JP2013040544A - 面格子の窓サッシへの取付構造 - Google Patents

面格子の窓サッシへの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 防犯機能をそなえ、住人の在・不在を問わず面格子を取付け可能にする。
【解決手段】 部品Aに、部品BおよびCを鋲止めし、このようにした部品Aの内懐に部品Dを装入し、部品Aの長孔hを通して部品Dの雌ネジ1にビス2を仮にねじ込み、更に部品A中央の雌ネジ3にビス4を軽くねじ込み、このようにした部品A、B、C、Dを面格子の横桟)に装入して取り付け、部品Dの両ツノ8と横桟Eとの間に窓枠のリブを挟み込み、ビス2を締め込み、次いでビス4をねじ込んで部品BとCのツノ片先端を起こしてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、防犯機能を備え、住人不在でも建物の外から取付け可能な面格子に関する。
集合住宅や高層住宅において、建築当初、窓に面格子が取付けられていなかったものが、保安上の理由から、その後に面格子を取付けるようにとの要望が出されるケースが多くなっている。
この場合、従来の技術であると住人の在宅時でないと工事を行うことができず、実際、住人の在宅状況を見ると、出張、旅行、その他諸々の理由により全部がそろって在宅していることはあり得ず、このために計画通り工事が進捗せず、工事業者は作業者を何回も現場に差し向けなければならず極めて効率の悪いこととなる。
こうした状況のもとで住宅管理会社や住宅建設会社などから、住人の在・不在に係わらず建物の外から取り付けることが可能で、かつ、取り付けられた後は外部から容易に外すことができない防犯機能を備えた面格子を提供するようにとの要望がだされている。
ところで、こうした要望に応える面格子について特許庁電子図書館のデーターをもとに調査したところ、この要望に応える情報は見当たらず、本出願人が平成22年12月22日付け特許出願で「外部から取付け可能な面格子」を提案した。しかしこの提案の実証試験を行った結果、面格子の取り付け部品の厚さが薄いため嵌り合うねじ山の数が少なく破壊工作に対する強度が極めて弱いと言うことが判明した。
上記状況に基づきこの発明は、既設の住宅の窓枠に住人の在・不在を問わず建物の外から取付け可能にし、一旦取付けた後は容易に外すことができず、破壊工作にも充分耐える外部から取付け可能面格子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの発明は、部品Aに、部品BおよびCを鋲止めし、このようにした部品Aの内懐に部品Dを装入し、部品Aの長孔hを通して部品Dの雌ネジ1にビス2を仮にねじ込み、更に部品A中央の雌ネジ3にビス4を軽くねじ込み、このようにした部品A、B、C、Dを面格子の横桟)に装入して取り付け、部品Dの両ツノ8と横桟Eとの間に窓枠のリブを挟み込み、ビス2を締め込み、次いでビス4をねじ込んで部品BとCのツノ片先端を起こしてなる構成を採用したものと、
また、面格子の下部横桟の底面に長孔Z1とバカ孔5を設け、その両端に衝き合わせた縦桟Zの衝き合わせ部に、部品YのツノY1が貫通する長孔Z2を設け、この部品Yを摺動・固定可能にし、ツノY2と面格子の縦桟端面Z3との間に窓枠サッシのリブを差し込み摺動用長孔Z1の裏側からビスをねじ込み仮に固定し、ビス4をねじ込み部品W、Xのツノ片先端を起こしてなる構成を採用したものである。
上記の如く構成するこの発明によれば居住者の在・不在に関係なく面格子を建物の外から取り付けることが可能になり、作業工程どおり施工することができるようになり、且ついったん取り付けた面格子は、少々の外力を加えても外部から取り外すことができない面格子を提供でるようになった。
次にこの発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。図1は窓枠サッシSに本発明に係る面格子Mを取り付ける動作の概略説明図で、面格子をやや斜め状態にし、その下部を窓枠サッシに宛がい、上部を起こした状態で面格子全体をやや持ち上げておろす所謂テンドン動作を行う。
図2は、実施例1の要部斜視図で部品Aに部品BおよびCを鋲止めされる。
この部品Aの内懐に部品Dを装入し、部品Aの長孔hを通して部品Dの雌ネジ1にビス2を仮にねじ込み、更に部品A中央の雌ネジ3にビス4を軽くねじ込む。
このように組み立てた部品A、B、C、Dを面格子の横桟Eに装入し、バカ孔5を通してビス6を雌ネジ7にねじ込んで横桟Eに取り付ける。
このように横桟Eに取り付けた部品A〜Dの部品Dの両ツノ8と横桟Eとの間に窓枠のリブを挟み込み、ビス2を横桟Eの長孔を通して雌ネジ1に締め込む。
次いでビス4をねじ込んで部品BとCのツノ片先端を起こして部品Dが落ち込まないようにする。
このようにすることにより部品Aの懐の中に落ち込まないようになり、部品BとCは合掌状態になりビス4を除去しても、その状態を維持して外部から面格子を取り外すことができなくなる。
もし、外部から面格子を外すにはドリルで鋲止め部分を錐もみして部品B、Cを壊さねばならず大きい音が発生するので不法破壊・不法は極めて困難である。なお、図3の(a)から(d)は上記実施例における作業の各段階での状態の縦断面図および横断面図である。
図4は実施例2の要部斜視図で、部品Vに部品WおよびXを鋲止めし、この部品Vを、バカ孔5を通して横桟の裏面両端の雌ネジ7にビス止めする。
横桟両端の下面に摺動用長孔Z1を設けると共に、縦桟Zの下端に部品YのツノY1が嵌る長孔Z2を設ける。
摺動用長孔Z1には部品Yの摺動片Y4が嵌り摺動・固定可能にし、ツノY1は長孔Z2に、摺動片Y4は長孔Z1に嵌って摺動可能になっている。なお、摺動片Y4は本体部分との境目後方に切り込みを入れて、摺動時に横桟の底板と衝突しないようにしている。
面格子の縦桟端面Z3との間に窓枠のリブを差し込み摺動用長孔Z1の裏側からビス2をねじ込んで仮止めし、ビス4をねじ込んで部品W、Xのツノ片先端を起こすようになっている。
部品Yの4摺動片Y4には雌ネジが設けられビス2が部品Vの窓uを通して螺合するようになっている。
図5の(a)から(d)は上記実施例における作業の各段階での状態の縦断面図および横断面図である。
なお、図6は部品B、Cおよび部品W、Xの他の実施形態を示し、ビス4を押し込むことにより孔と突起が互いに嵌りあい、合掌状態を維持する構造となっている。
以上説明した如くこの発明によれば入居後の集合住宅・高層住宅において、住人の在宅・不在宅に関係なく面格子の取り付け工事が可能になり、工程表通りに工事を進めることが可能となり足場の設置期間短縮や屋内への施工機材の搬入が不要となり、とりわけ人件費大幅な節約となる。また、取付け部の破壊強度が大きく向上し不法破壊・不法侵入の防止効果が一段と向上し、産業上利用価値の極めて高いものである。
実施例1の概略説明図 同組み立てを説明した斜視図 同組み立ての各段階での縦断面・横断面図 実施例2の組み立てを説明した斜視図 同組み立ての各段階での縦断面・横断面図 他の実施例の部品B、C又は部品W、Xの他の実施例を示す斜視図
1,3,7:雌ネジ
2,4,6:ビス
5:バカ孔
8:ツノ
9:長孔
A:B:C:D:V,W,X,Y,Z:部品
E:横桟(面格子の)
Y1,Y2:ツノ
Y4:摺動片
Z1:摺動用長孔
Z2:長孔
Z3:縦桟の端面
本発明は、本発明は、防犯機能を備え、住人不在でも建物の外から取付け可能な面格子に関する。
集合住宅や高層住宅において、建築当初、窓に面格子が取付けられていなかったものが、保安上の理由から、その後に面格子を取付けるようにとの要望が出されるケースが多くなっている。また、防犯の見地から窓サッシに面格子が取付けられることが一般的であるが、面格子が例えばドライバなどで外部から簡単に取り外されるようでは防犯の意味をなさない。
しかしながら一方で、上記のような面格子が内部からしか取り外せないのでは、面格子の交換時などにおける作業性が悪くなる。この場合、住人の在宅時でないと工事を行うことができず、実際、住人の在宅状況を見ると、出張、旅行、その他諸々の理由により全部がそろって在宅していることはあり得ない。このため計画通り工事が進捗せず、工事業者は作業者を何回も現場に差し向けなければならず極めて効率の悪いこととなる。
こうした状況ので住宅管理会社や住宅建設会社などから、住人の在・不在にかかわらず建物の外から取り付けることが可能で、かつ、取り付けられた後は外部から容易に外すことができない防犯機能を備えた面格子提供望されている。
そこで、本出願人は、平成22年12月22日付け特許出願で「外部から取付け可能な面格子」を提案した。しかし、この提案に係る「外部から取付け可能な面格子」の実証試験を行った結果、面格子の破壊工作に対する強度が極めて弱いことが判明した。
上述のように、本発明に関連する従来の技術を出願人の知得した一般的技術情報に基づいて説明したが、出願人は、本発明の特徴に直接関連した内容が開示されている先行技術文献を現段階では認識していないため、本明細書では、先行技術文献情報として特定の文献を挙げることをせずに「なし」としたものである。
なし
上記状況に基づき発明は、既設の住宅の窓枠に住人の在・不在を問わず建物の外から取付け可能にし、一旦取付けた後は容易に外すことができず、破壊工作にも充分耐える外部から取付け可能な面格子の構造を提供することを課題とする。
本発明は、面格子の窓枠サッシへの取付構造であって、
前記窓枠サッシの一部をなし、窓への取付状態において垂直となる垂直片が嵌まり込むことが可能な凹溝を備えた嵌合部材と、
室内側からのみ操作される取付部材によって前記面格子の一部に取り付けられる第1の保持部材と、
前記嵌合部材を前記サッシに対して離間あるいは近接する方向にのみ移動可能に保持するべく前記第1の保持部材に形成された案内部と、
前記第1の保持部材に固定された塑性変形可能な部材から構成され、塑性変形することで、前記嵌合部材を該嵌合部材の前記凹溝に前記垂直片が嵌り込んだ状態で移動不能に保持する第2の保持部材と、
を備えてなる。
また、前記第2の保持部材が、窓の外側から作用される力によって塑性変形する構成を採用することも可能である
発明によれば、いったん取り付けた面格子は、前記第2の保持部材を塑性変形(壊して取り除く)させないと前記嵌合部材を窓枠サッシから取り外すことができない。このような塑性変形をさせるには電気ドリルなどで嵌合部材を強制的に破壊する必要があるが、嵌合部材の破壊には相当大きい音が生じるので、近所に知られずに面格子を外すことが難しく、防犯機能の高い面格子を提供できる。
実施の形態1の面格子の窓枠サッシへの取付構造を説明する概略説明図である。 同組み立てを説明した斜視図である。 同組み立ての各段階での縦断面・横断面図である。 実施の形態2の面格子の窓枠サッシへの取付構造について組み立てを説明した斜視図である。 同組み立ての各段階での縦断面・横断面図である。 他の実施の形態の部品B、C又は部品W、Xを示す斜視図である。
実施の形態1.
次に、本発明に係る面格子の窓枠サッシへの取付構造の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。図1は窓枠サッシSに本発明に係る面格子Mを取り付ける動作の概略説明図で、面格子Mをやや斜め状態にし、その下部を窓枠サッシSの下片てがい、面格子Mの上部を矢印で示すように起こした状態で面格子全体をやや持ち上げておろす所謂テンドン動作を行うことによって窓枠サッシSに本発明に係る面格子Mが取り付けられる図に示すように、垂直に取り付けられた面格子Mの図において左側が室外(外部と表示)であり、右側が室内(部屋内と表示)である。この状態で、以下に述べる方法で、面格子Mが窓枠サッシSに固定される。
図2は、実施の形態1の要部斜視図で、(内)で表されるように手前側が室内側であり、(外)で表されるように奥側が室外側である。この実施例では、面格子Mに固定される第1の保持部材の一例である部品Aに、第2の保持部材の一例である部品BおよびCをその端部でB1,C1止めによって予め固定されている事例が示される
この部品Aの内懐に嵌合部材の一例である部品Dが装入される。即ち、部品Aの内面A1に部品Dの裏面D1を当て、その状態で部品Aの長孔hを通して部品Dの雌ネジ1にビス2を仮に(緩く)ねじ込み、更に部品A中央の雌ネジ3にビス4を軽くねじ込む。これによって部品A、部品D、および部品Aに鋲B1,C1で固定された部品BとCが、緩く一体化される。この状態でビス4をねじ込めば、部品BおよびCは、図2の○内に示されているように、曲げ起こされることになるが、この時点ではビス4は、上記のように緩く仮締めされているだけである。
このように組み立てた部品A、B、C、Dを面格子の横桟M1の下向きに開放された空間M2に下方から装入し、バカ孔5を通してビス6を室内側から部品Aの雌ネジ7にねじ込んで、部品Aおよびこれと一体化された部品B、C、Dを横桟M1に取り付ける。この時点では、部品Dはビス2が強く締められていないので、部品Aに対して部品Aに形成された垂直方向(図1の上下方向)に長孔hの長さの分だけ自在に移動可能である。上記長孔hが、本発明における案内部の一例である。この場合、長孔hは垂直方向である。この状態の詳細が、図3(a)に示されている。図3の下段は上記のように組み立てられた部品A〜Dを上から見た平面図であり、上段は、その中央横断面図である。図3(a)の状態では、図に示されるようにビス2および4はいずれも緩く締められている。図3の上段の図に明らかなように、部品Dの本体部とツノ8との間には、本発明における凹溝D2の一例が形成されている。
上記のような図3(a)の状態においては、前記したように、ビス2の締め付けが緩いので、部品Dは部品Aに対して垂直方向(図3の上段の断面図において上下方向)に長孔hの長さの分だけ自在に移動可能であるので、操作者は、部品Dを上方に移動させることができる。このようにすることで横桟M1(の空間M2)に取り付けた部品A〜Dの部品Dを持ち上げてその両ツノ8を図3(b)に示すように窓枠サッシSのリブS1(垂直片の一例、図1参照。に対向させ、リブS1を凹溝D1に挿入することができる。図1はこのように挿入された状態を示している。操作者は、この状態でビス2を横桟M1の長孔9および部品Aの長孔hを通して雌ネジ1に締め込む。このように、持ち上げられた部品Dのツノ8,8と面格子Mとの間に窓枠サッシSのリブS1が嵌りこみ、その状態でビス2によって部品Dが部品Aに固定されることで、窓枠サッシSのリブS1は、部品Dのツノ8,8と面格子Mとの間に挟まれた状態で固定され、部品Dおよびこれに一体の部品A、さらにこれらの部品が取り付けられた面格子Mが窓枠サッシSから外れることができないようになる。ただし、この固定状態は、外部から操作自在のビス2によって部品Dが部品Aに固定されていることで保持されているので、何人かがドライバなどによってビス2を緩めれば、部品Dは部品Aに対して上下方向に移動自在になり、これによって面格子Mは簡単に外されてしまうので、防犯が不完全である。このようなことになるのは、ビス2を緩めれば部品Dが部品Aに対して簡単に上下方向に移動自在になるからである。この実施の形態1では、下記する方法によって、ビス2が緩められても部品Dが部品Aに対して簡単には移動できないようにすることで、防犯を達成する。
即ち、この実施の形態1では、次いでビス4をねじ込んで部品BとCの先端を起こして、即ち塑性変形させて、これに部品Dを下から当接させ、部品Dが落ち込まない、即ち下方向に移動できないようにする。図2の○内に、部品Aに固定された部品BおよびCをビス4によって曲げ起こすという塑性変形を生じさせている状態を示す。
このようにすることにより部品BとCは合掌状態になりこれらに遮られて部品Dが部品Aの懐の中に落ち込まないようになり、ビス4を除去しても、部品Dが下方に移動できない状態を維持して外部から面格子を取り外すことができなくなる。
もし、外部から面格子を外すにはドリルで鋲止め部分を錐もみして部品B、Cを壊さねばならず大きい音が発生するので、近所に知られずに容易には面格子Mをはずせなくなり、不法破壊・不法侵入は極めて困難である。なお、図3の(a)から(d)は上記実施の形態における作業の各段階での状態の面図および横断面図である。
実施の形態2.
前記した実施の形態1は、窓枠サッシSの水平(横)方向のリブと嵌合部材である部品Dのツノ8とが干渉して、面格子Mが窓枠サッシSから離脱しないようにしたものであるが、次に述べる実施の形態2は、窓枠サッシSの垂直(縦)方向のリブと嵌合部材である部品YのツノY1とが干渉して、面格子Mが窓枠サッシSから離脱しないようにしたものである。図4は実施の形態2の要部斜視図で、部品Vに部品WおよびX(W1,X1)止めされ、この部品V面格子Zの裏面側に配置され、バカ孔5を通して両端の雌ネジ7に図外のビスをねじ込んでビス止めされる。
面格子Zの両端の下面に摺動用長孔Z1が設けられていると共に、面格子Zの下端に部品YのツノY1が嵌る長孔Z2設けられている。
前記摺動用長孔Z1には部品Yの摺動片Y4が嵌り、部品Yを摺動・固定可能に案内する。即ち、部品Yの摺動片Y4は長孔Z1に嵌って部品Yを摺動可能に案内しており、摺動端において、ツノY1が前記長孔Z2に嵌りこむ。なお、摺動片Y4には本体部分との境目後方に切り込みY5が形成されており、ツノY1が前記長孔Z2に嵌りこむのとは反対側への摺動時に、部品Yが面格子Zの底板と衝突しないようにしている。
部品Yの摺動片Y4が長孔Z1に嵌って摺動し、部品YのツノY1が前記長孔Z2に嵌りこむ摺動端において、前記ツノY1とこれに対向するツノY2の間に面格子の縦桟端面Z3を備えた部材Z5と窓枠サッシSのリブS1とが挟み込まれる。図4の(b)には、ツノY1が長孔Z2に嵌りこむ前の状態が破線で、部品Yが矢印で示した方向に摺動してツノY1が長孔Z2に嵌り込んだ状態が実線で描かれている。この状態で、摺動用長孔Z1の裏側からビス2をねじ込んで部品Yを部品Vに仮止めし、その後、ビス4をねじ込んで部品W、Xのツノ片先端を起こすことで、部品YのツノY1,Y2が、窓枠サッシSのリブS1を面格子Zの縦桟端面Z3を備えた部材Z5から離れさせないようになっている。
なお、部品Yの動片Y4には雌ネジY3が設けられビス2が部品Vの窓uを通して螺合するようになっており、ビス2が締めこまれることで、部品Yが部品Vに固定される
図5の(a)から(d)は上記実施の形態における作業の各段階での状態の面図および横断面図である。実施例2においては、本発明における「凹溝」には、「ツノY1」が相当し、「凹溝を備えた嵌合部材」、「第1の保持部材」、「案内部」、「第2の保持部材」には、それぞれ、「部品Y」、「部品V」、「長孔Z1」、「部品X,W」が相当する。
なお、図6は部品B、Cおよび部品W、Xの他の実施の形態を示し、ビス4を押し込むことにより孔と突起が互いに嵌りあい、合掌状態を維持する構造となっている。
上記のような実施の形態2においては、図5(a)の状態において、前記したように部品Yは面格子Zに対して水平方向(図5の下段の平面図において上下方向)に長孔Z1の長さの分だけ自在に移動可能であるので、操作者は、部品Yを窓枠シャーシSのリブS1に近づく方向(水平方向)に移動させることができる。このようにすることで面格子Zに部品Vを介して取り付けられた部品Yを長孔Z1に沿って摺動させ、部品YのツノY1を長孔Z2に挿入する。これにより、窓枠シャーシSのリブS1がツノY1とY2の間に挟まれて、面格子Zから矢印N1で示す方向に外れることができなくなる。操作者は、この状態でビス2を部品Vの長孔uを通して雌ネジY3に締め込む。このように、長孔Z1の端部まで移動した部品YのツノY2と面格子Zの部材Z5との間に窓枠サッシSのリブS1が嵌りこみ、その状態でビス2によって部品Yが部品Vに固定されることで、窓枠サッシSのリブS1は、部品DのツノY1,Y2と面格子Zとの間に挟まれた状態で固定され、部品Yおよびこれに一体の部品V、さらにこれらの部品が取り付けられた面格子Zが窓枠サッシSから外れることができないようになる。ただし、この固定状態は、外部から操作自在のビス2によって部品Yが部品Vに固定されていることで保持されているので、何人かがドライバなどによってビス2を緩めれば、部品Yは部品Vに対して水平方向に移動自在になり、これによって面格子Zは簡単に外されてしまうので、防犯が不完全である。このようなことになるのは、ビス2を緩めれば部品Yが部品Vに対して簡単に水平方向に移動自在になるからである。この実施の形態2では、次に述べる方法によって、ビス2が緩められても部品Yが部品Vに対して簡単には移動できないようにすることで、防犯を達成する。
即ち、この実施の形態2では、次いでビス4をねじ込んで部品XとWの先端を起こして、即ち塑性変形させて、これに部品Yの摺動片Y4を当接させ、部品Yが後退しない、即ち水平方向に移動できないようにする。図5の○内に、部品Yに固定された部品XおよびWをビス4によって曲げ起こすという塑性変形を生じさせている状態を示す。
このようにすることにより部品XとWは合掌状態になりこれに遮られて部品Yが部品Vに沿って後退できないようになり、ビス4を除去しても、その状態を維持して外部から面格子Mを取り外すことができなくなる。
もし、外部から面格子を外すにはドリルで鋲止め部分を錐もみして部品B、Cを壊さねばならず大きい音が発生するので、近所に知られずに容易には面格子Mをはずせなくなり、不法破壊・不法侵入は極めて困難である。
発明によれば入居後の集合住宅・高層住宅において、住人の在宅・不在宅に関係なく面格子の取り付け工事が可能になる。それ故、工程表通りに工事進められると共に足場の設置期間短縮や屋内への施工機材の搬入が不要になるなど、とりわけ人件費大幅な節約となる。また、取付け部の破壊強度が大きく向上し不法破壊・不法侵入の防止効果が一段と向上し、産業上利用価値の極めて大きいものである。
1、3、7 雌ネジ
2、4、6 ビス
5 バカ孔
8 ツノ
9 長孔
A、B、C、D、V、W、X、Y、Z 部品
E 横桟(面格子の)
Y1、Y2 ツノ
Y4 摺動片
Z1 摺動用長孔
Z2 長孔
Z3 縦桟の端面

Claims (2)

  1. 部品(A)に、部品(B)および(C)を鋲止めし、このようにした部品(A)の内懐に部品(D)を装入し、部品(A)の長孔(h)を通して部品(D)の雌ネジ(1)にビス(2)を仮にねじ込み、更に部品(A)中央の雌ネジ(3)にビス(4)を軽くねじ込み、このようにした部品(A)、(B)、(C)、(D)を面格子の横桟(E)に装入して取り付け、部品(D)の両ツノ(8)と横桟(E)との間に窓枠のリブを挟み込み、ビス(2)を締め込み、次いでビス(4)をねじ込んで部品(B)と(C)のツノ片先端を起こしてなる防犯機能を備え外部から取付け可能面格子
  2. 面格子の下部横桟の底面に長孔(Z1)とバカ孔(5)を設け、その両端に衝き合わせた縦桟(Z)の衝き合わせ部に、部品(Y)のツノ(Y1)が貫通する長孔(Z2)を設け、この部品(Y)を摺動・固定可能にし、ツノ(Y2)と面格子の縦桟端面(Z3)との間に窓枠サッシのリブを差し込み摺動用長孔(Z1)の裏側からビスをねじ込み仮に固定し、ビス(4)をねじ込み部品(W)、(X)のツノ片先端を起こしてなる防犯機能を備え外部から取付け可能面格子。
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