JP2013048948A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外枠11に対して開閉される本体枠12の施錠を行う施錠装置24を備える
と共に、その施錠装置24に、キーKにより解錠操作されるシリンダ錠91と、外枠11
の内側に設けられた受け部材としての受け金具164,165の被係止部164c,16
5cに係止及び離脱する鉤部材4,5と、キーKの解錠操作に応じたシリンダ錠91の動
作を鉤部材4,5に伝達して被係止部164c,165cから離脱させる鍵解錠伝達機構
としての摺動杆248と、その摺動杆248の外側に立設された立壁部249とを備え、
受け部材164,165には、本体枠12が閉止された状態で、立壁部249の切り欠き
部249a,249bを塞ぐように遮蔽部164c,165cが設けられている。
【選択図】図5
Description
技機において、本体枠が閉じられたときにその本体枠を外枠に係止するための施錠装置を
備えた遊技機に関するものである。
側に、本体枠,前面扉,フロントパネル等の開閉部材が取り付けられている。かかる開閉
部材は、閉じた状態で施錠装置によって遊技機本体に対し施錠されており、キー操作等に
よって解錠することにより開くことができるようになっている。
は、例えば外枠に対して、遊技盤が取り付けられた本体枠が開閉可能に支持されている。
遊技盤にはその前面に遊技領域が形成されている。本体枠の前方には、遊技領域を覆うと
ともに遊技領域を視認可能とする視認窓が形成された前面扉が開閉可能に支持されている
。
動操作に連動して回動されるカムや、カムの回動に連動して摺動される摺動杆などが備え
られている。また、本体枠側の第1鉤部材に対応して外枠側に受け部材が設けられ、本体
枠側の第2鉤部材に対応して前面扉側に受け部材が設けられている。
そして、キーの一方への回動操作によって、第1鉤部材と外枠側の受け部材との係合関
係が解除され、本体枠を外枠に対し開放することができる。また、キーの他方への回動操
作によって、第2鉤部材と前面扉側の受け部材との係合関係が解除され、前面扉を本体枠
に対し開放することができる。また、このような施錠装置を備えた遊技機の中には、摺動
杆の外側に立壁部材が立設されたものがある(例えば、特許文献1等参照。)。立壁部材
は、本体枠と外枠との隙間から針金等が差し込まれて鉤部材や摺動杆が移動されるのを阻
止する役割を果たすと考えられる。
付け等の製造上の理由により一部に切り欠き部を設けざるを得ない場合があり、切り欠き
部からの針金等の差し込みを阻止できない場合があった。さらに、針金を屈曲形状とする
ことにより、立壁部材を乗り越えて鉤部材や摺動杆へアクセスすることも不可能とは言え
ないという問題があった。ここで、図21は、従来例の施錠装置において施錠時における
鉤部材周辺を上面視して示す図であり、針金等による外部から鉤部材へのアクセス例を示
している。
な外的操作に基づく施錠装置の解錠行為を防止可能な遊技機を提供することである。
つつ説明する。
置に、鍵により解錠操作される錠と、前記外枠の内側に設けられた被係止部に係止及び離
脱する鉤部材と、前記鍵の解錠操作に応じた前記錠の動作を前記鉤部材に伝達して前記被
係止部から離脱させる鍵解錠伝達機構と、その鍵解錠伝達機構の外側に立設された立壁部
材とを備えてなる遊技機において、
前記外枠には、前記本体枠が閉止された状態で、前記立壁部材の少なくとも一部と重な
りを有する遮蔽部材が設けられたことを特徴とする遊技機。
の少なくとも一部と重なるので、本体枠と外枠との隙間からの針金等の差し込みを確実に
阻止して、不正な外的操作に基づく施錠装置の解錠行為を防止することができる。
前記遮蔽部材は、前記立壁部材の切り欠き部を塞ぐように設けられたことを特徴とする
手段1に記載の遊技機。
、切り欠き部からの針金等の差し込みを確実に阻止することができる。
徴とする手段2に記載の遊技機。
、重量増加を抑え且つ低コストで実現することができる。
徴とする手段1又は2に記載の遊技機。
部材とで外部から二重に遮蔽されることにより、針金等の差し込みをより一層確実に阻止
することができる。
する手段1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
遮蔽部材及び被係止部を外枠へ同時に取付けることができ、組付け工数が従来よりも増加
することがない。
ことを特徴とする手段5に記載の遊技機。
と被係止部とが一体的に形成される構成を簡単且つ確実に実現することができる。
出された突出部が形成されたことを特徴とする手段5に記載の遊技機。
打ち出された突出部が形成されているので、被係止部の強度が向上し、外力が加わった場
合の変形を防止することができる。
る手段1乃至4のいずれかに記載の遊技機。
係止部として既存部品を利用可能であると共に、遮蔽部材を外枠の任意の位置に配置する
ことができる。
正な外的操作に基づく施錠装置の解錠行為を防止することができる。
各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
最初に、第一の実施形態について、図1乃至図7を参照しつつ説明する。図1はパチン
コ機10の正面図、図2はパチンコ機10の本体枠12を外枠11から開放した状態を示
す正面図である。なお、図1,2では便宜上、パチンコ機10の遊技領域内の構成を空白
としている。
に開閉可能に支持された本体枠(中枠と呼ばれることもある)12と、本体枠12に組付
けられた遊技盤(図示せず)と、軸12aにより本体枠12に開閉可能に支持された前扉
枠13とを備えている。
ク状態に維持するための機構と、本体枠12に対する前扉枠13の閉鎖状態において、前
扉枠13をロック状態に維持するための機構とを兼用する施錠装置24が設けられている
。外枠11内の右側部には、本体枠12側の施錠装置24に設けられた鉤部材4,5が係
止される2個の受け金具164,165が上部と下部とにそれぞれ木ネジ等によって固定
されている。そして、図1に示すようにパチンコ機10の前面右側部においてカバー部材
92の孔部を介してシリンダ錠91が露出され、シリンダ錠91への所定のキー操作によ
って各ロック状態が解除されるようになっている。
装置24の右側面図である。図4は、本体枠12を外枠11から開放した状態における施
錠装置24と受け金具164,165との位置関係を示す右側面図である。図5は、施錠
時におけるパチンコ機10の右側面図である。図6は、施錠時における鉤部材4周辺を上
面視して示す図である。図7は、受け金具164(165)を示す図であり、(a)は外
枠11への取付け姿勢で上方から視た図を、(b)は(a)におけるA線矢視図を、(c
)は(a)におけるB線矢視図をそれぞれ示している。図8は、外枠11の受け金具16
4周辺を示す斜視図である。図9は、立壁部249、鉤部材4及び受け金具164(16
5)付近を拡大して示す右側面図であり、(a)は施錠した状態を、(b)は解錠した状
態をそれぞれ示している。尚、図9では、外枠11の図示を省略している。
れらが一体となって横断面略L字状をなしている。施錠装置24は、図2に示すように、
その取付板2が本体枠12の裏面側に縦方向に取付けられている。
形成されている。該挿入孔には、前扉枠13の閉時において扉枠鉤部が進入するようにな
っている。また、挿入孔の下側の取付板2上には、後述の扉枠施錠部材161〜163の
摺動をガイドするためのガイドピン2a〜2cがそれぞれ取付けられている。
9が後方側へ垂直に起立形成されている。この立壁部249は、外枠11と本体枠12と
の隙間から針金等などが差し込まれた場合に、摺動杆248が設けられる基枠247内部
まで到達することを阻止する役割を有している。
イドピン4a,5aの近傍において円弧状に切り欠かれた切り欠き部249a,249b
が形成されている。このように切り欠き部249a,249bを設けたのは、ガイドピン
4a,5aの先端を、パンチを用いて変形させて摺動杆248にそれぞれ結合させる製造
工程において、立壁部249がパンチに干渉しないようにするためである。
る。基枠247の上部及び下部に設けられた施錠部材(第1施錠部材)としての鉤部材4
,5は、前記摺動杆248が上方へ移動したときのみ連動して摺動するようになっている
。摺動杆248は、金属板により帯状に形成されている。
には、後述のカム板8が係合可能な2個の矩形状の係合部248c,248dが形成され
ている。なお、本体枠12を解錠する際に、キーKを挿入してシリンダ錠91に関し時計
方向にキー操作したとき、後述するカム板8の第一係合凸部8aが係合部248dに係合
する。また、前扉枠13を解錠する際に、シリンダ錠91に関し反時計方向にキー操作し
たとき、カム板8の第二係合凸部8bが係合部248cに係合する。
ている。また、図3に示すように、上下の鉤部材4,5には、各々ガイドピン4a,5a
が固定されており、各ガイドピン4a,5aは、支持板3の上部と下部に設けられた小判
形のガイド孔に係合状態でそれぞれ挿通されている。さらに、鉤部材4,5は、支持板3
の上部と下部に設けられたガイド部3c,3dにガイドされるようになっている。即ち、
当該ガイドピン4a,5aとガイド部3c,3dとによって、鉤部材4,5は、所定の範
囲で上下に摺動可能に支持されている。
おり、かつ、鉤部材4,5と取付板2との間にコイルばね9b,9dが掛けられ、鉤部材
4,5は常には下方に引っ張られている。また、ガイドピン4a,5aが摺動杆248の
2個のガイド孔248と支持板3の2個のガイド孔の各下側縁部に当接している。
動するようになっている。一方で、各々の鉤部材4,5は、独立して上方に移動可能であ
り、針金などで上下の鉤部材4,5を上方に移動させようとする場合(不正行為が行われ
る場合)は、両方の鉤部材4,5に針金を引っ掛けて上に引かなければならない。
ていると共に、該異形孔に対応して取付ブラケット部が形成されている。取付ブラケット
部は、取付板2の一部を切り欠くとともに、上下の切り欠き片をそれぞれ内側に鉤状に折
り曲げることにより形成されている。そして、シリンダ錠91は、基枠247の異形孔に
挿入された状態で、その先端部分が取付ブラケット部に固定されている。より詳しくは、
シリンダ錠91は、その先端部分においてフランジを有しており、シリンダ錠91の本体
の一部が基枠247の内側に挿入された状態で、フランジが取付ブラケット部に対しねじ
止め固定されている。
8が固定される。キー操作によってカム板8が時計方向に回動された場合、カム板8の第
一係合凸部8aが摺動杆248の係合部248dに係合し、摺動杆248が上方に摺動す
る。これにより、鉤部材4,5が上方に摺動する。このとき、鉤部材4,5と外枠11側
の受け金具164,165との係合が解除され、本体枠12が解錠される。従って、上記
鉤部材4,5、摺動杆248、カム板8、シリンダ錠91等によって、外枠11に対する
本体枠12の施錠・解錠機構が形成されることになる。
凸部8bが摺動杆248の係合部248cに係合し、摺動杆248が下方に摺動し、扉枠
施錠部材161,162が下方に摺動する。このとき、扉枠施錠部材161,162,1
63と前扉枠13側の各扉枠鉤部との係合が解除され、前扉枠13が解錠される。従って
、扉枠施錠部材161,162,163、摺動杆248、カム板8、シリンダ錠91等に
よって、前扉枠13の施錠・解錠機構が形成されることになる。
(例えば、厚さ1〜2mm程度の冷間圧延鋼板)を切断及び曲げ加工してなるものであり
、図7及び図8に示すように、取付部164aと、被係止部164bと、遮蔽部164c
とを有している。
孔164d,164dを有し、2本の木ネジ164sによって外枠11右側の内側面11
bに密着して取付けられる(図8参照)。
右方向)に所定長さ分(例えば、十数mm程度)を切り起こして外枠前端面11cと平行
な面が形成された矩形片状部分であり、鉤部材4が係止される。被係止部164bは、鉤
部材4が水平方向の外力によって離脱することを防止するために、先端部164eが後方
側へ直角に折り曲げられている。また、被係止部164bには、その基端部分を後方側へ
三角錐状に打ち出すことにより突出部164pが形成されている。突出部164pは、被
係止部164bの強度を向上させるために設けられたものであり、前後方向(すなわち、
図7(a)におけるB線方向及びその逆方向)に外力が加わった場合に変形が生じにくい
という効果を奏する。
4aに対して右側(外側)へ段違いとなっている平行面であり、外枠内側面11bと平行
な面である。そして、遮蔽部164cは、その略半分が外枠前端面11cよりも前方へ突
出しており、本体枠12を外枠11に対して閉止した状態で、立壁部249の切り欠き部
249aを内側から塞ぐ役割を有している。尚、遮蔽部164cは、切り欠き部249a
全体を塞ぐことができるように、外枠前端面11cからの突出長さは、切り欠き部249
aの深さ以上且つ立壁部249の高さ未満(例えば、数mm程度)に設定され、上下方向
の長さは、切り欠き部249aの長さ以上(例えば、30mm程度)に設定される。
5及び切り欠き部249bとの関係は、受け金具164と鉤部材4及び切り欠き部249
aとの関係と同一であるので、それらについての詳細な説明を省略する。
果について説明する。
の鉤部材4,5が、各々独立して、コイルばね9b,9dの引張力に抗して、外枠11側
の受け金具164,165に当りながら上方に移動し、その後、コイルばね9b,9dの
引張力により戻って受け金具164,165に係止され、図5、図6、図9(a)に示す
施錠状態となる。この施錠状態において、本体枠12と外枠11との隙間から針金などが
不正に差し込まれたとしても、立壁部249によって針金などの摺動杆248への到達が
確実に阻止される。また、立壁部249の切り欠き部249a,249bにおいては、受
け金具164,165の遮蔽部164c,165cによって内側が塞がれているので、針
金などの鉤部材4,5への到達も確実に阻止される。ここで、図10は、施錠時における
鉤部材周辺を上面視して示す図において、針金等による外部から鉤部材4や摺動杆248
へのアクセスが阻止される様子を示している。従って、不正行為者が針金などにより鉤部
材4又は5を解錠方向に移動させたり、針金などを摺動杆248に引っ掛けてそれを上方
に摺動させて解錠することは不可能であり、本体枠12の不正解錠は完全に防止される。
ンダ錠91の錠軸を時計方向へ回し、カム板8を回動させる。すると、カム板8の第一係
合凸部8aが摺動杆248の係合部248dと係合して、摺動杆248が上方へ摺動する
。そして、摺動杆248の上昇時のみ連動する上下の鉤部材4,5が上方に移動され、こ
れによって、外枠11の受け金具164,165との係合が外れ、本体枠12は開放可能
な状態となる(図9(b)参照)。
出した各扉枠鉤部が、本体枠12の各挿入孔を通過した後に、取付板2に形成された各挿
入孔から基枠247内に進入し、扉枠施錠部材161〜163の各係止孔に入る。そして
、扉枠施錠部材161〜163をコイルばね9a,9c,9eの引張力に抗して下方に摺
動させた後、コイルばね9a,9c,9eの引張力により扉枠施錠部材161〜163が
上方に戻る。これにより、扉枠鉤部が各係止孔の縁部に係止され、前扉枠13は施錠状態
となる。
ンダ錠91の錠軸を反時計方向へ回し、カム板8を回動させると、カム板8の第二係合凸
部8bが摺動杆248の係合部248cと係合し、摺動杆248がコイルばね9a,9c
,9eの引張力に抗して下方へ摺動する。そして、摺動杆248の下方への摺動時にのみ
連動する上下の扉枠施錠部材161〜163が下方に摺動し、これによって前扉枠13の
各扉枠鉤部と各係止孔の縁部の係合が外れ、前扉枠13は開放される。
対して開閉される本体枠12の施錠を行う施錠装置24を備えると共に、その施錠装置2
4に、キーKにより解錠操作されるシリンダ錠91と、外枠11の内側に設けられた受け
部材としての受け金具164,165の被係止部164b,165bに係止及び離脱する
鉤部材4,5と、キーKの解錠操作に応じたシリンダ錠91の動作を鉤部材4,5に伝達
して被係止部164b,165bから離脱させる鍵解錠伝達機構としての摺動杆248と
、その摺動杆248の外側に立設された立壁部249とを備え、受け金具164,165
には、本体枠12が閉止された状態で、立壁部249の切り欠き部249a,249bを
塞ぐように遮蔽部164c,165cが設けられている。よって、本体枠12と外枠11
との隙間からの針金等の差し込みを確実に阻止して、不正な外的操作に基づく施錠装置2
4の解錠行為を防止することができる。
b(165b)と一体的に形成されているので、遮蔽部164c(165c)及び被係止
部164b(165b)を外枠11へ同時に取付けることができ、組付け工数が従来より
も増加することがない。
一部を切り起こすことにより、遮蔽部164c(165c)と被係止部164b(165
b)とが一体的に形成される構成を簡単且つ確実に実現することができる。
)周辺にのみ設けられているので、重量増加を抑え且つ低コストで実現することができる
。
11は、第二の実施形態における受け金具364を示す図であり、(a)は外枠11への
取付け姿勢における正面図を、(b)は(a)におけるC線矢視図を、(c)は(a)に
おけるD線矢視拡大図をそれぞれ示している。図12は、第二の実施形態における外枠1
1の受け金具364上部周辺を示す斜視図である。図13は、第二の実施形態のパチンコ
機310の施錠時における右側面図である。図14は、第二の実施形態の施錠時における
鉤部材4周辺を上面視して示す拡大図である。図15は、第二の実施形態の施錠時におけ
る鉤部材4周辺を上面視して示す図において、針金等による外部から鉤部材4や摺動杆2
48へのアクセスが阻止される様子を示している。
mm程度の冷間圧延鋼板)を切断及び曲げ加工してなるものであり、立壁部249の長手
方向と同一の長さを有する取付部364aと、取付部364aの上部と下部とにそれぞれ
鉤部材4,5が係止される被係止部364b、364cと、取付部364aから前方へ延
設されて段違いをなし且つ立壁部249の長手方向と同一の長さを有する遮蔽部364d
と、複数のネジ孔364eとを備えている。すなわち、本実施形態の受け金具364aで
は、遮蔽部364dが立壁部249の長手方向全体と重なるように設けられている。
孔364dを有し、6本の木ネジ364sによって外枠11右側の内側面11bに密着し
て取付けられる(図12参照)。
して垂直(左右方向)に所定長さ分(例えば、十数mm程度)を切り起こして外枠前端面
11cと平行な面が形成された矩形片状部分であり、鉤部材4が係止される。被係止部3
64bは、鉤部材4が水平方向の外力によって離脱することを防止するために、先端部3
64fが後方側へ直角に折り曲げられている。また、被係止部364bには、その基端部
分を後方側へ三角錐状に打ち出すことにより突出部364pが形成されている。突出部3
64pは、被係止部364bの強度を向上させるために設けられたものであり、前後方向
に外力が加わった場合に変形が生じにくいという効果を奏する。尚、もう一つの被係止部
364cは、受け金具364の鉤部材5に対応する部分を取付部364aに対して垂直に
所定長さ分を切り起こして形成された矩形片状部分であり、鉤部材5が係止される。被係
止部364cは、被係止部364bと同一の形状を有しているので詳細な説明を省略する
。
4aに対して右側(外側)へ段違いとなっている平行面であり、外枠内側面11bと平行
な面である。そして、遮蔽部364dは、その略半分が外枠前端面11cよりも前方へ突
出しており、本体枠12を外枠11に対して閉止した状態で、立壁部249の長手方向全
体を内側から塞ぐ役割を有している。尚、遮蔽部364dは、立壁部249の長手方向全
体を塞ぐことができるように、外枠前端面11cからの突出長さは、立壁部249の高さ
と略同一に設定され、上下方向の長さは、上述したとおり立壁部249の長手方向と同一
に設定される。
4dとで外部から二重に遮蔽されることにより、本体枠12と外枠11との隙間からの針
金等の差し込みをより一層確実に阻止することができる。
ない範囲で種々の変更を施すことが可能である。例えば、外枠11に設けられた受け金具
164,165は、本体枠12が閉止された状態で、立壁部249の少なくとも一部と重
なりを有する遮蔽部が設けられる構成であればよい。本体枠12が閉止された状態で、遮
蔽部が立壁部材の少なくとも一部と重なることにより、本体枠12と外枠11との隙間か
らの針金等の差し込みを確実に阻止して、不正な外的操作に基づく施錠装置の解錠行為を
防止することができる。
一体的に形成された例を示したが、遮蔽部164cを被係止部164bと別体の金属板で
形成してもよい。図16は第一の実施形態の変形例を示す図であり、受け金具464と遮
蔽部材474とが別体の金属板で形成されている。受け金具464は、金属板を切断及び
折曲げ加工してなるものであり、取付部464aと、取付部464aに対して直角に折曲
げられた被係止部464bとを有し、取付部464aにおいて木ねじ464sによって外
枠11右側の内側面11bに密着して取付けられる。一方、遮蔽部材474は、金属板か
らなり、複数の木ねじ474sによって外枠11右側の内側面11bの前端寄り位置に密
着して取付けられる。遮蔽部材474は、前方側の略半分が外枠前端面11cよりも前方
へ突出しており、本体枠12を外枠11に対して閉止した状態で、立壁部249の切り欠
き部249aを内側から塞ぐ役割を有している。
止して、不正な外的操作に基づく施錠装置24の解錠行為を防止することができる。尚、
図17は、本変形例の施錠時における鉤部材4周辺を上面視して示す図において、針金等
による外部から鉤部材4や摺動杆248へのアクセスが阻止される様子を示している。ま
た、被係止部464bを有する受け金具464として既存部品を利用可能であると共に、
遮蔽部材474を外枠11の任意の位置に配置することができる。
364cと一体的に形成された例を示したが、遮蔽部364dを被係止部364b、36
4cと別体の金属板で形成してもよい。図18は第二の実施形態の変形例を示す図であり
、受け金具564と遮蔽部材574とが別体の金属板で形成されている。受け金具564
は、金属板を切断及び折曲げ加工してなるものであり、取付部564aと、取付部564
aに対して直角に折曲げられた被係止部564bとを有し、取付部564aにおいて木ね
じ564sによって外枠11右側の内側面11bに密着して取付けられる。一方、遮蔽部
材574は、立壁部249の長手方向と同一長さの長尺状の金属板からなり、複数の木ね
じ574sによって外枠11右側の内側面11bの前端寄り位置に密着して取付けられる
。遮蔽部材574は、前方側略半分が外枠前端面11cよりも前方へ突出しており、本体
枠12を外枠11に対して閉止した状態で、立壁部249の長手方向全体を内側から塞ぐ
役割を有している。
により、本体枠12と外枠11との隙間からの針金等の差し込みをより一層確実に阻止す
ることができる。尚、図19は、本変形例の施錠時における鉤部材4周辺を上面視して示
す図において、針金等による外部から鉤部材4や摺動杆248へのアクセスが阻止される
様子を示している。また、被係止部564bを有する受け金具564として既存部品を利
用可能である。
10 パチンコ機(遊技機)
11 外枠
12 本体枠
24 施錠装置
91 シリンダ錠(錠)
164,165 受け金具
164b,165b 被係止部
164c,165c 遮蔽部(遮蔽部材)
248 摺動杆(鍵解錠伝達機構)
249 立壁部(立壁部材)
249a,249b 切り欠き部
310 パチンコ機(遊技機)
364 受け金具
364b,364c 被係止部
364d 遮蔽部(遮蔽部材)
464 受け金具
464b 被係止部
474 遮蔽部材
564 受け金具
564b 被係止部
574 遮蔽部材
K キー(鍵)
Claims (1)
- 外枠に対して開閉される本体枠の施錠を行う施錠装置を備えると共に、その施錠装置に
、鍵により解錠操作される錠と、前記外枠の内側に設けられた被係止部に係止及び離脱す
る鉤部材と、前記鍵の解錠操作に応じた前記錠の動作を前記鉤部材に伝達して前記被係止
部から離脱させる鍵解錠伝達機構と、その鍵解錠伝達機構の外側に立設された立壁部材と
を備えてなる遊技機において、
前記外枠には、前記本体枠が閉止された状態で、前記立壁部材の少なくとも一部と重な
りを有する遮蔽部材が設けられたことを特徴とする遊技機。
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