JP2013050588A - 眼鏡フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で確実にリムを保持できる眼鏡フレームを提供すること。
【解決手段】厚さ方向に沿ってリム10に貫通孔11,14が貫通形成され、ヨロイ20(リム保持部材)に突設されるピン21,24が貫通孔11,14に貫設される。ピン21,24の先端側と一体の係止部23,26がリム10の厚さ方向端面に沿って移動されることで、リム10は、係止部23,26とヨロイ20との間でピン21,24を介して挟持される。このときの係止部23,26の移動の方向と、挟持されたリム10が係止部23,26に付与する荷重の方向とが同一線上にないので、係止部23,26を外れ難くできる。また、ピン21,24を介してヨロイ20と係止部23,26とにリム10が挟持されるので、リム10をガタつき難くでき、ヨロイ20にリム10を確実に保持できる。
【選択図】図2
【解決手段】厚さ方向に沿ってリム10に貫通孔11,14が貫通形成され、ヨロイ20(リム保持部材)に突設されるピン21,24が貫通孔11,14に貫設される。ピン21,24の先端側と一体の係止部23,26がリム10の厚さ方向端面に沿って移動されることで、リム10は、係止部23,26とヨロイ20との間でピン21,24を介して挟持される。このときの係止部23,26の移動の方向と、挟持されたリム10が係止部23,26に付与する荷重の方向とが同一線上にないので、係止部23,26を外れ難くできる。また、ピン21,24を介してヨロイ20と係止部23,26とにリム10が挟持されるので、リム10をガタつき難くでき、ヨロイ20にリム10を確実に保持できる。
【選択図】図2
Description
本発明は眼鏡フレームに関し、特に、簡単な構成で確実にリムを保持できる眼鏡フレームに関するものである。
従来より、レンズやリムを保持する眼鏡フレームとして、レンズやリムに孔部を貫通形成し、この孔部に眼鏡フレームに突設されたビスを挿通し、そのビスの先端にナットを締結することによりレンズやリムを保持するものが知られている。しかし、ビスに締結されたナットが緩み易いという問題がある。
そこで、ビス及びナットを使用しないで、レンズやリムに貫通形成された孔部に、眼鏡フレームに突設されたピンを差し込むことによりレンズやリムを保持する技術がある。例えば、特許文献1には、レンズやリムに貫通形成した孔部に、眼鏡フレームに突設されたスリット付きの筒ピンを差し込み、その筒ピンの中に抜け止め部材を反対側から押し込む技術が開示されている。特許文献1に開示される技術では、抜け止め部材によって筒ピンを押し広げることにより筒ピンが孔部に圧接され、レンズやリムが眼鏡フレームに保持される。
しかしながら、特許文献1に開示される技術(特許文献1の第1実施の形態から第7実施の形態)では、レンズやリムに貫通形成された孔部に筒ピンが圧接されることでレンズやリムが眼鏡フレームに保持されるので、レンズやリムは、孔部の内壁に筒ピンの外周が圧接される部分を中心に、眼鏡フレームに対して揺動し易い。孔部の内壁に筒ピンの外周が圧接される部分の面積は小さい(点接触に近い)からである。そのため、眼鏡フレームに保持されたレンズやリムがガタつき易いという問題点があった。
また、特許文献1に開示される技術(特許文献1の第1実施の形態から第6実施の形態)では、抜け止め部材が押し込まれて押し広げられた筒ピンは、その反作用として、抜け止め部材を押し戻そうとする荷重を抜け止め部材に付与する。抜け止め部材を筒ピンに押し込む方向と、筒ピンが抜け止め部材に付与する荷重の方向とが同一線上にあるので、筒ピンに押し込まれた抜け止め部材が押し戻され易い。筒ピンに押し込まれた抜け止め部材が押し戻されると、筒ピンの広がりが小さくなるため、孔部に差し込まれた筒ピンと孔部とに隙間が生じる。隙間が生じると、眼鏡フレームに保持されたレンズやリムがガタつき易く、レンズやリムが眼鏡フレームから外れ易いという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で確実にリムを保持できる眼鏡フレームを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の眼鏡フレームによれば、レンズが保持されるリムにレンズの厚さ方向に沿って貫通孔が貫通形成される。貫通孔には、リムを保持するリム保持部材に突設されるピンが貫設される。ピンの先端側と一体に形成またはピンと別部材として形成される係止部がリムの厚さ方向端面に沿って移動されることで、リムは、係止部とリム保持部材との間でピンを介して挟持される。即ち、リム保持部材との間にリムが挟持されるときの係止部の移動の向きは、リムの厚さ方向端面に沿う方向である。一方、リムは、係止部とリム保持部材との間に挟持されることの反作用により、ピンに沿う向きに係止部に荷重を付与する。このように、リムが挟持されるときの係止部の移動の方向と、挟持されたリムが係止部に付与する荷重の方向とが同一線上にないので、係止部を貫通孔から外れ難くできる。これにより、簡単な構成で確実にリムを保持できる効果がある。
また、リムの厚さ方向に貫設されるピンを介してリム保持部材と係止部とにリムが挟持されるので、リム保持部材に対してリムをガタつき難くできる。これにより、リムを確実に保持できる効果がある。
請求項2記載の眼鏡フレームによれば、リムの厚さ方向端面における貫通孔の所定箇所より係止部が幅広に設定され、係止部はリムの厚さ方向端面を圧接するものである。係止部は、ピンの先端側と一体に形成またはピンの先端側とリムの厚さ方向端面との間に挟装されるものであり、ピンは先端側が鍔状に形成されるものである。これにより請求項1の効果に加え、ピンを単純な形状にすることができ、ピンの先端側の微細加工を省略できる効果がある。
請求項3記載の眼鏡フレームによれば、リム保持部材にリムを保持するときは、まず、貫通孔の大径部に係止部を挿通する。大径部に連設された小径部は、大径部および係止部より幅狭に設定されると共にピンの基部側が嵌挿されるので、次に、小径部にピンを相対移動させると、ピンの先端側と一体に形成される係止部が、小径部の周囲のリムの厚さ方向端面を圧接する。これにより請求項1又は2の効果に加え、リム保持部材にリムを簡易に保持できる効果がある。
請求項4記載の眼鏡フレームによれば、小径部は大径部の上側に連設されているので、眼鏡を装用したときに、大径部に対し小径部は重力方向の上側に位置する。眼鏡を装用してリムに重力が作用したときに、係止部を大径部の方向に移動し難くできる。これにより請求項3の効果に加え、眼鏡を装用しているときに、係止部が小径部からずれて大径部から外れてしまうことを防止できる効果がある。
請求項5記載の眼鏡フレームによれば、貫通孔は、リムの複数箇所に貫通形成されるものであり、ピンは、貫通孔の位置に対応してリム保持部材の複数箇所に突設されるものであるので、請求項1から4のいずれかの効果に加え、リムの貫通孔にピンが貫設された状態で、リム保持部材に対するリムの相対回転を防止できる効果がある。
請求項6記載の眼鏡フレームによれば、リム保持部材の複数箇所に突設されるピンは、ピンの基部側より太く設定されると共に、ピンの先端側と一体に形成されリムの厚さ方向端面を圧接する係止部をそれぞれ備えている。また、リムの複数箇所に貫通形成される貫通孔は、係止部が挿通される大径部と、その大径部に連設されると共に大径部および係止部より幅狭に設定され、ピンの基部側が嵌挿される小径部とをそれぞれ備えている。それら小径部は、互いに平行状または同一線上に位置するので、リム保持部材にリムを保持するときに、まず、貫通孔の大径部に係止部を挿通し、次に小径部にピンを相対移動させると、ピンの先端側と一体に形成される係止部が、小径部のそれぞれの周囲のリムの厚さ方向端面を圧接する。これにより請求項5の効果に加え、リム保持部材にリムを簡易に保持できる効果がある。
請求項7記載の眼鏡フレームによれば、隠蔽部材は係合部により貫通孔またはピンの先端側と係合し、貫通孔に貫設されるピンの先端側が隠蔽部材により隠蔽される。これにより請求項1から6のいずれかの効果に加え、貫通孔に貫設されたピンの先端側がリムの厚さ方向端面に露呈することを防止でき、リムを美麗にできる効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1実施の形態における眼鏡フレーム1を説明する。図1(a)は第1実施の形態における眼鏡フレーム1の正面図であり、図1(b)は左のリム10(図1(a)右側)の正面図であり、図1(c)は図1(b)のIc−Ic線におけるリム及びレンズの断面図である。図1(a)に示すように眼鏡フレーム1は、レンズ2を保持する左右のリム10と、左右のリム10の内側を相互に連結するブリッジ3と、左右のリム10の外側に取着されるヨロイ20とを備えて構成されている。ヨロイ20は、装用者の側頭部に装着されるテンプル4が連設されている。なお、レンズ2は、視力矯正用の度付きレンズ、サングラス用の着色レンズ等、種々のレンズを採用できる。
リム10は、レンズ2の周りを囲む縁を形成するための部材であり、TR90等のナイロン系樹脂、ポリカーボネート、NXT樹脂等の合成樹脂により形成される。図1(b)に示すように、リム10の外側(図1(b)右側)の略中央の2箇所に長孔状の貫通孔11,14が形成されている。貫通孔11,14は、ヨロイ20の背面側に突設されたピン21,24が挿通される部位であり、上下方向の2箇所に並設されている。また、リム10の内側(図1(b)左側)の上側に、ブリッジ3の背面側に突設されたピン3a,3bが挿通される貫通孔17,18が2箇所に形成されている。
図1(c)に示すように、リム10は板状に形成されており、リム10の板状の内周縁10aがレンズ2の外周に形成された溝2aに嵌挿されることでリム10にレンズ2が保持される。これにより、リム10に対してレンズ2の着脱を容易に行うことができる。また、レンズ2を保持するリム10にブリッジ3やヨロイ20が連結されるので、ブリッジ3やヨロイ20をレンズ2に連結する場合(リムレスタイプ)と比較して、ブリッジ3やヨロイ20によって装用者の視野が狭くなることが防止される。また、リム10をデザインすることにより眼鏡フレーム1の装飾性を向上できる。
次に図2を参照して、眼鏡フレーム1の組立方法について説明する。図2は眼鏡フレーム1の分解斜視図である。なお、図2は左のリム10(図1(a)右側)の背面側左斜め上から見た状態を図示しており、リム10の内側およびテンプル4の長手方向の図示を省略している。テンプル4は、ヨロイ20の側面からリム10の外周面(コバ面)10bの外側を通ってリム10の背面10c側に延設されている。
ヨロイ20は、眼鏡フレーム1のフロント両端を形成するための部材であり、略直方体の塊状に形成され、背面20aの上下2箇所にピン21,24が突設されている。ピン21,24は、ヨロイ20の背面20aに立設される軸部22,25と、その軸部22,25の先端側が拡がって鍔状に形成される係止部23,26とを備えている。軸部22,25はピン21,24の基部側を構成する部位であり、円筒状に形成されている。係止部23,26は軸部22,25より太く設定され軸部22,25と一体に形成されている。
リム10は、リム10の厚さ方向に亘って貫通孔11,14が貫通形成されている。貫通孔11,14は、ピン21,24の位置に対応してリム10の外側の2箇所に形成されており、係止部23,26に対応して位置する大径部12,15と、その大径部12,15の上側にそれぞれ連設された小径部13,16とを備え、全体として上側が幅狭の長孔状に形成されている。
大径部12,15は、ピン21,24の先端側の係止部23,26及びピン21,24の基部側の軸部22,25が挿通される部位であり、係止部23,26の太さより少し大きめに形成されている。小径部13,16は軸部22,25が挿通される一方、係止部23,26がリム10の背面側の厚さ方向端面(背面10c)と係合される部位であり、大径部12,15及び係止部23,26より幅狭に形成されると共に、軸部22,25が嵌挿される幅に設定されている。また、2つの貫通孔11,14の小径部13,16は、同一線上に位置している。
リム10にヨロイ20を装着して眼鏡フレーム1を組み立てるときは、ピン21,24の係止部23,26を貫通孔11,14の大径部12,15に挿通した後、リム10の背面側の厚さ方向端面(背面10c)に沿ってピン21,24の係止部23,26を貫通孔11,14の小径部13,16に向かって移動(スライド)させる。2つの貫通孔11,14の小径部13,16は同一線上に位置しているので、ピン21,24の軸部22,25がスムーズに小径部13,16に嵌挿され、リム10の背面10cにおける小径部13,16の縁部にピン21,24の係止部23,26が係合する。これにより、ピン21,24を介して係止部23,26とヨロイ20との間でリム10が挟持される。
また、貫通孔11,14はリム10の2箇所に貫通形成されるものであり、ピン21,24は貫通孔11,14の位置に対応してヨロイ20の2箇所に突設されているので、リム10の貫通孔11,14(小径部13,16)にピン21,24(軸部22,25)が貫設された状態で、ヨロイ20に対するリム10の相対回転を防止できる。
また、小径部13,16は大径部12,15の上側に連設されているので、装用者が眼鏡(眼鏡フレーム1)を装用したときに、大径部12,15に対し小径部13,16は重力方向の上側に位置する。これにより、装用者が眼鏡(眼鏡フレーム1)を装用してリム10に重力が作用したときに、大径部12,15の方向に係止部23,26をずれ難くすることができる。その結果、装用中に大径部12,15から係止部23,26が外れてしまうことを防止できる。
また、図2に示すように、眼鏡フレーム1は、ヨロイ20が装着されるリム10の反対面(背面10c)に装着される隠蔽部材30を備えている。隠蔽部材30は、貫通孔11,14に貫設されるピン21,24の先端側を隠蔽するための部材であり、略直方体の塊状に形成されている。隠蔽部材30は、リム10に形成された貫通孔11,14と係合する係合部31,32が突設されている。係合部31,32が貫通孔11,14に嵌挿されることにより、隠蔽部材30がリム10の背面10cに装着される。これにより、貫通孔11,14及び貫通孔11,14に貫設されたピン21,24の先端側(係止部23,26)がリム10の厚さ方向端面(背面10c)に露呈することを防止でき、リム10を美麗にできる。
次に図3を参照して、リム10とヨロイ20との連結構造について説明する。図3は図1のIII−III線における眼鏡フレーム1の断面図である。なお、リム10とブリッジ3(図1(a)参照)とを連結する構造は、リム10とヨロイ20とを連結する構造と同様であるので、以下の説明を省略する。
図3に示すように、ヨロイ20は、リム10の厚さ方向(図3左右方向)に亘って貫通形成された貫通孔11,14に、ヨロイ20の背面20aに突設されたピン21,24が貫設されることにより、リム10に連結される。ピン21,24は、リム10の厚さより少し短めに形成された円筒状の軸部22,25と、軸部22,25の先端側が拡径されて幅広の鍔状に形成される係止部23,26とを備え、ヨロイ20の上下2箇所に突設されている。係止部23,26はピン21,24の先端に向かうにつれ軸部22,25から漸次拡径する傾斜部23a,26aを備えており、軸部22,25はリム10の厚さより少し短めに形成されている。
そのため、係止部23,26をリム10に沿ってスライドさせるときは、傾斜部23a,26aの傾斜によって係止部23,26を小径部13,16(図2参照)にスムーズに導くことができる。また、リム10の厚さ方向端面(背面10c)における貫通孔11,14(小径部13,16)の縁部に係止部23,26(傾斜部23a,26a)が圧接され、リム10は、ヨロイ20の背面20aと係止部23,26(傾斜部23a,26a)との間にピン21,24を介して挟持される。これにより、ヨロイ20に対してリム10をガタつき難くでき、リム10はヨロイ20に確実に保持される。
また、ヨロイ20の背面20aと係止部23,26(傾斜部23a,26a)との間でリム10を挟持して眼鏡フレーム1を組み立てるときの係止部23,26の移動の向きは、小径部13,16の長手方向であり(図2参照)、リム10の厚さ方向端面に沿う方向(図3上下方向)である。一方、リム10は、係止部23,26とヨロイ20との間に挟持されることの反作用により、ピン21,24に沿う向き(図3左右方向)に係止部23,26(傾斜部23a,26a)に荷重を付与する。このように、リム10が挟持されるときの係止部23,26の移動の方向(図3上下方向)と、挟持されたリム10が係止部23,26に付与する荷重の方向(図3左右方向)とが同一線上にないので、係止部23,26を貫通孔11,14から外れ難くできる。これにより、簡単な構成で確実にリム10を保持できる。
また、ピン21,24はヨロイ20の上下2箇所に突設されているので、これらのピン21,24と同じ太さの1本のピンを用いてリム10を保持する場合と比較して、機械的強度を向上できる。さらにヨロイ20の上下2箇所に突設させたピン21,24を介して、ヨロイ20の背面20aとピン21,24の係止部23,26(傾斜部23a,26a)との間でリム10を挟持することにより、ヨロイ20がリム10に対してピン21,24を中心に揺動することを防止できる。その結果、リム10に対するヨロイ20のガタつきを防止できる。
隠蔽部材30は、貫通孔11,14に嵌挿され係合される係合部31,32と、その係合部31,32の上側(図3上側)の根元にそれぞれ凹設される凹部33,34とを備えている。凹部33,34は、貫通孔11,14に貫設されるピン21,24の先端側(係止部23,26)を受け入れるための部位であり、リム10の厚さ方向端面(背面10c)に貫通孔11,14から突出する係止部23,26の先端を受け入れるだけの広さと深さとを有している。隠蔽部材30は凹部33,34を備えているので、隠蔽部材30が、係止部23,26によってリム10の厚さ方向端面(背面10a)から浮き上がることが防止され、リム10に装着された隠蔽部材30のガタつきを防止できる。
次に図4を参照して、第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、ヨロイ20がリム10の正面10d側に装着される場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、ヨロイ120がリム10の背面10c側に装着される場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分は、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図4は第2実施の形態における眼鏡フレーム101の分解斜視図である。図4は左のリム10(図1(a)右側)の背面側左斜め上から見た状態を図示しており、リム10の内側およびテンプル4の長手方向の図示を省略している。
ヨロイ120は、正面120aの上下2箇所にピン21,24が突設されており、テンプル4は、ヨロイ120の側面からリム10の背面10c側に延設されている。ヨロイ120に突設されたピン21,24をリム10の背面10c側から正面10d側に向かって貫通孔11,14に挿通し、係止部23,26と小径部13,16とが係合されることによりリム10がヨロイ120に保持される。隠蔽部材30の係合部31,32をリム10の正面10d側から貫通孔11,14に嵌挿することにより、隠蔽部材30がリム10の正面10d側に装着されると共に、隠蔽部材30がリム10に装着される。これにより、貫通孔11,14及び貫通孔11,14に貫設されたピン21,24の先端側がリム10の厚さ方向端面(正面10d)に露呈することを防止でき、リム10を美麗にできる。
次に図5を参照して、第3実施の形態について説明する。第1実施の形態および第2実施の形態では、貫通孔11,14がリム10の複数箇所に貫通形成され、その貫通孔11,14に対応する位置に複数本のピン21,24がヨロイ20,120に突設される場合について説明した。これに対し第3実施の形態では、貫通孔211及びピン221が、リム210及びヨロイ220の各1箇所に形成される場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分は、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図5は第3実施の形態における眼鏡フレーム201の分解斜視図である。図5は左のリム(図1(a)右側)の背面側左斜め上から見た状態を図示しており、リム210の内側およびテンプル4の長手方向の図示を省略している。
ヨロイ220は、背面220aの略中央にピン221が突設されている。ピン221は、ヨロイ220の背面220aに立設される軸部222と、その軸部222の先端側が拡がって鍔状に形成される係止部223とを備えている。軸部222は軸に直交する断面が矩形状(多角形状)に形成されており、係止部223は軸部222より太く設定され軸部222と一体に形成されている。
リム210は、リム210の厚さ方向に亘って貫通孔211が貫通形成されている。貫通孔211はリム210の外側の1箇所に形成されており、係止部223が挿通される大径部212と、その大径部212の上側に連設されると共に軸部222が嵌挿される小径部213とを備え、全体として上側が幅狭の長孔状に形成されている。
リム210にヨロイ220を装着して眼鏡フレーム201を組み立てるときは、ピン221の係止部223を貫通孔211の大径部212に挿通した後、リム210の背面側の厚さ方向端面(背面210c)に沿ってピン221の係止部223を貫通孔211の小径部213に向かって移動(スライド)させる。リム210の背面210cにおける小径部213の縁部にピン221の係止部223が係合されると、ピン221を介して係止部223とヨロイ220との間でリム210が挟持される。
貫通孔211の小径部213に、軸に直交する断面が矩形状に形成される軸部222が嵌挿されるので、貫通孔211及びピン221がリム210及びヨロイ220の各1箇所に形成される場合であっても、リム210の貫通孔211(小径部213)にピン221(軸部222)が貫設された状態で、ヨロイ220に対するリム210の相対回転を防止できる。これにより、ピン221及び貫通孔211をヨロイ220及びリム210の複数箇所に設けることを不要にできる。
次に図6を参照して、第4実施の形態について説明する。第3実施の形態では、貫通孔211及びピン221がリム210及びヨロイ220の各1箇所に形成される場合に、ピン221(軸部222)の断面を多角形状にすることにより、ヨロイ220に対するリム210の相対回転を防止するものを説明した。これに対し第4実施の形態では、リム310の外周面310bの一部が切欠された切欠部312をリム310に設け、テンプル4の基部を切欠部312に係合させることによって、ヨロイ320に対するリム310の相対回転を防止する場合について説明する。
また、第1実施の形態から第3実施の形態では、軸部22,25,222(ピン21,24,221)と一体の鍔状に形成された係止部23,26,223とヨロイ20,120,220との間でリム10,110,210を挟持する場合について説明した。これに対し第4実施の形態では、ピン321とは別部材として形成される係止部331を用い、その係止部331とヨロイ320との間でリム310を挟持する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分は、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図6は第4実施の形態における眼鏡フレーム301の分解斜視図である。図6は左のリム(図1(a)右側)の正面側右斜め上から見た状態を図示しており、リム310の内側およびテンプル4の長手方向の図示を省略している。
ヨロイ320は、背面320aの略中央に突設されるピン321を備えている。ピン321は、ヨロイ320の背面320aに立設される筒状の軸部322と、その軸部322の先端に鍔状に一体形成されると共に先端に向かって漸次拡径する鍔部323とを備えている。
リム310は、リム310の厚さ方向に亘って貫通孔311が貫通形成されている。貫通孔311は、リム310の外側の略中央の1箇所に形成されており、ピン321の鍔部323の太さより少し大きめに形成されることでピン321が挿通される。なお、リム310の厚さ方向における貫通孔311の長さは、ピン321の軸部322の長さと略同一に形成されているので、リム310の正面310dからピン321を貫通孔311に挿通すると、リム310の厚さ方向端面(背面310c)からピン321の鍔部323が突出する。
また、リム310は、リム310の外周面310bの一部がリム310の厚さ方向に亘って切欠形成される切欠部312が、貫通孔311と並設されている。切欠部312は、ヨロイ320に突設されたピン321が貫通孔311に挿通されるときに、ヨロイ320の外側に延設されたテンプル4の基部が係合される部位である。
隠蔽部材330は、貫通孔311に貫設されるピン321の先端側を隠蔽するための部材であり、略直方体の塊状に形成されている。隠蔽部材330は、底面330aから正面330bに亘って開口形成される係合部331と、その係合部331の周囲の正面330bに形成される係止部332とを備えている。係合部331は、ピン321が貫通孔311に挿通されたときにリム310の厚さ方向端面(背面310c)に突出するピン321の鍔部323と係合する部位である。また、係止部332は、鍔部323と係合部331とを係合させたときにリム310の厚さ方向端面(背面310c)に圧接される部位である。
係合部331は、隠蔽部材330の底面330aと正面330bとの稜線330cの略中央に開口形成され鍔部323が導入される開口部331aと、開口部331aから隠蔽部材330の上側に向かって形成され、開口部331aから導入された鍔部323を受け入れる凹欠部331bと、凹欠部331bの終端で正面110bの略中央に形成され鍔部323が係止される終端部331cとを備えている。係合部331は、拡径形成されるピン321の鍔部323の形状に応じて、隠蔽部材330の正面330bから背面330dに向かって拡幅するように切欠形成されている。
リム310にヨロイ320を装着して眼鏡フレーム301を組み立てるときは、ピン321を貫通孔311に挿通した後、隠蔽部材330の係止部332をリム310の背面310cに圧接しつつ、リム310の背面310cから突出した鍔部323を隠蔽部材330の開口部331a(係合部331)に導入する。隠蔽部材330をリム310の背面310cに沿って移動(スライド)させ、凹欠部331bから終端部331cに鍔部323を移動させる。これにより、ピン321を介して係止部332(隠蔽部材330)とヨロイ320との間でリム310が挟持される。さらに、リム310の貫通孔311に挿入されたピン321に加え、リム310に形成された切欠部321とテンプル4の基部とが係合することにより、ヨロイ320に対するリム310の相対回転を防止できる。
また、隠蔽部材330は、係止部332の略中央に、ピン321の鍔部323と係合する係合部331が凹設されているので、リム310の背面310cから突出した鍔部323を係合部332に導入すれば、隠蔽部材330の係止部332がリム310の背面310cに圧接される。係止部332及びヨロイ320によるリム310の挟持と、隠蔽部材330によるピン321の隠蔽とを同時に行うことができるので、眼鏡フレーム301の組立作業性に優れると共に、鍔部323(ピン321)がリム310の背面310cに露呈することを防止しリム310を美麗にできる。
次に図7を参照して、第5実施の形態について説明する。第4実施の形態では、ピン321の先端側に形成された鍔部323に、係止部332が形成された隠蔽部材330を係合させて、ヨロイ320と係止部332との間でリム310を挟持する場合について説明した。これに対し第5実施の形態では、ピン421に形成された孔部421aに係止部422を係合させて、ヨロイ420と係止部422との間でリム410を挟持する場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分は、同一の符号を付して以下の説明を省略する。図7は第5実施の形態における眼鏡フレーム401の分解斜視図である。図7は左のリム(図1(a)右側)の背面側左斜め上から見た状態を図示しており、リム410の内側およびテンプル4の長手方向の図示を省略している。
ヨロイ420は、背面420aの略中央に突設されるピン421を備えて構成されている。ピン421は、ヨロイ420の背面420aに立設される筒状の軸部422と、その軸部422の軸方向に対し交差して軸部422に貫通形成された孔部423とを備えている。孔部423は、内周壁が一端から他端に向かって漸次縮径している。
リム410は、リム410の厚さ方向に亘ってピン421が挿通される貫通孔411が貫通形成されている。貫通孔411は、リム410の外側の略中央の1箇所に形成されており、その大きさはピン421が嵌挿される大きさである。なお、ピン421に形成される孔部423の位置は、ピン421を貫通孔411に挿通してヨロイ420の背面420aがリム410の正面410dに当接したときに、孔部423がリム410の背面410cに現れるように設定されている。
また、リム410には、リム410の外周410bの一部がリム410の厚さ方向に亘って切欠形成される切欠部412が貫通孔411の外側に並設されている。切欠部412は、ヨロイ420に突設されたピン421が貫通孔411に挿通されるときに、ヨロイ420の外側に延設されたテンプル4の基部が係合される部位である。
係止部424は、ピン421に形成される孔部423に嵌挿されて外周面がリム410の背面410cに圧接される部材であり、孔部423の形状に応じて軸方向の先端に向かって漸次縮径されている。ピン421を貫通孔411に挿通して、ヨロイ420の背面420aがリム410の正面410dに当接したときにリム410の背面410cに現れるピン421の孔部423に先端側から嵌挿される。
リム410にヨロイ420を装着して眼鏡フレーム401を組み立てるときは、ピン421を貫通孔411に挿通した後、リム410の背面410cに突出したピン421の孔部423に係止部424を嵌挿しつつ、リム410の背面410cに係止部424の外周面を圧接する。これにより、ピン421を介して係止部424とヨロイ420との間でリム410が挟持される。以上のような簡易な構成でヨロイ420にリム410が保持されるので、簡易に眼鏡フレーム401を組み立てることができる。さらに、リム410の貫通孔411に挿入されたピン421に加え、リム410の切欠部412とテンプル4の基部とが係合することにより、ヨロイ420に対するリム410の相対回転を防止できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記実施の形態で挙げた数値(例えば貫通孔11,14,17,18,211,311,411及びピン3a,3b,21,24,221,321,421の数)や形状(例えばヨロイ20,120,220,320,420の形状)は一例であり、他の数値や形状を採用することは当然可能である。
上記各実施の形態では、レンズ2の全周をリム10,210,310,410が囲むフルリムタイプの眼鏡フレーム1,101,201,301,401について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、レンズ2の周りを部分的に囲むセミリムタイプ(ブロウバーやアンダーリム等)の眼鏡フレームに適用することは当然可能である。
上記各実施の形態では、眼鏡フレーム1,101,201,301,401のヨロイ20,120,220,320,420とリム10,210,310,410とを接合する構造について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ブリッジ3とリム10,210,310,410とを接合する場合に同様の構成を採用することは当然可能である。この場合はブリッジ3にピン3a,3bを突設し、リム10,210,310,410に、そのピン3a,3bに対応する位置に貫通孔を貫通形成する。
なお、ブリッジ3にピン3a,3bを突設し、そのピン3a,3bをリム10,210,310,410に形成した貫通孔(図示せず)に貫設することにより左右のリム10,210,310,410を連結する眼鏡フレームに限定するものではない。ブリッジ3とリム10,210,310,410とを一体に形成することにより左右のリム10,210,310,410を、ピン3a,3bを介さずにブリッジ3で連結する眼鏡フレームに適用することは当然可能である。これにより眼鏡フレームのデザインの自由度を向上できる。また、ブリッジ3にノーズパッドを設けることは当然可能である。
上記各実施の形態では、リム10,210,310,410が合成樹脂で形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、眼鏡フレームのデザインに応じて、金属製のリムを採用することは当然可能である。
上記第1実施の形態および第2実施の形態では、リム10の複数箇所に貫通形成された貫通孔11,14の小径部13,16が同一線上に位置する場合について説明した。複数の小径部13,16を同一線上に位置させることにより、リム10の幅が狭い場合にも貫通孔11,14を複数箇所に形成することができるため、リム10のデザインの自在性を向上できる。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、小径部13,16を互いに平行に位置するように設けることは当然可能である。この場合もリム10とヨロイ20,120とを相対移動させることで、ピン21,24を小径部13,16にスムーズに進入させられるからである。
また、上記第1実施の形態および第2実施の形態では、小径部13,16がリム10の上下方向に沿って直線状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、小径部13,16を曲線状(円弧状)に形成することは当然可能である。小径部13,16を円弧状に形成することで、小径部13,16に進入したピン21,24(軸部22,25)を抜け難くできる。なお、この場合も小径部13,16を同一線上(同一曲線上)に位置させるだけでなく、小径部13,16を互いに平行に位置させる(同心円状に配置する)ことは当然可能である。
上記第4実施の形態および第5実施の形態では、リム310,410の外周面310b,410bに形成された切欠部312,412にテンプル4の基部を係合して、ヨロイ320,420とリム310,410との相対回転を防止する場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、ピン321,421と同じ方向に突設される凸起部をヨロイ320,420に設け、その凸起部をリム310,410に形成された切欠部312,412に係合するようにすることは当然可能である。
また、第4実施の形態および第5実施の形態において、リム310,410の複数箇所に貫通孔311,411を形成し、ヨロイ320,420には、その貫通孔311,411に対応する位置に複数のピン321,421を突設し、それらピン321,421と貫通孔311,411との係合によりヨロイ320,420とリム310,410との相対回転を防止することは当然可能である。その場合に、複数の貫通孔311,411の一部を窪み(リム310,410の厚さ方向に貫通していない)に代えることも当然可能である。この場合も貫通孔311,411及び窪みとピン321,421との係合によりヨロイ320,420とリム310,410との相対回転を防止できるからである。
上記第4実施の形態では、係合部331及び係止部332が隠蔽部材330に形成される場合について説明した。即ち、係合部331を有底状に形成することにより、ピン321の先端側が隠蔽されるようにした。しかし、必ずしもこれに限られるものではなく、係合部331を無底状に形成する、即ち係合部331及び係止部332を略コ字状に形成することは当然可能である。係合部331が無底状に形成されることでピン321の先端側を隠蔽できないが、ヨロイ320にリム310を保持することが可能となる。
1,101,201,301,401 眼鏡フレーム
2 レンズ
3 ブリッジ(リム保持部材)
3a,3b ピン
10,210,310,410 リム
11,14,17,18,211,311,411 貫通孔
12,15,212 大径部
13,16,213 小径部
20,120,220,320,420 ヨロイ(リム保持部材)
21,24,221,321,421 ピン
23,26,223,332,424 係止部
30,330 隠蔽部材
33,34,331 係合部
2 レンズ
3 ブリッジ(リム保持部材)
3a,3b ピン
10,210,310,410 リム
11,14,17,18,211,311,411 貫通孔
12,15,212 大径部
13,16,213 小径部
20,120,220,320,420 ヨロイ(リム保持部材)
21,24,221,321,421 ピン
23,26,223,332,424 係止部
30,330 隠蔽部材
33,34,331 係合部
Claims (7)
- レンズを保持するリムと、
そのリムに、前記レンズの厚さ方向に沿って貫通形成される貫通孔と、
前記リムを保持するリム保持部材と、
そのリム保持部材に突設され前記貫通孔に貫設されるピンと、
そのピンの先端側と一体に形成または前記ピンと別部材として形成され、前記リムの厚さ方向端面に沿って移動されることで前記リム保持部材との間で前記ピンを介して前記リムを挟持する係止部とを備えていることを特徴とする眼鏡フレーム。 - 前記ピンは、先端側が鍔状に形成されるものであり、
前記係止部は、前記リムの厚さ方向端面における前記貫通孔の所定箇所より幅広に設定されると共に、前記ピンの先端側と一体に形成または前記ピンの先端側と前記リムの厚さ方向端面との間に挟装され前記リムの厚さ方向端面を圧接するものであることを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム。 - 前記係止部は、前記ピンの基部側より太く設定されると共に前記ピンの先端側と一体に形成され前記リムの厚さ方向端面を圧接するものであり、
前記貫通孔は、
前記係止部が挿通される大径部と、
その大径部に連設されると共に、前記大径部および前記係止部より幅狭に設定され、前記ピンの基部側が嵌挿される小径部とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡フレーム。 - 前記小径部は、前記大径部の上側に連設されていることを特徴とする請求項3記載の眼鏡フレーム。
- 前記貫通孔は、前記リムの複数箇所に貫通形成されるものであり、
前記ピンは、前記貫通孔の位置に対応して前記リム保持部材の複数箇所に突設されるものであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の眼鏡フレーム。 - 前記リム保持部材の複数箇所に突設されるピンは、
前記ピンの基部側より太く設定されると共に前記ピンの先端側と一体に形成され前記リムの厚さ方向端面を圧接する係止部をそれぞれ備え、
前記リムの複数箇所に貫通形成される貫通孔は、
前記係止部が挿通される大径部と、
その大径部に連設されると共に、前記大径部および前記係止部より幅狭に設定され、前記ピンの基部側が嵌挿される小径部とをそれぞれ備え、
それら小径部は、互いに平行状または同一線上に位置することを特徴とする請求項5記載の眼鏡フレーム。 - 前記貫通孔に貫設される前記ピンの先端側を隠蔽する隠蔽部材を備え、
その隠蔽部材は、前記貫通孔または前記ピンの先端側と係合する係合部を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の眼鏡フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011188589A JP2013050588A (ja) | 2011-08-31 | 2011-08-31 | 眼鏡フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011188589A JP2013050588A (ja) | 2011-08-31 | 2011-08-31 | 眼鏡フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013050588A true JP2013050588A (ja) | 2013-03-14 |
Family
ID=48012656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011188589A Withdrawn JP2013050588A (ja) | 2011-08-31 | 2011-08-31 | 眼鏡フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013050588A (ja) |
-
2011
- 2011-08-31 JP JP2011188589A patent/JP2013050588A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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