JP2013043542A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャニスタを、メインチューブ周方向への突出を極力抑えてメインチューブに近接配置することができる自動二輪車を提供する。
【解決手段】ヘッドパイプから下方に延びた後、後方へ延びる単一のメインチューブ13の後方に延びる部位をステップフロア23の下方に延在させ、キャニスタ50を、ステップフロア23の下方において、メインチューブ13に沿って、その軸線C1が前後方向に向くように配置するとともに、メインチューブ13に近接して配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ヘッドパイプから下方に延びた後、後方へ延びる単一のメインフレームを有する車体フレームの自動二輪車において、キャニスタを好適に配置する技術に関する。
乗員が足を載置するステップフロアと、エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、燃料タンク内で蒸発した燃料ガスを吸着するキャニスタと、を備える自動二輪車において、ステップフロアの下にキャニスタを配置する車両が従来から知られている(特許文献1参照)。
この車両では、車体フレームが、ステップフロアの下方において延在する左右一対のメインフレームを備える構造であって、キャニスタは、左右一対のメインフレームに設けられたクロスメンバに沿って、車幅方向にその軸線方向を沿わせて配置されている。
特開2010−229905号公報
ところで、自動二輪車には、ステップフロアの下方に単一のメインフレームが延在するフレーム構造のものがあるが、このような構造において、キャニスタを車幅方向にその軸線方向を沿わせてメインフレームの近傍に配置すると、メインフレームの周方向へのキャニスタの突出量が大きくなる。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、ヘッドパイプから下方に延びた後、後方へ延びる単一のメインフレームを有する車体フレームの自動二輪車であって、キャニスタのメインチューブ周方向への突出を抑えて、メインチューブの近傍にキャニスタを配置できる自動二輪車の提供を目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明は以下の手段を提供する。
(1)車体フレーム(11)に搭載されるエンジン(2)と、前輪(6)と後輪(5)の間に設けられるシート(22)と、該シート(22)の前下方に設けられるとともに、該シート(22)に着座した乗員が足を載置可能なステップフロア(23)と、前記エンジン(2)に供給される燃料を貯留する燃料タンク(31)と、該燃料タンク(31)内で蒸発した燃料ガスを吸着するキャニスタ(50)と、を備えた自動二輪車において、前記車体フレーム(11)は、前記前輪(6)を操向可能に支持するヘッドパイプ(12)から下方に延びた後、前記ステップフロア(23)の下方を該ステップフロア(23)の前方から後方へ延びる単一のメインチューブ(13)と、該メインチューブ(13)の後部から後上方へ延びる左右一対のリアフレーム(15,15)と、を備えてなり、前記メインチューブ(13)の後方に延びる部位が、前記ステップフロア(23)の下方に配置され、前記キャニスタ(50)は、前記ステップフロア(23)の下方において、前記メインチューブ(13)に沿って、その軸線(C1)を前後方向に向けて、前記メインチューブ(13)に近接して配置されることを特徴とする自動二輪車。
(2)上記(1)記載の自動二輪車では、前記キャニスタ(50)に、前記燃料タンク(31)から延ばされて燃料ガスを導き出すチャージ配管(52)と、前記エンジン(2)に接続される吸気系部材まで延ばされ、該キャニスタ(50)で吸着した燃料を前記吸気系部材へ供給するパージ配管(51)と、が接続され、前記パージ配管(51)の途中に、前記キャニスタ(50)と前記吸気系部材との連通を許容及び禁止するパージコントロール弁(60)が設けられ、前記パージコントロール弁(60)は、前記キャニスタ(50)よりも高い位置で、且つ前記リアフレーム(15,15)の近傍に配置されるのが好ましい。
(3)上記(1)又は(2)記載の自動二輪車では、前記キャニスタ(50)に、大気に連通する開放配管(62)と、ドレイン用配管(63)と、が接続され、前記開放配管(62)は、前記キャニスタ(50)から前記メインチューブ(13)に沿って前上方に引き出され、前記ドレイン用配管(63)は、前記キャニスタ(50)から後方に引き出されるのが好ましい。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載の自動二輪車では、前記メインチューブ(13)と前記キャニスタ(50)とを下方から覆い、前記ステップフロア(23)の下方の外観を形成するアンダーカバー(26)に、前記キャニスタ(50)を位置決めする引っ掛け部(54)と、前記キャニスタ(50)を載置して支持する支え部(53)と、が一体に形成され、前記キャニスタ(50)は、前記引っ掛け部(54)及び支え部(53)により固定されるのが好ましい。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに記載の自動二輪車では、前記車体フレーム(11)は、前記メインチューブ(13)の車幅方向外側に配され、該メインチューブ(13)に沿って前後方向に延在する左右一対のサブフレーム(19,19)をさらに備えてなり、前記キャニスタ(50)は、車幅方向で前記サブフレーム(19,19)のいずれか一方と、前記メインチューブ(13)と、の間であって、上下方向で前記サブフレーム(19,19)のいずれか一方の上部と、前記メインチューブ(13)の下部と、の間に配置されるのが好ましい。
上記(1)記載の発明によれば、単一のメインチューブを備える車体フレーム構造において、キャニスタがメインチューブに沿って、その軸線を前後方向に向け、メインチューブに近接して配置されるので、キャニスタの軸線を車幅方向に沿わせた場合に比べて、キャニスタのメインチューブ周方向への突出を抑えやすくなるため、車両のコンパクト化が図れる。
上記(2)記載の発明によれば、パージコントロール弁が、キャニスタよりも高い位置に配置されるため、液化した燃料が少なくともパージコントロール弁の下方では重力作用で低い方、すなわちキャニスタ側へ向かう。したがって、高位置にあるパージコントロール弁に液化燃料が溜まり難くなる。また、リヤフレーム近傍にパージコントロール弁が配置されることから、パージコントロール弁に対する外からの影響をリヤフレームによって軽減させることができる。
上記(3)記載の発明によれば、開放配管からの好適な大気導入が可能となるとともに、ドレイン用配管からの好適な排出が可能となる。
上記(4)記載の発明によれば、アンダーカバーにキャニスタの固定構造を設けることで、フレーム等に別途ステイを設けることが不要になり、部品点数を抑えられる。
上記(5)記載の発明によれば、キャニスタが、メインチューブとサブフレームに囲まれるため、各フレームによりキャニスタを良好に保護できる。
本発明の第1の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 同自動二輪車の上面図である。 同自動二輪車の車体フレームの左側面図である。 同自動二輪車の車体フレームの上面図である。 同自動二輪車の車体フレームの前面図である。 図6の要部拡大図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。
図1、図2は、本実施形態に係るスクータ型の自動二輪車1を示している。自動二輪車1は、エンジン2と動力伝達機構3とを一体としたスイングユニット4を備え、スイングユニット4の後部で後輪5を回転可能に支持し、スイングユニット4の前方に操舵系を構成する前輪6を配置している。
前輪6は、左右一対のフロントフォーク7,7の下部に回動可能に支持され、左右のフロントフォーク7,7の上部にはブリッジ8が架設されている。ブリッジ8の幅方向中央にステアリングシャフト9が立設され、ステアリングシャフト9の上部には操向ハンドル10が設けられている。ステアリングシャフト9は、車体フレーム11の前端に設けられたヘッドパイプ12に回転可能に支持されている。
図3〜図5も参照し、自動二輪車1の車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から下方に延びた後、略水平に後方に延びるメインチューブ13と、メインチューブ13の後端に接続されて車幅方向に延びるクロスメンバ14と、クロスメンバ14の両端側から後上方に延びた後、略水平に後方に延びる左右一対のリヤフレーム15,15と、を備えている。
リヤフレーム15,15の後部はそれぞれ、車幅方向中央に向けて湾曲して延びて後端が近接し、リヤフレーム15,15の前部には、前上方に突出し、上面視でU字状の前側クロスフレーム16が架設されている。また、リヤフレーム15,15の後側略水平部位の前部には後側クロスフレーム17が架設されている(図4参照)。
メインチューブ13の略水平部位の前部の上面にはパイプ状のクロスパイプ18が車幅方向に沿って設けられ、クロスパイプ18の両端側から左右一対のサブフレーム19,19が後方に延びる。このサブフレーム19,19は、側面視で後上方にやや傾いた状態で前方から後方に延び、その後部下面をクロスメンバ14に溶着されて支持されている。また、図3に示すように、クロスメンバ14の左端部にはピボットプレート20が溶着されている。
図1を参照し、スイングユニット4は、ピボットプレート20にリンク部材21を介して支持され、上下方向に揺動可能とされている。スイングユニット4の上方には、乗員が着座するシート22が配置されている。また、シート22の前下方には、シート22に着座した乗員が足を載置可能なステップフロア23が設けられ、ステップフロア23は、上記サブフレーム19,19に支持されている。
自動二輪車1は、樹脂材料からなる複数のカバー部材で覆われ、シート22の前方には、前から順にアウターレッグシールド24、インナーレッグシールド25が配設されている。アウターレッグシールド24は、ヘッドパイプ12の前方から左右下方に延び、インナーレッグシールド25は、ヘッドパイプ12の後方に配され、アウターレッグシールド24を後方から覆っている。
インナーレッグシールド25の下端には、上記ステップフロア23の前端が連なり、ステップフロア23の下方には、アンダーカバー26が配設され、前後方向に延在する。なお、図1、図2においては、上記各カバー部材を説明の便宜上、二点鎖線で示している。
シート22の前部の下方には、ヘルメット等を収容可能な収納ボックス30が配置されている。シート22は、収納ボックス30によって支持され、前端を軸中心として後方から開閉可能とされている。また、収納ボックス30の後方においてリヤフレーム15,15の間には、燃料タンク31が配置されている。燃料タンク31は、リヤフレーム15,15に固定支持されている。
ここで、スイングユニット4のエンジン2は、クランクケース35と、このクランクケース35から前方に傾斜するように突出するシリンダ36と、を備えている。クランクケース35の左側には、後方に延出しスイングアームを兼ねる伝動ケース39の前部が一体的に設けられる。伝動ケース39内には、動力伝達機構3におけるベルト式無段変速機構が収容され、後部の後輪5にエンジン2からの駆動力が伝達される。
また、スイングユニット4の後側上部とリヤフレーム15,15の後部との間には、リヤクッションユニット40,40が介装され、スイングユニット4の上部には、エアクリーナ41が設けられている。
エアクリーナ41には、前方に延びるコネクティングチューブ42が接続され、コネクティングチューブ42の前端はスロットルボディ43に接続されている。スロットルボディ43には吸気管44が接続され、吸気管44はシリンダ36の上面に接続されている。なお、図1において符合45はサイレンサを示している。
吸気系部材であるスロットルボディ43は、ステップフロア23の下方に配されるキャニスタ50に連通しており、燃料タンク31から導き出された燃料ガス(燃料)を供給される。
図6に示すように、キャニスタ50は、円筒状を呈し、メインチューブ13に沿って、その軸線C1方向を前後方向に向けて配置されている。キャニスタ50は、ステップフロア23とアンダーカバー26との間に配置され、メインチューブ13の左側においてメインチューブ13に近接して配置されている(図2参照)。また、キャニスタ50は、その後部にパージ配管51及びチャージ配管52が接続され、パージ配管51によりスロットルボディ43に接続され、チャージ配管52により燃料タンク31に接続されている。キャニスタ50は、チャージ配管52を介して燃料タンク31で生じた燃料ガスを導き出す。
キャニスタ50は、アンダーカバー26に支持され、図7に示すように、アンダーカバー26には、湾曲してへこむ前面視で曲面状の支え部53が一体に成形され、支え部53とメインチューブ13との間には、上方に向けて突出するリブ状の引っ掛け部54が一体に成形されている。
キャニスタ50は、樹脂材料からなる筒状のケース55に収容されており、このケース55にはキャニスタ50の径方向の外側に突出する係合片56が形成されている。係合片56には引っ掛け部54を係合させる貫通孔57が形成されており、キャニスタ50は、係合片56を引っ掛け部54に係合(挿入)させるとともに、ケース55の外周面を支え部53に載置(当接)し、アンダーカバー26に固定的に支持されている。
ここで、同5及び図7に示すように、キャニスタ50は、車幅方向で左のサブフレーム19と、メインチューブ13と、の間であって、上下方向でサブフレーム19の上部と、メインチューブ13の下部と、の間に配置されている。
図6に示すように、パージ配管51は、キャニスタ50に直接接続される第1パージ配管58と、吸気管44に直接接続される第2パージ配管59と、で構成され、第1パージ配管58と第2パージ配管59との間には、キャニスタ50と吸気管44との連通を許容及び禁止するパージコントロール弁60が設けられている。
第1パージ配管58は、キャニスタ50から後上方に延ばされてシリンダ36の左側方に至り、パージコントロール弁60に接続され、図2も参照し、第2パージ配管59は、パージコントロール弁60からシリンダ36を迂回するように車幅方向内側に延ばされ、スロットルボディ43に接続されている。
パージコントロール弁60は、キャニスタ50よりも高い位置に位置しており、且つ左のリヤフレーム15の近傍であって、リヤフレーム15の下方に配置されている。図示省略するが、パージコントロール弁60はリヤフレーム15に固定されている。なお、図2では、説明の便宜上、パージコントロール弁60と重なるリヤフレーム15の一部を二点鎖線で示している。
一方、チャージ配管52は、左のリヤフレーム15に沿って後上方に延び、図2に示すように、燃料タンク31の後部上面に設けられた気液分離部61に接続されている。気液分離部61は、燃料タンク31内部に連通し、例えばシール部材を備えて液体の燃料がチャージ配管52に供給されないように構成されている。
また、キャニスタ50の前部からは、大気に連通する開放配管62、燃料や水滴を外部に排出するドレイン用配管63と、が接続されている。開放配管62は、キャニスタ50からメインチューブ13に沿って前上方に引き出されている。一方、ドレイン用配管63は、キャニスタ50からメインチューブ13に沿って後方に引き出され、その後端はシリンダ36の下方に配置され、後下方に向けて開放している。
以上に記載した本実施形態に係る自動二輪車1では、車体フレーム11が、前輪6を操向可能に支持するヘッドパイプ12から下方に延びた後、後方へ延びる単一のメインチューブ13と、メインチューブ13の後部から後上方へ延びる左右一対のリヤフレーム15,15と、を備えてなり、メインチューブ13の後方に延びる部位が、ステップフロア23の下方に配置され、キャニスタ50が、ステップフロア23の下方において、メインチューブ13に沿って、その軸線C1を前後方向に向け、メインチューブ13に近接して配置されている。
このような構造では、単一のメインチューブを備える車体フレーム構造において、キャニスタ50がメインチューブ13に沿って、その軸線C1を前後方向に向け、メインチューブ13に近接して配置されるので、キャニスタ50の軸線C1を車幅方向に沿わせた場合に比べて、キャニスタ50のメインチューブ13周方向への突出を抑えやすくなるため、車両のコンパクト化が図れる。
また、本実施形態では、キャニスタ50に、燃料タンク31から延ばされて燃料ガスを導き出すチャージ配管52と、エンジン2に接続される吸気管44まで延ばされ、キャニスタ50で吸着した燃料を吸気管44へ供給するパージ配管51と、が接続され、パージ配管51の途中に、キャニスタ50と吸気管44との連通を許容及び禁止するパージコントロール弁60が設けられ、パージコントロール弁60が、キャニスタ50よりも高い位置で、且つリヤフレーム15の近傍に配置されている。
この場合、液化した燃料がパージコントロール弁60の下方では重力作用で低い方、すなわちキャニスタ50側へ向かう。したがって、高位置にあるパージコントロール弁60に液化燃料が溜まり難くなる。また、リヤフレーム15近傍にパージコントロール弁60が配置されることから、パージコントロール弁60に対する外からの影響をリヤフレーム15によって軽減させることができる。
また、本実施形態では、メインチューブ13とキャニスタ50とを下方から覆い、ステップフロア23の下方の外観を形成するアンダーカバー26に、キャニスタ50を位置決めする引っ掛け部54と、キャニスタ50を載置して支持する支え部53と、が一体に形成され、キャニスタ50が、引っ掛け部54及び支え部53により固定されている。
このようにキャニスタ50の固定構造を構成した場合には、部品点数を抑えられる。なお、上記引っ掛け部54と支え部53は、アンダーカバー26に別部材で設けられるものであってもよく、この場合にあっても、メインチューブ13等に別途ステイ等を設けることが不要になるので、部品点数が抑えられる。
さらに、本実施形態では、車体フレーム11が、メインチューブ13の車幅方向外側に配され、該メインチューブ13に沿って前後方向に延在する左右一対のサブフレーム19,19をさらに備えてなり、キャニスタ50が、車幅方向で左のサブフレーム19と、メインチューブ13と、の間であって、上下方向で該サブフレーム19の上部と、メインチューブ13の下部と、の間に配置されている。
この場合、キャニスタ50が、メインチューブ13とサブフレーム19に囲まれるため、各フレームによりキャニスタ50を良好に保護できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、キャニスタ50を支え部53に載置して支持する構成を説明したが、振動を考慮し、この支え部53をキャニスタ50から離間させてもよい。また、本実施形態では、第2パージ配管59をスロットルボディ43に接続したが、吸気系部材としての吸気管44に接続してもよい。
1 自動二輪車
2 エンジン
5 後輪
6 前輪
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 メインチューブ
15 リヤフレーム
19 サブフレーム
22 シート
23 ステップフロア
26 アンダーカバー
31 燃料タンク
43 スロットルボディ(吸気系部材)
50 キャニスタ
51 パージ配管
52 チャージ配管
53 支え部
54 引っ掛け部
60 パージコントロール弁
62 開放配管
63 ドレイン用配管

Claims (5)

  1. 車体フレーム(11)に搭載されるエンジン(2)と、前輪(6)と後輪(5)の間に設けられるシート(22)と、該シート(22)の前下方に設けられるとともに、該シート(22)に着座した乗員が足を載置可能なステップフロア(23)と、前記エンジン(2)に供給される燃料を貯留する燃料タンク(31)と、該燃料タンク(31)内で蒸発した燃料ガスを吸着するキャニスタ(50)と、を備えた自動二輪車において、
    前記車体フレーム(11)は、前記前輪(6)を操向可能に支持するヘッドパイプ(12)から下方に延びた後、前記ステップフロア(23)の下方を該ステップフロア(23)の前方から後方へ延びる単一のメインチューブ(13)と、該メインチューブ(13)の後部から後上方へ延びる左右一対のリアフレーム(15,15)と、を備えてなり、
    前記メインチューブ(13)の後方に延びる部位が、前記ステップフロア(23)の下方に配置され、
    前記キャニスタ(50)は、前記ステップフロア(23)の下方において、前記メインチューブ(13)に沿って、その軸線(C1)を前後方向に向けて、前記メインチューブ(13)に近接して配置されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記キャニスタ(50)に、前記燃料タンク(31)から延ばされて燃料ガスを導き出すチャージ配管(52)と、前記エンジン(2)に接続される吸気系部材まで延ばされ、該キャニスタ(50)で吸着した燃料を前記吸気系部材へ供給するパージ配管(51)と、が接続され、
    前記パージ配管(51)の途中に、前記キャニスタ(50)と前記吸気系部材との連通を許容及び禁止するパージコントロール弁(60)が設けられ、
    前記パージコントロール弁(60)は、前記キャニスタ(50)よりも高い位置で、且つ前記リアフレーム(15,15)の近傍に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記キャニスタ(50)に、大気に連通する開放配管(62)と、ドレイン用配管(63)と、が接続され、
    前記開放配管(62)は、前記キャニスタ(50)から前記メインチューブ(13)に沿って前上方に引き出され、
    前記ドレイン用配管(63)は、前記キャニスタ(50)から後方に引き出されることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車。
  4. 前記メインチューブ(13)と前記キャニスタ(50)とを下方から覆い、前記ステップフロア(23)の下方の外観を形成するアンダーカバー(26)に、前記キャニスタ(50)を位置決めする引っ掛け部(54)と、前記キャニスタ(50)を載置して支持する支え部(53)と、が一体に形成され、
    前記キャニスタ(50)は、前記引っ掛け部(54)及び支え部(53)により固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車。
  5. 前記車体フレーム(11)は、前記メインチューブ(13)の車幅方向外側に配され、該メインチューブ(13)に沿って前後方向に延在する左右一対のサブフレーム(19,19)をさらに備えてなり、
    前記キャニスタ(50)は、車幅方向で前記サブフレーム(19,19)のいずれか一方と、前記メインチューブ(13)と、の間であって、上下方向で前記サブフレーム(19,19)のいずれか一方の上部と、前記メインチューブ(13)の下部と、の間に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車。
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