JP2013032208A - シート後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ機構のステープル部を2つ配置しなくても、シートの一方端側と他方端側のコーナー部のいずれにも斜め綴じすることが可能なシート後処理装置を提供すること。
【解決手段】ステープル部51の底部の支点軸61,62が移動板72の透孔120を介してガイド部の案内路101に係合してシート幅方向に案内される構成であり、装置後側に移動する移動板72の移動方向の力が支点軸61,62を介してステープル部51に伝わってステープル部51も一緒に移動し、移動中にステープル部51の底部のガイドピン63がガイド片107に係合すると、支点軸62が分岐路105に導かれつつ支点軸61を中心にステープル部51が移動板72に対して反時計方向に回転して斜め綴じ位置まで傾く。装置前側も装置後側と同じ構成であり、支点軸61が装置前側の分岐路に導かれつつ支点軸62を中心にステープル部51が時計方向に回転して斜め綴じ位置まで傾く。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置から出力されて、後処理用のトレイに積載されたシート束に、ステープル綴じを施すシート後処理装置に関する。
プリンターなどの画像形成装置で実行されるジョブにより画像形成装置から出力されるプリント後のシートを1枚ずつ後処理用のトレイ(以下、「トレイ」という。)上に積載して収容し、トレイ上に収容されたシート束にステープル部によりステープル綴じを行うシート後処理装置が開発されている。
ステープル綴じには、ステープル針を、シート側縁部におけるシート側縁に沿う方向(シート幅方向)の中程の位置に1つまたはシート幅方向に間隔をあけて複数個、打ち込む平行綴じや、シートのコーナー部に所定の角度、例えば45〔°〕の角度をつけて打ち込む斜め綴じなどがある。
このような平行綴じや斜め綴じのようにシート幅方向に異なる位置にステープル綴じを行う場合、通常、ステープル部をガイドレールにシート幅方向に沿って移動可能に保持すると共にシートのコーナー部で回転可能な構成がとられる。
図15は、ステープル部が回転する様子の例を模式的に示す平面図であり、ステープル部901がシート束Sに対して直線状のガイドレール902に沿ってシート幅方向の一方端側に移動したときにおけるステープル部901の動きの様子を示している。ここで同図は、ガイドレール902に直交しつつ、ステープル部901の針綴じ部による綴じ位置904のシート幅方向における中央を通る仮想平面909に対してステープル部901の支点軸903がシート幅方向中央側にずれた位置に設けられる構成例を示している。
ステープル部901は、平行綴じ位置における水平姿勢911の状態でガイドレール902上をシート幅方向の一方端側に移動しつつ矢印Aで示す方向に回転を開始することにより、一方端側のコーナー部の斜め綴じ位置における傾斜姿勢912になる。
この構成をとれば、水平姿勢911と傾斜姿勢912を切り替えて平行綴じと斜め綴じを行うことができ、また支点軸903を仮想平面909からシート幅方向側にずらすことにより、仮想平面909上に支点軸903を位置する構成に対して、シートの側縁(端縁)からのステープル針の綴じ位置904の距離を平行綴じ位置と斜め綴じ位置とで略同じ距離に揃えることができる。
特開平11−180628号公報
しかしながら、上記の構成では、ステープル部901をシート束の一方端側のコーナー部に移動させることにより斜め綴じを行うことができるが、反対側である他方端側に移動させても、その他方端側のコーナー部への斜め綴じを行うことはできない。
上記と同じ機構のステープル部を他方端側にもう1つ配置すれば、他方端側のコーナー部への斜め綴じを行うことが可能になるが、コスト負担が大きくなる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、同じ機構のステープル部を2つ配置しなくても、シートの一方端側のコーナー部と他方端側のコーナー部のいずれにも斜め綴じすることが可能なシート後処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係るシート後処理装置は、画像形成装置から排出された複数枚のシートを1枚ずつ後処理用のトレイに搬送して積載し、トレイ上に積載されたシート束に対し、シートの側縁に沿ったシート幅方向に案内路上を案内されるステープル部により、シート幅方向に異なる箇所にステープル綴じを施すシート後処理装置であって、ステープル部に設けられ、案内路上を移動自在かつその移動方向に直交する軸周りに回転自在に保持され、案内路に直交しつつステープル綴じ位置のシート幅方向中央を通る仮想平面を挟んで対向する一方端側と他方端側の第1と第2支点軸と、前記案内路のシート幅方向中央よりも一方端側の第1位置で前記シートの側縁に近づく方向に分岐する第1分岐路と、前記案内路のシート幅方向中央よりも他方端側の第2位置で前記シートの側縁に近づく方向に分岐する第2分岐路と、ステープル部が一方端側に移動するときには第1支点軸が第1位置に到達すると第1支点軸を第1分岐路に導いて、案内路上の第2支点軸を中心にステープル部を第1傾斜姿勢まで回転させ、ステープル部が他方端側に移動するときには第2支点軸が第2位置に到達すると第2支点軸を第2分岐路に導いて、案内路上の第1支点軸を中心にステープル部を第2傾斜姿勢まで回転させる分岐路案内手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記分岐路案内手段は、一方端側に移動するステープル部に係合する第1係合部材と、他方端側に移動するステープル部に係合する第2係合部材と、を備え、ステープル部が一方端側に移動中に第1係合部材がステープル部と係合し、前記シートの側縁に近づく方向の力を当該ステープル部に付与することにより、第1支点軸を案内路から第1位置を介して第1分岐路に導き、ステープル部が他方端側に移動中に第2係合部材がステープル部と係合し、前記シートの側縁に近づく方向の力を当該ステープル部に付与することにより、第2支点軸を案内路から第2位置を介して第2分岐路に導くことを特徴とする。
ここで、前記分岐路案内手段は、さらに、ステープル部の底部に設けられた第3係合部材を備え、前記第1係合部材は、案内路の第1位置近傍であり案内路よりも前記シートの側縁に近い側かつ第1分岐路よりも他方端側に位置し、前記第2係合部材は、案内路の第2位置近傍であり案内路よりも前記シートの側縁に近い側かつ第2分岐路よりも一方端側に位置し、前記第1係合部材と第2係合部材と第3係合部材は、ステープル部が一方端側に移動したときに、ステープル部の第3係合部材が第1係合部材と係合して、ステープル部の第1支点軸が第1分岐路に導かれ、ステープル部が他方端側に移動したときに、ステープル部の第3係合部材が第2係合部材と係合して、ステープル部の第2支点軸が第2分岐路に導かれる位置関係にあることを特徴とする。
ここで、前記第1支持軸と第2支持軸は、前記仮想平面を挟んで対称の位置にあり、前記第3係合部材のシート幅方向中央が前記仮想平面上に位置することを特徴とする。
また、ステープル部と案内路の間に介在し、シート幅方向に沿って移動する板状の部材であり、ステープル部の第1支点軸が貫通する、前記シートの側縁に対して遠近方向に長い第1孔部と、第2支点軸が貫通する、前記シートの側縁に対して遠近方向に長い第2孔部とが設けられ、移動方向の力をステープル部に付与する移動板と、案内路における第1位置と第2位置間の経路上で第1支点軸と第2支点軸の前記シートの側縁に近づく方向への移動を規制する規制部と、を備え、第1支点軸は、ステープル部が一方端側に移動中に第1位置に到達したときに、前記規制が解除され、移動板の第1孔部に沿って前記シートの側縁に対して近づく方向に移動自在になって、第1分岐路に導かれ、第2支点軸は、ステープル部が他方端側に移動中に第2位置に到達したときに、前記規制が解除され、移動板の第2孔部に沿って前記シートの側縁に対して近づく方向に移動自在になって、第2分岐路に導かれることを特徴とする。
ここで、前記案内路は、ベースに、第1支点軸と第2支点軸が嵌められる溝または貫通孔が形成されてなり、前記第1支点軸と第2支点軸は、前記ベースの溝または貫通孔に嵌った状態でシート幅方向に沿って移動され、前記規制部は、前記ベースの溝または貫通孔における前記シートの側縁に対して近い側の側壁であることを特徴とする。
さらに、前記第1分岐路と第2分岐路は、それぞれが案内路から分岐した後、案内路のシート幅方向中央から離れる方向に曲がって案内路と並行する直線部を有し、ステープル部が第1傾斜姿勢に至った後、第1支点軸が第1分岐路の直線部を案内されつつ、第2支点軸が案内路上を第1位置で第1分岐路に入らずにそのまま案内路を案内されることにより、ステープル部が第1傾斜姿勢を維持したままシート幅方向に沿ってシート幅方向中央から離れる方向に移動し、ステープル部が第2傾斜姿勢に至った後、第2支点軸が第2分岐路の直線部を案内されつつ、第1支点軸が案内路上を第2位置で第2分岐路に入らずにそのまま案内路を案内されることにより、ステープル部が第2傾斜姿勢を維持したままシート幅方向に沿ってシート幅方向中央から離れる方向に移動する構成であることを特徴とする。
上記のように構成すれば、ステープル部を一方端側のコーナー部では第2支点軸を中心に回転させる第1傾斜姿勢と他方端側のコーナー部では第1支点軸を中心に回転させる第2傾斜姿勢とに姿勢変更する構成をとることができ、トレイに収容されたシート束の一方端側と他方端側の両方のコーナー部に、1つのステープル部を用いて斜め綴じを行うことが可能になる。
シート後処理装置が画像形成装置に装着されている状態を示す概略図である。 シート後処理装置の全体構成を示す図である。 シート後処理装置のステープル綴じ部とその周辺部分を示す斜視図である。 ステープル綴じ部だけを抜き出して示す分解斜視図である。 図4の矢印Dで示す方向からステープル綴じ部を見たときの平面図である。 図4の矢印Bで示す方向からステープル綴じ部のステープル部を見たときの正面図である。 図4の矢印Cで示す方向からステープル部を見たときの側面図である。 ステープル綴じ部に設けられるガイド部の構成を示す拡大斜視図である。 図5のE−E線におけるガイド片の矢視断面図である。 ステープル部が装置後側に向かって移動する様子を示す平面図である。 ステープル部が装置後側に向かって移動する様子を示す別の平面図である。 ステープル部が装置後側に向かって移動する様子を示すさらに別の平面図である。 ステープル部が装置後側のA3サイズのシート束に対する斜め綴じ位置に位置している様子を示す平面図である。 ステープル部が装置前側に向かって移動する様子を示す平面図である。 ステープル部が回転する様子の例を模式的に示す平面図である。
以下、本発明に係るシート後処理装置の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(1)全体構成
図1は、シート後処理装置2が画像形成装置1に装着されている状態を示す概略図である。同図に示すように、画像形成装置1は、自動原稿搬送部11と、スキャナ部12と、プリント部13と、操作部14を備える。
自動原稿搬送部11は、スキャナ部12の読取位置に原稿を搬送する。
スキャナ部12は、自動原稿搬送部11により搬送される原稿を読取位置で読み取って、読み取った画像データをプリント部13に送る。
プリント部13は、スキャナ部12で読み取られた画像データに基づいて、記録用のシートに画像をプリントして出力する。複数枚のシートにプリントする画像形成ジョブが実行される場合には、1枚のシートに対するプリントが実行される毎に、順次そのプリント後のシートが出力される。
プリント部13から出力されたシートは、スキャナ部12とプリント部13の間に設けられたシート搬送部15により排出され、シート後処理装置2に送られる。
操作部14は、ユーザからジョブ毎に、プリント枚数や各種機能、ここでは後処理としてのステープル綴じを行うステープル綴じモードの指示を受け付ける。ステープル綴じには、平行綴じ、斜め綴じがあり、斜め綴じには、シートのシート幅方向一方端のコーナー部への斜め綴じと他方端のコーナー部への斜め綴じがある。
ユーザは、ステープル綴じモードの指示、ステープル綴じすべきシートの枚数(ステープル綴じ枚数)、平行綴じと斜め綴じの選択、斜め綴じされるべきコーナー部(一方端または他方端)の選択を操作部14から行うことができる。ステープル綴じモードが指示されると、画像形成装置1からシート後処理装置2に対して、その実行が指示される。
シート後処理装置2は、後処理としてのステープル綴じを行う機能を有しており、画像形成装置1からのステープル綴じの実行の指示に基づき、ステープル綴じを実行する。
(2)シート後処理装置の全体構成
図2は、シート後処理装置2の全体構成を示す図である。
同図に示すように、シート後処理装置2は、シート搬送部21と、シート整合部22と、ステープル綴じ部23と、制御部24を備える。
シート搬送部21は、搬送ローラ対31,32と、排出ローラ対33と、パドル34などを備える。
搬送ローラ対31,32は、画像形成装置1から1枚ずつ出力されたシートを、搬送路29上を搬送させて、排出ローラ対33に送る。
排出ローラ対33は、上側のローラが下側のローラに対して上下方向に移動可能であり、ステープル綴じモード以外の通常モードのときには、同図に示すように上側のローラが下側のローラに圧接した状態で回転して、搬送ローラ対32から搬送されて来るシートを機外に排出する。排出されたシートは、排出トレイ19上に収容される。
一方、ステープル綴じモードのときには、上側のローラが下側のローラから離間した状態で上側と下側のローラの回転が停止される。この場合、搬送ローラ対32から搬送されて来るシートは、排出ローラ対33の上側と下側のローラ間に介在する状態になる。
シートの搬送方向後端が搬送ローラ対32を通過するタイミングに合わせて、パドル34が矢印Aで示す方向に1回転するように制御される。
このパドル34の1回転の際に、パドル34の先端がシートの上面に当たり、シートに対してパドル34の回転方向に沿った方向(同図の斜め右下の方向)の力が付与される。この力の付与により、シートがシート整合部22に設けられた後処理用のトレイ35上に強制的に落とされる。
トレイ35は、排出ローラ対33に近い方の端部(上端部)よりも遠い方の端部(下端部)が下方に位置するように傾斜しており、トレイ35上に落下したシートは、トレイ35の傾斜面に沿って矢印Zで示す方向に降下し、トレイ30の下端部に設けられているストッパー36に当たって停止する(同図の太い実線で示す姿勢)。
シートの停止後、不図示の整合板によるシートの整合が行われ、トレイ35上のシートがシート搬送方向に対して斜めになっている場合に真っ直ぐな姿勢に矯正され、1枚のシートの、トレイ35上への収容が完了する。
ステープル綴じモードにおいて、排出ローラ対33が離間状態にあるときにシートが1枚ずつ搬送されて来る毎に、トレイ35上へのシートの収容動作が繰り返し実行され、トレイ35上に複数枚のシートが積載される。
トレイ35上に、画像形成装置1から指示されたステープル綴じ枚数に相当する枚数のシートが積載されると、ステープル綴じ部23による、トレイ35上のシート束Sに対するステープル綴じが実行される。ステープル綴じ部23の構成については、後述する。
ステープル綴じが終了すると、排出ローラ対33の上側のローラがトレイ35上におけるステープル綴じ後のシート束Sを介して下側のローラに圧接する状態に遷移し、その後、排出ローラ対33が回転駆動されることにより、ステープル綴じ後のシート束Sが排出ローラ対33により搬送され、トレイ35から機外に排出される。
(3)ステープル綴じ部の構成
図3は、シート後処理装置2内のステープル綴じ部23とその周辺部分を示す斜視図であり、シート搬送部21を取り外した状態を示している。また、図4は、ステープル綴じ部23だけを抜き出して示す分解斜視図であり、図5は、図4の矢印Dで示す方向からステープル綴じ部23を見たときの平面図である。さらに、図6は、図4の矢印Bで示す方向からステープル綴じ部23のステープル部51を見たときの正面図であり、図7は、図4の矢印Cで示す方向からステープル部51を見たときの側面図である。
図3〜図7に示すように、ステープル綴じ部23は、ステープル部51と駆動部52を備える。ここで、図4などに示すシート搬送方向は、トレイ35上のシートがステープル部51に向かって搬送される方向(図2の矢印Z方向)に相当し、シート幅方向は、シート搬送方向に直交する方向であり、シート束Sのシートの側縁(シート搬送方向先端縁)に平行な方向に相当する。また、シート幅方向は、装置前後方向に相当し、シート幅方向一方端側が装置前側(正面側)、他方端側が装置後側(背面側)になる。
ステープル部51は、ステープル部本体60と、支点軸61,62と、ガイドピン63とを備える。
ステープル部本体60の上部の、シート搬送方向上流側には、針綴じ部としての針打込部58と針受部59とが上下方向に間隔をおいて設けられている。
針打込部58は、ステープル針を打ち出す部分であり、針受部59は、打ち出されたステープル針を折り曲げる部分であり、ステープル綴じは、針打込部58と針受部59の間に、トレイ35上のシート束Sのシート搬送方向先端部が介在した状態で、針打込部58が針受部59に近づく方向に下降して、シート束Sのシート搬送方向先端部を針受部59との間で挟み、針打込部58の底部がシート束Sの最上位のシートを圧接した状態でステープル針を打ち込むことにより行われる。針打込部58の駆動は、図示しないモーターにより行われる。
ステープル部本体60の底部には、板状のベース601が設けられており、ベース601から支点軸61,62とガイドピン63とが下方に延出されている。支点軸61,62は、略同じ長さであるが、ガイドピン63は、支点軸61,62よりも短くなっている(図6,図7参照)。また、ベース601のシート搬送方向両端部側には、下方に屈曲する屈曲片609,610(図6)が設けられており、屈曲片609,610には、コロ611,612がベース601の上面に平行な軸周りに回転自在に支持されている。
駆動部52は、ベース71と、移動板72と、ガイド部73と、ガイドバー74と、ガイドベルト75と、歯付きプーリー76,77と、駆動ベルト78と、駆動プーリー79と、駆動モーター80と、ホーム位置検出センサー81などを備える。
ベース71は、シート幅方向に沿って長尺の板状の部材であり、シート後処理装置2の本体に支持されており、移動板72〜ホーム位置検出センサー81を保持する。
ガイド部73は、ベース71のシート搬送方向略中央にシート幅方向に沿って長尺に設けられてなり、ステープル部51の底部に設けられた支点軸61,62をシート幅方向に沿って案内する。ガイド部73の構成については、後述する。
ガイドバー74は、シート幅方向に長尺の、断面円形の軸状部材であり、ガイド部73よりもシート搬送方向下流側の位置に、その両端部がそれぞれベース71に立設された支持部にシート幅方向に平行な姿勢で固定支持されている。
プーリー76,77は、ベース71上においてガイドバー74よりもシート搬送方向下流側でありシート幅方向の両端部の位置に設けられている。歯付きプーリー76は、2つの歯付プーリーが合体されてなる。駆動プーリー79は、歯付きプーリーであり、制御部24により回転制御される駆動モーター80の回転軸に取り付けられている。
ガイドベルト75は、歯付きプーリー76の一方の歯付きプーリーと歯付きプーリー77とに巻き掛けられており、駆動ベルト78は、歯付きプーリー76の他方の歯付きプーリーと駆動プーリー79とに巻き掛けられている。
移動板72は、ステープル部51とベース71の間に配置されており、中央に透孔120(図4)が穿設されてなる。透孔120は、平面視でコの字状であり、シート幅方向に長い孔部110のシート幅方向の両端にシート搬送方向に長い孔部111,112が連続してなる。この移動板72の孔部111,112を、ステープル部51のベース601に設けられた支点軸61,62が貫通してガイド部73に至ると共に、ベース601に設けられたコロ611,612が移動板72の上面に当接することにより、移動板72に対するステープル部51の上下方向の位置が決まるようになっている。
後述のようにステープル部51は、斜め綴じ姿勢に姿勢変更する際に、移動板72に対して支点軸61または62を中心にその周りに回転する構成になっており、その回転時にステープル部51のコロ611,612が移動板72の上面を転がることにより、その回転動作がスムーズに行えるようになっている。
孔部111,112の幅は、支点軸61,62の径よりもわずかに大きく、シート幅方向にがたつきがほとんどないように、孔部111,112の幅と支点軸61,62の径が決められている。孔部110には、ガイドピン63が貫通しており、ガイドピン63の先端が移動板72の下面から少し突出した状態になっている。
移動板72のシート搬送方向両端部には、下方に屈曲する屈曲片725,726(図6)が設けられており、屈曲片725,726には、コロ722,723がシート搬送方向に平行な軸周りに回転自在に支持されている。
また、移動板72の下面には、ガイドベルト75の一部と固定状態で連結される連結部721(図6)が設けられており、また移動板72の下面の、連結部721の近傍には、シート幅方向に細長い円筒部材724(図6)が設けられている。円筒部材724には、ガイドバー74が挿通されている。
移動板72に設けられているコロ722は、ベース71上に設けられた案内面711(図5)に接し、コロ723は、ベース71上に設けられた案内面712(図5)に接しており、移動板72がガイドバー74に沿って移動するときに、コロ722,723がベース71上の案内面711,712を転がることにより、移動板72がベース71に対して一定の間隔を維持した状態で同じ姿勢でスライド移動される。
このような構成において、駆動モーター80が回転駆動されると、その回転駆動力が駆動プーリー79、駆動ベルト78、歯付きプーリー76を介してガイドベルト75に伝わり、ガイドベルト75の周回動作が開始される。ガイドベルト75の周回動作が開始されると、その駆動力が移動板72の連結部721を介して移動板72に伝わり、移動板72がガイドバー74に支持されながらシート幅方向に沿って移動する。
移動板72がシート幅方向に沿って移動すると、その移動方向の力が移動板72の孔部111,112を貫通する支点軸61,62を介してステープル部51に伝わり、ステープル部51が移動板72と一緒に同方向に移動する。
図5は、駆動プーリー79が同図の時計回りに回転したときに、ステープル部51が装置後側に向かって移動する様子を示しているが、駆動プーリー79が反時計方向に回転すると、ステープル部51が装置前側に向かって移動することになる。
ホーム位置検出センサー81は、図5に示すようにベース71上の装置後側の端部に配され、装置後側に向かって移動する移動板72に設けられた検出板727を検出するセンサーであり、その検出信号を制御部24に送る。
制御部24は、ホーム位置検出センサー81の検出信号を受信すると、ステープル部51がホーム位置に到達したとして、駆動モーター80の回転を停止させる。また、ホーム位置を基点にステープル部51を平行綴じ位置や斜め綴じ位置まで移動させる。ホーム位置から平行綴じ位置や斜め綴じ位置までの距離が予め判っているので、位置ごとにその距離と駆動モーター80の回転量とを対応付けておくことにより、ステープル部51をホーム位置から平行綴じ位置、斜め綴じ位置まで移動させることができる。
(4)ガイド部の構成
図8は、ガイド部73の構成を示す拡大斜視図であり、ガイド部73だけを抜き出して示している。
同図に示すように、ガイド部73は、シート幅方向に長尺の板状のガイド部本体100にその厚み方向に貫通するガイド孔99が穿設されてなる。
ガイド孔99は、シート幅方向に沿って直線状の案内路101と、案内路101の装置前側の分岐位置102で案内路101からシート搬送方向上流側(シートの側縁(シート搬送方向先端縁)Se(図5)に近づく方向)に分岐する分岐路103と、案内路101の装置後側の分岐位置104で案内路101からシート搬送方向上流側(シートの側縁Seに近づく方向)に分岐する分岐路105とからなる。
分岐路103は、案内路101の分岐位置102から装置前側に向かう方向斜め前方に延びた後、案内路101のシート搬送方向中央から離れる方向に(装置前側に向かって)屈曲する傾斜路181と、傾斜路181の終端から案内路101に沿って装置前側に向かって直線状に延びる直線路182を有する。
分岐路105は、案内路101の分岐位置104から装置後側に向かう方向斜め前方に延びた後、案内路101のシート搬送方向中央から離れる方向に(装置後側に向かって)屈曲する傾斜路191と、傾斜路191の終端から案内路101に沿って装置後側に向かって直線状に延びる直線路192を有する。
案内路101、分岐路103,105の幅は、ステープル部51の支点軸61,62の径よりもやや大きくなっており、支点軸61,62がガイド孔99に嵌り込んだ状態で案内路101、分岐路103,105に沿ってスムーズに案内されるようになっている。
ガイド部本体100の上面109には、ガイド片106,107が立設されている。
ガイド片106は、案内路101よりもシート搬送方向上流側(シートの側縁Seに近い側)であり分岐路103の近傍かつシート幅方向に分岐路103よりも装置中央側に位置しており、ガイド片107は、案内路101よりもシート搬送方向上流側(シートの側縁Seに近い側)であり分岐路105の近傍かつシート幅方向に分岐路105よりも装置中央側に位置している。
ガイド片106は、傾斜部160と屈曲部162とを有する。
傾斜部160は、装置中央側から装置前側に向かってシート幅方向に対してシート搬送方向上流側に小さい角度で傾斜してなる片部分である。
屈曲部162は、傾斜部160の装置前側の端部からシート搬送方向上流側に傾斜部160の傾斜角よりも大きな角度で曲がった後、装置前側に向かう方向に曲がってシート幅方向に沿って延びる形状に形成されてなる。ガイド片107も同様に傾斜部170と屈曲部172とを有する形状になっている。
図9は、図5のE−E線におけるガイド片106の矢視断面図である。
同図に示すように、ガイド片106は、ガイド部本体100から上方に突出しており、ステープル部51の底部に設けられたガイドピン63に係合するように、その突出高さが設定されている。このことは、ガイド片107についても同様である。
ガイド片106は、ステープル部51が案内路101を装置前側に向かって案内されるときに、シートの側縁Seに対向する側の側壁161がステープル部51のガイドピン63に係合して、ステープル部51の支点軸61を分岐路103に導くものである。同様に、ガイド片107は、ステープル部51が案内路101を装置後側に向かって案内されるときに、シートの側縁Seに対向する側の側壁171がステープル部51のガイドピン63に係合して、ステープル部51の支点軸62を分岐路105に導くものである。
装置前側において支点軸61を分岐路103に導くことにより、ステープル部51が支点軸62を中心に回転しつつ装置前側の斜め綴じ位置まで移動し、装置後側において支点軸62を分岐路105に導くことにより、ステープル部51が支点軸61を中心に回転しつつ装置後側の斜め綴じ位置まで移動する構成になっている。
このステープル部51の斜め綴じ位置への移動の動作を装置後側の場合を例に、具体的に図10〜図13を用いて説明する。
(5)ステープル部51の装置後側の斜め綴じ位置への移動の動作
図10〜図13は、ステープル部51が装置後側に向かって移動する様子を示す平面図であり、ステープル部51の支点軸61,62とガイドピン63の移動の様子が判り易くなるように、ステープル部51を一点鎖線で仮想的に示すと共に支点軸61,62とガイドピン63を透視して示した図になっている。また、ステープル部51の針打込部58と針受部59によるステープル針の綴じ位置を符号59aで示している。また、シートの側縁(シート搬送方向先端縁)をSeで示している。以下、シート先端縁Seという。
図10は、ステープル部51が平行綴じ位置に位置している様子を示しており、図11〜図13は、平行綴じ位置から斜め綴じ位置に移動する様子を示している。
図10に示すように、ステープル部51の支点軸61,62は、案内路101に直交しつつ、綴じ位置59aのシート幅方向中央を通る仮想平面151を挟んで対向する位置に配されている。ここでは、支点軸61,62が仮想平面151を挟んで対称の位置に配されている。
また、支点軸61が、案内路101を構成する側壁131,132に挟まれつつ、移動板72におけるシート搬送方向に長い(シート先端縁Seに対して遠近方向に長い)孔部111のシート搬送方向に沿った側縁121,122に挟まれ、同様に、支点軸62が側壁131,132に挟まれつつ、移動板72におけるシート搬送方向に長い(シート先端縁Seに対して遠近方向に長い)孔部112のシート搬送方向に沿った側縁123,124に挟まれることにより、ステープル部51が支点軸61,62を介して、移動板72に対してシート搬送方向とシート幅方向への動きが規制されるようになっている。
ガイドピン63は、その横断面における中心が平面視で仮想平面151が通過する位置に配置され、支点軸61,62とガイドピン63のそれぞれの中心が二等辺三角形の頂点に位置する関係になっている。
ステープル綴じ位置59aは、シート束Sのシートのシート先端縁Seから所定の距離(例えば、5mm)離れた位置に設定されており、平行綴じ位置では、ステープル針がシートの先端縁Seに平行な姿勢になるようにステープル綴じが行われる。
平行綴じ位置は、シート幅方向に間隔をおいた複数箇所であっても良いし、また1箇所の場合もあり得る。斜め綴じ位置では、シート束Sのコーナー部Scにおいてステープル針がシート搬送方向に対して約45〔°〕の角度を有する姿勢になるようにステープル綴じが行われる。
ステープル綴じ位置59aは、平行綴じ位置でも斜め綴じ位置でもシートの先端縁Seからの距離が略同じであり、斜め綴じ位置では、B4サイズのシート束SとA3サイズのシート束Sのそれぞれで同じ角度になっており、ステープル針の綴じ位置と綴じ姿勢が揃うように構成されている。
図10に示す平行綴じ位置から移動板72が装置後側に向かって移動すると、装置後側に向かう方向の力が移動板72からステープル部51の支点軸61,62を介してステープル部本体60に伝わり、支点軸61,62が案内路101をシート幅方向に沿って装置後側に向かって案内されることにより、ステープル部51が移動板72と一緒に装置後側に向かって移動する。この移動に伴ってガイドピン63も装置後側に向かって移動する。
図11は、装置後側に向かって移動するステープル部51のガイドピン63がガイド片107の屈曲部172に係合する直前の様子を示す図であり、この時点では、ガイドピン63が矢印Fで示す方向(装置中央からシート幅方向に沿って装置後側に向かう方向)に案内されつつ、ステープル部51の支点軸62が案内路101上の分岐位置104には到達していない。
図12(a)〜図12(c)は、ステープル部51のガイドピン63がガイド片107の屈曲部172に係合することにより、ステープル部51が支点軸61を中心に移動板72に対して回転する様子を順に示す図である。
図12(a)は、ステープル部51のガイドピン63がガイド片107の屈曲部172に係合することにより、ガイドピン63が矢印Fで示す方向に対して、矢印Gで示す方向(矢印Fで示す方向に対して、前方がシート搬送方向上流側に位置するように傾斜する方向)に案内される様子を示している。
この時点では、ステープル部51の支点軸61は、案内路101の側壁131,132に挟まれつつ、移動板72の孔部111の側縁121,122に挟まれることにより、移動板72に対してシート搬送方向に沿う方向とシート幅方向への動きが規制されている。
一方で、ステープル部51の支点軸62は、案内路101上の分岐位置104に到達しており、分岐位置104において分岐路105側(シート搬送方向上流側)への移動経路が開放されていることにより、案内路101によるシート搬送方向の逆方向の移動規制が解除されて、移動板72の孔部112の側縁123,124に沿ってシート搬送方向上流に移動可能な状態になっている。この意味で、ステープル部51が装置後側に移動する場合に、案内路101におけるシート先端縁Seに対して近い側の側壁131は、分岐位置102と104間の経路上で第2支点軸62のシート先端縁Seに近づく方向への移動を規制する規制部を構成するといえる。
この状態で、ガイドピン63の移動方向が矢印Fから矢印Gで示す方向に変わることにより、ステープル部51の支点軸61が案内路101と移動板72によりシート搬送方向に沿う方向とシート幅方向への動きが規制された状態で、矢印Fで示す方向に移動しつつ、ステープル部51の支点軸62が案内路101上の分岐位置104から分岐路105に案内される。
これにより、ステープル部51は、装置後側に向かって移動しつつ、その支点軸61を中心に矢印Hで示す方向(同図の反時計周り)に回転して、平行綴じ位置における水平姿勢から斜めの姿勢への遷移が開始される。なお、移動板72は回転しない。
図12(b)は、ステープル部51のガイドピン63がガイド片107の屈曲部172を通過した直後の様子を示す図であり、装置後側に向かって移動するステープル部51の支点軸61が案内路101を装置後側に向かって案内されつつ、支点軸62が分岐路105の傾斜路191を案内されることにより、ステープル部51の矢印Hで示す方向の回転が継続される。
図12(c)は、ステープル部51の支点軸62が分岐路105の傾斜路191から直線路192に移る時点の様子を示している。この時点では、ステープル部51のガイドピン63がガイド片107との係合が解除され、ステープル部51の支点軸61が分岐路105の直前に位置する状態になっており、支点軸61と62の両方の中心を結ぶ線分(破線)152がシート幅方向に対して45〔°〕の角度で傾斜した状態になっている。
同図に示す位置がB4サイズのシート束Sに対する装置後側の斜め綴じ位置に相当する。この斜め綴じ位置を位置B4といい、この姿勢を傾斜姿勢という。
図12(c)に示す斜め綴じ位置B4から、さらに移動板72が装置後側に向かって移動されると、ステープル部51の支点軸62が分岐路105の直線路192を案内されつつ、支点軸61が分岐位置104を通過してそのまま案内路101上を案内されることにより、ステープル部51が傾斜姿勢を維持したまま、装置後側に移動する。
図13は、図12(c)に示す斜め綴じ位置B4からステープル部51が装置後側に所定距離だけ移動して、A3サイズのシート束Sに対する装置後側の斜め綴じ位置A3に停止している様子を示す図である。同図に示すように斜め綴じ位置A3においても、斜め綴じ位置B4と同じ傾斜姿勢が維持されていることが判る。
上記では、移動板72を装置中央から装置後側に向けて移動させたときに水平姿勢のステープル部51が傾斜姿勢に変化する様子を説明したが、上記とは逆に、移動板72が装置後側から装置中央に向けて移動される場合には、逆の順でステープル部51が傾斜姿勢から元の水平姿勢に戻される。
すなわち、斜め綴じ位置A3から斜め綴じ位置B4までの移動では、傾斜姿勢が維持され、斜め綴じ位置B4から装置中央に向けての移動では、ステープル部51のガイドピン63がガイド片107に係合しつつ、ステープル部51の支点軸62が分岐路105の傾斜路191を分岐位置104に向かって案内され、分岐位置104を通過して案内路101に合流する動作により、ステープル部51が支点軸61を中心に図12に示す矢印Hの逆方向(時計方向)に回転して、傾斜姿勢から水平姿勢に戻るものである。
上記では、移動板72を装置中央から装置後側に移動させることにより、ステープル部51を平行綴じ位置、装置後側における斜め綴じ位置B4,A3に位置させるとしたが、これと同じことが装置前側についても実行される。
(6)ステープル部51の装置前側の斜め綴じ位置への移動の動作
図14(a)〜図14(c)は、ステープル部51が装置前側に向かって移動する様子を示す平面図であり、移動板72が装置中央から装置前側に向かって矢印Mで示す方向に移動したときにステープル部51が支点軸62を中心に移動板72に対して矢印Jで示す方向(時計方向)に回転する様子を示している。
図14(a)は、ステープル部51のガイドピン63がガイド片106の屈曲部162に係合することにより、ガイドピン63が矢印Mで示す方向に対して、矢印Nで示す方向(矢印Mで示す方向に対して、その前方がシート搬送方向上流に位置するように傾斜する方向)に案内される様子を示している。
この時点では、ステープル部51の支点軸62は、案内路101の側壁131,132に挟まれつつ、移動板72の孔部112の側縁123,124に挟まれることにより、移動板72に対してシート搬送方向に沿う方向とシート幅方向への動きが規制されている。
一方で、ステープル部51の支点軸61は、案内路101上の分岐位置102に到達しており、分岐位置102において分岐路103側(シート搬送方向上流側)への移動経路が開放されていることにより、案内路101によるシート搬送方向の逆方向の移動規制が解除されて、移動板72の孔部111の側縁121,122に沿ってシート搬送方向上流に移動可能な状態になっている。この意味で、ステープル部51が装置前側に移動する場合に、案内路101におけるシート先端縁Seに対して近い側の側壁131は、分岐位置102と104間の経路上で第1支点軸61のシート先端縁Seに近づく方向への移動を規制する規制部を構成するといえる。
この状態で、ガイドピン63の移動方向が矢印Mから矢印Nで示す方向に変わることにより、ステープル部51の支点軸62が案内路101と移動板72によりシート搬送方向に沿う方向とシート幅方向への動きが規制された状態で、矢印Mで示す方向に移動しつつ、ステープル部51の支点軸61が案内路101上の分岐位置102から分岐路103に案内される。
これにより、ステープル部51は、装置前側に向かって移動しつつ、その支点軸62を中心に矢印Jで示す方向に回転して、水平姿勢から傾斜姿勢への遷移が開始される。
図14(b)は、ステープル部51のガイドピン63がガイド片106の屈曲部162を通過した直後の様子を示す図であり、装置前側に向かって移動するステープル部51の支点軸62が案内路101を装置前側に向かって案内されつつ、支点軸61が分岐路103の傾斜路181を案内されることにより、ステープル部51の矢印Jで示す方向の回転が継続される。
図14(c)は、ステープル部51の支点軸61が分岐路103の傾斜路181から直線路182に移る時点の様子を示している。この時点では、ステープル部51のガイドピン63がガイド片106との係合が解除され、ステープル部51の支点軸62が分岐路103の直前に位置する状態になっており、支点軸61と62の両方の中心を結ぶ線分(破線)153がシート幅方向に対して45〔°〕の角度で傾斜した状態になっている。
同図に示す位置がB4サイズのシート束Sに対する装置前側の傾斜位置に相当し、水平姿勢から傾斜姿勢への遷移が終了する。
この装置前側の斜め綴じ位置B4から、さらに移動板72が装置前側に向かって移動されると、図示していないが、ステープル部51の支点軸61が分岐路103の直線路182を案内されつつ、支点軸62が分岐位置102を通過してそのまま案内路101上を案内されることにより、ステープル部51が傾斜姿勢を維持したまま、装置前側に移動して、A3サイズのシート束Sに対する装置前側の斜め綴じ位置A3に到達する。この斜め綴じ位置A3においても、斜め綴じ位置B4と同じ傾斜姿勢が維持される。
移動板72が装置前側から装置中央に戻る場合、上記とは逆の順でステープル部51が傾斜姿勢から元の水平姿勢に戻される。
すなわち、斜め綴じ位置A3から斜め綴じ位置B4までの移動では、傾斜姿勢が維持され、斜め綴じ位置B4から装置中央に向けての移動では、ステープル部51のガイドピン63がガイド片106に係合しつつ、ステープル部51の支点軸61が分岐路103の傾斜路181を分岐位置102に向かって案内され、分岐位置102を通過して案内路101に合流する動作により、ステープル部51が支点軸62を中心に図14に示す矢印Jの逆方向(反時計方向)に回転して、傾斜姿勢から水平姿勢に戻るものである。
上記のような構成をとることにより、シート束Sの装置前側のコーナー部Scへの斜め綴じと、装置中央における平行綴じと、装置後側のコーナー部Scへの斜め綴じとを1つのステープル部51だけで行えるようになるので、装置前側用と後側用の2つのステープルユニットを備える必要がなく、低コスト化を図れる。また、ステープル綴じ部51の水平姿勢と傾斜姿勢への姿勢変更を専用のモーターなどの駆動源を必要としないので、これを必要とする構成に比べて、さらなるコスト低減を図れる。
ステープル部51の各綴じ位置への移動は、制御部24により制御される。すなわち、綴じ位置ごとにホーム位置からの距離に対する駆動モーター80の回転量を示す情報が制御部24の記憶部(不図示)に記憶されており、制御部24は、ユーザにより選択された綴じ位置に対応する駆動モーター80の回転量を上記の記憶部から読み出し、移動板72がホーム位置に位置している状態で、読み出した回転量だけ駆動モーター80を駆動させることにより、移動板72をホーム位置から、その選択された綴じ位置まで移動させる。
これにより、選択された綴じ位置までステープル部51を移動させることができ、斜め綴じの場合には、その綴じ位置への移動だけで、自動的に斜め綴じ姿勢への姿勢変更も行われることになる。ステープル部51がその綴じ位置で停止した状態で、シート束Sへのステープル綴じが実行される。
なお、本発明は、シート後処理装置に限られず、シート後処理装置が実行するステープル部の姿勢変更の方法であるとしてもよい。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、一方端側ではステープル部51の支点軸61を分岐路103に導き、他方端側ではステープル部51の支点軸62を分岐路105に導くための分岐路案内手段として、ベース71に設けられたガイド片106,107(第1と第2係合部材)がステープル部51の底部に突設されたガイドピン63(第3係合部材)と係合してガイドピン63を案内する構成をとることにより、ステープル部51を水平姿勢から傾斜姿勢に姿勢変更するとしたが、これに限られない。
装置前側では、装置前側に移動するステープル部51に対して、支点軸61をシート搬送方向の逆方向(シート先端縁Seに近づく方向)に向かわせる力を付与することにより、支点軸61を案内路101から分岐位置102を介して分岐路103に導くことができれば良い。
同様に、装置後側では、装置後側に移動するステープル部51に対して、支点軸62をシート搬送方向の逆方向(シート先端縁Seに近づく方向)に向かわせる力を付与することにより、支点軸62を案内路101から分岐位置104を介して分岐路105に導くことができれば良い。
例えば、ガイドピンとガイド片に代えて、装置前側の分岐位置102に、案内路101から分岐路103に逸れる進路とそのまま案内路101を装置前側に直進する進路とを切り替える切り替え爪を設ける構成をとることができる。
すなわち、装置後側から装置前側に向かって案内路101上を移動するステープル部51の支点軸61を分岐位置102で分岐路103に導き、その後、ステープル部51の支点軸62を分岐位置102を通過させてそのまま案内路101上を案内させるように、ステープル部51の支点軸61,62の通路を切り替え爪により切り替えるものである。
切り替え爪を切り替え動作させるためのモーターなどのアクチュエータを設け、ステープル部51の支点軸61,62が分岐位置102に到達するタイミングに基づきそのアクチュエータを制御することにより実現できる。
装置前側から装置中央に戻るときには、ステープル部51の支点軸62が分岐位置102を通過してから、支点軸61が分岐路103から案内路101に合流するまでの間に切り替え爪を切り替えることにより、ステープル部51の支点軸61,62の両方を案内路101に戻すことができる。
上記のことは、装置後側における水平姿勢から傾斜姿勢への姿勢変更についても同様に適用できる。上記の構成において、装置前側の切り替え爪を第1係合部材、装置後側の切り替え爪を第2係合部材、支点軸61,62を第3係合部材とすることができる。
(2)また、ステープル部51に付与される力が、実施の形態ではガイドピン63を介して付与され、上記の(1)では支点軸61,62を介して付与されるとしたが、これに限られない。例えば、ステープル部51が装置後側に移動して支点軸62が分岐位置104に到達したときに、ステープル部本体60の装置後側の側面であり支点軸61よりもシート搬送方向上流側の部分に係合して、ステープル部本体60に上記の力を付与する係合部材を配置する構成をとることもできる。
同様に、装置前側では、ステープル部51が装置前側に移動して支点軸61が分岐位置102に到達したときに、ステープル部本体60の装置前側の側面であり支点軸61よりもシート搬送方向上流側の部分に係合して、ステープル部本体60に上記の力を付与する別の係合部材を配置する構成とすることができる。
(3)さらに、上記実施の形態では、ステープル部51の底部にガイドピン63を設けると共に、ガイド部73の上面109にガイド片106,107を設けるとしたが、これに限られない。例えば、ガイドピン63をステープル部51の上面に設け、そのガイドピン63に係合するガイド片106,107をそのガイド片106,107よりも上方に配置する構成をとることが考えられる。
(4)上記実施の形態では、シート幅方向に沿って移動する移動板72上で、移動板72に対してステープル部51が支点軸61または62を中心に回転する構成としたが、これに限られない。ステープル部51がシート幅方向に沿って移動可能であり、装置前側では支点軸62を中心にその周りを回転可能であり、装置後側では支点軸61を中心にその周りを回転可能な構成であれば良い。例えば、移動板72を設けない構成をとることができる。この構成をとる場合、ガイドベルト75から付与される移動方向の力がステープル部51に直接、作用される。
(5)上記実施の形態では、装置前側と装置後側のそれぞれでA3サイズとB4サイズの各シートに対して斜め綴じが可能な構成としたが、これらのサイズに限られることはない。上記とは異なる複数のサイズのシートに対して斜め綴じが可能であるとしても良いし、1つのサイズだけに斜め綴じが可能であるとしても良い。また、装置前側と装置後側とで同じサイズに適用することに限られず、サイズが異なるとしても良い。
(6)上記実施の形態では、ステープル部51の支点軸61,62を案内するガイド部材としてのガイド部73に貫通孔のガイド孔99を設ける構成例を説明したが、これに限られない。支点軸61,62を案内可能なガイド部材であれば良く、例えば支点軸61,62が嵌められる溝形状とすることもできる。また、ガイド部材は、2つの支点軸をシート幅方向に沿って移動自在かつそれぞれの支点軸をその支点軸を中心にその周りを回転自在に保持する構成であれば良く、例えばレール形状を用いることも可能である。
また、平面視で支点軸61,62とステープル綴じ位置59aの位置関係は、上記のものに限られず、平行綴じ位置におけるシート先端縁Seからステープル綴じ位置59aのシート搬送方向中央までの距離と、斜め綴じ位置におけるシート先端縁Seからステープル綴じ位置59aの中央までの距離が同等になるように、ステープル綴じ位置59aのシート搬送方向中央と支点軸61,62それぞれの間の距離と、ステープル綴じ位置59aのシート搬送方向中央を通る仮想平面151と支点軸61,62それぞれの間の距離と、ステープル部51が水平姿勢から傾斜姿勢まで回転するのに要する移動量などに基づいて予め決められる。
(7)上記実施の形態では、シート後処理装置2内においてステープル綴じ部23が画像形成装置1に近い側に配置され、ステープル部51が装置前後方向に沿って移動する構成例を説明したが、これに限られず、例えばステープル綴じ部がトレイ35よりも装置後側に配置される構成にも適用できる。この構成の場合、トレイ35上に積載されたシート束Sにおけるシートの装置後側の側縁に沿った方向がシート幅方向になり、シート幅方向に沿ってステープル綴じ部が案内路上を移動(装置正面側から見たときに装置左右方向に移動)して、そのシート束Sの側縁部にステープル綴じが施されることになる。
また、上記実施の形態及び上記変形例の内容をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、シートに対するステープル綴じを行うシート後処理装置に広く適用することができる。
1 画像形成装置
2 シート後処理装置
23 ステープル綴じ部
24 制御部
51 ステープル部
52 駆動部
58 針打込部
59 針受部
59a 綴じ位置
60 ステープル本体部
61,62 支点軸
63 ガイドピン
71 ベース
72 移動板
73 ガイド部
80 駆動モーター
101 案内路
102,104 分岐位置
103,105 分岐路
106、107 ガイド片
111、112 孔部
120 透孔
121,122,123,124 孔部の側縁
151 仮想平面
181,191 傾斜路
182,192 直線路
S シート束
Sc シートのコーナー部
Se シートの側縁

Claims (7)

  1. 画像形成装置から排出された複数枚のシートを1枚ずつ後処理用のトレイに搬送して積載し、トレイ上に積載されたシート束に対し、シートの側縁に沿ったシート幅方向に案内路上を案内されるステープル部により、シート幅方向に異なる箇所にステープル綴じを施すシート後処理装置であって、
    ステープル部に設けられ、案内路上を移動自在かつその移動方向に直交する軸周りに回転自在に保持され、案内路に直交しつつステープル綴じ位置のシート幅方向中央を通る仮想平面を挟んで対向する一方端側と他方端側の第1と第2支点軸と、
    前記案内路のシート幅方向中央よりも一方端側の第1位置で前記シートの側縁に近づく方向に分岐する第1分岐路と、
    前記案内路のシート幅方向中央よりも他方端側の第2位置で前記シートの側縁に近づく方向に分岐する第2分岐路と、
    ステープル部が一方端側に移動するときには第1支点軸が第1位置に到達すると第1支点軸を第1分岐路に導いて、案内路上の第2支点軸を中心にステープル部を第1傾斜姿勢まで回転させ、ステープル部が他方端側に移動するときには第2支点軸が第2位置に到達すると第2支点軸を第2分岐路に導いて、案内路上の第1支点軸を中心にステープル部を第2傾斜姿勢まで回転させる分岐路案内手段と、
    を備えることを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記分岐路案内手段は、
    一方端側に移動するステープル部に係合する第1係合部材と、他方端側に移動するステープル部に係合する第2係合部材と、を備え、
    ステープル部が一方端側に移動中に第1係合部材がステープル部と係合し、前記シートの側縁に近づく方向の力を当該ステープル部に付与することにより、第1支点軸を案内路から第1位置を介して第1分岐路に導き、
    ステープル部が他方端側に移動中に第2係合部材がステープル部と係合し、前記シートの側縁に近づく方向の力を当該ステープル部に付与することにより、第2支点軸を案内路から第2位置を介して第2分岐路に導くことを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記分岐路案内手段は、
    さらに、ステープル部の底部に設けられた第3係合部材を備え、
    前記第1係合部材は、案内路の第1位置近傍であり案内路よりも前記シートの側縁に近い側かつ第1分岐路よりも他方端側に位置し、
    前記第2係合部材は、案内路の第2位置近傍であり案内路よりも前記シートの側縁に近い側かつ第2分岐路よりも一方端側に位置し、
    前記第1係合部材と第2係合部材と第3係合部材は、
    ステープル部が一方端側に移動したときに、ステープル部の第3係合部材が第1係合部材と係合して、ステープル部の第1支点軸が第1分岐路に導かれ、ステープル部が他方端側に移動したときに、ステープル部の第3係合部材が第2係合部材と係合して、ステープル部の第2支点軸が第2分岐路に導かれる位置関係にあることを特徴とする請求項2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記第1支持軸と第2支持軸は、前記仮想平面を挟んで対称の位置にあり、
    前記第3係合部材のシート幅方向中央が前記仮想平面上に位置することを特徴とする請求項3に記載のシート後処理装置。
  5. ステープル部と案内路の間に介在し、シート幅方向に沿って移動する板状の部材であり、ステープル部の第1支点軸が貫通する、前記シートの側縁に対して遠近方向に長い第1孔部と、第2支点軸が貫通する、前記シートの側縁に対して遠近方向に長い第2孔部とが設けられ、移動方向の力をステープル部に付与する移動板と、
    案内路における第1位置と第2位置間の経路上で第1支点軸と第2支点軸の前記シートの側縁に近づく方向への移動を規制する規制部と、を備え、
    第1支点軸は、
    ステープル部が一方端側に移動中に第1位置に到達したときに、前記規制が解除され、移動板の第1孔部に沿って前記シートの側縁に対して近づく方向に移動自在になって、第1分岐路に導かれ、
    第2支点軸は、
    ステープル部が他方端側に移動中に第2位置に到達したときに、前記規制が解除され、移動板の第2孔部に沿って前記シートの側縁に対して近づく方向に移動自在になって、第2分岐路に導かれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート後処理装置。
  6. 前記案内路は、
    ベースに、第1支点軸と第2支点軸が嵌められる溝または貫通孔が形成されてなり、
    前記第1支点軸と第2支点軸は、
    前記ベースの溝または貫通孔に嵌った状態でシート幅方向に沿って移動され、
    前記規制部は、
    前記ベースの溝または貫通孔における前記シートの側縁に対して近い側の側壁であることを特徴とする請求項5に記載のシート後処理装置。
  7. 前記第1分岐路と第2分岐路は、
    それぞれが案内路から分岐した後、案内路のシート幅方向中央から離れる方向に曲がって案内路と並行する直線部を有し、
    ステープル部が第1傾斜姿勢に至った後、第1支点軸が第1分岐路の直線部を案内されつつ、第2支点軸が案内路上を第1位置で第1分岐路に入らずにそのまま案内路を案内されることにより、ステープル部が第1傾斜姿勢を維持したままシート幅方向に沿ってシート幅方向中央から離れる方向に移動し、
    ステープル部が第2傾斜姿勢に至った後、第2支点軸が第2分岐路の直線部を案内されつつ、第1支点軸が案内路上を第2位置で第2分岐路に入らずにそのまま案内路を案内されることにより、ステープル部が第2傾斜姿勢を維持したままシート幅方向に沿ってシート幅方向中央から離れる方向に移動する構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のシート後処理装置。
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