JP2013048897A - 簡易型濾過器 - Google Patents
簡易型濾過器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013048897A JP2013048897A JP2012167216A JP2012167216A JP2013048897A JP 2013048897 A JP2013048897 A JP 2013048897A JP 2012167216 A JP2012167216 A JP 2012167216A JP 2012167216 A JP2012167216 A JP 2012167216A JP 2013048897 A JP2013048897 A JP 2013048897A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- main body
- portions
- opening
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
【解決手段】略漏斗形に形成する本体部2の内面に皿形の袋状に形成するフィルタ部3の開口周縁部3aを止着し二重構造体にすると共に、前記本体部2の左右の側面部分6,6には縦の折り曲げ部7a,7bを設け、これを介して本体部2と共に前記フィルタ部3を折り畳み且つ前記フィルタ部内に被抽出物Pを収納し保管する。その一方、使用時には前記折り畳んだ本体部2の上部開口部4を開放して前記漏斗形に展開することによりそのままカップ容器15上に載置可能にし、湯の注ぎ込みによる抽出作業が行えるようにする。
【選択図】図1
Description
この使い捨てに係る簡易型の濾過器(以下、単に「濾過器」という。)は、基本的な構成部分としてフィルタ製の袋、一般にはプラスチック製乃至は紙製のフィルタ、或は不織布からなるフィルタを素材にして袋状に形成してなるフィルタ部と、このフィルタ部をコーヒーカップ等の容器上に載置し、装着支持する厚紙等を素材にして形成される支持体とから構成されているのが普通である。
しかし同時に、この簡素化するに当っては、容器に対してセットしたとき安定的に支持できるかや、使用時の取扱いが便利か、使い捨てに合せてコスト的に廉価に製造できか、等が具体的な課題として挙げられ、従来からこれらに対する様々な改良がされ、提案がされてきている。
ことに、支持体の構造についての簡素化に関しては、安全に使用する上で、特に湯を注ぐ時の圧力に対して充分な支持強度が出せるか、安定したセット状態が得られるか、が求められ、また使用者において簡単に取り扱えるかが重要な課題となる。
従って、支持体は簡潔な構造であると同時に、取扱いが容易であり、安定的にフィルタ部を支持できる構造が求められることになる。従来これを目標として各種の提案がなされているのである。
この濾過器は、非使用の状態に置いては支持体を偏平に畳み、使用に際して上記畳んだ支持体を断面楕円形の筒型に開放し、この状態でカップ容器の上に載置してセットすることによりその内側に止着した前記フィルタ部をカップ容器の直上に吊り下げ、フィルタ部の開口部から湯を注ぐことでコーヒーを抽出する構造にしたものである。これについては例えば特許文献3乃至5の濾過器が知られる。
これの使用時には、前記支持部材3に設ける切り欠き部8a,8bを使って頂部5a,5bを内側に折り込み、これによって偏平に畳まれる前記支持部材3を楕円形に開いた状態に拘束し、この状態でカップ容器上に載置して前記バック部材2をカップ容器の上に吊設状に支持するようにしてある。
ことに、これらの濾過器を始めて使用する場合は、使用書きを読むにしても必ずしも正確に取扱い方を理解するものとは限らず、ときには誤った使用法を選択し、結果的に使用することが出来ないと言うことも起こる。
また、特許文献3乃至5においては、支持体(筒状紙体2、支持部材3、支持具20)を筒形に開放した状態に拘束するために側端係合突片24、頂部5a,5b、拡開面34を支持体の内側に折り込む操作である。この折込の操作においてその折込の程度と折込の具合が常に所定の状態になるとは限らないからである。
この漏斗形の形状については、実質的な形状として上部開口部が下部開口部の口径より大になる倒円錐台形状乃至は倒角錐台形状の外観を呈する形状であればよい。また、この本体部に止着し連設される前記フィルタ部は、不織布などのフィルタ素材によって実質的に皿形乃至は浅い椀形をなす袋状に形成される。そして、このフィルタ部はその開口周縁部を前記本体部の内面に止着することで本体部との間で二重構造体に形成され、同時に前記下部開口部を塞ぐ形で取付けられる。
上記折り曲げ部は、本体部を折り畳む際の基準点になるものであって素材の剛性によって折り畳み難い本体部を容易に、しかも正確に折り畳むことができるものとなり、また開く場合にはこの折り曲げ部を基点にして容易に開放できるものとなる。
そして、このとき前記フィルタ部は、本体部の展開と共に内部を皿状に開き、充填した被抽出物を露出させると同時に、この展開によって本体部の前記下部開口部を塞ぐ形を採り恰も漏斗形をなす本体部の底部を形成する如く広がることになる。
尚、前記本体部は、抽出時に使用するカップ容器の開口縁部上に載置することから全体の形状がこの開口縁部の口径より大径に形成されることは言うまでもない。
尚、言うまでもないが、前記下部開口部は使用するカップ容器の開口縁部の口径より小さな口径に形成することになる。これによってセット時にはこの下部開口部と共にこれを塞ぐフィルタ部の一部がカップ容器の開口縁部の内側に入り込んで横滑りを防止し、安定したセット状態を作ることになる。
尚、フィルタ部の開口縁部は、本体部の内面に直接接合して固定されることから、注湯時に縁部が捲れたり、口が閉じたりすることがなく安定的に開放して注ぎ込みに対応することができるものとなっている。
その一方、この止着によって被抽出物を充填するフィルタ部は、その全体が本体部の内側にあってこの両者の間に濾液の誘導域を形成することから略フィルタ部の全体で濾過することが可能になり、効率的に濾液を抽出することができることになる。
上記接合は、前後の面部分の上縁部同士を一線上に沿って連続して、或は断続的に接合しても、また本体部に止着するフィルタ部の開口周縁部に沿ってこれを閉ざすように接合してもよく、また、ここにおける接合方法は自由であり、熱接着、高周波接着などを選択することができる。
ことに、本発明の濾過器は、未使用時に偏平に畳まれる本体部を前後に開く操作によってこれを開放し、展開することができるものであり、この状態でそのままカップ容器の上に載せれば適正なセット状態が得られるものとなっている。従って、本発明の濾過器は誰にでも簡単に取扱うことができるものであり、使用することができる特徴がある。また、上記開放した状態の本体部に対して湯を注ぎ込めば、そのままカップ容器に抽出液を抽出することができるので簡単且つ迅速に抽出作業を行うことができる利点がある。
そして、漏斗形に展開する本体部はカップ容器の開口縁部に均等に接触して載置されることから常に安定してセットされることになり、注湯中にカップ容器から落下するような危険を未然に回避できる利点がある。
図面における符号1は、本発明に係る簡易型濾過器、ここではコーヒーの簡易型濾過器(以下、「濾過器」と言う。)を示す。2はこのコーヒーの濾過器1の本体部を、3は本体部2に組付けて一体に連設されるフィルタ部を示す。
この漏斗形、即ち倒円錐形乃至は角錐形の台形状に形成される本体部2は、その中心部を挟んで相対向する左右の2側面部分6,6に、それぞれの中央部に縦向きの折り曲げ部7a,7bを形成し、この折り曲げ部7a,7bを基点にしてこの側面部分を外に向けて山形に突き出すように折り曲げ、これにより前後の2面部分8a,8bを重ね合わせにして2つ折り状態に畳めるようにしてある。
尚、補助折り曲げ線を増設することは可能であり、増加させることによって蛇腹の状態を細かくすることは可能であるが、蛇腹を細かくすると成形及び取扱いが面倒になるので種々考慮の上選択することになる。
図3には、この基準折り曲げ線7a,7bと補助折り曲げ線9a,9b、そして補助折り曲げ線10a,10bの位置関係が示されているが、斜めに配置される外側の第2の補助折り曲げ線10a,10bは、外側から下部開口部5の中心部に向かって配置され、その内側の端部がそれぞれ補助折り曲げ線9a,9bの内側の端部と交差するようにしてある。
つまり、ここでは前後の面部分8a,8bを平面の姿を維持したままにして左右の側面部分6,6のみを蛇腹形状を利用して折り畳み、これによって濾過器1の全体を前後に潰すようにして偏平に畳めるようにしてあるのである。
ここでは、厚紙を打ち抜いて全体が弧状を呈する同一形状の一対の部分片2A,2Aを形成しており、それぞれ弧状の一方の端部に接合片11,11を設けて、この接合片をそれぞれ他方の端部12,12に添わせて接合することで環状に組合せ、漏斗形に形成できるようにしたものであり、この環状に組合った状態で略倒円錐台形状の漏斗形の本体部2を形成することにしてある。そして、側面部分6,6となる部分に設ける折り曲げ線7a,7b、9a,9bを折り込むことによって前述の略四角錐形の漏斗形本体部2を形成するものとしているのである。更に、ここでは各部分片2A,2Aの外側の長い弧縁によって上部開口部4を形成し、内側の短い弧縁によって下部開口部5を形成するようにしているのである。
尚、部分片2A,2Aに各形成する部分、つまり図面上符号13,13で表示される部分は、後述する本体部を開放操作する時に使用する摘み片である。
図8は、接面させる前後の面部分8a,8bをやや離し、開き加減にして上部開口部4に当る上縁部相互を接合する接合部分14,14を引き離した状態を表わしている。この引き離し状態での作図は、接面した状態で表現すると、各部の位置関係が作図上不明確になることから、これを避けるため採った処理方法であり、実際には濾過器1を折り畳んだ状態において上記接合部分14,14は一体となり、上部開口部4を閉じることになる。この段階において、本体部2と共に偏平に畳まれるフィルタ部3に対し予め所要量のコーヒー粉末Pが収納されることになる。
そして、この濾過器は、保管乃至は運搬移動の際は、つまり未使用の状態においては上記包装用袋に収納された状態で取り扱われることになり、また使用する際にはこの包装用袋を破って取り出し、前記折り畳んだ本体部2を開くことによってそのままの状態でカップ容器上に載置し、使用されることになる。
ここで引き出した上記摘み片13,13は、前後の面部分8a,8bに対してそれぞれ直角状に折り曲げて立ち上げた状態に保ち、この姿勢を保つことによって前後の面部分8a,8bを平面の状態に支えるのである。そして、これにより前記蛇腹状に形成した左右の側面部分6,6と共同して上部開口部4を略矩形状に開き、これに伴い本体部2はその全体の形状を略倒角錐台形状に展開され、この形状を維持するすることになるのである(図3を参照)。
即ち、本発明における濾過器1は、本体部2を開き、漏斗形に展開することによってそのセットの準備が完了することになるのであり、次にこの展開したままカップ容器15の上に載せれば、抽出のためのセットが完了するのである。
従って、このセット作業の完了後に本体部2の上方からフィルタ部3のコーヒー粉末Pに向けて湯を注ぎ込めば、フィルタ部において直ちにコーヒー液の抽出が開始され、同時にフィルタ部3で濾過されたコーヒー液がカップ容器15に溜められることになるのである。
また、本体部2に連設されるフィルタ部3は、本体部の展開と共に同じ形状の漏斗形に開放することから注湯するに当って確実に注ぎ込むことができ、完全に且つ迅速に取り扱うことができると共に、本体部2の開放に伴ってフィルタ部3が広く開放されるので収納されるコーヒー粉末Pに対して万遍無く湯を注ぎ込むことができ、効率的に抽出し、濾過することができるものとなっているのである。
さて、この実施の形態は、本体部2の側面部分6,6に設ける折り曲げ線の中で外に向かって山形に折り曲げられる基準折り曲げ線7a,7bと補助折り曲げ線10a,10bの縦の長さの途中に係合受部となる縦長の切り欠き部16をそれぞれ形成し、カップ容器15にセットする際にこのカップ容器の開港縁部をそれぞれの切り欠き部16に受け入れて係合させ、載置した濾過器1のずれ動くのを防止するようにした例である。
尚、この実施の形態において、前記実施例1,2と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
この本体部2は、前記実施例1の本体部1と同じく厚紙を素材にして図16に示したように略ドーナツ状に打ち抜くことによって形成され、左右の側面部分6,6に当るそれぞれの部分の中央部には円形をなす当該本体部2の中心位置から延びる放射線に沿って縦の基準折り曲げ線7a,7bを設け、更にこの基準折り曲げ線を挟んでその前後にそれぞれ間隔を置いて第1の補助折り曲げ線9a,9bを、更にその前後に間隔を置いて第2の補助折り曲げ線10a,10bをそれぞれ設け、これらの折り曲げ線の集合によって両側面部分6,6を平面形状において蛇腹状に折り畳めるようにしてある。また、この蛇腹形にすることによって側面部分6,6に前記架け止め部17,17が対称形をなすように形成しているのである。
尚、図16に示す本体部2は、内側に形成される空部、つまり下部開口部5を横長楕円形状に形成して前記第1実施例の下部開口部5より大口径のものとしている。
この襞23は、後述する様にフィルタ部に被抽出物、即ちコーヒー粉末Pを投入したとき、これを包み込める容積を確保するためのものであり、同時に使用に際して展開したとき、襞の両端を本体部2の両側面部分6,6に固定して置くことで左右からの引っ張りによってフィルタ部3の中央部が垂れ下がるのを防止するものにしてある。
図17は、フィルタ部3の展開した時の形状と、本体部3との組合せ関係を説明するものであるが、本体部2とフィルタ部3とは正にこの図面に示す状態で重ね合わせにして、本体部2の内面側にフィルタ部3を重ね、このフィルタ部3の外周部、つまり開口周縁部3aとなる周縁部を本体部2の外周部、つまり上部開口部4となる周縁部に沿って接合し、一体に組付けて濾過器1の原型を形成することになる。
尚、図面の符号24は、上記接合部分を「帯状の線」として表わしたものであるが、この接合は、上記開口周縁部3aが本体部2から簡単に剥がれ落ちないように接合することになる。
そして、この折り畳みに合せて本体部2の内側で2つ折りに畳まれ、袋状になるフィルタ部3に対して予め所定量の被抽出物、即ちコーヒー粉末Pを投入し、その後、接面する本体部2の前後の面部分8a,8b同士、或は又同様にして前後から接面するフィルタ部3の開口周縁部3a,3a同士を接合して袋状に畳まれるフィルタ部3の口を封止して本発明の濾過器1を完成させることになる。
図15は、上記完成状態の濾過器1の断面図を示したもので、ここで符号26は、フィルタ部3の口部を封止する接合部を示している。
図13及び図14は、この展開状態を示しており、この本体部2の漏斗形の展開に伴いその内側のフィルタ部3も略皿形に開放して収容するコーヒー粉末Pを露出させることになる。
図11及び図12は、このセット状態を示したものである。本体部2の左右の架け止め部17,17は、その円弧状に形成した下縁部17a,17aをカップ容器の開口縁部15aの内側に当接させて支持され、これにより本体部の下部開口部5とこれを塞ぐフィルタ部3の底の部分をカップ容器15に向けて臨ませることになる。
ことに、上記構造においては、注湯の作業によってフィルタ部3のコーヒー粉末Pに湯が注がれ、湿潤して全体の重量が増したとき、この重量を受けて本体部2が沈み込むことに伴い前記下縁部17a,17aとカップ容器15の縁部15aとの噛み合せが強くなることから更に安定したセット状態が得られることになるのである。
尚、この摘み片13は、製造過程において折り曲げ線21,21を基点にして予め外に向けて折れ曲がった状態に癖を付けて置くと、濾過器を偏平に折り畳んだ状態から開放するとき、摘み取りが容易になり、操作を迅速にすることができる。そして同時に、この摘み片が開放した状態にあると、これが濾過器1の開放口になっていることを知らせる表示手段となり、使用者の取扱いを更に便利なものにすることができる。
2 本体部
3 フィルタ部
3a フィルタ部の開口縁部
3b フィルタ部の底部
3c フィルタ部の底部に形成する襞
4 本体部の上部開口部
5 本体部の下部開口部
6,6 本体部の左右の側面部分
7a,7b 折り曲げ部となる基準折り曲げ線
8a,8b 本体部の前後の面部分
9a,9b、10a,10b 補助折り曲げ線
13 本体部に形成される摘み片
14 本体部の上部開口部に沿って止着する接合部分
15 カップ容器
15a カップ容器の開口部
16 係合受部である切り欠き部
17 架け止め部
17a 架け止め部の下縁部
20 前後の面部分の下縁部に形成する突片
21 前後の面部分の上縁部に沿って形成する弧状の折り曲げ線
26 フィルタ部の開口部を封止する接合部
P 被抽出物たるコーヒー粉末
Claims (13)
- 漏斗形に形成する本体部の内面に皿形に形成するフィルタ部の開口周縁部を止着して本体部の内側にフィルタ部を組付け二重構造体にして該フィルタ部によって本体部の下部開口部を塞ぐ、前記本体部の相対向する左右の2側面部分には縦の折り曲げ部を形成して該左右の折り曲げ部を介して前後の2面部分を接面状に折り畳むと共に、該折り畳みに併せて前記フィルタ部に投入する被抽出物を封入し、これにより偏平に折り畳んだ格納形態を作り包装用袋に格納する一方、使用に際して前記包装用袋からの取り出しと共に、前記本体部の前後の2面部分を前後に開き漏斗形形状に展開して前記フィルタ部内を開放し、前記被抽出物を露出させてこの展開状態において前記本体部をカップ容器上に載置することにより濾過のセットができるようにした簡易型濾過器。
- 請求項1に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の左右の2側面部分に形成する折り曲げ部はそれぞれの側面部分の中央部に沿って縦に設ける基準折り曲げ線であることを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1又は2に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の左右の2側面部分に形成する折り曲げ部はそれぞれの側面部分の中央部に沿って縦に設ける基準折り曲げ線と、該基準折り曲げ線を中心に所要間隔を置いて併設する補助折り曲げ線からなることを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1乃至3に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の内面に止着し連設されるフィルタ部はその開口周縁部を本体部の上部開口部に近い内面に接面させ一体に接合して本体部内面とフィルタ部外面との間に濾液の誘導域を設けることを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1乃至4に記載の簡易型濾過器において、前記フィルタ部は底部を前後に折り畳んで複数の襞を設けると共に、該襞の折り曲げ部の両端部を重ね合せにして該重ね合せ両端部を前記本体部の左右の2側面部分に設ける折り曲げ部にそれぞれ合せて止着することを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1乃至5に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の前後の2面部分は折り畳んだ状態において上縁部同士を易剥離可能に接合し、フィルタ部内に収納する被抽出物の零れ出しを防止することを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1乃至6に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の前後の2面部分には各上縁部から上部開口部を開放するための摘み片を延設することを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項7に記載の簡易型濾過器において、前記摘み片は前後の面部分の上縁部に折り曲げ線を介して延設し、使用時に本体部を前後に開き展開したとき前記折り曲げ線を基点にそれぞれ外方に折り曲げ、前記前後の面部分を平面姿勢に補強することを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項7又は8に記載の簡易型濾過器において、前記摘み片は前後の面部分の上縁部の略全幅に亘って形成されることを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項1乃至9に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の外面部にはカップ容器の開口縁部を係合する係合受部を設けてなることを特徴とした簡易型濾過器。
- 漏斗形に形成する本体部の内面に皿形に形成するフィルタ部の開口周縁部を止着して本体部の内側にフィルタ部を組付け二重構造体にして該フィルタ部によって本体部の下部開口部を塞ぐ一方、前記本体部の相対向する左右の2側面部分にはそれぞれ中央部に縦の基準折り曲げ線を、また該基準折り曲げ線を挟む前後に補助折り曲げ線をそれぞれ形成して前記中央部の基準折り曲げ線を外に向けて山形に、またその両側の前記補助折り曲げ線を谷形に折り曲げて前記左右の2側面部分にカップ容器の縁部に架け止める架け止め部を形成してなり、不使用時には前記基準並びに補助折り曲げ線を介して前後の2面部分を接面状に折り畳み、該折り畳みに併せて前記フィルタ部に投入する被抽出物を封入して偏平状の格納形態を作ると共に、この状態において包装用袋に格納せしめ、その一方、使用に際しては前記包装用袋からの取り出しの後に前記本体部の前後の2面部分を開いて漏斗形形状に展開し、これにより前記フィルタ部内を開放して前記被抽出物を露出させると共に、この展開した状態において前記本体部の左右の架け止め部をカップ容器の縁上に載置して抽出液の濾過のためのセットが行えるようにしたことを特徴とする簡易型濾過器。
- 請求項11に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の左右の2側面部分に形成する架け止め部はそれぞれの下縁部を内側其端から外側先端に向けて上向きの傾斜縁に形成してなることを特徴とした簡易型濾過器。
- 請求項11に記載の簡易型濾過器において、前記本体部の左右の2側面部分に形成する架け止め部はそれぞれの下縁部を内側其端から外側先端に向けて凹円弧状の弧縁に形成してなることを特徴とした簡易型濾過器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012167216A JP5458152B2 (ja) | 2011-07-29 | 2012-07-27 | 簡易型濾過器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011166223 | 2011-07-29 | ||
JP2011166223 | 2011-07-29 | ||
JP2012167216A JP5458152B2 (ja) | 2011-07-29 | 2012-07-27 | 簡易型濾過器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013048897A true JP2013048897A (ja) | 2013-03-14 |
JP5458152B2 JP5458152B2 (ja) | 2014-04-02 |
Family
ID=48011466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012167216A Expired - Fee Related JP5458152B2 (ja) | 2011-07-29 | 2012-07-27 | 簡易型濾過器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5458152B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020019537A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 山中産業株式会社 | 飲料抽出バッグ及び原料入り飲料抽出バッグ |
CN112512388A (zh) * | 2018-07-24 | 2021-03-16 | 雀巢产品有限公司 | 饮料制备方法 |
KR102434839B1 (ko) * | 2021-03-05 | 2022-08-22 | 주식회사 베덱 | 가변구조를 포함하는 드리퍼 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1080362A (ja) * | 1996-09-10 | 1998-03-31 | Yamanaka Sangyo Kk | 支持具付嗜好性飲料バッグ |
JP2001161568A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-19 | Sanyo Electric Co Ltd | コーヒー抽出器 |
JP2009096507A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Key Coffee Inc | カップ上載置式支持具付嗜好飲料抽出バッグ及び抽出方法 |
JP2011125508A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Kataoka & Co Ltd | コーヒーの濾過器 |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012167216A patent/JP5458152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1080362A (ja) * | 1996-09-10 | 1998-03-31 | Yamanaka Sangyo Kk | 支持具付嗜好性飲料バッグ |
JP2001161568A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-19 | Sanyo Electric Co Ltd | コーヒー抽出器 |
JP2009096507A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Key Coffee Inc | カップ上載置式支持具付嗜好飲料抽出バッグ及び抽出方法 |
JP2011125508A (ja) * | 2009-12-17 | 2011-06-30 | Kataoka & Co Ltd | コーヒーの濾過器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112512388A (zh) * | 2018-07-24 | 2021-03-16 | 雀巢产品有限公司 | 饮料制备方法 |
JP2020019537A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 山中産業株式会社 | 飲料抽出バッグ及び原料入り飲料抽出バッグ |
KR102434839B1 (ko) * | 2021-03-05 | 2022-08-22 | 주식회사 베덱 | 가변구조를 포함하는 드리퍼 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5458152B2 (ja) | 2014-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5326366B2 (ja) | ドリップバッグ | |
JP5458152B2 (ja) | 簡易型濾過器 | |
JP2016019597A (ja) | 抽出用バッグおよび包材シート | |
JP5970997B2 (ja) | ドリッパー | |
AU766007B2 (en) | Support-equipped extraction bag, extraction-subject material containing support-equipped extraction bag, and sheet complex for producing the same | |
JP5862170B2 (ja) | ドリッパー | |
JP2005296213A (ja) | ドリッパー | |
JP5351698B2 (ja) | ドリップバッグ | |
JP2010029484A (ja) | ドリップ用バッグ | |
JP5862169B2 (ja) | ドリッパー | |
JP4061176B2 (ja) | ドリッパー | |
KR101718132B1 (ko) | 드립식 커피 자동판매기의 일회용 커피컵 | |
JP5760477B2 (ja) | ドリッパー | |
JPH08182613A (ja) | コーヒー濾過用の濾過容器およびそれを用いた濾過装置、ならびに当該濾過容器の使用方法 | |
JP3967258B2 (ja) | ドリッパー | |
JP4940521B2 (ja) | ドリッパー | |
JP4815736B2 (ja) | ドリッパーの製造方法 | |
JP7271949B2 (ja) | ドリッパー | |
JP4061177B2 (ja) | ドリッパー | |
JP2012205863A (ja) | ドリッパー | |
JP2019187549A (ja) | ドリップバッグ | |
JP4531544B2 (ja) | ドリッパー | |
JP4802444B2 (ja) | ドリッパー | |
JP2003052545A (ja) | 濾過具 | |
JP3184400U (ja) | 油濾し器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120727 |
|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5458152 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |