JP2013044214A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】障子2の上部に、マグネット30を有した障子側部材3を保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在に取り付け、枠1の上枠10にはマグネット40を有した枠側部材4を取り付け、前述の障子2が閉じ位置のときにはマグネット30,40の吸着力で障子側部材3が保持位置に移動し、その係止部33が上枠1のレール13(被係止部)に係止して開き側に移動しないように保持し、その保持する力を大きくする。
【選択図】図5
Description
例えば、特許文献1に開示したように、障子の上部にマグネットを備えたマグネットラッチを取り付け、枠の上部にラッチ受けを取り付け、障子を閉じることでマグネットラッチがラッチ受けに吸着され、障子を閉じ位置で保持し、弱い開き力では障子が開放しないようにしている。
前記枠と障子に、枠側部材と障子側部材を対向してそれぞれ取り付け、その枠側部材と障子側部材の一方は、他方に設けた被係止部又は枠と障子における枠側部材と障子側部材の他方を設けた方に設けた被係止部に係止する係止部を有し、その係止部が前記被係止部に係止して障子を閉じ位置で保持する保持位置と、前記係止部が被係止部と離れて障子を開き方向に移動可能とする保持解除位置とに亘って移動自在で、この枠側部材と障子側部材の少なくともいずれかはマグネットを備え、障子が閉じ位置のときに前記枠側部材と障子側部材の一方はマグネットの吸着力で保持位置に移動するようにしたことを特徴とする建具である。
このようにすれば、障子側部材はガイド部により框の中空部に沿って移動するから、保持位置と保持解除位置とに亘ってスムーズに移動することができる。
また、枠側部材と障子側部材にマグネットや吸着部材を設けたので、マグネットの吸着力によって障子側部材を保持位置に移動する力が大きい。
このようにすれば、障子側部材はマグネットの吸着力の作用によって上動して保持位置となり、その吸着力が作用しない場合は自重の作用により下動して保持解除位置となるため、下動する際の機構を簡単にすることができる。
このようにすれば、レールを被係止部として兼用できる。
このようにすれば、摺動部材が枠側部材と干渉することでレールと離れる方向に移動するため、枠側部材が摺動部材のレールに沿った移動の妨げになることがない。
このようにすれば、被係止部を障子側部材とは別に設ける必要がなく、部品点数を少なくできる。
しかも、マグネットの吸着力のみではなく、係止部と被係止部が係止することで保持するので、その保持する力を大きくすることができる。
この枠1は、上枠10と下枠11と左右の縦枠12で方形枠形状である。
障子2は、2つの障子2a,2bを有し、その各障子は、上框20と下框21と召合せ框(縦框)22と戸先框(縦框)23を方形状に連結し、その内部にガラスや樹脂プレートなどの面材24を設けてある。
図2に示すように、上枠10の面内方向内側の内側面(下面)10aにはレール13が長手方向(図1における左右方向)に連続して有し、このレール13は内側面10aよりも下方に突出している。
上枠10の内側面10aにおける面外方向一側端(障子閉じ側端)には垂下片14が設けてあり、この垂下片14に、上框20が接する上横シール材15が設けてある。
下枠11の面内方向内側の内側面(上面)11aにはレール16が長手方向に連続して有し、このレール16は内側面11aよりも上方に突出している。
図1に示すように、一方の障子2aの戸先框23の上下を上枠10、下枠11に面外方向に回動可能に連結し、他方の障子2bの戸先框23の上下部に設けた摺動部材26を図2に示すように、上枠10のレール13、下枠11のレール16に沿って面内方向(長手方向)に摺動自在に支承することで、折戸としてある。図1に示す折戸は浴室用折戸で、閉じ側が脱衣室側で、開き側が浴室側としてある。
本発明の建具は折戸に限ることはない。例えば、枠に1枚の障子を面外方向に回動自在に設けた開き戸でも良く、それ以外の建具であっても良い。
要するに、本発明の建具は、枠に障子を、閉じ位置と開き位置とに亘って移動自在に設けたものであれば良い。
この障子側部材3は図4、図5、図6に示すように、マグネット30を備えたマグネット取付部31と、このマグネット取付部31の長手方向一端部に設けたガイド部32を有し、そのガイド部32が召合せ框22の中空部22a内に、その召合せ框22の長手方向に移動自在に嵌合していると共に、マグネット取付部31が上框20の上向き凹部20a内に、その上框20の短手方向(上下方向)に移動自在に嵌合し、障子側部材3は上下方向、つまり、障子開閉方向と直角な方向に移動自在である。
このマグネット取付部31には、上枠10の被係止部、例えばレール13に係止して障子側部材3が開き側に移動しないように保持する係止部33が設けてある。この係止部33のレール13に係止する部分は、水平に対して障子閉じ側寄りが障子開き側寄りよりも上方となるような傾斜面である。
この傾斜面は、直線状の面であっても良いし、円弧状の面であっても良い。
マグネット取付部31における係止部33と開閉方向反対側の部分31aは係止部33と反対向きの傾斜面で、マグネット取付部31の係止部33を形成する上方に突出した部分はほぼ台形状である。
なお、マグネット取付部31の前述した上方に突出した部分はほぼ台形状に限ることはなく、ほぼ蒲鉾形状、半円形状、山形状でも良い。
このようにすれば、障子側部材3が枠側部材4に接触することによる音が発生しないので、消音効果に優れている。
また、障子側部材3と枠側部材4が緩衝材を介して接触させても消音効果を優れたものとしても良い。
なお、障子側部材3と枠側部材4を直接に接触させても良い。
しかも、ガイド部32にマグネット取付部31を設け、このマグネット取付部31にマグネット30を設けたので、マグネット取付部31を長くしてマグネット30を長くできるから、マグネット30の吸着力による上向きの力、つまり障子側部材3を保持位置に向けて移動する力を大きくできる。
なお、下動する機構は自重の作用に限らず、下動位置にマグネット等の吸着部材を設け、この吸着力の作用で確実に保持解除位置に移動するようにしても良い。例えば、障子側部材3と枠側部材4との吸着力よりも、保持解除位置に設けた吸着部材と障子側部材3の吸着部材との吸着力の方が小さくなるような設定にする。
これにより、障子を閉じ方向に移動して障子側部材3と枠側部材4とが接近することで障子側部材3と枠側部材4との吸着力により障子側部材3が上動する(保持位置側へ移動する)。また、障子を開放移動して障子側部材3と枠側部材4とがある程度離間することで障子側部材3と枠側部材4との吸着力よりも障子側部材3と保持解除位置側の吸着部材との吸着力が上回ることで、障子側部材3が下動する(保持解除位置側へ移動する)。
しかも、障子2を枠1に取り付けしたり、障子2を枠1から取り外す場合等に、障子側部材3は保持解除位置に吸着力で保持されて振動などによって上動することがなく、障子側部材3が枠1側に干渉して破損することを防止できる。
なお、係止部33が係止する被係止部をレール13とは別に設けても良いことは勿論である。
つまり、前述のように障子側部材3の係止部33をレール13に係止するので、そのレール13と枠側部材4との間隔が小さく、そのレール13に沿って移動する摺動部材26が枠側部材3と干渉することがある。
そこで、枠側部材4を面外方向に移動自在とし、前述のように障子2を開放するときに、レール13に沿って移動する摺動部材26が枠側部材4と干渉すると、その枠側部材4が面外方向におけるレール13と離れる方向に移動し、障子2を閉じたときにはマグネットの吸着力でレール13に接近する方向に移動するようにしてある。
枠側部材4はマグネット40を内蔵した本体部41と、その本体部41の長手方向両側に設けた取付部42を有し、その取付部42に面外方向に向かう長孔43を形成する。
この長孔43から、段付きの取付ねじ44を上枠10の上面10aにおけるレール13よりも閉じ側寄り部分10bに螺合して枠側部材4を取り付け、枠側部材4の長孔43が段付きの取付ねじ44に沿って面外方向に移動可能に取り付ける。前記本体部41のコーナー部41aを斜めとして摺動部材26が干渉したときに面外方向に移動し易くしてある。
前述の実施の形態では、障子側部材3のガイド部32を障子2の縦框に上下動自在に嵌合することで保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在としたが、これに限ることなく、障子側部材3のガイド部32を障子2の横框(上框20、下框21)に左右動自在に嵌合することで保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在とし、縦枠12の被係止部又は縦枠12に設けた枠側部材4の被係止部に係止部を係止するようにしても良い。
前述の実施の形態では、障子側部材3と枠側部材4とにマグネット30,40をそれぞれ設けたが、どちらか一方にマグネットを設け、この一方に設けたマグネットが吸着する吸着部材を他方に設ければ良い。例えば、吸着部材としてはマグネットに限らず鉄片などでも良い。つまり、障子側部材3と枠側部材4の少なくともいずれかに設けたマグネットの吸着力で保持解除位置から保持位置に移動するようにすれば良い。
例えば、障子側部材3の真上に枠側部材4を設け、その障子側部材3の上端部を山形状として係止部とする。枠側部材4は被係止部となる下向き凹部を有し、障子側部材3が保持位置のときに、この下向き凹部に障子部材3の上端部が係合するようにする。
例えば、図8に示すように、ガイド筒45内に可動体46を移動自在に設けると共に、そのガイド筒45と可動体46にマグネット40をそれぞれ設け、このマグネット40の吸着力で可動体46を保持解除位置とすることで枠側部材4とする。この可動体46の先端部をV字形状として係止部47とする。
マグネット30を内蔵した本体34の上面をV字状の溝35を有する形状として障子側部材3とし、その溝35を被係止部36とする。
前記マグネット40相互の吸着力よりもマグネット40とマグネット30の吸着力が大きくなるようにする。
前述の状態から障子2を開き側に移動すると、可動体46が上方に移動し、マグネット40が筒体45内のマグネット40に近づき、そのマグネット40とマグネット40の吸着力で可動体46がさらに上方に移動して保持解除位置まで移動する。
Claims (6)
- 枠に障子を開閉自在に設けた建具であって、
前記枠と障子に、枠側部材と障子側部材を対向してそれぞれ取り付け、
その枠側部材と障子側部材の一方は、他方に設けた被係止部又は枠と障子における枠側部材と障子側部材の他方を設けた方に設けた被係止部に係止する係止部を有し、その係止部が前記被係止部に係止して障子を閉じ位置で保持する保持位置と、前記係止部が被係止部と離れて障子を開き方向に移動可能とする保持解除位置とに亘って移動自在で、
この枠側部材と障子側部材の少なくともいずれかはマグネットを備え、障子が閉じ位置のときに前記枠側部材と障子側部材の一方はマグネットの吸着力で保持位置に移動するようにしたことを特徴とする建具。 - 前記障子側部材は、前記マグネット又は前記マグネットが吸着する吸着部材を備え、かつ前記係止部とガイド部を有し、
そのガイド部を障子の框の中空部に移動自在に嵌合することで保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在とし、
前記枠側部材は前記マグネット又は前記マグネットが吸着する吸着部材を備え、前記枠に前記被係止部を設け、
前記障子側部材は、障子閉じ位置のときにマグネットの吸着力で保持位置に移動し、その係止部が枠の被係止部に係止するようにした請求項1記載の建具。 - 前記ガイド部は障子の縦框の中空部に上下動自在に嵌合することで保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在とし、上動位置が保持位置となり、
前記枠側部材は前記枠の上枠に取り付けると共に、その上枠に被係止部を設け、
前記障子側部材は、前記保持位置に移動した際に、前記係止部が上枠の被係止部に係止するようにした請求項2記載の建具。 - 前記上枠の被係止部を、障子を移動自在にガイドするレールとした請求項3記載の建具。
- 前記枠側部材を上枠に、面外方向においてレールに接近する方向及び離れる方向に移動自在に取り付け、
前記障子に設けた摺動部材が前記上枠のレールに沿って移動し、この摺動部材が前記枠側部材と干渉することで枠側部材はレールと離れる方向に移動し、かつ障子が閉じ位置のときにはマグネットの吸着力で枠側部材はレールに接近する方向に移動するようにした請求項4記載の建具。 - 前記枠側部材は、係止部を有すると共に、保持位置と保持解除位置とに亘って移動自在に前記枠に取り付け、
前記障子側部材は、被係止部を有すると共に、前記障子に固定して取り付け、
障子閉じ位置のときにマグネットの吸着力で枠側部材が保持位置に移動して係止部が被係止部に係止するようにした請求項1記載の建具。
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