクラッチC2の断接状態を逆転させることにより動力伝達を中断することなく変速が完了する。
一方、車室内には、エンジン1の制御を司るE/G―ECU11及びクラッチ制御を含めた変速機2の制御を司るT/M−ECU12が設置され、それぞれ図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAMなど)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタなどを備えている。
E/G―ECU11の入力側には、エンジン1の回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ22、アクセルペダル26の操作量θaccを検出するアクセルセンサ27、車速Vを検出する車速センサ28などのセンサ類が接続されている。E/G―ECU11の出力側には、図示はしないが、エンジン1に付設されたコモンレール蓄圧用の加圧ポンプや各気筒の燃料噴射弁などのデバイス類が接続されている。
また、T/M−ECU12の入力側には、上記エンジン回転速度センサ22、車速センサ28が接続されると共に、インナクラッチC1及びアウタクラッチC2の出力側の回転速度Ncl, Nc2を検出するクラッチ回転速度センサ23、運転席に設けられたチェンジレバー9の切換位置を検出するレバー位置センサ24、及び歯車機構G1,G2の変速段を検出するギヤ位置センサ25などのセンサ類が接続されている。T/M−ECU12の出力側には、クラッチC1,C2の電磁弁4、ギヤシフトユニット7の各電磁弁などのデバイス類が接続されている。
なお、このようにエンジン1側と変速機2側とに個別にECU11,12を設けることなく、共通のECUによりエンジン1及び変速機2を共に制御するようにしてもよい。
例えばE/G―ECU11は、アクセルセンサ27により検出されたアクセル操作量θaccやエンジン回転速度センサ22により検出されたエンジン回転速度Neなどに基づき運転者の要求トルクを算出し、この要求トルクに基づいてコモンレールのレール圧や各気筒への燃料噴射量及び燃料噴射時期を算出する。そして、これらの算出値に基づき加圧ポンプを駆動制御すると共に、各気筒の燃料噴射弁を駆動制御して上記要求トルクを達成させながらエンジン1を運転させる。以下に述べるように運転者の要求トルクは、実エンジントルクと共にT/M−ECU12側で変速制御やクラッチ制御を実行するための指標として用いられる。そのためにE/G―ECU11は、エンジン回転速度Neや燃料噴射量などから実エンジントルクを算出し、これらの実エンジントルク及び要求トルクをT/M−ECU12側に出力する。
また、T/M−ECU12は、例えばレバー位置センサ24によりチェンジレバー9のDレンジ(ドライブレンジ)への切換が検出されているときには自動変速モードを選択し、アクセル操作量θacc及び車速センサ28により検出された車速Vに基づき、図示しないシフトマップから決定した目標変速段を達成すべく変速制御を実行すると共に、目標変速段への変速に先だって車両の加減速などから予測した次変速段へのプリセレクトを行う。
例えば車両加速時には、現変速段に隣接する高ギヤ側の変速段を次変速段として予測し、動力伝達を中断している歯車機構G1,G2の所定の電磁弁を開閉して油圧シリンダを作動させることで次変速段をプリセレクトする。その後、車両加速に伴って上昇中のエンジン回転速度Neが上記シフトマップ上の次変速段へのシフトアップ線を横切ると、油圧シリンダ3により目標変速段を有する側の歯車機構G1,G2のクラッチC1,C2を接続すると共に、他方のクラッチC1,C2を切断して目標変速段への変速を完了する。
このような変速時のクラッチ断接状態の逆転は、切断側のクラッチトルク(伝達トルク)を100-0%に連続的に低下させると共に、接続側のクラッチトルクを0-100%に連続的に増加させることで行われる。また、変速中のクラッチトルクは上記E/G―ECU11から入力される要求トルクに基づき制御され、例えば変速中にアクセルが踏み増しされると、要求トルクの増加に応じて双方のクラッチトルクが増加側に制御されてクラッチ滑りの抑制が図られる(変速中クラッチ制御手段)。
ところが、[発明が解決しようとする課題]で述べたように、そのままの要求トルクに基づきクラッチトルクを制御する特許文献1の技術では、変速中にアクセル踏み増しがなされたときに双方のクラッチトルクがステップ的に増加方向に設定されて、クラッチC1,C2の急接によりショックを発生させるという問題がある。本発明者は、この不具合の原因が、要求トルクに対する実エンジントルクの追従遅れに起因して、両クラッチC1,C2を介して伝達されているトルクが低いにも拘わらず、高い要求トルクに基づきクラッチトルクがステップ的に増加方向に制御される現象にあることを見出し、不具合の解消のためにはアクセル踏み増し時の要求トルクの増加を緩やかにする必要があるという知見に至った。
そこで、本実施形態では、E/G―ECU11側から入力される要求トルクの立ち上がりをフィルタ処理により緩慢化する対策を講じており、以下、当該対策について詳述する。
図2はT/M−ECU12への実エンジントルク及び要求トルクの入力状況を示す制御ブロック図である。上記のようにT/M−ECU12にはE/G―ECU11側から情報として実エンジントルクと運転者の要求トルクとが入力されている。図4に示す従来技術との比較から明らかなように、本実施形態ではT/M−ECU12にフィルタ回路29(フィルタ手段)が追加され、E/G―ECU11から入力される要求トルクがフィルタ回路29により処理され、処理後の要求トルク(以下、フィルタ後の要求トルクと称してフィルタ前の要求トルクと区別する)がクラッチトルクの制御に適用される。
フィルタ回路29は、以下に述べる特性に設定されている。
E/G―ECU11側では、運転者の要求トルクを達成するようにレール圧制御や燃料噴射制御を実行しているが、これらのエンジン制御の応答性に起因し、要求トルクに対して実エンジントルクは遅れをもって追従している。このため従来技術を示す図6のように、T/M−ECU12側では、変速中にアクセル踏み増しにより破線で示す要求トルクがステップ的に増加したとき、実線で示す実エンジントルクは追従せずに遅れをもって立ち上がり、両者間に過渡的に大きな差が生じてショック発生の要因となる。本実施形態では、このときの実エンジントルクの立ち上がり特性に基づき、この特性に近似して要求トルクをなまし処理できるようにフィルタ回路29の特性が設定されている。
実エンジントルクの立ち上がり特性の相違は、具体的には、立ち上がりの緩急(追従遅れの大小)や増加過程(例えば一次遅れに近似するか2次遅れに近似するか)などの違相であり、エンジン1の仕様(例えばディーゼルやガソリンなどの形式、吸排気系レイアウト、燃焼室形状など)に応じて異なる。このため本実施形態では立ち上がりの緩急に対しては、フィルタ回路29の時定数を適切に設定することで対応し、立ち上がりの増加過程に対しては、増加過程に近いフィルタ回路29の伝達関数を設定(図3では一次遅れフィルタとして設定)することで対応する。
但し、実エンジントルクに近似できるものであれば、フィルタ回路29の設定はこれに限るものではない。例えば、立ち上がりの緩急に対しては時定数で対応する他に、移動平均や単位時間当たりの増加量を限定するなど手法で対応してもよいし、増加過程に対しては、一次遅れフィルタに代えて二次遅れフィルタを用いてもよい。
以上のように設定されたフィルタ回路29により要求トルクがなまし処理されることにより、変速中にアクセルの踏み増しがなされると、E/G―ECU11側から入力される要求トルクはステップ的に増加するものの、図3のタイムチャートに破線で示すようにフィルタ後の要求トルクは、実線で示す実エンジントルクの立ち上がり特性に近似するようにより緩やかに増加する。
これは、変速中において要求トルクに対して実エンジントルクが追従遅れを生じている期間であっても、両クラッチC1,C2を介して実際に伝達されているトルク(即ち、実エンジントルク)に対して略一致する指標(即ち、フィルタ後の要求トルク)に基づきクラッチトルクが制御されることを意味する。結果として双方のクラッチトルクは、過剰な要求トルクに基づき増加方向にステップ的に制御されることなく、フィルタ後の要求トルクの増加と対応するように緩やかに増加方向に制御される。これによりクラッチC1,C2の急接によるショックを防止した上で、変速中のアクセル踏み増しに起因するクラッチ滑りを抑制して円滑に変速を完了でき、良好な変速フィーリングを実現することができる。
また、以上の説明から明らかなように、従来技術の制御装置に比較してT/M−ECU12にフィルタ回路29を追加するだけであり、E/G―ECU11の出力情報(実エンジントルク及び要求トルク)は何ら変更していない。このためE/G―ECU11を仕様変更する必要は一切なく、T/M−ECU12側にフィルタ回路29を追加するだけの小変更により対応でき、最小限のコストで実施することができる。
ところで、上記のようにエンジン1には種々の仕様があり、例えばエンジンアウトの排ガス特性の改善に重点をおいて、実エンジントルクの立ち上がり特性を多段化した仕様も存在する。図4はこのようなエンジン仕様において変速中にアクセル踏み増しがなされたときの実エンジントルクの立ち上がり特性を示すタイムチャートである。
実エンジントルクの立ち上がり特性は切換点Tを境界として2つのトルク領域に区分されており、実線で示すように実エンジントルクはアクセル踏み増しの開始から切換点Tに達するまでの領域E1で急激に増加し、切換点Tを越えた領域E2では緩やかに増加する。このような立ち上がり特性は、切換点T以上の領域E2での急激に実エンジントルクを増加させると甚だしい排ガス特性の悪化を招くことを考慮した対策である。そして、図中に二点差線で示した第1実施形態のフィルタ後の要求トルクでは、切換点Tを境界とする双方の領域E1,E2で要求トルクを実エンジントルクに近似させることはできない。そこで、以上の点を考慮した対策を第2実施形態として以下に説明する。
[第2実施形態]
本実施形態のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置の構成は、図1,2に基づき述べた第1実施形態のものと同様であり、相違点はフィルタ回路29の機能にある。そこで、共通する構成の箇所は同一部材番号を付して説明を省略し、相違点であるフィルタ回路29の機能について詳述する。
本実施形態のフィルタ回路29は、上記切換点Tを境界とする双方の領域E1,E2の実エンジントルクの立ち上がり特性に基づき、2種のフィルタ特性が設定されている。具体的にはフィルタ回路29は、切換点T未満の領域E1での実エンジントルクの急激な増加に近似して要求トルクをなまし処理する第1の時定数、及び切換点T以上の領域E2での実エンジントルクの緩やかな増加に近似して要求トルクをなまし処理する第2の時定数が設定され、これらの時定数を任意に切換可能に構成されている。フィルタ回路29の時定数の切換は切換点Tを閾値として実行され、切換点T未満の領域E1では第1の時定数が用いられ、切換点T以上の領域E2では第2の時定数が用いられる。
結果として図4に破線で示すように、フィルタ後の要求トルクは領域E1で急激に増加し、領域E2ではより緩やかに増加し、何れの領域E1,E2でも要求トルクは実線で示す実エンジントルクの立ち上がり特性に近似して増加することになる。従って、このような実エンジントルクの立ち上がり特性の場合においても、変速中にアクセル踏み増しがなされたときに双方のクラッチトルクを適切に制御でき、もって両クラッチC1,C2の断接状態をショックなく円滑に逆転して良好な変速フィーリングを実現することができる。
なお、本実施形態では、実エンジントルクの2段階の立ち上がり特性に対応してフィルタ回路29に2種の時定数を設定したが、エンジン仕様に応じて実エンジントルクの立ち上がり特性が3段階以上になる場合には、それに応じて時定数を設定すればよい。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、走行動力源としてディーゼルエンジン1を車両に搭載したが、走行動力源はこれに限ることはなく任意に変更可能であり、例えばガソリンエンジンや電動モータに変更してもよい。
1 エンジン(走行動力源)
12 T/M−ECU(変速中クラッチ制御手段)
29 フィルタ回路(フィルタ手段)
C1,C2 クラッチ
G1,G2 歯車機構
E1,E2 領域

Claims (2)

  1. 複数の変速段からなる一対の歯車機構をそれぞれクラッチを介して走行動力源側と接続し、一方のクラッチを接続して対応する一方の歯車機構の変速段を介した動力伝達中に他方の歯車機構を予め次変速段に切り換えるプリセレクトを実行し、該プリセレクト後に上記両クラッチの断接状態を逆転させて上記次変速段への切換を完了するデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置において、
    上記クラッチの断接状態を逆転させる変速中に、上記走行動力源の制御に適用される運転者の要求トルクに基づき両クラッチの伝達トルクをそれぞれ制御して、切断側のクラッチの伝達トルクを連続的に低下させ、接続側のクラッチの伝達トルクを連続的に増加させると共に、該変速中のアクセル踏み増しによる上記要求トルクの増加に応じて、クラッチ滑りを防止すべく上記両クラッチの伝達トルクを増加方向に制御する変速中クラッチ制御手段と、
    上記アクセル踏み増しによる要求トルクの増加に対して遅れをもって追従する上記走行動力源の実トルクの立ち上がり特性と近似するように、上記要求トルクをなまし処理するフィルタ手段とを備え、
    上記変速中クラッチ制御手段は、上記フィルタ手段によるなまし処理後の要求トルクに基づき上記両クラッチの伝達トルクを制御することを特徴とするデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置。
  2. 上記フィルタ手段は、上記走行動力源の実トルクの立ち上がり特性が複数のトルク領域毎に異なるとき、各トルク領域での立ち上がり特性に対応して順次上記要求トルクをなまし処理することを特徴とする請求項1記載のデュアルクラッチ式自動変速機の制御装置。
JP2011196407A 2011-09-08 2011-09-08 デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置 Active JP5580268B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011196407A JP5580268B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置
PCT/JP2012/072732 WO2013035784A1 (ja) 2011-09-08 2012-09-06 デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011196407A JP5580268B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013057373A true JP2013057373A (ja) 2013-03-28
JP5580268B2 JP5580268B2 (ja) 2014-08-27

Family

ID=47832224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011196407A Active JP5580268B2 (ja) 2011-09-08 2011-09-08 デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5580268B2 (ja)
WO (1) WO2013035784A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9341260B2 (en) 2014-05-21 2016-05-17 Hyundai Motor Company Shift control method for DCT vehicle
CN107208788A (zh) * 2016-01-13 2017-09-26 爱信Ai株式会社 车用双离合式变速器的控制装置
CN107539302A (zh) * 2016-06-27 2018-01-05 现代自动车株式会社 用于具有dct的车辆的换挡控制方法
US9862389B2 (en) 2015-10-08 2018-01-09 Hyundai Motor Company Shifting control method for vehicle
CN107763201A (zh) * 2016-08-19 2018-03-06 上海汽车集团股份有限公司 滑行降挡工况下双离合变速器的换挡控制方法及控制装置
US10352376B2 (en) 2016-07-15 2019-07-16 Hyundai Motor Company Clutch control method of vehicle

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170441A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Hitachi Ltd 自動変速機の発進クラッチ制御装置,その制御方法および自動変速装置
JP2009127792A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Nissan Motor Co Ltd 車両の変速制御装置
JP2009299878A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Toyota Motor Corp 車両の制御装置および制御方法
JP2011005962A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Honda Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2011047511A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Yamaha Motor Co Ltd 複式クラッチ変速機の制御装置及び複式クラッチ変速機の制御方法
JP2011105022A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp ハイブリッド自動車の変速制御装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170441A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Hitachi Ltd 自動変速機の発進クラッチ制御装置,その制御方法および自動変速装置
JP2009127792A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Nissan Motor Co Ltd 車両の変速制御装置
JP2009299878A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Toyota Motor Corp 車両の制御装置および制御方法
JP2011005962A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Honda Motor Co Ltd 車両の制御装置
JP2011047511A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Yamaha Motor Co Ltd 複式クラッチ変速機の制御装置及び複式クラッチ変速機の制御方法
JP2011105022A (ja) * 2009-11-12 2011-06-02 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp ハイブリッド自動車の変速制御装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9341260B2 (en) 2014-05-21 2016-05-17 Hyundai Motor Company Shift control method for DCT vehicle
US9862389B2 (en) 2015-10-08 2018-01-09 Hyundai Motor Company Shifting control method for vehicle
CN107208788A (zh) * 2016-01-13 2017-09-26 爱信Ai株式会社 车用双离合式变速器的控制装置
CN107539302A (zh) * 2016-06-27 2018-01-05 现代自动车株式会社 用于具有dct的车辆的换挡控制方法
US10352376B2 (en) 2016-07-15 2019-07-16 Hyundai Motor Company Clutch control method of vehicle
CN107763201A (zh) * 2016-08-19 2018-03-06 上海汽车集团股份有限公司 滑行降挡工况下双离合变速器的换挡控制方法及控制装置
CN107763201B (zh) * 2016-08-19 2019-12-24 上海汽车集团股份有限公司 滑行降挡工况下双离合变速器的换挡控制方法及控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013035784A1 (ja) 2013-03-14
JP5580268B2 (ja) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374726B2 (ja) クラッチ制御装置およびμ補正係数算出方法
US7534195B2 (en) Method of controlling a vehicle and system of controlling the same
JP5580268B2 (ja) デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置
US9765886B2 (en) Control system and control method for vehicle
US9981663B2 (en) Control device for vehicle
US20140228172A1 (en) Hydraulic pressure control device for transmission
US7976432B2 (en) Sequential automatic transmission
JP2011002007A (ja) 自動変速機の変速制御装置および変速制御方法
JP2005172148A (ja) 自動車、及びその制御装置、並びにその駆動力伝達装置
JP2002021883A (ja) クラッチ制御装置
JP2007333129A (ja) 自動変速機の制御装置
JP5930541B2 (ja) 電気自動車の変速制御装置
JP2007239832A (ja) 自動車の制御装置および自動車の制御方法
JP5260227B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御方法
JP2014098452A (ja) 電気自動車の変速制御装置
JP5692919B2 (ja) デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置
JP2012002299A (ja) 車両の動力伝達制御装置
JP2006347408A (ja) 自動車の制御装置,自動車の制御方法、および自動車
JP5835573B2 (ja) 自動変速機のクラッチ制御装置
JP5752375B2 (ja) 車両用変速機の摩擦係合要素のトルク特性マップ修正装置
JP5496056B2 (ja) デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置
JP2013057375A (ja) デュアルクラッチ式自動変速機の制御装置
JP5880828B2 (ja) 自動変速機のクラッチ制御装置
JP3845555B2 (ja) 自動変速機の制御装置および制御方法
JP2016217439A (ja) クラッチ伝達トルク学習制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5580268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250