JP2013048795A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 対象となる患者と同じ病室に居る他の患者が自身のベッド近傍に設置されているナースコール子機の呼出操作部を操作して呼び出した場合に、他の患者による呼び出しであるか、対象となる患者の代わりに行った呼び出しであるかを医療従事者が明確に区別できる。
【解決手段】 呼出操作部3が操作されると、検出部4はその操作方法を検出する。検出した操作方法が第一の操作方法である場合に、報知部14は、呼出操作部3を操作した患者本人からの呼び出しである第一の報知を行う。また、検出した操作方法が第二の操作方法である場合に、報知部14は、呼出操作部3を操作した患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しである第二の報知を行う。これにより、同一の呼出操作部3の操作により、報知部14は、対象となる患者と同じ病室に居る他の患者による呼び出し、および、対象となる患者の代わりに行った呼び出しを区別して報知することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて医療従事者や介護者を呼び出すナースコールシステムに関する。
従来、病院や介護施設(以下、施設とする)では、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、施設の部屋(例えば、病室など)内の患者や被介護者(以下、単に患者とする)の近辺(例えば、ベッド近傍など)やトイレなどに設置されたナースコール子機および医療従事者や介護者(以下、単に医療従事者とする)の居る部屋(例えば、ナースステーションなど)に設置されたナースコール親機を有線などにより接続して構成されている。また、ナースコール親機によっては、医療従事者が携行している携帯通信端末(例えば、PHS(Personal Handyphone System)やコードレス電話など)を無線によって接続するものも存在する。
そして、患者によりナースコール子機にて呼び出し操作が行われると、ナースコール親機や携帯通信端末(以下、単にナースコール親機とする)は、自装置に設けられた報知部を動作させて、報知用スピーカーから呼び出し音を出力させたり、表示ディスプレイなどに呼び出し表示を行わせたりして呼び出しを報知している。ここで、呼び出し操作が行われたナースコール子機を使用している患者を特定するには、ナースコール子機を他のナースコール子機と識別するための子機識別情報とそのナースコール子機を使用している患者の名前を示す患者氏名情報とを関連付けて記憶しておけば良い。ナースコール子機により呼び出し操作が行われた場合に、そのナースコール子機の子機識別情報に関連付けて記憶されている患者氏名情報を取得することで、ナースコール親機が報知を行う際に、呼び出し操作を行った患者を特定することができる。そのため、医療従事者は、報知によって呼び出し操作を行った患者を把握することができる。また、ナースコール子機およびナースコール親機に通話機能が搭載されている場合、呼び出しを把握した医療従事者は、患者からの呼び出しに対する応答の操作を行うと、操作されたナースコール子機とナースコール親機との間に通話路が形成されて呼び出しを行った患者と会話することができる。
通常、ナースコール子機は、患者が医療従事者を呼び出すための呼出操作部を備えている。患者が呼出操作部を操作すると、ナースコール子機は、ナースコール親機や携帯通信端末に対して患者が医療従事者を呼び出すための通常の呼び出しを行うようにしている。また、ナースコール子機によっては、患者の容体が急に悪化した場合などに、その近辺に居る医療従事者により操作され、他の医療従事者を呼び出すための緊急呼出操作部を備えているものも存在する(例えば、特許文献1など)。特許文献1に記載のナースコールシステムでは、患者の近辺に居る医療従事者がベッド近傍に設置されている緊急呼出操作部を操作すると、ナースコール子機は、医療従事者が他の医療従事者を呼び出すための緊急の呼び出しを行うようにしている。なお、緊急呼出操作部は、見舞客などによっても操作されることがある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、対象となる患者の近辺に医療従事者や見舞客が居なければ、緊急呼出操作部が操作されないため、医療従事者を呼び出すことができなくなってしまうという問題があった。このような問題を解決するためには、以下の方法が考えられる。すなわち、対象となる患者が居る病室が、複数の患者が居る多床室である場合に、その病室に居る他の患者(以下、他の患者とする)が対象となる患者の居るベッドの近傍へ移動して、そのベッド近傍に設置されているナースコール子機の緊急呼出操作部や呼出操作部を操作したり、自身の居るベッド近傍に設置されているナースコール子機の緊急呼出操作部や呼出操作部を操作したりすることで、医療従事者を呼び出すことができる。
しかしながら、他の患者が自力で移動することができない状況では、他の患者が対象となる患者の居るベッドの近傍のナースコール子機の緊急呼出操作部や呼出操作部を操作することができないという問題があった。また、他の患者が自身のベッド近傍に設置されているナースコール子機の緊急呼出操作部や呼出操作部を操作した場合には、他の患者が対象となる患者の居るベッドの近傍へ移動する必要はなくなるものの、他の患者が呼び出しを行ったことになるので、医療従事者が呼び出しを行っている患者を区別することができなくなってしまうという問題があった。
特開2006−325783号公報
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、対象となる患者と同じ病室に居る他の患者が自身のベッド近傍に設置されているナースコール子機の呼出操作部を操作して呼び出しを行った場合に、他の患者による呼び出しであるか、対象となる患者の代わりに行われた呼び出しであるかを医療従事者が明確に区別できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のナースコールシステムでは、ナースコール子機の呼出操作部の操作方法が第一の操作方法である場合に、患者本人からの呼び出しであることを示す報知を行い、ナースコール子機の呼出操作部の操作方法が第二の操作方法である場合に、患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す報知を行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール子機の呼出操作部の操作方法が第一の操作方法である場合には、患者本人からの呼び出しであることを示す報知が行われる。一方、ナースコール子機の呼出操作部の操作方法が第二の操作方法である場合には、呼出操作部を操作した患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す報知が行われる。これにより、同一の呼出操作部の操作により、対象となる患者と同じ病室に居る他の患者による呼び出し、および、対象となる患者の代わりに行った呼び出しをナースコール親機が区別して報知することができる。従って、医療従事者は、他の患者による呼び出しであるか、対象となる患者の代わりに行われた呼び出しであるかを明確に区別することができる。
本実施形態によるナースコースシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール子機を適用した病室の状態例を示す図である。 本実施形態によるナースコールシステムのナースコール親機の記憶部の記憶内容の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態によるナースコールシステムは、ナースコール子機1、ナースコール親機10を備えて構成されている。
図1において、ナースコール子機1は、複数の患者が居る多床室である病室の各患者の近辺(例えば、ベッド近傍など)に設置されており、患者が医療従事者を呼び出すためのものである。ここで、ナースコール子機1は、伝送線を介してナースコール親機10に接続されている。また、ナースコール子機1は、子機用制御部2、呼出操作部3、検出部4、タイマー5、子機用インターフェース部(以下、子機用I/F部と記載する)6を備えて構成されている。
図2は、本実施形態によるナースコールシステムのナースコール子機1を適用した病室の状態例を示す図である。同図に示す例では、多床室の病室のベッドaは患者aにより使用されており、そのベッドaにはナースコール子機1aが設置されている。また、同じ病室のベッドbは患者bにより使用されており、そのベッドbにはナースコール子機1bが設置されている。
ナースコール親機10は、医療従事者の居る部屋(例えば、ナースステーションなど)に設置されており、患者本人からの呼び出しを報知したり、呼び出し操作が行われたナースコール子機1を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しを報知したりするために使用される。また、ナースコール親機10は、医療従事者が患者本人からの呼び出しや呼び出し操作が行われたナースコール子機1を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しに対して応答するために使用される。
また、ナースコール親機10とナースコール子機1との間には、図示しない制御機と図示しない廊下灯とが設置されている。制御機は、ナースコール子機1とナースコール親機10との間の通信を制御する。また、廊下灯は、自装置に設けた表示灯を点灯または点滅させて患者本人からの呼び出しを報知したり、呼び出し操作が行われたナースコール子機1を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しを報知したりする。
また、ナースコール親機10が図示しない携帯通信端末(例えば、PHSやコードレス電話など)を無線によって接続している場合、携帯通信端末は、患者本人からの呼び出しを報知したり、呼び出し操作が行われたナースコール子機1を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しを報知したりする。また、ナースコール親機10は、制御部11、インターフェース部(以下、I/F部と記載する)12、記憶部13、報知部14、復旧操作部15を備えて構成されている。
ナースコール子機1の子機用制御部2は、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されており、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御する。呼出操作部3は、ボタンなどにより構成されており、患者により医療従事者を呼び出すために操作される。検出部4は、呼出操作部3が操作された場合に、呼出操作部3の操作方法を検出し、検出した操作方法を示す操作方法情報を生成する。タイマー5は、時間を計測するためのものである。ここで、患者は、予め決められている操作方法に基づいて呼出操作部3を操作する。また、本実施形態による操作方法は、呼出操作部3が所定時間内に操作された回数によって区別される。また、呼出操作部3が所定時間内に1回操作されたと検出部4にて検出すると、検出部4は、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。また、呼出操作部3が所定時間内に2回以上操作されたと検出部4にて検出すると、検出部4は、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。また、第一の操作方法は、患者本人からの呼び出しであることを示すものであり、第二の操作方法は、呼出操作部3を操作した患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示すものである。
具体的には、呼出操作部3が操作されると、子機用制御部2はタイマー5を動作させ、タイマー5は時間の計測を開始する。また、子機用制御部2は、タイマー5が計測した時間が予め設定しておいた所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されたか否かを判定する。ここで、所定時間とは、患者が呼出操作部3を続けて2回以上操作する際に要する時間であり、比較的短い時間(例えば、2秒程度など)となる。
タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されなかったと子機用制御部2にて判断した場合に、子機用制御部2はタイマー5の動作を停止させるとともに、検出部4は呼出操作部3が1回だけ操作されたことを検出して、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。一方、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されたと子機用制御部2にて判断した場合に、子機用制御部2はタイマー5の動作を停止させるとともに、検出部4は呼出操作部3が2回以上操作されたことを検出して、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。そして、子機用制御部2は、医療従事者に対して呼び出しを行うための呼出信号を生成する。ここで、呼出信号は、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報および検出部4にて生成した操作方法情報を含む。また、子機識別情報は、ナースコール子機1が設置されているベッドのベッド番号により構成されている。また、ベッド番号は、患者が居る病室の病室番号とベッドに割り振られている通し番号とにより構成されている。そのため、子機識別情報により、ナースコール子機1が設置されている病室を特定することができる。
子機用I/F部6は、ナースコール子機1にナースコール親機10を接続しており、子機用制御部2にて生成した呼出信号をナースコール親機10へ出力する。また、子機用I/F部6は、ナースコール親機10から出力された復旧信号を入力する。ここで、復旧信号は、呼出操作部3が最初に操作される前の状態にナースコール子機1を戻すための信号である。また、復旧信号は、後述する復旧操作部15が操作される際に行われている報知部14の報知により特定されるナースコール子機1の子機識別情報を含む。また、検出部4が操作方法情報を生成して子機用制御部2が呼出信号を生成すると、呼出操作部3が続けて操作されても、子機用制御部2はタイマー5を動作させず、検出部4は操作方法情報を生成しなくなるため、子機用制御部2は呼出信号を生成しなくなる。この状態は、子機用I/F部6が自装置のナースコール子機1の子機識別情報と同一の子機識別情報を含む復旧信号を入力するまで継続される。
ナースコール親機10の制御部11は、CPUなどにより構成されており、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御する。I/F部12は、ナースコール親機10にナースコール子機1を接続しており、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力する。また、I/F部12は、後述する処理により生成された復旧信号をナースコール子機1へ出力する。
記憶部13は、メモリなどにより構成されており、ナースコール子機1の子機識別情報およびそのナースコール子機1を使用している患者の氏名を示す患者氏名情報とを関連付けて予め記録している。記憶部13は、図3に示すように、子機識別情報「201−1」に対して患者氏名情報「患者a」を関連付けて予め記憶している。また、子機識別情報「201−2」に対して患者識別情報「患者b」を関連付けて予め記憶している。ここで、患者aは201号室の一番目のベッドを使用している患者であり、患者bは201号室の二番目のベッドを使用している患者である。
報知部14は、患者本人からの呼び出しであることを示す第一の報知および呼出操作部3が操作されたナースコール子機1を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す第二の報知を行うためのものであり、スピーカーや表示灯、表示装置などにより構成されている。ここで、報知部14は、第一の報知と第二の報知とを区別するために報知のパターンを異ならせて報知を行う。また、報知部14は、第一の報知または第二の報知を行う際に、呼出信号に含まれる子機識別情報および記憶部13に関連付けて記憶されている患者氏名情報を用いて、スピーカーから音声を出力させたり、表示灯を点灯または点滅させたり、表示装置の表示を行わせたりして報知を行う。これにより、報知部14による第一の報知または第二の報知を把握した医療従事者は、呼出操作部3が操作されたナースコール子機1を使用している患者が居る病室および呼出操作部3を操作した患者を把握することができる。
I/F部12がナースコール子機1から出力された呼出信号を入力すると、制御部11は、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報および操作方法情報を抽出する。また、制御部11は、抽出した操作方法情報が第一の操作方法に該当する第一の操作方法情報および第二の操作方法に該当する第二の操作方法情報の何れであるかを判定する。操作方法情報が第一の操作方法情報であると制御部11にて判断した場合に、制御部11は記憶部13を参照して、抽出した子機識別情報から呼出操作部3が操作されたナースコール子機1が設置されているベッドのベッド番号、および、抽出した子機識別情報に関連付けて記憶されている患者氏名情報により呼び出しを行った患者の氏名を特定する。そして、制御部11は、特定したベッド番号および患者の氏名を用いて、その患者本人が呼び出しを行ったことを示す第一の報知を報知部14に行わせる。
一方、操作方法情報が第二の操作方法情報であると制御部11にて判断した場合に、制御部11は記憶部13を参照して、抽出した子機識別情報から呼出操作部3が操作されたナースコール子機1が設置されているベッドのベッド番号、および、抽出した子機識別情報に関連付けて記憶されている患者氏名情報により呼び出しを行った患者の氏名を特定する。そして、制御部11は、特定したベッド番号および患者の氏名を用いて、呼出操作部3が操作されたナースコール子機1を使用している患者が自分と同じ病室に居る患者に代わって呼び出しを行ったことを示す第二の報知を報知部14に行わせる。
復旧操作部15は、ボタンなどにより構成されており、報知部14による報知を停止するために操作される。報知部14による報知が行われている状態で、復旧操作部15が操作されると、制御部11は、報知部14の動作を停止させるとともに、報知部14を報知させる際にI/F部12が入力した呼出信号に含まれていた子機識別情報を含む復旧信号を生成する。
このように構成されているナースコールシステムにおいて、図2に示すように、病室のベッドaに居る患者aが医療従事者を呼び出す場合には、患者aは、ナースコール子機1aの呼出操作部3を1回操作する。すると、子機用制御部2はタイマー5を動作させ、タイマー5は時間の計測を開始する。その後、患者aは呼出操作部3を操作しないため、子機用制御部2はタイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されなかったと判断して、タイマー5の動作を停止させる。そして、検出部4は、呼出操作部3が1回だけ操作されたことを検出して、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。子機用制御部2は、このナースコール子機1aの子機識別情報「201−1」および検出部4にて生成した第一の操作方法を示す操作方法情報を含む呼出信号を生成する。子機用I/F部6は、子機用制御部2にて生成した呼出信号をナースコール親機10へ出力する。
ナースコール親機10では、I/F部12がナースコール子機1aから出力された呼出信号を入力すると、制御部11は、呼出信号に含まれる子機識別情報「201−1」および第一の操作方法を示す操作方法情報を抽出する。また、制御部11は記憶部13を参照して(図3を参照)、抽出した子機識別情報「201−1」に関連付けて記憶されている患者氏名情報「患者a」を取得する。そして、制御部11は、抽出した第一の動作方法を示す操作方法情報から報知部14に第一の報知を行わせる。このとき、制御部11は、201号室の患者a本人からの呼び出しであることを報知部14にて報知させる。
この状態で、復旧操作部15が操作されると、制御部11は、報知部14の動作を停止させるとともに、報知部14を動作させる際にI/F部12が入力した呼出信号に含まれていた子機識別情報「201−1」を含む復旧信号を生成する。I/F部12は、制御部11にて生成した復旧信号を各ナースコール子機1a、1bへ出力する。ナースコール子機1aでは、子機用I/F部6がこのナースコール子機1aの子機識別情報「201−1」を含む復旧信号を入力するため、子機用制御部2はナースコール子機1aを元の状態に戻す。
一方、患者bの容体が急に悪化するなどして、同じ病室に居る患者aが患者bの代わりに医療従事者を呼び出す場合には、患者aは、ナースコール子機1aの呼出操作部3を続けて2回操作する。呼出操作部3が1回操作されると、子機用制御部2はタイマー5を動作させ、タイマー5は時間の計測を開始する。その後、患者aは呼出操作部3を続けて操作するため、子機用制御部2はタイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されたと判断して、タイマー5の動作を停止させる。そして、検出部4は、呼出操作部3が2回以上操作されたことを検出して、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。子機用制御部2は、このナースコール子機1aの子機識別情報「201−1」および検出部4にて生成した第二の操作方法を示す操作方法情報を含む呼出信号を生成する。子機用I/F部6は、子機用制御部2にて生成した呼出信号をナースコール親機10へ出力する。
ナースコール親機10では、I/F部12がナースコール子機1aから出力された呼出信号を入力すると、制御部11は、呼出信号に含まれる子機識別情報「201−1」および第二の操作方法を示す操作方法情報を抽出する。また、制御部11は記憶部13を参照して(図3を参照)、抽出した子機識別情報「201−1」に関連付けて記憶されている患者氏名情報「患者a」を取得する。そして、制御部11は、抽出した第二の操作方法を示す操作方法情報から報知部14に第二の報知を行わせる。このとき、制御部11は、201号室の患者aが同じ病室に居る患者の代わりに呼び出しを行っていることを報知部14にて報知させる。
この状態で、復旧操作部15が操作されると、制御部11は、報知部14の動作を停止させるとともに、報知部14を動作させる際にI/F部12が入力した呼出信号に含まれていた子機識別情報「201−1」を含む復旧信号を生成する。I/F部12は、制御部11にて生成した復旧信号を各ナースコール子機1a、1bへ出力する。ナースコール子機1aでは、子機用I/F部6がこのナースコール子機1aの子機識別情報「201−1」を含む復旧信号を入力するため、子機用制御部2はナースコール子機1aを元の状態に戻す。
以上、詳しく説明したように、本実施形態のナースコールシステムでは、呼出操作部3が1回操作されると、子機用制御部2はタイマー5を動作させて、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されたか否かを判定する。タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されなかったと子機用制御部2にて判断した場合に、検出部4は、呼出操作部3が1回だけ操作されたことを検出して、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。一方、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が再び操作されたと子機用制御部2にて判断した場合に、検出部4は、呼出操作部3が2回以上操作されたことを検出して、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。操作方法情報を含む呼出信号を入力したナースコール親機10では、呼出信号に第一の操作方法を示す操作方法情報が含まれる場合に、制御部11は、患者本人からの呼び出しであることを示す第一の報知を報知部14に行わせるようにしている。一方、呼出信号に第二の操作方法を示す操作方法情報が含まれる場合に、制御部11は、ナースコール子機1の呼出操作部3を操作した患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す第二の報知を報知部14に行わせるようにしている。
これにより、呼出操作部3の操作方法が第一の操作方法である場合には、患者本人からの呼び出しであることを示す報知が行われる。一方、呼出操作部3の操作方法が第二の操作方法である場合には、呼出操作部3を操作した患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す報知が行われる。このことから、同一の呼出操作部3の操作により、報知部14は、対象となる患者と同じ病室に居る他の患者による呼び出し、および、対象となる患者の代わりに行った呼び出しを区別して報知することができる。従って、医療従事者は、他の患者による呼び出しであるか、対象となる患者の代わりに行われた呼び出しであるかを明確に区別することができる。
なお、前述した実施形態では、制御部11は、呼出操作部3が所定時間内に1回操作された場合に、報知部14に第一の報知を行わせ、呼出操作部3が所定時間内に2回以上操作された場合に、報知部14に第二の報知を行わせているが、これに限定されない。例えば、呼出操作部3が短押しで操作された場合に、制御部11が報知部14に第一の報知を行わせ、呼出操作部3が長押しで操作された場合に、制御部11が報知部14に第二の報知を行わせるようにしても良い。
具体的には、子機用制御部2は、呼出操作部3が操作されていない状態から呼出操作部3が操作された状態に切り替わったか否かを判定する。呼出操作部3が操作されていない状態から呼出操作部3が操作された状態に切り替わったと子機用制御部2にて判断した場合に、子機用制御部2はタイマー5を動作させ、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が操作されている状態から呼出操作部3が操作されなくなった状態に切り替わったか否かを判定する。ここで、所定時間とは、患者が呼出操作部3を長押し操作する際に要する時間であり、比較的短い時間(例えば、2秒程度など)となる。タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が操作されている状態から呼出操作部3が操作されなくなった状態に切り替わったと子機用制御部2にて判断した場合に、検出部4は、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。一方、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、呼出操作部3が操作されている状態から呼出操作部3が操作されなくなった状態に切り替わっていないと子機用制御部2にて判断した場合に、検出部4は、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。
また、前述した実施形態では、検出部4、タイマー5は、ナースコール子機1に設けられているが、これに限定されない。例えば、検出部4、タイマー5をナースコール親機10に設けるようにしても良い。
具体的には、子機用制御部2は呼出操作部3が操作されている間、自装置の子機識別情報を含む呼出信号を生成して、子機用I/F部6は子機用制御部2にて生成した呼出信号をナースコール親機10へ出力する。また、制御部11は、I/F部12が呼出信号を入力すると、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出するとともにタイマー5を動作させて、タイマー5は時間の計測を開始する。また、制御部11は、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、抽出した子機識別情報と同一の子機識別情報を含む呼出信号をI/F部12にて入力したか否かを判定する。タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、抽出した子機識別情報と同一の子機識別情報を含む呼出信号をI/F部12にて入力しなかったと制御部11にて判断した場合に、制御部11はタイマー5の動作を停止させ、検出部4は呼出操作部3が1回だけ操作されたことを検出して、第一の操作方法を示す操作方法情報を生成する。
一方、タイマー5が計測した時間が所定時間に達するまでに、抽出した子機識別情報と同一の子機識別情報を含む呼出信号をI/F部12にて入力したと制御部11にて判断した場合に、制御部11はタイマー5の動作を停止させ、検出部4は呼出操作部3が2回以上操作されたことを検出して、第二の操作方法を示す操作方法情報を生成する。また、検出部4にて操作方法情報が生成されると、制御部11は記憶部13を参照し、検出部4にて生成した操作方法情報が第一の操作方法情報および第二の操作方法情報の何れであるかを判定する。
また、前述した実施形態では、呼出操作部3の操作方法は、呼出操作部3が所定時間内に操作された回数によって区別されているが、これに限定されない。例えば、呼出操作部3が操作されたボタンの種類によって呼出操作部3の操作方法が区別されるようにしても良い。この場合、呼出操作部3は、二つ以上のボタンにより構成される必要がある。
その他、ナースコールシステムの構成、処理手順、内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除するようにしても良い。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせるようにしても良い。
1、1a、1b ナースコール子機
2 子機用制御部
3 呼出操作部
4 検出部
5 タイマー
6 子機用インターフェース(I/F)部
10 ナースコール親機
11 制御部
12 インターフェース(I/F)部
13 記憶部
14 報知部
15 復旧操作部

Claims (1)

  1. 複数の患者が居る病室のベッド近傍に設置され、医療従事者を呼び出すための呼出操作を行うための呼出操作部と、前記呼出操作部が操作された場合に、前記呼出操作部の操作方法を検出し、検出した操作方法を示す操作方法情報を生成する検出部と、前記呼出操作部が操作された場合に、自装置を他の装置と識別するための子機識別情報および前記検出部にて生成された操作方法情報を含む呼出信号を生成する子機用制御部と、前記子機用制御部にて生成した呼出信号を出力する子機用インターフェース部とを有するナースコール子機と、
    前記ナースコール子機から出力した呼出信号を入力するインターフェース部と、前記呼出操作部が操作されたナースコール子機を使用している患者本人からの呼び出しである第一の報知および前記呼出操作部が操作されたナースコール子機を使用している患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しである第二の報知を区別して行う報知部と、前記インターフェース部が呼出信号を入力した場合に、入力した呼出信号に含まれる操作方法情報が患者本人からの呼び出しであることを示す第一の操作方法に該当する第一の操作方法情報および患者と同じ病室に居る患者からの呼び出しであることを示す第二の操作方法に該当する第二の操作方法情報の何れであるかを判定して、前記操作方法情報が前記第一の操作方法情報であると判断したときに、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報により前記ナースコール子機を特定するとともに前記報知部に前記第一の報知を行わせ、前記操作方法情報が前記第二の操作方法情報であると判断したときに、入力した呼出信号に含まれる子機識別情報により前記ナースコール子機を特定するとともに前記報知部に前記第二の報知を行わせる制御部とを有するナースコール親機と、
    を備えたことを特徴とするナースコールシステム。
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