JP2013042546A - 無線通信接続システム及びネットワーク装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線通信ネットワークに接続されている第1プリンタ10は、ネットワーク無線設定を記憶している。第1及び第2プリンタ10,50は、同一のアドフォック無線設定を記憶している。第1プリンタ10は、ネットワーク無線設定をアドフォック無線設定で無線送信する。第2プリンタ50は、無線送信されたネットワーク無線設定をアドフォック無線設定で受信し、そのネットワーク無線設定が利用可能か判定し、判定結果をアドフォック無線設定で無線送信する。第1プリンタ10は、無線送信された判定結果をアドフォック無線設定で受信し、受信した判定結果を出力する。
【選択図】図2
Description
なお、「出力する」とは、情報を他の装置(第1ネットワーク装置内の装置や第1ネットワーク装置と別体に構成されている装置)に送信することをいう。情報を他の装置に送信する(すなわち、出力する)ことで、送信先(出力先)の装置に動作を実行させることができる。例えば、LCD等の表示装置に情報を送信(出力)すれば、その情報に応じたメッセージ等を表示装置で表示することができる。情報をプリンタ等の印刷装置に送信(出力)すれば、その情報に応じたメッセージ等を印刷装置で印刷することができる。情報を無線送信装置に送信(出力)すれば、その情報が無線送信され、その情報を受信した装置にその情報に応じた動作を実行させることができる。以上のように、「出力する」には、情報を、種々の装置(手段)に送信することが含まれる。
なお、接続設定とは、ネットワーク装置が通信を行う際に、ネットワーク装置を特定するために用いられる情報(例えばIPアドレス)である。
また、前記したネットワーク無線設定には、無線通信ネットワークのネットワークIDと、無線通信ネットワークにおいて利用される認証方式と、無線通信ネットワークにおいて利用される暗号化方式とが含まれていてもよい。なお、ネットワーク無線設定には、他の情報が含まれていてもよい。
また、前記したアドフォック無線設定には、アドフォック無線通信のアドフォックIDと、アドフォック無線通信において利用される認証方式と、アドフォック無線通信において利用される暗号化方式とが含まれていてもよい。なお、アドフォック無線設定には、他の情報が含まれていてもよい。
このネットワーク装置を利用すると、上記の無線通信接続システムを構築することができる。
このネットワーク装置を利用すると、上記の無線通信接続システムを構築することができる。
このネットワーク装置を利用すると、他のネットワーク装置を無線通信ネットワークに接続することができる。また、他のネットワーク装置が無線通信ネットワークに接続されたか否かを容易に確認することができる。
(特徴1)第1ネットワーク装置は、無線設定記憶手段と、送受信手段と、バックアップ手段を有している。
(特徴2)ネットワーク無線設定送信手段と、判定結果受信手段は、送受信手段によって構成されている。
(特徴3)無線設定記憶手段は、1の無線設定を記憶する。送受信手段は、無線設定記憶手段に記憶されている無線設定に従って無線通信する。すなわち、無線設定記憶手段にアドフォック無線設定が記憶されていると、送受信手段はアドフォック無線設定に従って無線通信する。無線設定記憶手段にネットワーク無線設定が記憶されていると、送受信手段はネットワーク無線設定に従って無線通信する。
(特徴4)送受信手段がアドフォック無線設定に従って無線通信する場合には、無線設定記憶手段にアドフォック無線設定が記憶される。
(特徴5)アドフォック無線設定が無線設定記憶手段に記憶される場合には、バックアップ手段が直前に無線設定記憶手段に記憶されていた無線設定を記憶する。
本発明の実施例に係る無線通信接続システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例の無線通信接続システム100の概略構成を示すブロック図である。無線通信接続システム100は、第1プリンタ10と、第2プリンタ50を備えている。第1プリンタ10と第2プリンタ50は、共に無線LAN機能を有しており、外部装置と無線通信することができる。
第1プリンタ10は、無線通信ネットワーク110に接続されている。無線通信ネットワーク110は、アクセスポイント90を介して相互に無線通信可能な複数のネットワーク装置(パソコン、プリンタ、スキャナ等。図1において図示は省略)により構成されている。すなわち、第1プリンタ10は、アクセスポイント90を介した無線通信(すなわち、インフラストラクチャーモードの無線通信)により、無線通信ネットワーク110を構成するネットワーク装置と無線通信を行うことができる。第1プリンタ10が、無線通信ネットワーク110の一部を構成しているということもできる。
第2プリンタ50は、無線通信ネットワーク110に接続されていない。上述したように、第2プリンタ50は無線LAN機能を有している。したがって、第2プリンタ50の設定を変更することで、第2プリンタ50を無線通信ネットワーク110に接続することは可能である。
無線通信接続システム100によれば、第2プリンタ50を、第1プリンタ10が接続されている無線通信ネットワーク(本実施例では無線通信ネットワーク110)に容易に接続することができる。
無線通信接続プログラム30は、第1プリンタ10が接続されている無線通信ネットワーク(本実施例の場合は、無線通信ネットワーク110)に、外部のネットワーク装置を接続するためのプログラムである。無線通信接続プログラム30は、演算装置14に読み出されて実行される。
アドフォック無線設定データベース32は、ネットワーク装置の種類を特定するデータ(以下では、デバイス特定データという)と、その種類のネットワーク装置が無線通信可能なアドフォック無線設定を示すデータ(以下では、アドフォック無線設定データという)を対応付けて記述したデータベースである。なお、アドフォック無線設定とは、ネットワーク装置同士がアドフォック無線通信(ネットワーク装置同士が1対1で無線通信するモード)を行うときに利用される無線設定である。2つのネットワーク装置が同一のアドフォック無線設定に従って無線通信することで、アドフォック無線通信が可能となる。
無線設定データは、無線LANインタフェース12が無線通信するための無線設定を示すデータである。具体的には、無線設定データは、SSID、認証方式、及び暗号化方式を記述したデータである。SSIDは、無線通信するときに利用されるID(ネットワークID)である。認証方式は、無線通信を許可するための方式(規格)である。暗号化方式は、無線通信するときのデータの暗号化の方式(暗号化の規格)である。暗号化方式には、データの暗号化及び復号化に使用するキーワード(文字列)が含まれる場合がある。共通の無線通信設定(SSID、認証方式、暗号化方式)によって無線信号を送受信することで、ネットワーク装置同士の無線通信が可能となる。無線設定記憶領域16bには、無線通信ネットワーク110内で無線通信するためのネットワーク無線設定データや、アドフォック無線通信をするためのアドフォック無線設定データ等、種々の無線設定データが記憶される。
接続設定データは、ネットワーク装置を特定するためのデータである。具体的には、接続設定データは、第1プリンタ10のIPアドレス、サブネットマスク等を記述したデータである。第1プリンタ10を外部のネットワーク(無線通信ネットワーク110以外のネットワーク(例えばインターネット))に接続する場合には、ゲートウェイも接続設定データに含まれる。
無線設定記憶領域16bは、無線設定データと接続設定データをそれぞれ1つだけ記憶することができる。すなわち、無線設定記憶領域16bに新たな無線設定データと接続設定データが記憶されると、以前の無線設定データと接続設定データは消滅する。上述したように、無線LANインタフェース12は、無線設定記憶領域16bが記憶している無線設定(無線設定データ)及び接続設定(接続設定データ)に従って無線通信する。したがって、無線設定記憶領域16bが記憶している無線設定データと接続設定データを書き換えることで、無線LANインタフェース12が無線通信するための設定が変更される。
無線通信接続プログラム70は、第2プリンタ50を無線通信ネットワーク(本実施例では無線通信ネットワーク110)に接続するためのプログラムである。無線通信接続プログラム70は、演算装置54に読み出されて実行される。
デバイス特定データ72は、第2プリンタ50の種類を特定するデータである。本実施例では、デバイス特定データ72は、第2プリンタ50のMACアドレスと機種名(第2プリンタ50の種類を示す型番)により構成されている。
アドフォック無線設定データ74は、第2プリンタ50がアドフォック無線通信をする際に利用される無線設定を示すデータである。アドフォック無線設定データ74は、SSID(アドフォックID:BSSIDともいう)、認証方式、暗号化方式を記述したデータである。本実施例では、アドフォック無線設定データ74は、SSIDとして第2プリンタ50のMACアドレス、認証方式としてOpen system、暗号化方式としてWEPを記述している。
無線LANインタフェース52は、無線設定記憶領域56bに設定されている無線設定(無線設定データ)及び接続設定(接続設定データ)に従って無線通信する。例えば、通常記憶領域56aが記憶しているアドフォック無線設定データ74を無線設定記憶領域56bに設定すると、アドフォック無線設定(アドフォック無線設定データ)74にしたがって無線LANインタフェース52が無線通信を実行する。
また、第2プリンタ50は、無線通信しない状態となっている。したがって、第2プリンタ50の無線設定記憶領域56bには、何れのデータも記憶されていない。
第2プリンタ50を無線通信ネットワーク110に接続する処理を開始する場合には、第1プリンタ10の入力部20を操作して、演算装置14に無線通信接続プログラム30を実行させる。また、第2プリンタ50の入力部60を操作して、演算装置54に無線通信接続プログラム70を実行させる。これによって、第1プリンタ10と第2プリンタ50が、図2及び図3のフローチャートに示す無線通信接続処理を実行する。なお、図2及び図3のフローチャートの破線による矢印は、第1プリンタ10と第2プリンタ50との間のデータの送受信を示している。また、図2及び図3のフローチャートには示されていないが、第1プリンタ10及び第2プリンタ50はエラー等(例えば、所定時間以上経過しても受信予定のデータを受信できない等)が発生したときには、処理を中止する場合がある。
一方、第1プリンタ10は、ブロードキャストによる無線信号を全チャンネルでスキャンする(ステップA2)。これによって、第1プリンタ10は、第2プリンタ50から無線送信されたデバイス特定データ72と未設定通知データを受信する。また、第2プリンタ50以外のネットワーク装置からもデバイス特定データと未設定通知データがブロードキャストされている場合には、そのデータもステップA2で受信する。
(1)演算装置14は、ネットワーク接続設定110cのIPアドレスが、ネットワーク接続設定110bのIPアドレスと重複しているのか否かを判断する。図6の例の場合、ネットワーク接続設定110cのIPアドレスは、「192.168.111.003」である。これと同じ値のIPアドレスが無線設定記憶領域16bに記憶されている場合、ステップA12でNOと判断される。
(2)演算装置14は、ネットワーク接続設定110cのサブネットマスクがネットワーク接続設定110bのサブネットマスクと一致しているのか否かを判断する。を判定する。図6の例の場合、ネットワーク接続設定110cのサブネットマスクは、「255.255.000.000」である。これと異なる値のサブネットマスクが無線設定記憶領域16bに記憶されている場合、ステップA12でNOと判断される。
(3)演算装置14は、ネットワーク接続設定110cのサブネットマスク(数値「255」)に対応する部分のIPアドレスが、ネットワーク接続設定110bのサブネットマスク(数値「255」)に対応する部分のIPアドレスに一致しているのか否かを判断する。図6の例の場合、ネットワーク接続設定110cのサブネットマスクでは、上位の6桁に「255.255」が設定されている。この場合、ネットワーク接続設定110cのIPアドレスの上位の6桁「192.168」が、無線設定記憶領域16bに記憶されているIPアドレスの上位の6桁に一致するのか否かが判断される。一致しない場合、ステップA12でNOと判断される。
(4)演算装置14は、ネットワーク接続設定110cにゲートウェイが含まれている場合に、そのゲートウェイがネットワーク接続設定110bのゲートウェイと一致するのか否かを判断する。図6の例の場合、ネットワーク接続設定110cのゲートウェイは、「192.168.111.001」である。これと異なる値のゲートウェイが無線設定記憶領域16bに記憶されている場合、ステップA12でNOと判断される。
このように、ネットワーク無線設定110aが第2プリンタ50で利用できない場合には、表示部18にその旨のメッセージが表示される。したがって、ユーザは、第2プリンタ50を無線通信ネットワーク110に接続できない原因が、ネットワーク無線設定110aにあることを容易に知ることができる。
第2プリンタ50は、ステップB10でネットワーク無線設定110aが第2プリンタ50で利用できる旨の判定結果を無線送信した場合は、ステップB10の矢印Yに示すように、ステップB12を実行する。ステップB12では、第2プリンタ50は、ステップB6で受信したネットワーク無線設定データ110aとネットワーク接続設定データ110cを、無線設定記憶領域56bに設定する。これによって、第2プリンタ50の無線LANインタフェース52は、ネットワーク無線設定110a及びネットワーク接続設定110cに従って無線通信可能となる。すなわち、第2プリンタ50が、無線通信ネットワーク110に接続される。
例えば、ステップA10で入力されたネットワーク接続設定110cが不適切なものであった場合には、第2プリンタ50は無線通信ネットワーク110に接続されない。具体的には、例えば、ネットワーク接続設定110cのIPアドレスが、無線通信ネットワーク110内の他のネットワーク装置(第1プリンタ10以外のネットワーク装置)のIPアドレスと重複している場合が考えられる。この場合、ステップ12ではYESと判定される(第1プリンタ10のIPアドレスとは重複していないため)。しかし、他のネットワーク装置とのIPアドレスのコンフリクト(衝突)が生じるので、第2プリンタ50は、無線通信ネットワーク110に接続されない。
また、ネットワーク接続設定110cが適切であった場合にも、第2プリンタ50が無線通信ネットワーク110に接続されない場合がある。すなわち、第2プリンタ50が、第1プリンタ10に対しては無線通信できる位置関係にあるが、アクセスポイント90に対して無線通信できない位置関係にある場合等である。具体的には、例えば、第2プリンタ50と第1プリンタ10の間の距離は短いが、第2プリンタ50とアクセスポイント90の間の距離が非常に長い場合が考えられる。この場合、第2プリンタ50は、第1プリンタ10との間の距離が短いので、ステップB12までの処理を実行することができる。しかし、第2プリンタ50とアクセスポイント90との間の距離が長いので、電波ノイズ等の影響により、第2プリンタ50とアクセスポイント90の間で無線通信できなくなってしまう。
以上のように、ステップB12の実行後にも、第2プリンタ50が無線通信ネットワーク110に接続されない場合がある。したがって、ステップA28及びB12が終了すると、第1プリンタ10及び第2プリンタ50は、図4に示すネットワーク接続確認処理を実行する。
第1プリンタ10がステップA32でPING応答信号を受信すると、第1プリンタ10の演算装置14は、PING応答信号を受信した旨を示すデータを表示部18に出力する(ステップA34)。これによって、表示部18に第2プリンタ50が無線通信ネットワーク110に接続された旨のメッセージが表示される。
また、PING信号またはPING応答信号の送受信がうまく行われず、第1プリンタ10がステップA32でPING応答信号を受信できない場合(すなわち、ステップA30を所定時間継続してもPING応答信号を受信できない場合)がある。この場合、第1プリンタ10の演算装置14は、PING応答信号を受信しなかった旨を示すデータを表示部18に出力する(ステップA34)。これによって、表示部18に第2プリンタ50が無線通信ネットワーク110に接続されていない旨のメッセージが表示される。
このように、第1プリンタ10と第2プリンタ50との間で、無線通信ネットワーク110を介した通信が試みられるので、ユーザは、第2プリンタ50が無線通信ネットワーク110に接続されているか否かを直ちに確認することができる。なお、図2〜図4のフローチャートから分かるように、ステップA34で演算装置14によって出力されるデータ(PING応答信号を受信したか否かを示すデータ)は、ステップA22でYESと判定された場合に出力される。したがって、ステップA34で演算装置14によって出力されるデータは、ステップA22で受信した判定結果(すなわち、ネットワーク無線設定110aが第2プリンタ50で利用可能であることを示す判定結果)を含んだデータであるということもできる。
ステップA34及びステップB32が終了すると、第1プリンタ10及び第2プリンタ50は、図4の処理を終了する。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
12:無線LANインタフェース
14:演算装置
16:記憶装置
18:表示部
20:入力部
22:プリンタ部
50:第2プリンタ
52:無線LANインタフェース
54:演算装置
56:記憶装置
58:表示部
60:入力部
62:プリンタ部
90:アクセスポイント
100:無線通信接続システム
110:無線通信ネットワーク
本発明者は、複数のタイプのネットワーク無線設定(例えば複数のタイプの認証方式)が存在し、全てのネットワーク装置が全てのタイプのネットワーク無線設定を利用することができるわけではないことに着目した。例えば、上記の送信側ネットワーク装置が、自身が加入している無線通信ネットワークで利用されている認証方式を新たなネットワーク装置に送信しても、その認証方式を新たなネットワーク装置が利用することができないことがある。即ち、既存の無線通信ネットワークで利用されているネットワーク無線設定に新たなネットワーク装置が対応していないことが原因となって、新たなネットワーク装置を無線通信ネットワークに接続することができないことがある。本明細書で開示される無線通信接続システムでは、このような設定対象となったネットワーク装置が無線通信ネットワークに接続できないことを出力可能とするものであり、以下の構成を備える。
Claims (13)
- 無線通信ネットワークに接続されている第1ネットワーク装置と、無線通信可能な第2ネットワーク装置とを備え、第2ネットワーク装置を前記無線通信ネットワークに接続するための無線通信接続システムであって、
第1ネットワーク装置は、ネットワーク無線設定記憶手段と、第1アドフォック無線設定記憶手段と、ネットワーク無線設定送信手段と、判定結果受信手段と、判定結果出力手段とを有しており、
第2ネットワーク装置は、第2アドフォック無線設定記憶手段と、ネットワーク無線設定受信手段と、判定手段と、判定結果送信手段とを有しており、
第1ネットワーク装置のネットワーク無線設定記憶手段は、前記無線通信ネットワークを利用して無線通信するためのネットワーク無線設定を記憶しており、
第1ネットワーク装置の第1アドフォック無線設定記憶手段と、第2ネットワーク装置の第2アドフォック無線設定記憶手段は、同一のアドフォック無線設定を記憶しており、
第1ネットワーク装置のネットワーク無線設定送信手段は、ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定を第2ネットワーク装置に前記アドフォック無線設定に従って無線送信し、
第2ネットワーク装置のネットワーク無線設定受信手段は、第1ネットワーク装置から無線送信された前記ネットワーク無線設定を前記アドフォック無線設定に従って受信し、
第2ネットワーク装置の判定手段は、ネットワーク無線設定受信手段によって受信された前記ネットワーク無線設定が第2ネットワーク装置で利用可能か否かを判定し、
第2ネットワーク装置の判定結果送信手段は、判定手段による判定結果を第1ネットワーク装置に前記アドフォック無線設定に従って無線送信し、
第1ネットワーク装置の判定結果受信手段は、第2ネットワーク装置から無線送信された前記判定結果を前記アドフォック無線設定に従って受信し、
第1ネットワーク装置の判定結果出力手段は、判定結果受信手段によって受信された前記判定結果を出力する
ことを特徴とする無線通信接続システム。 - 第1ネットワーク装置の判定結果出力手段は、前記ネットワーク無線設定が第2ネットワーク装置で利用不可能であることを示す判定結果が判定結果受信手段によって受信された場合に、その判定結果を出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信接続システム。 - 第1ネットワーク装置は、確認信号送信手段と、返信信号受信手段と、返信結果出力手段とをさらに有しており、
第2ネットワーク装置は、確認信号受信手段と、返信信号送信手段とをさらに有しており、
第1ネットワーク装置の確認信号送信手段は、前記ネットワーク無線設定が第2ネットワーク装置で利用可能であることを示す判定結果が判定結果受信手段によって受信された場合に、ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定に従って、確認信号を第2ネットワーク装置に無線送信し、
第2ネットワーク装置の確認信号受信手段は、ネットワーク無線設定受信手段によって受信されたネットワーク無線設定に従って、第1ネットワーク装置から無線送信された前記確認信号を受信し、
第2ネットワーク装置の返信信号送信手段は、確認信号受信手段によって確認信号が受信された場合に、ネットワーク無線設定受信手段によって受信されたネットワーク無線設定に従って、返信信号を第1ネットワーク装置に無線送信し、
第1ネットワーク装置の返信信号受信手段は、ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定に従って、第2ネットワーク装置から無線送信された前記返信信号を受信し、
第1ネットワーク装置の返信結果出力手段は、返信信号受信手段によって返信信号が受信された場合に、返信信号が受信されたことを示す情報を出力し、返信信号受信手段によって返信信号が受信されなかった場合に、返信信号が受信されなかったことを示す情報を出力する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信接続システム。 - 第1ネットワーク装置は、特定情報受信手段と、アドフォック無線設定特定手段とをさらに有しており、
第2ネットワーク装置は、特定情報記憶手段と、特定情報送信手段とをさらに有しており、
第1ネットワーク装置の第1アドフォック無線設定記憶手段は、複数パターンのアドフォック無線設定を記憶しており、
各パターンのアドフォック無線設定には、デバイス特定情報が対応づけられており、
第2ネットワーク装置の特定情報記憶手段は、第2ネットワーク装置のデバイス特定情報を記憶しており、
第2ネットワーク装置の特定情報送信手段は、特定情報記憶手段に記憶されている前記デバイス特定情報をブロードキャストを利用して無線送信し、
第1ネットワーク装置の特定情報受信手段は、第2ネットワーク装置から無線送信された前記デバイス特定情報を受信し、
第1ネットワーク装置のアドフォック無線設定特定手段は、特定情報受信手段によって受信された前記デバイス特定情報に対応づけて第1アドフォック無線設定記憶手段に記憶されているアドフォック無線設定を特定し、
第1ネットワーク装置のネットワーク無線設定送信手段及び判定結果受信手段は、アドフォック無線設定特定手段によって特定されたアドフォック無線設定に従って無線通信する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信接続システム。 - 第1ネットワーク装置は、接続設定を入力する接続設定入力手段をさらに有しており、
第1ネットワーク装置のネットワーク無線設定送信手段は、前記ネットワーク無線設定と接続設定入力手段に入力された接続設定とを第2ネットワーク装置に無線送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信接続システム。 - 第1ネットワーク装置は、
接続設定入力手段に入力された接続設定が、第1ネットワーク装置の接続設定に適合するか否かを判定する接続設定判定手段と、
接続設定入力手段に入力された接続設定が第1ネットワーク装置の接続設定に適合しないと接続設定判定手段によって判定された場合に、接続設定入力手段に入力された接続設定を第2ネットワーク装置に無線送信するか否かをユーザが選択することを許容する選択許容手段と
をさらに有し、
第1ネットワーク装置のネットワーク無線設定送信手段は、接続設定入力手段に入力された接続設定が第1ネットワーク装置の接続設定に適合すると接続設定判定手段によって判定された場合、及び、接続設定入力手段に入力された接続設定を第2ネットワーク装置に無線送信することが選択許容手段において選択された場合に、接続設定入力手段に入力された接続設定を第2ネットワーク装置に無線送信する
ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信接続システム。 - 前記接続設定には、第2ネットワーク装置のIPアドレスと、サブネットマスクとが含まれていることを特徴とする請求項5または6に記載の無線通信接続システム。
- 前記ネットワーク無線設定には、前記無線通信ネットワークのネットワークIDと、前記無線通信ネットワークにおいて利用される認証方式と、前記無線通信ネットワークにおいて利用される暗号化方式とが含まれている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の無線通信接続システム。 - 前記アドフォック無線設定には、アドフォック無線通信のアドフォックIDと、アドフォック無線通信において利用される認証方式と、アドフォック無線通信において利用される暗号化方式とが含まれている
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の無線通信接続システム。 - 前記無線通信ネットワークは、インフラストラクチャーモードの無線通信ネットワークである
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の無線通信接続システム。 - 無線通信ネットワークに接続可能なネットワーク装置であって、
前記無線通信ネットワークを利用して無線通信するためのネットワーク無線設定を記憶しているネットワーク無線設定記憶手段と、
アドフォック無線設定を記憶しているアドフォック無線設定記憶手段と、
ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定を他のネットワーク装置に前記アドフォック無線設定に従って無線送信するネットワーク無線設定送信手段と、
前記ネットワーク無線設定が前記他のネットワーク装置で利用可能か否かの判定結果が前記他のネットワーク装置から無線送信された場合に、その判定結果を前記アドフォック無線設定に従って受信する判定結果受信手段と、
判定結果受信手段によって受信された前記判定結果を出力する判定結果出力手段と
を有することを特徴とするネットワーク装置。 - 無線通信ネットワークに接続可能なネットワーク装置であって、
アドフォック無線設定を記憶しているアドフォック無線設定記憶手段と、
前記無線通信ネットワークを利用して無線通信するためのネットワーク無線設定が他のネットワーク装置から無線送信された場合に、そのネットワーク無線設定を前記アドフォック無線設定に従って受信するネットワーク無線設定受信手段と、
ネットワーク無線設定受信手段によって受信された前記ネットワーク無線設定がネットワーク装置で利用可能か否かを判定する判定手段と、
判定手段による判定結果を前記他のネットワーク装置に前記アドフォック無線設定に従って無線送信する判定結果送信手段と
を有することを特徴とするネットワーク装置。 - 無線通信ネットワークに接続可能なネットワーク装置であって、
前記無線通信ネットワークを利用して無線通信するためのネットワーク無線設定を記憶しているネットワーク無線設定記憶手段と、
アドフォック無線設定を記憶しているアドフォック無線設定記憶手段と、
ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定を他のネットワーク装置に前記アドフォック無線設定に従って無線送信するネットワーク無線設定送信手段と、
ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定に従って、確認信号を前記他のネットワーク装置に無線送信する確認信号送信手段と、
前記他のネットワーク装置から無線送信された前記確認信号に対する返信信号を、ネットワーク無線設定記憶手段に記憶されている前記ネットワーク無線設定に従って受信する返信信号受信手段と、
返信信号受信手段によって返信信号が受信された場合に、返信信号が受信されたことを示す情報を出力し、返信信号受信手段によって返信信号が受信されなかった場合に、返信信号が受信されなかったことを示す情報を出力する返信結果出力手段と
を有することを特徴とするネットワーク装置。
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