JP2013024432A - 廃蒸気回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】混入空気の崩壊に伴う振動や騒音を発生することのない廃蒸気回収装置を提供する。
【解決手段】 廃蒸気通路1に廃蒸気タンク2と再蒸発タンク11を接続する。廃蒸気タンク2の上面に加圧気体供給管7と空気排出管4を接続する。廃蒸気タンク2の下方には温水取出し管10を介して再蒸発タンク11を接続する。再蒸発タンク11の下方には温水循環ポンプ13を介して廃蒸気タンク2の下面と接続する。
廃蒸気通路1から廃蒸気タンク2内へ供給された空気の混入した廃蒸気は、温水3内で廃蒸気だけが凝縮して温水となり、一方、空気は凝縮することなく空気排出管4から系外へ排出される。
【選択図】
図1
【解決手段】 廃蒸気通路1に廃蒸気タンク2と再蒸発タンク11を接続する。廃蒸気タンク2の上面に加圧気体供給管7と空気排出管4を接続する。廃蒸気タンク2の下方には温水取出し管10を介して再蒸発タンク11を接続する。再蒸発タンク11の下方には温水循環ポンプ13を介して廃蒸気タンク2の下面と接続する。
廃蒸気通路1から廃蒸気タンク2内へ供給された空気の混入した廃蒸気は、温水3内で廃蒸気だけが凝縮して温水となり、一方、空気は凝縮することなく空気排出管4から系外へ排出される。
【選択図】
図1
Description
本発明は、例えばシュリンクトンネルやスチーマーやゴムの加硫器等の各種蒸気使用装置から廃棄される廃蒸気を、熱交換して回収することにより、工場建屋の内部あるいは外部でモヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことのできる廃蒸気回収装置に関する。
廃蒸気回収装置は、蒸気使用装置としてのシュリンクトンネルと、エゼクターと液体タンクと循環ポンプで構成された真空吸引手段とを、廃蒸気回収パイプで接続したもので、シュリンクトンネルからの廃蒸気を真空吸引手段で吸引することによって、モヤモヤと立ち込める廃蒸気を無くすことができるものである。
この廃蒸気回収装置においては、廃蒸気に混入した空気によって、真空吸引手段を構成するエゼクターにおいて、混入空気が崩壊する時に発生する振動や騒音で装置に損傷を来たす問題があった。また、同じく混入空気を循環ポンプが吸引することによってポンプ能力が低下してしまう問題があった。
解決しようとする課題は、混入空気の崩壊に伴う振動や騒音を発生することのない廃蒸気回収装置を提供すること。
本発明は、蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路に廃蒸気タンクと再蒸発タンクを順次に接続すると共に、当該廃蒸気タンクに加圧気体供給管を接続して、当該廃蒸気タンクの内部に、廃蒸気の飽和温度よりも少しだけ温度の低い温水を溜め置き、当該温水内へ廃蒸気を供給し、当該廃蒸気タンクの上部に空気排出管を接続したものである。
本発明の廃蒸気回収装置は、エゼクターを使用しないために、エゼクター内で混入空気が崩壊する時に発生する振動や騒音を防止することができる。
図1に示すように、廃蒸気通路1と、この廃蒸気通路1に接続した廃蒸気タンク2と再蒸発タンク11、及び、廃蒸気タンク2の上部に接続した空気排出管4とで廃蒸気回収装置を構成する。
廃蒸気通路1の下端部を図示しない蒸気装置と接続し、上端部を廃蒸気タンク2の左側面下部と接続することで、蒸気装置で発生した廃蒸気が廃蒸気タンク2内へ供給されるものである。廃蒸気タンク2内には、所定量の温水3を溜め置く。この温水3は、廃蒸気通路1から供給される廃蒸気の飽和温度よりも少しだけ低い温度、例えば飽和温度よりも2〜5℃程度低い温度に維持する。
廃蒸気タンク2の側面に、冷却水を補給する冷却水補給管5を接続すると共に、温水3の温度を検出する温度センサー6を取り付ける。廃蒸気タンク2の上面に、加圧気体供給管7と廃蒸気タンク2内の圧力を検出する圧力センサー8を取り付ける。また、廃蒸気タンク2の右側面に、廃蒸気タンク2内の温水3の液位を検出する液位センサー9を取り付ける。加圧気体供給管7から、温水3の温度に応じた加圧気体、具体的には圧縮空気等、を供給するものである。
廃蒸気タンク2の下面に温水取出し管10を接続して、再蒸発タンク11と接続する。温水取出し管10から再蒸発タンク11へ供給された温水3が、再蒸発タンク11内で再蒸発して低圧の蒸気となり、低圧蒸気供給管12から、図示しない低圧蒸気の利用箇所へ供給されるものである。
再蒸発タンク11の下面に、再蒸発タンク11内で再蒸発することなく残存した温水を、廃蒸気タンク2へ供給する温水循環ポンプ13を接続する。温水循環ポンプ13の吐出口側を管路14で廃蒸気タンク2の下面と接続する。
廃蒸気通路1から廃蒸気タンク2内へ供給された空気の混入した廃蒸気は、温水3内で廃蒸気だけが凝縮して温水となり、一方、混入した空気は凝縮することなく、空気排出管4から系外へ排出される。
上記のように本発明は、廃蒸気通路1に廃蒸気タンク2を配置したことにより、モヤモヤと立ち昇る廃蒸気を無くすことができる。
本発明は、蒸気を使用するあらゆる蒸気使用装置に利用することができる。
1 廃蒸気通路
2 廃蒸気タンク
3 温水
4 空気排出管
5 冷却水補給管
10 温水取出し管
11 再蒸発タンク
12 低圧蒸気供給管
13 温水循環ポンプ
2 廃蒸気タンク
3 温水
4 空気排出管
5 冷却水補給管
10 温水取出し管
11 再蒸発タンク
12 低圧蒸気供給管
13 温水循環ポンプ
Claims (1)
- 蒸気装置から流下してくる廃蒸気を所定箇所へ排出するものにおいて、廃蒸気の流下する廃蒸気通路に廃蒸気タンクと再蒸発タンクを順次に接続すると共に、当該廃蒸気タンクに加圧気体供給管を接続して、当該廃蒸気タンクの内部に、廃蒸気の飽和温度よりも少しだけ温度の低い温水を溜め置き、当該温水内へ廃蒸気を供給し、当該廃蒸気タンクの上部に空気排出管を接続したことを特徴とする廃蒸気回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011156695A JP2013024432A (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 廃蒸気回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011156695A JP2013024432A (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 廃蒸気回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013024432A true JP2013024432A (ja) | 2013-02-04 |
Family
ID=47783003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011156695A Withdrawn JP2013024432A (ja) | 2011-07-15 | 2011-07-15 | 廃蒸気回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013024432A (ja) |
-
2011
- 2011-07-15 JP JP2011156695A patent/JP2013024432A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20141007 |