JP2013035660A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】コルゲーションの付与量を切り替える度にローラどうしが磨耗するのを一掃して、排紙ユニットの寿命を向上できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像が定着された記録紙を紙受部7へ向かって送出する排紙ユニット13と、排紙ユニット13を移動操作する移動機構17とを搬送路8に設ける。排紙ユニット13は、記録紙をニップして紙受部7へ送出する排紙ローラ対15と、排紙ローラ対15に挟まれた記録紙にコルゲーションを付与するコルゲーション付与部材31〜33とを備える。移動機構17を、排紙ユニット13を記録紙の搬送方向と直交する向きへ移動操作して、排紙ユニット13の姿勢を少なくとも第1姿勢と第2姿勢とに切り替えできるように構成する。排紙ユニット13の姿勢切り替えに対応して、コルゲーション付与部材31〜33による記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できる。
【選択図】図1
【解決手段】画像が定着された記録紙を紙受部7へ向かって送出する排紙ユニット13と、排紙ユニット13を移動操作する移動機構17とを搬送路8に設ける。排紙ユニット13は、記録紙をニップして紙受部7へ送出する排紙ローラ対15と、排紙ローラ対15に挟まれた記録紙にコルゲーションを付与するコルゲーション付与部材31〜33とを備える。移動機構17を、排紙ユニット13を記録紙の搬送方向と直交する向きへ移動操作して、排紙ユニット13の姿勢を少なくとも第1姿勢と第2姿勢とに切り替えできるように構成する。排紙ユニット13の姿勢切り替えに対応して、コルゲーション付与部材31〜33による記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばコピー機、ファクシミリ機、あるいはプリンター装置等の画像形成装置に関し、その排紙部の構造を改良したものである。
画像が定着された記録紙を紙受部へ排出する際に、記録紙の搬送始端が垂れ下がるのを防ぐため、記録紙の搬送路の終端の排紙部において、記録紙の搬送方向に伸びる波状の筋(所謂コルゲーション)を記録紙に付与することは公知である。また、コルゲーションを付与したくない場合(記録紙が小型、厚手の場合など)に対応して、コルゲーションの付与と非付与を切り替え可能とすることも公知である。
特許文献1の画像形成装置では、搬送路の終端の排紙部に、ローラ軸に複数個のローラ体が固定された第1のローラおよび第2のローラを上下に対向配置している。第2のローラのローラ軸を操作するソレノイドに通電すると、第2のローラが第1のローラに対してローラ軸方向へ変位して、コルゲーションの付与と非付与とが切り替わる。コルゲーションの非付与状態においては、第1のローラと第2のローラのローラ体どうしが互いに圧接する。コルゲーションの付与状態においては、第1のローラと第2のローラのローラ体が、軸方向に交互に配置されて径方向にオーバーラップするので、その間を通過する記録紙にコルゲーションが付与される。
特許文献2の画像形成装置では、駆動搬送体と従動搬送体とで排紙部を構成している。駆動搬送体の駆動軸には複数個の駆動ローラが固定されており、駆動搬送体は従動搬送体に対して軸方向へ変位可能に構成されている。従動搬送体の従動軸には複数個の従動ローラが固定されており、従動ローラの軸方向の一端に鍔状の大径部が設けられている。従動ローラの大径部と駆動ローラとが近接しているときは、両者の間で記録紙が急角度に曲げられて、記録紙にコルゲーションが付与される。従動ローラの大径部と駆動ローラとが軸方向に大きく離れているときは、記録紙は殆ど曲げられず、コルゲーションが付与されない。
特許文献1の画像形成装置のように、第2のローラを第1のローラに対して軸方向へ変位させて、コルゲーションの付与・非付与を切り替えると、切り替えの度にローラ体どうしが磨耗して、ローラ体が早期に劣化するおそれがある。特許文献2の画像形成装置でも、駆動搬送体を従動搬送体に対して軸方向へ変位させて、コルゲーションの付与・非付与を切り替えるので、特許文献1と同様の問題が生じるおそれがある。
本発明の目的は、コルゲーションの付与量を切り替える度にローラどうしが磨耗する問題を一掃して、排紙ユニットの寿命を向上できる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置には、画像が定着された記録紙を紙受部7へ向かって送出する排紙ユニット13と、排紙ユニット13を移動操作する移動機構17とが搬送路8に設けられている。排紙ユニット13は、記録紙をニップして紙受部7へ送出する排紙ローラ対15と、排紙ローラ対15に挟まれた記録紙にコルゲーションを付与するコルゲーション付与部材31〜33とを備えている。移動機構17は、排紙ユニット13を記録紙の搬送方向と直交する向きへ移動操作して、排紙ユニット13の姿勢を少なくとも第1姿勢と第2姿勢とに切り替えできるように構成されている。排紙ユニット13の姿勢切り替えに対応して、コルゲーション付与部材31〜33による記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できることを特徴とする。
コルゲーション付与部材は、記録紙に対するコルゲーションの付与量が大きな第1ローラ31と、第1ローラ31に比べて記録紙に対するコルゲーションの付与量が小さな第2ローラ32とを含む。第1ローラ31を、排紙ユニット13を第1姿勢に切り替えた状態における搬送路8の通紙中心位置60に配置する。第2ローラ32を、記録紙の搬送方向と直交する向きにおける第1ローラ31の両側に配置する。排紙ユニット13を第2姿勢に切り替えた状態において、第2ローラ32が搬送路8の通紙中心位置60に位置する。
移動機構17と排紙ユニット13とが、紙受部7における記録紙の排出位置を、記録紙の搬送方向と直交する向きへ変更操作するシフトトレイ機構を兼ねている。
本発明においては、排紙ローラ対15およびコルゲーション付与部材31〜33を備える排紙ユニット13を移動機構17で移動させて、少なくとも第1姿勢と第2姿勢とに切り替えできるように構成した。そして、排紙ユニット13の姿勢切り替えに対応して、コルゲーション付与部材31〜33による記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できるようにした。このように、排紙ローラ対15を含む排紙ユニット13の全体を移動させて、コルゲーションの付与量を増減すると、コルゲーションの付与量を増減する度に排紙ローラ対15が相対摺動して磨耗するのを一掃でき、排紙ユニット13の寿命を向上できる。
コルゲーションの付与量が大きな第1ローラ31を、排紙ユニット13を第1姿勢に切り替えた状態における搬送路8の通紙中心位置60に配置する。第1ローラ31に比べてコルゲーションの付与量が小さな第2ローラ32を第1ローラ31の両側に配置し、排紙ユニット13を第2姿勢に切り替えた状態において、第2ローラ32を通紙中心位置60に位置させる。これによれば、記録紙のサイズと厚みに応じて、コルゲーションの付与量を2段階に変更できる。例えば、サイズが大きく薄い記録紙には、排紙ユニット13を第1姿勢にして第1ローラ31で大きなコルゲーションを付与し、サイズが小さく厚い記録紙には、排紙ユニット13を第2姿勢にして第2ローラ32で小さなコルゲーションを付与することができる。
移動機構17と排紙ユニット13が、記録紙の搬送方向と直交する向きへ排出位置を変更操作するシフトトレイ機構を兼ねるようにする。シフトトレイ機構は、記録紙を排紙ローラ対15でニップした状態の排紙ユニット13を移動機構17で移動操作して、紙受部7における記録紙の排出位置を変更する。つまり本発明では、移動機構17および排紙ユニット13が、コルゲーションの付与量を増減する機構に加えてシフトトレイ機構を構成する。これによれば、両機構でモータ等の動力源および動力の伝動手段などを兼用してコストを削減でき、両機構を低コストで並存させることができる。
(実施例1) 図1から図4に、本発明に係る画像形成装置をコピー機能とファクシミリ機能とを備えた複合機に適用した実施例1を示す。なお、本発明における前後、左右、上下とは、図2および図3に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
図2において、複合機1は、画像形成部2および定着器3等が配置された本体部4と、本体部4の上部の画像読取部5などを備えており、本体部4の下側に配置した給紙カセット6と本体部4の上側の紙受部7との間に記録紙の搬送路8を備えている。搬送路8の下部に画像形成部2が配置され、その上部に定着器3が配置されている。画像読取部5の前面には、各種の操作ボタンを備えた操作パネル9が設けられており、画像読取部5の上面には自動原稿搬送装置10が設けられている。本などの綴られた原稿の画像は、画像読取部5の上面のプラテンガラスに載置した状態で読み込むことができ、枚葉状の原稿は自動原稿搬送装置10を通すことにより連続して読み込むことができる。
紙受部7に臨む搬送路8の終端には、定着器3によって画像が定着された記録紙を紙受部7へ向かって送出する排紙ユニット13が設けられている。図3に示すように排紙ユニット13は、シフトフレーム14に4個の排紙ローラ対15などを組み付けて構成されており、本体部4に固定した上フレーム16で前後方向(排紙ローラ対15の軸心方向)へスライド自在に支持される。シフトフレーム14の下側には、排紙ユニット13を上フレーム16に対して前後に相対移動させる移動機構17が設けられている。
排紙ローラ対15は、シフトフレーム14で回転自在に支持される駆動ローラ23と従動ローラ24とで構成されており、両ローラ23・24で記録紙をニップして紙受部7へ送出する。排紙ローラ対15は、シフトフレーム14の前後方向の4箇所に等間隔で配置されている。排紙ローラ対15の前後の間隔は、複合機1で画像形成が可能な最小サイズの記録紙の前後幅よりも小さく設定されている。従って記録紙は、前後幅方向の少なくとも2箇所を排紙ローラ対15・15によりニップされて、紙受部7へと送出される。
駆動ローラ23は、前後方向に伸びるローラ軸25に等間隔おきに固定されており、このローラ軸25を介してシフトフレーム14で回転自在に支持されている。ローラ軸25の端部には、これを回転駆動する不図示の駆動構造が設けられている。従動ローラ24は、シフトフレーム14に取り付けた密巻き状のコイルばね26で回転自在に支持されており、コイルばね26の弾性力で駆動ローラ23と圧接する向きに付勢されている。
排紙ユニット13のローラ軸25には、コルゲーション付与部材としての第1ローラ31および第2ローラ32が固定されている。第1ローラ31および第2ローラ32はプラスチック成形品からなり、4個の駆動ローラ23のうち、中央寄りに位置する2個の駆動ローラ23の間に、第1ローラ31が配置されている。また、前端寄りおよび後端寄りの駆動ローラ23と中央寄りの駆動ローラ23との間に、第2ローラ32が配置されている。つまり、ローラ軸25の前後中央部に第1ローラ31が配置され、第1ローラ31の前後位置に2個の第2ローラ32が配置されている。
図1に示すように、第1ローラ31の直径寸法R1は、第2ローラ32の直径寸法R2よりも大きく設定されている。また、第1ローラ31および第2ローラ32は、駆動ローラ23よりも大径に形成されている。従って、第1ローラ31は、排紙ローラ対15で挟まれる記録紙に対して比較的大きなコルゲーションを付与し、第2ローラ32は比較的小さなコルゲーションを記録紙に付与する。
図4に示すように上フレーム16には、シフトフレーム14を嵌め込むための前後に長い装着窓35が形成されており、この装着窓35に臨む左右の窓周縁に、シフトフレーム14を案内する左右一対のガイド面36が形成されている。シフトフレーム14は、前後に長いプラスチック成形品からなり、従動ローラ24を収容するローラ窓37が前後4個所に開口されている。シフトフレーム14の上面の左右には、半球状のスライド突起38が形成されており、ガイド面36と対向するシフトフレーム14の下面には、リブ状のスライド突起39が形成されている。上フレーム16の上面を覆うカバー40とガイド面36とで、シフトフレーム14のスライド突起38・39を案内することにより、排紙ユニット13の全体を前後に往復スライドすることができる。
図3に示すように、排紙ユニット13の移動機構17は、シフトフレーム14の前端に一体に設けられたラック45と、ラック45に噛み合うピニオン46と、ピニオン46に回転駆動力を与える駆動機構47とで構成される。駆動機構47は、モータ49と、モータ49の出力軸50に固定された原動ギヤ51と、ピニオン46の回転軸52に固定された受動ギヤ53と、原動ギヤ51および受動ギヤ53に噛み合う減速ギヤ54などで構成される。
排紙ユニット13は移動機構17で、上フレーム16に対して前後に移動操作されて、図1上段に示す第1姿勢と、図1下段に示す第2姿勢とに切り替えられる。第1姿勢においては、通紙中心位置(搬送路8の終端の前後中心)60上に第1ローラ31が位置しており、第2姿勢においては通紙中心位置60上に第2ローラ32が位置する。記録紙は、その前後幅に関係無く、記録紙の前後幅中心が通紙中心位置60を通る状態で、搬送路8を排紙ユニット13へ搬送されるようになっている。従って、排紙ユニット13が第1姿勢のときは第1ローラ31によって、排紙ユニット13が第2姿勢のときは第2ローラ32によって、記録紙の前後幅中心にコルゲーションが付与される。
大サイズで薄い記録紙を紙受部7へ送出する場合などには、排紙ユニット13を第1姿勢にして、記録紙に対して大きなコルゲーションを付与する。排紙ユニット13を第1姿勢にした状態においては、第1ローラ31の前後の排紙ローラ対15・15によって記録紙がニップされて、第1ローラ31によって大きなコルゲーションが付与される。図1上段は、複合機1で画像形成が可能な最大サイズの記録紙にコルゲーションが付与される様子を示しており、記録紙の前後幅方向の4個所が排紙ローラ対15によりニップされて、第1ローラ31と2個の第2ローラ32・32とによって、記録紙の前後3個所にコルゲーションが付与されている。記録紙の前後幅がこれより小さく、中央寄りの2個の排紙ローラ対15・15だけで記録紙がニップされる場合は、第1ローラ31のみによってコルゲーションが付与される。
小サイズで厚い記録紙を紙受部7へ送出する場合などには、排紙ユニット13を第2姿勢にして、記録紙に対して小さなコルゲーションを付与する。排紙ユニット13を第2姿勢にした状態においては、第2ローラ32の前後の排紙ローラ対15・15によって記録紙がニップされて、第2ローラ32によって小さなコルゲーションが付与される。このとき、第1ローラ31は記録紙の通紙範囲の外に位置しているので、第1ローラ31によってコルゲーションが付与されることは無い。図1下段は、複合機1で画像形成が可能な最小サイズの記録紙にコルゲーションが付与される様子を示しており、記録紙の前後両側が排紙ローラ対15・15によりニップされて、その間の第2ローラ32によってコルゲーションが付与されている。以上のように、本実施例では、排紙ユニット13の姿勢切り替えに対応して、記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できる。
移動機構17と排紙ユニット13は、紙受部7における記録紙の排出位置を前後に変更操作して、記録紙の部単位の分別を容易化するシフトトレイ機構を兼ねる。記録紙が定着器3を通過して排紙ローラ対15のみでニップされる状態となったときに、排紙ユニット13の全体を移動機構17で前後に移動させると、ニップされる記録紙の前後幅中心が、通紙中心位置60に対して前後に変位する。これにより、紙受部7における記録紙の排出位置を前後に変更できる。
(実施例2) 図5および図6は、排紙ユニット13の構造を変更した実施例2を示す。そこでは、コルゲーション付与部材として、直径寸法が異なる3種類のローラ31〜33を設けた。第1ローラ31の直径寸法R1は、第2ローラ32の直径寸法R2よりも大きく設定されており、第3ローラ33の直径寸法R3は、第1ローラ31の直径寸法R1よりもさらに大きく設定されている。つまり、R3>R1>R2の関係式を満たすものとなっている。
ローラ軸25には6個の駆動ローラ23が等間隔に固定されており、隣接する駆動ローラ23・23の間に第1から第3の各ローラ31〜33が1個ずつ配置されている。詳しくは、ローラ軸25の中央寄りに第1ローラ31が配置され、ローラ軸25の両端寄りに第2ローラ32が配置され、各第2ローラ32と第1ローラ31の間に第3ローラ33が配置されている。
大サイズで薄い記録紙を紙受部7へ送出する場合などには、排紙ユニット13を第1姿勢にして、記録紙に対して大きなコルゲーションを付与する。排紙ユニット13を第1姿勢にした状態においては、図5に示すように通紙中心位置60上に第1ローラ31が配置され、通紙中心位置60の前後に、径寸法が最大の第3ローラ33・33が配置される。第1姿勢にした排紙ユニット13に、複合機1で画像形成が可能な最大サイズの記録紙を通すと、記録紙の前後幅方向の6個所が排紙ローラ対15によりニップされて、第1〜第3ローラ31〜33によって、記録紙の前後5個所にコルゲーションが付与される。記録紙が最大サイズよりもやや小さく、ローラ軸25の中央寄りの4個の排紙ローラ対15によって記録紙がニップされるときは、第1ローラ31および2個の第3ローラ33・33によって、記録紙の前後3個所にコルゲーションが付与される。
2個の排紙ローラ対15・15でニップされる小サイズの記録紙に対しては、コルゲーションの付与量を2段階に変更できる。記録紙が薄い場合など、比較的大きなコルゲーションを付与したいときは、図6上段に示すように排紙ユニット13を第1姿勢にする。これにより記録紙が、第1ローラ31の両側の排紙ローラ対15・15によってニップされて、第1ローラ31によってコルゲーションが付与される。一方、記録紙が厚い場合など、比較的小さいコルゲーションを付与したいときは、図6下段に示すように排紙ユニット13を第2姿勢にする。排紙ユニット13の第2姿勢においては、通紙中心位置60上に第2ローラ32が配置される。記録紙は、第2ローラ32の両側の排紙ローラ対15・15によってニップされて、第2ローラ32によってコルゲーションが付与される。他は先の実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。
上記各実施例において、第1から第3の各ローラ31〜33によるコルゲーションの付与量は、各ローラの直径寸法と、隣接する排紙ローラ対15の従動ローラ24からの軸心方向距離とによって決まる。ローラ31〜33の直径寸法が同じであれば、従動ローラ24からの軸心方向距離が小さいほど、付与するコルゲーションが大きくなる。従動ローラ24からローラ31〜33までの軸心方向距離を異ならせることにより、各ローラ31〜33によるコルゲーションの付与量が異なるようにしてもよい。
第2ローラ32を省略して、排紙ユニット13が第2姿勢のときは、記録紙に対するコルゲーションの付与量をゼロとすることができ、本発明においてコルゲーションの付与量を増減するとは、コルゲーションの付与量がゼロである場合を含むこととする。移動機構17による排紙ユニット13の姿勢変更数は、3以上とすることができ、その場合のコルゲーション付与量は3段階以上に変更することができる。コルゲーション付与部材はローラ31〜33である必要は無く、ローラ軸25に固定する必要も無い。例えば、シフトフレーム14に固定したリブでコルゲーション付与部材を構成することができる。
7 紙受部
8 搬送路
13 排紙ユニット
14 シフトフレーム
15 排紙ローラ対
16 上フレーム
17 移動機構
23 駆動ローラ
24 従動ローラ
25 ローラ軸
31 コルゲーション付与部材(第1ローラ)
32 コルゲーション付与部材(第2ローラ)
33 コルゲーション付与部材(第3ローラ)
8 搬送路
13 排紙ユニット
14 シフトフレーム
15 排紙ローラ対
16 上フレーム
17 移動機構
23 駆動ローラ
24 従動ローラ
25 ローラ軸
31 コルゲーション付与部材(第1ローラ)
32 コルゲーション付与部材(第2ローラ)
33 コルゲーション付与部材(第3ローラ)
Claims (3)
- 画像が定着された記録紙を紙受部へ向かって送出する排紙ユニットと、該排紙ユニットを移動操作する移動機構とが搬送路に設けられており、
前記排紙ユニットが、記録紙をニップして前記紙受部へ送出する排紙ローラ対と、該排紙ローラ対に挟まれた記録紙にコルゲーションを付与するコルゲーション付与部材とを備えており、
前記移動機構は、前記排紙ユニットを記録紙の搬送方向と直交する向きへ移動操作して、前記排紙ユニットの姿勢を少なくとも第1姿勢と第2姿勢とに切り替えできるように構成されており、
前記排紙ユニットの姿勢切り替えに対応して、前記コルゲーション付与部材による記録紙に対するコルゲーションの付与量を増減できることを特徴とする画像形成装置。 - 前記コルゲーション付与部材は、記録紙に対するコルゲーションの付与量が大きな第1ローラと、前記第1ローラに比べて記録紙に対するコルゲーションの付与量が小さな第2ローラとを含み、
前記第1ローラは、前記排紙ユニットを前記第1姿勢に切り替えた状態における前記搬送路の通紙中心位置に配置されており、
前記第2ローラは、記録紙の搬送方向と直交する向きにおける前記第1ローラの両側に配置されており、
前記排紙ユニットを前記第2姿勢に切り替えた状態において、前記第2ローラが前記搬送路の通紙中心位置に位置する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記移動機構と前記排紙ユニットとが、前記紙受部における記録紙の排出位置を、記録紙の搬送方向と直交する向きへ変更操作するシフトトレイ機構を兼ねている請求項1または2に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016128349A (ja) * | 2015-01-09 | 2016-07-14 | シャープ株式会社 | 用紙搬送装置および画像形成装置 |
JP2016132547A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2017075006A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 村田機械株式会社 | 排紙装置 |
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