JP2013024264A - 変速機 - Google Patents

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環 佐々木
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Abstract

【課題】 潤滑油以外の水などの異物がケースの内部に侵入した場合に、ケースの内部への異物の拡散を防止する変速機を提供することである。
【解決手段】 本発明の変速機は、変速機構を内部に有し、変速機構に用いられる潤滑油が貯留し、内部と外部とを連通するブリーザ孔11が上部に形成されているケース1を有する変速機であって、ブリーザ孔1と変速機構との間に位置し、水等が貯留できるようにケース1が凹んで形成されるタンク3を有することを特徴とする変速機。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブリーザを有する変速機に関する。
一般に変速機のケースには、内外の圧力差を解消する目的で、ケースの内部と外部(大気)とを連通し、ケース内の内圧と大気圧との差に基づいて空気の出し入れを行うブリーザが、ケース上部に設けられている。
ところで、変速機のケース内には、変速機構の潤滑を行う潤滑油が貯留されている。そのため、車両の急激な加減速や旋回によってケース内の潤滑油が一方向に寄せられることで、ケースの上部つまりブリーザに潤滑油が近づくことがある。そのような場合に、ブリーザがケースの内部の空気を吹き出すと、近づいていた潤滑油もブリーザを通じてケースの外部に噴出するおそれがある。そのため、特許文献1では、ブリーザと変速機構との間にブリーザ室が設けられており、ブリーザ室と変速機構側のケース内部との間に遮へい部材が配設されている。この遮へい部材は、ブリーザ室に潤滑油が流入するのを防ぐとともに、ブリーザ室に流入した潤滑油をケースの内部に戻す機構を有する。
ところで、変速機はエンジンルーム内に配置されるため、車両が水たまりに進入した場合やエンジンルーム内を洗浄した場合に、変速機、すなわちブリーザやブリーザ周辺に水がかかることがある。ブリーザやブリーザ周辺に水がある状態で、ブリーザが空気をケース内部に取り込むと、その空気に伴って水がケース内部に侵入する場合がある。潤滑油中に水が混入すると、変速機構に拡散し、部品が錆たり潤滑油が劣化したりして、車両の故障や性能低下の原因となる場合がある。
特開2005−315393号公報
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、潤滑油以外の水などの異物がケースの内部に侵入した場合に、ケースの内部への異物の拡散を防止する変速機を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る発明の構成上の特徴は、変速機構を内部に有し、前記変速機構に用いられる潤滑油が貯留し、前記内部と外部とを連通するブリーザ孔が上部に形成されているケースを有する変速機であって、
前記ブリーザ孔と前記変速機構との間に位置し、水等が貯留できるように前記ケースが凹んで形成されるタンクを有することである。
また請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記タンクが上方が開口していることである。
また請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記タンクが前記ブリーザ孔の下方に位置することである。
また請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記タンクが前記ブリーザ孔の下方に位置し且つ前記ブリーザ孔と略同軸となることである。
また請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1〜4の何れか1項において、前記ブリーザ孔に取り付けられ、前記ケース内の内圧と前記ケース外の大気圧との差に基づき、空気の出し入れを行うブリーザを有し、
前記ブリーザは、前記ケース内外を連通する通気路が内部に形成され、前記ブリーザ孔に嵌挿される本体部と、前記ケースの外部側且つ前記本体部の上方に係合するキャップ部と、前記本体部及び前記キャップ部の間に位置し前記本体部の前記通気路の上方を開閉できるパッキン部と、前記パッキン部を閉方向に付勢する押圧バネ部とを有し、
前記本体部は、前記本体部の下方が前記タンクの開口に向かって前記ケースの内側に突出する延長部を有することである。
また請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請求項5において、前記ブリーザ孔側を上流、前記変速機構側を下流とした場合に、前記延長部は前記ケース内部側の開口端が上流側に傾斜していることである。
また請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請求項1〜4の何れか1項において、前記ブリーザ孔に取り付けられ、前記ケース内の内圧と前記ケース外の外圧との差に基づき、空気の出し入れを行うブリーザを有し、
前記ブリーザは、前記ケース内外を連通する通気路が内部に形成され、前記ブリーザ孔に嵌挿される本体部と、前記ケースの外部側且つ前記本体部の上方に係合するキャップ部と、前記本体部及び前記キャップ部の間に位置し前記本体部の前記通気路の上方を開閉できるパッキン部と、前記パッキン部を閉方向に付勢する押圧バネ部とを有し、
前記タンクの開口は、前記ブリーザ孔の前記ケース内部側の開口、又は前記本体部の外形より、水平方向断面積が大きいことである。
請求項1に係る発明においては、変速機がケースの内部で、ブリーザ孔と変速機構との間に水が貯留できるタンクを有することで、ブリーザ孔からケース内部に侵入した水をタンクで受け止めることができる。そのため、変速機のケース内部の装置、特に変速機構が錆たり、ケース内の潤滑油が劣化したりすることによる故障、性能低下を抑制することができる。ここで、水等とは、ケース内部に貯留されている潤滑油と区別するためであり、潤滑油以外の液体及び変速機の構成要素ではない異物を意味する。
請求項2に係る発明においては、ブリーザ孔がケースの上部に位置することで、ケースの上部から水等が侵入し、上部から飛散したり流れる水を上方に開口するタンクで捕集しやすくなる。
請求項3に係る発明において、タンクがブリーザ孔の下方に位置することで、ブリーザ孔から侵入した水等をすぐにタンクに貯留することができる。
請求項4に係る発明において、タンクがブリーザ孔の下方で且つ略同軸となることで、ケースの外側から内側に向かってブリーザ孔を加工する際、ブリーザ孔の加工をそのまま深くすることでタンクを形成することができるため、タンクが簡単に形成できる。また、ブリーザ孔の形成の工程で作成できるため、別工程(工程数の増加)にならず、コストアップなく、タンクを実現可能である。
請求項5に係る発明において、変速機がブリーザ孔に取り付けられるブリーザを有し、ブリーザの本体部の延長部がタンクの開口に向かってケースの内側に突出しているため、本体部の通気路から侵入した水等がタンクに流れやすい。
請求項6に係る発明において、延長部の先端(ケース内部側の開口端)が上流側に傾斜していることで、その開口端からケース内部に侵入する異物をタンクの上流側(ケース内における液体の流れを基準として)に排出し、タンクにて異物が捕捉しやすくなる。万が一、タンクにて捕捉できないことがあっても異物の下流に向かう勢いを抑制できる。
請求項7に係る発明において、ブリーザ孔のケース内部側の開口、又はブリーザ孔に取り付けられるブリーザの本体部の外形より、タンクの開口の方が水平方向断面積が大きい。つまり、侵入経路よりタンクの開口の方が大きいため、侵入してきた水等がよりタンクに捕捉されやすい。
本実施形態1の変速機のケース1の上部を拡大した部分断面図である。 本実施形態1の変速機で用いられるブリーザ1の断面図である。 本実施形態2の変速機のケース1の上部を拡大した部分断面図である。 本実施形態3の変速機のケース1の上部を拡大した部分断面図である。
本発明の代表的な実施形態を図1〜図4を参照して説明する。本実施形態に係る変速機は、車両に搭載される。
(実施形態1)
本実施形態1の変速機は、図1に示されるように、ケース1と、ブリーザ2と、タンク3とを有する。
ケース1は、内部に変速機構(図示略)を有し、変速機構を潤滑するために用いられる潤滑油が貯留されている。ケース1の上部には、ケース1の内部とケース1の外部とを連通するブリーザ孔11が形成されている。ブリーザ孔11には後述するブリーザ2が挿入されている。また、ケース1には、ブリーザ孔11と変速機構との間に、遮蔽板12が設置されており、遮蔽板12とブリーザ孔11との間にブリーザ室13が形成されている。遮蔽板12は、ケース1内部の潤滑油がブリーザ孔側に飛散、流入するのを防ぐためのものであり、空気の出し入れが可能な構造である。なお、変速機構は、変速機に入力されるエンジン(図示略)やモータ(図示略)からの動力を車両の走行速度に応じて変換し、車輪側に出力することができる機構である。
ブリーザ2は、図2に示されるように、本体部21、キャップ部22、パッキン部23、及び押圧バネ部24を有する。本体部21は、軸線方向の両端部が開口する通気路210が内部に形成されており、ケース1のブリーザ孔11に嵌挿される略円筒状の部材であり、通気路210の上側が外部に開口し下側がブリーザ室13に開口されている。通気口210の下側はブリーザ室13に開放されている。キャップ部22は有底筒状の部材である。キャップ部22は開口を下に向けた状態でケース1の外部に配設される。キャップ部22は本体部21の外周側に間隔を設け、且つ、本体部21の通気口210の上側に配設される。
パッキン部23は、キャップ部22の内部に配設される。パッキン部23は本体部21の通気口210の上側に通気口210を閉塞可能に載置され、本体部21と同程度の径を有する円盤状の部材であり、合成ゴムなどにより作成されている。押圧バネ部24は、キャップ部22の内部に一端が底部に当接するように配設されたコイル状のバネであり、他端が通気口210の上側に設けられたパッキン部23を通気口210の上側に向けて付勢するように、パッキン部23に当接して配設されている。ケース1の内圧と外圧との差が大きくないときには押圧バネ部24がパッキン部23を押圧する力に抗することができず、パッキン部23が本体部21の通気口210の上側の開口に密着して気密が保たれることになる。ケース1の内圧が上昇して外圧との差が大きくなると、押圧バネ部24の押圧力に抗してパッキン部23を押し上げることが可能になり、パッキン部23が本体部21の上側の開口から離隔した状態にすることができる。すると、その隙間からケース内のガスが放出されてケース内の圧力が低下する。内圧が押圧バネ部24の力に抗することができなくなるまでケース内のガスは放出される。これにより、内圧の上昇が抑制されている。
タンク3は、ブリーザ2の下側に配設される。タンク3は、液体が貯留できるように上方が開口した形態を持つ。タンク3は、ケース1を円筒状に凹ませることで形成できる。なお、タンク3は、ケース1ではなくケース1に取り付けられるブラケットなどでもよい。
本実施形態の変速機は上記構成を有することにより以下の作用効果を発揮する。すなわち、ブリーザ2の本体部21の通気口210の下側の開口の下に、タンク3が配設されているため、ブリーザ2を通じて、万が一、水などの異物が侵入してきたときには、タンク3により異物が捕捉される。その結果、侵入した異物は変速機のケース1内に拡散するおそれが小さくなる。特に、タンク3が上向きに開口しているため、上から落下してくる異物を効果的に捕捉することができる。また、タンク3はケース1を円筒状に凹ませて形成しているために、新たな部材を追加することなく異物の侵入・拡散を効果的に防止できる。
(実施形態1の変形態様)
実施形態1において、タンク3をブリーザ孔11と同軸となるように配置し、且つブリーザ孔11の径と同径の円筒形状(上方が開口する凹ませた形状)を採用することができる。このタンク3を採用した場合、タンク3の形成が非常に簡単にできる利点がある。それは、ブリーザ孔11を形成する方法として切削加工などにより穿孔を行う工程を採用し、ブリーザ孔11の形成に引き続きタンク3を形成する方法である。つまり、ブリーザ孔11を形成する位置において、ブリーザ孔11を形成できた後もケース1の外側から内側に向かって、そのまま深く加工を継続することで、同軸及び同径の窪みを形成する。よって、ブリーザ孔11を加工する工程でタンク3を形成できるため、工程の増加、タンク3を形成するための加工道具を別に用意する必要等がないため、コストアップ無しでタンク3の形成が実現できる。
(実施形態2)
本実施形態2の変速機は、実施形態1の変速機と基本的に同様の構成及び作用効果を有する。以下、異なる構成及び作用効果を中心に説明する。
本実施形態2の変速機で用いられるブリーザ2の本体部21は、図3に示されるように、ケース1の内側に突出する延長部211を有する。延長部211には、通気路210が連通し、先端がケース1の内側に開口している。延長部211は、ブリーザ孔11やブリーザ孔11に嵌挿している本体部21に対して、軸線方向に対して角度θで傾斜している。ブリーザ孔11側を上流、変速機構側に位置する遮蔽板12側を下流とした場合、延長部211の先端が上流側に傾くように傾斜している。なお、図3は延長部211の傾斜を誇張して図示している。すなわち、大きく傾斜しない構成でもよい。また、反対に、可能な限りもっと上流側に傾斜させることもできる。
本実施形態2の変速機によれば、ブリーザ2の本体部21の延長部21を設けることで、タンク3の開口にブリーザ2の端部が近づき、ブリーザ2を介して侵入する水等をタンク3に流入させやすくなる。
そして、延長部21の先端を上流側に傾くように傾斜させる形態を採用すると、傾斜させていない場合に比べて、上流から下流へと流れる勢いを抑制することができるため、異物の捕捉をより確実に行うことができるとともに、侵入してきた異物をより確実にタンク3内に案内することができる。
(実施形態2の変形態様)
実施形態2において、タンク3をブリーザ孔11と同軸となるように配置することが望ましい。実施形態1の変形態様のように、タンク3の形成が容易になる効果に加えて、外部から侵入する異物を効果的にタンク3内に捕捉することができる。つまり、ブリーザ孔11とタンク3とを同軸的に形成した場合に、ブリーザ2の本体部21もそれらと同軸に形成すると、旋回時や加減速時などにおいて、本体部21から侵入した異物がタンク3の開口を外れて流れてしまい、そのままタンク3に捕捉できない場合が考えられる。この場合に、延長部21が設けてあったり、延長部21の先端が上流側に傾斜されていたりすることで、侵入した異物が加減速などによって真っすぐ下方向に落下しなくてもより確実にタンク3に捕捉できるようになる。
(実施形態3)
本実施形態3の変速機は、実施形態1の変速機と基本的に同様の構成及び作用効果を有する。以下、異なる構成及び作用効果を中心に説明する。
本実施形態3の変速機で用いられるタンク3の開口の径は、図4に示されるように、ブリーザ孔11の開口の径と比べて大きい。ブリーザ孔11及びタンク3の軸線が鉛直方向に略一致するとして、水平方向の断面積について、ブリーザ孔11のケース1内側の開口部分よりタンク3の開口部分の方が大きくなっている。このように、タンク3の開口をブリーザ孔11のケース1の内側の開口より大きくすることで、ブリーザ2を介してケース1に侵入してきた水等をより確実に捕集することができる。
旋回時や加減速時などにおいて、本体部21から侵入した異物がそのままタンク3に捕捉できない場合が考えられるが、この場合に、タンク3の開口の方を大きくすることにより、侵入した異物が加減速などによって真っすぐ下方向に落下しなくてもより確実にタンク3に捕捉できるようになる。
なお、図4の2点破線は仮想線であり、図4のタンク3はブリーザ孔より開口が大きいことが確認しやすくするために、誇張して図示している。また、タンク3は、開口から底辺に平行した円筒状に形成されているが、開口のみ大きくし、底辺に向かって断面積が小さくする形状でもよい。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ブリーザ孔11に、ブリーザ2が取り付けられているが、取り付けられるブリーザは上記の構造に限られず、ケースの内部と外部とで空気の出し入れを行うことができればよい。あるいは、ブリーザを取り付けない構成も考えられる。その場合は、ブリーザ孔に水が直接流れ込んだり、掛けられたりするのを避けるための構造があるほうが望ましい。
また、実施形態2では、ブリーザ2の本体部21の延長部211が傾斜する構成であるが、傾斜するのは延長部211のみに限られない。例えば、ブリーザ2全体、通気路210、あるいは本体部21等をケース1の内側が上流側に傾くように取り付けたり形成したりすることもできる。
1:ケース、 11:ブリーザ孔
2:ブリーザ、 21:本体部、 210:通気路、 211:延長部、
22:キャップ部、 23:パッキン部、 24:押圧バネ部、
3:タンク。

Claims (7)

  1. 変速機構を内部に有し、前記変速機構に用いられる潤滑油が貯留し、前記内部と外部とを連通するブリーザ孔が上部に形成されているケースを有する変速機であって、
    前記ブリーザ孔と前記変速機構との間に位置し、水等が貯留できるように前記ケースが凹んで形成されるタンクを有することを特徴とする変速機。
  2. 前記タンクは上方が開口している請求項1に記載の変速機。
  3. 前記タンクは前記ブリーザ孔の下方に位置する請求項1又は2に記載の変速機。
  4. 前記タンクは前記ブリーザ孔の下方に位置し且つ前記ブリーザ孔と略同軸となる請求項1又は2に記載の変速機。
  5. 前記ブリーザ孔に取り付けられ、前記ケース内の内圧と前記ケース外の大気圧との差に基づき、空気の出し入れを行うブリーザを有し、
    前記ブリーザは、前記ケース内外を連通する通気路が内部に形成され、前記ブリーザ孔に嵌挿される本体部と、前記ケースの外部側且つ前記本体部の上方に係合するキャップ部と、前記本体部及び前記キャップ部の間に位置し前記本体部の前記通気路の上方を開閉できるパッキン部と、前記パッキン部を閉方向に付勢する押圧バネ部とを有し、
    前記本体部は、前記本体部の下方が前記タンクの開口に向かって前記ケースの内側に突出する延長部を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の変速機。
  6. 前記ブリーザ孔側を上流、前記変速機構側を下流とした場合に、前記延長部は前記ケース内部側の開口端が上流側に傾斜している請求項5に記載の変速機。
  7. 前記ブリーザ孔に取り付けられ、前記ケース内の内圧と前記ケース外の外圧との差に基づき、空気の出し入れを行うブリーザを有し、
    前記ブリーザは、前記ケース内外を連通する通気路が内部に形成され、前記ブリーザ孔に嵌挿される本体部と、前記ケースの外部側且つ前記本体部の上方に係合するキャップ部と、前記本体部及び前記キャップ部の間に位置し前記本体部の前記通気路の上方を開閉できるパッキン部と、前記パッキン部を閉方向に付勢する押圧バネ部とを有し、
    前記タンクの開口は、前記ブリーザ孔の前記ケース側開口部、又は前記本体部の外形より、水平方向断面積が大きい請求項1〜4の何れか1項に記載の変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016197983A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 トヨタ自動車株式会社 動力伝達装置

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