JP2013028421A - 薄型巻上機およびエレベータ装置 - Google Patents

薄型巻上機およびエレベータ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ブレーキパッドのメンテナンスが容易で、全体を小型化可能な薄型巻上機およびエレベータ装置を提供する。
【解決手段】筺体7の外周部に軸方向に伸びた環状外周部21を形成し、この環状外周部21の内側に主軸15を包囲する周方向に連続した環状の強度壁33を残すと共に、強度壁33の外側に位置する環状外周部21の外側部分にブレーキパッド12の制動接触面を目視可能とする切り欠き窓部34を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇降路内に配置した薄型巻上機およびそれを用いたエレベータ装置に関するものである。
一般に、エレベータの乗りかごを昇降させるための巻上機やモータの制御装置、あるいは乗りかごが加速した際の非常制動に使われる調速機などは、建物最上部に設けられた機械室に設置されている。しかし、乗りかごの昇降速度が比較的遅いエレベータにおいては、機械室を設けない、いわゆる機械室レスエレベータが普及している。この機械室レスエレベータの場合、従来は機械室に設置していた巻上機を含めて全機器を昇降路内に設置するが、通常、乗りかごと昇降路壁の隙間は数百mm程度であるため、その隙間に巻上機も設置する必要がある。
従来、巻上機の小型化技術としては、綱車とモータ回転子およびディスクブレーキ用のブレーキディスクを鋳造一体成形したもの(例えば、特許文献1を参照)や、モータ回転子の内周面または外周面をドラムブレーキの制動面とするもの(例えば、特許文献2,3を参照)などが知られている。
特開2005−247514号公報 国際公開番号WO2004/108579号公報 特開2009−155070号公報
しかしながら、上記特許文献1−3を含む薄型巻上機は、昇降路内の狭い空間に設置した場合のメンテナンスについては考慮されていなかった。このため、薄型巻上機と高さ方向で重ならない位置に乗りかごを移動した後に、薄型巻上機のメンテナンスを行うとしても、依然として昇降路壁と釣合おもりおよびガイドレール等で囲まれた狭い空間部で行うことになるため、大変な狭隘作業となってしまう。しかも、ブレーキパッドの消耗程度を確認する点検や交換作業は、薄型巻上機を解体して行わなければならなかった。
本発明の目的は、ブレーキパッドのメンテナンスが容易で、全体を小型化可能な薄型巻上機およびエレベータ装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、筐体と、前記筐体に片持ち固定支持した主軸と、前記主軸の他端に回転可能に取り付けた綱車と、前記綱車と一体的に形成したブレーキドラムと、前記ブレーキドラムの外周部に一体的に形成した制動用円環状端部材にブレーキパッドを接触して制動するように前記筐体に支持して設けた電磁ブレーキ装置と、前記制動用円環状端部材の内周面側に固定したモータ回転子と、前記モータ回転子に対向配置されて前記筐体に固定したモータ固定子とを備えた薄型巻上機において、前記筺体の外周部に前記主軸の軸方向に伸びた環状外周部を形成し、前記環状外周部の内側に前記主軸を包囲する周方向に連続した環状の強度壁を残すと共に、前記強度壁の外側に位置する前記環状外周部に前記ブレーキパッドの制動接触面を目視可能とする切り欠き窓部を形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、薄型巻上機を解体する狭隘作業を行うことなく、切り欠き窓部を利用してブレーキパッドの制動接触面の損傷状態を目視で確認することができるようになり、またブレーキパッドの制動接触面の状態を目視する切り欠き窓部を筺体に形成するとき環状に強度壁を残しているため、環状外周部を円周方向で分断した場合に比べて筺体の機械的な強度を保持しながら薄型巻上機を小型でメンテナンス性に優れた構成とすることができる。
また本発明は、上記構成に加えて、前記切り欠き窓部は、前記ブレーキパッドの前記周方向における幅よりも大きな同方向の出し入れ可能な幅を有し、かつ、前記環状外周部における前記軸方向の両端を開口して形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、制動接触面の目視点検によってブレーキパッドを交換する必要があると判定したとき、薄型巻上機を解体することなく、切り欠き窓部を利用してブレーキパッドを取り出し、新たなブレーキパッドを同様に切り欠き窓部を利用して挿入配置することができる。このような切り欠き窓部を持たない環状外周部の場合、ブレーキパッドの制動時の動作を許すための径方向の貫通孔を環状外周部に形成することになるが、切り欠き窓部はこの貫通孔を兼用することができるので、ブレーキドラムに形成した制動用円環状端部材とブレーキパッドの制動接触面を綱車側に寄せて配置することができ、制動するときのブレーキドラムへの偏荷重を軽減し、ブレーキドラムの大型化を防いで薄型巻上機の小型化を図ることができる。
更に本発明は、上記構成に加えて、前記環状外周部は、その内面側を前記ブレーキドラム側に近づくに従って内径を増大した階段状にして、前記筺体の内径が小さな径小内面と、前記ブレーキドラム側に位置し内径が大きな径大内面と、前記両内面をつなぐ中間部端面とを形成し、前記径小内面は、前記制動用円環状端部材の内径面よりも径が大きく、前記モータ回転子の外周部との間に径方向のギャップを形成して対向し、前記径大内面は、前記制動用円環状端部材の外周面との間に径方向のギャップを形成して対向し、また前記中間部端面は、前記制動用円環状端部材と軸方向にギャップを有して対向配置したことを特徴とする。
このような構成によれば、径大内面の内側にブレーキドラムの制動用円環状端部材を近接して配置すると共に、径小内面をモータ回転子の外周面に近接させることができ、切り欠き窓部からブレーキパッドにおける制動接触面の目視点検を可能にしながら、環状外周部の外径を小さくして小型の薄型巻上機を構成することができる。
更に本発明は、筐体と、前記筐体に片持ち固定支持した主軸と、前記主軸の他端に回転可能に取り付けた綱車と、前記綱車と一体的に形成したブレーキドラムと、前記ブレーキドラムの外周部に一体的に形成した制動用円環状端部材にブレーキパッドを接触して制動するように前記筐体に支持して設けた電磁ブレーキ装置と、前記制動用円環状端部材の内周面に固定したモータ回転子と、前記モータ回転子に対向配置されて前記筐体に固定したモータ固定子とを備えて薄型巻上機を構成し、前記モータ回転子および前記綱車の回転によって前記綱車に巻回した主索を介して乗りかごと釣合おもりとを昇降駆動するエレベータ装置において、前記薄型巻上機は、前記筺体を前記乗りかご側に向けて配置し、また前記筺体の外周部に前記軸方向に伸びた環状外周部を形成し、前記環状外周部の内側に前記主軸を包囲する周方向に連続した環状の強度壁を残すと共に、前記強度壁の外側に位置する前記環状外周部に前記ブレーキパッドの制動接触面を目視可能とする切り欠き窓部を形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、薄型巻上機を解体する狭隘作業を行うことなく、切り欠き窓部を利用してブレーキパッドの制動接触面の状態を目視し確認することができるようになり、またブレーキパッドの制動接触面の状態を目視する切り欠き窓部を筺体に形成するとき環状の強度壁を残して薄型巻上機を構成したため、環状外周部を円周方向で分断した場合に比べて筺体の機械的な強度を保持しながら薄型巻上機を小型にすることができ、昇降路内の限られた空間部に薄型巻上機を初めとする構成機器を配置構成することができる。
更に、本発明では、前記切り欠き窓部は、前記ブレーキパッドの前記周方向における幅よりも大きな同方向の出し入れ可能な幅を有し、かつ、前記環状外周部における前記軸方向の両端を開口して形成したことを特徴とする。
このような構成によれば、制動接触面の目視点検によってブレーキパッドを交換する必要があると判定したとき、薄型巻上機を解体することなく、切り欠き窓部を利用してブレーキパッドを取り出し、新たなブレーキパッドを同様に切り欠き窓部を利用して挿入配置することができる。このような切り欠き窓部を持たない環状外周部の場合、ブレーキパッドの制動時の動作を許すための径方向の貫通孔を環状外周部に形成することになるが、切り欠き窓部はこの貫通孔を兼用することができるので、ブレーキドラムに形成した制動用円環状端部材とブレーキパッドの制動接触面を綱車側に寄せて配置することができ、制動するときのブレーキドラムへの偏荷重を軽減し、ブレーキドラムの大型化を防いで薄型巻上機の小型化を図ることができ、昇降路内の限られた空間部に薄型巻上機を初めとする構成機器を配置構成することができる。
更に、本発明は、前記環状外周部は、その内面側を前記ブレーキドラム側に近づくに従って内径を増大した階段状にして、前記筺体の内径が小さな径小内面と、前記ブレーキドラム側に位置し内径が大きな径大内面と、前記両内面をつなぐ中間部端面とを形成し、前記径小内面は、前記制動用円環状端部材の内径面よりも径が大きく、前記モータ回転子の外周部との間に径方向のギャップを形成して対向し、前記径大内面は、前記制動用円環状端部材の外周面との間に径方向のギャップを形成して対向し、また前記中間部端面は、前記制動用円環状端部材と軸方向にギャップを有して対向配置したことを特徴とする。
このような構成によれば、径大内面の内側にブレーキドラムの制動用円環状端部材を近接して配置すると共に、径小内面をモータ回転子の外周面に近接させることができ、切り欠き窓部からブレーキパッドにおける制動接触面の目視点検を可能にしながら、環状外周部の外径を小さくして小型の薄型巻上機を構成することができ、昇降路内の限られた空間部に薄型巻上機を初めとする構成機器を配置構成することができる。
本発明によれば、薄型巻上機を解体する狭隘作業を行うことなく、切り欠き窓部を利用してブレーキパッドの制動接触面の状態を目視する確認することができるようになり、またブレーキパッドの制動接触面の状態を目視する切り欠き窓部を筺体に形成するとき環状に強度壁を残しているため、環状外周部を円周方向で分断した場合に比べて筺体の機械的な強度を保持しながら、薄型巻上機を小型でメンテナンス性に優れた構成とすることができる。
本発明の一実施の形態による薄型巻上機の要部を示す断面図である。 図1に示した薄型巻上機の全体構成を示す断面図である。 図2に示した薄型巻上機の正面図である。 図2に示した薄型巻上機の側面図である。 図2に示した薄型巻上機の背面図である。 図2に示した薄型巻上機を使用したエレベータ装置の断面図である。 本発明の他の実施の形態による薄型巻上機の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図6は、本発明の一実施の形態による薄型巻上機を使用したエレベータ装置の断面図である。昇降路1内には、一対のガイドレール2に沿って昇降可能な乗りかご3と、図示しない主索によって乗りかご3に連結されて一対のガイドレール4に沿って昇降可能な釣合おもり5と、昇降路1と乗りかご3の間にある隙間に設置した薄型巻上機6とが設けられている。この薄型巻上機6は、その詳細構成について後述するが、乗りかご3側に固定側の筺体7を位置させ、この筺体7に対して可回転的な綱車8は昇降路壁側に位置させている。
薄型巻上機6は、乗りかご3と釣合おもり5の間を連結した複数本の主索が、綱車8に形成した複数の溝部にそれぞれ合致するように巻き掛けられ、綱車8の回転によって主索が駆動されると、乗りかご3とつり合いおもり5とがそれぞれのガイドレール2,4に沿って逆方向に昇降するように構成されている。
図3、図4および図5は、上述した薄型巻上機6の正面図、側面図および背面図である。綱車8の外周部にはブレーキドラム9が一体的に結合され、このブレーキドラム9の乗りかご3側には筐体7が配置されており、筐体7に対して綱車8およびブレーキドラム9は可回転的な関係で支持されている。詳細を後述するように綱車8またはブレーキドラム9と筺体7との嵌合対向部には、アウタロータ型モータが構成され、このアウタロータ型モータの回転子がブレーキドラム9の外周部に取り付けられ、アウタロータ型モータの固定子が筺体7の対向部に取り付けられている。アウタロータ型モータは、通電によって綱車8およびブレーキドラム9で代表される可動部を一体的に回転駆動するが、通電が遮断され、筺体7の上下部にそれぞれ配置した同一構成の電磁ブレーキ装置10,11のブレーキパッド12,13をブレーキドラム9に圧接して制動する構成となっている。
図2は、薄型巻上機6の断面図であり、筐体7は鋳鉄製でおおよその形状に成形した後に機械加工したものであり、その中心部には主軸支持用のボス部14を有し、その外周には後述する環状外周部を有している。この筐体7の中心部に形成したボス部14には主軸15の軸方向一端部を嵌合して固定しており、主軸15の軸方向他端部には軸受16を介して軸受ハウジング17を可回転的に片持ち支持し、この軸受ハウジング17に綱車8およびブレーキドラム9を一体的に結合している。軸受16の軸方向両端は、軸受ハウジング17に固定した軸受カバー18,19によって封じられている。このようにして主軸15の両端側で、固定部である筐体7と、可動部である綱車8、ブレーキドラム9および軸受ハウジング17が対向配置されている。
筐体7におけるブレーキドラム9との対向部には、ボス部14と、このボス部14の外周部に位置して周方向に環状に形成した環状取り付け部20と、この環状取り付け部20の外周部に位置して同じく周方向に円環状に形成した環状外周部21とを有しており、環状取り付け部20と環状端面21間に円環状凹部22を形成している。こうして筐体7は、全体として綱車8側を開いた有底円環状となっている。環状取り付け部20は、周方向に連続していても良いし、周方向で分断されていても良い。
この円環状凹部22内には、筐体7における環状取り付け部20に固定した環状のモータ固定子23と、このモータ固定子23の外周部に所定のギャップを介して配置されると共にブレーキドラム9に固定した環状のモータ回転子24とが配置されている。より具体的には、モータ固定子23は、積層電磁鋼板から成る固定子鉄心25に固定子巻線26を巻回して構成され、円環状凹部22内で筐体7の環状取り付け部20に固定されている。これに対してモータ回転子24は、ブレーキドラム9に固定した可動子鉄心27と、この可動子鉄心27の内周面側に貼り付けられた複数個の永久磁石28とで構成され、固定子鉄心25と所定のギャップを介して対向配置した永久磁石28は、周方向にN極とS極が交互になるよう配置されている。
ブレーキドラム9は、綱車8に固定した板状基部の外周部に一体的に形成した制動用円環状端部材29を有しており、この制動用円環状端部材29における内周面にモータ回転子24における可動子鉄心27が固定されている。可動子鉄心27は、円環状凹部22内で回転することになり、このとき環状外周部21の内面に可動子鉄心27が接触することがないように所定のギャップが形成されている。
環状外周部21の外側に位置する部分の筐体7には、図示を省略した支持部によって支持固定した電磁ブレーキ装置10,11が配置されており、各電磁ブレーキ装置10,11は定常状態でそのブレーキパッド12,13をブレーキドラム9の制動用円環状端部材29から離した状態を保持しているが、綱車8の回転を制動するときは電磁力によってブレーキパッド12,13を制動用円環状端部材29に押圧するように駆動する構成である。
次に、薄型巻上機6の詳細な要部構成について図1を用いて更に説明する。電磁ブレーキ装置10,11は同一構成であり、ここでは電磁ブレーキ装置10を代表して説明する。電磁ブレーキ装置10は、ブレーキドラム9の外周部に形成した制動用円環状端部材29の外周面にブレーキパッド12を押圧してブレーキドラム9および綱車8の回転を制動するが、使用頻度によって制動接触面が消耗するため定期的な点検、または交換作業を行う必要がある。この制動接触面の点検は、極端な狭隘作業とならないように図6に示した乗りかご3側から行うのが望ましいので、この制動接触面の消耗を目視点検するために、図1に示すように筐体7に形成した環状外周部21の乗りかご3側、また上方部に切り欠き窓部34を形成している。環状外周部21は環状であり周方向に連続して形成されているが、この切り欠き窓部34は全周ではなく、ブレーキパッド12に対応した位置にだけ形成している。
この切り欠き窓部34の周方向幅は、ブレーキパッド12の制動接触面を目視できる程度の幅を有していれば良いが、ここではブレーキパッド12の周方向の幅よりも若干大きくして出し入れ用としても使用できるようにしている。また、切り欠き窓部34の軸方向長は、環状外周部21の乗りかご3側からブレーキパッド12の位置まであれば、乗りかご3側からブレーキパッド12の制動接触面を目視確認できるが、ここでは環状外周部21の乗りかご3側から綱車8側まで連続してほぼ同幅で形成している。
薄型巻上機6のメンテナンスは、乗りかご3を高さ方向で薄型巻上機6と重ならない位置に上昇させ、乗りかご3が位置していた側から保守作業員によって行われる。このとき、依然として昇降路1内の薄型巻上機6の周辺にはガイドレール2,4や釣合おもり5などが存在するために狭隘作業となる。しかし、薄型巻上機6を解体することなく、乗りかご3側から切り欠き窓部34を通してブレーキパッド12の制動接触面を目視することができ、摩耗状況に応じてその交換作業を行うことになる。
切り欠き窓部34の形成に際しては、環状外周部21の径方向の厚み全体にわたって切削して形成することもできるが、環状外周部21は、その径方向、図示では上下方向厚みの全てを切り欠き窓部34とはせずに、主軸15を包囲する周方向に連続する環状の強度壁33を残している。この強度壁33を残すことによって環状外周部21は、切り欠き窓部34を有するにも拘わらず、円周方向には連続した環状を依然として保持している。従って、周方向に連続する強度壁33によって筐体7は、十分な機械強度を有する強度部材となっている。
薄型巻上機6として使用した筐体7は、上述したように主軸15の軸方向一端を支持固定し、主軸15の軸方向他端に綱車8等を可回転的に支持している。綱車8には図示しない主索が巻回され、その回転によって主索を介して乗りかご1の昇降を行っているため、片持ち支持の主軸15を介して筐体7で偏荷重を受けることになる。従って、筐体7はこれに耐える強度部材とする必要がある。しかし、上述したように筐体7は、切り欠き窓部34を有するにも拘わらず周方向に連続した円環状を保つように強度壁33を有しているため依然として強度部材であり、筐体7全体の強度および剛性を向上することにより、筐体7の小型化すなわち薄形巻上機6の小型化を実現することができる。
望ましい実施の形態における切り欠き窓部34の周方向幅は、単にブレーキパッド12の制動接触面を目視確認できる程度よりも大きくすると共に、ブレーキパッド12の周方向幅より若干大きくしている。このため、電磁ブレーキ装置10としてはブレーキパッド12を取り外し可能に構成すると、制動接触面の目視点検によってブレーキパッド12を交換する必要があると判定したとき、切り欠き窓部34を利用してブレーキパッド12を取り出し、新品のブレーキパッドを同様に切り欠き窓部34を利用して挿入配置することができるようになる。このため、点検の度、または交換の度に薄型巻上機6を解体することなくブレーキパッド12の交換を行うことができ、メンテナンス性を向上することができる。
更に要部構造に注目すると、筐体7の外周部に形成した環状外周部21は、主軸15の外周部を包囲する周方向に環状に成され、軸方向つまりブレーキドラム9側に所定長突出しているが、その内面側はブレーキドラム9に近づくに従って内径を増大した階段状にし、筺体7の基部側に位置し内径が小さな径小内面30と、綱車8側に位置し内径が大きな径大内面31と、これらの両内面をつなぐ部分である中間部端面32とを有している。径小内面30は、ブレーキドラム9に形成した制動用円環状端部材29の内径面よりも径が若干大きく、ブレーキドラム9に固定したモータ回転子24を構成する可動子鉄心27の外周部との間にギャップを形成している。径大内面31は、ブレーキドラム9に形成した制動用円環状端部材29の外周面よりも若干大きく、両者の間にはギャップを形成しているため回転時のブレーキドラム9が接触することはない。また中間部端面32は、ブレーキドラム9に形成した制動用円環状端部材29と軸方向にギャップを有しており、回転時のブレーキドラム9が接触することはない。
このような構成によって、径大内面31の内側にブレーキドラム9の制動用円環状端部材29を配置すると共に、径大内面31に制動用円環状端部材29の外周面を近接させることができ、径小内面30を可動子鉄心27の外周面に近接させても、依然としてブレーキパッド12の制動接触面は切り欠き窓部34と強度壁33との境界部付近に位置している。従って、切り欠き窓部34からブレーキパッド12における制動接触面の目視点検を可能にしながら、環状外周部21の外径を小さくして小型の薄型巻上機6を構成することができる。また中間部端面32と制動用円環状端部材29間に所定のギャップを保持するまで、筐体7とブレーキドラム9とを近接することができるので薄型巻上機6を軸方向にも小型化することができる。
また、上述したように筐体7は、ブレーキドラム9における制動用円環状端部材29の内周面程度にまでその径小内面30を小さくすることができるので、筐体7を径方向に小型化できる。
従来構成における薄型巻上機では、筺体7に形成した環状外周部21の内面が軸方向全体にわたってストレートで、ブレーキドラム9における制動用円環状端部材29の外周部までを含めて全体を環状外周部21内に配置しているため、筺体7に形成した環状外周部21の径が大きくなっていた。しかし、本実施の形態の場合、筺体7に形成した環状外周部21の内面が階段状で、径小内面30の内側に制動用円環状端部材29を配置するのではなく、径大内面31の内側に制動用円環状端部材29を配置しているため、強度部材である筐体7を径方向に小型化できる。
これによって、制動用円環状端部材29の外周面とブレーキパッド12との接触面近傍を、切り欠き窓部34と強度壁33との境界部の近傍に位置することが可能となり、環状外周部21に強度壁33を形成しながらも、ブレーキパッド12の接触面の消耗状態を乗りかご1側から目視確認できるようになる。
しかも、上述した環状外周部21の厚みを変えないとすると、筐体7の強度壁33はできるだけ肉厚で、かつ、切り欠き窓部34をできるだけ薄くすると、筐体7の機械的強度を高めることができる。上述したように環状外周部21の径を従来よりも小さくしているため、十分な肉厚の強度壁33としても、切り欠き窓部34と強度壁33の境界面付近にブレーキパッド12とブレーキドラム9における制動用円環状端部材29との制動接触面を位置させることができ、切り欠き窓部34を通してブレーキパッド12の消耗程度を容易に目視することができる。
通常、ブレーキドラム9は、円板状基部の外周端部に制動用円環状端部材29を一体的に形成するため、ブレーキパッド12が制動用円環状端部材29に圧接するときの接触部をできるだけ綱車8側にすると、ブレーキドラム9への偏荷重を軽減することができ、その小型化に役立つ。上述したように切り欠き窓部34は、単にブレーキパッド12における制動接触面の目視点検を可能にするだけの周方向幅ではなく、同方向におけるブレーキパッド12の幅よりも若干大きな周方向幅とし、しかも、目視点検とは直接関係のない綱車8側まで連続して形成している。
このような切り欠き窓部34を持たない環状外周部21の場合、ブレーキパッド12の制動時の動作を許すために径方向の貫通孔を環状外周部21に形成することになるが、切り欠き窓部34はこの貫通孔を兼用することができ、しかも、ブレーキドラム9に形成した制動用円環状端部材29とブレーキパッド12の制動接触面を綱車8側、つまり図示の右側に寄せて配置することができるようになる。
従って、上述したような切り欠き窓部34を利用して、ブレーキパッド12の制動接触面が接触する制動用円環状端部材29の外周面を、ブレーキドラム9の円板状基部付近にまで近づけることが可能となり、ブレーキパッド12を制動用円環状端部材29に圧接して制動するときのブレーキドラム9への偏荷重を軽減することができる。これによって、ブレーキドラム9の大型化を防いで薄型巻上機6の小型化を図ることができる。
図7は、本発明の他の実施の形態による薄型巻上機6を示す断面図であり、図2に示した実施の形態との同等物には同一符号を付けて詳細な説明を省略する。図2は鉛直方向で断面しているのに対して、図7は水平方向で断面しているため、上下方向に一対設けた電磁ブレーキ装置10,11は表れていない。筐体7の外周部に形成した環状外周部21は、その内周側に筺体7の基部側に位置し内径が小さな径小内面30と、綱車8側に位置し内径が大きな径大内面31と、両内面をつなぐ中間部端面32とを有して、ブレーキドラム9に近づくに従って内径を増大した階段状にしている。これに対して、環状外周部21の外周側は、この内周側の階段状に対応した階段状にしている。具体的には、径小内面30にほぼ対応する位置の外周面を全周方向にわたって切削し、乗りかご側に位置する環状で径小の強度壁33と、綱車8側に位置する環状で径大の径大部35とによって環状外周部21の外周部を階段状にしている。
従って、図示しない電磁ブレーキ装置に対応する位置では、図1に示した切り欠き窓部34の一部は上述した周方向に連続した切削部36によって既に形成されているので、径大部35にのみブレーキパッド12とほぼ同等の円周方向幅を有する切り欠き部を形成すると、図1に示した切り欠き窓部34と同等のものを得ることができる。この切り欠き窓部34と同等のものを通して、ブレーキパッド12の制動接触面の消耗状態を目視点検したり、消耗状態に応じてブレーキパッド12の交換を行うことができる。
また、電磁ブレーキ装置に対応する位置では、切り欠き窓部34の形成によって径大部35は周方向に分断されるが、先の実施の形態の場合と同様に強度壁33は円周方向に連続しているため、筺体7の十分な機械強度を保持することができ、同様の効果を得ることができる。上述した薄型巻上機6は、薄型巻上機6単体として取り扱うこともできるし、エレベータ装置に組み込んだ薄型巻上機6として取り扱うこともでき、後者の場合、昇降路1内に配置するとき、筺体7が乗りかご3側に面するように配置して使用する。
以上説明したように本発明の薄型巻上機6によれば、ブレーキパッド12,13の制動接触面の状態を目視する切り欠き窓部34を筺体7に形成するとき、環状外周部21を円周方向に連続する強度壁33を残しているため、メンテナンス性を向上させ、また環状外周部21を円周方向で分断した場合に比べて筺体7の機械的な強度を向上させながら薄型巻上機6を小型にすることができる。
また、本発明によるエレベータ装置は、薄型巻上機6の筺体7側を乗りかご3に面するように昇降路1内に配置し、ブレーキパッド12,13の制動接触面の状態を目視する切り欠き窓部34を筺体7に形成するとき、環状外周部21を円周方向に連続する強度壁33を残して薄型巻上機6を構成したため、メンテナンス性を向上すると共に、環状外周部21を円周方向で分断した場合に比べて筺体7の機械的な強度を保持しながら薄型巻上機6を小型にすることができ、昇降路内の限られた空間部に薄型巻上機6を初めとする構成機器を配置構成することができる。
尚、本発明の各実施の形態では、モータ回転子24を構成する可動子鉄心27としては積層電磁鋼板を使用しているため、発生する鉄損を抑制し、モータ効率を向上させることができるが、これに代えて鋳鉄や炭素鋼などの磁性材を使用しても良く、鋳鉄とした場合、ブレーキドラム9と一体成形することもできる。またモータ回転子24は、可動子鉄心27の内側に複数の永久磁石28を貼り付けた表面磁石式としたが、可動子鉄心27の内部に永久磁石を埋め込んだ埋め込み磁石式としても良い。
1 昇降路
2 ガイドレール
3 乗りかご
4 ガイドレール
5 釣合いおもり
6 薄型巻上機
7 筐体
8 綱車
9 ブレーキドラム
1O 電磁ブレーキ装置
11 電磁ブレーキ装置
12 ブレーキパッド
13 ブレーキパッド
14 ボス部
15 主軸
16 軸受
17 軸受ハウジング
18 軸受カバー
19 軸受カバー
20 環状取り付け部
21 環状外周部
22 円環状凹部
23 モータ固定子
24 モータ回転子
25 固定子鉄心
26 固定子巻線
27 可動子鉄心
28 永久磁石
29 制動用円環状端部材
30 径小内面
31 径大内面
32 中間部端面
33 強度壁
34 切り欠き窓部
35 径大部
36 切削部

Claims (6)

  1. 筐体と、前記筐体に片持ち固定支持した主軸と、前記主軸の他端に回転可能に取り付けた綱車と、前記綱車と一体的に形成したブレーキドラムと、前記ブレーキドラムの外周部に一体的に形成した制動用円環状端部材にブレーキパッドを接触して制動するように前記筐体に固定して設けた電磁ブレーキ装置と、前記制動用円環状端部材の内周面側に固定したモータ回転子と、前記モータ回転子に対向配置されて前記筐体に固定したモータ固定子とを備えた薄型巻上機において、
    前記筺体の外周部に前記主軸の軸方向に伸びた環状外周部を形成し、前記環状外周部の内側に前記主軸を包囲する周方向に連続した環状の強度壁を残すと共に、前記強度壁の外側に位置する前記環状外周部に前記ブレーキパッドの制動接触面を目視可能とする切り欠き窓部を形成したことを特徴とする薄型巻上機。
  2. 前記切り欠き窓部は、前記ブレーキパッドの前記周方向における幅よりも大きな同方向の出し入れ可能な幅を有し、かつ、前記環状外周部における前記軸方向の両端を開口して形成したことを特徴とする請求項1記載の薄型巻上機。
  3. 前記環状外周部は、その内面側を前記ブレーキドラム側に近づくに従って内径を増大した階段状にして、前記筺体の内径が小さな径小内面と、前記ブレーキドラム側に位置し内径が大きな径大内面と、前記両内面をつなぐ中間部端面とを形成し、前記径小内面は、前記制動用円環状端部材の内径面よりも径が大きく、前記モータ回転子の外周部との間に径方向のギャップを形成して対向し、前記径大内面は、前記制動用円環状端部材の外周面との間に径方向のギャップを形成して対向し、また前記中間部端面は、前記制動用円環状端部材と軸方向にギャップを有して対向配置したことを特徴とする請求項1記載の薄型巻上機。
  4. 筐体と、前記筐体に片持ち固定支持した主軸と、前記主軸の他端に回転可能に取り付けた綱車と、前記綱車と一体的に形成したブレーキドラムと、前記ブレーキドラムの外周部に一体的に形成した制動用円環状端部材にブレーキパッドを接触して制動するように前記筐体に支持して設けた電磁ブレーキ装置と、前記制動用円環状端部材の内周面に固定したモータ回転子と、前記モータ回転子に対向配置されて前記筐体に固定したモータ固定子とを備えて薄型巻上機を構成し、前記モータ回転子および前記綱車の回転によって前記綱車に巻回した主索を介して乗りかごと釣合おもりとを昇降駆動するエレベータ装置において、
    前記薄型巻上機は、前記筺体を前記乗りかご側に向けて配置し、また前記筺体の外周部に前記軸方向に伸びた環状外周部を形成し、前記環状外周部の内側に前記主軸を包囲する周方向に連続した環状の強度壁を残すと共に、前記強度壁の外側に位置する前記環状外周部に前記ブレーキパッドの制動接触面を目視可能とする切り欠き窓部を形成したことを特徴とするエレベータ装置。
  5. 前記切り欠き窓部は、前記ブレーキパッドの前記周方向における幅よりも大きな同方向の出し入れ可能な幅を有し、かつ、前記環状外周部における前記軸方向の両端を開口して形成したことを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。
  6. 前記環状外周部は、その内面側を前記ブレーキドラム側に近づくに従って内径を増大した階段状にして、前記筺体の内径が小さな径小内面と、前記ブレーキドラム側に位置し内径が大きな径大内面と、前記両内面をつなぐ中間部端面とを形成し、前記径小内面は、前記制動用円環状端部材の内径面よりも径が大きく、前記モータ回転子の外周部との間に径方向のギャップを形成して対向し、前記径大内面は、前記制動用円環状端部材の外周面との間に径方向のギャップを形成して対向し、また前記中間部端面は、前記制動用円環状端部材と軸方向にギャップを有して対向配置したことを特徴とする請求項4記載のエレベータ装置。
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