JPH1080362A - 支持具付嗜好性飲料バッグ - Google Patents
支持具付嗜好性飲料バッグInfo
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- JPH1080362A JPH1080362A JP8262458A JP26245896A JPH1080362A JP H1080362 A JPH1080362 A JP H1080362A JP 8262458 A JP8262458 A JP 8262458A JP 26245896 A JP26245896 A JP 26245896A JP H1080362 A JPH1080362 A JP H1080362A
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Abstract
グをカップ上に保持するための紙製支持具からなる支持
具付バッグの支持具の下部において、飲料バッグの使用
時、表裏のシートの間隔を拡げバッグを開口させてカッ
プ上に乗せる場合、支持具下端の表裏に2ケ所づつの切
れ込により設けられたそれぞれ左右に2ケ所づつの細長
い台形状の切片が外側へ開いて、カップの上部を外側か
ら挟み込んだ状態となり、紙製支持具の中央部下端はカ
ップの内側に差し込まれた状態となって、バッグがカッ
プ上で安定した状態で保持されるバッグである。更に紙
製バンドまたは鍵型の切込によりカップの縁を保持する
支持具も含まれている。 【効果】本発明の支持具付嗜好性飲料バッグは、ディス
ポーザブルでドリップタイプのコーヒー、紅茶等の抽出
用バッグに紙製の支持具を取り付けたもので、抽出効果
を高めると共に注入時のお湯の溢れ、カップの移動時等
の転倒による火傷等の怪我を防止する安全性が高められ
る特徴がある。
Description
バッグに関するもので更に詳しく述べると、コーヒーま
たは紅茶等の嗜好性飲料をドリップ方式で抽出する場
合、バッグの開口度を大きく且つ安定した状態に保持で
きるため抽出効果を高め得ると共に、カップの転倒また
は熱湯の溢れ等による火傷を防止するための安全性に優
れた支持具を有するディスポーザブル抽出用バッグであ
る。
るドリップ方式で入れて飲む習慣の普及につれて、抽出
時フィルターをカップ上で安定に保持するための支持具
も使用される様になった。この目的で開発された支持具
も既に幾つか開示されている。
の厚紙を環状に接着し、重なり合う様に折り畳み、その
中側に抽出用バッグを取り付け、その両側の縁の中程に
切り込みを設けそれを内部に押し込んで、表裏の厚紙を
押し開きバッグの口を開く方法が開示されている。
厚紙の中央に穴を開けて抽出用バッグを取り付け、カッ
プの上で矩形の厚紙を半円状に曲げて両側の縁をカップ
に引っ掛けて使用するものである。
きさの矩形状の厚紙を2重に重ね、両側の縁を折り曲げ
て断面が矩形の筒をつくり、その部分にバッグを取り付
け、その折り曲げた部分に折り返し片を設けて抽出時バ
ッグの開口状態を保持させるものである。
される度合いにバラツキが出やすいことと共に、抽出し
ている間開口状態が一定に保持されない問題点があっ
た。
がみ本発明はディスポーザブルタイプのコーヒー、紅茶
等嗜好性飲料の抽出用バッグにおいて、嗜好性飲料をド
リップ方式で抽出する場合バッグの口を確実に大きく開
かせることができ、それによって抽出効果を高めると共
にバッグに支持具を取り付けることによりカップ上に安
定に保持することができ、注入時の熱湯の溢れカップの
移動時等の転倒による火傷を防止するための安全性に優
れた、支持具付バッグを開発して提供しようとするもの
である。
紅茶等のディスポーザブルタイプの抽出用バッグをドリ
ップ方式で使用する場合、バッグの口を確実に且つ充分
に開かせると共に、カップ上に安定して保持できること
が可能な支持具の下部の材質と構造について研究した。
その結果やや厚めの細長い紙を環状に繋いで折り重ね長
方形のシートを重ね合わせた形状とし、その内部に抽出
用バッグを取り付けた支持具付バッグにおいて、バッグ
にお湯を注入して使用する時、支持具の下部に予め設け
た複数個の切片またはバンドによって、カップの上部を
外側から挟み込んだ状態とし、一方、紙製支持具の中央
部下端がカップの内側に差し込まれた状態とすることに
より、バッグをカップ上で安定した状態で保持できる構
造の支持具を開発した。
縁と接触する部分に切込を設け、その傾斜に沿ってカッ
プの縁を切込に挿入し、切込の突き当たりに設けられた
円形の空隙にカップの縁をはめ込んで固定することによ
り、バッグをカップ上で安定した状態で保持できる構造
を開発し、これらの知見に基づいて本発明に到達した。
濾過性を有するシートからなる嗜好性飲料抽出用バッグ
2及び、抽出用バッグをカップ上に保持するための紙製
支持具3からなり、抽出用バッグ2が紙製支持具3に取
り付けられている支持具付バッグの、支持具の下部にお
いて、
4、4′で折り畳まれて2枚の長方形のシート5、5′
が表裏に重ね合わされた形状となり、シート5、5′の
下端にはそれぞれ2ケ所づつの切れ込み6、6′及び
7、7′が設けられ、この切れ込みによって表側及び裏
側の中央部下端8、8′、前部下端右側及び左側切片
9、9′、後部下端右側及び左側切片10、10′が形成さ
れ、4ケの切片は細長い台形状でその一端がシート5、
5′に接続された構造を有し、
ト5、5′の間隔を拡げ抽出用バッグ2を開口させてカ
ップ上に乗せる場合、4ケの切片の先端11、11′、12、
12′は外側へ開いてカップの上部を外側から挟み込んだ
状態となり、紙製支持具3の中央部下端8、8′はカッ
プの内側に差し込まれた状態となって、嗜好性飲料バッ
グ1がカップ上で安定した状態で保持される支持具付嗜
好性飲料バッグである。
ぞれ垂直方向の折目13、13′及び14、14′を設け、更に
シートの下部の表裏は水平方向に15及び15′の部分が打
ち抜かれて中央部下端8、8′及び、両端がシート5、
5′に接続された細長いバンド16及び16′が形成され、
バンド16及び16′と中央部下端8、8′の間は分離され
た構造とし、嗜好性飲料バッグを開口させてカップ上に
乗せる時、シート5、5′の中間部分の折目13、13′及
び14、14′が折れ曲がって紙製支持具3の断面は六角形
となり、支持具下部のバンド16、16′は弧状となって外
側へ膨らんでカップの上部を外側から挟み込んだ状態と
なり、カップ上でバッグを安定した状態に保持される支
持具付バッグである。
2ケ所づつの切れ込みが設けられ、これによって中央部
下端が形成され、切れ込みの両側はそれぞれ傾斜となり
その突き当たりはそれぞれ2ケづつの円形の空隙になっ
ていて、支持具付バッグを開口させカップ上に乗せて使
用する時、カップの縁と接触する部分を切れ込みの傾斜
に沿わせて突き当たりの2ケの円形の空隙のいずれかの
奥迄差し込んで固定することによって、バッグをカップ
上で安定した状態で保持される支持具付バッグである。
形部分はシートの中心部寄りの垂直な折目の部分のみで
2枚のシートが接着され、またシートの中間にも垂直方
向の折目が付けられ、シートの両端の矩形部分の下端に
はそれぞれ切れ込みが設けられ、切れ込の両側は傾斜と
なり、その突き当たりは円形の空隙となっていて、支持
具付バッグを開口させカップ上に乗せて使用する時、カ
ップの縁と接触する4ケ所の部分を切れ込みの傾斜に沿
わせて突き当たりの円形の空隙の奥迄差し込んで固定す
ることによって、バッグをカップ上で安定した状態で保
持される支持具付バッグも本発明に含まれている。
じ番号に′を着けたものは、それぞれ左右対称の位置或
いは表側、裏側の対称の位置にある同一の構造部分を示
している。以下本発明について詳しく説明する。
の構造及び機能のみに関するもので、バッグの上部の構
造または機能等に触れられていない。バッグの下部の構
造及び機能がこの請求項に該当すれば、上部構造等はど
の様なものでも本発明の技術的範囲に入る。
性を有する材質であれば特に限定せず、広範囲のシート
を使用できるが、繊度 0.2デニール以下の超極細繊維を
含む不織布は抽出性が優れているため好ましい。例え
ば、コーヒーの苦すぎる原因となり易い抽出残渣や油脂
の除去性に優れている。
口面積を大きくするためバッグの側面にギャザーを設け
た形状が好ましく、更にバッグの下部の断面はV字形に
なっていると液切れが良好となるため好ましい。または
バッグの下端が逆円錐状となっていてもよい。バッグの
上端はオープンで使用時適宜コーヒー粒子等抽出原料を
入れてお湯を注入する方式でも使用できるが、予めコー
ヒー粒子等がバッグに封入されていて、使用時ミシン目
等を引き裂いてバッグの口を開けお湯を注入して使用し
てもよい。
グに適用できる嗜好性飲料は特に限定しないが、コーヒ
ー、アイスコーヒー、紅茶、ココア、ウーロン茶その他
の健康茶、煎茶、麦茶、昆布茶等広範囲な飲料が含まれ
ている。これらの中、コーヒーは本発明のホルダー付抽
出用バッグに最も適している。また、カップも通常のコ
ーヒー或いは紅茶用カップの他、デミタス型、ガラスカ
ップ、朝顔型カップ等種々のタイプのカップに適用でき
る。
具は、紙製の環状シートが左右の折目で折り曲げられて
2枚の長方形シート5、5′が重ね合わされた形状とな
っている。嗜好性飲料バッグの使用時紙製支持具の下端
に設けられた切片またはバンドによって、カップの上部
を外側から挟み込んだ状態として安定に保持し、或いは
同じ目的を達成するため、支持具の下部がカップの縁と
接触する部分に切込を設け、切込の傾斜に沿ってカップ
の縁を挿入し切込の突き当たりに設けられた円形の空隙
にカップの縁をはめ込んで固定することにより、バッグ
をカップ上で安定した状態で保持できる構造となってい
る。ここで、紙製支持具が保持するカップの直径は必ず
しも一定せずある程度は変動するが、その変動は紙製支
持具の表側及び裏側シートの相互の膨らみを調節するこ
とにより、カップの直径が変動しても支持具がそれにマ
ッチできる様な構造となっている。このため支持具の紙
の材質は適度な弾性と可塑性を有するものである必要が
ある。
ある。前述の様な適度な弾性と可塑性を併せ有するシー
ト状材質としては、紙が最も適しているからである。ま
た、紙の種類については特に限定しないがやや厚めの紙
が好ましく、ポリマー樹脂によりラミネートした薄目の
板紙が好ましく、その他防水処理をした上質紙或いは厚
紙等も使用できる。
を有するシートであれば広く使用できるが、繊度0.2 デ
ニール以下の超極細繊維を含む不織布は、抽出性が優れ
ているためより好ましい。例えば、香りやコク味が優れ
たコーヒーを入れるためにフィルターに要求される最も
重要な性質は、コーヒーの微粒子が液中に漏れ出さない
こと及びコーヒー液中に含まれている油脂を吸着除去し
て、カップの表面に油膜が浮かない様にすることであ
る。これらはいずれもコーヒーの味を阻害する要素で、
微粒子が混入すれば舌触りが悪く感じられ、またカップ
の表面に油脂が浮くとギラギラ光るため好まれないから
である。
る素材として、繊度が 0.2デニール以下の超極細繊維を
含む不織布が特に優れている。従って、本発明のバッグ
の素材にはより好ましい。この様な超極細繊維は例え
ば、メルトブロー法により熱可塑性ポリマーから製造さ
れている。熱可塑性ポリマーの種類としては、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン等がある。またこの様な超極細繊
維の不織布層と、通常の太さの繊維からなる支持層の複
合不織布を使用することにより、濾過性及び濾布の機械
的性質を一層向上させることが出来る。
特に限定しないが、融着或いは貼着等が適用できるが、
バッグが熱溶融性で支持具もポリマー樹脂でラミネート
されている紙の場合は熱融着が好ましい。
発明を具体的に説明する。
性飲料バッグの一態様で、使用前の折り畳まれた状態の
正面図を、図2は使用時コーヒーカップの上に乗せた状
態の斜視図を示す。
抽出用バッグ2からなり、支持具の材質はポリエチレン
でラミネートされた白板紙でつくられ、その内側に抽出
用バッグ2が融着されている。紙製の支持具の本体は長
方形のシートの両端が接着された環状のシートで、その
左右が折目4、4′で折り畳まれて、2枚の長方形のシ
ート5、5′が表裏に重ね合わされた形状になってい
る。
それぞれ2ケ所づつの切れ込みすなわち表側に6、6′
及び裏側の7、7′に設けられ、この切れ込みによって
前部及び後部の中央部下端8、8′及び、前部下端右側
及び左側に切片9、9′、後部下端右側及び左側に切片
10、10′が形成されている。この4ケの切片は細長い台
形状でその一端がシート5、5′に接続された構造にな
っている。
したもので、表裏のシート5、5′の間隔を拡げ抽出用
バッグ2を開口させてコーヒーカップの上に乗せた状態
を示している。その際支持具の本体のシート5、5′が
外側へ膨らみ弧状となるため、支持具下端の4ケの切片
の先端11、11′、12、12′は外側へ開き、カップの上部
の縁の下側を外側から挟み込んだ状態となる。また、支
持具3の中央部下端8、8′はカップの内側に差し込ま
れた状態となるため、図に示す様にバッグ1がカップ上
で安定した状態で保持される。
支持具付嗜好性飲料バッグを示したもので、使用時バッ
グをコーヒーカップの上に乗せた状態における支持具付
バッグのみの斜視図を示す。
抽出用バッグ2からなり、支持具の材質はポリエチレン
でラミネートされた上質紙でつくられ、その内側に抽出
用バッグ2が融着されている。紙製の支持具の本体は長
方形のシートの両端が接着された環状のシートで、その
左右が折目4、4′で折り畳まれて、2枚の長方形のシ
ート5、5′が表裏に重ね合わされた形状になってい
る。
側シート及び裏側シートの間隔を開き、シートの中間部
分に設けられているそれぞれ2本づつの垂直方向の折
目、すなわち表側の13、13′及び裏側の14、14′が折れ
曲がった状態が示されている。更にシートの下部は水平
方向に15及び15′の部分が打ち抜かれて支持具中央部下
端8、8′が形成されている。
5′に接続された細長いバンド16及び16′が形成され、
バンド16及び16′と中央部下端8、8′の間は分離され
ている。中央部下端8、8′左右の打ち抜かれた部分15
及び15′はそれぞれ左右2ケづつの台形状の空隙とな
り、中央部下端とバンドの間の狭い空隙を介して繋がっ
た構造になっている。
5′の間隔を拡げ、抽出用バッグ2を開口させカップ上
に乗せて使用される。その際、シート5、5′の中間部
分の表側シートの折目13、13′及び裏側シートの折目1
4、14′が折れ曲がって、紙製支持具3の断面は六角形
となり、支持具下部の表側シートのバンド16及び裏側シ
ートのバンド、16′は弧状となって外側へ膨らんだ形状
となる。
乗せ、シート5、5′の左右の折目4、4′の部分を指
で抑えてカップの膨らみに合わせて、支持具下部のバン
ド16、16′を外側へ膨らませて、カップの上側の縁の下
の部分を外側から挟み込む状態としてカップを保持させ
る。一方、支持具3の中央部下端8、8′はカップの内
側に差し込まれた状態となるため、嗜好性飲料バッグ1
はカップ上で安定した状態で保持される。
移動時等の転倒による火傷等の怪我を防止する安全性が
大幅に高められた構造となっている。
支持具付嗜好性飲料バッグを示したもので、使用時バッ
グをコーヒーカップの上に乗せた状態における支持具付
バッグのみの斜視図を示す。
抽出用バッグ2からなり、支持具の材質はポリエチレン
でラミネートされた白板紙でつくられ、その内側に抽出
用バッグ2が融着されている。紙製の支持具の本体は長
方形のシートの両端が接着された環状のシートで、その
左右が折目4、4′で折り畳まれて、2枚の長方形のシ
ート5、5′が表裏に重ね合わされた形状になってい
る。
ートが左右の折目4、4′で折り畳まれて、2枚の長方
形のシート5、5′が表裏に重ね合わされた形状となっ
ている。シート5、5′の下端にはそれぞれ2ケ所づつ
の切れ込み、すなわち表側シートの17、17′及び裏側シ
ートの18、18′が設けられ、この切れ込みによって前部
及び後部の中央部下端8、8′が形成されている。
の両側と、裏側シートの切れ込み18及び18′の両側はそ
れぞれ表側シートの傾斜19、20、19′、20′及び裏側シ
ートの傾斜、21、22及び21′、22′が形成され、切れ込
みの突き当たりは2ケづつの円形の空隙、すなわち、表
側シートの23と23、23′と23′及び裏側シートの24と2
4、24′と24′が設けられた構造になっている。
の部分を指で抑えて、シートを外側へ膨らませて表裏の
シート5、5′の間隔を拡げ、抽出用バッグ2を開口さ
せてカップ上に乗せて使用される。その際、支持具3の
中央部下端8、8′はカップの内側に差し込まれた状態
となり、コーヒーカップの上端の縁は支持具の切れ込み
部分の傾斜19、19′、21及び21′に接触した状態にな
る。カップの縁を傾斜に沿わせて切れ込みに挿入し、突
き当たりの2つの円形の空隙の中いずれかの奥迄差し込
んで支持具をカップに固定させる。ここで一つの切れ込
みに複数の円形の空隙が設けられているのは、カップの
直径が大きい場合にも小さい場合にも適用できる様にす
るためである。
支持具付嗜好性飲料バッグを示したもので、使用時バッ
グをコーヒーカップの上に乗せた状態における支持具付
バッグのみの斜視図を示す。
抽出用バッグ2からなり、支持具の材質はポリエチレン
でラミネートされた上質紙でつくられ、その内側に抽出
用バッグ2が融着されている。紙製の支持具の本体は2
枚の長方形シート5、5′が表裏に重ね合わされた形状
となり、左右両側の垂直な折目を介して両端には矩形部
分、すなわち表側シートの25、25′及び裏側シートの2
6、26′が形成されている。更に、シート5、5′の中
点には垂直方向の折目、すなわち表側シートの27及び裏
側シートの27′が付けられている。シート5、5′の両
側の矩形部分とシート本体の境界となる垂直な折目の部
分のみで表裏のシートが接着されている。従って、矩形
部分25、25′及び26、26′の左右両端は開いた状態とす
ることができる。
び26、26′の下端にはそれぞれ切れ込み28、28′及び2
9、29′が設けられ、この切れ込みによって表側及び裏
側の中央部下端8、8′が形成されている。また切れ込
み28、28′及び29、29′の両側はそれぞれ傾斜、すなわ
ち表側の30、31、30′、31′及び裏側の32、33、32′、
33′となっている。切れ込みの突き当たりには円形の空
隙34、34′及び35、35′が設けられた構造になってい
る。
5′の間隔を拡げ、抽出用バッグ2を開口させてカップ
上に乗せて使用される。その際、支持具3の中央部下端
8、8′はカップの内側に差し込まれた状態となり、コ
ーヒーカップの上端の縁は支持具の切れ込み部分の傾斜
30、30′及び32、32′に接触した状態になる。
4ケ所の切れ込みの傾斜に沿わせて、切れ込みの突き当
たりの円形の空隙34、34′及び35、35′の奥迄差し込む
と、コーヒーカップの上端の縁は支持具の切れ込み部分
の両側の傾斜、表側の30、31、30′、31′及び裏側の3
2、33、32′、33′に密着した状態となって固定され
る。このため嗜好性飲料バッグ1はカップ上で安定した
状態で保持される。
形の空隙を設けた形状は、殆どのコーヒー、紅茶カップ
その他種々な形状の茶碗の縁に密着することができる様
に工夫された結果である。このため、お湯の注入時の溢
れ、カップの移動時の転倒等による火傷等の怪我を防止
することができ安全性が大幅に高められる。
ディスポーザブルでドリップタイプのコーヒー、紅茶等
の抽出用バッグに紙製の支持具を取り付けたもので、バ
ッグにお湯を注入する時支持具の下部に予め設けた複数
個の切片またはバンドによって、カップの上部を外側か
ら挟み込んだ状態とし、或いは支持具の下部に切込を設
け、カップの縁を切込の奥の円形の空隙に嵌め込んで固
定することにより固定し、抽出効果と共に注入時のお湯
の溢れ、カップの移動時等の転倒による火傷等の怪我を
防止する安全性が大幅に高められる。
で、使用前の折り畳まれた状態の正面図を示す。
時コーヒーカップの上に乗せた状態の斜視図を示す。
グの使用時、バッグをコーヒーカップの上に乗せた状態
における支持具付バッグのみの斜視図を示す。
様の使用時、バッグをコーヒーカップの上に乗せた状態
における支持具付バッグのみの斜視図を示す。
グの使用時、バッグをコーヒーカップの上に乗せた状態
における支持具付バッグのみの斜視図を示す。
れ込みの両側の傾斜 21、21′、22、22′紙製支持具の裏側シートの左右の切
れ込みの両側の傾斜 23、23′紙製支持具の表側シート左右の切れ込みの突き
当たりの円形の空隙 24、24′紙製支持具の裏側シート左右の切れ込みの突き
当たりの円形の空隙 25、25′紙製支持具の表側シート左右の矩形部分 26、26′紙製支持具の裏側シート左右の矩形部分 27、27′紙製支持具のシート中間の折り目 28、28′紙製支持具の表側シートの左右の切れ込み 29、29′紙製支持具の裏側シートの左右の切れ込み 30、30′、31、31′紙製支持具の表側シートの左右の切
れ込みの両側の傾斜 32、32′、33、33′紙製支持具の裏側シートの左右の切
れ込みの両側の傾斜 34、34′紙製支持具の表側シート左右の切れ込みの突き
当たりの円形の空隙 35、35′紙製支持具の裏側シート左右の切れ込みの突き
当たりの円形の空隙
Claims (4)
- 【請求項1】 支持具付嗜好性飲料バッグ1は濾過性を
有するシートからなる嗜好性飲料抽出用バッグ2及び、
抽出用バッグをカップ上に保持するための紙製支持具3
からなり、抽出用バッグ2が紙製支持具3に取り付けら
れている支持具付バッグの、支持具の下部において、 紙製支持具は環状のシートが左右の折目4、4′で折り
畳まれて2枚の長方形のシート5、5′が表裏に重ね合
わされた形状となり、シート5、5′の下端にはそれぞ
れ2ケ所づつの切れ込み6、6′及び7、7′が設けら
れ、この切れ込みによって表側及び裏側の中央部下端
8、8′、前部下端右側及び左側切片9、9′、後部下
端右側及び左側切片10、10′が形成され、4ケの切片は
平たい台形状でその一端がシート5、5′に接続された
構造を有し、 嗜好性飲料バッグ1の使用時、表裏のシート5、5′の
間隔を拡げ抽出用バッグ2を開口させてカップ上に乗せ
る場合、4ケの切片の先端11、11′、12、12′は外側へ
開いてカップの上部を外側から挟み込んだ状態となり、
紙製支持具3の中央部下端8、8′はカップの内側に差
し込まれた状態となって、嗜好性飲料バッグ1がカップ
上で安定した状態で保持される支持具付嗜好性飲料バッ
グ。 - 【請求項2】 支持具付嗜好性飲料バッグ1は濾過性を
有するシートからなる嗜好性飲料抽出用バッグ2及び、
抽出用バッグをカップ上に保持するための紙製支持具3
からなり、抽出用バッグ2が紙製支持具3に取り付けら
れている支持具付バッグの、支持具の下部において、 紙製支持具は環状のシートが左右の折目4、4′で折り
畳まれて2枚の長方形のシート5、5′が表裏に重ね合
わされた形状となり、シート5、5′の中間部分にはそ
れぞれ垂直方向の折目13、13′及び14、14′が設けら
れ、更にシートの下部の表裏は水平方向に15及び15′の
部分が打ち抜かれて中央部下端8、8′及び、両端がシ
ート5、5′に接続された細長いバンド16及び16′が形
成され、バンド16及び16′と中央部下端8、8′の間は
分離され、打ち抜かれた部分15及び15′はそれぞれ左右
の台形状の空隙が中央部下端とバンドとの間の細い間隙
を通じて接続された構造を有し、 嗜好性飲料バッグ1の使用時、表裏のシート5、5′の
間隔を拡げ抽出用バッグ2を開口させてカップ上に乗せ
る時、シート5、5′の中間部分の折目13、13′及び1
4、14′が折れ曲がって紙製支持具3の断面は六角形と
なり、支持具下部のバンド16、16′は弧状となって外側
へ膨らみカップの上部を外側から挟み込んだ状態とな
り、紙製支持具3の中央部下端8、8′はカップの内側
に差し込まれた状態となり、嗜好性飲料バッグ1がカッ
プ上で安定した状態で保持される支持具付嗜好性飲料バ
ッグ。 - 【請求項3】 支持具付嗜好性飲料バッグ1は濾過性を
有するシートからなる嗜好性飲料抽出用バッグ2及び、
抽出用バッグをカップ上に保持するための紙製支持具3
からなり、抽出用バッグ2が紙製支持具3に取り付けら
れている支持具付バッグの、支持具の下部において、 紙製支持具は環状のシートが左右の折目4、4′で折り
畳まれて2枚の長方形のシート5、5′が表裏に重ね合
わされた形状となり、シート5、5′の下端にはそれぞ
れ2ケ所づつの切れ込み17、17′及び18、18′が設けら
れ、この切れ込みによって表側及び裏側の中央部下端
8、8′が形成され、また切れ込み17、17′、18、18′
の両側はそれぞれ傾斜19、19′、20、20′、21、21′及
び22、22′が設けられ、切れ込みの突き当たりにはそれ
ぞれ2ケづつの円形の空隙23、23、23′、23′及び24、
24、24′、24′が形成された構造を有し、 嗜好性飲料バッグ1の使用時、表裏のシート5、5′の
間隔を拡げ抽出用バッグ2を開口させてカップ上に乗せ
る場合、紙製支持具3の中央部下端8、8′はカップの
内側に差し込まれた状態となり、支持具の下部がカップ
の縁と接触する部分を切れ込みの傾斜19、19′、21及び
21′に沿わせて、切れ込みの突き当たりの2ケづつの円
形の空隙23と23、23′と23′及び24と24、24′と24′の
中いずれか1ケづつの奥迄差し込んで固定することによ
り、嗜好性飲料バッグ1がカップ上で安定した状態で保
持される支持具付嗜好性飲料バッグ。 - 【請求項4】 支持具付嗜好性飲料バッグ1は濾過性を
有するシートからなる嗜好性飲料抽出用バッグ2及び、
抽出用バッグをカップ上に保持するための紙製支持具3
からなり、抽出用バッグ2が紙製支持具3に取り付けら
れている支持具付バッグの、支持具の下部において、 紙製支持具は2枚の長方形シート5、5′が表裏に重ね
合わされた形状となり、左右両側に折目を介して矩形部
分25、25′及び26、26′が設けられ、その垂直な折目の
部分のみで2枚のシートが接着され、シート5、5′の
中間にも垂直方向の折目27、27′が付けられ、シートの
両端の矩形部分の下端にはそれぞれ切れ込み28、28′及
び29、29′が設けられ、この切れ込みによって表側及び
裏側の中央部下端8、8′が形成され、また切れ込み2
8、28′及び29、29′の両側はそれぞれ傾斜30、31、3
0′、31′及び32、33、32′、33′を形成し、切れ込み
の突き当たりには円形の空隙34、34′及び35、35′が設
けられた構造を有し、 嗜好性飲料バッグ1の使用時、表裏のシート5、5′の
間隔を拡げ抽出用バッグ2を開口させてカップ上に乗せ
る場合、紙製支持具3の中央部下端8、8′はカップの
内側に差し込まれた状態となり、支持具の下部がカップ
の縁と接触する4ケ所の部分を切れ込みの傾斜30、31及
び32、33に沿わせて、切れ込みの突き当たりの円形の空
隙34、34′及び35、35′の奥迄差し込んで固定すること
により、嗜好性飲料バッグ1がカップ上で安定した状態
で保持される支持具付嗜好性飲料バッグ。
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---|---|---|---|
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- 1996-09-10 JP JP26245896A patent/JP3616214B2/ja not_active Expired - Fee Related
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