JP2013036340A - スクリューポンプのスクリューロータ、スクリューポンプ及びスクリューポンプを用いたスーパーチャージャ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2スクリューロータ14と噛み合って回転する第1スクリューロータ13における条数は、第2スクリューロータ14における条数より多い。第2スクリューロータ12における条数をn、第2スクリューロータ14のねじ歯30,31,32の先端の回転軌跡である第2円C2と、第1スクリューロータ13のねじ歯22,23,24,25の先端の回転軌跡である第1円C1との一対の交点P2,P1が第2スクリューロータ14の回転中心を中心としてなす角度をγとすると、第2スクリューロータ14における吸入側端面141から吐出側端面142への歯形G2のねじり角Θは、式(1)を満たす角度である。
0<Θ≦360°−γ−360°/n・・・(1)
【選択図】図3
Description
式(1)で示す設定では、スクリューポンプの吸入雰囲気側と吐出雰囲気側とがブローホールを介して連通することはない。
0<Θ≦360°−γ−(360°/n)×M+δ・・・(2)
請求項3の発明は、互いに噛み合って回転する第1スクリューロータと第2スクリューロータとがロータハウジング内に収容されており、前記第1スクリューロータにおける条数が前記第2スクリューロータにおける条数より多く、これら2つのスクリューロータの回転によって流体が前記ロータハウジングの一端より吸入されると共に、他端より吐出されるスクリューポンプを対象とし、前記第2スクリューロータは、請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の第2スクリューロータである。
図1に示すように、スクリューポンプ11を構成するロータハウジング12内には第1スクリューロータ13と第2スクリューロータ14とがそれぞれ回転可能に配設されている。第1スクリューロータ13の軸15の回転軸線151と第2スクリューロータ14の軸16の回転軸線161とは、互いに平行であり、軸15,16の基端(図1では右端)がモータハウジング17内に突出している。モータハウジング17内の電動モータ18の駆動力は、出力軸181及び軸継手19を介して軸15に伝達され、軸15が回転する。軸15の回転は、一対のギヤ20,21の噛合を介して軸16に伝えられ、軸16が軸15とは異なる方向へ回転する。これにより、第1スクリューロータ13は、矢印Wで示す方向に回転し、第2スクリューロータ14は、矢印Zで示す方向〔矢印Wで示す方向とは逆方向〕に互いに噛み合うように回転する。
第1スクリューロータ13における条数mは、第2スクリューロータ14における条数nより多い。本実施形態では、m=4であり、n=3である。第2スクリューロータ14の先端140の回転軌跡である第2円C2と、第1スクリューロータ13の先端130の回転軌跡である第1円C1との一対の交点P1,P2が第2スクリューロータ14の回転中心(回転軸線161)を中心としてなす角度をγとする。そうした場合、第2スクリューロータ14における吸入側端面141から吐出側端面142への歯形G2のねじり角Θは、式(1)を満たす角度に設定されている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
図4(a),(b)及び図5は、スクリューロータ13,14の周面を展開した展開図であり、スクリューロータ13,14の周面とロータハウジング12の内周面120との間に生じる閉じ込め室が模式的に表されている。
(1)ねじり角Θは、式(1)で示す大きさに設定されている。
0<Θ≦360°−γ−360°/n・・・(1)
式(1)で示す設定がなされているため、スクリューポンプ11の吸入口371(吸入雰囲気)側と吐出口391(吐出雰囲気)側とがブローホールを介して連通することはない。
第2スクリューロータ14のねじ歯30,31,32の先端には円弧面形状のシール面301,311,321が形成されている。シール面301,311,321は、これを挟んで隣り合うねじ溝間の流体洩れの抑制に寄与する。
例えば、δ=6°、n=3、γ=110°の場合、M=1の場合にはΘ=136°であり、M=2の場合にはΘ=16°である。δ=6°、n=3、γ=110°、M=3の場合には、Θ=−104°となり、式(2)は不成立となる。
○第1の実施形態における第1スクリューロータ13の軸15に車両の内燃機関の回転出力を入力する構成とし、空気を吸入室121に送って流出口38から内燃機関に供給するようにしたスーパーチャージャを構成してもよい。
○第1スクリューロータの条数が3で第2スクリューロータの条数が4のスクリューポンプに本発明を適用してもよい。特に、第1スクリューロータの条数が6で第2スクリューロータの条数が4のスクリューポンプ、あるいは第1スクリューロータの条数が5で第2スクリューロータの条数が3のスクリューポンプは、ブローホールを小さくすることができるので、本発明の適用対象として好ましい。
Claims (4)
- 互いに噛み合って回転する第1スクリューロータと第2スクリューロータとがロータハウジング内に収容されており、前記第1スクリューロータにおける条数が前記第2スクリューロータにおける条数より多く、これら2つのスクリューロータの回転によって流体が前記ロータハウジングの一端より吸入されると共に、他端より吐出されるスクリューポンプのスクリューロータにおいて、
前記第2スクリューロータにおける条数をn、前記第2スクリューロータのねじ歯の先端の回転軌跡である第2円と、前記第1スクリューロータのねじ歯の先端の回転軌跡である第1円との一対の交点が前記第2スクリューロータの回転中心を中心としてなす角度をγとすると、前記第2スクリューロータにおける吸入側端面から吐出側端面への歯形のねじり角Θは、式(1)を満たす角度であるスクリューポンプのスクリューロータ。
0<Θ≦360°−γ−360°/n・・・(1) - 前記第2スクリューロータの前記ねじ歯のシール角をδ、閉じ込め室の数をMとすると、ねじり角Θは、式(2)を満たす角度である請求項1に記載のスクリューポンプのスクリューロータ。
0<Θ≦360°−γ−(360°/n)×M+δ・・・(2) - 互いに噛み合って回転する第1スクリューロータと第2スクリューロータとがロータハウジング内に収容されており、前記第1スクリューロータにおける条数が前記第2スクリューロータにおける条数より多く、これら2つのスクリューロータの回転によって流体が前記ロータハウジングの一端より吸入されると共に、他端より吐出されるスクリューポンプにおいて、
前記第2スクリューロータは、請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の第2スクリューロータであるスクリューポンプ。 - 内燃機関に空気を過給するスーパーチャージャにおいて、
前記スーパーチャージャとして請求項3に記載のスクリューポンプを用いたスーパーチャージャ。
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