JP2013028463A - 重送防止用部材、重送防止用部材脱着機構、及び重送防止用部材の脱着方法 - Google Patents

重送防止用部材、重送防止用部材脱着機構、及び重送防止用部材の脱着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】長期に渡って安定した重送防止性能が得られ、更に異種の(摩擦抵抗の異なる)紙葉類を使用する際にも短時間で簡便に適切な重送防止性能が得られる重送防止用部材を提供する。
【解決手段】重送防止用部材1は、給紙される紙葉類と面接触する重送防止用シート2と、シート保持具3と、固定手段としてのネジ5とからなり、該重送防止用シート2と該ネジ5とは互いに相対移動不能に固定されている。また、該シート保持具3には長孔3aが形成され、該ネジ5に形成された雄ねじ部が該シート保持具3の長孔3a内に挿通された状態で、該ネジ5により該重送防止用シート2が該シート保持具3に脱着自在に固定されている。該シート保持具3と該重送防止用シート2との相対位置が該シート保持具3の長孔3aの長軸方向に沿って変更可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、紙葉類を給紙する装置、特に新聞広告丁合装置に用いられる給紙装置に使用される重送防止用部材、これの脱着機構、及びこれの脱着方法に関する。
紙葉類を給紙する給紙装置において、該紙葉類を給紙ローラとゴム部材(重送防止用部材)との間を通過させることで重送を防止することは、既に広く行なわれている。該給紙装置では基本的に、通過する紙と給紙ローラ及びゴム部材との摩擦抵抗(摩擦係数)を所定の範囲内に規制することで重送を防止している(例えば、特許文献1〜5参照。)。
特開平5−170348号公報 特開平7−53077号公報 特開平7−97083号公報 特開2008−13295号公報 特開2008−230729号公報
しかしながら、上記従来の給紙装置においては、上記ゴム部材において、給紙ローラや紙葉類が接触、通過する箇所が限定され、その箇所のみが摩耗したり、インク等によって汚れたりして摩擦抵抗が変化してしまうといった不具合があった。また、数種類のちらしを一枚ずつ寄せ集めて1セットにして新聞に差し込むための新聞広告丁合装置においては、異なる種類の紙を使用するため、摩擦抵抗がそれぞれ異なり、それに合わせてゴム部材を取り替えねばならず、その取り替え作業は非常に手間のかかるものであった。更に、重送し易いちらしを給紙する場合、針を広告に刺して重送を防止することが考えられるが、ちらしに針穴があいてしまうし、針によって作業者が怪我をする危険もある。
そこで、本発明は、作業者にとって安全で、給紙装置で異種の紙を用いるにあたって、ただ重送を防止するのみならず、長期に渡って安定した重送防止性能が得られ、更に異種の(摩擦抵抗の異なる)紙葉類を使用する際にも短時間で簡便に適切な重送防止性能が得られる重送防止用部材、重送防止用部材脱着機構、及び重送防止用部材の脱着方法を提供することを目的とする。
本発明は、給紙装置の重送防止に用いられる重送防止用部材であって、給紙される紙葉類と面接触する重送防止用シートと、シート保持具と、固定手段とからなり、該重送防止用シートと該固定手段とは互いに相対移動不能に固定可能とされ、該シート保持具には長孔が形成され、該固定手段に形成された挿通部が該シート保持具の長孔内に挿通された状態で、該固定手段により該重送防止用シートが該シート保持具に脱着自在に固定されており、該固定手段の挿通部が該シート保持具の長孔内の所望の位置で固定されることによって、該シート保持具と該重送防止用シートとの相対位置が該シート保持具の長孔の長軸方向に沿って変更可能とされていることを特徴とする重送防止用部材である。
このように本発明は、重送防止用シートとシート保持具との相対位置を変更可能とすることで、該重送防止用シートの給紙ローラや紙葉類と接触している面を任意に移動させることができるようにしたものである。これによって、重送防止用シートのすり減ったり汚れたりした箇所をずらし、別の真新しい箇所を給紙ローラや紙葉類と接触させるようにすることができ、長期に渡って安定した重送防止性能が得られることとなる。また、このような変更作業は、該重送防止用部材の固定手段を設定し直すだけで行なえるため、従来のようなゴム部材の一定箇所のみがすり減ったり汚れたりしただけでシート全体を取り替えなければならないような手間もかからない。さらに、該重送防止用シートの使用可能な箇所全面を無駄なく使い切ることできるため結果的にコスト削減にもつながる。
更にシート支持具を備え、前記重送防止用シートが、前記シート保持具と該シート支持具とによって挟持され、かつ、該重送防止用シートと該シート支持具とが相対移動不能に固定されていることが望ましい。
このように、該重送防止用シートを、該シート保持具と該シート支持具とによって挟持することにより、基本的にゴム状である重送防止用シートの余計な伸びやたるみが防止される。
また、前記シート保持具の長孔の長軸方向が、前記給紙装置の給紙方向と一致していることが望ましい。
上記重送防止用シートと、給紙ローラ及び紙葉類との接触は給紙方向に垂直な線接触であり、該重送防止用シートの摩耗や汚れもその線上に現れる。従って、該重送防止用シートを給紙方向に沿ってのみ移動可能とすることで、位置を変更したにもかかわらず、摩耗したり汚れたりした箇所が再度給紙ローラや紙葉類と接触してしまう、といった不具合が防止できる。更には該重送防止用シートが斜めになったりして給紙ローラの外周面からずれてしまう不具合も防止できる。
また、前記重送防止用シートには孔が形成され、該孔内に前記固定手段の挿通部が挿入され、前記シート保持具の長孔内に該挿通部が挿通され、前記シート支持具には孔が形成され、かつ該孔の周囲に結合部が設けられており、該孔内に該固定手段の挿通部が挿入され、該挿通部が該結合部に結合することにより、該重送防止用シート、該シート支持具、及び該固定手段が互いに相対移動不能とされている構成としてもよい。
かかる構成とすると、簡易な構造で、該重送防止用シート、該シート支持具、及び該固定手段を互いに相対移動不能とすることができる。
また本発明は、給紙装置に、上記の重送防止用部材を脱着自在に装着するための機構であって、前記給紙装置における給紙ローラの近傍部位に、装着孔が設けられ、更に該装着孔を介して重送防止用部材固定板が該給紙ローラから遠ざかる方向に差し出され、更に該重送防止用部材固定板が、該装着孔の孔縁に向けて付勢されており、前記重送防止用部材は、該装着孔内における前記重送防止用部材固定板と前記孔縁との間に差し込まれ、又は抜き出されることによって前記給紙装置に対して脱着自在とされ、該重送防止用部材が該装着孔内に差し込まれた状態では、該重送防止用部材が該重送防止用部材固定板と該孔縁との間に挟持され、かつ、該重送防止用部材の該重送防止用シートは紙葉類の進行経路上に配置されて該給紙ローラに圧接していることを特徴とする重送防止用部材脱着機構である。
このように本発明は、前記重送防止用部材を前記給紙装置に単に脱着可能とするだけでなく、装着孔に対して抜き差しすることによって脱着可能とすることで前記重送防止用部材の入れ替え(差し替え)を容易としている。しかも、該重送防止用部材が、前記重送防止用部材固定板と該孔縁との間に挟持されることにより、簡便な構成で該重送防止用部材を確実に固定することができる。
また前記重送防止用部材の前記シート保持具には規制片が設けられており、該重送防止用部材が前記給紙装置における装着孔内に差し込まれた状態で、該規制片が該装着孔の辺縁部に紙葉類の供給側から当接することが望ましい。
これによって上記重送防止用部材の適切な設置位置(上記装着孔への適切な差し込み量)が、他の方法によらず単に上記シート保持具の規制片が上記装着孔の辺縁部に当接する位置に基づき定められる。したがって、装置全体が巨大化したり逆に小型化したりすることで例えば上記重送防止用部材を該装着孔へ手探りによって差し込まねばならない場合でも、該重送防止用部材を上記給紙装置の適正位置に熟練を要すること無く容易に設置することが可能となる。また、該重送防止用部材が該給紙装置において紙葉類の供給側から差し込まれることで、上記給紙ローラの回転によって該重送防止用部材が引き込まれて、簡単に外れたり抜けたりすることが防止される。
また、本発明は、上記の重送防止用部材脱着機構における重送防止用部材の脱着方法であって、前記重送防止用部材固定板における付勢力に抗して該重送防止用部材固定板と前記孔縁との間に間隙を形成し、前記重送防止用部材を前記装着孔における該重送防止用部材固定板と該孔縁との該間隙に差し込み、その後、該重送防止用部材固定板の付勢力に従って該重送防止用部材を該重送防止用部材固定板と該孔縁との間に挟持することにより、前記重送防止用シートを給紙装置に配置し、一方、該重送防止用部材を該装着孔から抜き出すことにより、前記重送防止用シートを給紙装置から取り出すことを特徴とする重送防止用部材の脱着方法である。
かかる構成とすることにより、該重送防止用部材を該給紙装置に対して容易かつ迅速に脱着することが可能となる。
本発明の重送防止用部材は、針等の危険な部材を必要としないため安全であり、かつ、上記重送防止用シートの摩耗、汚れ箇所を適宜移動させることで該重送防止用シートが本来有している重送防止性能を長期に亘って発揮させることができる。更に本発明の重送防止用部材脱着機構は、該重送防止用部材を脱着するにあたって装着孔に抜き差しするだけの構成となっており、ちらし等異種の(摩擦抵抗の異なる)紙葉類を使用する際にも短時間で簡便に適切な重送防止性能を発揮させることができる。更に、本発明の重送防止用部材脱着機構における重送防止用部材の脱着方法は、容易かつ迅速に重送防止用部材を給紙装置に対して脱着することが可能となる。
重送防止用部材の分解説明図である。 重送防止用部材脱着機構を説明する斜視図である。 重送防止用部材を用いた給紙装置の使用状態を示す説明図である。 重送防止用シートを位置変更した使用状態を示す説明図である。
以下、本発明の重送防止用部材を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。
図1には、重送防止用部材1を分解した図が示される。該重送防止用部材1は、重送防止用シート2と、シート保持具3と、シート支持具4と、固定手段としてのネジ5と、からなる。
重送防止用シート2は長方形状であり、ネジ5を通すための孔2aと、該重送防止用シート2と該シート支持具4との相対位置を固定するための係止孔2bが設けられている。なお、該重送防止用シート2の材料は重送を防止できるものであればどのようなものでも構わないが一般的にはゴム状のものが採用される。
シート保持具3は長方形状の板部材で構成されており、該シート保持具3の中央には、ネジ5を通すための長孔3aが設けられている。該長孔3aの長軸方向は、該シート保持具3の長手方向に一致している。また、該シート保持具3の左右の側縁には、外方向へと伸びる規制片3bがそれぞれ設けられている。
シート支持具4は板部材の所定部位を折り曲げ加工した側面視略くの字状をなし、ネジ5を通すための孔4aと、該重送防止用シート2と該シート支持具4との相対位置を固定するための突起4bが設けられている。また、孔4aの周囲には結合部としてのナット部4c(図3,図4参照)があらかじめ形成されている。該ナット部4cには、前記ネジ5が結合される。なお、該シート保持具3及び該シート支持具4の材料は特に限定されないが、規制片3bを設けたり突起4bを設けたり孔3a,4aを開けたりする必要があることから金属が望ましく、コストと用途を考慮すれば錆びないステンレススチールを用いることが望ましい。
そして、重送防止用部材1は、次のような手順で組み立てられる。すなわち、まず重送防止用シート2をシート保持具3の板面に重ね、更にシート支持具4の突起4bを重送防止用シート2の係止孔2bにはめ込むようにシート支持具4を重送防止用シート2の上に重ねる。更にシート保持具3の長孔3aにネジ5の雄ねじ部(挿通部)5aを挿通し、重送防止用シート2の孔2aを通してシート支持具4の孔4aに設けられたナット部4cにねじ込んで該重送防止用シート2、該シート保持具3、該シート支持具4同士を固定する。
上記構成において、重送防止用シート2とシート保持具4とは係止孔2bと突起4bとの係合によって相対移動不能に固定されている。また、ネジ5を緩めてシート保持具3の長孔3aの所望の位置まで該長孔3aの長軸方向に沿って移動させて再度ネジ5を締めることにより、シート保持具3と、重送防止用シート2との相対位置を変更することができる。具体的には、前記シート保持具3の長孔3aは、平面視コ字状に形成されており、両端部には、屈曲形成されてなる第一固定位置αと第二固定位置βとが設けられている。例えば、図2に示す重送防止用部材1は、ネジ5が長孔3aの第一固定位置αに配置されている。
次に、図2〜図4に従って、重送防止用部材脱着機構Aを説明する。
図2等に示すように、給紙装置10には、重送防止機能を有する標準パッド11が配設されており、さらに該標準パッド11の直上には、給紙ローラ20が配設されている。更に、該給紙ローラ20の近傍の枠体21に、横長矩形の装着孔12が設けられている。さらに、該枠体21内において、重送防止用部材固定板13の一端部が該枠体21内に設けられた回動部13Aで軸支され、更に該装着孔12を介して、該重送防止用部材固定板13の他端部が給紙ローラ20から遠ざかる方向(外向き)へ差し出されている。
更に該重送防止用部材固定板13は、枠体21内に配置されたねじりコイルバネ14によって上方に付勢されており、これにより前記装着孔12の上側の孔縁に向けて押し付けられている。
これまでに述べたように該重送防止用部材脱着機構Aは、該重送防止用部材1が上記給紙装置10において紙葉類の供給側から給紙ローラ20に向かって差し込まれるような構成となっている。
そして、上記給紙装置10に上記重送防止用部材1を装着するには、図2aに示すように、まず上記ねじりコイルバネ14の付勢力に抗して上記重送防止用部材固定板13を押し下げる。この際、該重送防止用部材固定板13は上記装着孔12から外向きに差し出されているために、該装着孔12から差し出された部分を指等で押し下げればよい。
そして、上記装着孔12内であって、該重送防止用部材固定板13と装着孔12の上側の孔縁との間にできた空隙に、該重送防止用部材1を差し込む。すると図2bに示すように上記シート保持具3の規制片3bが、該給紙装置10の装着孔12の辺縁部12aに当接してそれ以上の挿入が防止される。なお、該装着孔12の縦長(図2,3において縦方向の長さ)は、該重送防止用部材固定板13の厚さを差し引いても、該重送防止用部材1が十分余裕を持って挿入できるだけの寸法にあらかじめ設定されている。
上記した重送防止用部材1の差し込み状態では、図2b,図3等に示すように、ねじりコイルバネ14によって重送防止用部材固定板13が上方に付勢されているために、該重送防止用部材1は、該装着孔12の孔縁と該重送防止用部材固定板13とによって挟持される。また、かかる状態においては、図3に示すように、紙葉類の進行経路Rにおいて重送防止用シート2が標準パッド11上に配置され、かつ該重送防止用シート2が上記給紙ローラ20に圧接する。これにより、紙葉類は該給紙ローラ20によって一枚ずつ送り出され、複数枚の送り出しは該重送防止用シート2によって防止される。
上記構成においては、単に上記重送防止用部材固定板13を押し下げて上記重送防止用部材1を差し込むだけで所望の摩擦抵抗を有する上記重送防止用シート2を上記給紙ローラ20に圧接することができ、該重送防止用部材1を抜き出すだけで該重送防止用シート2を上記給紙装置10から取り出すことができる利点がある。
また、シート保持具3の第一固定位置α及び第二固定位置βは、給紙方向に対して垂直な方向に孔縁が屈曲形成されて構成されており、重送防止用部材1は、上記装着孔12の孔縁と該重送防止用部材固定板13とによって挟持され、更に規制片3bが装着孔12の辺縁部12aに紙葉類の供給側から当接する。このため、給紙ローラ20の回転によって該重送防止用シート2が引き込まれたり、該重送防止部材1が枠体21から脱落したりしてしまうようなことがない。
ここに、例えば長期使用によって上記重送防止用シート2が摩耗したり、汚れが付着したりして重送防止性能が低下した場合は、一旦上記重送防止用部材1を上記給紙装置10から抜き出し、上記シート保持具3と上記重送防止用シート2との相対位置を、長軸方向が紙葉類の給紙方向に一致した長孔3aに沿って第一固定位置αから第二固定位置βに変更した後、再度上記重送防止用部材1を上記給紙装置10に差し込めばよい。このとき、重送防止用シート2の摩耗して使用不能となった部位は、切断して廃棄することが望ましい。
そうすると、図4に示すように、該重送防止用シート2はさらに前方へ移動することにより該重送防止用シート2における上記給紙ローラ20との圧接面が移動し、まだ摩耗したり汚れたりしていない面が上記給紙ローラ20と圧接することとなり、従前の重送防止性能が再び得られる。
上記重送防止用シート2、シート保持具3、シート支持具4の形状、材質は特に限定されるものではなく、上記実施例以外のものでも構わない。
例えば上記重送防止用シート2において、単一材料によって形成されたものでもよいし、異種材料が複数並列されてなるものでも構わない。この場合、重送防止用シートの位置を変更するだけで異なる摩擦抵抗を得ることが可能となる。
また上記重送防止用シート2を給紙ローラ20よりも幅広として、シート保持具3との相対位置変更を給紙方向と直交する方向に可能としても構わない。
更に上記重送防止用部材固定板13を付勢する方法は、ねじりコイルバネ14に限定されず、例えば他の構造の弾性体によって付勢される方法であっても構わない。
また、本発明の重送防止用部材は、シート支持具4を備えない構成であってもよい。すなわち、重送防止用シート2の厚みや材料等によっては該シート支持具4が不要である場合もあり、重送防止用シート2とシート保持具3とからなり、該重送防止用シート2をシート保持具3に所要の固定手段によって固定した構成も本発明に含まれるものとする。
1 重送防止用部材
2 重送防止用シート
3 シート保持具
3a 長孔
3b 規制片
4 シート支持具
4c ナット部
5 ネジ(固定手段)
5a 雄ねじ部(挿通部)
10 給紙装置
12 装着孔
12a 装着孔の辺縁部
13 重送防止用部材固定板
20 給紙ローラ
R 進行経路

Claims (6)

  1. 給紙装置の重送防止に用いられる重送防止用部材であって、
    給紙される紙葉類と面接触する重送防止用シートと、シート保持具と、固定手段とからなり、
    該重送防止用シートと該固定手段とは互いに相対移動不能に固定可能とされ、
    該シート保持具には長孔が形成され、
    該固定手段に形成された挿通部が該シート保持具の長孔内に挿通された状態で、該固定手段により該重送防止用シートが該シート保持具に脱着自在に固定されており、
    該固定手段の挿通部が該シート保持具の長孔内の所望の位置で固定されることによって、該シート保持具と該重送防止用シートとの相対位置が該シート保持具の長孔の長軸方向に沿って変更可能とされている
    ことを特徴とする重送防止用部材。
  2. 更にシート支持具を備え、
    前記重送防止用シートが、前記シート保持具と該シート支持具とによって挟持され、かつ、該重送防止用シートと該シート支持具とが相対移動不能に固定されている請求項1に記載の重送防止用部材。
  3. 前記シート保持具の長孔の長軸方向が、前記給紙装置の給紙方向と一致している請求項1又は請求項2に記載の重送防止用部材。
  4. 給紙装置に、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の重送防止用部材を脱着自在に装着するための機構であって、
    前記給紙装置における給紙ローラの近傍部位に、装着孔が設けられ、
    更に該装着孔を介して重送防止用部材固定板が該給紙ローラから遠ざかる方向に差し出され、
    更に該重送防止用部材固定板が、該装着孔の孔縁に向けて付勢されており、
    前記重送防止用部材は、該装着孔内における前記重送防止用部材固定板と前記孔縁との間に差し込まれ、又は抜き出されることによって前記給紙装置に対して脱着自在とされ、
    該重送防止用部材が該装着孔内に差し込まれた状態では、該重送防止用部材が該重送防止用部材固定板と該孔縁との間に挟持され、かつ、該重送防止用部材の該重送防止用シートは紙葉類の進行経路上に配置されて該給紙ローラに圧接していることを特徴とする重送防止用部材脱着機構。
  5. 前記重送防止用部材の前記シート保持具には規制片が設けられており、
    該重送防止用部材が前記給紙装置における装着孔内に差し込まれた状態で、該規制片が該装着孔の辺縁部に紙葉類の供給側から当接する請求項4に記載の重送防止用部材脱着機構。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の重送防止用部材脱着機構における重送防止用部材の脱着方法であって、
    前記重送防止用部材固定板における付勢力に抗して該重送防止用部材固定板と前記孔縁との間に間隙を形成し、前記重送防止用部材を前記装着孔における該重送防止用部材固定板と該孔縁との該間隙に差し込み、その後、該重送防止用部材固定板の付勢力に従って該重送防止用部材を該重送防止用部材固定板と該孔縁との間に挟持することにより、前記重送防止用シートを給紙装置に配置し、一方、該重送防止用部材を該装着孔から抜き出すことにより、前記重送防止用シートを給紙装置から取り出すことを特徴とする重送防止用部材の脱着方法。
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