JP2013056630A - 列車運行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両故障が発生した際における運転整理に要する時間の短縮化を図ることができる列車運行管理システムを得る。
【解決手段】列車運行管理装置1は、重篤度fが格納された重篤度データベース15と、故障コードdを受信した際、列車で発生した故障の度合に対応した重篤度fを出力する重篤度出力部14と、列車の運行計画変更指示である運転整理情報が格納された運転整理情報データベース16と、重篤度出力部14からの重篤度fに対応した運転整理情報gを運転整理情報データベース16から読み出してダイヤ監視・変更卓3へ通知する運転整理情報通知部13とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、列車の運行状況に応じて列車を追跡して運行管理を行う列車運行管理システムに関する。
近年の鉄道車両には、その制御システムやサービス機器の動作状態の制御および監視を行うモニタ装置に代表される列車情報管理装置が搭載され、この列車情報管理装置は、乗務員の負荷低減や乗客に対するサービス向上に寄与している。列車情報管理装置は、車両機器の状態を乗務員へ詳細に報知することができるため、例えば、車両故障が発生した場合、乗務員は、列車情報管理装置を利用することによって故障が発生した原因や車両の状態を把握することができる。また、車両故障が発生した場合、地上側の運行指令室には、自動または手動で、車両故障の発生が通知される。
ここで、運行指令室内の指令員は、列車の乗務員との無線通話により、車両故障の内容や応急処置の内容を相互にやり取りし、復旧にあたるのが一般的である。一方、車両故障を原因とし当該列車の運行が正常に行えなくなった場合には、他列車のダイヤの乱れが発生することが当然予想される。そのため、車両故障の発生した当該列車だけでなく、当該列車の走行する線区全体の運転整理を速やかに行い、ダイヤの乱れを最小限とする必要がある。なお、運転整理とは、車両故障、悪天候などのさまざまな要因により、運行中に行う当日の運行計画(列車ダイヤや、車両および乗務員に関する運行計画など)を変更することをいう。ところが、車両故障の程度により、どの程度の乱れが予想されるかは、ベテラン指令員による判断に委ねられている。
従来では、列車の故障状態やその情報を運行指令室で把握するためには、乗務員からの無線通話に頼ることが一般的であったが、近年では、列車情報管理装置の機能を用いて地上側で遠隔監視する方式が提案されている(例えば下記特許文献1)。下記特許文献1に示される従来技術は、列車情報管理装置が車両故障に関する情報(故障情報)を列車搭載機器から収集し、列車に搭載された送受信装置がこの故障情報を地上側へ伝送し、地上側の計算機が列車から伝送された故障情報を処理するように構成されている。
特開平05−056506号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される従来技術は、列車に搭載された送受信装置などを用いることによって故障情報を自動的に地上の運行指令室に伝送することは可能であるが、車両故障によるダイヤの乱れ予測や運転整理に関しては従来同様にベテラン指令員の経験や判断に頼らざるをえないため、車両故障が発生した際における運転整理に要する時間を短縮化してダイヤの乱れを早急に解消するというニーズに対応することが困難という課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両故障が発生した際における運転整理に要する時間の短縮化を図ることができる列車運行管理システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、列車に搭載され、この列車に搭載された装置およびサービス機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、地上側に配設され前記列車情報管理装置から送信された前記列車情報に基づいて列車の運行制御を行う列車運行管理装置とを備えた列車運行管理システムであって、前記列車情報には、前記列車で発生した故障内容を表す故障コードが含まれ、前記列車運行管理装置は、前記列車で発生した故障の度合を示す重篤度が前記故障コードに対応付けて格納された重篤度データベースと、前記故障コードを受信した際、前記列車で発生した故障の度合を判断し、この故障の度合に対応した重篤度を前記重篤度データベースから読み出して出力する重篤度出力部と、前記列車の運行計画変更指示である運転整理情報が前記重篤度に対応付けて格納された運転整理情報データベースと、前記重篤度出力部からの前記重篤度に対応した運転整理情報を前記運転整理情報データベースから読み出して所定の表示部へ通知する運転整理情報通知部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、車両故障が発生した列車からの故障情報を用いて車両故障の重篤度を判断し、その重篤度に応じて必要な運転整理情報を自動的に提示するようにしたので、車両故障が発生した際における運転整理に要する時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムの車上側装置の構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムの地上側装置の構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムにおける情報の流れを示す図である。 図4は、故障の度合いを判断するためのフロー図である。 図5は、運転整理情報の一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2にかかる車上側装置の構成図である。 図7は、本発明の実施の形態2にかかる地上側装置における情報の流れを示す図である。 図8は、本発明の実施の形態3にかかる車上側装置の構成図である。 図9は、本発明の実施の形態3にかかる地上側装置における情報の流れを示す図である。
以下に、本発明にかかる列車運行管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムの車上側装置の構成図であり、図2は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムの地上側装置の構成図であり、図3は、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムにおける情報の流れを示す図である。
実施の形態1にかかる列車運行管理システムは、図1に示される車上側装置と図2に示される地上側装置100とから成る。図1に示される列車(鉄道車両21)には、車上ネットワーク伝送路25に接続された列車情報管理装置22、モニタ表示器23、および車上側情報送受信装置24が搭載されている。
列車情報管理装置22は、車上ネットワーク伝送路25に接続された列車搭載機器(図示せず)の動作状態を管理および監視するほか、この動作状態を列車情報(故障コードdや、後述する機器情報eおよび復旧情報nなどが含まれる)として、車上側情報送受信装置24およびモニタ表示器23へ送信する。例えば、列車搭載機器に故障が発生した場合、列車情報管理装置22では、各機器からの故障情報mが収集される。列車情報管理装置22は、この故障情報mに基づいて、故障機器の故障コードdや機器情報eを、モニタ表示器23および車上側情報送受信装置24へ送信する。
モニタ表示器23は、列車編成内の運転台および乗務員室などに設置され、列車情報管理装置22から提供された列車情報の内容を表示する機能のほかに、乗務員からの入力操作を受け付ける。モニタ表示器23には、例えば、故障内容や故障発生部位が表示される。
車上側情報送受信装置24は、無線通信により、地上側情報送受信装置10に列車情報を伝送する。なお、車上側情報送受信装置24および地上側情報送受信装置10は、列車運行管理装置1と列車情報管理装置22との間で情報を伝送可能な無線手段であればよく、その方法は問わない。例えば列車無線による通信のほか、ミリ波を用いた通信手段などが考えられる。
図2において、地上側装置100は、列車に対して遠隔地に存在する地上施設(例えば運行指令室)内に設けられている。地上施設としては、その線区もしくは地区における列車の運行を集中的に取扱う指令室、または鉄道車両21のメンテナンスを取扱う工場もしくは車両基地等の検修現場などが考えられるが、駅または派出所等の運転現場であっても構わない。
地上側装置100は、地上ネットワーク伝送路8を介して接続される列車運行管理装置1、CTC(Centralized Traffic Control)装置6、在線表示・手動制御卓2、列車情報サーバ4、およびダイヤ監視・変更卓3などで構成されている。
CTC装置6は、CTC回線9を介して、信号機・軌道回路等の連動装置7からの情報を集約する。この情報は、信号機の状態を示す情報、軌道回路の落下や扛上など軌道回路の状態を示す情報などであり、CTC装置6は、この情報をCTC情報cとして列車運行管理装置1などへ送信する。また、CTC装置6は、列車運行管理装置1からのCTC制御情報b(連動装置7などを制御する信号)受信した場合、このCTC制御情報bに基づいて連動装置7を制御する。
列車運行管理装置1は、CTC装置6から得られたCTC情報cおよびダイヤ情報データベース12から得られたダイヤ情報aに基づき、当該線区の各列車の在線する位置を示す列車在線情報jや、軌道回路を制御するCTC制御情報bを作成する。
列車情報サーバ4は、列車情報管理装置22からの故障コードdを受信した際、列車運行管理装置1、CTC装置6、およびダイヤ監視・変更卓3などから得られた情報に基づき、鉄道車両21に対して送信すべき列車乗務員支援情報(図示せず)を作成して、列車に送信する。
在線表示・手動制御卓2は、列車在線情報jを表示すると共に、必要に応じて信号機等への手動制御入力を行うためのものである。ダイヤ監視・変更卓3は、列車ダイヤ情報を表示する共に、必要に応じてダイヤ情報の変更入力を行うためのものである。例えば、指令員などによってダイヤ変更が行われた場合、ダイヤ監視・変更卓3から列車情報サーバ4に対してダイヤ変更情報hが送信され、列車情報サーバ4から列車運行管理装置1には要求指示kが送信される。
地上側情報送受信装置10は、車上側情報送受信装置24との間で相互に列車情報を送受信する。例えば、地上側情報送受信装置10は、車上側情報送受信装置24からの故障コードdを、地上ネットワーク伝送路8を介して列車運行管理装置1などに伝送する。
情報送受信インタフェース5は、列車情報サーバ4と地上側情報送受信装置10との間に配設され、地上システムと車上側装置との間で送受信される列車情報を伝送するためのインタフェースである。在線表示・手動制御卓2は、列車の在線表示や信号機の手動制御入力を行う。
なお、図1および図2に示される列車運行管理システムは、一例であり、本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理装置1は、これらの列車運行管理システムを一部変更したシステムにも適用可能である。
次に、図3を用いて、列車運行管理システムにおける情報の流れを説明する。図3に示される列車運行管理装置1は、列車追跡制御部11、ダイヤ情報データベース12、運転整理情報通知部13、重篤度出力部14、重篤度データベース15、および運転整理情報データベース16を有して構成されている。
列車追跡制御部11は、CTC情報cを基にして、列車運行管理装置1内に記録されたダイヤ情報aや各種定数を参照して列車追跡を行い、この列車追跡に基づいてCTC制御情報bを生成してCTC装置6へ出力する。また、列車追跡制御部11は、列車追跡により得られた列車在線情報jを列車情報サーバ4へ送信する。
重篤度データベース15には、鉄道車両21で発生した故障の度合を表す重篤度fが故障コードdと対応付けて設定されている。重篤度出力部14は、列車情報サーバ4を介して、列車情報に含まれる故障コードdを取り込み、この故障コードdに対応する重篤度fを重篤度データベース15から読み出して、運転整理情報通知部13へ送信する。
運転整理情報データベース16には、運転整理の内容である運転整理情報gが重篤度fに対応付けて設定されている。運転整理情報通知部13は、重篤度出力部14からの重篤度fを受信した際、運転整理情報gを運転整理情報データベース16から読み出してダイヤ監視・変更卓3へ通知する。
図4は、故障の度合いを判断するためのフロー図である。図4には、軽微の故障、軽度の故障、中度の故障、重度の故障といった故障の度合いが示されている。図4に示されるフローの各ステップは、鉄道車両21で発生した故障内容から予測される判断内容であり、この判断内容に従って、軽微の故障、軽度の故障、中度の故障、重度の故障といった重篤度fが導出される。従って、故障コードdの値が分かれば重篤度fを求めることが可能である。
以下、図4に示されるフローを説明する。鉄道車両21において故障が発生した際に(ステップS10)、故障した機器が2重系(冗長系)の機器である場合には(ステップS11,Yes)、重篤度fとして軽度の故障と判断することができる(ステップS17)。また、ステップS11において、故障した機器が冗長系の機器ではないと判断された場合(ステップS11,No)であっても、編成内の同種類の機器において1つの機器のみ故障している場合(ステップS13,Yes)、重篤度fとして軽微の故障と判断することができる(ステップ14)。
また、ステップS11において、故障した機器が冗長系の機器ではないと判断された場合(ステップS11,No)であっても、自動復旧が可能なとき(ステップS12,Yes)、重篤度fとして軽度の故障と判断することができる(ステップS17)。
その他、軽度の故障と判断することができる例としては、自動復旧が困難な場合(ステップS12,No)であっても、営業運行が可能なとき(ステップS15,Yes)、軽度の故障と判断することができる(ステップS17)。なお、自動復旧は、例えば過電圧によって過負荷リレーが動作した際、鉄道車両21において自動的に過負荷リレーが自動的にリセットされるような場合である。
また、営業運行が不可能なとき(ステップS15,No)、または2以上の機器が故障であるとき(ステップS13,No)であっても、応急処置が短時間で完了するようなとき(ステップS16,Yes)、軽度の故障と判断することができる(ステップS17)。例えば、所定の車両に搭載されたVVVF装置の1ユニットが故障した場合でも、このユニットを開放して他のユニットによって運転をすることにより、鉄道車両21が現場に停止する時間が最小限で済むような場合である。
重篤度fとして中度の故障と判断される場合としては、応急処置が短時間で完了しない場合(ステップS16,No)であっても、処理手順がマニュアル化されているとき(ステップS18,Yes)、中度の故障と判断することができる(ステップS20)。
また、処理手順がマニュアル化されていない場合(ステップS18,No)であっても、自力走行の見込みがあるとき(ステップS19,Yes)、中度の故障と判断することができる(ステップS20)。例えば、VVVF装置の1ユニットが故障した場合、この
ユニットを開放運転とすることができるものの、鉄道車両21が現場に停止する時間がやや長くなる見込みであり、かつ、マニュアル化されていない場合、鉄道車両21からの指示により自力走行の見込みがあるときには中度の故障と判断することができる。
自力走行の見込みがない場合(ステップS19,No)には重篤度fとして重度の故障と判断することができる(ステップS21)。例えば、緊急ブレーキが作動した後にブレーキを緩解(ブレーキシリンダ圧力を開放して制動状態を解除すること)することができない場合、列車は現場に停止せざるをえない状態などである。
図5は、運転整理情報gの一例を示す図であり、図5には、重篤度出力部14で判定される重篤度fと、この重篤度fに対応した運転整理情報gの具体的な内容が示されている。
例えば、重度の故障と判定する目安は、例えば復旧見込みがない場合である。中度の故障と判定する目安は、例えば復旧見込みはあるが復旧までに長時間を要する場合である。軽度の故障と判定する目安は、例えば短時間で復旧する場合である。軽微の故障と判定する目安は、例えば自動復旧可能な場合や2重系の機器において故障が発生した場合などである。
図5に示される運転整理情報gは、図5の上側に示されるように、停止時間による提案、自力走行可否により提案されるもの、車両交換の要否により提案されるものなどがある。これらの運転整理情報gは、重篤度fに対応付けられており、予め運転整理情報データベース16に記録されており、運転整理情報通知部13からダイヤ監視・変更卓3に対して通知されて、ダイヤ監視・変更卓3に視覚化して表示される。
例えば、重度の故障が発生した場合には、故障を生じた列車が現場に停止する時間が長いため、当該列車が走行している区間における他の列車を停止させるだけでなく、より広範囲の区間における列車も停止させるときがある。また、重度の故障が発生した場合には、駅間に停止した列車を近傍の駅に停止させて乗客の降車を行う場合もある。また、重度の故障が発生した際、復旧後の自力走行が不可である場合、後続列車による救援手配を速やかに行う必要があるため、後続列車への指示の他、場合によっては現場に対して駅や近傍の職場からの要員派遣が必要である。さらに、自力走行後に営業運転が不可能な場合、当該故障車両と交換される被交換車両を手配する必要があるほか、当該故障車両を車両基地へ回送する手段を検討する必要がある。
このように重度の故障が発生した場合、ダイヤ監視・変更卓3には、停止時間による提案として例えば「広範囲な抑止」というメッセージが表示され、自力走行可否による提案として例えば「救援手配」や「社員の派遣・停電手配」というメッセージが表示され、車両交換の提案として例えば「車両交換手配」というメッセージが表示される。なお、「車両交換手配」というメッセージには、より具体的な内容として「被交換車両の手配」や「故障車両の回送」などのメッセージを付加してもよい。
中度の故障が発生した場合には、当該列車が走行している区間における他の列車を停止させるときがある。このように中度の故障が発生した場合、ダイヤ監視・変更卓3には、停止時間による提案として、例えば「近傍線区の抑止」というメッセージが表示され、車両交換の提案として例えば「車両交換手配」または「車両交換なし」というメッセージが表示される。
軽度の故障が発生した際、車両故障が早期に復旧しあるいは停止時間が短い場合には、抑止の範囲を限定するか、場合によっては抑止の必要がない。このように軽度の故障が発生した場合には、ダイヤ監視・変更卓3には、停止時間による提案として例えば「抑止なし」というメッセージが表示され、車両交換の提案として例えば「車両交換手配」または「車両交換なし」というメッセージが表示される。軽微な故障が発生した場合も同様であり、以下説明を省略する。
なお、運転整理情報gは、車両故障の当該車両が現場に停止する時間の長短、復旧後の自力走行の可否、自力走行後における営業運転の可否、などの観点で作成される。運転整理情報gは、ダイヤ監視・変更卓3を通じて指令員が適宜変更可能である。
以下動作を説明する。列車情報管理装置22から出力された故障コードdは、車上側情報送受信装置24、地上側情報送受信装置10、情報送受信インタフェース5、および列車情報サーバ4を介して列車運行管理装置1に伝送される。列車運行管理装置1内の重篤度出力部14は、故障コードdに対応した重篤度fを重篤度データベース15から読し、読み出された重篤度fは、運転整理情報通知部13へ送信される。運転整理情報通知部13は、重篤度出力部14からの重篤度fに対応した運転整理情報gを運転整理情報データベース16から読み出し、読み出された運転整理情報gは、ダイヤ監視・変更卓3へ送信され、ダイヤ監視・変更卓3の表示部(図示せず)には、図5に示されるような運転整理情報gが表示される。
以上に説明したように、実施の形態1にかかる列車運行管理システムは、列車に搭載された装置およびサービス機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置22と、地上側に配設され列車情報管理装置22から送信された列車情報に基づいて列車の運行制御を行う列車運行管理装置1とを備えた列車運行管理システムであって、列車情報には、列車で発生した故障内容を表す故障コードdが含まれ、列車運行管理装置1は、列車で発生した故障の度合を示す重篤度fが故障コードdに対応付けて格納された重篤度データベース15と、故障コードdを受信した際、列車で発生した故障の度合を判断し、この故障の度合に対応した重篤度fを重篤度データベース15から読み出して出力する重篤度出力部14と、列車の運行計画変更指示である運転整理情報が重篤度fに対応付けて格納された運転整理情報データベース16と、重篤度出力部14からの重篤度fに対応した運転整理情報gを運転整理情報データベース16から読み出して所定の表示部(ダイヤ監視・変更卓3)へ通知する運転整理情報通知部13と、を備えるようにしたので、ダイヤ乱れによる混乱を最小限とすることができる。従来技術では故障情報を自動的に地上側装置100に伝送されるものの、その後、乗務員と指令員との間で無線通話による車両故障の状態把握が行われ、復旧見通し案の策定や運転整理案の作成などのステップが必要であった。ただし、指令員と乗務員との無線通話で得られる情報は極めて限定されたものであるため、復旧見通しが短時間では正確に行うことができない場合がある。本発明の実施の形態1にかかる列車運行管理システムによれば、車両故障によるダイヤ乱れの要因として、現場に停止する時間や自力走行可否という観点に着目して車両故障の重篤度fを判断し、予め用意された運転整理案である運転整理情報gを自動的に提案するように構成されているため、指令員が迅速に運転整理の判断を行うことが可能となる。また、従来では、車両故障発生時における指令員の判断ミスによって列車の運行が抑止されてしまうこともあったが、実施の形態1にかかる列車運行管理システムによれば、車両故障の重篤度fを正確に判定することができるため、指令員は適切な運転整理を行うことができ、ダイヤの乱れを最小限に抑えることが可能となる。その結果、輸送品質の向上を図ることが可能となる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる車上側装置の構成図であり、図1との違いは、列車情報管理装置22が、故障コードdだけでなく、機器情報eも出力している点である。また、図7は、本発明の実施の形態2にかかる地上側装置100における情報の流れを示す図であり、図3との違いは、重篤度出力部14に故障コードdだけでなく機器情報eも入力され、重篤度出力部14に重篤度修正部14aが設けられている点である。
実施の形態1にかかる重篤度出力部14は、故障コードdに基づいて重篤度fを判定するように構成されているが、実施の形態2にかかる重篤度出力部14は、故障コードdおよび機器情報eを用いて重篤度f’を判定するように構成されている。このように構成すれば、より正確な重篤度f’を判定することが可能である。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図6に示される機器情報eは、例えば、2号車の所定のブレーキ制御装置におけるブレーキシリンダ圧力の値や3号車の所定のブレーキ制御装置におけるブレーキシリンダ圧力の値など、鉄道車両21に搭載された各機器の状態を具体的に表す情報である。
一方、故障コードdは、列車情報管理装置22において機器の故障(故障情報m)が検出されたときに出力される情報である。例えば、緊急ブレーキが作動した後に、一部の鉄道車両21のブレーキを緩解することができない場合、ブレーキ制御装置から故障情報mが出力され、列車情報管理装置22では、この故障情報mに基づいて故障コードdが生成される。このとき列車情報管理装置22では、ブレーキ制御装置からの故障情報mによって、自力走行の見込みが無いと判断されて、重度の故障を示す故障コードdが生成される場合もある。ところが、ブレーキシリンダ圧力の値が最大値ではなく所定の閾値を僅かに上回っているために故障コードdが出力された可能性もある。この場合、自力走行の見込みがあるため、故障の度合としては、重度ではなく中度と判定したほうが望ましい。
そこで、実施の形態2にかかる重篤度出力部14は、故障コードdを受信した際、故障コードdを用いて故障の度合を判定した後に、機器情報eを用いてこの故障の度合を修正し重篤度f’として出力する。具体的に説明すると、機器情報eが、例えば2号車の所定のブレーキ制御装置におけるブレーキシリンダ圧力の値であると仮定する。故障コードdを用いて判定された故障の度合が「重度の故障」のとき、重篤度出力部14は、判定された故障の度合(重度の故障)に対応した重篤度fを重篤度データベース15から読み出す。ここで、機器情報eの値が、所定の閾値(例えばブレーキシリンダ圧力の場合、その最大値の50%の値)を僅かに上回る値(例えば最大値の60%の値など)である場合、重篤度修正部14aは、この値と重篤度修正部14aに予め設定されていた判定値(例えば最大値の65%の値)と比較する。この例の場合、判定値よりも機器情報eの値が下回っているため、重篤度出力部14は、故障の度合が自力走行可能なものと判断し、この故障の度合に対応した重篤度f’を重篤度データベース15から読み出し、重篤度fの代わりに新たな重篤度f’を出力する。なお、上記説明では、判定値の一例としてブレーキシリンダ圧力を用いたが、判定値は、機器の種類毎に重篤度修正部14aへ設定されているものとする。
そして、運転整理情報通知部13は、実施の形態1と同様に、重篤度出力部14からの重篤度f’に対応した運転整理情報gを運転整理情報データベース16から読み出してダイヤ監視・変更卓3へ通知する。従って、ダイヤ監視・変更卓3には、上記例で言えば、重度の故障に対応した運転整理情報gの代わりに、中度の故障に対応した運転整理情報gの内容が表示される。その結果、ダイヤ監視・変更卓3の表示内容を確認した指令員は、この運転整理情報gに従って適切な運転整理を行うことが可能となる。重度の故障が発生した場合には、復旧見込みがないためにダイヤ乱れが広範囲の線区に波及する恐れがあるが、中度の故障が発生した場合には、ダイヤ乱れを近傍の線区のみに留めることが可能である。
以下動作を説明する。列車情報管理装置22から出力された故障コードdおよび機器情報eは、車上側情報送受信装置24、地上側情報送受信装置10、情報送受信インタフェース5、および列車情報サーバ4を介して列車運行管理装置1に伝送される。列車運行管理装置1内の重篤度出力部14では、故障コードdおよび機器情報eに対応した重篤度f’が重篤度データベース15から読み出され、読み出された重篤度f’は、運転整理情報通知部13へ送信される。運転整理情報通知部13では、重篤度出力部14からの重篤度f’に対応した運転整理情報gが運転整理情報データベース16から読み出され、読み出された運転整理情報gは、ダイヤ監視・変更卓3へ送信され、ダイヤ監視・変更卓3の表示部(図示せず)には運転整理情報gが表示される。なお、ダイヤ監視・変更卓3には、運転整理情報gの他に機器情報eを表示することも可能である。
以上に説明したように、実施の形態2にかかる列車運行管理システムは、列車情報には、故障コードdの他に、列車に搭載された装置およびサービス機器の状態を表す機器情報eが含まれ、重篤度出力部14は、故障の度合に対応した重篤度fを読み出した後に、機器情報eの値を所定の判定値と比較することによって新たな故障の度合を判定してこの故障の度合に対応した新たな重篤度f’を重篤度データベース15から読み出して、既に読み出された重篤度fの代わりにこの新たな重篤度f’を運転整理情報通知部13へ出力する重篤度修正部14aを有するように構成されているため、所定の表示部であるダイヤ監視・変更卓3には、実施の形態1よりも実態に即した運転整理情報gが表示される。その結果、指令員は実施の形態1よりもより適切な運転整理を行うことが可能となる。
実施の形態3.
図8は、本発明の実施の形態3にかかる車上側装置の構成図であり、図1との違いは、列車情報管理装置22が、故障コードdだけでなく、鉄道車両21に搭載された装置およびサービス機器の故障が解消されことを表す復旧情報nも出力している点である。また図9は、本発明の実施の形態3にかかる地上側装置100における情報の流れを示す図であり、図3との違いは、重篤度出力部14に故障コードdだけでなく復旧情報nも入力されている点である。
実施の形態1にかかる重篤度出力部14は、故障コードdに基づいて重篤度fを判定するように構成されているが、実施の形態3にかかる重篤度出力部14は、故障コードdを用いて重篤度fを判定すると共に、列車情報管理装置22からの復旧情報nダイヤ監視・変更卓3へ通知するように構成されている。以下、実施の形態1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
図8に示される復旧情報nは、例えば、鉄道車両21に搭載される機器の故障が解消されたことによって、列車情報管理装置22への故障情報mの入力が停止した際に列車情報管理装置22から出力される。この復旧情報nを受信した重篤度出力部14は、復旧情報nを運転整理情報通知部13へ伝達し、運転整理情報通知部13は、運転整理情報gと共に、運転整理情報通知部13からの復旧情報nをダイヤ監視・変更卓3へ通知する。その結果、ダイヤ監視・変更卓3には、運転整理情報gと共に、鉄道車両21に搭載される機器の故障が解消された旨のメッセージが表示されるため、指令員は、迅速に運転整理の対応を採ることができ、ダイヤの乱れを最小限に抑えることが可能となる。
以下動作を説明する。列車情報管理装置22から出力された故障コードdは、車上側情報送受信装置24、地上側情報送受信装置10、情報送受信インタフェース5、および列車情報サーバ4を介して列車運行管理装置1に伝送される。列車運行管理装置1内の重篤度出力部14では、故障コードdに対応した重篤度fが重篤度データベース15から読み出され、読み出された重篤度fが運転整理情報通知部13へ送信される。
その後、故障が解消されたとき、列車情報管理装置22から出力された復旧情報nは、運転整理情報通知部13に受信され、ダイヤ監視・変更卓3には、運転整理情報gおよび復旧情報nが通知される。その結果、ダイヤ監視・変更卓3の表示部(図示せず)には、運転整理情報gと共に復旧情報nが表示される。なお、実施の形態3にかかる復旧情報nの通知動作は、実施の形態2にも適用可能である。
以上に説明したように、実施の形態3にかかる列車運行管理システムは、列車情報には、故障コードdの他に、列車に搭載された装置およびサービス機器の故障が解消されことを表す復旧情報nが含まれ、重篤度出力部14は、復旧情報nを受信したとき、重篤度fに対応した運転整理情報gと共に復旧情報nを所定の表示部(ダイヤ監視・変更卓3)へ通知するように構成されている。従って、ダイヤ監視・変更卓3には、ダイヤの乱れを復旧させるための運転整理情報gが表示されるため、ダイヤの乱れを最小限に抑えることが可能となる。
なお、実施の形態3にかかかる復旧情報nには、営業運転の継続の可否を示す営業運転継続可否情報(図示せず)を含めるように構成してもよい。この営業運転継続可否情報は、列車情報管理装置22において復旧情報nに含めた形で生成され、重篤度出力部14を介して運転整理情報通知部13に取り込まれる。この復旧情報nを受信した運転整理情報通知部13は、ダイヤ監視・変更卓3にこの復旧情報nを通知する。その結果、ダイヤ監視・変更卓3の表示部(図示せず)には、ダイヤの乱れを復旧させるための運転整理情報gと共に、営業運転継続可否情報が表示される。すなわち、実施の形態3にかかかる列車運行管理システムは、復旧情報nには、営業運転の継続の可否を表す営業運転継続可否情報が含まれ、運転整理情報通知部13は、この営業運転継続可否情報を含む復旧情報nを受信したとき、この復旧情報nをダイヤ監視・変更卓3へ通知するように構成されている。
この営業運転継続可否情報が「不可能」を示す情報である場合、指令員は、故障が発生した鉄道車両21を近隣の退避可能駅に収容し、あるいは当該車両の交換を行うなどの措置をとることができる。また、営業運転継続可否情報が「不可能」を示す情報である場合、指令員は、営業運転を再開するための運転整理を迅速に実施することができる。その結果、ダイヤの乱れを最小限に抑えることが可能である。
また、実施の形態1〜3に示した列車運行管理システムは、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、列車運行管理システムに適用可能であり、特に、車両故障が発生した際における運転整理に要する時間の短縮化を図ることができる発明として有用である。
1 列車運行管理装置
2 在線表示・手動制御卓
3 ダイヤ監視・変更卓(所定の表示部)
4 列車情報サーバ
5 情報送受信インタフェース
6 CTC装置
7 連動装置
8 地上ネットワーク伝送路
9 CTC回線
10 地上側情報送受信装置
11 列車追跡制御部
12 ダイヤ情報データベース
13 運転整理情報通知部
14 重篤度出力部
14a 重篤度修正部
15 重篤度データベース
16 運転整理情報データベース
21 鉄道車両
22 列車情報管理装置
23 モニタ表示器
24 車上側情報送受信装置
25 車上ネットワーク伝送路
100 地上側装置
a ダイヤ情報
b CTC制御情報
c CTC情報
d 故障コード
e 機器情報
f、f’ 重篤度
g 運転整理情報
h ダイヤ変更情報
j 列車在線情報
k 要求指示
m 故障情報
n 復旧情報

Claims (4)

  1. 列車に搭載され、この列車に搭載された装置およびサービス機器の制御および監視を行って列車情報を管理する列車情報管理装置と、地上側に配設され前記列車情報管理装置から送信された前記列車情報に基づいて列車の運行制御を行う列車運行管理装置とを備えた列車運行管理システムであって、
    前記列車情報には、前記列車で発生した故障内容を表す故障コードが含まれ、
    前記列車運行管理装置は、
    前記列車で発生した故障の度合を示す重篤度が前記故障コードに対応付けて格納された重篤度データベースと、
    前記故障コードを受信した際、前記列車で発生した故障の度合を判断し、この故障の度合に対応した重篤度を前記重篤度データベースから読み出して出力する重篤度出力部と、
    前記列車の運行計画変更指示である運転整理情報が前記重篤度に対応付けて格納された運転整理情報データベースと、
    前記重篤度出力部からの前記重篤度に対応した運転整理情報を前記運転整理情報データベースから読み出して所定の表示部へ通知する運転整理情報通知部と、
    を備えたことを特徴とする列車運行管理システム。
  2. 前記列車情報には、前記故障コードの他に、前記列車に搭載された装置およびサービス機器の状態を表す機器情報が含まれ、
    前記重篤度出力部は、前記故障の度合に対応した重篤度を読み出した後に、前記機器情報の値を所定の判定値と比較することによって新たな故障の度合を判定してこの故障の度合に対応した新たな重篤度を前記重篤度データベースから読み出して、既に読み出された重篤度の代わりにこの新たな重篤度を前記運転整理情報通知部へ出力する重篤度修正部を有することを特徴とする請求項1に記載の列車運行管理システム。
  3. 前記列車情報には、前記故障コードの他に、前記列車に搭載された装置およびサービス機器の故障が解消されことを表す復旧情報が含まれ、
    前記重篤度出力部は、前記復旧情報を受信したとき、前記重篤度に対応した運転整理情報と共に前記復旧情報を前記所定の表示部へ通知することを特徴とする請求項1または2に記載の列車運行管理システム。
  4. 前記復旧情報には、営業運転の継続の可否を表す営業運転継続可否情報が含まれ、
    前記運転整理情報通知部は、この営業運転継続可否情報を含む復旧情報を受信したとき、この復旧情報を前記所定の表示部へ通知することを特徴とする請求項3に記載の列車運行管理システム。
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