JP2013047149A - 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ - Google Patents

物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ Download PDF

Info

Publication number
JP2013047149A
JP2013047149A JP2012254832A JP2012254832A JP2013047149A JP 2013047149 A JP2013047149 A JP 2013047149A JP 2012254832 A JP2012254832 A JP 2012254832A JP 2012254832 A JP2012254832 A JP 2012254832A JP 2013047149 A JP2013047149 A JP 2013047149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baffle
article
tube
baffles
transported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012254832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5667151B2 (ja
Inventor
Vincent E Bryan Jr
ブライアン、ヴィンセント・イー・ジュニア
Alex E Kunzler
カンズラー、アレックス・イー
Joseph A Penaranda
ペナランダ、ジョウゼフ・エイ
Jeffrey A Cleveringa
クレヴェリンガ、ジェフリー・エイ
Randy Allard
アラード、ランディー
Daniel Baker
ベイカー、ダニエル
Vincent E Bryan Iii
ブライアン、ヴィンセント・イー・ザ・サード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Picker Technologies LLC
Original Assignee
Picker Technologies LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Picker Technologies LLC filed Critical Picker Technologies LLC
Publication of JP2013047149A publication Critical patent/JP2013047149A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5667151B2 publication Critical patent/JP5667151B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01DHARVESTING; MOWING
    • A01D46/00Picking of fruits, vegetables, hops, or the like; Devices for shaking trees or shrubs
    • A01D46/24Devices for picking apples or like fruit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G11/00Chutes
    • B65G11/20Auxiliary devices, e.g. for deflecting, controlling speed of, or agitating articles or solids
    • B65G11/203Auxiliary devices, e.g. for deflecting, controlling speed of, or agitating articles or solids for articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G69/00Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
    • B65G69/16Preventing pulverisation, deformation, breakage, or other mechanical damage to the goods or materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/202With product handling means
    • Y10T83/2066By fluid current

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Chutes (AREA)

Abstract

【課題】手摘みプロセスの利点を維持しつつ個々の摘み取り作業者の生産性を高める物品を輸送する装置及びその方法を提供する。
【解決手段】物品を輸送する装置が開示される。本発明の図示及び記載されている実施形態では、物品はりんごのような果実であり、果樹上の摘み取り場所から回収容器又は他の現場へ輸送することができる。この装置は、物品を受け取って輸送するようになっている管部材と、管部材内の離間した場所にある変形可能複数のバッフルとを含む。各バッフルが開口を画定し、開口は、物品が開口を通って移動して管内を進むように、物品がバッフル及び開口に係合してこれらを変形させることを可能にする。物品は、物品の前後で生じる圧力差によって管部材を通して押し続けられる。本発明の記載及び図示されている実施形態では、この圧力差は空気圧差である。
【選択図】図6

Description

本発明は、包括的には小型の物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせに関し、より詳細には空気式輸送装置及び方法に関する。
本願は、2007年3月26日に出願された米国仮特許出願第60/920,069号及び2007年7月13日に出願された米国仮特許出願第60/949,630号に基づく優先権を主張する。
現在、果実産業、最も具体的にはりんご産業では、果実は伝統的に手摘みされている。摘み取り作業者は、摘み取り作業者の肩に掛けられて胸部及び腹部の上から鼠径部まで下方に延びるりんご袋に果実を注意深く入れる。続いて摘み取り作業者は、後で包装又は加工工場へ輸送するために大きい容器内に果実を丁寧に放つ。この技法では、摘み取り作業者が、視覚的に識別可能な色、サイズ、及び品質の基準を利用して、摘み取るのに適した果実(りんご)の「樹上」選定("on-tree" selection)を行う。上手な摘み取り作業者は、樹上で後年結実する芽を完全な状態で維持するために、果実の果梗を無傷に保ったまま樹木から果実を取り外す。場合によっては、摘み取り作業は、硬すぎるか又は長すぎる果梗を挟み切ることと、打撲を防止するために摘み取り用袋に果実を丁寧に入れることと、トラック輸送により適しているより大きいサイズのコンテナへ果実を移し替えて搬送することとに対処しなければならない。高い枝に位置している果実に対しては、摘み取り作業者が果実に届くように足場上の梯子又はスタンドに登ることが必要であり得る。果実容器は、通常、摘み取り作業者の袋から移されるりんごを最短歩行距離内で充填することができるような間隔で樹木間の列に置かれる。続いて、容器は、トラクタによって牽引されるりんごトレーラによってピックアップされ、フォークリフトで平床トラックに載せるのを待つ共通の待機現場へ運ばれる。
この果実摘み取りプロセスは、摘み取り作業者の時間のうち実際の果実の摘み取りが約30%を占め、残りの70%の時間は、必要に応じて果梗を挟み切った後に果実を袋又は容器に丁寧に入れ、梯子を上り下りし、果実を運搬しながら場所を移動し、続いて手荒な取り扱いによって果実に傷又は打撲を与えないように特に注意しながら回収容器まで歩いて摘み取り作業者の袋一杯のりんごを回収容器内に注意深く放出することである。摘み取り作業者の袋の荷重は、18kg(40ポンド)以上になるため、摘み取り作業者の疲労及び効率の低下につながり得る。
果実収穫の季節性により、果実摘み取り作業者は、多くの場合は米国外の国々からの出稼ぎ労働者集団の間によく見られる。厳しい米国移民政策の結果として、収穫期に果実を摘み取るのに十分な人数の摘み取り作業者を確保することができない場合がある。果実手摘みプロセスは時間がかかるため、適熟の時点に達したときに多数の摘み取り作業者が必要となる。果実が手摘みされる場合には個別生産性が低いため、摘み取り作業者個人の賃金も低いままである。これはさらに、平均賃金以下の労働者の人口の拡大につながる。
手摘みプロセスの利点を維持しつつ個々の摘み取り作業者の生産性を高めることが、本発明の目的である。すなわち、摘み取るべき果実の選択性、全移動段階で打撲を防止するための丁寧さ、及び必要に応じた包装及び果梗の切り落としが望ましい。
この目的を達成するために、特別に改造し進歩させた気送管を伴うシステムが提示される。
りんごを樹木から摘み取ってりんご回収容器への輸送用の本発明の実施形態に投入している例示的なりんご摘み取り作業者を示す立面図である。 りんご摘み取りステーションが搭載されているトラクタ及びトレーラが、摘み取ったりんごをりんご回収容器への輸送用の本発明の実施形態に投入しているりんご摘み取り作業者によって使用されているところを示す立面図である。 図1と同様であるが、トレーラの後部から見た場合の通常のりんご摘み取り作業者及びトレーラを示す立面図である。 通常のりんご摘み取り作業者及びそのりんご摘み取りステーションを示し、ステーションが搭載されているプラットフォームに対してステーションがどのように移動し得るかを示唆する立面図である。 輸送管内で見られる通常のバッフルの立面図である。 通常の輸送管及びその中に取り付けられている図4のバッフルの断面図である。 図5と同様であるが、バッフル間に取り付けられている弾性材料を示す断面図である。 図6と同様であるが、バッフル間に取り付けられている弾性材料の異なる形態を示す断面図である。 通常の円錐形又は吹き流し形バッフルを示す、図5、図6、及び図7と同様の断面図である。 図8に示すバッフルの立面図である。 バッフルの代替的な形態の立面図である。 図7又は図8、及び図10に示す管及びバッフルの代替的な配置を断面で示す部分図である。 図11に示すバッフル及び空気孔の配置をさらに詳細に示す拡大部分図である。 外管、内側輸送管、これらの管の間の空気移動空間、及びバッフルを含む本発明の実施形態を示す部分断面図である。 図13に示す管及びバッフル配置の断面図である。 本発明の管及びバッフルを通るりんごのような通常の物体の移動を示唆する、一部が断面の部分図である。 図15に示す管に含まれるタイプのバッフルを示す立面図である。 輸送管内の円錐形又は吹き流しバッフルを示す断面態様の部分図である。 輸送管及びバッフルの一実施形態がどのように組み立てられ得るかを示す等角図である。 図18の管を組み立て済み構成で示す等角図である。 図18と同様であるが、輸送管及びバッフルの別の実施形態がどのように組み立てられ得るかを示す等角図である。 図19と同様であるが、輸送管及びバッフルのさらに別の実施形態がどのように組み立てられ得るかを示す等角図である。 輸送管及びバッフルのさらにまた別の実施形態がどのように組み立てられ得るかを示す、図18及び図19と同様の等角図である。 隣接するバッフル間に位置決めされ得るスペーサを示す等角図である。 図21と同様であるが、2つの排出口又はビューイングポートが設けられているスペーサを示す等角図である。 図22と同様であるが、複数の排出口又はビューイングポートが設けられているスペーサを示す等角図である。 図19〜図23に示す管、スペーサ、及びバッフルを示す等角分解図である。 図24に示すタイプのスペーサ及びバッフルの組み合わせを示す立面図である。 さらに別のスペーサの等角図である。 さらにまた別のスペーサを示す等角図である。 様々な管セクションを相互接続するために用いられ得る構造配置を示唆する部分断面図である。 排気ベンチュリ機構の立面図である。 図28の一部の部分断面図である。 ディスク形バッフルの断面図である。 図30と同様であるが、円錐形バッフルを示す断面図である。 図30及び図31と同様であるが、円錐形バッフルの別の実施形態を示す断面図である。 図30〜図32と同様であるが、バッフルのさらに別の実施形態を示す断面図である。 図33に示すバッフルの立面図である。 輸送管及び関連の導入装置のさらに別の実施形態を示す部分立面図である。
本発明を好ましい実施形態及び手順に関連して説明するが、この実施形態又は手順に本発明を限定する意図はないことを理解されたい。逆に、添付の特許請求の範囲によって規定されるような本発明の精神及び範囲内に含まれ得るものとして、全ての代替形態、変更形態、及び等価物を包含することが意図される。
一つの実施形態では、輸送管の発明及びその周辺機器が、4つの部品又はサブシステムから構成されている。これら4つのサブシステムが協働して、a)樹木、つる植物、又は灌木上の選択された果実を包囲及び収容し、b)果梗の自然な切り離し点において、又は果梗を所望の長さで挟み切ることによって、親木又は親植物から果実又は他の物体を切り離し、c)剛性又は可撓性の管経路内の上に且つ/又は下に且つ/又は管経路に沿って、果実を丁寧だが迅速に進行(移動させ)、最後に、d)果実を打撲させずに別個のチャンバ、例えば水浴又は剛性コンテナに投入する。
a)装置の「包囲及び収容」又は進入部分では、気送管40に、プラスチック、ゴム、又は他の適当な材料から成る剛性又は可撓性の進入ポータル装置すなわち導入装置35(図35)が設けられている。この進入装置35は、既知の設計であってもよく、又は2007年9月14日に出願された同時係属中の米国仮特許出願第60/972,302号に開示及び非正式に特許請求されているような可撓性の落下シュートであってもよい。この導入装置35は、果物の果梗のない側の端から果梗側の端にかけて果実を下から囲むように置かれている(図1〜図3)。果実が樹木から摘み取られて分離されると、導入装置35は、摘み取り作業者から果実を受け取って輸送管40に送出する(図1〜図3、図3a)。周囲のシュート構造35は、任意のサイズの任意の所与の果実の進入を許すような寸法であり、果実の通過中にその重量又は形状によって輸送管40の形状を崩すか若しくは損なわせることがないように、又は中空のシュート及び管構造内での果実の通過を延長させるように十分な硬さである。
b)摘み取られる果実又は他の物体は、手で、又は木ばさみ、すなわち、はさみ状の装置を用いて樹木から分離される。これらのはさみ、すなわち木ばさみは、既知の設計であってもよく、又は2007年4月4日に出願された米国仮特許出願第60/921,707号又は2007年7月13日に出願された米国仮特許出願第60/949,533号に開示及び非正式に特許請求されているような種類のものであってもよい。上記出願に示されているように、装置の「切り離し又は挟み切り」部分は、一般的なはさみ状装置であってもよい。この木ばさみは、1つ又は複数の部分的に回転可能な湾曲した弧状の金属又はプラスチック部材から成り得ると共に、所望であれば進入ポータル付近の進入ポータル装置又は管に取り付けられ得る。回転可能なブレードは、鈍くても鋭くてもよい。装置の「切り離し又は挟み切り」部分の一つの実施形態では、果実が導入装置35のシュート内に収容されたら果梗を切断することによって果実が分離されて、果実は輸送用の管内を落ちていく。装置の「切り離し又は挟み切り」部分の別の実施形態では、ブレード部材が鋭く、ナイフのように働いて果梗を所望の長さで切断し得る。装置の「切り離し又は挟み切り」部分のさらに別の実施形態では、複数のブレードがはさみとして働いて果梗を切断し得る。回転可能なブレードは、果梗が樹幹から切り離されるのに適した位置に果実がくると、視覚/手動システムによって、又は機械センサ若しくは電子センサによって起動され得る。回転可能なブレードは、手動力によって、又は空気圧若しくは他の機械若しくは油圧応用機構によって駆動され得る。
果実は、当然ながら手で摘み取ることができ、樹木から果梗の果実部分を折るのに十分な横力を手で加えることができる。
c)装置の「進行/移動」部分では、以下でより広範に開示及び特許請求されるように、装置の中空又は管状部分40の内部が、軟質の又は容易に挿入可能且つ交換可能な材料ライナ41(図6)及び一連のバッフルで裏打ちされ得る。以下でより詳細に開示及び特許請求されるように、移動させるべき果実又は他の物体に空気圧が加えられ得る。
d)輸送管の末端下流周辺の「投入部分」は、果実又は他の物体を水浴又は剛性コンテナ内に丁寧に送出するように構成されている。入水プロセス中に任意の特定の果実が別の果実又はコンテナの底に接触しないように、輸送管下流端を手又は機械によって水浴(図示せず)内の異なる場所に向けてもよく、又は十分に深い水流中に送出するために輸送管40が水浴コンテナに強固に接続されてもよい。装置の「投入部分」の第1の実施形態では、輸送管の末端部分が水浴コンテナに接続される。第2の実施形態では、装置の「投入端」は、果実又は他の物品を剛性コンテナ又は水浴内に送出するように配置されるが、移動する果実を打撲させることなくその力を吸収するように、軟質材料又は膨張可能材料の末端バッフル又はクッションが位置決めされる。減速すると、果実が横向きのポータルを通って可撓管から出るが、これは、この果実退出ポータルの方向とは逆に管を移動させることによって、又は管側からポータルに果実を軽く押し通すことによって行われる。この押し込み動作は、膨張可能な装置が機械的にトリガされることによって行われる場合もあり、又は果実が末端減速クッションに衝突することによって電気的にトリガされる場合もある。
物品移動用の気送管
19世紀のヨーロッパにおいて、いわゆる大気圧鉄道の概念に関する一般的及び技術的関心が高まった。原案は、手紙、小包、さらには旅客列車、車両、及び貨物を運搬するための気送管の使用を必要としていた。列車は、人又は不定形の物品が入った後で鉄道車両に加わる外力の結果として動かされる、一連の車両カプセル又はキャニスタと考えられ得る。キャニスタ車両とトンネルの内面との間にシールが形成されれば、列車の前端に比較的低い空気圧を与えて列車の後端に比較的高い空気圧を与えることによって、気送管を通してキャニスタ車両を移動させることができる。その後の案では、普通の鉄道線路に沿って位置付けられる小型の気送管の使用が提案され、レール上を走る付属の列車を気送管内のピストンで牽引することになった。トンネルすなわち気送管を通して蒸気機関車の後ろで鉄道列車を牽引することに代わって最終的に成功したこの代案は、同時期に幅広く開発されていた。記述的な記事のコピーは、米国特許商標庁において、本願の出願経過にあり、公に入手可能である。
1840年、サミュエル−クレッグ及びジェイコブス−サムダ(英国民)は、「空気式鉄道用バルブの構造」で米国特許第1,922号を取得した。該特許の実施により、気送管内に位置決めされている線路上で、車輪付き列車を1ブロックの距離にわたって移動させることに成功した。米国特許第255,525号明細書及び米国特許第284,456号明細書は、いわゆるストアサービスキャリア用の初期の空気圧システムを開示している。
物品の移動用の以前の空気圧システムに共通する基本概念は、移動する物品に添装される1つ又は複数のシール部材に依存している。これらのシール部材は、移動する物品と気送管の内面との間に空気圧シールを提供する。輸送対象の物品(いかなる形状であってもよい)は、所定の形状のキャニスタに入れられる。キャニスタに固定されている外部フランジ状シールが、気送管を通るキャニスタと共に移動する。シールは、エアシールを提供するように気送管の内面と係合し続ける。このエアシールが、シール及びカプセルの上流面と下流面との間での気送管内の空気圧差の発生を可能にする。この空気圧差の力が、気送管に沿ってカプセル及びシールを推進させる。
空気輸送又は移動装置
本発明の目的は、定形のカプセル又はキャニスタに物品を入れる必要なく、物品の形状とは無関係に管内で物品を急速に移動させることである。加圧システムが管を通して物品を進行させることを可能にするのに十分なシールを形成する手段が必要である。この新たな概念の実施形態は、シール配置に焦点を合わせているが、シールは管内を移動しない。それにもかかわらず、このシール配置は、管を通した物品の空気圧による移動を効果的にもたらすのに適した環境を維持することができる。
本発明によれば、一連のシーリングバッフルが、管の内壁に添装され、シーリングバッフルと管内を進む物品との間に一連の空気圧シールを維持したまま異なるサイズ及び形状の物品に適応することができる。
図1〜図3及び図3aに示唆するように、この気送管システムは、個々の摘み取り作業者Pによって使用され得る。各摘み取り作業者は、公知及び使いやすい装帯手段503によって摘み取り作業者の胸部に隣接して位置付けられると共に身につけられ得る導入シュート35を有し得る。導入シュート35は、摘み取った果実を容器140又は他の回収装置へ輸送する気送管40につながっている。所望であれば、管輸送システム及び摘み取り作業者Pは、図2に示すようなトラクタTによって牽引されるトレーラ240に搭載され得る。代替的に、システム及び摘み取り作業者は、2008年2月13日に出願された同時係属中の米国仮特許出願第61/028,351号や、2009年2月13日に出願され、発明の名称を「りんご、シトラス、石果、及び同様の物体の摘み取り及び予備処理を改善する移動システム」とする、現在同時継続中の米国出願第12/371,446号に示されているような自走式車両に搭載され得る。または、システムは、そり、可動フレーム、さらには固定パッドにさえ搭載することができる。
樹木の様々な高さにあるりんご又は他の果実に届くために、摘み取り作業者Pには、図3aに具体的に示唆するような摘み取りステーション又はプラットフォーム340が提供される。これらのステーション340の位置は、図3aに矢印で示唆するような既知の油圧システム又は他のシステムによって調整され得る。
図4〜図12及び他の箇所に示すように、本発明の一つの実施形態は、剛性又は可撓性で、プラスチック、金属、又は他の適当な材料で作られ得る管40を備える。管は、円形及び/又は任意の好都合な断面形状であってもよい。本発明によれば、一連のシーリングバッフル50が、管の内部で離間した場所に設けられている。各シーリングバッフルは、管40の内部に添装され、管の軸に対して垂直に位置合わせされ、シリコンゴム又は弾性プラスチックのような弾性の滑面材料で作られている。好ましくは、シーリングバッフル50間の間隔は、輸送管を通して移動させる物品の主要寸法と実質的に同じであるように選択される。このシステムは、バッフル間距離をこの物品の主要寸法よりも大幅に増減させても機能はするが、おそらくあまり効果的ではなくなる。
本発明の代替的な実施形態では、密集した複数のシーリングバッフルの群が、管内部に沿って互いに大きい間隔で位置付けられ得る。
好ましくは、シーリングバッフルはそれぞれ、中央開口すなわち孔51を画定する。シーリングバッフルの外周及び孔51の周辺は、円形、卵形、楕円形、又は他の形状のような任意の好都合な形状であってもよい。図15に示唆するように、中央開口51は、直径が孔51よりも大きいが管よりも小さい物品Fが、シーリングバッフル50の弾力性によって管を通過することができるような直径である。シーリングバッフル50は、通過する比較的緩い物品Fに適応するように開きやすくするために、中央開口からバッフル材料内に延びるスリット52を有してもよい。小さい物品Fを移動させる場合、スリット52は必要ない場合がある。代替的に、シーリングバッフル50が膨張可能であってもよい。膨張可能なシーリングバッフルを構成する材料は、シーリングバッフルが徐々に膨張することで中央開口51が徐々に小さくなるような、又は中央開口51の形状が何らかの他の方法で徐々に変化するような形状及び配置にされ得る。
シーリングバッフルの中央開口内に物品が係合している間中、物体とシーリングバッフルの表面との間に、多かれ少なかれ不完全な空気圧シールが一時的にできる。空気圧システム(真空又は空気圧)が物品を引き且つ/又は押して上流のシーリングバッフルから外すと、物品は即座に次のシーリングバッフルの開口へ進行し、シーリングバッフルで分けられた管の全長にわたってこの現象が繰り返される。
管40を通して移動中の物品Fへの外傷作用を最小にするために、さらに本発明によれば、弾性の周期的なシーリングバッフル50間に位置付けられている管内面は、軟質ゴム又は弾性プラスチックのような軟質材料41で裏打ちされてもよい。代替的に、図6、図7、及び図24〜図26に特に示唆するように、小さい可撓性フィンガ状延長部42の露頭(outcroppings)のような一連の多数の軟質クッションか、又は軟質の膨張可能な空気充填バルーン状内壁ライナを、シーリングバッフル間に設けることができる。
代替的な形状のバッフルの配置を、図8、図9、及び図15〜図17に示す。ここでは、円錐形又は吹き流し形のバッフル43が、固定装置44によって管の内面に取り付けられている。吹き流し形のバッフル43は、ゴム又は弾性プラスチックのような弾性材料から織られ得るか又は形成され得る材料で作ることができる。この材料は、移動中の物品の表面に倒れ掛かり得ると同時に、最小限のインピーダンスで物品を進行させることができるような性質であってもよい。これらの内部の吹き流し形のバッフル43は、図8に特に示唆するように、物品が1つの吹き流し形のバッフル43を離れた時点でそれと連なる次の重なった吹き流し形のバッフル43へ送出されることで、物品が管内を進むときに、連続的なシールが維持されるように、互いに離間させることができる。
これらのシーリングバッフル50のいくつかの変形形態を、図30〜図34に示す。シーリングバッフル50は、図30に示唆するようにディスク形であってもよく、又は図31に示唆するように実質的に円錐形であってもよい。この円錐形は、移動する物体を、管及びバッフルの中心軸に合わせるのを助ける。代替的に、シーリングバッフル50は、図32に示唆するような異形円錐形であってもよい。この形状は、シーリングバッフル50を通過する空気流にベンチュリ状の作用を与え得る。シーリングバッフル50は、図33及び図34に示唆するような案内板54を有してもよい。
ここで図示する管40は、外管45と、開口47が開いている同軸の内管46とを備えることができる。この管の配置は、空気流ライナ46を形成させることにより、管を通って移動する物体を、管40内でより中央の位置に維持しやすくすると同時に、管40を通って同時に移動し得る個々の物体F間に軸方向に延びる空隙48を与える。さらに、この配置は、管に加えられる真空又は正の空気圧の作用が、管を通って同時に移動する2つ以上の物品に届くことを可能にする。
同様の作用を得る他の手段は、空気移動ポータルを管に周期的に円周方向に置くことによって達成することができる。図9〜図12及び他の箇所に示唆するように、外管40とシーリングバッフルを収容している内管49との間の空間48を通して、周辺の空気移動が生じると同時に、内管49を通して中央の空気移動が生じている。これらのポータルは、同じか又は異なる直径を有してもよく、内管表面に対して垂直に又は所望の作用を得るために同じか若しくは異なる角度を成して整列してもよい。管40及び49は、剛性であっても可撓性であってもよい。
リテーナリング60が図10及び図11に示されており、リテーナリング60は、異なる直径であり得ると共にリテーナリング60の表面に対して垂直であるか又は任意の方向の角度を成し得る周辺孔66が穿孔されている。これらの周辺孔66は、1つの内側バッフル空間から別の内側バッフル空間への空気の通過を可能にする。
上記で示唆したように、管内の空気流及び空気圧の変更は、同軸上に位置合わせされる外管45及び内管46の配置によって行うことができる(図10〜図14)。外管45と内管46との間の円環形状の空間48は、管ラインの全長に沿って空気を排出させることができる。ポータル47は、本発明による管に沿って物体Fを押し続ける目的で、所望の正圧又は負圧を提供するように空気を注入又は排出するために設けることができる。図14に具体的に示唆するように、これらの通路47は、螺旋空気流を提供するように形成することができる。この螺旋空気流は、移動する物体Fが管内側に激しく衝突する結果として、打撲又は他の損傷を被ることを阻止し得る。
管、バッフル、及び内側ライナ又はスペーサの構築及び組み立てを、図18〜図26に示す。図18に示唆するように、嵌め合い波形形状143が管半体140、142に形成されて、その波内に所望の間隔でシーリングバッフル50を嵌め込むことができる。図18aに示唆するように、続いて、管半体を組み立てて、適当なクランプロック145で互いにロックすることができる。代替的に、単一の管40に図19に示すような渦巻状の波146が設けられて、シーリングバッフル50を螺旋ねじ込み状の動きによって管内に取り付けることができる。図19aに示唆するように、シーリングバッフル50にロッキングタブ150が設けられて、管40内の凹部(図示せず)と嵌め合わせることができる。さらに別の代替的な配置では、図20に示唆するように、一続きに延びるねじ山155が管40に設けられて、それと嵌まり合うねじ山156をシーリングバッフル50に設けることができる。
スペーサ80(図21)は、軟質材料で作られて、シーリングバッフル50間に位置付けることができる。これらのスペーサ80には、ポート82(図22及び図23)を設けることができる。管40がプラスチックのような透明材料で作られる場合、これらのポート82を用いて管システムの内部を覗いて検査することができる。代替的に、管システムに上述の同軸管構造が設けられる場合、これらのポート82は、所望の空気流を提供することができる。図24を参照されたい。所望であれば、これらのスペーサ及びバッフルは、単一ユニットとして作ることができる。図24aを参照されたい。螺旋波形管と嵌まり合うために、このスペーサには、図25に示唆するようなばね状螺旋部材85を設けてもよい。
代替的な設計のスペーサ87を図26に示す。このスペーサは、波形であるか平面状であるかに関係なく、管の内面に一致する軟質の柔軟な材料から形成されている。離間したアーム88は、輸送される物体が剛性の管壁と衝突するのを防止するが、これらのアーム88間の間隔は、物体移動に対するインピーダンスを最小にする。
図27〜図29は、管長モジュールを相互接続するいくつかの既知の配置の1つを示している。管セクション同士は、手又は工具によって嵌め合わせられて、可撓管組立体を形成することができる。継手90はセルフシール式であるが、可撓性を与えるようにスライドする。
所望であれば、図35に示唆するように、一連の輸送管が比較的大きい導管400内に担持されてもよい。導管400には、摘み取り作業者が適当な対応する直径の管内に様々なサイズの物体を入れることができるように、送出シュート35を設けることができる。
管40の下流端に到達したりんごのような輸送された物体を、例えば、減速リング、スタッキーの米国特許第3,767,268号明細書に開示されているような容器、又は、セルノシコの米国特許出願第5,872,562号明細書に開示されているような水浴、すなわちタンク17、コンベア21、及び容器23のような公知の手段502によって減速することができる。

Claims (5)

  1. 物品を輸送する装置であって、
    物品を受け取って輸送するようになっている管部材と、
    輸送中の前記物品が前記装置を通って移動するときに前記物品の前後で圧力差を生じさせる手段と、
    前記管部材の長さを通して互いに離間した場所にある、スリットのない変形可能な複数のバッフルと
    を組み合わせて備え、
    各バッフルは、前記輸送される物品が通過することのできる開口を画定すると共に、前記バッフルと前記輸送される物品との間に空気圧シールを形成するようになっており、隣接するバッフル同士は、前記開口の直径と実質的に等しい距離だけ離間して、前記バッフルを通過する前記物品は、係合しているバッフルから次に係合するバッフルまで順次連続して通過する装置。
  2. スリットのない複数のバッフルを内部に有する管を通して物品を輸送する方法であって、
    前記複数のバッフルは、前記管の長さを通して、前記バッフルに画定された開口の直径と実質的に等しい距離だけ互いに離間しており、
    前記方法は、
    前記管の上流端で物品を受け取るステップと、
    前記物品と前記バッフルとの間にシールを生じさせて、前記管に沿って輸送されると共に前記バッフルを通り抜ける前記物品の前後で圧力差を生じさせるステップと
    を含み、
    前記圧力差は、前記管内で前記バッフルを通り抜けると共に隣のバッフルに向かうように前記物品を押して、前記物品を移動さてシールしながら前記バッフルに順次係合させる方法。
  3. 物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせであって、
    該両末端管の両端部間で圧力差を生じさせる手段と、
    前記両末端管の長さを通して互いに軸方向に離間した場所にある、スリットのない開口した変形可能な複数のバッフルであって、隣接するバッフル同士は、前記開口の直径と実質的に等しい距離だけ離間する複数のバッフルと
    を備え、
    前記バッフルは、輸送中の物品が前記両末端管を通って移動するときの輸送中の前記物品の前後での少なくとも一時的な圧力差の発生を促すように、前記物品の表面に少なくとも部分的に係合するようになっていることにより、前記物品が前記バッフルを通り前記両末端管に沿って隣のバッフルに進行する、両末端管の組み合わせ。
  4. 物品を輸送する装置であって、
    物品を受け取って輸送するようになっている管部材と、
    輸送中の前記物品が前記装置を通って移動するときに前記物品の前後で圧力差を生じさせる手段と、
    前記管部材の長さを通して互いに離間した場所にある、開口した変形可能な複数のバッフルと
    を組み合わせて備え、
    各バッフルは、前記輸送される物品が通過することのできる1つの開口を画定し、隣接するバッフル同士は、前記開口の直径と実質的に等しい距離だけ離間している装置。
  5. 物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせであって、
    該両末端管の両端部間で圧力差を生じさせる手段と、
    前記両末端管の長さを通して互いに軸方向に離間した場所にある、スリットのない開口した変形可能な複数のバッフルと
    を備え、
    前記バッフルは、輸送中の物品が前記両末端管を通って移動するときの輸送中の前記物品の前後での少なくとも一時的な圧力差の発生を促すように、前記物品の表面に少なくとも部分的に係合するようになっていることにより、前記物品が前記バッフルを通り前記両末端管に沿って隣のバッフルに進行し、前記バッフルは、前記両末端管内において前記隣のバッフルから前記開口の直径と実質的に等しい距離だけ離間して、前記輸送中の物品が少なくとも1つのバッフルに連続して係合し、前記バッフル及び該バッフルを通り抜ける物品の前後で圧力差を発生させる、両末端管の組み合わせ。
JP2012254832A 2007-03-26 2012-11-21 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ Expired - Fee Related JP5667151B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US92006907P 2007-03-26 2007-03-26
US60/920,069 2007-03-26
US94963007P 2007-07-13 2007-07-13
US60/949,630 2007-07-13

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010501166A Division JP5185363B2 (ja) 2007-03-26 2008-03-25 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013047149A true JP2013047149A (ja) 2013-03-07
JP5667151B2 JP5667151B2 (ja) 2015-02-12

Family

ID=39788998

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010501166A Expired - Fee Related JP5185363B2 (ja) 2007-03-26 2008-03-25 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ
JP2012254832A Expired - Fee Related JP5667151B2 (ja) 2007-03-26 2012-11-21 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010501166A Expired - Fee Related JP5185363B2 (ja) 2007-03-26 2008-03-25 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7695220B2 (ja)
EP (1) EP2134154B1 (ja)
JP (2) JP5185363B2 (ja)
CN (1) CN101677510B (ja)
AU (1) AU2008230918B2 (ja)
BR (1) BRPI0809424A2 (ja)
CA (1) CA2681407C (ja)
DK (1) DK2134154T3 (ja)
ES (1) ES2576653T3 (ja)
IL (1) IL201181A0 (ja)
MX (1) MX337506B (ja)
NZ (1) NZ580593A (ja)
PL (1) PL2134154T3 (ja)
RU (1) RU2009137834A (ja)
WO (1) WO2008118915A1 (ja)
ZA (1) ZA200907335B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210025234A (ko) * 2019-08-27 2021-03-09 공주대학교 산학협력단 자동 커팅 기능이 구비된 농작물 수확용 에어 픽커

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1030450C2 (nl) * 2005-11-17 2007-05-21 Greefs Wagen Carrosserie Inrichting en werkwijze voor het gekanaliseerd transporteren van vruchten met behulp van een vloeistofkanaal.
US8371773B2 (en) 2007-03-26 2013-02-12 Picker Technologies Llc Transport system for fruit and like objects
MX2011001246A (es) * 2008-07-31 2011-03-25 Picker Technologies Llc Sistema para transportar objetos completamente asimetricos tales como un racimo de uvas u otra fruta a traves de un tubo neumatico.
US20100064653A1 (en) * 2008-09-16 2010-03-18 Dietrich Charles E Pneumatic Fruit Decelerator Apparatus and Method
GR1006747B (el) * 2008-11-28 2010-04-08 Χρηστος Κολιουσης Συσκευη ταχειας συγκομιδης δεντροκομικων προϊοντων
BRPI1006937A2 (pt) * 2009-01-20 2016-04-12 Picker Technologies Llc desacelerador compreendendo tanque de desaceleração e transportador de extração
US7810305B2 (en) * 2009-02-26 2010-10-12 Macidull John C Automated fruit harvesting apparatus
US20130064611A1 (en) * 2009-06-15 2013-03-14 Picker Technologies Llc Dry decelerator for apples or like objects
US7926252B2 (en) * 2009-09-01 2011-04-19 Dbr Conveyor Concepts, Llc Pneumatic fruit decelerator apparatus and method
WO2011129810A1 (en) * 2010-04-12 2011-10-20 Picker Technologies Llc Transport system for fruit and like objects
CA2765013A1 (en) * 2010-07-16 2010-12-23 Picker Technologies Llc Dry decelerator for apples or like objects
EP2736826A4 (en) * 2011-04-06 2015-09-23 Fish Transp Systems Llc OBJECT HANDLING PIPE
US8997446B2 (en) 2011-10-17 2015-04-07 Dbr Conveyor Concepts, Llc Pneumatic fruit decelerator body
US20150043700A1 (en) * 2012-07-19 2015-02-12 Lawrence Livermore National Security, Llc Method and system for target injection using a gas-bearing injection barrel
KR101358595B1 (ko) 2012-08-23 2014-02-04 이홍곤 과실 수확기
US11272662B2 (en) 2014-12-03 2022-03-15 Sri International End effector for robotic harvesting
ITUB20151290A1 (it) * 2015-05-28 2016-11-28 Unitec Spa Apparato per la ripartizione di prodotti ortofrutticoli.
NZ743554A (en) * 2015-11-18 2022-11-25 Drew P Henry Vacuum laundry chute system
WO2018057562A1 (en) * 2016-09-21 2018-03-29 Abundant Robotics, Inc. Systems for robotic harvesting
IT201700099467A1 (it) 2017-09-05 2019-03-05 Cottlab Ltd Mietitrice robotica semovente per la raccolta selettiva di colture agricole in file di alta qualità
NZ762548A (en) 2017-09-15 2022-02-25 Abundant Robotics Inc Doubles end-effector for robotic harvesting
AU2020221910A1 (en) * 2019-02-11 2021-08-19 John Bean Technologies Corporation Pick and throw harvesting
EP4228985A1 (en) * 2020-10-16 2023-08-23 Kongskilde Industries A/S A pneumatic conveyor system
EP4237359A1 (en) * 2020-11-02 2023-09-06 Kongskilde Industries A/S A pneumatic pick up unit and a pneumatic conveyor system
CN112830276B (zh) * 2021-01-04 2022-10-25 南京横溪农业发展有限公司 一种西瓜输送装置
CN112903589A (zh) * 2021-04-13 2021-06-04 塔里木大学 一种基于拉曼光谱的苹果糖分检测设备
CN114303642B (zh) * 2022-01-19 2023-04-11 五河县绿色农产品协会 一种效率高的葡萄采摘装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2288682A (en) * 1941-01-23 1942-07-07 Irving B Chittenden Automatic fruit picker
JPS4831154U (ja) * 1971-08-20 1973-04-16
JPS4844853U (ja) * 1971-09-30 1973-06-12
JPS49103010U (ja) * 1972-12-25 1974-09-04
JPS53159953U (ja) * 1977-05-23 1978-12-14
JPS5733128U (ja) * 1980-08-05 1982-02-22
JPS5931614A (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 株式会社クボタ 果実収穫装置
JPS61283386A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 井関農機株式会社 選果機
JPS62168010U (ja) * 1986-04-11 1987-10-24
JPS63251687A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 鳥居化成有限会社 コルゲ−ト管
WO2000062594A1 (en) * 1999-04-16 2000-10-26 Futurepump Ltd Pneumatic collection and/or conveying method and apparatus
JP2004262610A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Mitsubishi Materials Techno Corp エア搬送装置

Family Cites Families (56)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE23524E (en) 1952-07-22 Fruit picking device
US1114318A (en) 1913-11-19 1914-10-20 Joseph T Vasey Fruit-gatherer.
US1626402A (en) 1926-04-24 1927-04-26 Fryman Nancy Fruit picker
US2545072A (en) * 1948-12-16 1951-03-13 Denman Frank Fruit picking device
US2650464A (en) * 1950-12-04 1953-09-01 Louis L Bernheim Fruit picker device
US2711625A (en) 1951-07-09 1955-06-28 Giles E Bullock Fruit picking apparatus
US2680338A (en) 1953-02-02 1954-06-08 Space Jack Cotton-picking machine
US2775088A (en) * 1954-12-10 1956-12-25 Giles E Bullock Fruit picking apparatus
US2968907A (en) 1959-05-18 1961-01-24 Louis L Bernheim Pneumatic fruit picker
US3165880A (en) * 1961-12-22 1965-01-19 Jr Archie P Buie Fruit picking and transporting device
US3460327A (en) * 1966-07-11 1969-08-12 Up Right Inc Apparatus for harvesting fruit
US3348647A (en) 1966-07-18 1967-10-24 Univ California Fruit depositing device for harvester
US3413787A (en) 1966-08-25 1968-12-03 Frederick W. Van Antwerp Mechanical fruit picker
US3460330A (en) 1966-10-31 1969-08-12 George L Black Jr Apparatus for harvesting agricultural crops
US3473312A (en) 1967-01-18 1969-10-21 Frank W Holt Fruit picker
US3507107A (en) 1968-01-25 1970-04-21 George C Harms Portable fruit picker
US3464529A (en) 1968-03-04 1969-09-02 Theodore Horsky Jr Fruit handling device
US3489258A (en) * 1968-04-29 1970-01-13 United States Steel Corp Pulsating fall retarder
US3559387A (en) 1968-12-02 1971-02-02 Elliott Brothers London Ltd Fruit picking apparatus
US3591949A (en) 1969-04-17 1971-07-13 Chisholm Ryder Co Inc Fruit-harvesting machine
US3564826A (en) * 1969-04-21 1971-02-23 Ilc Ind Inc Article handling apparatus
US3538695A (en) 1969-08-18 1970-11-10 Agtech Systems Corp Fruit picking device
US3584442A (en) * 1970-02-18 1971-06-15 Ael Food Automation Inc Method and apparatus for picking citrus fruit
US3664104A (en) * 1971-03-24 1972-05-23 Khosrow Jamshidi Fruits and nuts picking device
US3767268A (en) * 1971-12-13 1973-10-23 J Stucky Air conveyor for fowl
US3756001A (en) 1972-05-18 1973-09-04 J Macidull Fruit harvesting apparatus
IL40744A (en) 1972-11-06 1974-12-31 Rosenberg B Apparatus for picking fruit growing on trees
US3913307A (en) 1973-07-19 1975-10-21 Jr Daniel E Cardinal Vacuum conduit pick-up device
US3898785A (en) 1974-01-25 1975-08-12 Clarence W Chew Vacuum operated fruit picker
US3969878A (en) 1974-09-05 1976-07-20 Morganeier Herman C Fruit picking technique
US3934691A (en) * 1974-12-06 1976-01-27 General Electric Company Ice dispensing system of a refrigerator-freezer
US4000602A (en) 1975-09-29 1977-01-04 Cardinal Jr Daniel E Vacuum conduit pick-up device with improved control
US4320995A (en) 1980-03-21 1982-03-23 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Vacuum-operated produce handling systems
US4388798A (en) 1981-06-09 1983-06-21 Gerber Curtis E Fruit harvesting machine
US4674265A (en) 1981-06-09 1987-06-23 Gerber Curtis E Fruit harvesting machine
US4501113A (en) 1981-06-09 1985-02-26 Gerber Curtis E Fruit harvesting machine
US4394259A (en) 1981-10-27 1983-07-19 Temco, Inc. Vacuum pneumatic conveying apparatus and method for transferring food products
US4491212A (en) 1982-07-28 1985-01-01 Gray Jr Frank L Picker's aid
JPS59120013A (ja) * 1982-12-28 1984-07-11 月星化成株式会社 青果物の緩速移送具
US4558561A (en) 1983-08-26 1985-12-17 Mendenhall Harold P Mechanical fruit picker
US4524573A (en) * 1984-02-13 1985-06-25 Kinney David J Vacuum finger harvester for strawberries or the like
US4704851A (en) 1986-04-22 1987-11-10 Technion Research & Development Foundation Agricultural transport system
US5007772A (en) * 1988-10-24 1991-04-16 Mckenna Frank J Fruit harvesting machine
US5205677A (en) * 1988-10-24 1993-04-27 Kathleen McKenna Fruit harvesting machine
US5125223A (en) 1990-08-23 1992-06-30 Harvesting Systems, Ltd. Harvesting apparatus and method
US5280697A (en) 1991-07-30 1994-01-25 Mark Miller Manual fruit picker
US5319911A (en) 1992-05-26 1994-06-14 Wilhite Russell J Nut harvester
US5599157A (en) 1994-07-05 1997-02-04 Ellington; Robert Center-loading harvester
AUPN006994A0 (en) 1994-12-16 1995-01-19 Cernusco, Lawrence Ronald Apparatus for picking fruit
US5840102A (en) 1996-04-01 1998-11-24 Mccracken; Hilton G. Mobile pneumatic material transfer machine
US6827529B1 (en) 1998-08-03 2004-12-07 Lancer Ice Link, Llc Vacuum pneumatic system for conveyance of ice
US6371711B1 (en) * 1999-03-19 2002-04-16 Integrated Environmental Technologies, Llc Valveless continuous atmospherically isolated container feeding assembly
US6182431B1 (en) * 1999-08-06 2001-02-06 Bruce A. Balchen Fruit picking apparatus
FR2808788B1 (fr) * 2000-05-09 2002-09-27 Pescia Antonio Crovara Manche d'immersion forcee d'un article
US20050172595A1 (en) 2004-02-09 2005-08-11 Wells James R. Pneumatic raisin harvester
WO2008008972A2 (en) 2006-07-13 2008-01-17 George Gray Self propelled robotic fresh fruit picker

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2288682A (en) * 1941-01-23 1942-07-07 Irving B Chittenden Automatic fruit picker
JPS4831154U (ja) * 1971-08-20 1973-04-16
JPS4844853U (ja) * 1971-09-30 1973-06-12
JPS49103010U (ja) * 1972-12-25 1974-09-04
JPS53159953U (ja) * 1977-05-23 1978-12-14
JPS5733128U (ja) * 1980-08-05 1982-02-22
JPS5931614A (ja) * 1982-08-11 1984-02-20 株式会社クボタ 果実収穫装置
JPS61283386A (ja) * 1985-06-07 1986-12-13 井関農機株式会社 選果機
JPS62168010U (ja) * 1986-04-11 1987-10-24
JPS63251687A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 鳥居化成有限会社 コルゲ−ト管
WO2000062594A1 (en) * 1999-04-16 2000-10-26 Futurepump Ltd Pneumatic collection and/or conveying method and apparatus
JP2004262610A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Mitsubishi Materials Techno Corp エア搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210025234A (ko) * 2019-08-27 2021-03-09 공주대학교 산학협력단 자동 커팅 기능이 구비된 농작물 수확용 에어 픽커
KR102257804B1 (ko) 2019-08-27 2021-05-28 공주대학교 산학협력단 자동 커팅 기능이 구비된 농작물 수확용 에어 픽커

Also Published As

Publication number Publication date
US7695220B2 (en) 2010-04-13
JP5185363B2 (ja) 2013-04-17
IL201181A0 (en) 2010-05-17
JP2010522682A (ja) 2010-07-08
CN101677510B (zh) 2012-05-02
RU2009137834A (ru) 2011-05-10
WO2008118915A1 (en) 2008-10-02
CN101677510A (zh) 2010-03-24
AU2008230918A1 (en) 2008-10-02
NZ580593A (en) 2012-09-28
PL2134154T3 (pl) 2016-11-30
CA2681407C (en) 2017-07-11
MX2009010198A (es) 2009-12-15
BRPI0809424A2 (pt) 2014-09-09
EP2134154A4 (en) 2011-11-23
ES2576653T3 (es) 2016-07-08
CA2681407A1 (en) 2008-10-02
DK2134154T3 (en) 2016-07-04
EP2134154A1 (en) 2009-12-23
MX337506B (es) 2016-03-09
EP2134154B1 (en) 2016-03-16
JP5667151B2 (ja) 2015-02-12
ZA200907335B (en) 2010-11-24
WO2008118915A9 (en) 2009-01-15
US20080279640A1 (en) 2008-11-13
AU2008230918B2 (en) 2016-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5667151B2 (ja) 物品を輸送する装置及びその方法並びに物品を受け取って輸送するようになっている両末端管の組み合わせ
US8371773B2 (en) Transport system for fruit and like objects
US7815401B2 (en) System for transporting grossly asymmetrical objects such as a cluster of grapes or other fruit through a pneumatic tube
JP5694781B2 (ja) りんご、柑橘類、核果、及び同様の物体の摘み取り及び予備処理を改善する移動システム
US4394259A (en) Vacuum pneumatic conveying apparatus and method for transferring food products
US9861037B2 (en) Mechanical produce harvester with gathering belts
US7007449B2 (en) Onion harvester with leaf topper
US20100064653A1 (en) Pneumatic Fruit Decelerator Apparatus and Method
AU2019200492B2 (en) Mobile system for improving the picking and preliminary processing of apples, citrus, stone fruit and like objects
WO2011129810A1 (en) Transport system for fruit and like objects
US20050050875A1 (en) Method and apparatus for harvesting food products
US3468110A (en) Harvesting machine

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5667151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees