JP2013031244A - モータ - Google Patents

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JP2013031244A
JP2013031244A JP2011163974A JP2011163974A JP2013031244A JP 2013031244 A JP2013031244 A JP 2013031244A JP 2011163974 A JP2011163974 A JP 2011163974A JP 2011163974 A JP2011163974 A JP 2011163974A JP 2013031244 A JP2013031244 A JP 2013031244A
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英孝 野田
Tatsuo Maetani
達男 前谷
Yoshinori Isomura
宜典 礒村
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Abstract

【課題】従来、PWM制御されるモータにおいては、急峻なスイッチング動作が行われる為、高周波漏れ電流が発生し、それにより回路から放射されるノイズの発生が問題視されているが、従来のモータにおいては、リード線上の一部にフェライトコアを巻きつける必要があるか、又は基板のパターン上においてビーズコアを実装する必要があり、ビーズコアが必要の無いときは短絡させなければならないという課題がある。
【解決手段】複数のティースと前記ティースを連結する環状のヨークとからなるステータコアと、前記ティースに施された巻線とからなるステータと、前記ステータの内周に回転自在に保持され、永久磁石とロータコアとからなるロータと、前記巻線に電流を通電する回路基板により構成され、前記回路基板と各相の前記巻線端子部間にノイズ低減手段を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、信頼性の高いモータに関するものである。
従来のモータを図3に示す。図3は、従来の集中巻方式のブラシレスモータを表しており、ステータ40とロータ50から構成されている。
ステータ40は、ステータコア41と、絶縁物42を介してステータコア41に施されたコイル43と、巻線端子44と、回路基板45と、これら全部あるいは一部を樹脂で封止する樹脂モールド46と、ブラケット47とから成る。コイル43としては、通常3相コイルが施される。また、回路基板45には、必要に応じモータを運転するために必要な各種素子が実装されている。
ロータ50は、ステータ40の内側に、シャフト53を介して回転自在に保持され、永久磁石51とロータコア52とシャフト53とから成る。シャフト53は軸受54にて保持されている。
組立工程においては回路基板45はステータ40にセットされ、各相の回路上のパターン21と各相の巻線につながる巻線端子44に接続される。
従来、PWM制御されるモータにおいては、急峻なスイッチング動作が行われる為、高周波漏れ電流が発生し、それにより回路から放射されるノイズの発生が問題視されている。このときの相電流波形の拡大図を図4に示す。スイッチング時に相電流が大きく脈動している。これにより高周波漏れ電流が発生し、ノイズが発生する。
そのノイズの発生を抑制する方法として、フェライトコアをDC電源から駆動回路に供給されるリード線に巻きつける方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより急峻な電圧の変化による電流の脈動が低減されノイズの発生が抑制される。また他にも基板上の高圧パターンライン上にインダクタンスを実装しノイズの低減を行う方法が提案されている。
特開2002−343548号公報
前記従来のモータにおいては、リード線上の一部にフェライトコアを巻きつける必要があるか、又は基板のパターン上においてビーズコアを実装する必要があり、ビーズコアが必要の無いときは短絡させなければならないという課題がある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、組立工程において各相の巻線端子の根元にノイズ低減手段を挿入する構造とし、その後に前記回路基板のパターンと前記巻線端子部とをはんだ接続することによって、各相の巻線につながるラインに、ノイズ低減手段を挿入することができる為、各相の急峻な電圧の変化による電流の変化が低減されノイズの発生源となる高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減出来る。尚、ノイズ低減手段とはモータ電流の基本波は通すがそれ以上の高調波は遮断するも
のである。
上記課題を解決するために本発明は、モータ組立工程において各相の巻線端子の根元にノイズ低減手段を挿入する構造とし、その後に前記回路基板のパターンと前記巻線端子部とをはんだ接続することによって、パターンと各相の巻線につながるラインに、ノイズ低減手段を挿入することができる為、各相の急峻な電圧の変化による電流の変化が低減されノイズの発生源となる高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減出来ることから、信頼性の高いモータを得ることができる。
本発明のモータによれば、各相の巻線端子の根元にノイズ低減手段を挿入する構造となっており前記回路基板のパターンと前記巻線端子部とをはんだ接続することによって、パターンの各相の巻線につながるラインに、ノイズ低減手段を挿入することができる為、各相の急峻な電圧の変化による電流の変化が低減されノイズの発生源となる高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減できて、信頼性の高いモータを得ることができる。
本発明の実施形態1におけるモータの断面図 同上モータの相電流波形図 従来のモータの断面図 同上モータにおける相電流波形図
上記の課題を解決するために請求項1に記載のモータは、複数のティースと前記ティースを連結する環状のヨークとからなるステータコアと前記ティースに施された巻線とからなるステータと、前記ステータの内周に回転自在に保持され、永久磁石とロータコアとからなるロータと、前記巻線に電流を通電する回路基板により構成され、各相の巻線端子の根元にノイズ低減手段を挿入する構造とし、その後に前記回路基板のパターンと前記巻線端子部とをはんだ接続することによって、パターンの各相の巻線につながるラインに、ノイズ低減手段を挿入することができる為、各相の急峻な電圧の変化による電流の変化が低減されノイズの発生源となる高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減することが可能となる。
また請求項2に記載のモータは、回路基板にロータの回転位置を検出する位置検出手段を有するモータで、モータの高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減することが可能となる。
本願の請求項3に記載のモータは、回路基板にロータの回転位置を検出する位置検出手段、及びパワースイッチング素子を有するモータで、モータの高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減することが可能となる。
また、請求項4に記載のモータは、ノイズ低減手段をフェライトコアで構成することで高周波漏れ電流が抑制されることによりノイズの発生を低減することが可能となる。
(実施形態1)
図1は、本発明の第一の実施形態を適応した、集中巻方式のブラシレスモータを示している。図1に示したように、本発明のモータは、ステータ10とロータ30からなり、ステータ10は、ステータコア11と、絶縁物12を介してステータコア11に施されたコ
イル13と、巻線端子14と、回路基板15と、これら全部あるいは一部を樹脂で封止する樹脂モールド16と、ブラケット17から成る。そしてロータ30は、ステータ10の内側に、シャフト33を介して回転自在に保持され、永久磁石31とロータコア32とシャフト33とから成る。シャフト33は軸受34にて保持されている。
コイル13としては、通常3相コイルが施される。また、回路基板15には、必要に応じモータを運転するために必要な各種素子が実装されている。
樹脂モールド16によって保持されたコイル13につながる巻線端子14は、組立工程において回路基板15をステータ10へセットし、回路基板15のパターン21と回路基板上ではんだ接続され、組立てられるが、その回路基板15をステータ10へセットする前に巻線端子14にノイズ低減手段23を先に挿入し組み立てる。これにより、回路基板15のパターン21から供給された電力はノイズ低減手段23を通して巻線端子14に流れ、コイル13に供給される。
PWM制御されるモータはスイッチングにより高効率なモータ駆動が実現できるが、スイッチング時の電流の急峻な変化に伴って高周波漏れ電流が発生する。この高周波漏れ電流によってノイズが発生する。
このノイズの発生の原因となる高周波漏れ電流を抑制するため、パターン21とコイル13の間に挿入したノイズ低減手段23によって高周波漏れ電流を抑制しノイズを低減することが可能となる。このときの相電流波形の拡大図を図2に示す。スイッチング時に相電流の脈動が抑制されている。これにより高周波漏れ電流が抑制され、ノイズの発生が低減される。
このノイズ低減手段は円筒状のフェライトコア等で構成できる。具体的には例えば村田製作所製FSRH070080RN000B、又はNECトーキン製ESD−R−10D、ESD−R−12C−2、B−20L−48B、又はTDK製HF40BBをモータ組立工程において各相の巻線端子14に挿入し、その後、樹脂モールド16に回路基板15をセットし、巻線端子14と回路基板上のパターンをはんだ付けし組み立てることにより容易に且つ、コイル13に最短で円筒状のフェライトコアをU、V、W各相のラインに挿入することができ、高周波漏れ電流が抑制される為ノイズが低減できる。
また、別の方法として回路基板15のU、V、W各相の巻線端子へつながるパターン上に、フェライトビーズやインダクタを直列に実装し、ノイズを低減できる。具体的には、フェライトビーズは例えば村田製作所製BLM31PG601、TDK製MZA3216、インダクタは例えば村田製作所製LQM31P、LQM2HP、パナソニック製ELJEAを実装する。これによりコイル13に最短でU、V、W各相のラインに挿入することができ、高周波漏れ電流が抑制される為ノイズが低減できる。
尚、上記実施形態においては、集中巻方式のブラシレスモータを例として説明を行っているが、全てのモータに対して適用可能な発明であることは言うまでもない。
以上のように、本発明のモータは、高周波漏れ電流を抑制し、ノイズの発生を低減することが可能なものであり、信頼性が要求される用途に有用である。
10 ステータ
11 ステータコア
12 絶縁物
13 コイル
14 巻線端子
15 回路基板
16 樹脂モールド
17 ブラケット
21 パターン
23 ノイズ低減手段
30 ロータ
31 永久磁石
32 ロータコア
33 シャフト
34 軸受

Claims (4)

  1. 複数のティースと前記ティースを連結する環状のヨークとからなるステータコアと、前記ティースに施された巻線とからなるステータと、前記ステータの内周に回転自在に保持され、永久磁石とロータコアとからなるロータと、前記巻線に電流を通電する回路基板により構成され、前記回路基板と各相の前記巻線端子部間にノイズ低減手段を設けたことを特徴としたモータ。
  2. 前記回路基板に、ロータの回転位置を検出する位置検出手段を有することを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 前記回路基板に、ロータの回転位置を検出する位置検出手段及びパワースイッチング素子を有することを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 前記ノイズ低減手段をフェライトコアで構成したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
JP2011163974A 2011-07-27 2011-07-27 モータ Withdrawn JP2013031244A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018078798A (ja) * 2018-01-29 2018-05-17 アスモ株式会社 ブラシレスモータ

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Effective date: 20141007