JP2013023342A - コンベア型食器洗浄機のコンベア装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンベア型食器洗浄機1において、洗浄室S内でラック4を搬送するためのコンベア装置20は、搬送方向に延在する左右一対のラックレール2に沿って延在する左右一対の第1のコンベアレール21と、左右一対のラックレール2に沿って延在する左右一対の第2のコンベアレール22と、第1のコンベアレール21の移動方向と第2のコンベアレール22の移動方向とが相反するように第1及び第2のコンベアレール21,22を往復動させる駆動手段23と、を備えている。そして、各コンベアレール21,22には、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入する送り爪24,27が設けられている。
【選択図】図5
Description
コンベア部材は複数のコンベア部からなり、各コンベア部の送り爪は、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入し、それぞれのコンベア部は、駆動手段により、ずれたタイミングで往復動させられることを特徴とする。
この場合、コンベア部材は、相反する方向に往復運動する第1のコンベア部と第2のコンベア部を備えている。そして、第1及び第2のコンベア部には、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入する送り爪が設けられている。このような構成により、例えば、第1のコンベア部がラックの搬出側に前進している時、第2のコンベア部はラックの搬入側に後退し、第1のコンベア部がラックの搬入側に後退している時、第2のコンベア部はラックの搬出側に前進している。そして、各コンベア部材の送り爪は、前進時にラックの下側に引っ掛かってラックを前進させると共に、後退時にラックの下側に引っ掛からないように没入する。従って、第1のコンベア部が前進しているとき、ラックが搬出側に送られ続け、第1のコンベア部の前進が終了すると、後方で待機している第2のコンベア部でラックを搬出側に送り、第2のコンベア部でラックの前進が終了すると、後方で待機している第1のコンベア部でラックを搬出側に送る。このように、ラックの前進に寄与しない側のコンベア部材を後方で待機させているので、ラックの前進を、第1のコンベア部から第2のコンベア部に引き継ぐ時に僅かながらのタイムラグがあったとしても、ラックは可能な限り連続的に搬送されることになる。そして、従来のように間欠的にラックを送る場合に比べて、ラックの搬送効率が良く、その結果、洗浄室内でのラックの搬送時間の短縮を可能にする。また、ラックの搬送時間の短縮を図らない場合にあっては、ラックを洗浄室内でゆっくりと移動させることができるので、洗浄水を食器に均一に且つしっかりと当てることができ、洗浄効率を格段にアップさせることができる。しかも、従来と同じ洗浄力を維持するのであれば、洗浄時間の短縮やラック搬送距離の短縮による製品外形寸法の小型化も可能になる。
このような構成を採用すると、第1のコンベア部の内側に第2のコンベア部を配置させるようなコンベア部材の二重構造を可能にするので、スペース効率を高めることができ、従来からあるコンベア部材のスペースに第1及び第2のコンベア部を一括して配置させることができる。
このような構成を採用することで、コンベア部材の二重構造と、コンベア部材の左右配置と、を同時に達成させることができる。
このような構成を採用すると、第1のコンベア部内で第2のコンベア部を往復運動させるにあたって、第1のコンベア部に第2のコンベア部が接触することがなくなるので、コンベア部材の偏摩耗を防止して耐久性を高めることができ、しかも、互いのコンベア部材をスムーズに往復運動させることができる。
このように、第1のコンベア部を進退させるための第1のクランク部と、第2のコンベア部を進退させるための第2のクランク部とに、180度の位相差をもたせることで、クランク機構を利用して、第1のコンベア部と第2のコンベア部とを相反する方向に進退させることができる。
このような構成を採用すると、クランク部の回転力をコンベア部材に効率良く伝達させることができる。
このような構成を採用すると、万一、一方のモータが故障したとしても、他方のモータにより、ラックを搬送することができるので、応急的な対応を可能にしている。
このような構成を採用すると、一個のモータで第1及び第2のクランク部を安定して回転を安定させることができ、コンベア部材の往復運動を確実に且つスムーズに行わせることができる。
クランク機構を利用すると、ラックの搬送速度は、第1及び第2の送り爪によるラックの押し始め時期とラックの押し終わり時期で小さくなってしまうので、モータをインバータ制御することで、ラックの搬送速度の一定化を図り、これによって、洗浄水を食器に均一に当てることができ、洗浄力の均一化を図ることができる。
クランク機構を採用した場合、コンベア部材に作用する力点が左右に移動し、しかもインバータによってモータを制御しなければ、ラックの搬送速度を一定にすることができないが、二重ラックと欠歯車との協働による往復運動機構は、ラックの搬送速度の一定化が容易で、コンベア部材の力点が左右に移動することなく、均一な力をコンベア部材に作用させ易く、クランク機構に比べて省スペース化を実現することができる。
Claims (11)
- 往復運動するコンベア部材に設けられた送り爪によって、ラックを洗浄室内でラックレールに沿って搬送させながら、噴射ノズルの噴射水によって前記食器の洗浄を行うコンベア型食器洗浄機において、
前記コンベア部材は複数のコンベア部からなり、前記各コンベア部の前記送り爪は、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入し、それぞれの前記コンベア部は、駆動手段により、ずれたタイミングで往復動させられることを特徴とするコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。 - 前記コンベア部材は、
前記ラックレールに沿って延在すると共に、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入する第1の送り爪を有する第1のコンベア部と、
前記ラックレールに沿って延在すると共に、前進時に上部から突出し且つ後退時に没入する第2の送り爪を有する第2のコンベア部と、を備え、
前記駆動手段は、前記第1のコンベア部と前記第2のコンベア部とをずれたタイミングで往復動させるにあたって、前記ラックレールに沿った前記第1のコンベア部の移動方向と前記第2のコンベア部の移動方向とが相反するように前記第1及び第2のコンベア部を往復動させることを特徴とする請求項1記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。 - 前記第1のコンベア部内に前記第2のコンベア部が挿入され、前記第2の送り爪が前記第1のコンベア部の上部から露出させられていることを特徴とする請求項2記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
- 左右一対で平行に延在する前記第1のコンベア部は、第1の連結フレームによって連結され、
左右一対で平行に延在する前記第2のコンベア部は、第2の連結フレームによって連結され、
外側に位置する前記第1のコンベア部には、前記第2の連結フレームを露出させるスリットが形成されていることを特徴とする請求項3記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。 - 前記第2のコンベア部には、前記第2のコンベア部の側面から突出して前記第1のコンベア部の内壁面に当接する規制ローラが設けられていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
- 前記駆動手段は、
前記第1のコンベア部に連結されて、前記第1のコンベア部を進退させる第1のクランク部と、
前記第1のクランク部に対して180度の位相差をもって前記第2のコンベア部に連結されて、前記第2のコンベア部を進退させる第2のクランク部と、を備えたことを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。 - 前記第1のクランク部には、左右一対の前記第1のコンベア部を連結する第1の連結フレームに沿って摺動する第1のスライダが回転自在に取り付けられ、
前記第2のクランク部には、左右一対の前記第2のコンベア部を連結する第2の連結フレームに沿って摺動する第2のスライダが回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。 - 前記第1のクランク部と前記第2のクランク部は、個別のモータにより回転させられることを特徴とする請求項6又は7に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
- 前記第1のクランク部と前記第2のクランク部は、モータに連結された一本の回転軸に上下で一体化され、前記回転軸は、180度以内の回転角度をもって正逆回転するか又は一方向に回転することを特徴とする請求項6又は7に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
- 前記第1及び前記第2のクランク部を回転させる前記モータの回転速度が、前記第1及び第2の送り爪による前記ラックの押し始め時期と前記ラックの押し終わり時期で大きくなるように前記モータをインバータ制御して、前記第1及び第2のコンベア部の往復速度を一定にすることを特徴とする請求項8又は9に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
- 前記駆動手段は、
前記第1のコンベア部に連結されて前記第1のコンベア部を進退させる第1のコンベア往復運動機構と、
前記第2のコンベア部に連結されて、前記第2のコンベア部を前記第1のコンベア部に対して相反する方向に進退させる第2のコンベア往復運動機構と、を備え、
前記第1及び第2のコンベア往復運動機構は、モータにより回転する欠歯車と、前記コンベア部材に連結されると共に、前記欠歯車を挟むように配置された二重ラックと、からなることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載のコンベア型食器洗浄機のコンベア装置。
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JP2011160014A JP2013023342A (ja) | 2011-07-21 | 2011-07-21 | コンベア型食器洗浄機のコンベア装置 |
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